JP2008001172A - Door supporting structure of air conditioner case - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、空調装置ケースのドア支持構造に関する。 The present invention relates to a door support structure for an air conditioner case.
この種の空調装置ケースとして、樹脂成形した二つの有底筒状ケースの開口縁同士を付き合わせて、内部に空洞が形成されるように組み立てたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この場合、ケースを樹脂成形する際に用いる型の型抜きをより容易にかつより確実に行うため、有底筒状の各ケースの内部空洞は、通常、開口側を底部側に比べて拡げて設定することがある。 In this case, in order to more easily and surely remove the mold used when the case is resin-molded, the inner cavity of each bottomed cylindrical case is usually expanded on the opening side compared to the bottom side. May be set.
ここで、それら二つの有底筒状ケース間で、軸部に突設された板状部を有するドアが回動可能に架設されるとともに当該軸部が有底筒状ケースの側壁に沿う場合には、底部から遠い開口縁近傍では軸部とケースの側壁との隙間が大きくなり、ドアのがたつきの一因となる虞があった。 Here, between the two bottomed cylindrical cases, a door having a plate-like portion protruding from the shaft portion is rotatably mounted and the shaft portion extends along the side wall of the bottomed cylindrical case. In the vicinity of the opening edge far from the bottom, there is a possibility that the gap between the shaft portion and the side wall of the case becomes large and contributes to the rattling of the door.
そこで、本発明は、ドアのがたつきをより小さくすることが可能な空調装置ケースのドア支持構造を得ることを目的とする。 Then, an object of this invention is to obtain the door support structure of the air conditioner case which can make the backlash of a door smaller.
本発明は、樹脂成形した二つの有底筒状のケース(2,3)の開口縁(2c,3c)同士を突き合わせて内部に空洞を形成するケース組立体(10)と、軸部(4a)および当該軸部(4a)に突設された板状部(4b)を有するドア(4)と、を備え、当該ドア(4)の軸部(4a)が前記二つのケース(2,3)間で回動可能に架設されるとともにそれら二つのケース(2,3)の側壁(2b,3b)に沿って延設される空調装置ケースのドア支持構造において、前記軸部(4a)に、当該軸方向に沿って伸びる開口(5a)を有する断面略C字状のスリーブ(5)を外嵌し、当該スリーブ(5)を二つのケース(2,3)の開口縁(2c,3c)同士を突き合わせた部分に配置したことを最も主要な特徴とする。 The present invention includes a case assembly (10) in which the opening edges (2c, 3c) of two bottomed cylindrical cases (2, 3) molded with resin are brought into contact with each other to form a cavity therein, and a shaft portion (4a). And a door (4) having a plate-like portion (4b) projecting from the shaft portion (4a), and the shaft portion (4a) of the door (4) is the two cases (2, 3). In the door support structure of the air conditioner case that is constructed so as to be rotatable between the two cases (2, 3) and extends along the side walls (2b, 3b), the shaft (4a) A sleeve (5) having a substantially C-shaped cross section having an opening (5a) extending along the axial direction is externally fitted, and the sleeve (5) is attached to the opening edges (2c, 3c) of the two cases (2, 3). ) The most important feature is that it is arranged at the part where they are abutted.
本発明によれば、開口縁と軸部との間で拡がった上記隙間をスリーブによって埋めることができ、軸部のガタツキを抑制することができる。 According to the present invention, it is possible to fill the gap that is widened between the opening edge and the shaft portion with the sleeve, and it is possible to suppress backlash of the shaft portion.
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described.
図1は、本実施形態にかかる空調装置の一部の分解斜視図、図2は、空調装置で用いられるドアの斜視図、図3は、ドアの軸部に外嵌されるスリーブの斜視図、図4は、空調装置ケースに形成された軸受部によってドアの軸部が枢支された状態を示す斜視図、図5は、図1のV−V断面図、図6は、図5のVI−VI断面図である。 FIG. 1 is an exploded perspective view of a part of the air conditioner according to the present embodiment, FIG. 2 is a perspective view of a door used in the air conditioner, and FIG. 3 is a perspective view of a sleeve fitted around the shaft portion of the door. 4 is a perspective view showing a state where the shaft portion of the door is pivotally supported by a bearing portion formed in the air conditioner case, FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line V-V in FIG. 1, and FIG. It is VI-VI sectional drawing.
本実施形態にかかる空調装置1では、樹脂成形した二つの有底筒状のケース2,3の開口縁2c,3c同士を突き合わせた状態で結合することで、内部に空洞を有するケース組立体10が構成されている。
In the air conditioner 1 according to the present embodiment, a
ケース2は、底壁2aと、その周縁に略垂設された略一定高さの周壁(側壁)2bとを備えて有底筒状に形成されており、また、ケース3も、底壁3aと、その周縁に略垂設された略一定高さの周壁(側壁)3bとを備えて有底筒状に形成されている。ただし、これら底壁2a,3aおよび周壁2b,3bは、完全には塞がれてなく、適宜に開口2e,3e等が形成されている。
The
ケース組立体10は、図示しないフィルタやエバポレータ等の各種部品を収容するとともに、内部に空気通路を形成している。そして、その空気通路を開閉したり流路を切り換えたりするために、ケース組立体10にはドア4が回動可能に支持されている。
The
ドア4は、図2に示すように、略円柱状の軸部4aと、軸部4aから突設される略矩形板状の板状部4bとを備えており、軸部4aの長手方向の端部4c,4cが、ケース組立体10に形成された軸受孔2d,3dに挿入され、枢支されている。なお、板状部4bの表裏面には、シール材7が貼付されている(図6参照)。
As shown in FIG. 2, the
このドア4の軸部4aは、図1に示すように、二つのケース2,3間で回動可能に架設されるとともに、それら二つのケース2,3の周壁2b,3bに沿って延設されている。
As shown in FIG. 1, the
ところで、ケース2,3を樹脂成形するにあたっては、各ケース2,3について、底壁2a,3aおよび周壁2b,3bを中と外から挟み込む二つの型が用いられる。すなわち、成形後、内側の型は筒内から引き抜く必要があるが、この型抜き作業をより容易にかつより確実に行うため、本実施形態では、各ケース2,3の周壁2b,3bは、図5に示すように、底壁2a(または底壁3a)側から開口縁2c,3c側にかけて僅かに拡げた形に成形されている。
By the way, when the
したがって、周壁2b,3bに沿って延設されるドア4の軸部4aと周壁2b,3bとの隙間20は、底壁2a(または底壁3a)側に比べて開口縁2c,3c側で大きくなってしまうのであるが、そうするとケース組立体10によって両端支持される軸部4aの略中央部で可動範囲が増大するため、軸部4aの撓み変形ひいてはドア4のがたつきが大きくなってしまう虞がある。
Accordingly, the
そこで、本実施形態では、軸部4aの開口縁2c,3c同士を突き合わせた部分に対応する位置にスリーブ5を外嵌し、このスリーブ5によって隙間20を埋めるようにしている。
Therefore, in the present embodiment, the
スリーブ5は、図3に示すように、軸方向に沿って伸びるスリット状の開口5aを有する断面略C字状の筒状体として樹脂成形されている。
As shown in FIG. 3, the
そして、開口5aと対向する部分には、薄肉部5cを設け、この薄肉部5cを支点として、開口5a側を弾性的に拡開できるようにしてある。したがって、開口5aを軸部4aに当てて押し込むことで、当該開口5aが拡開し、スリーブ5を軸部4aに容易に嵌め込むことができる。なお、図2に示すように、軸部4aの長手方向略中央部にはスリーブ5の高さとほぼ同じか僅かに長い間隔をあけて一対のフランジ部4d,4dを形成し、これらフランジ部4d,4dによってスリーブ5を緩やかに挟み込むようにして、スリーブ5が軸方向にずれないようにしてある。すなわち、軸部4aのうち一対のフランジ部4d,4dによって挟まれる区間は、スリーブ装着部4eとなる。
And the
また、本実施形態では、図3に示すように、スリーブ5の外周面5bに凹部5eを設けている。かかる構成によれば、凹部5eを設けることで薄肉部5cを形成することができるとともに、外周面5bと軸受部(の内周面)2fとの間の摺動性を向上させるために潤滑剤としてのグリスを介在させる場合に、この凹部5eをグリス溜まりとして利用することができ、グリスの保持性を高めて回動摩擦を減らし、摩耗を減らすことができる上、音や振動が生じるのを抑制することができるという効果が得られる。
In the present embodiment, as shown in FIG. 3, a
なお、薄肉部5cでは、スリーブ5の内周面5d側に凹部を形成してもよいし、さらに、当該内周面5dとスリーブ装着部4e(の外周面)との間にグリスを介在させてもよい。また、本実施形態では、凹部をV溝状としたが、U溝状とするなど他の断面形状としてもよいし、比較的小さい有底凹部を並べて配列するなど、溝以外の形状としてもよい。
In the
以上説明したように、本実施形態によれば、軸部4aに、当該軸方向に沿って伸びる開口5aを有する断面略C字状のスリーブ5を外嵌し、当該スリーブ5を二つのケース2,3の開口縁2c,3c同士を突き合わせた部分に配置したため、型抜き性を向上させるべく開口縁2c,3c側で軸部4aと周壁2b,3bとの隙間20を拡げた場合にも、スリーブ5によって隙間20を埋めることができ、以て、軸部4aの撓み変形、ひいてはドア4のがたつき、ならびに音や振動の発生を抑制することができる。
As described above, according to the present embodiment, the
また、軸部4aに対してスリーブ5を着脱可能としたため、隙間20に応じたスリーブ5を選択的に嵌め込んでがたつきをより確実に抑制することもできるし、仕様(形状)が異なるケース組立体に対してもスリーブ5を交換することで同じドア4を適用できる(すなわちドア4を容易に共用化できる)という利点もある。
Further, since the
また、本実施形態によれば、スリーブ5の開口5aと対向する部分に薄肉部5cを設け、当該薄肉部5cを支点として開口5aを弾性的に拡開可能に構成したため、スリーブ5をドア4の軸部4aに容易に嵌め込むことができる。また、メンテナンス時等においては、軸部4aからスリーブ5を取り外す作業も容易に行うことができる。
Further, according to the present embodiment, the
さらに、本実施形態によれば、薄肉部5cではスリーブ5の外周面5bに凹部5eが形成されているため、この凹部5eによって薄肉部5cを形成することができるとともに、当該凹部5eを、潤滑剤としてのグリス溜まりとして利用することができるため、回動摩擦を減らし、摩耗を減らすことができるとともに、音や振動の発生をより一層抑制することができるようになる。
Furthermore, according to this embodiment, since the
さらに、本実施形態では、図5および図6に示すように、軸部4aとスリーブ5は略円柱形または円筒形であり、また、側壁2b,3bの内周面も傾斜のある略円筒面となっており、このため、それぞれクリアランスを介して接触している。したがって、スリーブの取り付けの角度を気にせずともケースへのドア組付けを容易に行うことができるという利点がある。
Furthermore, in this embodiment, as shown in FIGS. 5 and 6, the
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、ケースやドアの形状は、上記実施形態で開示したものには限定されないし、スリーブの形状も種々に変更可能である。 The preferred embodiments of the present invention have been described above. However, the present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications can be made. For example, the shapes of the case and the door are not limited to those disclosed in the above embodiment, and the shape of the sleeve can be variously changed.
2,3 ケース
2b,3b 周壁(側壁)
2c,3c 開口縁
4 ドア
4a 軸部
4b 板状部
5 スリーブ
5a 開口
5b 外周面
5c 薄肉部
5d 内周面
5e 凹部
10 ケース組立体
2,3
2c,
Claims (3)
前記軸部(4a)に、当該軸方向に沿って伸びる開口(5a)を有する断面略C字状のスリーブ(5)を外嵌し、当該スリーブ(5)を二つのケース(2,3)の開口縁(2c,3c)同士を突き合わせた部分に配置したことを特徴とする空調装置ケースのドア支持構造。 A case assembly (10) in which the opening edges (2c, 3c) of two bottomed cylindrical cases (2, 3) molded with resin are brought into contact with each other to form a cavity therein, a shaft portion (4a), and the shaft A door (4) having a plate-like portion (4b) projecting from the portion (4a), and the shaft portion (4a) of the door (4) is rotated between the two cases (2, 3). In the door support structure of the air conditioner case that is movably installed and extends along the side walls (2b, 3b) of the two cases (2, 3),
A sleeve (5) having a substantially C-shaped cross section having an opening (5a) extending along the axial direction is fitted onto the shaft (4a), and the sleeve (5) is attached to two cases (2, 3). A door support structure for an air conditioner case, wherein the opening edges (2c, 3c) of the air conditioner case are arranged at a portion where they are butted.
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