JP2008040552A - 入力装置及び方法、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

入力装置及び方法、並びにコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】文字入力等の複雑な操作に係る操作性を向上し、GUI操作に要するスペースを削減する。
【解決手段】入力装置は、ユーザによりGUI操作可能な電子計算機器(1)に対する入力装置であって、GUI操作に関わる内容を、所定の入力モード下で表示する表示手段(5)と、少なくとも2段階で押し込み可能な押し込み部(22)を複数配列してなる入力手段(2)とを備える。そして、この押し込み部が押し込まれる段階及び順序のうち少なくとも一方に基づいて、入力手段上での、ユーザの指の動きを検出する検出手段(31)と、検出された動きに応じて表示される内容及び入力モードのうち少なくとも一方を切り替えるように、表示手段を制御する表示制御手段(32)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば携帯電話等のGUI(Graphical User Interface:GUI)操作可能な電子計算機に対して、限られた数のキーでも多数の文字を入力可能な入力装置及び方法、並びにコンピュータをそのような入力装置として機能させるコンピュータプログラムの技術分野に関する。
この種の電子計算機において、入力インターフェースが複雑化する傾向にある。特に、日本語においては、ひらがな、カタカナ、アルファベット、数字、記号等の各種文字を入力する可能性があり、この傾向が顕著である。
かかる不具合に対処するため、入力インターフェースを改善する各種技術が提案されている。例えば圧力操作デバイス上で指を滑らせ、その動き、圧力等に応じて入力する信号入力技術が提案されている(特許文献1参照)。或いは第1入力手段と、第2入力手段を組み合わせて、仮表示及び確定を行う技術が提案されている(特許文献2参照)。或いはテンキー部における釦が所定の順序で触られると、画面をスクロールさせる技術が提案されている(特許文献3参照)。
特開平9−160713号公報 特開2005−316931号公報 特開2004−318362号公報
しかしながら、例えば前述の特許文献1から3に開示されている技術には、以下のような技術的な問題が生じ得る。
即ち、特許文献1及び特許文献3の技術によると、スクロール等の容易な操作には有効だが、文字入力等の複雑な操作には対応できない虞がある。特許文献2の技術によると、GUI操作には別途専用デバイス等が必要であり、レイアウトの自由度が低下する虞がある。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みてなされたものであり、文字入力等の複雑な操作に係る操作性を向上しつつも、GUI操作に要するスペースを削減することが可能な入力装置及び方法、並びにコンピュータをそのような入力装置として機能させるコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
本発明の請求項1に記載の入力装置は上記課題を解決するために、ユーザによりGUI操作可能な電子計算機器に対する入力装置であって、前記GUI操作に関わる内容を、所定の入力モード下で表示する表示手段と、少なくとも2段階で押し込み可能な押し込み部を複数配列してなる入力手段と、前記押し込み部が押し込まれる前記段階及び順序のうち少なくとも一方に基づいて、前記入力手段上での、前記ユーザの指の動きを検出する検出手段と、前記検出された動きに応じて前記表示される内容及び前記入力モードのうち少なくとも一方を切り替えるように、前記表示手段を制御する表示制御手段とを備える。
本発明の請求項9に記載の入力方法は上記課題を解決するために、ユーザによりGUI操作可能な電子計算機器に対する入力方法であって、前記GUI操作に関わる内容を、所定の入力モード下で表示する表示工程と、少なくとも2段階で押し込み可能な押し込み部を複数配列してなる入力手段上で、前記ユーザが指を動かす入力工程と、前記押し込み部が押し込まれる前記段階及び順序のうち少なくとも一方に基づいて、前記入力手段上での、前記ユーザの指の動きを検出する検出工程と前記検出された動きに応じて前記表示される内容及び前記入力モードのうち少なくとも一方を切り替える表示制御工程とを備える。
本発明の請求項10に記載のコンピュータプログラムは、ユーザによりGUI操作可能なコンピュータに対する入力装置として、前記コンピュータを少なくとも部分的に機能させるコンピュータプログラムであって、上記課題を解決するために、前記コンピュータを、前記GUI操作に関わる内容を、所定の入力モード下で表示する表示手段と、少なくとも2段階で押し込み可能な押し込み部を複数配列してなる入力手段と、前記押し込み部が押し込まれる前記段階及び順序のうち少なくとも一方に基づいて、前記入力手段上での、前記ユーザの指の動きを検出する検出手段と、前記検出された動きに応じて前記表示される内容及び前記入力モードのうち少なくとも一方を切り替えるように、前記表示手段を制御する表示制御手段ととして機能させる。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための最良の形態から明らかにされよう。
以下、発明を実施するための最良の形態としての本発明の実施形態に係る入力装置、入力方法、並びにコンピュータプログラムについて順に説明する。
(入力装置の実施形態)
本実施形態に係る入力装置は上述の課題を解決するために、ユーザによりGUI操作可能な電子計算機器に対する入力装置であって、前記GUI操作に関わる内容を、所定の入力モード下で表示する表示手段と、少なくとも2段階で押し込み可能な押し込み部を複数配列してなる入力手段と、前記押し込み部が押し込まれる前記段階及び順序のうち少なくとも一方に基づいて、前記入力手段上での、前記ユーザの指の動きを検出する検出手段と、前記検出された動きに応じて前記表示される内容及び前記入力モードのうち少なくとも一方を切り替えるように、前記表示手段を制御する表示制御手段とを備える。
本実施形態によれば、ユーザにより、例えばGUI操作可能な電子計算機器に対して、以下のようにして所定事項が入力される。ここでいう「GUI操作可能な電子計算機器」の例としては、携帯電話、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、各種家電製品が挙げられる。
先ず、液晶或いは有機ELディスプレイ等を有する表示手段によって、GUI操作に関わる内容が、所定の入力モード下で表示される。ここでいう「GUI操作に関わる内容」とは、例えば所定の選択肢を視認可能な態様で表示し、何れかの選択肢を選択するような、GUIを介して視覚的に操作されうる内容(より具体的には、例えば、GUI操作に関わる表示画面)である。「入力モード」とは、入力規則を規定する様式であり、例えば、後述する絶対位置モード或いは相対位置モードが挙げられる。
また、テンキー等を有する入力手段には、少なくとも2段階で押し込み可能な押し込み部が複数配列されている。ここでいう「少なくとも2段階で押し込み可能」とは、押し込む深さ或いは強さの程度によって異なる段階を取りうることを示す。このような段階的な押し込みの認識は、例えば各段階に対応して複数電極対の夫々の電極間隔を異にする方式、或いは静電容量式センサ若しくは感応式センサとの組み合わせで実現可能である。
この入力手段上でユーザが指を動かすと、例えば特定の押し込み部を指で押し込むと、或いは複数の押し込み部に渡って指でなぞると、演算・記憶素子等を有する検出手段によって次のような処理がなされる。即ち、検出手段によって、上記指の動きに伴って押し込まれた段階及び順序のうち少なくとも一方に基づいて、入力手段上でのユーザの指の動きが、検出される。例えば、段階が低い場合には、ユーザの指が押し込み部に軽く押し込まれている(触れている)と、逆に段階が高い場合には、強く押し込まれていると検出される。また、押し込まれた段階が低いまま、配列された押し込み部が上端から下端へ向かって押し込まれる場合には、ユーザが入力手段上を上下に指でなぞっていると検出される。
そして、演算・記憶素子等を有する表示制御手段によって、検出された動きに応じて、表示される内容及び入力モードのうち少なくとも一方を切り替えるように、表示手段が制御される。例えば、検出手段によって、所定の押し込み部が強く押し込まれていると検出されると、絶対位置モードから相対位置モードへと入力モードが切り替えられる。或いは、検出手段によって、ユーザが入力手段上を上下に指でなぞっていると検出されると、表示される内容が上下に移動しているように見えるように、即ちスクロールするように、切り替えられる。
以上の結果、ユーザは入力手段上で指を動かすこという比較的簡単な操作で様々なパターンのGUI操作ができ、文字入力等の複雑な操作に係る操作性を向上可能となる。加えて、入力手段がGUI専用操作デバイスの代わりになるので、GUI操作に要するスペースを削減することが可能となる。
本実施形態に係る入力装置の一態様では、前記表示制御手段は、前記検出された動きに応じて前記入力モードを、前記押し込み部の総数と同数若しくはそれ以下の要素を入力するための絶対位置モード及び、前記絶対位置モードにおいて入力された内容を基準として、前記押し込み部の総数よりも多い要素を入力するための相対位置モード、の何れか一方に切り替えるように、前記表示手段を制御する。
この態様によれば、絶対位置モードと相対位置モードとが適宜切り替えられるので、各モードで入力された内容の組み合わせによって、押し込み部の総数以上の要素中から一の要素を選択することで、容易に入力可能となる。ここに、「絶対位置モード」とは、押し込み部の総数と同数若しくはそれ以下の要素を入力するための入力モードである。典型的には、押し込み部と表示される要素とが、一対一の関係であり、ある押し込み部を所定の段階まで押し込むと、その押し込み部に対応付けられた要素が入力される。他方、「相対位置モード」とは、絶対位置モードで入力された内容を基準として、押し込み部の総数よりも多い要素を入力するための入力モードである。典型的には、押し込み部と表示される要素とが、特定の対応関係を有さず、押し込み部の総数よりも多い要素をスクロール等によって表示させ、その中から所望の要素を選択できる。例えば入力手段上でユーザが指を動かすと、その動きに応じて表示された要素がスクロールするので、フォーカスの当たる要素が切り替わる。そして、所望の要素にフォーカスが当たった時に、任意の押し込み部を所定の段階まで押し込むと、そのフォーカスが当たった要素が入力されることになる。このように絶対位置モードと相対位置モードとが適宜切り替えられるので、例えば絶対位置モードで「あ」行から「わ」行までの中から「あ」行を選択し、この「あ」行を基準として相対位置モードで「あ」行に属する要素(例えば、「あ」、「ア」、「A」、「a」…)をスクロールさせて所望の要素を入力することができる。この際、ユーザは入力手段上で指を動かすことで、多くの要素の中から所望の要素を比較的容易に選択し、入力できるので、実践上非常に便利である。
本実施形態に係る入力装置の他の態様では、前記表示制御手段は、前記表示される内容を、前記順序に対応する方向に合わせて切り替えるように、前記表示手段を制御する。
この態様によれば、押し込み部単体での段階的な入力のみならず、複数の押し込み部が押し込まれる順序によっても、GUI操作できる。即ち、一層多様なGUI操作が可能となる。例えば、複数の押し込み部が上から下へと順に押し込まれる(即ち、なぞられる)と表示された内容がスクロールし、或いは左から右へと順に押し込まれると文字入力時のカーソルを移動し、選択範囲を伸縮し、若しくは番組表の日付を切り替えることができる。上記方向と反対方向に向かって押し込まれる場合も同様である。この際、押し込まれる順序に加えて、各押し込み部を移動する速度に応じて、表示された内容の切り替え速度を変えてもよい。
本実施形態に係る入力装置の他の態様では、前記検出手段は、前記複数の押し込み部のうち、上下左右端に位置するいずれかが、所定期間を超えて押し込まれていることを検出し、前記表示制御手段は、前記表示される内容を、前記上下左右端に対応する方向に合わせて切り替えるように、前記表示手段を制御する。
この態様によれば、上から下へ或いは左から右へと順に繰り返して押し込むことなく、表示された内容をスクロール等することが可能となる。
本実施形態に係る入力装置の他の態様では、前記GUI操作が、文字入力操作である。
この態様によれば、入力手段上でユーザが所定の手順に従って指を動かすことで、上述した各種態様のように、表示される内容が切り替わり、所望の文字が入力されることとなる。例えば、ある押し込み部を所定の段階で押し込むと、その押し込み部に予め対応付けられた文字が表示される。或いは上下にスクロールすると、ひらがな、カタカナ及び英数字等の候補が呼び出される。或いは左右にスクロールすると、入力位置、変換エリアが決定される。このように、文字入力操作に関する各種操作が可能となるので、実践上非常に有効である。
本実施形態に係る入力装置の他の態様では、前記GUI操作が、メニュー選択操作である。
この態様によれば、入力手段上でユーザが所定の手順に従って指を動かすことで、上述した各種態様のように、表示される内容が切り替わり、所望のメニュー或いはコンテンツが選択されることとなる。例えば、ある押し込み部を所定の段階で押し込むと、押し込み部に予め対応付けられたメニューが選択される。そして、上下にスクロールすると、選択されたメニューに属するコンテンツの一覧から、所望のコンテンツが選択されることとなる。このように、本実施形態に係る入力装置は、文字入力以外の各種GUI操作にも適用可能であり、実践上非常に有効である。
本実施形態に係る入力装置の他の態様では、前記GUI操作が、番組予約操作である。
この態様によれば、入力手段上でユーザが所定の手順に従って指を動かすことで、上述した各種態様のように、表示される内容が切り替わり、所望の番組が選択され、予約可能となるので、実践上非常に有効である。
本実施形態に係る入力装置の他の態様では、前記表示手段は、前記GUI操作を行う前記ユーザを誘導するための操作ガイドを更に表示する。
この態様によれば、例えばユーザがどのようにGUI操作してよいかが分り難い場合には、記表示手段によって、ユーザを誘導するための操作ガイドが更に表示される。この操作ガイドに従って操作すれば、ユーザは手際よくGUI操作することができる。
(入力方法の実施形態)
本実施形態の入力方法は上記課題を解決するために、ユーザによりGUI操作可能な電子計算機器に対する入力方法であって、前記GUI操作に関わる内容を、所定の入力モード下で表示する表示工程と、少なくとも2段階で押し込み可能な押し込み部を複数配列してなる入力手段上で、前記ユーザが指を動かす入力工程と、前記押し込み部が押し込まれる前記段階及び順序のうち少なくとも一方に基づいて、前記入力手段上での、前記ユーザの指の動きを検出する検出工程と、前記検出された動きに応じて前記表示される内容及び前記入力モードのうち少なくとも一方を切り替える表示制御工程とを備える。
本実施形態の入力方法によれば、上述した本実施形態の入力装置の場合と同様に、GUI操作可能な電子計算機器の操作性を向上しつつも、GUI操作に要するスペースを削減することが可能となる。
尚、本実施形態の入力方法においても、上述した本実施形態の入力装置における各種態様と同様の各種態様を採ることが可能である。
(コンピュータプログラムの実施形態)
本実施形態のコンピュータプログラムは、ユーザによりGUI操作可能なコンピュータに対する入力装置として、前記コンピュータを少なくとも部分的に機能させるコンピュータプログラムであって、上記課題を解決するために、前記コンピュータを、前記GUI操作に関わる内容を、所定の入力モード下で表示する表示手段と、少なくとも2段階で押し込み可能な押し込み部を複数配列してなる入力手段と、前記押し込み部が押し込まれる前記段階及び順序のうち少なくとも一方に基づいて、前記入力手段上での、前記ユーザの指の動きを検出する検出手段と、前記検出された動きに応じて前記表示される内容及び前記入力モードのうち少なくとも一方を切り替えるように、前記表示手段を制御する表示制御手段ととして機能させる。
本実施形態のコンピュータプログラムによれば、上述した本実施形態の入力装置の場合と同様に、GUI操作可能な電子計算機器の操作性を向上しつつも、GUI操作に要するスペースを削減することが可能となる。
尚、本実施形態のコンピュータプログラムにおいても、上述した本実施形態の入力装置における各種態様と同様の各種態様を採ることが可能である。
以上、説明したように、本実施形態の入力装置によれば、表示手段、入力手段、検出手段、及び表示制御手段を備え、本実施形態の入力方法によれば、表示工程、入力工程、検出工程、及び表示制御工程を備えるので、GUI操作可能な電子計算機器の操作性を向上しつつも、GUI操作に要するスペースを削減することが可能となる。更に、本実施形態のコンピュータプログラムによれば、コンピュータを表示手段、入力手段、検出手段、及び表示制御手段として機能させるので、上述した本実施形態の入力装置を、比較的容易に構築できる。
本実施形態の作用及び他の利得は次に説明する実施例から明らかにされよう。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(1)第1実施例
第1実施例に係る入力装置の構成及び動作処理を図面に基づいて説明する。
(1−1)構成
先ず、本実施例に係る入力装置の構成について、図1及び図2を参照して説明する。ここに、図1は、本発明の第1実施例に係る、入力装置を備えた携帯電話の基本構成を概念的に示すブロック図である。
図1に示すように、本実施例に係る入力装置を備えた携帯電話1は、本発明に係る「電子計算機器」の一例であり、キー部2、制御装置3、メモリ45、表示部5、信号処理部41、高周波回路部42及びアンテナ43を備える。特に、キー部2、制御装置3(指動き検出部31、GUI制御部32を含む)、メモリ45及び表示部5が、本実施例に係る入力装置として機能する。
キー部2は、本発明に係る「入力手段」の一例であり、その表面に、アルファベットや数字等を入力するために用いられる押し込み部22を、マトリクス状に備えている。このキー部2について図2に基づいて説明を加える。ここに、図2は、第1実施例に係る、キー部の断面構成を概念的に示す断面図である。
図2において、筐体21は、例えば絶縁体である樹脂材料による成形品で構成されており、押し込み部22が筐体21の外部から押し込まれるように、開口部を有する。押し込み部22は、ユーザが指29等でZ方向に押し込めるように、筐体21の開口部に少なくとも部分的にはめ込まれている。ユーザの押し込みは、制御装置3に対する入力信号となる。押し込みは、多段階で検出される。具体的に例えば、弱く押し込んだ状態と、強く押し込んだ状態とが区別されるように構成される。第1電極241は、弱く押し込んだ状態に対応する電極である。第2電極242は、強く押し込んだ状態に対応する電極である。かかる対応を実現するべく、例えば、第1電極241の電極間隔は、第2電極241のそれと比べて狭い。弾性部23は、押し込み部22が押し込まれた場合に縮み、押し込みが放された場合に伸びる、即ち、押し込み部22が押し込まれていない状態に戻すよう構成されている。
図1に戻り、制御装置3は、指動き検出部31及びGUI制御部32を備え、好適には、周知の電子制御ユニット(Electronic Control Unit:ECU)、中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)を中心とした論理演算回路として構成されている。
指動き検出部31は、本発明に係る「検出手段」の一例であり、各キー(即ち、押し込み部22)の押し込まれ状態を時系列で管理しており、ユーザの指がどのように動いているかを検出する。例えば、ユーザの指が、キー部2のどこを押し込んでいるか、どの程度の強さで押し込んでいるか、どの順序で押し込み、動いているかを検出するよう構成されている。
GUI制御部32は、本発明に係る「表示制御手段」の一例であり、検出された指の動きに応じて、表示部5の表示内容を切換可能に構成されている。
メモリ45は、制御プログラムを格納した読み出し専用メモリ(Read Only Memory:ROM)及び各種データを格納する随時書き込み読み出しメモリ(Random Access Memory:RAM)等を中心とした論理演算回路として構成されている。
表示部5は、本発明に係る「表示手段」の一例であり、その表面に画像・映像等を表示することができる表示用ディスプレイであり、例えば有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイや液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等からなる。
信号処理部41、高周波回路部42及びアンテナ43は、着信、送信の回線制御及びパッケージ情報の送受信の他、電子メールやサーバからダウンロードされる各種アプリケーション等におけるデータ送受信を可能に構成されている。
以上、図1及び図2に示すように、入力装置を備えた携帯電話1は特に、キー部2及び指動き検出部31を備えて構成されているので、文字入力等の複雑な操作に係る操作性を向上しつつも、GUI操作に要するスペースを削減することが可能となる。
(1−2)動作処理
次に、以上のように構成された本実施例に係る入力装置の動作処理の一具体例として、本発明に係る「文字入力操作」の一例について、図1及び図2に加えて、図3から図8を用いて説明する。ここに、図3は、第1実施例に係る、文字入力時の動作処理を示すフローチャートである。
図3において、文字入力を開始すると先ず、文字入力モードが開始する(ステップS1)。具体的には先ず、本発明に係る「入力モード」の一例である絶対位置モードになり、表示部5には、押し込み部22のキー部での絶対的な位置に対応した行が表示される(ステップS11)。即ち、「あ」行から「わ」行がマトリクス状に表示される。この様子を図4に示す。ここに図4は、第1実施例に係る、文字入力モードにおける絶対位置モード時の表示部及びキー部を示す模式図である。
図4において、ユーザの指29が押し込み部22を弱く押し込むと、表示された各行のうち、対応する行にカーソル51が移動する、或いは対応する行が点灯する。かかる動作は、好ましくは、表示部5に表示された操作ガイド52によって、絵・映像・テキスト・音声等を交えて誘導される。この結果、老人等のユーザでも、容易に操作できる。
他方、ユーザの指29が押し込み部22を強く押し込むと、表示された各行のうち、対応する行を選択したと決定する。言い換えれば、対応する行を、次の相対位置モードにおける基準として決定する。例えば、「あ」行に対応する、キー部2左上の押し込み部22を強く押し込めば、「あ」行を基準として決定することになる。
そして、決定された行を基準として、本発明に係る「入力モード」の一例である相対位置モードへとモードが移行する(ステップS12)。この様子を図5に示す。ここに図5は、第1実施例に係る、文字入力モードにおける相対位置モード時の表示部及びキー部を示す模式図である。
図5において、表示部5には「あ」行の文字候補部53が表示されている。文字候補部53には、ひらがな、カタカナ、アルファベット、数字が含まれるので、煩雑な表示モード切り替えは不要である。ユーザが指29を、キー部2に複数配置された押し込み部22上で、上下になぞらせると、その動きが指動き検出部31に検出され、GUI制御部32の制御下で文字候補部53が上下にスクロールする(ステップS13)。言い換えると、有限な領域を占める文字候補部53に、文字候補が入れ替わり立ち替わり表示される。
文字候補部53がスクロールする間に、所望の文字がフォーカスされたときに、任意の押し込み部22を強く押すことで、フォーカスされた文字で決定される(ステップS14)。上記入力を、所望の文字が入力し終わるまで、繰り返す。
また、ユーザの指29が、押し込み部22の配列のうち、上下端に位置するものを所定期間以上弱く押し込むと、文字候補部53が上下に加速スクロールするように、即ち、目標速度になるまで徐々にスクロールする速度が上昇するように構成してもよい。ここで上端に位置するものとは、具体的には「1」、「2」及び「3」を示す押し込み部22であり、下端に位置するものとは、具体的には「*」、「0」及び「#」を示す押し込み部22である。
続いて、文字決定後に、押し込み部22を左右になぞると、カーソル移動モードに移行する(ステップS2)。この様子を図6に示す。ここに図6は、第1実施例に係る、カーソル移動モード時の表示部及びキー部を示す模式図である。
図6において、ユーザの指29が押し込み部22を左右になぞると、その動きに合わせて、入力位置を示すカーソル53が左右に移動する(ステップS21)。所望の位置にカーソル53が移動したときに、任意の押し込み部22を強く押すことで、文字入力位置が決定される(ステップS22)。
また、ユーザの指29が、押し込み部22の配列のうち、左右端に位置するものを所定期間以上弱く押し込むと、カーソル53が左右に加速スクロールするように、即ち、目標速度になるまで徐々にスクロールする速度が上昇するように構成してもよい。ここで左端に位置するものとは、具体的には「1」、「4」、「7」及び「*」を示す押し込み部22であり、右端に位置するものとは、具体的には「3」、「6」、「9」及び「#」を示す押し込み部22である。
また、カーソル53を、図7に示す変換ボタン531に移動させ、任意の押し込み部22を強く押すと、変換モード(ステップS3)に切り替わる。ここに図7は、第1実施例に係る、カーソル移動モードから変換モードへの切り替え時の表示部及びキー部を示す模式図である。
図8を用いて変換モードについての説明を加える。ここに図8は、第1実施例に係る、変換モード時の表示部及びキー部を示す模式図である。
図8において、ユーザの指29が押し込み部22を左右になぞると、変換対象となる文字を示す変換エリア54が伸縮する(ステップS31)。ユーザの指29が押し込み部22を上下になぞると、変換候補55が上下にスクロールする(ステップS32)。所望の変換候補がフォーカスされたときに、任意の押し込み部22を強く押すことで、フォーカスされた候補で変換される(ステップS33)。このような変換が、変換エリア毎に順次行われ、対象となる変換エリアがなくなれば、文字入力が終了する。また、カーソル移動モードに戻るときは、移動ボタン56にカーソルを合わせて、任意の押し込み部22を強く押すとよい。
また、ユーザの指29が、押し込み部22の配列のうち、上下端に位置するものを所定期間以上弱く押し込むと、変換候補55が上下に加速スクロールするように、即ち、目標速度になるまで徐々にスクロールする速度が上昇するように構成してもよい。 加えて、ユーザの指29が、押し込み部22の配列のうち、左右端に位置するものを所定期間以上弱く押し込むと、変換エリア54が左右に加速伸縮するように、即ち、目標速度になるまで徐々に伸縮する速度が上昇するように構成してもよい。
以上、本実施例によれば、図1及び図2に示す構成のもと、図3から図8を用いて説明したような、多段階の押し込み、或いは上下左右の指の動きに併せて直感的に文字入力が可能であるので、文字入力等の複雑な操作に係る操作性を向上しつつも、GUI操作に要するスペースを削減することが可能となる。
(2)第2実施例
第2実施例に係る入力装置の構成及び動作処理を図面に基づいて説明する。本実施例では特に、入力装置が文字以外のGUI操作にも応用可能であることを示す。
(2−1)構成
本実施例に係る入力装置の構成は、図1及び図2を用いて示した第1実施例と同様でよく、同一の構成には同一の参照符号を付し、その説明は適宜省略する。
(2−2)動作処理
次に、上述のように構成された本実施例に係る入力装置の動作処理の一具体例として、本発明に係る「メニュー選択操作」の一例について、図9を用いて説明する。ここに、図9は、第2実施例に係る、絶対位置モード及び相対位置モード時の表示部及びキー部を示す模式図である。
図9において、絶対位置モードでは、Menu1からMenu12が、キー部2の12個の押し込み部22と対応して、表示部5に表示されている。
ここで、例えば、Menu7に対応する押し込み部22を強く押し込むと、相対位置モードに切り替わり、Menu7に属するコンテンツ(コンテンツ1から6)が上下に並んで表示される。
この際、ユーザの指29が押し込み部22を上下になぞると、その動きに合わせて、カーソル51が上下に移動する(ステップS21)。所望のコンテンツにカーソル51が移動したときに、任意の押し込み部22を強く押すことで、当該コンテンツが決定される。
また、ユーザの指29が、押し込み部22の配列のうち、上下端に位置するものを所定期間以上弱く押し込むと、カーソル51が加速スクロールする。即ち、目標速度になるまで徐々にスクロールする速度が上昇する。ここで上端に位置するものとは、具体的には「1」、「2」及び「3」を示す押し込み部22であり、下端に位置するものとは、具体的には「*」、「0」及び「#」を示す押し込み部22である。また、コンテンツ(コンテンツ1から6s)が左右に並んで表示される場合には、左右端に位置するものを所定期間以上弱く押し込むことで同様の動作処理が行われるようにするとよい。
以上、本実施例によると、入力装置を文字入力以外のGUI操作にも、応用できる。この際、GUI操作デバイスも不要であるので、実践上非常に便利である。
(3)第3実施例
第3実施例に係る入力装置の構成及び動作処理を図面に基づいて説明する。本実施例では特に、2段以上の押し込み動作の利用例を示す。
(3−1)構成
先ず、本実施例に係る入力装置の構成について、図1及び図2に加えて、図10を参照して説明する。ここに、図10は、第3実施例に係る、キー部の断面構成を概念的に示す断面図である。
図10において、本実施例に係る入力装置は、図2に示すキー部と比べて、押し込み部の構成が異なる。具体的には、図2の押し込み部22に代えて、図10では静電センサ式押し込み部222が設けられている。その他の構成は図2に示すキー部と同様でよく、同一の構成には同一の参照符号を付し、その説明は適宜省略する。尚、本実施例に係る、入力装置を備えた携帯電話の基本構成は、図1のブロック図と同様である。
静電センサ式押し込み部222は、その表面が静電センサとなっており、ユーザの指29が触れると、制御装置3に対する入力信号となる。言い換えれば、第1電極241が導通しないくらい弱く押し込んだ状態であっても、制御装置3に対する入力信号となる。即ち、この構成において、押し込みは、3段階で検出される。具体的に例えば、触れた状態を1段目スイッチ、弱く押し込んだ状態を2段目スイッチ、強く押し込んだ状態を3段目スイッチとして区別されるように構成される。
(3−2)動作処理
次に、上述のように構成された本実施例に係る入力装置の動作処理の一具体例として、本発明に係る「番組予約操作」の一例について、図10に加えて、図11を用いて説明する。ここに図11は、第3実施例に係る、3段スイッチ各々の機能を示す模式図である。
図11において、本実施例の入力装置を用いて電子番組ガイド(Electronic Program Guide:EPG)から番組予約をする様子が示されている。各段目のスイッチの入り具合に応じて、表示部5の表示内容が以下のように切り替わる。
先ず、1段目スイッチが入った状態にすると、即ち、ユーザの指29が押し込み部22に触れると、表示された番組表の中から、対応する番組にフォーカスが移動する。
次に、2段目スイッチが入った状態にすると、即ち、ユーザの指29が押し込み部22弱く押し込むと、日付が切り替わる。例えば、2段目スイッチが1回入ると、翌日の番組表が表示され、2回入ると、翌々日の番組表が表示される。また、時間的な前後を区別するために、次のような動作としてもよい。具体的には、配列された押し込み部22のうち、右端の押し込み部22(即ち、「3」、「6」及び「9」)の2段目スイッチを入れると、翌日の番組表が表示され、他方で、左端の押し込み部22(即ち、「1」、「4」及び「7」)の2段目スイッチを入れると、前日の番組表が表示されるようにしてもよい。
次に、3段目スイッチが入った状態にすると、即ち、ユーザの指29が押し込み部22強く押し込むと、フォーカスの当たっている番組の詳細情報画面へと表示画面が切り替わる。或いはフォーカスの当たっている番組を予約するための予約画面へと表示画面が切り替わる。
以上、本実施例によると、2段以上の押し込み動作の組み合わせによって、番組予約等の一層複雑な操作をすることが可能となるのである。
又、上述した各実施例に示す動作処理は、電子計算機器の内部に組み込まれた或いは外部に接続された入力装置によって実現してもよいし、表示工程、入力工程、検出工程、及び表示制御工程を備えた入力方法に基づいてGUI操作可能な電子計算機器を動作させることによって実現してもよい。或いは、コンピュータにコンピュータプログラムを読み込ませ、当該コンピュータを表示手段手段、入力手段、検出手段、及び表示制御手段として機能させることで実現してもよい。
以上、上述した各実施例によると、ユーザは入力手段上で指を動かすこという比較的簡単な操作で様々なパターンのGUI操作ができ、文字入力等の複雑な操作に係る操作性を向上可能となる。加えて、入力手段がGUI専用操作デバイスの代わりになるので、GUI操作に要するスペースを削減することが可能となるのである。
尚、本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う入力装置及び方法、並びにコンピュータプログラムもまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明の第1実施例に係る、入力装置を備えた携帯電話の基本構成を概念的に示すブロック図である。 第1実施例に係る、キー部の断面構成を概念的に示す断面図である。 第1実施例に係る、文字入力時の動作処理を示すフローチャートである。 第1実施例に係る、文字入力モードにおける絶対位置モード時の表示部及びキー部を示す模式図である。 第1実施例に係る、文字入力モードにおける相対位置モード時の表示部及びキー部を示す模式図である。 第1実施例に係る、カーソル移動モード時の表示部及びキー部を示す模式図である。 第1実施例に係る、カーソル移動モードから変換モードへの切り替え時の表示部及びキー部を示す模式図である。 第1実施例に係る、変換モード時の表示部及びキー部を示す模式図である。 第2実施例に係る、絶対位置モード及び相対位置モード時の表示部及びキー部を示す模式図である。 第3実施例に係る、キー部の断面構成を概念的に示す断面図である。 第3実施例に係る、3段スイッチ各々の機能を示す模式図である。
符号の説明
1 携帯電話
2 キー部
21 筐体
22 押し込み部
222 静電センサ式押し込み部
23 弾性部
241 第1電極
242 第2電極
29 指
3 制御装置
31 指動き検出部
32 GUI制御部
41 信号処理部
42 高周波回路部
43 アンテナ
45 メモリ
5 表示部

Claims (10)

  1. ユーザによりGUI操作可能な電子計算機器に対する入力装置であって、
    前記GUI操作に関わる内容を、所定の入力モード下で表示する表示手段と、
    少なくとも2段階で押し込み可能な押し込み部を複数配列してなる入力手段と、
    前記押し込み部が押し込まれる前記段階及び順序のうち少なくとも一方に基づいて、前記入力手段上での、前記ユーザの指の動きを検出する検出手段と、
    前記検出された動きに応じて前記表示される内容及び前記入力モードのうち少なくとも一方を切り替えるように、前記表示手段を制御する表示制御手段と
    を備えることを特徴とする入力装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記検出された動きに応じて前記入力モードを、
    前記押し込み部の総数と同数若しくはそれ以下の要素を入力するための絶対位置モード及び、
    前記絶対位置モードにおいて入力された内容を基準として、前記押し込み部の総数よりも多い要素を入力するための相対位置モード、
    の何れか一方に切り替えるように、前記表示手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記表示される内容を、前記順序に対応する方向に合わせて切り替えるように、前記表示手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の入力装置。
  4. 前記検出手段は、前記複数の押し込み部のうち、上下左右端に位置するいずれかが、所定期間を超えて押し込まれていることを検出し、
    前記表示制御手段は、前記表示される内容を、前記上下左右端に対応する方向に合わせて切り替えるように、前記表示手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の入力装置。
  5. 前記GUI操作が、文字入力操作である
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の入力装置。
  6. 前記GUI操作が、メニュー選択操作である
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の入力装置。
  7. 前記GUI操作が、番組予約操作である
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の入力装置。
  8. 前記表示手段は、前記GUI操作を行う前記ユーザを誘導するための操作ガイドを更に表示する
    ことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の入力装置。
  9. ユーザによりGUI操作可能な電子計算機器に対する入力方法であって、
    前記GUI操作に関わる内容を、所定の入力モード下で表示する表示工程と、
    少なくとも2段階で押し込み可能な押し込み部を複数配列してなる入力手段上で、前記ユーザが指を動かす入力工程と、
    前記押し込み部が押し込まれる前記段階及び順序のうち少なくとも一方に基づいて、前記入力手段上での、前記ユーザの指の動きを検出する検出工程と、
    前記検出された動きに応じて前記表示される内容及び前記入力モードのうち少なくとも一方を切り替える表示制御工程と
    を備えることを特徴とする入力方法。
  10. ユーザによりGUI操作可能なコンピュータに対する入力装置として、前記コンピュータを少なくとも部分的に機能させるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、
    前記GUI操作に関わる内容を、所定の入力モード下で表示する表示手段と、
    少なくとも2段階で押し込み可能な押し込み部を複数配列してなる入力手段と、
    前記押し込み部が押し込まれる前記段階及び順序のうち少なくとも一方に基づいて、前記入力手段上での、前記ユーザの指の動きを検出する検出手段と、
    前記検出された動きに応じて前記表示される内容及び前記入力モードのうち少なくとも一方を切り替えるように、前記表示手段を制御する表示制御手段と
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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