JP2008029876A - Flow water detector - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、建物内に設置されるスプリンクラー設備の流水検知装置に関するものである。 The present invention relates to a water flow detector for sprinkler equipment installed in a building.
スプリンクラー設備の流水検知装置は、逆止弁構造をしており、一次側は給水装置と接続され、二次側はスプリンクラーヘッドと接続されている。警戒状態において一次側には加圧水が充填され、二次側には加圧流体が充填されており、一次側圧力と二次側圧力は略等しく弁体は閉止された状態にある。 The flowing water detection device of the sprinkler facility has a check valve structure, the primary side is connected to the water supply device, and the secondary side is connected to the sprinkler head. In the alert state, the primary side is filled with pressurized water and the secondary side is filled with pressurized fluid, and the primary side pressure and the secondary side pressure are substantially equal, and the valve body is closed.
火災時にスプリンクラーヘッドが作動して二次側の流体がスプリンクラーヘッドより放出されると二次側配管内の圧力が低下し、一次側の圧力が二次側の圧力を上回ると弁体が開いて一次側から二次側へ水が流れる。この弁体の開放を検知することで流水検知信号を発するものである。 When the sprinkler head is activated in the event of a fire and the secondary fluid is discharged from the sprinkler head, the pressure in the secondary piping will drop, and if the primary pressure exceeds the secondary pressure, the valve will open. Water flows from the primary side to the secondary side. A running water detection signal is generated by detecting the opening of the valve body.
図6に示す流水検知装置Aは、弁体Vが弁箱内壁に沿って上下に摺動するリフト弁構造をしている自動開閉弁であり、一次側Iが水源と接続し、二次側IIがスプリンクラーヘッドShに接続されている。弁体Vから弁箱外部に突設した昇降軸V1の先端に設けたリミットスイッチSmにより、弁体Vの開閉による上下運動を検出して弁体の開閉状態を監視している。(例えば、特許文献1参照)。
上記の流水検知装置は、一次側Iと二次側IIは配管によって弁体V上部の空間(以下「制御室」という)を介して連通している。該制御室は弁体および弁体が摺動する弁箱内壁、蓋Fの内側により構成されている。前述の一次側Iと二次側IIを連通している配管は、蓋Fに接続されているが、弁箱内部のパッキンの交換等で蓋を開く際に配管を蓋から外さないと蓋が弁箱から取り外せない構造となっている。 In the flowing water detection device, the primary side I and the secondary side II communicate with each other via a space above the valve body V (hereinafter referred to as “control room”) by piping. The control chamber includes a valve body, a valve box inner wall on which the valve body slides, and an inner side of the lid F. The piping communicating the primary side I and the secondary side II is connected to the lid F. However, if the piping is not removed from the lid when the lid is opened by replacing the packing inside the valve box, etc., the lid The structure cannot be removed from the valve box.
また、パッキンの交換作業が終了した際には、蓋から外した配管を元通りに接続する手間や時間が発生する。 Further, when the packing replacement work is completed, labor and time for connecting the pipe removed from the lid to the original state is required.
そこで本発明では、パッキン等の交換の際に短時間で作業可能なメンテナンス性に優れた流水検知装置の提供を目的としている。
Therefore, an object of the present invention is to provide a flowing water detection device excellent in maintainability that can be operated in a short time when replacing packing or the like.
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、弁箱内部が、給水側に接続される一次側室と、スプリンクラーヘッド側に接続される二次側室とに隔壁によって仕切られており、隔壁に連通口が穿設されており二次側には開閉自在な弁体が設けられ、該弁体は弁箱内壁に沿って上下に摺動するリフト弁構造であり、弁体が摺動する弁箱内壁の延長上に設けられた蓋と弁体の間に形成された制御室を有しており、弁体の開放を検知することで流水検知信号を発する流水検知装置において、前記制御室から外部へ通じる接続口が弁箱に設置されている流水検知装置である。 In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, the inside of the valve box is partitioned by a partition wall into a primary side chamber connected to the water supply side and a secondary side chamber connected to the sprinkler head side. In addition, a communicating port is formed in the partition wall, and a valve body that can be opened and closed is provided on the secondary side. The valve body has a lift valve structure that slides up and down along the inner wall of the valve box. In the flowing water detection device which has a control chamber formed between the lid provided on the extension of the inner wall of the moving valve box and the valve body and generates a flowing water detection signal by detecting the opening of the valve body, It is a flowing water detection device in which the connection port leading from the control room to the outside is installed in the valve box.
請求項2記載の発明は、前記流水検知装置において、蓋の内側は筒状で制御室側に突出しており、該筒状部に開口が形成されている請求項1記載の流水検知装置である。
The invention according to
請求項3記載の発明は、前記流水検知装置において、接続口は開放状態の弁体位置よりも蓋側に設置されている請求項1記載の流水検知装置である。
The invention according to
請求項1記載の発明によれば、制御室から外部へ通じる接続口を弁箱側に設けたことで、パッキンの交換の際に蓋のみを取り外すことが可能であり、従来のように制御室に通じる配管を蓋から取り外す手間が省ける。 According to the first aspect of the present invention, since the connection port leading from the control chamber to the outside is provided on the valve box side, it is possible to remove only the lid when replacing the packing. This saves you the trouble of removing the pipe that leads to the lid from the lid.
請求項2記載の発明によれば、蓋の内側を筒状とし、筒状部の端面にて弁箱内部の部品を係止可能な構造とすることが可能である。また筒状部に開口を設けることにより、請求項1記載の接続口に制御室内部の流体が連通可能となる。
According to the second aspect of the present invention, the inner side of the lid can be formed into a cylindrical shape, and the structure inside the valve box can be locked with the end surface of the cylindrical portion. Further, by providing an opening in the cylindrical portion, fluid in the control chamber can communicate with the connection port according to
請求項3記載の発明によれば、接続口を開放状態の弁体位置よりも蓋側に設置したことで、弁体が摺動する際に接続口を塞ぐことが無いように配慮されているものである。
According to the third aspect of the present invention, the connection port is disposed closer to the lid than the open valve body position, so that the connection port is not blocked when the valve body slides. Is.
上記の接続口は、弁体の摺動する内壁部よりも蓋側の位置に設置することが好ましい。
The connection port is preferably installed at a position closer to the lid than the inner wall portion on which the valve body slides.
以下、この発明の実施例を図1から図4を参照して説明する。図1は本発明の流水検知装置が設置されたスプリンクラー設備の系統図、図2は図1の流水検知装置の断面図、図3は図1のスプリンクラーヘッドが作動した直後の流水検知装置の断面図、図4は流水検知装置の弁体が全開状態のときの断面図である。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to FIGS. 1 is a system diagram of a sprinkler facility in which the water flow detection device of the present invention is installed, FIG. 2 is a cross-sectional view of the water flow detection device of FIG. 1, and FIG. 3 is a cross section of the water flow detection device immediately after the sprinkler head of FIG. FIG. 4 and FIG. 4 are cross-sectional views when the valve body of the flowing water detection device is fully opened.
本発明の流水検知装置が設けられたスプリンクラー設備は、図1に示すように水源1、給水装置2、流水検知装置3、スプリンクラーヘッド4、高架水槽Wから構成される。
As shown in FIG. 1, the sprinkler facility provided with the flowing water detection device of the present invention includes a
水源1は、消火水を貯蔵しておく水槽であり、給水装置2は配管7に水源1から消火水を汲み上げ、配管7の末端に接続されたスプリンクラーヘッド4へ供給するための装置である。警戒時において配管7は末端のスプリンクラーヘッド4まで消火水が充填されている。なお、水源1および給水装置2のかわりに家庭用の水道設備を使用することも可能である。
The
流水検知装置3は図2に示すように、バルブ部分と信号制御装置6から構成され、バルブの弁箱内部が隔壁8により一次側室Iと二次側室IIに仕切られており、隔壁8には一次側室Iと二次側室IIを連通する連通口9が穿設されている。
As shown in FIG. 2, the flowing
連通口9の二次側室II側を弁座として、該弁座の上に有底円筒型の弁体10が載置されている。該弁体10の上部はフランジ形状をしており、フランジ側面は弁箱の内壁に沿って摺動自在であり、フランジ側面には水平溝が刻設され、該水平溝にリング状の水密部材11が設けられている。
With the secondary side chamber II side of the
弁体10から弁箱外部へ突設して設けられたロッド12の先端付近には、リミットスイッチ13が設けられており、弁体10の開閉による上下運動をリミットスイッチ13により検出可能である。
A
具体的に説明するとリミットスイッチ13は、アクチュエーターから物体が離れるとスイッチがONとなるb接点のものを用い、アクチュエーターには弾発体Sによりロッド12側に付勢されたプレートPが常に接触した状態にある。
Specifically, the
プレートPは弁箱外部に軸支され回動自在であり、プレートPの軸支部分と反対側の端には調整ネジTが設けられている。リミットスイッチ13のアクチュエーターとプレートPとは調整ネジTを介して接触しており、微妙な位置調整が可能である。
The plate P is pivotally supported outside the valve box and is rotatable, and an adjustment screw T is provided at the end opposite to the pivotal support portion of the plate P. The actuator of the
弁体10が開くとロッド12も上方へ移動し、プレートPはロッド12に押されて軸を支点に回動し、プレートPの調整ネジTの先端がリミットスイッチ13のアクチュエーターより離れることでリミットスイッチ13がONとなり、信号制御装置6へ信号が送信される。
When the
弁体10の上部には弁箱内壁および蓋14によって空間が形成され、これを制御室15とする。弁体10と蓋14との間には弾発体16が設けられ、弁体10を弁座側に付勢している。
A space is formed in the upper part of the
制御室15は外部へ通じる接続口17を有しており、該接続口17に一次側室Iと二次側室IIへ通じる配管18が接続されている。該配管18の一次側室Iから制御室15までの間18Aには、一次側室I側から制御室15への通水が可能な逆止弁19と、オリフィス20が設置され、制御室15から二次側室IIまでの間18Bには、常時開放状態にあり通電時に閉弁する通電閉止弁21が設けられている。
The
オリフィス20の口径は、通電閉止弁21の弁座口径よりも小径とする。
The diameter of the
通電閉止弁21は信号制御装置6と電気的に接続されており、信号制御装置6によって開閉制御可能である。該通電閉止弁21は、平時は弁体が開放されており通電時のみ内部の弁体が閉止される構造で、具体的には電磁弁や、スプリングリターン式のボール弁等を用いる。
The energization shut-off
信号制御装置6は、流水検知装置3のリミットスイッチ13の作動による信号を管理室に設けられた制御盤30に送信する等、各種装置との信号の伝達が可能であり、給水装置2の起動信号を出力したり、流水検知装置3に設けられた通電閉止弁21の開閉を制御するものである。
The
また、スプリンクラーヘッド4が誤作動した際には、信号制御装置6に設けられた給水停止スイッチによって通電閉止弁21を閉止し、一次側室Iの消火水を制御室15内に導入させ、弁体10を弁座に着座させてスプリンクラーヘッド4からの放水を停止することが可能である。
When the sprinkler head 4 malfunctions, the energization shut-off
スプリンクラーヘッド4は、流水検知装置3の二次側室IIと接続した配管に設けられている。スプリンクラーヘッド4の内部には弁体を支持している感熱作動機構が組み込まれおり、火災の熱によって感熱作動機構が作動して弁体を開放させ、二次側IIの配管内の消火水を散布するものである。
The
高架水槽Wは、図1に示すように、スプリンクラー設備の上部に配備され、スプリンクラー設備の配管7と接続されている。高架水槽Wは水圧差によって水槽内に蓄えられた水を配管7へ供給可能であり、配管7側から高架水槽Wへの逆流を防止するために逆止弁23が設けられている。
As shown in FIG. 1, the elevated water tank W is disposed on the upper part of the sprinkler facility and connected to the
次に上記実施例の流水検知装置が設置されたスプリンクラー設備の作動について説明する。 Next, the operation of the sprinkler facility in which the running water detection device of the above embodiment is installed will be described.
火災が発生すると、火災の熱によりスプリンクラーヘッド4が作動して、流水検知装置3の二次側室IIと接続している配管内の消火水がスプリンクラーヘッド4より噴出する。
When a fire occurs, the
スプリンクラーヘッド4の作動によって二次側室IIに接続された配管内は減圧し、またオリフィス20によって一次側室Iから制御室15への消火水の供給量が制限されているので、流水検知装置3の弁体10にかかる力は、一次側室Iよりかかる圧力が制御室15内の圧力を上回り弁体10が少し開方向へ移動し、スプリンクラーヘッドの作動分の流量が流れる程度に開き、一次側室Iより二次側室IIへ消火水が流れ込む(図3参照)。
The piping connected to the secondary side chamber II is depressurized by the operation of the
弁体10が開いたことによりロッド12も上方へ移動して、プレートPを押し上げ、軸支されたプレートPは回動してリミットスイッチ13のアクチュエータから離れ、スイッチがON状態となり、信号制御装置6が信号を出力する。
When the
信号制御装置6からの出力信号によって給水装置2が起動され、配管7から一次側室Iを通って加圧された消火水が送られてくるので、弁体10は全開位置まで移動する(図4参照)。送水された消火水はスプリンクラーヘッド4より散布され火災を鎮圧・消火するものである。
The
他の実施例として、図5に示すように実施例1のスプリンクラー設備に火災感知器を設置して、スプリンクラーヘッドの作動の際に火災感知器5が作動していない場合を、スプリンクラーヘッド4が誤作動したと判断し、スプリンクラーヘッド4への給水を自動的に遮断することが可能となる。
As another embodiment, as shown in FIG. 5, when the fire detector is installed in the sprinkler equipment of the first embodiment and the
火災感知器5は、信号制御装置6や制御盤30等と電気的に接続されている。火災感知器5は火災の熱や煙等によって火災を感知して、火災信号を信号制御装置6や制御盤30等に出力することが可能である。火災感知器5は、スプリンクラーヘッド4の作動よりも早く作動するタイプのものを使用するのが好ましい。
The
上記流水検知装置が設置されたスプリンクラー設備の作動について説明する。火災時の作動については実施例1と略同様であるので、火災時以外にスプリンクラーヘッドが誤作動した場合について説明する。 The operation of the sprinkler facility in which the flowing water detection device is installed will be described. Since the operation at the time of fire is substantially the same as that of the first embodiment, a case where the sprinkler head malfunctions other than at the time of fire will be described.
スプリンクラーヘッド4に衝撃が加えられる等して分解・作動すると、二次側IIに接続された配管内の消火水が流出して、前述のように流水検知装置3の弁体10がスプリンクラーヘッドの作動分の流量が流れる程度に開き、リミットスイッチ13がON状態となり信号制御装置6へリミットスイッチ13の作動信号が出力される。
When the
そのとき、信号制御装置6に火災感知器5より火災信号が入力されていないので、信号制御装置6は通電閉止弁21を閉止させて、制御室15へ一次側室Iの消火水を流入させる。
At that time, since the fire signal is not input to the
制御室15内に消火水が流入すると弁体10は下方へ摺動して弁座に着座され、一次側室Iから二次側室IIへの通水を遮断して、スプリンクラーヘッド4の誤作動による水損被害を低減させるものである。
When the fire extinguishing water flows into the
1 水源
2 給水装置
3 流水検知装置
4 スプリンクラーヘッド
6 信号制御装置
10 弁体
12 ロッド
13 リミットスイッチ
14 蓋
15 制御室
17 接続口
P プレート
S 弾発体
T 調整ネジ
1 Water source
2 water supply equipment
3 Flowing water detection device
4 Sprinkler head
6 Signal control device
10 Disc
12 rods
13 Limit switch
14 Lid
15 Control room
17 Connection port
P plate
S projectile
T adjustment screw
Claims (3)
The inside of the valve box is partitioned by a partition into a primary chamber connected to the water supply side and a secondary chamber connected to the sprinkler head side, and a communication port is drilled in the partition, and the secondary side opens and closes. The valve body has a lift valve structure that slides up and down along the inner wall of the valve box, and a lid and a valve body provided on the extension of the inner wall of the valve box on which the valve body slides. In the flowing water detection device that has a control chamber formed between them and generates a flowing water detection signal by detecting the opening of the valve body, a connection port that leads from the control chamber to the outside is installed in the valve box Flowing water detection device characterized by.
2. The flowing water detection device according to claim 1, wherein the inside of the lid is cylindrical and protrudes toward the control chamber, and an opening is formed in the cylindrical portion.
In the said flowing water detection apparatus, the connection port is installed in the lid | cover side rather than the valve body position of the open state, The flowing water detection apparatus of Claim 1 characterized by the above-mentioned.
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- 2007-10-19 JP JP2007271952A patent/JP2008029876A/en active Pending
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110117 |