JP2008029424A - Knee pain alleviating device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、人体に装着されて、歩行時等に生じる膝痛を緩和するための膝痛緩和装置に関するものである。 The present invention relates to a knee pain relieving device that is worn on a human body and relieves knee pain that occurs during walking.
従来から、歩行時等に生じる膝痛を緩和するために膝に装着される膝痛緩和装置が提供されている。 Conventionally, there has been provided a knee pain relieving device that is worn on a knee in order to relieve knee pain that occurs during walking or the like.
このような膝痛緩和装置は、主に、膝関節の運動を矯正、制御することにより、膝関節の運動方向の不安定性を支持、又は固定によって改善し、これにより膝関節の痛みを緩和するものであり、主として、硬性膝装具と、軟性膝装具とに大別される(例えば、非特許文献1)。
前者の硬性膝装具は、大腿から下腿を支持する金属製フレーム構造(支柱)を有するものであり、固定力や変形矯正力に優れているが、装着性や簡便性が悪かった。 The former rigid knee brace has a metal frame structure (support) that supports the lower leg from the thigh, and is excellent in fixing force and deformation correcting force, but is poor in wearability and simplicity.
一方、後者の軟性膝装具は、硬性膝装具とは異なり金属製フレーム構造を有しておらず、伸縮性等を有する素材を用いて膝やその周辺を圧迫することにより固定力を持たせた弾性サポータ型の装具である。このような軟性膝装具は、硬性膝装具に比べて装着性や簡便性に優れているが、固定力は硬性膝装具より劣っていた。 On the other hand, unlike the rigid knee brace, the latter soft knee brace does not have a metal frame structure, and has a fixing force by compressing the knee and its surroundings using a stretchable material. It is an elastic supporter-type appliance. Such a soft knee brace is superior to the hard knee brace in terms of wearability and simplicity, but the fixing force is inferior to that of the hard knee brace.
以上述べたように、従来の膝痛緩和装置では、膝関節の固定力の向上と、装着性の向上とを両立することができていなかった。 As described above, in the conventional knee pain relieving device, it has been impossible to achieve both the improvement of the knee joint fixing force and the improvement of the wearability.
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、膝関節の固定力を向上できるとともに、装着性を向上できる膝痛緩和装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above-described reasons, and it is an object of the present invention to provide a knee pain relieving device that can improve the fixing force of the knee joint and improve the wearability.
上述の課題を解決するために、請求項1の膝痛緩和装置の発明では、人体の下肢に装着されるアクチュエータと、該アクチュエータが装着された下肢の膝にかかる剪断力を検出する剪断力検出手段と、該剪断力検出手段の検出出力を元に前記アクチュエータを制御する制御手段とを備え、該制御手段は、前記検出出力が所定の閾値以上であれば、前記下肢の膝関節を固定するように前記アクチュエータを制御し、前記検出出力が所定の閾値未満であれば、前記下肢の膝関節を固定しないように前記アクチュエータを制御するように構成されていることを特徴とする。
In order to solve the above-described problem, in the invention of the knee pain relieving device according to
請求項2の膝痛緩和装置の発明では、請求項1の構成に加えて、前記剪断力検出手段は、前記アクチュエータが装着された下肢の関節の角度と、前記下肢にかかる床反力とをそれぞれ検出する検出手段を有し、該検出手段の検出結果を用いて前記下肢の膝にかかる剪断力を算出するように構成されていることを特徴とする。
According to the invention of the knee pain alleviating device of
請求項3の膝痛緩和装置の発明では、請求項1の構成に加えて、前記剪断力検出手段は、前記アクチュエータが装着された下肢の関節の角度と、前記下肢の加速度とをそれぞれ検出する検出手段を有し、該検出手段の検出結果を用いて前記下肢の膝にかかる剪断力を算出するように構成されていることを特徴とする。 According to a third aspect of the invention of the knee pain alleviating device, in addition to the configuration of the first aspect, the shear force detecting means detects an angle of a joint of the lower limb to which the actuator is attached and an acceleration of the lower limb. It has a detection means, It is comprised so that the shearing force concerning the knee of the said leg may be calculated using the detection result of this detection means.
請求項4の膝痛緩和装置の発明では、請求項1の構成に加えて、前記剪断力検出手段は、前記アクチュエータが装着された下肢の関節の角度と、前記下肢にかかる床反力と、前記下肢の加速度とをそれぞれ検出する検出手段を有し、該検出手段の検出結果を用いて前記下肢の膝にかかる剪断力を算出するように構成されていることを特徴とする。
In the invention of the knee pain alleviating device of
請求項5の膝痛緩和装置の発明では、請求項1〜4のいずれか1項の構成に加えて、前記アクチュエータは、人体の下肢の膝を囲繞する筒状に形成されていることを特徴とする。
In addition to the structure of any one of Claims 1-4, in the invention of the knee pain alleviation apparatus of
請求項1〜4の膝痛緩和装置の発明は、膝にかかる剪断力が所定の閾値以上である場合には、アクチュエータにより下肢の膝関節を固定し、剪断力が所定の閾値未満である場合には、アクチュエータにより下肢の膝関節を固定しないようにしているので、膝痛が発生するおそれがあるときのみ膝関節を固定できるようになり、これにより膝痛が発生するおそれがあるときには従来の軟性膝装具に比べて固定力を向上できて、膝痛を緩和できるという効果を奏する上に、膝痛が発生するおそれがないときには従来の硬性の膝痛膝装具に比べて下肢を自由に動かすことができ、これにより装着性を向上できるという効果を奏する。また、膝痛の発生に深い係わりがある膝にかかる剪断力を元にアクチュエータを制御して、膝関節の固定/非固定を行うので、本当に膝関節を固定する必要があるときのみ、アクチュエータにより膝関節の固定を行わせることができるから、好適なタイミングで膝関節を固定でき、これにより膝痛の緩和を確実に行えるとともに、装着性のさらなる向上を図ることができるという効果を奏する。 When the shear force applied to the knee is equal to or greater than a predetermined threshold, the knee joint of the lower limb is fixed by the actuator, and the shear force is less than the predetermined threshold. Since the knee joint of the lower limb is not fixed by the actuator, the knee joint can be fixed only when there is a possibility that the knee pain may occur. In addition to the effect of improving the fixation force and relieving knee pain compared to soft knee orthosis, when there is no risk of knee pain, move the lower limbs freely compared to conventional rigid knee pain knee orthosis Thus, there is an effect that the wearability can be improved. Also, the actuator is controlled based on the shear force applied to the knee, which is deeply related to the occurrence of knee pain, and the knee joint is fixed / unfixed. Since the knee joint can be fixed, it is possible to fix the knee joint at a suitable timing, thereby reliably relieving the knee pain and further improving the wearability.
請求項5の膝痛緩和装置の発明は、アクチュエータが人体の下肢の膝を囲繞する筒状に形成されているので、膝を全周に亘って押さえ込むことができ、これにより膝関節の固定力を向上できて、膝痛をさらに緩和できるという効果を奏する。
In the invention of the knee pain relieving device according to
以下に、本発明の膝痛緩和装置の一実施形態について図1〜図6を参照して説明する。 Below, one Embodiment of the knee pain relieving apparatus of this invention is described with reference to FIGS.
本実施形態の膝痛緩和装置は、図1に示すように、人体9の下肢90(図2(a)参照)に装着されるアクチュエータ8と、該アクチュエータ8が装着された下肢90の膝にかかる剪断力Fs(図3(a)参照)を検出する剪断力検出手段1と、該剪断力検出手段1の検出出力である剪断力Fsを元にアクチュエータ8を制御する制御手段7とを備えている。
As shown in FIG. 1, the knee pain relieving device of the present embodiment has an
まず、剪断力検出手段1について説明する。本実施形態では、図2(b)及び図3(a),(b)に示すようなリンクモデルを用いて剪断力Fsの検出を行うように構成されており、剪断力Fsを検出するために必要な運動データを得るための検出手段2と、検出手段2で検出した運動データと人体9の身体データを元に剪断力Fsの算出を行う演算手段6とを備えている。
First, the shearing force detection means 1 will be described. In the present embodiment, the shear force Fs is detected using a link model as shown in FIGS. 2B, 3A, and 3B, and the shear force Fs is detected. Detection means 2 for obtaining necessary exercise data, and calculation means 6 for calculating the shear force Fs based on the exercise data detected by the detection means 2 and the body data of the
検出手段2は、人体9に装着されるセンサ群からなり、具体的には、アクチュエータ8が装着される下肢(図2では左下肢)90の足90aの裏に装着される圧力センサ3と、下肢90の足90aに装着される足用センサユニット4と、下肢90の下腿90bに装着される下腿用センサユニット5とを備えている。
The detection means 2 includes a group of sensors attached to the
圧力センサ(フットセンサ)3は、人体9が歩行等の運動を行った際に、下肢90の足90aにかかる床反力を検出するためのものであり、図2(a)に示すように、アクチュエータ8が装着される下肢(図2(a)では、左下肢)90の足90aの裏に装着される。
The pressure sensor (foot sensor) 3 is for detecting a floor reaction force applied to the
足用センサユニット4は、下肢90の足90aにそれぞれ装着される加速度センサ4a及びジャイロセンサ4bを有し、これらは一ユニット化されている。
The
加速度センサ4aは、人体9が歩行等の運動を行った際に、下肢90の足90aの加速度を検出するためのものであり、ジャイロセンサ4bは、人体9が歩行等の運動を行った際に、下肢90の足90aの角速度を検出するためのものである。
The
また、ジャイロセンサ4bは、加速度センサ4aにより得られた加速度(足用センサユニット4が装着された足90aの位置における加速度)を足90aの重心位置における加速度に補正するために用いられる。ここで、加速度センサ4aにより得られた加速度をa0、ジャイロセンサ4bにより得られた角速度をθ’、足用センサユニット4の装着位置(加速度センサ4aの装着位置)と足90aの重心位置との距離をrとすると、足90aの重心位置における加速度agは、a0+θ”×r+θ’×(θ’×r)で与えられる(後述の参考文献1参照)。
The
下腿用センサユニット5は、下肢90の下腿90bにそれぞれ装着される加速度センサ5a及びジャイロセンサ5bを有し、これらは一ユニット化されている。
The lower
加速度センサ5aは、上記の加速度センサ4aと同様のものであって、人体9が歩行等の運動を行った際に、下肢90の下腿90bの加速度を検出するために用いられる。また、ジャイロセンサ5bは、上記のジャイロセンサ4bと同様のものであって、人体9が歩行等の運動を行った際に、下肢90の下腿90bの角速度を検出するために用いられる。
The acceleration sensor 5a is the same as the
さらに、ジャイロセンサ5bは、加速度センサ5aにより得られた加速度(下腿用センサユニット5が装着された下腿90bの位置における加速度)を下腿90bの重心位置における加速度に補正するために用いられる。尚、このような加速度の補正方法は、足用センサユニット4の場合と同様の方法を用いている。
Further, the gyro sensor 5b is used to correct the acceleration obtained by the acceleration sensor 5a (acceleration at the position of the
尚、これら圧力センサ3、加速度センサ4a,5a、及びジャイロセンサ4b,5bとしては、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を利用した半導体センサを用いている。また尚、ジャイロセンサを用いる代わりに、角度センサを用いるようにしてもよい。
As the
演算手段6は、検出手段2の圧力センサ3と、足用センサユニット4の加速度センサ4a及びジャイロセンサ4bと、下腿用センサユニット5の加速度センサ5a及びジャイロセンサ5bとからそれぞれ得られる運動データ、及び予め入力された人体9の身体データ(体重や、身長等)を用いて、膝にかかる剪断力Fsの算出を行うように構成されている。尚、この演算手段6は、人体9の下肢90の足90a、下腿90b、及び大腿90cの各質量や、重心位置等の統計データを有しており、入力された人体9の身体データに適応する統計データを取り出して使用するようになっている。
The calculation means 6 includes motion data obtained from the
以下に、演算手段6における剪断力Fsの算出方法について図3(a),(b)を参照して説明する。ここで、図3(a)は、下腿90bのリンクモデルの説明図であり、図3(b)は、足90aのリンクモデルの説明図であり、図3(a)においてHは、水平面(xy平面)を示している。尚、図3(a),(b)に示すリンクモデルでは、水平面内における人体9の左右方向をx軸方向、水平面内における人体9の前後方向をy軸方向、鉛直方向をz軸方向と規定している。
Below, the calculation method of the shearing force Fs in the calculating
図3(a),(b)に示すリンクモデルでは、人体9の下肢90における直進運動(y軸方向及びz軸方向)の運動方程式を用いて、膝(すなわち、大腿90cと下腿90bの節点N3)にかかる剪断力Fsを算出する。ここで、剪断力Fsは、yz平面内で、大腿90cと下腿90bの節点N3に働く力のうち、下腿90bの長軸方向に直交する方向の力成分として定義している。
In the link model shown in FIGS. 3 (a) and 3 (b), using the equation of motion of the straight movement (y-axis direction and z-axis direction) in the
まず、人体9の足90aにおける直進運動(y軸方向及びz軸方向)の運動方程式は、図3(b)に示すように、位置Pにおいて足90aが床面(接地面)から受ける力(以下、「床反力」と称する)のy軸成分をF0y、z軸成分をF0zとし、足90aのつま先(足90aと床面(又は地面)等との節点)N1の関節反力のy軸成分をF1y、z軸成分をF1zとし、下腿90bと足90aとの節点N2の関節反力のy軸成分をF2y、z軸成分をF2zとし、足90aの重心位置g1における加速度のy軸成分をa1y、z軸成分をa1zとし、足90aの質量をm1とし、重力加速度をgとすると、それぞれ次式(1),(2)で表すことができる。
First, as shown in FIG. 3B, the equation of motion of the straight movement (y-axis direction and z-axis direction) in the
ここで、剪断力Fsを算出する際には、境界条件として、F1y=F1Z=0を用いる。すなわち、つま先に関節反力がかかっていないとする。 Here, when calculating the shear force Fs, F 1y = F 1Z = 0 is used as the boundary condition. That is, it is assumed that no joint reaction force is applied to the toes.
また、上記式(1),(2)において、床反力のy軸成分F0y、及びz軸成分F0zは、圧力センサ3より得ることができ、足90aの質量m1は、人体9の身体データより得ることができる。さらに、足90aの加速度のy軸成分a1y、及びz軸成分a1zは、足90aに装着された足用センサユニット4の加速度センサ4a及びジャイロセンサ4bと、足用センサユニット4の装着位置と足90aの重心位置との距離を用いて算出することができる。尚、足用センサユニット4の装着位置と足90aの重心位置との距離は、足用センサユニット4の取り付け時に入力しておく。
In the above formulas (1) and (2), the y-axis component F 0y and the z-axis component F 0z of the floor reaction force can be obtained from the
したがって、上記式(1),(2)により、節点N2に働く関節反力のy軸成分F2y、及びz軸成分F2zが得られる。 Therefore, the y-axis component F 2y and the z-axis component F 2z of the joint reaction force acting on the node N2 are obtained by the above formulas (1) and (2).
次に、人体9の下腿90bにおける直進運動(y軸方向及びz軸方向)の運動方程式は、図3(a)に示すように、大腿90cと下腿90bの節点N3の関節反力のy軸成分をF3y、z軸成分をF3zとし、下腿90bの重心位置g2における加速度のy軸成分をa2y、z軸成分をa2zとし、下腿90bの質量をm2とすると、それぞれ次式(3),(4)で表すことができる。
Next, the motion equation of the rectilinear motion in the
上記式(3),(4)において、下腿90bの加速度のy軸成分a2y、及びz軸成分a2zは、下腿90bに装着された下腿用センサユニット5の加速度センサ5a及びジャイロセンサ5bと、下腿用センサユニット5の取り付け位置と下腿90bの重心位置との距離を用いて算出することができる。尚、下腿用センサユニット5の装着位置と下腿90bの重心位置との距離は、下腿用センサユニット5の装着時に入力しておく。
In the above equations (3) and (4), the y-axis component a 2y and the z-axis component a 2z of the acceleration of the
また、下腿90bの質量m2は、人体9の身体データより得ることができる。
Further, the mass m 2 of the
加えて上記式(1),(2)によりF2y及びF2zが得られているため、上記式(3),(4)により節点N3に働く関節反力のy軸成分F3y、及びz軸成分F3zをそれぞれ算出することができる。 In addition, since F 2y and F 2z are obtained by the above equations (1) and (2), the y-axis component F 3y of the joint reaction force acting on the node N 3 by the above equations (3) and (4), and Each z-axis component F 3z can be calculated.
ところで、本実施形態では、上述したように人体9の下肢90の膝にかかる剪断力Fsを、図3(a)に示すように、yz平面内で、大腿90cと下腿90bの節点N3に働く関節反力のうち、下腿90bの長軸方向に直交する方向の力成分としているから、剪断力Fsは次式(5)で表される。
By the way, in the present embodiment, as described above, the shear force Fs applied to the knee of the
上記式(5)に、上記式(3),(4)により得られた節点N3に働く関節反力のy軸成分F3y、及びz軸成分F3zと、ジャイロセンサ5bより得られる角速度θ’より算出されるθとを代入することによって、人体9の下肢90の膝にかかる剪断力Fsを得ることができる。
In the above equation (5), the y-axis component F 3y and z-axis component F 3z of the joint reaction force acting on the node N 3 obtained by the above equations (3) and (4), and the angular velocity obtained from the gyro sensor 5b By substituting θ calculated from θ ′, the shearing force Fs applied to the knee of the
そして、演算手段6は、以上述べたようにして下肢90の膝にかかる剪断力Fsを検出し、この剪断力Fsの値を、制御手段7に検出出力として出力する。
The computing means 6 detects the shearing force Fs applied to the knee of the
アクチュエータ8は、図4(a)〜(e)に示すように、人体9の下肢90の膝を覆うような筒状の本体部80と、本体部80の内面に複数設けられるエアバッグ81とを備えている。ここで、本体部80は、伸縮性を有する布材等を用いて形成されており、これにより装着が容易に行えるようになっている。また、エアバッグ81は、制御手段7により厚みが制御されるように構成されている。
As shown in FIGS. 4A to 4E, the
次にアクチュエータ8の動作について説明する。例えば、図4(b),(c)に示すように、エアバッグ81の内部が減圧されてエアバッグ81が縮んだ状態(厚みが薄くなった状態)では、アクチュエータ8内においてエアバッグ81で囲まれる空間部が広くなり、これによりアクチュエータ8を装着した場合でも膝関節を自由に動かすことができるようになっている。一方、図4(d),(e)に示すように、エアバッグ81の内部が加圧されてエアバッグ81が膨らんだ状態(厚みが厚くなった状態)では、アクチュエータ8内においてエアバッグ81で囲まれる空間部が狭くなり、これにより膝関節を締め付けて、固定できるようになっている。
Next, the operation of the
制御手段7は、ベルト等を用いて人体9の腰部に装着されるものであり、剪断力検出手段1から得た検出出力(剪断力Fsの値)を元に、アクチュエータ8に制御信号を伝送して、アクチュエータ8の動作を制御するように構成されている。
The control means 7 is attached to the waist of the
ここで、剪断力Fsを膝痛発生の判断基準として用いるのは以下の理由による。すなわち、各種センサを用いて被験者の膝にかかる剪断力Fsを計測しながら、膝痛が発生した際に、被験者にスイッチを押してもらうという実験を行ったところ、図5(a)に示すように、被験者がスイッチを押した時間t0で、剪断力Fsがピーク付近に位置しているという結果が得られたからである。 Here, the reason why the shear force Fs is used as a criterion for determining the occurrence of knee pain is as follows. That is, when measuring the shearing force Fs applied to the subject's knee using various sensors and performing an experiment in which the subject presses the switch when knee pain occurs, as shown in FIG. This is because the result that the shearing force Fs is located near the peak at the time t0 when the subject presses the switch is obtained.
以下に、本実施形態の制御手段7についてさらに詳しく説明する。制御手段7は、剪断力検出手段1の検出出力、すなわち剪断力Fsが所定の閾値Th以上であれば、人体9の下肢90の膝関節を固定するようにアクチュエータ8を制御し、剪断力Fsが所定の閾値Th未満であれば、下肢90の膝関節を固定しないようにアクチュエータ8を制御するように構成されている。
Below, the control means 7 of this embodiment is demonstrated in detail. The control means 7 controls the
例えば、図5(b)に示す場合では、剪断力Fsが閾値Th以上となる時間t1〜時間t2までの間、アクチュエータ8を制御して膝関節の固定を行う。この他の剪断力Fsが閾値Th未満となっている間は、膝関節を固定しないようにアクチュエータ8を制御するのである。
For example, in the case shown in FIG. 5B, the knee joint is fixed by controlling the
ところで、制御手段7からアクチュエータ8に制御信号を伝送してから実際にアクチュエータ8が動作して膝関節の固定が行われるまでにはタイムラグがある。そのため、アクチュエータ8の動作は、実際に膝痛が発生する剪断力Fsのピークタイミングよりも前の時点から行わせることが好ましい。この点は、閾値Thを小さくして、アクチュエータ8の動作のタイミングを早めることで対処することができる。
By the way, there is a time lag after the control signal is transmitted from the control means 7 to the
また、閾値Thは、人体9が自分に適した値となるように変更できるようにしてもよい。或いは、アクチュエータ8の動作がチャタリング等を起こさないように、剪断力Fsが閾値Th以上となった際には、一定期間アクチュエータ8の動作を継続するようにしてもよく、また閾値Thを変化させることでチャタリングを防止するようにしてもよい。
Further, the threshold Th may be changed so that the
尚、制御手段7と、剪断力検出手段1及びアクチュエータ8とは、それぞれ図示しないケーブル等を用いて接続されている。また尚、制御手段7と、剪断力検出手段1及びアクチュエータ8との接続は、ケーブル等の有線式のものに限らず、無線等を用いて接続するようにしてもよい。
The control means 7, the shearing force detection means 1 and the
以上述べた本実施形態の膝痛緩和装置によれば、膝にかかる剪断力Fsが所定の閾値Th以上である場合には、アクチュエータ8により下肢90の膝関節を固定し、剪断力Fsが所定の閾値Th未満である場合には、アクチュエータ8により下肢90の膝関節を固定しないようにしているので、膝痛が発生するおそれがあるときのみ膝関節を固定することができるようになり、これにより膝痛が発生するおそれがあるときには従来の軟性膝装具に比べて固定力を向上できて、膝痛を緩和できるという効果を奏する。その上、膝痛が発生するおそれがないときには従来の硬性の膝痛膝装具に比べて下肢90を自由に動かすことができ、これにより装着性を向上できるという効果を奏する。
According to the knee pain alleviating device of the present embodiment described above, when the shearing force Fs applied to the knee is equal to or greater than the predetermined threshold Th, the knee joint of the
また、膝痛の発生に深い係わりがある膝にかかる剪断力Fsを元にアクチュエータ8を制御して、膝関節の固定/非固定を行うので、本当に膝関節を固定する必要があるときのみ、アクチュエータ8により膝関節の固定を行わせることができるから、好適なタイミングで膝関節を固定でき、これにより膝痛の緩和を確実に行えるとともに、装着性のさらなる向上を図ることができるという効果を奏する。
Also, the
加えて、アクチュエータ8が人体9の下肢90の膝を囲繞する筒状に形成されているので、膝を全周に亘って押さえ込むことができ、これにより膝関節の固定力を向上できて、膝痛による痛みをさらに緩和できるという効果を奏する。尚、アクチュエータ8は筒状に形成されているものに限らず、帯状のものを膝に巻きつけることで、膝を囲繞するものであってもよいし、その他の形状であってもよく、要は、膝関節の固定/非固定の切換えを行うことができ、かつ、非固定時には、膝関節の運動の邪魔にならないようなものであればよい。
In addition, since the
さらに、足用センサユニット4には、ジャイロセンサ4bが設けられているので、足用センサユニット4を正確に足90aの重心位置に取り付けなくても、足90aの重心位置における加速度を得ることができ、これにより足用センサユニット4の取り付けの自由度が向上するという効果を奏する。この点は、下腿用センサユニット5においても同様である。
Further, since the
ところで、上記の例では、剪断力検出手段1は、アクチュエータ8が装着された下肢90の関節の角度(すなわち下腿90bの水平面Hに対する角度θ)と、下肢90の足90aにかかる床反力のy軸成分F0Y及びz軸成分F0Zと、下肢90の足90a及び下腿90bのそれぞれの加速度のy軸成分a1y,a2y及びz軸成分a1z,a2zとをそれぞれ検出する検出手段2として、圧力センサ3と、加速度センサ4a,5aと、ジャイロセンサ4b,5bとを有しており、この検出手段2の検出結果を用いて下肢90の膝にかかる剪断力Fsを算出するように構成されている。
By the way, in the above example, the shearing force detection means 1 has the joint angle of the
ここで、関節反力は、例えば上記式(1),(2)等に示されるように、床反力による項と、加速度による項とを有しており、関節反力を床反力と加速度とを用いて算出した場合と、関節反力を床反力のみを用いて算出した場合と、関節反力を加速度のみを用いて算出した場合との各場合において、関節反力の値を比較すると、図6に示すようなグラフが得られた。 Here, the joint reaction force has a term due to the floor reaction force and a term due to acceleration, as shown in the above formulas (1) and (2), for example. The value of the joint reaction force is calculated in each of the case where the calculation is performed using acceleration, the case where the joint reaction force is calculated using only the floor reaction force, and the case where the joint reaction force is calculated using only the acceleration. In comparison, a graph as shown in FIG. 6 was obtained.
図6に示すグラフを参照すれば明らかなように、加速度による項の影響は、床反力の影響に比べて小さい。 As apparent from the graph shown in FIG. 6, the influence of the term due to the acceleration is smaller than the influence of the floor reaction force.
そこで、剪断力検出手段1としては、アクチュエータ8が装着された下肢90の関節の角度と、下肢90の足90aにかかる床反力のy軸成分F0Y及びz軸成分F0Zとをそれぞれ検出する検出手段として、ジャイロセンサ5bと、圧力センサ3とを有し、この検出手段の検出結果を用いて下肢90の膝にかかる剪断力Fsを算出するように構成されたものであってもよい。
Accordingly, as the shearing
このようにすれば、加速度センサの分だけ構成を簡略化でき、また、加速度を含む計算を省略できるという効果が得られる。 In this way, the configuration can be simplified by the amount corresponding to the acceleration sensor, and the calculation including the acceleration can be omitted.
一方、床反力は、両下腿の質量をそれぞれms、左下腿の重心位置における加速度をasL、右下腿の重心位置における加速度をasRとし、両大腿の質量をそれぞれmt、左大腿の重心位置における加速度をatL、右大腿の重心位置における加速度をatRとし、頭部及び上肢を含む体幹の質量をmu、該体幹の重心位置における加速度をauとすれば、床反力Frfは、次式(6)で表すことができる。この点については、参考文献1(大瀧保明、佐川貢一、猪岡光、「加速度センサとジャイロセンサを用いた連続歩行分析アルゴリズム」、日本機械学会論文集(C編)、社団法人日本機械学会、2001年3月、67巻、655号、p782−788)に詳細に記載されている。 On the other hand, the floor reaction force is ms for the mass of both lower legs, as L for the acceleration at the center of gravity of the left lower leg, as R for the acceleration at the center of gravity of the right lower leg, mt for the mass of both thighs, and the center of gravity of the left thigh, respectively. If the acceleration at the position is at L , the acceleration at the center of gravity of the right thigh is at R , the mass of the trunk including the head and upper limbs is mu, and the acceleration at the center of gravity of the trunk is au, then the floor reaction force Frf Can be expressed by the following equation (6). Regarding this point, Reference 1 (Yasuaki Ohtsuki, Koichi Sagawa, Hikaru Sasaoka, “Continuous Gait Analysis Algorithm Using Accelerometer and Gyro Sensor”, Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers (C), Japan Society of Mechanical Engineers, March 2001, Vol. 67, No. 655, p. 782-788).
つまり、左右の下腿と、左右の大腿と、体幹とにそれぞれ加速度センサを設けることで、床反力Frfを求めることができる。 That is, the floor reaction force Frf can be obtained by providing acceleration sensors on the left and right lower legs, the left and right thighs, and the trunk.
したがって、剪断力検出手段1としては、アクチュエータ8が装着された下肢90の関節の角度と、アクチュエータ8が装着された下肢の足、左右の下腿、左右の大腿、及び体幹の加速度をそれぞれ検出する検出手段2として、ジャイロセンサと、加速度センサとを有し、この検出手段の検出結果を用いて下肢90の膝にかかる剪断力Fsを算出するように構成されるものであってもよい。
Therefore, as the shear
このようにすれば、圧力センサ3を省略することができ、足の裏にセンサがあることによる違和感等が生じることがなくなる。
In this way, the
尚、本実施形態では、x軸方向を無視した例を示しているが、当然ながらx軸方向を考慮して剪断力Fsの検出を行うようにしてもよい。 In the present embodiment, an example in which the x-axis direction is ignored is shown, but naturally the shearing force Fs may be detected in consideration of the x-axis direction.
また尚、検出手段2では、圧力センサ3や、加速度センサ4a,5a、ジャイロセンサ4b,5bを用いているが、これらの代わりにビデオカメラを用い、画像処理により床反力や、加速度、角速度等を算出するようにしてもよい。
The detection means 2 uses the
1 剪断力検出手段
7 制御手段
8 アクチュエータ
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