JP2008003852A - コンテンツ利用者認証システム - Google Patents
コンテンツ利用者認証システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008003852A JP2008003852A JP2006172854A JP2006172854A JP2008003852A JP 2008003852 A JP2008003852 A JP 2008003852A JP 2006172854 A JP2006172854 A JP 2006172854A JP 2006172854 A JP2006172854 A JP 2006172854A JP 2008003852 A JP2008003852 A JP 2008003852A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- user
- authentication
- digital content
- content
- playback
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Storage Device Security (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【課題】不正な利用者がデジタルコンテンツを再生させることを防止するコンテンツ利用者認証システムを提供する。
【解決手段】デジタルコンテンツ2は再生プログラムと一体化された形態で端末装置5に提供され、サーバ3は、デジタルコンテンツ2のコンテンツIDと正当な利用者の利用者IDとを対応づけてあらかじめデータベース4に登録しておき、再生プログラムは、デジタルコンテンツを再生させようとする利用者の利用者IDとコンテンツIDとを含む認証要求情報を端末装置5からサーバ3に送信し、サーバ3は、認証要求情報に含まれるコンテンツIDと利用者IDとがデータベース4に登録され、かつ、該利用者IDがログイン中でない場合、該利用者IDをログイン中としてデータベース4を更新するとともに端末装置5に認証成功情報を送信し、再生プログラムは、認証成功情報を受信すると端末装置5にデジタルコンテンツの再生を開始させる。
【選択図】図1
【解決手段】デジタルコンテンツ2は再生プログラムと一体化された形態で端末装置5に提供され、サーバ3は、デジタルコンテンツ2のコンテンツIDと正当な利用者の利用者IDとを対応づけてあらかじめデータベース4に登録しておき、再生プログラムは、デジタルコンテンツを再生させようとする利用者の利用者IDとコンテンツIDとを含む認証要求情報を端末装置5からサーバ3に送信し、サーバ3は、認証要求情報に含まれるコンテンツIDと利用者IDとがデータベース4に登録され、かつ、該利用者IDがログイン中でない場合、該利用者IDをログイン中としてデータベース4を更新するとともに端末装置5に認証成功情報を送信し、再生プログラムは、認証成功情報を受信すると端末装置5にデジタルコンテンツの再生を開始させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタルコンテンツを再生させる利用者を認証するコンテンツ利用者認証システムに関するものである。
従来のコンテンツ利用者認証システムとしては、認証装置が、あらかじめ利用者の再生装置のシステム情報に基づいて生成したユーザ固有キーを登録しておき、復号キーにより復号できるよう暗号化されたデジタルコンテンツと、ユーザ固有キーにより復号できるよう暗号化された復号キーとを再生装置に受信させ、再生装置が、ユーザ固有キーにより復号した復号キーでデジタルコンテンツを復号することにより、デジタルコンテンツを再生させる利用者を認証するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特表2004−520755号公報
しかしながら、従来のコンテンツ利用者認証システムは、デジタルコンテンツと共にユーザ固有キーが不正に入手された場合、不正な利用者がデジタルコンテンツを再生させることができるといった問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、不正な利用者がデジタルコンテンツを再生させることを防止することができるコンテンツ利用者認証システムを提供することを目的とする。
本発明のコンテンツ利用者認証システムは、デジタルコンテンツを再生する再生装置と前記デジタルコンテンツを前記再生装置に再生させる利用者を認証する認証装置とがネットワークを介して接続されたコンテンツ利用者認証システムにおいて、前記デジタルコンテンツは、該デジタルコンテンツを再生する処理を再生装置に実行させる再生プログラムと一体化された形態で前記再生装置に提供され、前記認証装置は、前記デジタルコンテンツを識別するコンテンツIDと、前記デジタルコンテンツの正当な利用者を識別する利用者IDとを対応づけてあらかじめ記憶媒体に記憶しておき、前記再生装置は、前記再生プログラムによって、前記デジタルコンテンツを再生させようとする利用者の利用者IDと、前記デジタルコンテンツのコンテンツIDとを含む認証要求情報を前記認証装置に送信し、前記認証装置は、受信した認証要求情報に含まれるコンテンツIDと利用者IDとが前記記憶媒体に対応づけて記憶され、かつ、該利用者IDをログイン中として記憶していない場合、該利用者IDがログイン中であることを記憶するとともに、前記再生装置に認証に成功したことを表す認証成功情報を送信し、前記再生装置は、前記再生プログラムによって、前記認証成功情報を受信したと判断すると、前記デジタルコンテンツの再生を開始するように構成されている。
この構成により、本発明のコンテンツ利用者認証システムは、認証装置があらかじめデジタルコンテンツとその正当な利用者とを対応づけて記憶しておき、デジタルコンテンツを再生させようとする利用者が正当な利用者としてこのデジタルコンテンツと対応づけられて記憶され、かつ、この正当な利用者がログインしていない場合に、このデジタルコンテンツを再生装置に再生させるので、デジタルコンテンツが正当な利用者を表す情報と共に不正な利用者に入手されても、正当な利用者がログイン中であれば不正な利用者がこのデジタルコンテンツを再生装置に再生させることができないため、不正な利用者がデジタルコンテンツを再生させることを防止することができる。
また、前記認証装置は、ランダムに生成したサーバパターンを前記認証成功情報に含めて前記再生装置に送信し、前記再生装置は、前記デジタルコンテンツを再生している間、前記再生プログラムによって、所定の経過時間ごとに前記サーバパターンに基づいてランダムに生成した認証パターンを前記認証装置に送信し、前記認証装置は、受信した認証パターンが前記サーバパターンに基づいて生成されたものでないと判断した場合、認証に失敗したことを表す認証失敗情報を前記再生装置に送信し、前記再生装置は、前記再生プログラムによって前記認証失敗情報を受信したと判断すると、前記デジタルコンテンツの再生を終了するようにしてもよい。
この構成により、本発明のコンテンツ利用者認証システムは、再生装置がデジタルコンテンツを再生している間、再生プログラムによって、所定の経過時間ごとにその都度変化させた認証パターンを再生装置から認証装置に送信し、認証装置が認証に失敗するとデジタルコンテンツの再生を終了するので、通信の傍受等によって認証に成功した認証パターンが不正な利用者に入手されても、同一な認証パターンによって再度認証に成功する可能性が極めて低いため、通信の傍受等によって認証パターンを入手した不正な利用者がデジタルコンテンツを再生させることを防止することができる。
また、本発明の認証装置は、デジタルコンテンツを再生装置に再生させる利用者を認証する認証装置において、前記デジタルコンテンツを識別するコンテンツIDと、前記デジタルコンテンツの正当な利用者を識別する利用者IDとを対応づけてあらかじめ記憶しておく利用者記憶手段と、前記利用者IDがログイン中であるか否かを記憶するログイン記憶手段と、前記デジタルコンテンツを再生させようとする利用者の利用者IDと、前記デジタルコンテンツのコンテンツIDとを含む認証要求情報を前記再生装置から受信する認証要求受信手段と、前記認証要求情報に含まれる利用者IDとコンテンツIDとが、前記利用者記憶手段に対応づけられて記憶され、かつ、前記利用者IDがログイン中として前記ログイン記憶手段に記憶されていない場合、前記ログイン記憶手段に前記利用者IDがログイン中であることを記憶するとともに、前記再生装置に認証に成功したことを表す認証成功情報に復号キーを含めて送信する認証成功送信手段とを備えた構成を有している。
この構成により、本発明の認証装置は、あらかじめデジタルコンテンツに対応づけて記憶した利用者であって、かつ、ログイン中でない利用者を正当な利用者として認証するので、不正な利用者が認証されることを防止することができる。
また、本発明の再生プログラムは、デジタルコンテンツと一体化され、前記デジタルコンテンツを再生する処理を再生装置に実行させる再生プログラムにおいて、前記デジタルコンテンツを再生させようとする利用者を識別する利用者IDと、前記デジタルコンテンツを識別するコンテンツIDとを含む認証要求情報を認証装置に送信する認証要求送信ステップと、前記認証要求情報に基づく認証に成功したことを表す認証成功情報を前記認証装置から受信したと判断すると、前記デジタルコンテンツの再生を開始する再生開始ステップとを備えた構成を有している。
この構成により、本発明の再生プログラムは、デジタルコンテンツを再生させようとする利用者が認証装置によって正当な利用者として認証されると、デジタルコンテンツの再生を開始するので、認証されない不正な利用者がデジタルコンテンツを再生させることを防止することができる。
本発明は、不正な利用者がデジタルコンテンツを再生させることを防止することができるという効果を有するコンテンツ利用者認証システムを提供するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、本実施の形態では、本発明のコンテンツ利用者認証システムを、本発明の再生プログラムと一体化された形態のデジタルコンテンツを販売するコンテンツ販売システムに適用した例について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるコンテンツ販売システム1の概略図である。
図1において、コンテンツ販売システム1は、再生プログラムが埋め込まれるなどして一体化された形態のデジタルコンテンツ2を販売するサイトを提供するサーバ3と、デジタルコンテンツ2が格納されたデータベース4と、デジタルコンテンツ2を利用する利用者の端末装置5と、この利用者が保有する携帯電話6とを備えている。なお、図1において、本発明に係る再生装置を構成する端末装置5が1つ図示されているが、本発明のコンテンツ利用者認証システムにおける再生装置の数を限定するものではない。
また、サーバ3と、端末装置5と、携帯電話6とは、無線電話網、インターネット網および固定電話網等よりなるネットワーク10を介して互いに接続されている。
デジタルコンテンツ2は、1タイトル毎に1ファイルの形態でデータベース4に格納され、コンテンツを表すデータと該データを再生する処理を端末装置5に実行させる実行可能形式の再生プログラムとから構成されている。デジタルコンテンツ2に含まれるデータは、共に含まれる再生プログラム2によって復号されるよう暗号化され、他の汎用の再生プログラムによって再生されることができないようになっている。
なお、デジタルコンテンツ2に埋め込まれた再生プログラムは、本発明に係る再生プログラムを構成する。
サーバ3およびデータベース4は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスク装置およびネットワークインタフェース等によって構成される。
また、サーバ3を構成するCPUは、ハードディスク装置に格納されたウェブサーバアプリケーションをRAMに読み込んでCPUに実行させ、ネットワークインタフェースに接続されたネットワーク10を介して端末装置5からのウェブページの要求に対して常に応答できるようになっている。
また、サーバ3を構成するハードディスク装置には、ウェブサーバアプリケーションに加えて、デジタルコンテンツ2を販売するためのウェブサイトを構成するウェブぺージを表すHTML(Hyper Text Markup Language)データ、販売に関する各種処理が記述されたスクリプトおよびスクリプトを実行するスクリプトエンジン、電子メールを送信するメール送信プログラム、デジタルコンテンツ2を再生させる利用者の認証を行うための認証プログラム、および、データベース4に格納されたデータにアクセスするためのデータベースアクセスプログラム等が格納されている。
このように構成されたサーバ3は、これらのHTMLデータを端末装置5に送信し、さらに端末装置5からの要求に応じてこれらのプログラムをRAMに読み込んでCPUに実行させることにより、端末装置5の利用者に対して、利用者登録およびデジタルコンテンツ販売等の機能を持つコンテンツ販売サイトを提供するようになっている。
データベース4を構成するCPUは、ハードディスク装置に格納されたデータベースサーバアプリケーションをRAMに読み込んで実行し、ネットワークインタフェースに接続されたLAN(Local Area Network)を介して接続されたサーバ3からのデータベースアクセスに対して常に応答できるようになっている。
また、データベース4を構成するハードディスク装置には、データベースサーバアプリケーションによって管理されるデータベースがさらに格納され、このデータベースは、少なくとも利用者テーブル、コンテンツテーブルおよびコンテンツ購入者テーブルによって構成されている。
ここで各テーブルのデータ構造を図2に示す。利用者テーブルは、図2(a)に示すように、少なくとも、利用者を識別する利用者ID、暗号化されたパスワード、携帯電話6に割り当てられたメールアドレスおよびログイン状況をそれぞれ表すデータからなるレコードによって構成されている。利用者テーブルには、利用者登録によって新規レコードが追加され、利用者のログイン状況に応じて該当するレコードの該当する項目が更新されるようになっている。
また、コンテンツテーブルは、図2(b)に示すように、少なくとも、デジタルコンテンツ2を識別するコンテンツID、デジタルコンテンツ2のタイトル、単価およびファイルパスをそれぞれ表すデータからなるレコードによって構成されている。コンテンツテーブルには、あらかじめ販売対象となるデジタルコンテンツに関する情報が登録されている。
また、コンテンツ購入者テーブルは、図2(c)に示すように、少なくともコンテンツIDと利用者IDとをそれぞれ表すデータからなるレコードによって構成されている。
なお、サーバ3およびデータベース4は、同一のサーバ装置によって構成してもよい。また、サーバ3のCPUは、本発明に係る認証装置の認証要求受信手段および認証成功送信手段を構成し、データベース4のハードディスク装置は、本発明に係る認証装置の利用者記憶手段およびログイン記憶手段を構成する。
端末装置5は、CPU、RAM、ROM、ハードディスク装置、ネットワークインタフェース、液晶ディスプレイ等の表示装置およびマウスやキーボード等の入力装置によって構成されている。
端末装置5のCPUは、ハードディスク装置に格納されたウェブブラウザアプリケーションをRAMに読み込んで実行し、入力装置からの入力内容に応じて、ネットワークインタフェースに接続されたネットワーク10を介してサーバ3からウェブページを表すデータを取得し表示装置に表示するようになっている。
また、端末装置5のCPUは、ハードディスク装置に格納された汎用のOSをRAMに読み込んで実行することにより、ハードディスク装置にダウンロードされたデジタルコンテンツ2の一覧を表示装置に表示するとともに、入力装置を介して特定されたデジタルコンテンツ2に埋め込まれた再生プログラムをRAMに読み込んで実行するようになっている。
携帯電話6は、マイク、スピーカ、テンキー等の文字列入力装置、液晶ディスプレイ等の表示装置、無線通信モジュール、記憶装置、RAMおよびCPU等によって構成され、記憶装置に記憶されたメール送受信プログラムをRAMに読み込んで実行することにより、この携帯電話6に割り当てられた固有のメールアドレスに基づいて電子メールの送受信を行うことができるようになっている。
以上のように構成されたコンテンツ販売システム1の動作を図3〜図5を用いて説明する。
図3は、コンテンツ販売システム1によるデジタルコンテンツ2の販売動作を説明するシーケンス図である。なお、以下の説明では、端末装置5の表示装置にサーバ3によって提供されるコンテンツ販売サイトが表示されているものとする。また、利用者には、利用者テーブルに登録されたパスワードがあらかじめ通知されているものとする。
まず、端末装置5の入力装置を介して、利用者が購入したいデジタルコンテンツ2のコンテンツIDと、利用者が所有する携帯電話6のメールアドレスと、パスワードとが入力され、これらの情報が、端末装置5のCPUによってサーバ3に送信される(S1)。
次に、サーバ3のCPUによって、受信したメールアドレスとパスワードとが利用者テーブルに登録されているか否かが、データベース4を参照して判断される(S2)。
ここで、このメールアドレスとパスワードとが登録されていないと判断された場合、コンテンツ販売システム1の販売動作は終了する。
一方、このメールアドレスとパスワードとが登録されていると判断された場合、このメールアドレスを宛先として、このコンテンツIDの単価および購入契約に同意を求める文章を本文に含む電子メールが、サーバ3のCPUによって携帯電話6に送信される(S3)。
電子メールを受信した携帯電話6のCPUによって、この電子メールを閲覧した利用者が購入契約に同意したことを表す確認情報が、サーバ3に送信される(S4)。
サーバ3のCPUによって確認情報が受信されると(S5でYES)、このコンテンツIDとこの利用者IDとが、データベース4のコンテンツ購入者テーブルに登録されるとともに(S6)、このコンテンツIDに対応するデジタルコンテンツが端末装置5に送信されて(S7)、コンテンツ販売システム1の販売動作が終了する。
なお、本実施の形態では、デジタルコンテンツ2の販売代金は、購入した利用者に対して携帯電話6における情報利用料として課金され、携帯電話6による通信サービスを提供するキャリア各社を介してコンテンツ販売サイトの運営者によって徴収され、デジタルコンテンツ2の製造元に支払われるものとする。
図4および図5は、コンテンツ販売システム1の認証動作を説明するフロー図である。なお、図4および図5において、1列目のフローが端末装置5の動作を示し、2列目のフローがサーバ3の動作を示している。また、破線の矢印は、各装置間で送受信される情報の流れを示している。
まず、端末装置5のCPUによって、利用者が再生させたいデジタルコンテンツのコンテンツIDと、端末装置5の入力装置を介して入力された利用者IDおよびパスワードとを含む認証要求情報が、サーバ3に送信される(S10:認証要求送信ステップ)。
認証要求情報が受信されると(S11)、サーバ3のCPUによって、この認証要求情報に含まれる利用者IDおよびパスワードが、データベース4の利用者テーブルに登録されているか否かが判断される(S12)。
この利用者IDおよびパスワードが利用者テーブルに登録されていないと判断された場合、コンテンツ販売システム1の認証動作が終了し、利用者はデジタルコンテンツ2を再生させることができない。
一方、この利用者IDおよびパスワードが利用者テーブルに登録されていると判断された場合、サーバ3のCPUによって、この認証要求情報に含まれるコンテンツIDと利用者IDとが、データベース4のコンテンツ購入者テーブルに登録されているか否かが判断される(S13)。
このコンテンツIDと利用者IDとがコンテンツ購入者テーブルに登録されていないと判断された場合、コンテンツ販売システム1の認証動作が終了し、利用者はデジタルコンテンツ2を再生させることができない。
一方、このコンテンツIDと利用者IDとがコンテンツ購入者テーブルに登録されていると判断された場合、サーバ3のCPUによって、この認証情報に含まれる利用者IDがログイン中であるか否か、データベース4の利用者テーブルを参照して判断される(S14)。
この利用者IDがログイン中であると判断された場合、コンテンツ販売システム1の認証動作が終了し、利用者はデジタルコンテンツ2を再生させることができない。
一方、この利用者IDがログイン中でないと判断された場合、サーバ3のCPUによって、この利用者IDをログイン中として利用者テーブルが更新される(S15)。
次に、サーバ3のCPUによって、サーバパターンがランダムに生成され(S16)、生成したサーバパターンを含む認証成功情報が端末装置5に送信される(S17)。
端末装置5のCPUによって認証成功情報が受信されると(S18でYES)、デジタルコンテンツ2の再生が開始される(S19:再生開始ステップ)。
次に、端末装置5のCPUによって、タイマが起動される(S20)。
次に、端末装置5のCPUによって、後述する認証失敗情報をサーバ3から受信したか否かが判断される(S21)。
認証失敗情報を受信していないと判断された場合、端末装置5のCPUによって、デジタルコンテンツ2を最後まで再生したか否かが判断される(S22)。
デジタルコンテンツ2を最後まで再生していないと判断された場合、端末装置5のCPUによって、入力装置を介して再生終了を指示する情報が入力されたか否かが判断される(S23)。
再生終了を指示する情報が入力されていないと判断された場合、端末装置5のCPUによって、タイマが起動されてからの経過時間があらかじめ定められたT1未満か否かが判断される(S24)。
タイマが起動されてからの経過時間がT1未満であると判断された場合、端末装置5のCPUによって、再度ステップS21〜S24が実行される。
一方、タイマが起動されてからの経過時間がT1以上であると判断された場合、端末装置5のCPUによって、ステップS18で受信した認証成功情報に含まれるサーバパターンに基づいて、ランダムな認証パターンが生成される(S25)。
次に、端末装置5のCPUによって、生成された認証パターンがサーバ3に送信される(S26)。
認証パターンが受信されると(S27でYES)、サーバ3のCPUによって、この認証パターンが、ステップS16で生成されたサーバパターンから生成されたものであるか否かが判断される(S28)。
この認証パターンがステップS16で生成されたサーバパターンから生成されたものではないと判断された場合、サーバ3のCPUによって、認証に失敗したことを表す認証失敗情報が端末装置5に送信される(S29)。
端末装置5のCPUによって、認証失敗情報をサーバ3から受信したと判断された場合(S21でYES)、デジタルコンテンツ2を最後まで再生したと判断された場合(S22でYES)、または、再生終了を指示する情報が入力された場合(S23でYES)、デジタルコンテンツ2の再生が終了され(S30)、再生が終了したことを表す再生終了情報に利用者IDが含められてサーバ3に送信される(S31)。
再生終了情報が受信されると(S32でYES)、サーバ3のCPUによって、この再生終了情報に含まれる利用者IDをログイン中でないとして利用者テーブルが更新され(S33)、コンテンツ販売システム1の認証動作が終了する。
このような本発明の一実施の形態のコンテンツ販売システムは、あらかじめデジタルコンテンツとその正当な利用者とを対応づけてデータベース4に登録しておき、デジタルコンテンツ2を再生させようとする利用者が正当な利用者としてこのデジタルコンテンツと対応づけられて登録され、かつ、この正当な利用者がログインしていない場合に、このデジタルコンテンツ2を端末装置5に再生させるので、デジタルコンテンツ2が正当な利用者を表す情報と共に不正な利用者に入手されても、正当な利用者がログイン中であれば不正な利用者がこのデジタルコンテンツ2を端末装置5に再生させることができないため、不正な利用者がデジタルコンテンツ2を再生させることを防止することができる。
また、本発明の一実施の形態のコンテンツ販売システムは、端末装置5がデジタルコンテンツ2を再生している間、デジタルコンテンツ2と一体化された再生プログラムによって、所定の経過時間ごとにその都度変化させた認証パターンを端末装置5からサーバ3に送信し、サーバ3が認証に失敗すると端末装置5はデジタルコンテンツの再生を終了するので、通信の傍受等によって認証に成功した認証パターンが不正な利用者に入手されても、同一な認証パターンによって再度認証に成功する可能性が極めて低いため、通信の傍受等によって認証パターンを入手した不正な利用者がデジタルコンテンツ2を再生させることを防止することができる。
なお、本実施の形態において、デジタルコンテンツ2はネットワークを介してダウンロード販売されることにより、端末装置5に提供されるものとしたが、本発明に係るデジタルコンテンツは、携帯可能な記録媒体に記録されたものでもよく、再生プログラムと一体化された形態のデジタルデータとして端末装置5に提供されたものであればよい。
以上のように、本発明に係るコンテンツ利用者認証システムは、不正な利用者がデジタルコンテンツを再生させることを防止するという効果を有し、例えば、デジタルコンテンツを再生させる利用者を認証するコンテンツ利用者認証システムとして有用である。
1 コンテンツ販売システム
2 デジタルコンテンツ
3 サーバ
4 データベース
5 端末装置
6 携帯電話
10 ネットワーク
2 デジタルコンテンツ
3 サーバ
4 データベース
5 端末装置
6 携帯電話
10 ネットワーク
Claims (4)
- デジタルコンテンツを再生する再生装置と前記デジタルコンテンツを前記再生装置に再生させる利用者を認証する認証装置とがネットワークを介して接続されたコンテンツ利用者認証システムにおいて、
前記デジタルコンテンツは、該デジタルコンテンツを再生する処理を再生装置に実行させる再生プログラムと一体化された形態で前記再生装置に提供され、
前記認証装置は、前記デジタルコンテンツを識別するコンテンツIDと、前記デジタルコンテンツの正当な利用者を識別する利用者IDとを対応づけてあらかじめ記憶媒体に記憶しておき、
前記再生装置は、前記再生プログラムによって、前記デジタルコンテンツを再生させようとする利用者の利用者IDと前記デジタルコンテンツのコンテンツIDとを含む認証要求情報を前記認証装置に送信し、
前記認証装置は、受信した認証要求情報に含まれるコンテンツIDと利用者IDとが前記記憶媒体に対応づけて記憶され、かつ、該利用者IDをログイン中として記憶していない場合、該利用者IDがログイン中であることを記憶するとともに、前記再生装置に認証に成功したことを表す認証成功情報を送信し、
前記再生装置は、前記再生プログラムによって前記認証成功情報を受信したと判断すると、前記デジタルコンテンツの再生を開始することを特徴とするコンテンツ利用者認証システム。 - 前記認証装置は、ランダムに生成したサーバパターンを前記認証成功情報に含めて前記再生装置に送信し、
前記再生装置は、前記デジタルコンテンツを再生している間、前記再生プログラムによって、所定の経過時間ごとに前記サーバパターンに基づいてランダムに生成した認証パターンを前記認証装置に送信し、
前記認証装置は、受信した認証パターンが前記サーバパターンに基づいて生成されたものでないと判断した場合、認証に失敗したことを表す認証失敗情報を前記再生装置に送信し、
前記再生装置は、前記再生プログラムによって前記認証失敗情報を受信したと判断すると、前記デジタルコンテンツの再生を終了することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ利用者認証システム。 - デジタルコンテンツを再生装置に再生させる利用者を認証する認証装置において、
前記デジタルコンテンツを識別するコンテンツIDと、前記デジタルコンテンツの正当な利用者を識別する利用者IDとを対応づけてあらかじめ記憶しておく利用者記憶手段と、
前記利用者IDがログイン中であるか否かを記憶するログイン記憶手段と、
前記デジタルコンテンツを再生させようとする利用者の利用者IDと、前記デジタルコンテンツのコンテンツIDとを含む認証要求情報を前記再生装置から受信する認証要求受信手段と、
前記認証要求情報に含まれる利用者IDとコンテンツIDとが、前記利用者記憶手段に対応づけられて記憶され、かつ、前記利用者IDがログイン中として前記ログイン記憶手段に記憶されていない場合、前記ログイン記憶手段に前記利用者IDがログイン中であることを記憶するとともに、前記再生装置に認証に成功したことを表す認証成功情報を送信する認証成功送信手段とを備えることを特徴とする認証装置。 - デジタルコンテンツと一体化され、前記デジタルコンテンツを再生する処理を再生装置に実行させる再生プログラムにおいて、
前記デジタルコンテンツを再生させようとする利用者を識別する利用者IDと、前記デジタルコンテンツを識別するコンテンツIDとを含む認証要求情報を認証装置に送信する認証要求送信ステップと、
前記認証要求情報に基づく認証に成功したことを表す認証成功情報を前記認証装置から受信したと判断すると、前記デジタルコンテンツの再生を開始する再生開始ステップとを備えることを特徴とする再生プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006172854A JP2008003852A (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | コンテンツ利用者認証システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006172854A JP2008003852A (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | コンテンツ利用者認証システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008003852A true JP2008003852A (ja) | 2008-01-10 |
Family
ID=39008176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006172854A Pending JP2008003852A (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | コンテンツ利用者認証システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008003852A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009258942A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Hitachi Ltd | ユーザ権限管理システム及びそのプログラム |
JP2010146461A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Well Cat:Kk | バーコードシンボルの読み取り装置 |
-
2006
- 2006-06-22 JP JP2006172854A patent/JP2008003852A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009258942A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Hitachi Ltd | ユーザ権限管理システム及びそのプログラム |
JP2010146461A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Well Cat:Kk | バーコードシンボルの読み取り装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4733167B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理システム | |
CN101243434B (zh) | 经由流送的远程访问受保护文件 | |
JP2018152077A (ja) | アプリケーションおよびメディアコンテンツ保護配布のための方法および装置 | |
JP4829697B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 | |
US8752187B2 (en) | Portable license server | |
JP4769475B2 (ja) | コンテンツ配信用サーバ及びこれを備えたコンテンツ配信システム | |
KR100601630B1 (ko) | 암호화된 컨텐트를 제공하는 인터넷 사이트의 운영 방법 | |
JP2003519877A (ja) | 固有の情報が記録されている可搬性がある記録メディアに記録された固有の情報を、他の装置にアクセスさせるサービス提供装置、それらの方法、及び、当該記録メディア。 | |
JP2007202001A (ja) | 携帯通信機器およびその制御方法 | |
KR20090003422A (ko) | 휴대단말의 콘텐츠 권리객체 획득 방법 및 장치 | |
JP4592369B2 (ja) | サービス提供サーバ | |
JP2006202052A (ja) | 利用者認証プログラムおよびその記録媒体、利用者認証方法、利用者認証装置ならびに秘密情報取得プログラム | |
JP2002157226A (ja) | パスワード集中管理システム | |
KR101331037B1 (ko) | 컨텐츠 사용기기 및 사용 방법 | |
JP4692066B2 (ja) | コンテンツ送信装置 | |
EP1439447B1 (en) | Secure WEB access via an original CD | |
JP2008003852A (ja) | コンテンツ利用者認証システム | |
JP4936819B2 (ja) | 携帯端末、パスコード生成プログラムおよびパスコード生成方法 | |
JP4971275B2 (ja) | ストリーミング配信システム及びストリーミング配信方法 | |
JP4819589B2 (ja) | 認証システムおよび認証方法 | |
JP2004102826A (ja) | コンテンツデータ処理方法、携帯電話端末およびサーバ装置 | |
JP2006050017A (ja) | コンテンツ販売システム及びプログラム | |
JP4694242B2 (ja) | コンテンツファイル生成装置 | |
JP2006185212A (ja) | 情報管理システム、情報管理方法及びプログラム | |
JP2012010071A (ja) | データ提供方法、データ提供装置およびデータ提供プログラム |