JP2007531586A - 抗頻脈ペーシングと除細動のための方法および装置 - Google Patents

抗頻脈ペーシングと除細動のための方法および装置 Download PDF

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Abstract

埋込み型電気的除細動器/除細動器(ICD)が、抗頻脈ペーシング充電前(ATP−BC)モードを含み、これにより、除細動エネルギーを貯蔵する1つまたは複数の高圧キャパシタが、ATP伝達後に心室頻脈(VT)が継続する場合のみ、除細動ショックを伝達する準備において充電される。高速のATP伝達および有効な検証方法が、VTを終結させることが必要であると判明するとき、除細動ショックの伝達において著しい遅延を回避するために適用される。使用者が、ATP−BCモードを活動化するか、またはATPを伝達せずに除細動ショックを伝達するか否かを判定するように、スイッチが提供される。

Description

本文書は、全体として、心臓リズム管理システムに関し、具体的には、抗頻脈ペーシング(ATP)と除細動に備えるようなシステムに関するが、これに限定されるものではない。
頻拍性不整脈は、速い心拍数によって特徴付けられる異常な心臓リズムである。頻拍性不整脈は、一般に、上室性頻脈(SVT、心房性頻脈ATを含む)と心室性頻脈(VT)を含む。細動は、不規則な心臓リズムによってさらに特徴付けられる頻脈の形態である。通常の心臓では、心臓の支配的な自然のペースメーカである洞房結節が、活動電位と呼ばれる電気インパルスを生成し、これが、心筋組織を刺激するために、導電システムを経て心臓の心房、次いで心室に伝播する。心房と心室は、通常、心房、心室の順序で同期して収縮し、それにより、通常の血流力学的性能によって示される効率的な血液ポンピング機能が得られる。VTは、自立的導電ループを形成するように電気インパルスが心室から心房に再入するとき、または心室の自然ペースメーカが洞房結節からの心拍数の制御を強奪するときに起きる。心拍数があるレベルに到達するとき、心室は、血液で適切に満たされる前に収縮し、その結果、身体を流れる血流が減少する。この状態は、脳が十分な酸素供給を奪われるとき生命に関わる。特に、心室細動(VF)は、数秒内に血流を停止し、適時に有効に処置されない場合、即死となる。ごく少数の例では、処置せずに心臓がVFから回復する。
電気的除細動と除細動は、AT、VT、VFを含めて、ほとんどの頻拍性不整脈を終結させるために使用される。埋め込み型電気的除細動器/除細動器(ICD)は、心臓リズム管理(CRM)デバイスであり、これは、心筋全体を同時に消極して、無反応性にすることによって、検出された頻拍性不整脈の発症を終結させるために電気ショックを伝達する。
頻脈の他のタイプの電気的治療は、抗頻脈ペーシング(ATP)である。ATPでは、心臓は、頻脈を生じる再入回路を中断させることを試行して競合的にペーシングされる。例示的なICDは、ATPと除細動能力を含み、それにより、ATPは、VTが検出されるとき、心臓に伝達され、一方、除細動ショックは、細動が起きるときに伝達される。電気的除細動および/または除細動は、頻脈を終結させることについては有効であるが、大量の電力を消費し、その結果、高電圧のショック・パルスのために患者にとっては不快である。したがって、ICDが、可能であるときはいつでも頻拍性不整脈を終結させるためにATPを使用することが望ましい。
1つの実例では、患者に対する不必要な痛いショックを回避するために、極度に高くない(たとえば、1分あたり180拍動以下)心拍数を有するVTがATP治療で処置され、ペーシングが頻拍性不整脈を終結させることができない場合、除細動ショックを伝達する。しかし、心拍数が極度に高いと考慮されるとき、多くの医師は、ATPを適用することを躊躇し、除細動を瞬時に止めることを選択するが、研究は、ATPが患者の大多数について依然として有効であることを示している。主な懸念は、不首尾なATP治療が除細動治療の伝達を遅延させ、遅延が除細動治療の有効性を備える可能性があることである。
これらおよび他の理由のために、不必要な除細動ショックの伝達とエネルギーの浪費を回避する安全で効率的な方式が必要である。
本発明の主題によるシステムの一実施形態では、CRMシステムが、感知回路、ペーシング回路、除細動回路、VT検出器、VT検証モジュール、制御装置を含み、それぞれ以下で記述される。感知回路は心臓信号を感知する。ペーシング回路はATPを伝達する。除細動回路は、ショックを伝達し、かつショックの電気エネルギーを貯蔵する除細動キャパシタと、充電信号に応答して除細動キャパシタを充電するキャパシタ充電回路を含む。VT検出器は、少なくとも心臓信号に基づいてVTを検出する。VT検証モジュールは、第1VT検証コマンドと第2VT検証コマンドを受信して、第1、第2VT検証コマンドの一方が受信された後、少なくとも心臓信号に基づいてVTが継続するか否かを判定するために、VT検証試験を実施する。制御装置は、ATP活動化装置、第1VT検証制御装置、ATP制御装置、第2VT検証制御装置、充電制御装置、除細動制御装置を含む。ATP活動化装置は、ATP活動化コマンドを受信し、応答して、ATP活動化信号を生成する。第1VT検証制御装置は、VTが検出された後、第1VT検証コマンドを出し、VTが検出後に継続する場合、第1VT検証信号を生成する。ATP制御装置は、ATP活動化信号の存在を検出する。ATP活動化信号が存在する場合、ATP制御装置は第1VT検証信号を受信し、第1VT検証信号が受信された後、ATP伝達を制御する。第2VT検証制御装置は、ATP伝達後、第2VT検証コマンドを出し、ATP伝達後にVTが継続する場合、第2VT検証信号を生成する。充電制御装置は、ATP活動化信号の存在を検出する。ATP活動化信号が存在する場合、充電制御装置は第2VT検証信号を受信し、第2VT検証信号が受信された後、充電信号を生成する。ATP活動化信号が存在しない場合、充電制御装置は第1VT検証信号を受信し、第1VT検証信号が受信された後、充電信号を生成する。除細動制御装置は除細動キャパシタの充電が完了した後、ショックの伝達を制御する。
本主題による方法の一実施態様では、ATP活動化コマンドが、以下で記述されるようにICD動作モードを活動化させるために受信される。ATP活動化コマンドはATPを伝達することを含む特徴を活動化させる。VTが検出され、VTが検出後に継続するかが判定される。ATP活動化コマンドが受信され、VTが検出後に継続する場合、ATPが伝達される。ATP伝達後にVTが継続するかが判定される。ATPが伝達された後にVTが継続する場合、除細動キャパシタは充電され、キャパシタが充電された後に除細動ショックが伝達される。
この概要は、本出願の教示のいくつかの概述であり、本主題の排他的または網羅的な扱いを意図するものではない。本主題に関するさらなる詳細が、詳細な記述と添付の特許請求の範囲において認識される。本発明の他の態様が、以下の詳細な記述を読み、理解し、それぞれ限定的意味で解釈されるべきではない詳細な記述の一部を形成する図面を見る際に、当業者には明らかになるであろう。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその等価物によって確定される。
必ずしも縮尺調整されて描かれていない図面において、同じ参照符号は、いくつかの図にわたって同じ構成要素を記述する。図面は、一般的には、例示としてであって限定としてではなく、本文書において議論される様々な実施形態を示す。図面は、例示のみを目的とし、縮尺調整されておらず、解剖学的にも精確ではない。
以下の詳細な記述では、その一部を形成し、本発明を実施することが可能である特定の実施形態を例証することによって示される添付の図面を参照する。これらの実施形態は、当業者が本発明を実施することを可能にするように十分に詳細に記述され、実施形態は組み合わされることが可能であり、または、他の実施形態が使用されることが可能であり、本発明の精神と範囲から逸脱せずに、構造的、論理的、電気的な変更が実施されることが可能であることを理解されたい。以下の詳細な記述は、例を提供し、本発明の範囲は、添付の請求項および等価物によって確定される。
本文書における「1つの」、「一」、または「様々な」実施形態という言及は、必ずしも同じ実施形態に対してではなく、そのような言及は、2つ以上の実施形態を考慮することに留意されたい。
本文書では、「除細動」は、一般に、電気的除細動と除細動を含む。「使用者」は、埋め込まれたICDを有する患者を処置する医師または他の介護者を含む。
本文書は、とりわけ、ATPを伝達し、ATPの効果を検証し、除細動ショックを伝達することができるICDを含むCRMシステムの一実施形態を議論する。ICDは、ATP充電前(ATP−BC)モードを含む。ATP−BCモードが活動している間に検出されたVTの発症に応答して、ICDは、ATPを伝達し、VTを終結させることについてATPの効果を検証する。ATP伝達後にVTが継続する場合のみ、ICDは、1つまたは複数の除細動キャパシタ(除細動ショックとして放出されるエネルギーを貯蔵する高電圧キャパシタ)を充電する。
VTがATPによって終結される場合、患者は、多大な不快感を生じさせる除細動ショックを受け取る必要がない。VTはATP伝達後に継続する可能性があるので、ATP伝達に関連する除細動治療のあらゆる遅延は、必要であれば、除細動ショックの適時な伝達を保証するために、適切に短くなければならない。遅延を最小限に抑える、または排除する1つの手法は、除細動キャパシタを充電しながらATPを伝達するものである。VTがATPによって終結される場合、ショックは回避されるが、除細動キャパシタに充電されたエネルギーは失われる。1つの他の手法は、除細動キャパシタを充電しながらATPを伝達し、ATPがある数の試行についてVTを首尾よく終結させた場合にATP−BCモードに切り替えることによって、ある信頼レベルを確立するものである。この手法は、依然としてエネルギーを大きく失うことになり、それによりICDの耐用寿命を短くする。
本主題によれば、ATP−BCモードにおけるICDの動作の安全性は、(i)除細動ショックの伝達において著しい遅延を回避するために高速のATP伝達と有効な検証方法を使用することと、(ii)ATP−BCモードを活動化させる手段を使用者に提供することによって保証される。ATP−BCモードが活動化されない場合、少なくとも、検出されたVTが心室細動(VF)検出ウィンドウ(たとえば、1分あたり180と250拍動との間の心拍数(bpm)を有する)内にあるとき、ICDは、ATPを伝達せずに除細動ショックを伝達する。患者の心臓血管と他の状態は時間と共に進行するので、使用者が、患者の個々のこれまでの状態と環境に基づいて、ATP−BCを活動化させるか否かを判定することを可能にすることが有利である。そのような状態と環境は、ICDまたはICDに結合されたシステムによって完全には分析可能ではない可能性がある。したがって、一実施形態では、本主題により、使用者が、判定を実施するためにICDまたは他のデバイスに依存する代わりに、ATP−BCが各個々の患者について適切であるか否かを判定するプロセスにおいて、自分の医療評価と判断を適用することが可能になる。
図1は、ATP−BCモードにおいてICDを動作する方法の一実施形態を示すタイミング図である。ATP−BCモードは、VTの発症が検出されるときに開始され、VT検証間隔101、ATP伝達間隔102、他のVT検証間隔103、キャパシタ充電間隔104、他のVT検証間隔105、ショック伝達間隔106を含む。一般的には、間隔102〜106のそれぞれは、先行間隔が終了した後に開始される。
VT検証間隔101は、「持続期間」とも呼ばれ、VT発症の検出で開始される。目的は、検出されたVTが継続し、したがって治療を必要とすることを確認することである。一実施形態では、VT検証間隔101の終了時にVTが依然として存在する場合、VTは継続すると見なされる。高速VT検証試験がVT検証間隔101中に実施される。一実施形態では、高速VT検証試験は、Nの連続心臓拍動のうち、少なくともMが高速拍動として検出される場合、VTは継続すると宣言し、M、Nは所定の数であり、高速拍動と心臓拍動は、それぞれ、プログラム可能VT検出ウィンドウ内の心拍数で特徴付けられる。1つの特定の実施形態では、高速VT検証試験は、10の連続心臓拍動のうち、少なくとも6つが高速拍動として検出される場合、VTは継続すると宣言する。1つの特定の実施形態では、高速VT検証試験は、10の連続心臓拍動のうち、少なくとも8つが高速拍動として検出される場合、VTは継続すると宣言する。1つの特定の実施形態では、3つ(または他の所定の数)の連続高速拍動が検出された後、高速VT検証試験は、3つの連続拍動を含む10の連続拍動について心拍数を検出し、10の連続心臓拍動のうち、少なくとも6(または8)つが高速拍動として検出される場合、VTは継続すると宣言する。一実施形態では、VT検出ウィンドウは、VF検出ウィンドウを含む。一実施形態では、VT検出ウィンドウは、1つまたは複数の閾値心拍数によって確定される。1つの特定の実施形態では、VT検出ウィンドウは、250bpmの上限閾値心拍数を含む。すなわち、ATPを使用するVT処置は、心拍数が250bpmより小さい場合のみ試行される。心拍数が250bpm以上である場合、ATP伝達間隔102とVT検証間隔103は省略される。1つの特定の実施形態では、VT検出ウィンドウは、約180〜250bpmの閾値心拍数ウィンドウによって確定される。すなわち、ATPを使用するVT処置は、心拍数が約180bmpと250bpmとの間にある場合のみ試行される。心拍数が180〜250bpmウィンドウの外部にある場合、ATP伝達間隔102とVT検証間隔103は省略される。10の連続心臓拍動の平均心拍数が約200bpmである場合、高速VT検証試験、およびしたがってVT検証間隔101は約3秒続く。一実施形態では、VT検証間隔101は、ICDが除細動キャパシタを充電する最中である事前充電期間を含む。
ATP伝達間隔102は、VTが継続する場合、VT検証間隔101後に開始される。一実施形態では、ATP伝達間隔102は、VTが継続しかつ心拍数がプログラム可能限界を超えない場合、VT検証間隔101後に開始される。1つの特定の実施形態では、ATP伝達間隔102は、平均心拍数または心室拍動数が250bpmより小さい場合のみ開始される。ATPは、ペーシング・パルスのバーストの伝達を含む。1つの特定の実施形態では、バーストは8つのペーシング・パルスを含み、ペーシング間隔は、結合間隔の事前設定パーセンテージまたはプログラム可能パーセンテージであり、これは、最後に検出された固有消極と第1バーストの第1ペーシング・パルスとの間のプログラム可能時間間隔である。一実施形態では、結合された間隔は120msから750msの範囲内においてプログラム可能である。一実施形態では、ペーシング間隔(バースト・サイクル長)は、結合間隔の88%または200msのどちらか長い方に設定される。10の連続心臓拍動の平均心拍数が約200bpmである場合、第1バーストの伝達は約2秒かかる。
VT検証間隔103は「検証期間」とも呼ばれ、ATP伝達間隔102の終了時に開始される。目的は、ATP伝達後にVTが継続するか否かを判定することによって、他の治療、すなわち除細動が必要であるか否かを判定することである。一実施形態では、VT検証間隔103の終了時にVTが検出される場合、VTは継続すると見なされる。一実施形態では、VT検証間隔101中に実施される高速VT検証試験はVT検証間隔103中に繰り返される。
一実施形態では、8つのペーシング・パルスの1つのバーストのみが、ATPによってVTを終結させる試行において伝達される。他の実施形態では、ペーシング・パルスの1つまたは複数の追加のバーストが伝達され、ATP伝達間隔102とVT検証間隔103は、伝達される各追加のバーストについて繰り返される。繰返しは、VTがもはや存在しないと高速VT検証試験が宣言した後、または繰返しの所定の最大数に到達した後、停止される。各追加のバーストは、8つのペーシング・パルスを含み、ペーシング間隔(バースト・サイクル長)は、バースト・サイクル長の88%または200msのどちらか長い方に設定される。10の連続心臓拍動の平均心拍数が依然として約200bpsにある場合、各追加のバーストの伝達は約2秒かかる。
キャパシタ充電間隔104は、ATP伝達後にVTが継続する場合、VT検証間隔103の終了時に開始される。キャパシタ充電間隔104中、除細動キャパシタは、除細動ショックを伝達するのに必要なレベルまで充電される。高速検証試験が、200bpmの平均心拍数を有する10を超える連続心臓拍動ごとに実施され、8のペーシング・パルスの1つのバーストがATPによってVTを終結させる試行において伝達される場合、VTの検出からキャパシタの充電の開始までの全時間間隔(すなわち間隔101、102、103の和)は約8から9秒である(「省略された」拍動、または、ATPもしくは高速検証試験の一部として含まれていない遷移心臓拍動を含む)。一実施形態では、キャパシタの充電が続行されるべきであるか否か、および除細動ショックが必要であるか否かを判定するために、除細動キャパシタが充電されている間、他のVT検証が実施される。1つの特定の実施形態では、VT検証間隔101中に実施される高速VT検証試験は、キャパシタ充電間隔104中に繰り返される。VTがキャパシタ充電間隔104中に存在しなくなる場合、キャパシタ充電は停止され、除細動ショックは伝達されない。
VT検証間隔105は、「再確認期間」とも呼ばれ、キャパシタ充電間隔104の終了間近または終了時に開始される。目的は、除細動キャパシタが充電された後にVTが継続するか否かを判定することによって、除細動ショックが必要であるか否かについて最終確認を実施することである。一実施形態では、VT検証間隔105の終了時にVTが検出される場合、VTは継続すると見なされる。一実施形態では、VT検証間隔101中に実施される高速VT検証試験は、VT検証間隔105中に繰り返される。一実施形態では、VT検証間隔105は、ICDが最終確認を含むようにプログラムされる場合のみ適用される。
ショック伝達間隔106は、除細動キャパシタの充電後にVTが継続する場合、VT検証間隔105の終了時に開始される。VTを終結させるために除細動ショックが心臓に伝達される。一実施形態では、VT検証間隔101中に実施される高速VT検証試験は、ショックの伝達後に繰り返される。1つの特定の実施形態では、ショック治療後に実施される高速VT検証試験は、10の連続心臓拍動のうち、少なくとも8つが高速拍動として検出される場合、VTは継続すると宣言する。VTが継続する場合、除細動キャパシタは充電され、除細動ショックが再び伝達される。この検証、充電、ショック伝達ステップは、VTがもはや継続しないと高速VT検証試験が宣言するまで、ショック伝達間隔106中に繰り返される。
図2は、上記で議論されたようにATP−BCの方法を実施することができるICD200の回路の部分の一実施形態を示すブロック図である。ICD200は、ペーシング回路210、除細動回路212、VT検出器215、VT検証モジュール216、感知回路218、制御装置220を含む。気密封止された生体適合性金属が、これらのICDデバイス要素のすべてまたはほぼすべてを収容することができる。患者に埋め込まれた後、ICD200は、ペーシング・リードと除細動リードを含むリード・システムを経て患者の心臓に接続される。
ペーシング回路210はATPを心臓に伝達する。一実施形態では、ペーシング回路210は、除脈ペーシング、心臓再同期治療、またはリモデリング制御治療など、1つまたは複数の他のペーシング・アルゴリズムに従うペーシング・パルスをも伝達する。ペーシング回路210は、心臓においてまたは心臓の上に配置された少なくとも1つの電極をそれぞれが有する1つまたは複数のリードを経て、ペーシング・パルスを心臓に伝達する。
除細動回路212は、心臓においてまたは心臓の上に配置された少なくとも1つの電極をそれぞれが有する1つまたは複数のリードを経て、除細動ショックを心臓に伝達する。除細動回路212は、除細動キャパシタ213と、そのキャパシタ213を充電するキャパシタ充電回路214を含む。除細動キャパシタ213は、ICD200の一部として、除細動ショックをそれぞれ伝達するためのネルギーを貯蔵する1つまたは複数のキャパシタを含む。キャパシタ充電回路214は、除細動ショックの伝達が命令されるとき、除細動キャパシタ213を充電する。除細動回路212は、キャパシタの充電が完了した後、除細動ショックを伝達する。
感知回路218は、VTの発症を表す少なくとも1つの心臓信号を含めて、1つまたは複数の心臓信号を感知する。一実施形態では、VTの発症を表す心臓信号は、心臓においてまたは心臓の上に配置された少なくとも1つの電極を有するリードを経て獲得されたエレクトログラムを含む。
VT検出器215は、その回路の部分の一実施形態を示すブロック図である図3Aにおいてさらに示されている。VT検出器215はVTの発症を表す心臓信号からVTを検出する。一実施形態では、VT検出器215は、心拍数検出器342、VT心拍数比較装置344、VT拍動カウンタ346、VT宣言モジュール348を含む。心拍数検出器342は、所定の数の連続心臓拍動の各心臓拍動について心拍数を検出する。一実施形態では、VT心拍数比較装置344は、各心臓拍動の心拍数と所定のVT閾値心拍数とを比較する。VT拍動カウンタ346は、それぞれが、所定のVT閾値心拍数を超える心拍数を有する心臓拍動である、いくつかの高速拍動を計数する。他の実施形態では、VT心拍数比較装置344は、各拍動の心拍数と、検出ウィンドウを形成する2つの所定のVT閾値心拍数とを比較する。VT拍動カウンタ346は、それぞれが、検出ウィンドウ内にある心拍数を有する心臓拍動である、いくつかの高速拍動を計数する。VT宣言モジュール348は、高速拍動数と所定の数の連続心臓拍動に基づいて、VTが検出されると宣言する。一実施形態では、VT宣言モジュール348は、高速拍動数と所定の閾値数とを比較して、高速拍動数が所定の閾値数を超える場合、VTが検出されると宣言するVT検出比較装置を含む。1つの特定の実施形態では、VT宣言モジュール348は、10の連続検出心臓拍動のうち、少なくとも8つが高速拍動である場合、VTが検出されると宣言する。他の特定の実施形態では、3つの連続高速拍動が検出された後、心拍数が、3つの連続高速拍動を含む10の連続拍動について検出され、VT宣言モジュール348は、10の連続心臓拍動のうち、少なくとも8つが高速拍動として検出される場合、VTは継続すると宣言する。他の実施形態では、VT宣言モジュール348は、高速拍動数と所定の数の連続心臓拍動とのVT拍動比を計算するVT拍動比計算装置と、VT拍動比と所定の閾値比とを比較して、VT拍動比が所定の閾値比を超える場合、VTが検出されると宣言するVT検出比較装置とを含む。1つの特定の実施形態では、VT宣言モジュール348は、連続検出心臓拍動の少なくとも5分の4が高速拍動である場合、VTが検出されると宣言する。一実施形態では、所定の閾値の1つまたは複数は、外部プログラマによりプログラムされる。他の実施形態では、VT検出器215は、心拍数を検出する心臓拍動検出器342と、心拍数と1つまたは複数のVT閾値心拍数とを比較するVT心拍数比較装置344とを含む。一実施形態では、1つまたは複数の所定のVT閾値心拍数は、外部プログラマによりプログラムされる。
VT検証モジュール216は、その回路の部分の一実施形態を示すブロック図である図3Bにおいてさらに示されている。VT検証モジュール216は、VT検証コマンドを受信する際に高速VT検証試験を実施する。一実施形態では、VT検証モジュール216は、(i)VTの発症が検出されるとき、第1VT検証コマンドを制御装置220から受信して、VT検証間隔101中に高速VT検証試験を実施し、(ii)ATPが伝達された後、第2VT検証コマンドを制御装置220から受信して、VT検証間隔103中に高速VT検証試験を実施し、(iii)除細動キャパシタ213が充電されているとき、第3VT検証コマンドを制御装置220から受信して、キャパシタ充電間隔104中に高速VT検証試験を実施し、(iv)除細動キャパシタ213が充電された後、第4VT検証コマンドを制御装置220から受信して、VT検証間隔105中に高速VT検証試験を実施する。一実施形態では、VT検証モジュール216は、心拍数検出器352、VT心拍数比較装置354、VT拍動カウンタ356、VT宣言モジュール358を含む。心拍数検出器352は、所定の数の連続心臓拍動の各心臓拍動について心拍数を検出する。一実施形態では、VT心拍数比較装置354は各拍動の心拍数と所定のVT閾値心拍数とを比較する。VT拍動カウンタ356は、それぞれが、所定のVT閾値心拍数を超える心拍数を有する心臓拍動である、いくつかの高速拍動を計数する。他の実施形態では、VT心拍数比較装置354は、各拍動の心拍数と、検出ウィンドウを形成する2つの所定のVT閾値心拍数とを比較する。VT拍動カウンタ356は、それぞれが、検出ウィンドウ内にある心拍数を有する心臓拍動である、いくつかの高速拍動を計数する。VT宣言モジュール358は、高速拍動数と所定の数の連続心臓拍動に基づいて、VTが継続すると宣言する。すなわち、VT宣言モジュール358は、高速拍動数と全拍動数との比が所定の閾値を超える場合、VTが継続すると宣言する。一実施形態では、VT宣言モジュール358は、高速拍動数と所定の閾値数とを比較し、高速拍動数が所定の閾値数を超える場合、VTが継続すると宣言するVT検出比較装置を含む。1つの特定の実施形態では、VT宣言モジュール358は、10の連続検出拍動のうち、少なくとも6つが高速拍動である場合、VTが継続すると宣言する。他の特定の実施形態では、3つの連続高速拍動が検出された後、心拍数が、3つの連続高速拍動を含む10の連続拍動について検出され、VT宣言モジュール358は、10の連続心臓拍動のうち、少なくとも6つが高速拍動として検出される場合、VTが継続すると宣言する。一実施形態では、VT宣言モジュール358は、高速拍動数と所定の数の連続心臓拍動とのVT拍動比を計算するVT拍動比計算装置と、VT拍動比と所定の閾値比とを比較して、VT拍動比が所定の閾値比を超える場合、VTが継続すると宣言するVT検出比較装置とを含む。1つの特定の実施形態では、VT宣言モジュール358は、連続して検出された心臓拍動の少なくとも3分の2が高速拍動である場合、VTが継続すると宣言する。一実施形態では、1つまたは複数の所定のVT閾値心拍数は、外部プログラマによりプログラムされる。
図2に示される制御装置220は、ATP−BCモードにおけるICD200の動作を制御する。一実施形態では、制御装置220は、外部プログラマからATP活動化コマンドを受信した後、ATP−BCモードのICDの動作を制御するために開始される。ATP活動化コマンドは、ATPがVT処置選択肢として依然として存在するか否かを判定するオン/オフ・コマンドである。ATP活動化コマンド(「オン」コマンド)が出されていない場合、またはATP非活動化コマンド(「オフ」コマンド)が出されている場合、除細動の治療は、ATPでVTを停止することを施行せずに伝達される。この実施形態では、使用者は、患者の心臓血管の状態と他の環境に基づいて、ATP−BCモードにおいてICDを動作するか否かを判定する。
制御装置220は、ATP活動化装置222、第1VT検証制御装置224、ATP制御装置226、第2VT検証制御装置228、充電制御装置230、除細動制御装置232を含む。ATP活動化装置222は、外部プログラマからATP活動化コマンドを受信する。ATP活動化コマンドに応答して、ATP活動化装置222は、ATP−BCモードの動作を開始するために、ATP活動化信号を生成する。一実施形態では、ATP活動化装置222は、ATP活動化コマンドを受信するためのコマンド入力と、たとえば心拍数検出器342または352から心拍数を受信するための心拍数入力とを含む。ATP活動化装置222は、心拍数が所定の閾値心拍数より小さい場合のみ、ATP活動化コマンドに応答してATP活動化信号を生成する。1つの特定の実施形態では、所定の閾値心拍数は約250bpmである。第1VT検証制御装置224は、VT検証モジュール216が高速VT検証試験を実施するように、VTが検出された後、第1VT検証コマンドを出す。VT検証モジュール216がVTが検出後に継続すると宣言する場合、第1VT検証制御装置224は第1VT検証信号を生成する。ATP制御装置226はATP活動化信号の存在を検出する。ATP活動化信号が存在する場合、ATP制御装置226は、第1VT検証信号を受信し、第1VT検証信号が受信された後、ATP伝達を制御する。ATP伝達後、第2VT検証制御装置228は、VT検証モジュール216が高速VT検証試験を実施するように、第2VT検証コマンドを出す。VT検証モジュール216が、ATP伝達後にVTが継続すると宣言する場合、第2VT検証制御装置228は第2VT検証信号を生成する。充電制御装置230は、ATP活動化信号の存在を検出する。ATP活動化信号が存在する場合、充電制御装置230は、第2VT検証信号を受信し、かつキャパシタ充電回路214が第2VT検証信号を受信した後、除細動キャパシタ213の充電を開始するように、充電信号を生成する。ATP活動化信号が存在しない場合、充電制御装置230は、第1VT検証信号を受信し、かつ第1VT検証信号が受信された後、キャパシタ充電回路214が除細動キャパシタ213の充電を開始するように、充電信号を生成する。除細動制御装置232は、除細動キャパシタ213の充電が完了した後、除細動ショックの伝達を制御する。一実施形態では、制御装置220は第3VT検証制御装置をさらに備える。VT検証モジュール216が高速VT検証試験を実施するために除細動キャパシタ213が充電されているとき、第3VT検証制御装置が第3VT検証コマンドを出す。除細動キャパシタ213が充電されている間に、VT検証モジュール216がVTが継続すると宣言する場合、第3VT検証制御装置は第3VT検証信号を生成する。充電制御装置230は、第3VT検証信号を受信し、かつキャパシタ充電回路214が除細動キャパシタ213の充電を停止するように充電終結信号を生成する。一実施形態では、制御装置220は第4VT検証モジュールをさらに備える。VT検証モジュール216が高速VT検証試験を実施するために除細動キャパシタ213が充電された後、第4VT検証制御装置が第4VT検証コマンドを出す。除細動キャパシタ213が充電された後、VTが継続するとVT検証モジュール216が宣言する場合、第4VT検証制御装置は第4VT検証信号を生成する。除細動制御装置232は、第4VT検証信号を受信し、かつ第3検証信号が受信された後ショックの伝達を制御する。一実施形態では、制御装置220は、VTが検出された後でATP伝達の前に、キャパシタ充電回路214が除細動キャパシタ213を充電するように、事前充電信号を生成する事前充電制御装置をさらに含む。
図4は、ICD200、外部プログラマ460、ICD200と、外部プログラマ460との間の双方向通信に備える遠隔測定リンク455を含むCRMシステム480の部分の一実施形態を示すブロック図である。外部プログラマ460は、ユーザ・インタフェースの一部として使用者入力470を含む。使用者入力470は、ATP−BCモード動作を活動化するための使用者コマンドを受信するために、ATP活動化スイッチ472を含む。使用者コマンドを受信する際、使用者入力470はATP活動化コマンドを生成する。ATP活動化コマンドは遠隔測定リンク455を介してICD200に送信される。一実施形態では、使用者入力470は、オン選択(またはハイ選択)によって使用者コマンドのエントリを可能にするオン/オフ(またはハイ/イイエ)選択装置を含む。一実施形態では、1つまたは複数の所定の閾値心拍数の少なくとも1つにそれぞれが対応する検出ウィンドウに関する選択肢を受信するために、使用者入力470が検出ウィンドウ選択装置474をも含む。一実施形態では、各検出ウィンドウは、2つのプログラム可能閾値心拍数を含む心拍数ウィンドウによって形成される。一実施形態では、使用者入力470はATP−BC選択装置を含み、これを経て、使用者はATP−BCモードが内部において活動化される検出ウィンドウを選択する。
図5は、図1を参照して上記で議論されたATP−BCモードにおいてICDを動作する方法の一実施形態を示すフロー・チャートである。この方法は、ATP−BCモード動作が使用者によってのみ活動化されることを見込む。使用者は、モードがどのように動作するか、および患者の心臓血管状態と他の環境の自分の理解に基づいて、ATP−BCモードを活動化するか否かを判定する。
ATP活動化コマンドが500において受信される。ATP−BCモードは、ATP非活動化コマンドが受信されるまで、ATP活動化コマンドによって活動化される。
ICDは、510においてVTを検出する。一実施形態では、ATP−BCモードが活動しているかに関係なく、ICDはVTを連続的に検出する。VTが515において検出される場合、520において高速VT検証試験を実施することによって検出された後、ICDはVTが継続するか否かを判定する。
一実施形態では、VTが525において継続し、ATP活動化コマンドが530において受信される場合、ICDは、540においてATPを伝達する。1つの特定の実施形態では、VTが525において継続し、ATP活動化コマンドが530において受信され、心臓拍動が250bpmより小さい場合、ICDは540においてATPを伝達する。ATPが伝達された後、ICDは、500において高速VT検証試験を実施することによって、ATP伝達後にVTが継続するか否かを判定する。VTが555において継続する場合、ICDは、560において除細動キャパシタを充電し、充電が完了した後、570においてショックを伝達する。一実施形態では、ICDは、高速VT検証試験を実施することによって、充電後にVTが継続するか否かを判定し、VTが継続する場合、ショックを伝達する。
525においてVTが継続するが、ATP活動化コマンドが530において受信されない場合、および/または心臓拍動が250bpm以上である場合、ICDは、560において1つまたは複数の除細動キャパシタを充電し、充電が完了した後、570においてショックを伝達する。一実施形態では、ICDは、高速VT検証試験を実施することによって、1つまたは複数の除細動キャパシタを充電した後、VTが継続するか否かを判定し、VTが継続する場合、ショックを伝達する。
上記で詳述された記述は、限定ではなく、例示を意図することを理解されたい。他の実施形態は、本文書において議論されるシステム構成要素のあらゆる可能な交換を含めて、上記の記述を読み、理解する際に、当業者には明らかになるであろう。したがって、本発明の範囲は、添付の請求項、ならびにそのような請求項が権利を与えられる等価物の全範囲を参照することによって決定されるべきである。
ATP−BCモードにおいてICDを動作する方法の一実施形態を示すタイミング図である。 図1の方法を実施するICDの回路の部分の一実施形態を示すブロック図である。 ICDのVT検出器の回路の部分の一実施形態を示すブロック図である。 ICDのVT検証モジュールの回路の部分の一実施形態を示すブロック図である。 ICDおよび外部プログラマを含むCRMシステムの部分の一実施形態を示すブロック図である。 ATPを伝達するためにICDを動作する方法の一実施形態を示すフロー・チャートである。

Claims (43)

  1. 心臓信号を感知する感知回路と、
    抗頻脈ペーシング(ATP)を伝達するペーシング回路と、
    ショックの電気エネルギーを貯蔵する除細動キャパシタと、充電信号に応答して前記除細動キャパシタを充電するキャパシタ充電回路とを含む、前記ショックを伝達する除細動回路と、
    少なくとも前記心臓信号に基づいてVTを検出する心室頻脈(VT)検出器と、
    第1VT検証コマンドと第2VT検証コマンドを受信し、前記第1と第2VT検証コマンドの1つが受信された後、少なくとも前記心臓信号に基づいて前記VTが継続するか否かを判定するためにVT検証試験を実施するように適合されたVT検証モジュールと、
    前記ペーシング回路、前記除細動回路、前記VT検出器、前記VT検証モジュールに結合された制御装置と
    を含み、その制御回路が
    ATP活動化コマンドを受信し、前記ATP活動化コマンドの受信に応答してATP活動化信号を生成するATP活動化装置と、
    前記VTが検出された後、前記第1VT検証コマンドを出し、前記VTが検出後に継続する場合、第1VT検証信号を生成する第1VT検証制御装置と、
    前記ATP活動化信号の存在を検出し、前記ATP検証信号が存在する場合、前記第1VT検証信号を受信し、前記第1VT検証信号が受信された後、ATP伝達を制御するATP制御装置と、
    前記ATP伝達後、前記第2VT検証コマンドを出し、前記ATP伝達後に前記VTが継続する場合、第2VT検証信号を生成する第2VT検証制御装置と、
    前記ATP活動化信号の前記存在を検出し、前記ATP活動化信号が存在する場合、前記第2VT検証信号を受信し、前記第2VT検証信号が受信された後、前記充電信号を生成し、前記ATP活動化信号が存在しない場合、前記第1VT検証信号を受信し、前記第1VT検証信号が受信された後、前記充電信号を生成する充電制御装置と、
    前記除細動キャパシタの前記充電が完了した後、前記ショックの伝達を制御する除細動制御装置とを含む制御装置と
    を備える、心臓リズム管理システム。
  2. 前記ATP活動化装置が、前記ATP活動化コマンドを受信するコマンド入力、心拍数を受信する心拍数入力を含み、前記心拍数が所定の閾値心拍数より小さい場合、前記ATP活動化装置が、前記ATP活動化コマンドの前記受信に応答して、前記ATP活動化信号を生成するように適合される請求項1に記載のシステム。
  3. 前記VT検証モジュールが、第3VT検証コマンドを受信し、前記第1、第2、第3VT検証コマンドの1つが受信された後に前記VTが継続するか否かを判定するために、前記VT検証試験を実施し、前記制御装置が、前記除細動動キャパシタが充電されている間に前記第3VT検証コマンドを出し、かつ前記除細動キャパシタが充電されている間に前記VTが継続する場合、第3VT検証信号を生成する第3VT検証制御装置をさらに備え、前記充電制御装置が、前記第3VT検証信号を受信し、かつ前記第3VT検証信号が受信された後、前記除細動キャパシタの前記充電を停止する信号を出す請求項1から2のいずれかに記載のシステム。
  4. 前記VT検証モジュールが、第4VT検証コマンドを受信し、前記第1、第2、第3、第4VT検証コマンドの1つが受信された後に前記VTが継続するか否かを判定するために前記VT検証試験を実施し、前記制御装置が、前記除細動キャパシタの前記充電が完了した後に前記第4VT検証コマンドを出し、かつ前記除細動キャパシタの前記充電が完了した後に前記VTが継続する場合、第4VT検証信号を生成する第4VT検証制御装置をさらに備え、前記除細動制御装置が、前記第4VT検証信号を受信し、かつ前記第4VT検証信号が受信された後、前記ショックの前記伝達を制御する請求項3に記載のシステム。
  5. 前記VT検出器が、
    心拍数を検出する心拍数検出器と、
    前記心拍数と1つまたは複数の所定の閾値心拍数とを比較する比較装置とを備える請求項1から4のいずれかに記載のシステム。
  6. 前記VT検出器が、
    所定の数の連続心臓拍動の各心臓拍動について心拍数を検出する心拍数検出器と、
    各拍動の前記心拍数と、検出ウィンドウを形成する1つまたは複数の所定のVT閾値心拍数とを比較するVT心拍数比較装置と、
    それぞれが、前記検出ウィンドウ内にある心拍数を有する心臓拍動である、いくつかの高速拍動を計数するVT拍動カウンタと、
    高速拍動数と前記所定の数の連続心臓拍動に基づいて、前記VTが検出されると宣言するVT宣言モジュールとを備える請求項1から4のいずれかに記載のシステム。
  7. 前記VT宣言モジュールが、高速拍動数と所定の閾値数とを比較し、高速拍動数が前記所定の閾値数を超える場合、前記VTが検出されると宣言するVT検出比較装置を備える請求項6に記載のシステム。
  8. 前記VT宣言モジュールが、
    高速拍動数と前記所定の数の連続拍動とのVT拍動比を計算するVT拍動比計算装置と、
    前記VT拍動比と所定の閾値比とを比較し、前記VT拍動比が前記所定の閾値比を超える場合、前記VTが検出されると宣言するVT検出比較装置とを備える請求項6に記載のシステム。
  9. 前記VT検証モジュールが、
    所定の数の連続心臓拍動の各心臓拍動について心拍数を検出する心拍数検出器と、
    各拍動の前記心拍数と検出ウィンドウを形成する1つまたは複数の所定のVT閾値心拍数とを比較するVT心拍数比較装置と、
    それぞれが、前記検出ウィンドウ内にある心拍数を有する心臓拍動である、いくつかの高速拍動を計数するVT拍動カウンタと、
    高速拍動数と前記所定の数の連続心臓拍動に基づいて、前記VTが継続すると宣言するVT宣言モジュールとを備える請求項1から8のいずれかに記載のシステム。
  10. 前記VT宣言モジュールが、前記高速拍動数と所定の閾値数とを比較し、前記高速拍動数が前記所定の閾値数を超える場合、前記VTが継続すると宣言するVT検出比較装置を備える請求項9に記載のシステム。
  11. 前記VT宣言モジュールが、
    高速拍動数と前記所定の数の連続心臓拍動とのVT拍動比を計算するVT拍動比計算装置と、
    前記VT拍動比と所定の閾値比とを比較し、前記VT拍動比が前記所定の閾値比を超える場合、前記VTが継続すると宣言するVT検出比較装置とを備える請求項9に記載のシステム。
  12. 前記制御装置が、前記VTが検出された後で前記ATP伝達前に、前記充電信号を生成する事前充電制御装置をさらに備える請求項1から11のいずれかに記載のシステム。
  13. 前記感知回路、前記ペーシング回路、前記除細動回路、前記VT検出器、前記VT検証モジュール、前記制御装置を収容することができる埋込み型金属をさらに備える請求項1から12のいずれかに記載のシステム。
  14. 使用者コマンドを受信して、前記使用者コマンドに基づいて前記ATP活動化コマンドを生成するために、ATP活動化スイッチを含む使用者入力をさらに備える請求項1から13のいずれかに記載のシステム。
  15. 前記使用者入力を含む外部プログラマをさらに備える請求項14に記載のシステム。
  16. 前記使用者入力が、前記1つまたは複数の所定の閾値心拍数の少なくとも1つにそれぞれが対応する検出ウィンドウに関する選択肢を受信するために、検出ウィンドウ選択装置をさらに備える請求項14と15のいずれかに記載のシステム。
  17. 埋込み型電気的除細動器/除細動器(ICD)の動作方法であって、
    ATPを伝達することを含む特徴を活動化する抗頻脈ペーシング(ATP)活動化コマンドを受信するステップと、
    心室頻脈(VT)を検出するステップと、
    前記VTが検出された後に継続するか否かを判定するステップと、
    前記ATP活動化コマンドが受信され、前記VTが検出された後に継続する場合、前記ATPを伝達するステップと、
    前記ATP活動化コマンドが受信されず、前記VTが検出後に継続する場合、キャパシタを充電するステップと、
    前記ATPを前記伝達後、前記VTが継続するか否かを判定するステップと、
    前記ATPが伝達された後、前記VTが継続する場合、前記キャパシタを充電するステップと、
    前記キャパシタが充電された後、除細動ショックを伝達するステップと
    を備える、方法。
  18. 心拍数を検出するステップをさらに含み、前記ATPを伝達するステップが、前記ATP活動化コマンドが受信され、前記VTが検出後に継続し、前記心拍数が所定の閾値心拍数より小さい場合、前記ATPを伝達するステップを備える請求項17に記載の方法。
  19. 前記ATPを伝達するステップが、前記ATP活動化コマンドが受信され、前記VTが検出された後に維持され、前記心拍数が1分あたり約250の拍動より小さい場合、前記ATPを伝達するステップを備える請求項18に記載の方法。
  20. 心室細動(VF)を検出するステップをさらに備える請求項17から19のいずれかに記載の方法。
  21. 前記VTを検出するステップが、
    所定の数の連続心臓拍動の各心臓拍動について心拍数を検出するステップと、
    前記連続心臓拍動のそれぞれの前記心拍数と、検出ウィンドウを形成する1つまたは複数の閾値心拍数とを比較するステップと、
    前記心拍数が、前記心拍数が少なくとも所定の数の高速拍動について前記検出ウィンドウ内にある場合、前記VTが検出されると宣言するステップと
    を備える請求項17から20のいずれかに記載の方法。
  22. 前記VTを検出するステップが、
    前記検出ウィンドウ内にある心拍数をそれぞれが有する所定の数の連続高速心臓拍動を検出するステップと、
    前記所定の数の連続高速心臓拍動が検出された後、前記所定の数の連続心臓拍動の各心臓拍動について前記心拍数を検出するステップと、
    前記連続心臓拍動のそれぞれの前記心拍数と、前記検出ウィンドウを形成する1つまたは複数の閾値率とを比較するステップと、
    前記心拍数が、少なくとも前記所定の数の高速拍動について前記検出ウィンドウ内にある場合、前記VTが検出されると宣言するステップと
    を備える請求項21に記載の方法。
  23. 前記VTを検出するステップが、
    約10の連続心臓拍動の各心臓拍動について前記心拍数を検出するステップと、
    前記約10の連続心臓拍動のそれぞれの前記心拍数と、前記検出ウィンドウを形成する前記1つまたは複数の閾値心拍数とを比較するステップと、
    前記心拍数が、前記約10の連続心臓拍動のうち、少なくとも約8つについて前記検出ウィンドウ内にある場合、前記VTが検出されると宣言するステップと
    を備える請求項21に記載の方法。
  24. 前記VTを検出するステップが、
    前記検出ウィンドウ内にある心拍数をそれぞれが有する3つの連続高速拍動を検出するステップと、
    前記3つの連続高速拍動が検出された後、前記約10の連続心臓拍動の各心臓拍動の前記心拍数を検出するステップと、
    前記約10の連続心臓拍動のそれぞれの前記心拍数と、前記検出ウィンドウを形成する前記1つまたは複数の閾値心拍数とを比較するステップと、
    前記心拍数が、前記約10の連続心臓拍動のうち、少なくとも約8つについて前記検出ウィンドウ内にある場合、前記VTが検出されると宣言するステップと
    を備える請求項23に記載の方法。
  25. 前記VTが検出されると宣言するステップが、前記心拍数が前記所定の数の連続心臓拍動の少なくとも所定の端数について前記検出ウィンドウ内にある場合、前記VTが検出されると宣言するステップを備える請求項21に記載の方法。
  26. 前記1つまたは複数の閾値心拍数が下限閾値心拍数を備え、前記下限閾値心拍数を1分あたり約180の拍動にプログラムするステップをさらに備える請求項21から25のいずれかに記載の方法。
  27. 前記1つまたは複数の閾値心拍数が上限閾値心拍数を備え、前記上限閾値心拍数を1分あたり約250の拍動にプログラムするステップをさらに備える請求項21から26のいずれかに記載の方法。
  28. 前記VTが検出された後に継続するか否かを判定し、前記ATPを伝達した後、前記VTが継続するか否かを判定するステップが、それぞれ、高速VT検証試験を実施するステップを備える請求項17から27のいずれかに記載の方法。
  29. 前記高速VT検証試験を実施するステップが、
    所定の数の連続心臓拍動のそれぞれについて心拍数を検出するステップと、
    前記連続心臓拍動のそれぞれの前記心拍数と、検出ウィンドウを形成する1つまたは複数の所定の閾値心拍数とを比較するステップと、
    前記心拍数が、少なくとも所定の数の高速拍動について前記検出ウィンドウ内にある場合、前記VTが継続すると宣言するステップと
    を備える請求項28に記載の方法。
  30. 前記キャパシタが充電されている間、前記VTが継続するか否かを判定するステップと、前記VTが継続すると判定される場合、前記キャパシタを充電するステップを停止するステップとをさらに備える請求項17から29のいずれかに記載の方法。
  31. 前記キャパシタが充電された後、前記VTが継続するか否かを判定するステップをさらに備え、前記キャパシタが充電された後に前記ショックを伝達するステップが、前記キャパシタが充電された後に前記VTが継続する場合、前記ショックを伝達するステップを備える請求項17から29のいずれかに記載の方法。
  32. 前記VTが検出された後に継続するかを判定するステップと、前記ATPを前記伝達した後も前記VTが継続するか否かを判定するステップと、前記キャパシタが充電されている間、前記VTが継続するか否かを判定するステップと、前記キャパシタが充電された後、前記VTが継続するか否かを判定するステップが、それぞれ、高速VT検証試験を実施するステップを備える請求項30と31のいずれかに記載の方法。
  33. 前記高速VT検証試験を実施するステップが、
    約10の連続心臓拍動のそれぞれについて前記心拍数を検出するステップと、
    前記10の連続心臓拍動のそれぞれの前記心拍数と、前記検出ウィンドウを形成する前記1つまたは複数の閾値心拍数とを比較するステップと、
    前記心拍数が、前記約10の連続心臓拍動のうち、少なくとも約6つについて前記検出ウィンドウ内にある場合、前記VTが継続すると宣言するステップと
    を備える請求項29から32のいずれかに記載の方法。
  34. 前記VTが継続すると宣言するステップが、前記心拍数が前記所定の数の連続心臓拍動の少なくとも所定の端数について第1閾値心拍数を超える場合、前記VTが継続すると宣言するステップを備える請求項29から33のいずれかに記載の方法。
  35. 前記VTが継続すると宣言するステップが、前記心拍数が前記所定の数の連続心臓拍動の少なくとも約3分の2について前記第1閾値心拍数を超える場合、前記VTが継続すると宣言するステップを備える請求項34に記載の方法。
  36. 前記1つまたは複数の閾値心拍数が下限閾値心拍数を備え、前記下限閾値心拍数を1分あたり約180の拍動にプログラムするステップをさらに備える請求項29から35のいずれかに記載の方法。
  37. 前記1つまたは複数の閾値心拍数が上限閾値心拍数を備え、前記上限閾値心拍数を1分あたり約250の拍動にプログラムするステップをさらに備える請求項29から36のいずれかに記載の方法。
  38. 前記VTが検出された後に継続するか否かを判定する間、前記キャパシタを充電するステップをさらに備える請求項17から37のいずれかに記載の方法。
  39. 前記ATPを伝達するステップが、最後に感知された消極から開始される結合間隔の終了時に、第1ペーシング間隔において約8のペーシング・パルスの第1バーストを伝達するステップを備える請求項17から38のいずれかに記載の方法。
  40. 前記結合間隔を約120msから750msの範囲内の間隔にプログラムするステップをさらに備える請求項39に記載の方法。
  41. 前記第1ペーシング間隔を、前記結合間隔の所定のパーセンテージまたは最小ペーシング間隔のどちらか長い方として計算された間隔にプログラムするステップをさらに備える請求項39と40のいずれかに記載の方法。
  42. 前記第1ペーシング間隔を、前記結合間隔の約88%または約200ミリ秒のどちらか長い方として計算された間隔にプログラムするステップをさらに備える請求項41に記載の方法。
  43. 前記ATPを伝達するステップが、約8のペーシング・パルスの第2バーストを伝達するステップをさらに備える請求項39から42のいずれかに記載の方法。
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