JP2008012958A - 耐g服 - Google Patents

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Shigeki Tanaka
茂樹 田中
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Fujikura Parachute Co Ltd
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Abstract

【課題】パイロットが急激にあるいは大きく振り返っても、空気供給ホースが空気供給排気装置より離脱しない耐G服を提供することを目的とする。
【解決手段】少なくとも下半身部分に空気の給排気可能な気嚢Sと前記気嚢に空気を給排気可能に接続され、他方の端部がコネクタ12を介して飛行体の空気供給排気装置に着脱可能に接続される空気供給ホース1とが設けられた耐G服において、前記空気供給ホースの一部が分離可能になっており、前記コネクタを備えたコネクタ側部分14が交換可能になっていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は耐G服用、さらに詳細には身体の大小にかかわらず、外れることなく使用可能な空気供給ホースを備えた耐G服に関する。
耐G服は、高速で飛行する飛行体の搭乗員が飛行中遠心力を受けて陥る視覚、聴覚の一時喪失、失神、過度の疲労などによる操縦困難を減少させるため、下腹部、両脚の腿部および下脚部に空気を送って加圧することによって、頭部からの血液の下降を抑制するために使用される。
図4は耐G服の平面図であり、左側は装着状態、右側は装着前の展開状態を示す図である。図より明らかなように、腰部分に装着する腰部分Bと腿部部分T及びこの腿部部分Tと一部において接続した下脚部分Fを備えており、前記各部分B、T、Fに空気が供給されて膨張可能な気嚢Sが備えられた構造になっている。
前記気嚢Sに空気を供給し、排気する空気供給ホース1は前記腰部分Bに備えられており、搭乗者にGが負荷されたときには、前記気嚢Sに空気を供給し、Gの負荷がなくなったときには、前記気嚢S中の空気を排気し、通常の状態に戻すようになっている。
この空気供給ホース1は、耐G服側では気嚢Sに空気を供給排気するように固定されており、一方の端部コックピットに備えられた空気供給排気装置の接続部分(図示せず)に接続可能になっている。
上述のような飛行体においては、急激な加速、急激な転回等のGが負荷される状態では、すなわち戦闘あるいは訓練状態では、レーダなどのセンサに依存するばかりでなく、相手側飛行体を目視する必要もあり、搭乗者、特にパイロットは身体ごと振り返える場合も少なくない。前記空気供給ホース1は一定の長さLになっているため、このような場合には、パイロットの身体の大小などにより、前記空気供給ホース1が引張られて、飛行体の空気供給排気装置より離脱する事態を生じることもあった。
本発明は上述の課題を解決することを目的とするものであり、パイロットが急激にあるいは大きく振り返っても、空気供給ホースが空気供給排気装置より離脱しない耐G服を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明による耐G服は、少なくとも下半身部分に空気の給排気可能な気嚢と前記気嚢に空気を給排気可能に接続され、他方の端部がコネクタを介して飛行体の空気供給排気装置に着脱可能に接続される空気供給ホースとが設けられた耐G服において、前記空気供給ホースの一部が分離可能になっており、前記コネクタを備えたコネクタ側部分が交換可能になっていることを特徴とする。
本発明の耐G服によれば、前記空気供給ホースの一部が分離可能になっており、前記コネクタ側部分が交換可能になっているため、前記コネクタ側の長さが異なるホース部分を用意することによって、搭乗員の身体の大小に係わらず、空気供給ホースが空気供給排気装置より離脱しないようにすることが可能になる。
前述のように、本発明による耐G服は、少なくとも下半身部分に空気の給排気可能な気嚢と前記気嚢に空気を給排気可能に接続され、他方の端部がコネクタを介して飛行体の空気供給排気装置に着脱可能に接続される空気供給ホースとが設けられた耐G服において、前記空気供給ホースの一部が分離可能になっており、前記コネクタを備えたコネクタ側部分が交換可能になっていることを特徴とする。
本発明による好ましい形態においては、前記コネクタ側部分は、長さが異なる複数のものが用意されていることを特徴とする。
本発明における他の好ましい形態においては、前記空気供給ホースは耐G服側部分とコネクタ側部分に2分割されており、前記耐G服側部分とコネクタ側部分はホース接続コネクタによって着脱自在に接続可能になっており、前記接続コネクタの空気通路の径は前記コネクタの空気通路の径より大きくなっていることを特徴とする。
図1は本発明による耐G服の平面図であり、左側は装着状態、右側は装着前の展開状態を示す図である。本発明によれば、従来の耐G服と同様に腰部分に装着する腰部分Bと腿部部分T及びこの腿部部分Tと一部において接続した下脚部分Fを備えており、前記各部分B、T、Fに空気が供給されて膨張可能な気嚢Sが備えられた構造になっている。
前記気嚢Sに空気を供給し、排気する空気供給ホース1は前記腰部分Bに備えられており、搭乗者にGが負荷されたときには、前記気嚢Sに空気を供給し、Gの負荷がなくなったときには、前記気嚢S中の空気を排気し、通常の状態に戻すようになっている。
この空気供給ホース1は、耐G服側では気嚢Sに空気を供給排気するように固定されており、一方の端部はホース本体11を介してコネクタ12に接続しており、前記コネクタ12は飛行体の空気供給排気装置(図示せず)に接続可能になっている。
本発明による耐G服の空気供給ホース1は、図2に示すように、耐G服側部分13とコネクタ側部分14とに2分割可能になっている。そして耐G服側部分13及びコネクタ側部分14はホース接続コネクタ15によって接続可能になっている。前記コネクタ側部分14は、長さが異なるものが複数用意されており、たとえば図2の(a)の場合、耐G服側部分13と前記コネクタ側部分14との和L1が従来と同一の長さLになっており、図2(b)の場合は、L1=L+5cm、図2(c)の場合はL1=L+10cmのようになっている。したがって、搭乗者の身体の大小などによって、前記コネクタ側部分14を(a)、(b)及び(c)より選択することによって、搭乗者の最適な長さの空気供給ホース1とすることができる。
図3は本発明によるホース接続コネクタ15の一部断面図であるが、コネクタ側部分14の一方の端部には、先端に螺子部分151が設けられた雄型コネクタ15aが備えられており、コネクタ側部分14のホース本体11が前記雄型コネクタ15aの他端に嵌合されて固定されている。一方、前記耐G服側部分13の一方の先端には前記螺子部分151と螺合可能な雌螺子部分152が設けられた雌型コネクタ15bが設けられており、耐G服側部分13のホース本体11が前記雌型コネクタ15bの他端に嵌合されて固定されている。上述のようなホース接続コネクタ15は空気を通すための空気通路153を備えており、空気供給排気装置にコネクタ12により接続した空気供給ホース1により前記気嚢Sに空気を給排気可能になっている。前記空気通路153の径Dは、前記コネクタ12の空気通路(図示せず)の径より若干大きくなっており、空気がホース接続コネクタ15内をスムースに通過可能になっている。
このような構造になっているため、前記コネクタ側部分14は、前記耐G服側部分13と前記ホース接続コネクタ15を螺合することにより、接続可能であり、一方、螺合を解除することにより取り外し可能となっている。
以上のような構成であるため、本発明による耐G服によれば、搭乗者が前述のような図2に示す最適の長さのコネクタ側部分14を選択し、雄型コネクタ15a及び雌型コネクタ15bを螺合させて接続し、さらに飛行体のコックピットに設けられた空気供給排気装置の接続部分にコネクタ12により接続する。
このようにコネクタ側部分14を選択することによって、急激に振り返った場合においても、長さに余裕があるため、空気供給ホースが伸び切って空気供給排気装置より外れることがなくなる。
本発明の耐G服によれば、前記空気供給ホースの一部が分離可能になっており、前記コネクタ側が交換可能になっているため、前記コネクタ側の長さが異なるホース部分を用意することによって、搭乗員の身体の大小に係わらず、空気供給ホースが空気供給排気装置より離脱しないようにすることが可能になる。さらに、搭乗員の待機中においては、前記コネクタ側部分を外しておくことにより、前記空気供給ホースが邪魔になることがなくなり、待機の疲労がなくなるという利点も生じる。
本発明の一実施例の耐G服の平面図。 空気供給ホースの側面図。 接続コネクタの一部断面図。 従来の耐G服の平面図。
符号の説明
1 空気供給ホース
11 ホース本体
12 コネクタ
13 耐G服側部分
14 コネクタ側部分
15 ホース接続コネクタ
15a 雄型コネクタ
15b 雌型コネクタ
153 空気通路

Claims (3)

  1. 少なくとも下半身部分に空気の給排気可能な気嚢と前記気嚢に空気を給排気可能に接続され、他方の端部がコネクタを介して飛行体の空気供給排気装置に着脱可能に接続される空気供給ホースとが設けられた耐G服において、前記空気供給ホースの一部が分離可能になっており、前記コネクタを備えたコネクタ側部分が交換可能になっていることを特徴とする耐G服。
  2. 前記コネクタ側部分は、長さが異なる複数のものが用意されていることを特徴とする請求項1記載の耐G服。
  3. 前記空気供給ホースは耐G服側部分とコネクタ側部分に2分割されており、前記耐G服側部分とコネクタ側部分はホース接続コネクタによって着脱自在に接続可能になっており、前記接続コネクタの空気通路の径は前記コネクタの空気通路の径より大きくなっていることを特徴とする請求項1または2記載の耐G服。
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