JP2007536160A - 送油管 - Google Patents

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Abstract

【課題】 送油管に加わる圧縮荷重および引っ張り荷重を低減して管の耐用年数を増大させる。
【解決手段】 この装置は、FPSO(浮遊式生産貯蔵積出システム)とSPM(一点係留ブイ)12との間で石油を管で輸送する。この装置は、管の一端を支持する浮遊ブイの運動を管の実質的部分から分断するように準備された分断手段を備える。この分断手段は、たとえば、浮遊ブイに取り付けられるテザー、管に取り付けられるダイバータ、滑り接続部、あるいは管に取り付けられるブイおよび重りで構成される。

【選択図】 図13

Description

本発明は、石油の生産、貯蔵、又は積み出しにおいて使用される輸送管に関し、特に、浮遊ブイへの石油の輸送に関する。
石油業界では様々なタイプの浮遊システムが公知であり、いずれも輸出管に接続し得る。これらは通常、長期間に渡って同じ場所で「ステーション」に係留されるように設計される。浮遊システムは、多数の形態をとる。例えば、浮遊式貯蔵積出システム(FSO)は、石油貯蔵用タンクと、オフテイクシャトルタンカへ石油を積み込む方法とを有する。これらは、石油生産又は処理設備を有していない。浮遊式生産貯蔵積出システム(FPSO)は、貯蔵及び積み出し設備に加え、生産中の油井から原油を受領し、輸出用に処理する設備を有する。外見において、FPSOは、船舶又はタンカに類似する。浮遊式生産システム(FPS)は、油井から原油を受領し、処理するための任意のモジュールにすることができる。必ずしも貯蔵設備を有する必要はなく、その場合、海岸又はFSOにつながる輸出管を有する。浮遊式貯蔵ユニット(FSU)は、石油の貯蔵のみを行う。海岸、或いはFSOと同様に、シャトルタンカへ続く輸出管を設けてよい。他の浮遊システムも公知であり、石油を移送し、FSO、FPSO、FPS、FSU等と連絡する、任意の浮遊積出ユニットを含む。
海岸又はシャトルタンカへ続く輸出管を有する浮遊システムは公知である。輸出管を海底に沿って通した場合、高い環境圧力と、必要とされる管の余分な長さとにより、管の損傷の可能性が増加する。水面浮遊管システムを採用した場合、天候による損傷が問題となる。水面浮遊管は、更に、航海学的問題を引き起こすことから容認できない。例えば、FPSOのタンカ部分では、係留された地点を中心とする全方向の少なくとも300mで、障害物のない海域が必要となりうる。これは、通常、タンカ区画が「自由な状態」で係留され、係留点を中心に自由に動き周り、何らかの厳しい気象条件の影響を最少化するためである。
多くの場合、浮遊システムは、管によって浮遊ブイに連結される。その後、タンカ自体を、浮遊システムに直接係留するよりも安全な選択肢として、ブイに係留できる。浮遊ブイは、厳しい天候条件に晒され、海中で上下に移動することが問題となる。ブイを鎖又はケーブルにより海底に係留し、ブイの移動を制限することが知られている。しかしながら、この仕組みには、数本の鎖又はケーブルの使用が伴うため、特に実用的な仕組みではない。
公知の輸出管は、一般に、長い連続した可撓ホース、或いは均質なチタン又は鋼鉄により構成される。大量の石油を輸送する必要がある場所では、通常、多数のストリングを平行して走らせる必要がある。これらは、例えば、長いストリング或いは連続したホース又は鋼管を形成するのに使用可能な、10m程度の短い区間の直径の大きな可撓管にできる。多くのホースタイプでは、管に作用する圧縮力及び張力により、望ましくない応力が発生し、最終的に管の耐用年数を減少させる損耗が生じることが問題となる。
したがって、本発明は、第一の設備と第二の設備との間で石油を輸送する装置を提供し、該装置は、一方の端部を浮遊ブイに支持された管と、浮遊ブイの運動を管の実質的部分から分断するように準備された分断手段とを備え、分断手段は、浮遊ブイに隣接する管の部分を支持するように準備され、浮遊ブイと管の支持点との間に延びるテザーを備える。
テザーは、弾性テザー、好ましくはナイロンテザーを含んでよい。テザーの長さは、浮遊ブイと支持点との間の管の長さ未満、好ましくは45m乃至180mにしてよい。管の支持された長さは、浮遊ブイと支持点との間の距離を含み、70m乃至280mにしてよい。
分断手段は、代わりに、或いは追加として、荷重及びブイの配置を備え、ブイは管に沿った第一の位置に提供され、荷重は、第一の位置と浮遊ブイとの間で、管に沿った第二の位置に提供される。
ブイの正味浮力は、5te乃至80teにしてよく、荷重の水中重量は、2.4te乃至38.4teにしてよい。
第一の位置は、浮遊ブイから40m乃至685mにしてよく、第二の位置は、浮遊ブイから20m乃至345mにしてよい。
好ましくは、ブイの正味浮力は、約40teであり、荷重の水中重量は、約19teであり、第一の位置は、浮遊ブイから約340mであり、第二の位置は、浮遊ブイから約170mである。
管は、ブイの領域において屈曲力に晒され得るため、保護手段を提供してよい。管の屈曲の度合いを制御するために、ドラッグ手段を提供してもよい。ドラッグ手段は、管に対して30°乃至330°の角度で傾斜させ得る一枚以上のドラッグプレートを備えてよい。好ましくは、一枚の又は各ドラッグプレートは、管に対して約45°乃至315°の角度で傾斜させる。一枚の又は各ドラッグプレートは、0.5m2乃至7.5m2の軸方向ドラッグ面積を有し、全般的に円形のドラッグプレートを備えてよい。
好ましくは、ドラッグ手段は、浮遊ブイに隣接する管に提供される。
分断手段は、更に、二つの半体を含む滑り継手を備え、一方の半体は、第一の管長に接続され、他方の半体は第二の管長に接続され、二つの半体は、管の長手方向で互いに移動可能に接続される。
滑り継手は、ロック状態又はスライド状態にしてよい。また、滑り継手は、ロック状態、スライド状態、又はロック状態とスライド状態との間の遷移状態にしてもよい。
浮遊ブイの下方への運動により、滑り継手の二つの半体は、互いに対して滑動する。浮遊ブイの上方への運動により、滑り継手の二つの半体は、互いに対してロックする。これは、浮遊ブイの運動を管の実質的区間から分断するのに役立つ。
W字形等、所定の幾何学的構成で管を保持するように準備された、成形手段を更に提供してもよい。
成形手段は、W字形の中央又は中央近くに配置し得る浮上手段を備えてよい。浮上手段は、浮上区間を備える。管は、複数のセグメントを備えてよく、浮上手段は浮上セグメントを備える。
管の全長は、3000m乃至1500m、好ましくは2560m乃至1780mにしてよい。好ましくは、管長は、設備間の距離の1.1倍、或いはFPSOとSPMとの間の距離の約1.38倍である。
管の浮上区間の長さは、管の全長の15%乃至40%、好ましくは約30%を備えてよい。
管の内径は、好ましくは約16インチ(40cm)だが、16インチ乃至30インチ(40cm乃至75cm)にしてよい。
幾何学的構成は、起伏を有してよく、或いは実質的に正弦曲線としてよい。管は、この幾何学的構成を形成するために、複数の間隔を空けた浮上区間を備えてよい。浮上区間は、一般に、管の長さに沿って均等に間隔を空け、起伏又は正弦曲線構成の頂点又は頂点近くに位置してよい。浮上区間は、浮上セグメントを備えてよい。
管の全長は、3000m乃至1500m、好ましくは2560m乃至1780mにしてよい。
この幾何学的構成を使用して、浮上区間の長さは、管の全長の20%乃至50%を含んでよい。
一つ以上のブイを、管に沿って、所定の個別位置に提供してよい。一つの又は各ブイは、16te乃至43teの質量と、41m3乃至106m3の体積とを有してよい。正味浮力は、26te乃至66teにしてよく、一つの又は各ブイは、10m2乃至21m2のドラッグ面積を有する。
仕組みの一つとして、二つのブイを管に沿って位置決めしてよい。浮遊ブイと、浮遊ブイに最も近いブイとの間の距離は、二つのブイ間の距離より小さくしてよい。積み出しユニットと、積み出しユニットに最も近いブイとの間の距離は、200m乃至1100mにしてよい。
(複数の)ブイは、浮遊ブイと積み出しユニットとの間で、管の長さに沿って、均等に分布させてよく、或いは、浮遊ブイと積み出しユニットとの間で、管の長さに沿って、不規則に分布させてよい。管の長さは、FPSOとSPMとの間の距離の1.2乃至1.62倍にしてよい。
管を屈曲力から保護するために、保護手段を提供してよい。
本発明は、可撓ホースを使用したシステム、或いは同様に、鋼管に応用してよいことは理解されよう。第一の設備は、FPSO、或いは海底上の設備を示し得る。
次に、本発明の好適な実施形態につき、添付図面を参照して単に一例として説明する。
図1を参照すると、本発明の実施形態による石油生産システムは、FPSO10と、1852mの間隔を空けた一点係留ブイ(SPM)12とを備える。単一の直径20インチの輸出管14は、FPSOをSPMに接続する。管14は、可撓性であり、その長さに沿って、実質的に一定の直径及び材料であり、したがって一定の可撓性となる。可撓管14は、それぞれ長さ10.7mの管区間16により形成され、区画は、解除可能な結合部18により共に結合される。管区間は、エラストマ材料により形成されたマンドレル式接合ホース区間と、加熱により一つに接合された補強材料層とを備える。管区間のそれぞれは、浮力との接続が可能であり、或いは浮力なしの状態にすることもできる。
図2を参照すると、管14は、水中管であり、即ち、FPSOとSPMとの間の距離より実質的に長く、水面よりも十分に下方に沈むことが可能だが、海底に達するほどには長くない。浮力が提供されない場合、管14は、実質的にU字形で垂下し、最低点は、SPMとFPSOとの中間あたりになることは理解されよう。しかしながら、本実施形態では、管14の中央領域20を、管に沿って分布させた浮力により浮かせている。これは、この中央領域20の管区間のそれぞれに、浮力として、この場合は二つのブイを取り付けることで達成される。中央領域20の何れの側にある管14の領域22も、浮力のない状態のままとする。表1は、管14の各領域における管又はホース区間の数を示している。確認できるように、少なくとも一つの補強セクションが各端部に提供され、中央にある中央浮上区間は71区間を含み、各浮上領域は83区間を含む。この構成は、基本構成と呼ばれる。表1からは、基本ケースにおいて、管14の全長は、FPSO及びSPM間の距離の1.38倍の長さであり、中央浮上区間は、管14の長さの29.7%である。
Figure 2007536160
この実施形態に対して様々な修正が可能である。第一に、浮上させる管の割合を同一に維持して、管14の長さを変更できる。図2は、管の長さが基本構成の70%である一変形を示している。以下の表2は、基本構成と、長さ70%の変形と、中間の長さである他の変形とにおける、浮上、非浮上、及び補強区間の数を示している。
Figure 2007536160
コンピュータシミュレーションを使用して、表2の変形のそれぞれを分析し、様々な条件下で図1のシステムにおいて生じる荷重を決定した。荷重の大部分は、平坦ではない海面上で浮遊する際のSPMの垂直運動により生じる。こうした荷重は、主に引っ張り荷重だが、SPMが下方へ移動する時には、圧縮荷重が発生する可能性がある。最大、最小、及び平均荷重を図3に示しており、引っ張り荷重を正、圧縮荷重を負として示している。最大荷重は、絶対最大値であり、したがって、発生する場合にはスナッチ荷重を含む。
図3で確認できるように、最大荷重は、基本構成の長さの80%で最も低い。長さが長くなると、最大荷重が増加し、荷重の時系列分析は、これがスナッチ荷重の発生によるものであることを示している。基本構成の80%以上の長さでは、ある程度の圧縮荷重の発生も見られる。
70%、90%、及び100%の長さを更に詳細に分析すると、基本の長さの80%未満の長さでは、長さが減少すると、引っ張り荷重が上昇する。長さ70%の管では、一般に圧縮荷重が存在しないが、場合によっては、特に風雨がFPSOに向かい、そのため、FPSOがSPMから離れる向きを示し、両者間の距離が増加する場合、引っ張り荷重は、望ましくない高さとなる。
基本構成は、更に、一管区間当たりの浮力の量及び全管長を基本ケースと同じに維持して、中央浮上領域20の長さを修正することで修正できる。例を以下の表3に示しており、各例の浮力比は、基本ケースにおける浮上管の長さに対する、例の長さでの浮上管の長さの近似比として表現している。各領域の管区間数を表3に示す。
Figure 2007536160
図4を参照すると、110%の浮力比の例において、浮上領域の中央点20は、海面まで上昇し、60%の浮力比の例において、浮上領域は、非浮上領域の最低点からほんの僅かに上昇する。その他の例は、図4に示していない。
図5を参照すると、ここでも表3の例における荷重を分析しており、1000kNを超える高い最大荷重を受けたことが確認でき、これはスナッチ荷重が発生したことを示している。しかしながら、最大荷重は、平均荷重と同様に、浮力比の増加と共に着実に減少した。圧縮荷重も全ての浮力比で発生している。
図6を参照すると、本発明の第二の実施形態において、管30は、第一の仕組みのものと同一である10.7mの管区間により形成される。しかしながら、この場合、管の長さに沿って広がり、非浮上領域を間に挟む、複数の浮上領域32が提供される。これにより管30は、略正弦曲線である起伏形態となる。具体的には、図示した実施形態において、管は、長さ2557.3mであり、三つの浮上領域32が存在し、その間と管30の両端とに四つの非浮上領域が存在する。以下の表4は、管30に沿った浮上及び非浮上領域のそれぞれにおける管区間の数を提示している。
Figure 2007536160
この構成は、ホースの浮上部分の割合を一定に維持して、全ホース長を修正することで修正できる。様々な長さでの管の各領域における管区間の数を表5に示す。100%の長さは、基本ケースの長さである2557.3mを示しており、最小の長さは、これの70%である。
Figure 2007536160
図7を参照すると、様々な長さのホースが受ける張力の変化を分析した。ホース長が増加すると、圧縮の量が増加することが確認できる。80%の長さより上のホース長では、平均張力は、ホース長の変化に応答せず、80%未満の長さの時に僅かだけ増加する。最大張力の値は、反対の傾向を示し、ホース長の増加と共に増加する。これは、いずれの場合もスナッチ荷重が発生するためである。
この実施形態は、基本ケースの100%の全長を維持しながら、浮力の割合を変化させることで更に修正できる。以下の表6aは、浮上させるホースの各領域における管区間の数を、第一の行の浮力比を示すパーセンテージと共に示しており、浮力比は、いずれの場合も、基本ケースにおける対応する数に対する浮上区間数の比である。
Figure 2007536160
図8aを参照すると、基本構成と同様に、110%の浮力比の例において、各浮上領域32の中央点34は、海面まで上昇し、60%の浮力比の例において、浮上領域は、隣接する非浮上領域からほんの僅かに上昇する。
図8bを参照すると、平均張力は、浮力比約100%まで浮力が増加するのと共に減少し、その後、横ばいになることが確認できる。最大張力の曲線は、この傾向に従わず、スナッチ荷重を表す高い最大荷重を示す。全ての浮力比において圧縮荷重も発生している。
基本ケースの長さの90%のホース長を有する浮力100%のケースについても、更なる分析を行った。以下の表6bでは、基本ケースの長さの100%及び90%の両方の長さについて、管の各領域におけるホース区画の数を提示する。
Figure 2007536160
この分析では、最大張力の改善が明らかとなった。しかしながら、圧縮は、100%及び90%の両方の長さで依然として発生し、スナッチ荷重も依然として観測される。
一般的には、浮力を増加させることで、平均張力は減少するが、スナッチ荷重は更に深刻になると思われることが明らかとなっている。この複数の浮上領域を有する構成は、更に、基本構成に比べ圧縮及びスナッチ荷重を生じやすいと思われる。
図9を参照すると、本発明の第三の実施形態において、ホース40は、元の仕組みのものと同一である10.7mのホース区間により形成される。しかしながら、この場合、ホース領域に沿った分散浮力は、大型のブイ42に置き換えている。この構成の基本ケースにおいて、ホースは、W字構成の基本ケースと同じ100%の長さを提供する。仕組みは、構成全体で均等にホース長を短縮することで、基本ケースのホース長の90%となるホース長を提供するように修正できる。
基本ブイは、42teの質量と、105m3の体積と、65.6teの正味浮力と、20m2のドラッグ面積とを有する。
表7は、基本ケースの長さの100%及び90%の長さであるホースの各領域におけるホース区間の数を示す。
Figure 2007536160
図10を参照すると、第三の実施形態は、ホース40に沿ってブイ42の位置を変化させることで修正できる。対象となる領域は、ホースのSPM12端部であるため、この端部のブイの位置のみを変更する。表8は、基本ケースの長さの100%及び90%のホース長について、SPM接続部からのホースに沿ったオフセットの変化の例を示している。
Figure 2007536160
表8の例における負荷を分析しており、長さ100%の例に関する分析の結果を図11において確認できる。平均張力曲線は、オフセット約30%乃至100%という限られたオフセット範囲に渡って、張力が減少することを示している。しかしながら、最小負荷は、依然として圧縮状態であり、最大荷重は、全体を通して依然として高く、スナッチ荷重を示す。
図11aを参照すると、90%の長さの例に関する分析は、平均張力において同様の傾向を示した。約30%乃至100%のオフセット範囲に渡って張力が減少し、100%を超えるオフセットで、僅かに上昇する。最小荷重は、依然として圧縮状態であり、最大張力は、長さ100%の例におけるものより低いが、依然として高い。
ブイのサイズ、したがって浮力を変化させることで、更なる修正が可能である。検討されるケースにおけるブイのサイズ変化の例を、以下の表9に示す。
Figure 2007536160
図12を参照すると、長さ100%の例において認められた荷重の分析から、浮力40%のケースを除き、全てに関してスナッチ荷重が存在したことが確認できる。参照張力曲線は、圧縮を回避するために、浮力を基本ケースの20%乃至60%にする必要があることを示している。しかしながら、こうしたレベルの浮力では、張力が高くなりすぎる。一般に、この仕組みでは、圧縮の予防が強化される。しかしながら、高い張力の問題は克服されない。張力を低減するには、より高い圧縮及びスナッチ荷重を発生させる更に大きな浮力が必要となる。
この構成では、ホースの二点に浮力が加わるため、ホースのこうした領域では、屈曲防止が必要となるであろう。
上記のように、ホースの形状を使用して、ホースの引っ張り荷重及び圧縮荷重を低減することができる。しかしながら、ホースの主要部分からSPMの運動を更に分断することが望ましい。
図13を参照すると、第一の分断の仕組みとして、ダイバータ46をホース48に取り付け、ホースの屈曲の位置を制御する。一般に、吊り下げたホースの本体は、屈曲させるのに十分な圧縮荷重となるまで、一直線の状態を維持する。これは、過剰な屈曲又は疲労を発生させる可能性がある。SPM接続部が急激に持ち上げられると、ホースは急激に下方へ追いやられ、結果として高い圧縮が生じる。ダイバータは、ホース結合部に取り付けた円板で、ホースの中心軸線に対して角度が付いている。このケースでは、二枚のダイバータ46を提供している。ホース48に沿って互いに間隔を空け、反対方向で角度が付いている。そのため、ホースによる軸方向の何らかの運動は、ダイバータを介して面外のドラッグ荷重を発生させ、SPM12接続部に近い位置でホースを屈曲させるため、SPMの運動からホースの主要部分が分断される。
SPMの急激な運動は、ホースで高い圧縮又は張力を引き起こす可能性がある。この問題を克服するため、図14を参照すると、更なる分断の仕組みは、二つの半体50a、50bから形成された滑りSPM接続部50の形態であるSPM接続部の修正を含み、半体の一方は、直接的に、或いは短い長さのホースを介して、SPMに接続され、他方は、ホース54の主要な長さに接続される。二つの半体50a、50bは、互いに滑動可能に結合され、互いに対して5mのストローク長に渡って移動できる。
図14aを参照すると、コネクタの長さは、ホース54の張力により変化するように準備される。動きのない静水の条件下において、ホースは、一定レベルの張力を受ける。図14aに実線で例示したように、そのレベルを超えて張力が増加すると、コネクタは、僅かに拡張するように準備される。張力が静水での張力を下回る場合、コネクタの長さは、張力が減少しゼロになるまで、一定を維持する。この時、圧縮力を受けるとすぐに、コネクタは、長さを収縮させるように準備される。この結果、SPMの静水位置からの急激な下方移動により、滑り接続部は滑動し、ホースの重要な主部とSPMの運動とが分断される。SPMの静水位置からの突然の上方移動をモデル化すると、コネクタの二つの半体50a、50bを所定位置に厳密に保持できないため、結合部は僅かに延長する。しかしながら、実際には、SPMの上方移動により、延長が全く生じないこともある。
図14aの点線は、張力が静水張力レベルを下回る際にコネクタの収縮が連続して直線状に変化する滑りコネクタの修正を示している。ここでも、コネクタは、張力がゼロまで下がる時に最短の長さに達する。したがって、滑りコネクタは、両方とも、SPMの下方運動の圧縮効果を減少する。
圧縮は、SPM接続部から遠く離れたホース上の点でも発生する。SPM接続部の代わりに、こうしたホース上の点に他のタイプのスライダを提供してもよい。
更なる分断の仕組みを図15に示す。圧縮の問題は、一般に、SPM12下方のホースを吊り下げた長さ58において生じる。そのため、分離テザー56を使用して、可撓ホースを途中まで下がった点に取り付けることで、吊り下げた可撓ホースの大部分をSPMから分離する。SPMとテザークランプ59との間のテザー58の長さは、SPMからテザーのポイントまでのホースの長さより短い。テザーは、僅かな復元性、弾力性、又は伸縮性を有する材料で作成し、これにより、伸張する際にSPMの運動の速度及び大きさを低減する。SPMと分離テザーの端部との間のホースの長さは、自由に曲がるようにして、高い圧縮が発生する機会を減少させる。この構成の基本ケースは、SPM接続部から13本のホースの長さ(139.1m)でクランプによりホースに取り付けた、90mのテザーにより構成される。
仕組みは、テザーに使用するロープ材料を変更することで修正できる。四種類のテザータイプのそれぞれにより、基本ケースの分析を実施した。四種類のテザータイプの特性は、以下の表10において確認できる。
Figure 2007536160
ナイロンは、最大及び最小張力の大きな改善を示すことが分かった。圧縮は殆ど無視できるものとなり、最大張力は、687kNの限界を下回り、他のテザータイプより大幅に低い。したがって、分離テザーとして使用するのに最適な材料となる。
テザーの長さ56を変更し、並列のホースに対するテザーの長さの比を一定に保つようにクランプ59の位置を移動させることで、更なる修正が可能である。可能なテザー長の例を以下の表11に示す。
Figure 2007536160
基本ケースの長さのホースに対する張力のプロットである図16を参照すると、最適なテザー長を明確に確認できる。基本ケースの50%乃至200%のテザー長において、張力の範囲は小さくなる。これは、スナッチ荷重が存在しないことを示しており、より許容可能な張力値を提供する。
図16aを参照すると、基本ケースの更なる修正では、吊り下げたホース長58を変化させ、テザーの長さを一定に保つため、並列のホースに対するテザーの比が変化する。検討される選択肢を以下の表12に示す。
Figure 2007536160
こうした選択肢の分析では、長さの比の減少により、スナッチ荷重の機会が増え、張力の範囲が増加することが分かる。これは、比の減少により、元の「W」字形のシステムに類似するシステムが生じることから予想されるものである。
分析から、100%以上の比を有する50%乃至200%のテザー長が最適であることが分かる。特にスナッチ荷重が除去されるため、張力及び圧縮における大幅な改善が見られる。
この実施形態では、特にテザークランプ59において、屈曲保護が必要となり得る。
更なる分断の仕組みでは、分離テザー56を、浮力手段60と重り62とに置き換える。図17を参照すると、重り62は、SPMに近いホース64の部分が曲がったままとなるように、ブイ60とSPM12との間に位置決めし、圧縮を限定し、SPMの運動の影響を低減する。基本ケースにおいて使用するブイは、通常、6.9teの質量と、11.6m3の体積と、−5.0teの水中重量と、5.12m2のドラッグ面積とを有する。基本ケースにおいて使用する重りは、通常、2.78teの質量と、0.37m3の体積と、2.4teの水中重量と、0.8m2のドラッグ面積とを有する。基本ケースにおいて、重りは、SPMからホース全長の約0.84%の距離(ホース二本の長さ)に取り付け、ブイは、SPMからホース全長の約1.67%の距離(ホース四本の長さ)に取り付ける。
仕組みは、ブイ60と重り62との位置をホースに沿って変化させることで修正できる。SPM接続部から重りと、重りからブイとの間隔は、等距離に保つ。様々な間隔における平均張力の分析では、間隔の減少による張力の僅かな増加が存在することが分かる。基本ケースのサイズの一倍、二倍、四倍、八倍、及び16倍の重り及びブイを使用して分析を実施した。図18を参照すると、基本ケースのサイズの四倍以下の重りでは、スナッチ荷重が生じることが確認できる。スナッチ荷重は、基本ケースのサイズの16倍でも再発する。基本ケースサイズの八倍のサイズは、スナッチ荷重を回避し、張力の大きな改善を提供するため、最善の選択肢となる。基本ケースのサイズの八倍の重り及びブイ構成と、八倍の間隔とを使用して実施した分析では、基本ケースの100%及び90%のホース長が、どちらも687kNの限界を下回る最大張力を提供することが明らかとなった。
説明した実施形態から、分離テザーと、重り/ブイシステムとは、両方ともSPMの運動の局所的影響を克服するのに効果的な解決策であることが確認できる。波状構成及び集中ブイ構成も、スナッチ荷重を低減するのに効果的なシステムであり、何れかの実施形態と併せて使用できる。
上記の本発明の実施形態は、30インチホースその他のホース寸法を使用した構成に応用してもよい。更に、無接合ホース等、他の種類のホース、及び金属管に対しても応用できる。金属管は高い剛性を有するが、同じく張力及び圧縮による疲労から悪影響を受け、引っ張り荷重及び圧縮荷重を低減する上記の方法は、金属管においても機能する。
システムの概略平面図である。 最大及び最小線長における構成を示す図である。 様々なホース長で生じた荷重のプロットである。 最大及び最小浮力比における構成を示す図である。 浮力比の変化による張力の変化のプロットである。 複数のブイ領域を有する構成を示す図である。 図6の構成の長さの変化による張力の変化のプロットである。 最大及び最小浮力比による構成を示す図である。 図6の構成の浮力の変化による張力の変化のプロットである。 二つの大きなブイを使用する構成を示す図である。 ブイのオフセット変化に対する構成の変化を示す図である。 長さ100%でのブイのオフセット変化による張力の変化のプロットである。 長さ90%でのブイのオフセット変化による張力の変化のプロットである。 ブイのサイズ変化による張力の変化のプロットである。 ダイバータを含む仕組みの概略図である。 滑りSMP接続の概略図である。 分離テザーを含む構成を示す図である。 テザー長の変化による張力の変化のプロットである。 ホース長に対するテザーの様々な比による構成を示す図である。 ブイ及び重りの組み合わせを含む構成の概略図である。 ブイ及び重りの大きさの変化による張力の変化のプロットである。
符号の説明
10 FPSO(浮遊式貯蔵積出システム)
12 SPM(一点係留ブイ)
14 管
16 管区間
18 結合部
20 浮上領域の中央点
30 管
32 浮上領域
34 浮上領域の中央点
40 ホース
42 ブイ
46 ダイバータ
48 ホース
50 SPM接続部
50a,50b 半体
54 ホース
56 分離テザー
56 テザーの長さ
59 クランプ
60 ブイ
62 重り

Claims (62)

  1. 第一の設備と第二の設備との間で石油を輸送する装置であって、一方の端部を浮遊ブイに支持された管と、前記浮遊ブイの運動を前記管の実質的部分から分断するように準備された分断手段とを備え、前記分断手段は、前記浮遊ブイに隣接する前記管の部分を支持するように準備され、前記分断手段は、前記浮遊ブイと前記管の支持点との間に延びるテザーを備える装置。
  2. 前記テザーは、弾性テザーを含む、請求項1記載の装置。
  3. 前記テザーの長さは、前記浮遊ブイと前記支持点との間の前記管の長さ未満である、請求項1又は2記載の装置。
  4. 前記テザーは、ナイロンテザーを含む、請求項1乃至3の何れかに記載の装置。
  5. 前記テザーの長さは、前記ホースの全長の1.7%乃至7.1%である、請求項1乃至4の何れかに記載の装置。
  6. 前記管の支持される長さは、前記浮遊ブイと前記支持点との間の前記管長を含み、前記支持される長さは、前記ホースの全長の2.7%乃至11%である、請求項1乃至5の何れかに記載の装置。
  7. 分断手段は、更に、荷重及びブイの配置を備え、ブイは前記管に沿った第一の位置に提供され、荷重は、前記第一の位置と前記浮遊ブイとの間で、前記管に沿った第二の位置に提供される、請求項1乃至6の何れかに記載の装置。
  8. 第一の設備と第二の設備との間で石油を輸送する装置であって、一方の端部を浮遊ブイに支持された管と、前記浮遊ブイの運動を前記管の実質的部分から分断するように準備された分断手段とを備え、前記分断手段は、荷重及びブイの配置を備え、ブイは前記管に沿った第一の位置に提供され、荷重は、前記第一の位置と前記浮遊ブイとの間で、前記管に沿った第二の位置に提供される装置。
  9. 前記ブイの正味浮力は、5te乃至80teである、請求項7又は8記載の装置。
  10. 前記荷重の水中重量は、2.4te乃至38.4teである、請求項7又は8記載の装置。
  11. 前記第一の位置は、前記浮遊ブイから40m乃至685mである、請求項7乃至10の何れかに記載の装置。
  12. 前記第二の位置は、前記浮遊ブイから20m乃至345mである、請求項7乃至11の何れかに記載の装置。
  13. 前記ブイの正味浮力は、約40teであり、前記荷重の水中重量は、約19teであり、前記第一の位置は、前記浮遊ブイから約340mであり、前記第二の位置は、前記浮遊ブイから約170mである、請求項12記載の装置。
  14. 前記分断手段は、更に、前記管の屈曲の度合いを制御するために提供されたドラッグ手段を備える、請求項1乃至13の何れかに記載の装置。
  15. 第一の設備と第二の設備との間で石油を輸送する装置であって、一方の端部を浮遊ブイに支持された管と、前記浮遊ブイの運動を前記管の実質的部分から分断するように準備された分断手段とを備え、前記分断手段は、前記浮遊ブイに隣接する前記管の部分を支持するように準備され、前記分断手段は、屈曲の度合いを制御するために提供されたドラッグ手段を備える装置。
  16. 前記ドラッグ手段は、前記管の軸線に対して垂直な平面に対して角度を成す一枚以上のドラッグプレートを備える、請求項14又は15記載の装置。
  17. 前記管に対して反対の角度で傾斜した二枚のドラッグプレートが提供される、請求項14乃至16の何れかに記載の装置。
  18. 前記ドラッグプレートは、前記管に対して約45°乃至315°の角度で傾斜する、請求項17記載の装置。
  19. 前記又は各ドラッグプレートは、0.5m2乃至7.5m2の軸方向ドラッグ面積を有する、請求項16乃至18の何れかに記載の装置。
  20. 前記又は各ドラッグプレートは、全般的に円形のドラッグプレートを備える、請求項16乃至19の何れかに記載の装置。
  21. 前記ドラッグ手段は、前記浮遊システムに隣接する前記管に提供される、請求項14乃至20の何れかに記載の装置。
  22. 前記分断手段は、更に、二つの半体を含む滑り継手を備え、一方の半体は、前記管の第一の長さに接続され、他方の半体は前記管の第二の長さに接続され、前記二つの半体は、前記管の長手方向で互いに移動可能に接続される、請求項1乃至21の何れかに記載の装置。
  23. 第一の設備と第二の設備との間で石油を輸送する装置であって、一方の端部を浮遊ブイに支持された管と、前記浮遊ブイの運動を前記管の実質的部分から分断するように準備された分断手段とを備え、前記分断手段は、二つの半体を含む滑り継手を備え、一方の半体は、前記管の第一の長さに接続され、他方の半体は前記管の第二の長さに接続され、前記二つの半体は、前記管の長手方向で互いに移動可能に接続される装置。
  24. 前記滑り継手は、ロック状態とスライド状態との間で切り替え可能である、請求項22又は23記載の装置。
  25. 前記滑り継手は、前記管における張力により前記二つの半体の位置が連続的に変化する遷移状態へ切り替え可能である、請求項22乃至24の何れかに記載の装置。
  26. 前記浮遊ブイの静水位置から下方への運動により、前記滑り継手の前記二つの半体が互いに対して滑動するようになる、請求項24又は25記載の装置。
  27. 前記浮遊ブイの静水位置から上方への運動により、前記滑り継手の前記二つの半体が互いに対してロックするようになる、請求項24乃至26の何れかに記載の装置。
  28. 成形手段は、所定の幾何学的構成で前記管を保持するように準備される、請求項1乃至27の何れかに記載の装置。
  29. 第一の設備と第二の設備との間で石油を輸送する装置であって、一方の端部を浮遊ブイに支持された管と、前記浮遊ブイの運動を前記管の実質的部分から分断するように準備された分断手段とを備え、成形手段は、所定の幾何学的構成で前記管を保持するように準備される、請求項1乃至28の何れかに記載の装置。
  30. 前記幾何学的構成は、全般的にW字形である、請求項28又は29記載の装置。
  31. 前記成形手段は、浮上手段を備える、請求項28乃至30の何れかに記載の装置。
  32. 前記浮上手段は、浮上区間を備える、請求項31記載の装置。
  33. 前記管は、複数のセグメントを備え、前記浮上手段は、浮上セグメントを備える請求項31又は32記載の装置。
  34. 前記管の全長は、3000m乃至1500mである、請求項1乃至33の何れかに記載の装置。
  35. 前記管の全長は、2560m乃至1780mである、請求項34記載の装置。
  36. 前記管の全長は、前記設備間の距離の1.05乃至1.4倍である、請求項1乃至35の何れかに記載の装置。
  37. 前記管の全長は、前記設備間の距離の1.1乃至1.38倍である、請求項36記載の装置。
  38. 前記浮上区間の長さは、前記管の全長の15%乃至40%を含む、請求項32乃至37の何れかに記載の装置。
  39. 前記浮上区間の長さは、前記管の全長の約30%を含む、請求項38記載の装置。
  40. 前記管は、40cm乃至75cmの内径を有する、請求項1乃至39の何れかに記載の装置。
  41. 前記内径は、約40cmである、請求項40記載の装置。
  42. 前記幾何学的構成は、一般に起伏又は正弦曲線である、請求項28又は29に記載の装置。
  43. 前記管は、複数の間隔を空けた浮上区間を備える、請求項42記載の装置。
  44. 前記浮上区間は、一般に前記管の長さに沿って均等に間隔を空ける、請求項43記載の装置。
  45. 前記浮上区間は、前記起伏又は正弦曲線構成の頂点又は頂点近くに位置する、請求項43又は44記載の装置。
  46. 前記管は、複数のセグメントを備え、前記浮上区間は、浮上セグメントを備える、請求項43乃至45の何れかに記載の装置。
  47. 前記管の全長は、3000m乃至1500mである、請求項42乃至46の何れかに記載の装置。
  48. 前記管の全長は、2560m乃至1780mである、請求項47記載の装置。
  49. 前記浮上区間の長さは、前記管の全長の20%乃至50%を含む、請求項43乃至48の何れかに記載の装置。
  50. 一つ以上のブイは、前記管に沿って、所定の個別位置に提供される、請求項28又は29記載の装置。
  51. 前記又は各ブイは、16te乃至43teの質量を有する、請求項50記載の装置。
  52. 前記又は各ブイは、41m3乃至106m3の体積を有する、請求項50又は51記載の装置。
  53. 前記又は各ブイは、26te乃至66teの正味浮力を有する、請求項50乃至52記載の装置。
  54. 前記又は各ブイは、10m2乃至21m2のドラッグ面積を有する、請求項50乃至53の何れかに記載の装置。
  55. 二つのブイは、前記管に沿って間隔を空ける、請求項50乃至54の何れかに記載の装置。
  56. 前記浮遊システムと、前記浮遊ブイに最も近い前記ブイとの間の距離は、前記二つのブイ間の距離より小さい、請求項55記載の装置。
  57. 前記浮遊ブイに最も近いブイは、前記浮遊ブイから200m乃至1100mに位置決めされる、請求項55又は56記載の装置。
  58. 前記(複数の)ブイは、一般に、前記設備間で前記管の長さに沿って均等に分布させられる、請求項50乃至55の何れかに記載の装置。
  59. 前記(複数の)ブイは、前記設備間で前記管の長さに沿って不規則に分布させられる、請求項50乃至55の何れかに記載の装置。
  60. 前記管の長さは、前記設備間の距離の1.2乃至1.62倍である、請求項50乃至59の何れかに記載の装置。
  61. 前記管を屈曲力から保護するために、保護手段が提供される、請求項1乃至60の何れかに記載の装置。
  62. 添付図面の図1乃至18を参照し、以上において実質的に説明した装置。
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