JP2008005492A - 無線通信システムにおいてdtx−ackエラーを検出・回復する方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】DTX−NACKエラーによるパケット紛失を防止するため、HARQ伝送プロセスを行う受信端においてDTX−NACKエラーを検出・回復する方法及び装置を提供する。
【解決手段】方法は、HARQ受信端が伝送パケットに対応するTFRIとNDIを受信し、上記TFRIとNDIに基づいてDTX−NACKエラーの有無を判断し、DTX−NACKエラーがあると判断した場合に、紛失した伝送パケットを示すエラー報告信号をHARQ送信端に送るステップからなる。
【選択図】図3
【解決手段】方法は、HARQ受信端が伝送パケットに対応するTFRIとNDIを受信し、上記TFRIとNDIに基づいてDTX−NACKエラーの有無を判断し、DTX−NACKエラーがあると判断した場合に、紛失した伝送パケットを示すエラー報告信号をHARQ送信端に送るステップからなる。
【選択図】図3
Description
本発明は無線通信システムのHARQ(ハイブリッド自動リピート要求)伝送プロセスにおいてパケット紛失を検出する方法及び装置に関し、特に無線通信システムのHARQ伝送プロセスにおいてDTX−ACKエラーを検出・回復する方法及び装置に関する。
第三世代移動通信技術ではWCDMA(広帯域符号分割多元接続)方式により高いスペクトル利用効率、カバー率、通話品質及び高速伝送が実現するとともに、QoS(サービス品質)の確保、柔軟性のある双方向通信の実現、通話中断率の低減が可能となる。
第三世代移動通信システムを介して、UE(ユーザー装置、例えば携帯電話)で映像通話、電話会議、ゲーム、オンライン音楽再生、及び電子メールを楽しむことが可能である。高速で実時間の情報伝送に大きく依存する上記機能を実現させる技術として、HSPDA(高速ダウンリンクパケットアクセス)とHSUPA(高速アップリンクパケットアクセス)規格が提案された。両規格は、帯域使用率とパケット処理効率の向上、上りと下りの伝送速度の高速化に役立つ。
HSUPAはシステムの上りネットワーク性能を向上させ、誤送データの再送を加速して伝送遅延を解消するとともに、チャネル品質の良否により伝送速度を調節することができる。このような制御を行うため、HSUPAにはノードBスケジューリング、HARQ、ソフトハンドオーバー、ショートフレーム伝送などの技術が適用されている。HSUPAの動作を制御するように、E−DCH(enhanced dedicated transport channel)は3GPPにより規定されている。E−DCHは、HARQ確認情報(ACK/NACK)、アップリンクスケジューリング情報、制御プレーン及びユーザープレーン情報などを伝送するための物理層チャネルE−HICH、E−RGCH、E−AGCH、E−DPCCH、E−DPDCHを新しく導入した。詳しくは3GPPにより規定されたMACプロトコル仕様3GPP TS 25.321 V7.0.0を参照する。
一方、RLC(無線リンク制御)エンティティーでは特定の手段(例えばシーケンス番号検査)によりARQ(自動リピート要求)機能が実現されている。これは、動作が複雑で再送効率が低いため、外部ARQ(outer ARQ)機能と呼ばれることもある。
LTE(long−term evolution)などの先進無線通信システムでは、外部ARQとHARQが併用される。外部ARQ機能を簡素化して再送効率を高めるため、従来はHARQ機能で外部ARQ機能の不足を補い、RLC層の状態報告手段を除去する方法が提案された。同方法によれば、外部ARQ機能に関するパラメータは種々のサービス品質に対応して設定されているため、HARQ伝送プロセスにおけるパケット紛失検出手段は上位層のサービス品質に対する要求を満足させなければならない。それに鑑みて、従来の技術では下記に示す2種類のHARQパケット紛失状態が規定される。
(1)NACK−ACKエラー:HARQ伝送プロセスにおいて否定応答を肯定応答と誤判するエラー
(2)DTX−ACKエラー:HARQ伝送プロセスにおいて応答なしを肯定応答と誤判するエラー
NACK−ACKエラーはHARQ受信端で検出できる。NACK−ACKエラーが検出されると、HARQ受信端はHARQ送信端にエラー報告信号を送り、エラー報告信号を受けたHARQ送信端はローカルNACK信号を上位層(RLC層)のHARQ送信端に送信し、紛失パケットの再送を始めさせる。それに対して、DTX−ACKエラーはHARQ受信端では検出できない。もっとも、DTX−ACKエラーは発生確率が極めて低く、それについて関連の規定がなされておらず、基地局に処理を任せることが現状である。
(1)NACK−ACKエラー:HARQ伝送プロセスにおいて否定応答を肯定応答と誤判するエラー
(2)DTX−ACKエラー:HARQ伝送プロセスにおいて応答なしを肯定応答と誤判するエラー
NACK−ACKエラーはHARQ受信端で検出できる。NACK−ACKエラーが検出されると、HARQ受信端はHARQ送信端にエラー報告信号を送り、エラー報告信号を受けたHARQ送信端はローカルNACK信号を上位層(RLC層)のHARQ送信端に送信し、紛失パケットの再送を始めさせる。それに対して、DTX−ACKエラーはHARQ受信端では検出できない。もっとも、DTX−ACKエラーは発生確率が極めて低く、それについて関連の規定がなされておらず、基地局に処理を任せることが現状である。
上記以外、応答なしを否定応答と誤判するDTX−NACKエラーも起こりうるが、関連規定は未だになされていない。前記MACプロトコル仕様によれば、パケットが初送か再送かを示すNDI(新データ指示子)は、伝送パケットとともに個別のチャネルを通して発送される。初送のパケットに対して、送信端は前回伝送のNDIに1を足す。このようなNDIの変動に基づいて、受信端は受信パケットが初送か再送かを判断できる。前記MACプロトコル仕様の11.6.2.2によれば、連続したパケットのNDIが異なる数値であれば、後者が初送と判断され、受信端では新データがソフトバッファ内のデータに代わって復号される。それに対して、連続したパケットのNDIが同じであって、かつ前回伝送が未だに正常に復号されていない場合では、復号の成功率を高めるため、受信端は再送データをソフトバッファ内のデータと結合してから復号する。
HSUPAでは伝送パケットのサイズの判断基準として、0〜63のTFRI(伝送形式及びリソース指示子)と、基地局で選ばれた組み合わせに対応するk0,iなど2種類のパラメータが規定されている。TFRIとk0,iの和も、真の伝送パケットサイズを判断するための指標(index)として使用される。一般に、伝送パケットのサイズはTFRIとk0,iのみで判断できる。TFRIの値が63(111111)となれば、前後二回のパケットのサイズが一致すると判断される。
前記のとおり、DTX−NACKエラーはHARQプロセスにおいてパケットが紛失する一因とされ、それについて以下に詳述する。基地局(送信端)によりTFRI=22、NDI=0、TSN(送信シーケンス番号)=8の第一パケットが送信され、第一パケットがユーザー端(受信端)により正常に受信され、その後基地局によりTFRI=28、NDI=1、TSN=12の第二パケットが送信されたとすれば、第二パケットを受信していない状態では、ユーザー端は何の応答もしない。この状態は応答なし(DTX)とみなすことができる。この場合、基地局でDTX−NACKエラーが発生し、すなわちユーザー端からの応答確認がないにもかかわらず、否定応答がなされたと基地局が誤判した場合では、従来の技術によれば、基地局はTFRIを63に変更し(再送パケットが前に送信されたパケットとサイズが同じであることを示す)、NDI=1、TSN=12を元のままにするうえで、第二パケットを再送する。ユーザー端でこのようなパケットを受信すると、TFRIにより再送が示され、NDIにより初送が示される(第一パケットのNDIと異なる)という矛盾となる。のみならず、TFRIが63となった(前後二回のパケットのサイズが同じであることを示す)が、前に送信された第二パケットを受けない状態では、ユーザー端はパケットのサイズを正確に把握することができない。しかしそれにもかかわらず、従来の技術では、ユーザー端は再送の第二パケットについてもACK信号を返送し、基地局は第二パケットが届いたと判断して2回目の再送を行わない。結果的にパケットが紛失することとなる。
本発明はDTX−NACKエラーによるパケット紛失を防止するため、HARQ伝送プロセスを行う受信端においてDTX−NACKエラーを検出・回復する方法及び装置を提供することを課題とする。
本発明は無線通信システムのHARQ(ハイブリッド自動リピート要求)伝送プロセスにおいて、受信端でDTX−NACKエラーを検出・回復する方法を提供する。該方法は、HARQ受信端が伝送パケットに対応するTFRI(伝送形式及びリソース指示子)とNDI(新データ指示子)を受信し、上記TFRIとNDIに基づいてDTX−NACKエラーの有無を判断し、DTX−NACKエラーがあると判断した場合に、紛失した伝送パケットを示すエラー報告信号をHARQ送信端に送るステップからなる。
本発明は更に、HARQ伝送プロセスにおいてDTX−NACKエラーを検出・回復する、無線通信システムに用いられる通信装置を提供する。該通信装置は、通信装置の機能を実現させる制御回路と、制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御する中央処理装置(CPU)と、制御回路の中でCPUと結合されるように設けられ、プログラムコードを保存するための保存装置とを含む。該プログラムコードは、HARQ受信端が伝送パケットに対応するTFRIとNDIを受信し、上記TFRIとNDIに基づいてDTX−NACKエラーの有無を判断し、DTX−NACKエラーがあると判断した場合に、紛失した伝送パケットを示すエラー報告信号をHARQ送信端に送るステップを含む。
本発明は更に下記のようなHARQ伝送プロセスにおいてDTX−NACKエラーを検出・回復する、無線通信システムに用いられる通信装置を提供する。該通信装置は、通信装置の機能を実現させる制御回路と、制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、制御回路の中でCPUと結合されるように設けられ、プログラムコードを保存するための保存装置とを含む。該プログラムコードは、パケットを出力し、上記パケットに対応するTFRIとNDIを発送し、上記TFRIとNDIに基づいてDTX−NACKエラーの有無を判断し、DTX−NACKエラーにより紛失したパケットを示すエラー報告信号を受信し、上位層にローカル信号を送信し、DTX−NACKエラーを回復するステップを含む。
本発明はTFRIにより再送が示され、NDIにより初送が示される場合にDTX−NACKエラーが発生したと判断し、HARQ送信端にエラー報告信号を返送してパケット紛失を防止する。従来の技術と比べ、本発明はDTX−NACKエラーを迅速に処理し、上位層で行われる紛失パケットの検出による伝送遅延を緩和できる。
かかる方法及び装置の特徴を詳述するために、具体的な実施例を挙げ、図示を参照して以下に説明する。
図1を参照する。図1は無線通信システムの無線通信装置100のブロック図である。説明を簡素化するため、図1は無線通信装置100の入力装置102、出力装置104、制御回路106、CPU(中央処理装置)108、保存装置110、プログラムコード112及びトランシーバー114のみ描くとする。無線通信装置100において、制御回路106はCPU108で保存装置110に保存されるプログラムコード112を実行し、無線通信装置100の動作を制御する。制御回路106は入力装置102(例えばキーボード)を介してユーザーが入力した信号を受信し、出力装置104(スクリーン、スピーカーなど)を介して映像、音声などの信号を出力する。無線信号を受発信するトランシーバー114は受信した信号を制御回路106に送信し、または制御回路106による信号を無線で出力する。言い換えれば、通信プロトコルに当てはめれば、トランシーバー114は第一層の一部とみなされ、制御回路106は第二層と第三層の機能を実現させる。無線通信装置100は第三世代移動通信システムに用いられることが望ましい。
図2を参照する。図2は図1に示すプログラムコード112を表す説明図である。アプリケーション層200と、第三層インターフェイス202と、第二層インターフェイス206からなるプログラムコード112は、第一層インターフェイス218と接続されている。第二層インターフェイス206はRLC(無線リンク制御)エンティティー224とMAC(媒体アクセス制御)エンティティー226を含む。RLCエンティティー224は種々の送信品質に応じてデータや制御指令に対して分割、再組み立て、連結、パディング、再送、暗号化、シーケンス検査、重複検出をし、MACエンティティー226は第三層インターフェイス(RRC層、無線資源制御層)202の無線資源配分指令に従って、RLCエンティティー224の個別の論理チャネルからのパケットを一般、共用または専用トランスポートチャネルに対応させるうえ、チャネルマッピング、多重化、伝送形式選択、ランダムアクセス制御などの処理を行う。
本発明によるMACエンティティー226で行われるHARQ伝送プロセスは、DTX−NACKエラーによるパケット紛失を防止できる。本発明は、HARQ伝送プロセスで生じうるDTX−NACKエラーを検出・回復するためのDTX−NACKエラー検出プログラムコード220を提供する。図3を参照する。図3は本発明による方法30のフローチャートである。本方法30は無線通信システムのHARQ伝送プロセスにおいて、受信端でのDTX−NACKエラー検出・回復に用いられ、DTX−NACKエラー検出プログラムコード220としてコンパイルすることができる。
ステップ300:開始。
ステップ300:開始。
ステップ302:HARQ受信端が伝送パケットに対応するTFRIとNDIを受信する。
ステップ304:上記TFRIとNDIに基づいてDTX−NACKエラーの有無を判断する。
ステップ306:DTX−NACKエラーがあると判断すれば、紛失パケットを示すエラー報告信号をHARQ送信端に送る。
ステップ308:終了。
前記のとおり、受信端で受信されたパケットが初送か再送かはNDIに基づいて判断できる。詳しく言えば、受信端は前後二回のパケットのNDIを比較するうえで、両者が同一の場合は後者を再送と判断し、さもなければ後者を初送と判断する。HARQ受信端において伝送パケットが受信されると、そのTFRIにより再送が示され、NDIにより初送が示されるという矛盾の場合では、DTX−NACKエラーが発生したと判断する。この場合、誤りを回復するように、HARQ受信端はパケットがDTX−NACKエラーにより紛失したことや紛失したパケットを示すエラー報告信号をHARQ送信端に送る。それを受けて、HARQ送信端はローカルNACK信号を上位層に送信し、DTX−NACKエラーの回復を起動させる。
前記のとおり、受信端で受信されたパケットが初送か再送かはNDIに基づいて判断できる。詳しく言えば、受信端は前後二回のパケットのNDIを比較するうえで、両者が同一の場合は後者を再送と判断し、さもなければ後者を初送と判断する。HARQ受信端において伝送パケットが受信されると、そのTFRIにより再送が示され、NDIにより初送が示されるという矛盾の場合では、DTX−NACKエラーが発生したと判断する。この場合、誤りを回復するように、HARQ受信端はパケットがDTX−NACKエラーにより紛失したことや紛失したパケットを示すエラー報告信号をHARQ送信端に送る。それを受けて、HARQ送信端はローカルNACK信号を上位層に送信し、DTX−NACKエラーの回復を起動させる。
総じて言えば、本発明はTFRIにより再送が示され、NDIにより初送が示される場合にDTX−NACKエラーが発生したと判断し、HARQ送信端にエラー報告信号を返送してパケット紛失を防止する。従来の技術と比べ、本発明はDTX−NACKエラーを迅速に処理し、上位層で行われる紛失パケットの検出による伝送遅延を緩和できる。
以上は本発明に好ましい実施例であって、本発明の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、本発明の精神の下においてなされ、本発明に対して均等の効果を有するものは、いずれも本発明の特許請求の範囲に属するものとする。
本発明は従来の動作条件を変えたのみであり、当然実施可能である。
100 無線通信装置
102 入力装置
104 出力装置
106 制御回路
108 CPU
110 保存装置
112 プログラムコード
114 トランシーバー
200 アプリケーション層
202 第三層インターフェイス
206 第二層インターフェイス
218 第一層インターフェイス
220 DTX−NACKエラー検出プログラムコード
224 RLCエンティティー
226 MACエンティティー
102 入力装置
104 出力装置
106 制御回路
108 CPU
110 保存装置
112 プログラムコード
114 トランシーバー
200 アプリケーション層
202 第三層インターフェイス
206 第二層インターフェイス
218 第一層インターフェイス
220 DTX−NACKエラー検出プログラムコード
224 RLCエンティティー
226 MACエンティティー
Claims (10)
- 無線通信システムのHARQ(ハイブリッド自動リピート要求)伝送プロセスにおいて、受信端でDTX−NACKエラーを検出・回復する方法であって、
HARQ受信端が伝送パケットに対応するTFRI(伝送形式及びリソース指示子)とNDI(新データ指示子)を受信し、
上記TFRIとNDIに基づいてDTX−NACKエラーの有無を判断し、
DTX−NACKエラーがあると判断した場合に、紛失した伝送パケットを示すエラー報告信号をHARQ送信端に送るステップからなることを特徴とするDTX−NACKエラーの検出・回復方法。 - 前記TFRIとNDIに基づいてDTX−NACKエラーの有無を判断するステップは、TRFIにより伝送パケットが再送であると示され、NDIにより伝送パケットが初送であると示される場合に、DTX−NACKエラーが発生したと判断することを特徴とする請求項1記載のDTX−NACKエラーの検出・回復方法。
- 前記エラー報告信号により示される紛失した伝送パケットは、DTX−NACKエラーにより紛失したことを特徴とする請求項1記載のDTX−NACKエラーの検出・回復方法。
- 前記方法は更に、HARQ送信端がローカルNACK信号を上位層に送信し、DTX−NACKエラーを回復するステップを含むことを特徴とする請求項1記載のDTX−NACKエラーの検出・回復方法。
- 前記NDIは伝送パケットが初送か再送を示す指標を含むことを特徴とする請求項1記載のDTX−NACKエラーの検出・回復方法。
- HARQ伝送プロセスにおいてDTX−NACKエラーを検出・回復する、無線通信システムに用いられる通信装置であって、
通信装置の機能を実現させる制御回路と、
制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御する中央処理装置(CPU)と、
制御回路の中でCPUと結合されるように設けられ、プログラムコードを保存するための保存装置とを含み、そのうちプログラムコードは、
HARQ受信端が伝送パケットに対応するTFRIとNDIを受信し、
上記TFRIとNDIに基づいてDTX−NACKエラーの有無を判断し、
DTX−NACKエラーがあると判断した場合に、紛失した伝送パケットを示すエラー報告信号をHARQ送信端に送るステップを含むことを内容とすることを特徴とする通信装置。 - 前記プログラムコードは、TRFIにより伝送パケットが再送であると示され、NDIにより伝送パケットが初送であると示される場合に、DTX−NACKエラーが発生したと判断することを特徴とする請求項6記載の通信装置。
- 前記エラー報告信号により示される紛失した伝送パケットは、DTX−NACKエラーにより紛失したことを特徴とする請求項6記載の通信装置。
- 前記NDIは伝送パケットが初送か再送を示す指標を含むことを特徴とする請求項6記載の通信装置。
- HARQ伝送プロセスにおいてDTX−NACKエラーを検出・回復する、無線通信システムに用いられる通信装置であって、
通信装置の機能を実現させる制御回路と、
制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、
制御回路の中でCPUと結合されるように設けられ、プログラムコードを保存するための保存装置とを含み、そのうちプログラムコードは、
パケットを出力し、
上記パケットに対応するTFRIとNDIを発送し、
上記TFRIとNDIに基づいてDTX−NACKエラーの有無を判断し、
DTX−NACKエラーにより紛失したパケットを示すエラー報告信号を受信し、
上位層にローカル信号を送信し、DTX−NACKエラーを回復するステップを含むことを特徴とする通信装置。
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