JP2007521687A

JP2007521687A - 無線ローカルエリアネットワークのセルラに基づく位置決定

Info

Publication number: JP2007521687A
Application number: JP2005509107A
Authority: JP
Inventors: リトウィン，ルイス，ロバート
Original assignee: Thomson Licensing SAS
Current assignee: Thomson Licensing SAS
Priority date: 2003-08-22
Filing date: 2003-08-22
Publication date: 2007-08-02
Also published as: WO2005029888A1; AU2003302163A1; CN1820525A; BR0318471A; EP1656804A1; KR101009837B1; EP1656804A4; KR20060066108A

Abstract

無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮを見つける方法は、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）の位置について無線ネットワークの無線サービスプロバイダに要求を送信し（３１）、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）の位置を無線サービスプロバイダから受信する（３７）。装置は、無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮ（１０４）の位置について無線ネットワークで要求を処理し、無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮ（１０４）の位置を無線ネットワークで受信する処理をするコントローラ（２１０）を有する。

Description

本発明は、概して通信システムに関し、特に無線ローカルエリアネットワークのセルラに基づく位置決定に関する。

現在、第２．５世代（２．５Ｇ）及び第３世代（３Ｇ）のセルラネットワークは、２Ｍｂｐｓまでのデータレートを有する無線データサービス（無線インターネットサービス等）を提供することができる。他方、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）（例えば、ＩＥＥＥ８０２．１１ａ、ＩＥＥＥＥ８０２．１１ｂ及びＨｉｐｅｒＬＡＮ／２無線ネットワーク等）は、１０Ｍｂｐｓより高速のレートを有するデータサービスを提供することができる。ＷＬＡＮサービスはまた、ＷＬＡＮによる無免許の周波数帯域を使用するため、一般的にセルラサービスより実装が安価である。従って、モバイル装置がＷＬＡＮのサービスエリア内にあるときに、セルラサービスからＷＬＡＮサービスに切り替えることが望ましい。セルラサービスとＷＬＡＮサービスとの切り替えは、利用可能なスペクトルの最適な利用を提供することができ、ピーク動作時間中のセルラネットワークの負担を低減することができる。

ＷＬＡＮ可能なモバイル装置（携帯電話、ＰＤＡ等）を有するユーザの一般的な問題は、近くの公衆ＷＬＡＮホットスポットをどのように見つけるかという点にある。従って、ユーザがＷＬＡＮの位置を見つけることを支援する必要がある。

無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮを見つける方法は、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）の位置について無線ネットワークの無線サービスプロバイダに要求を送信し、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）の位置を無線サービスプロバイダから受信することを有する。送信するステップの後に、無線サービスプロバイダは、送信が生じた無線サービスエリアを決定し、無線サービスプロバイダは、無線サービスエリアに基づいて無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの位置を取得することが好ましい。無線ネットワークは、セルラ電話ネットワークであることが好ましい。

本発明の他の態様によれば、装置は、無線ネットワークで通信を送受信する無線トランシーバと、無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの位置について無線ネットワークで要求を処理し、無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの位置を無線ネットワークで受信する処理をするコントローラとを有する。その装置は、ＷＬＡＮで通信する無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮベースバンド回路を更に有することが好ましい。一実施例では、コントローラは、ユーザ提供の位置に基づいて、無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの位置の要求を処理する。

前述の本発明の特徴が実現されて詳細に理解され得るように、前記に簡単に要約した本発明の特定の説明が、添付図面に図示した実施例を参照することにより得られ得る。

しかし、添付図面は本発明の典型的な実施例のみを示しており、従って、本発明は他の同等の有効な実施例も許容し得るため、その範囲を制限すると考えられるべきではない点に留意すべきである。

本発明は、セルラに基づいて無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）を見つける方法及び装置である。本発明について、無線ネットワークのサービスプロバイダに認識されているＷＬＡＮの位置をモバイル装置のユーザに通知する目的で、モバイル装置と無線ネットワークとの間の通信に関して説明する。例示的なモバイル装置及び無線ネットワークは、携帯電話及びセルラネットワークである。しかし、当業者は、本発明が如何なる種類の無線ネットワークで通信可能な如何なる通信装置で有利に利用可能であることを認識するであろう。従って、本発明は、ここで述べるセルラネットワーク通信の言及を超えて、広い適用性を有する。

図１は、本発明による通信システム１００を示している。通信システム１００は、無線通信ネットワーク１０２と、複数のＷＬＡＮアクセスポイント１０４（例えばＷＬＡＮアクセスポイント１０４_１及び１０４_２）と、ＷＬＡＮ位置データベース１１２と、複数のモバイル装置１１０（例えばモバイル装置１１０_１及び１１０_２）とを有する。無線通信ネットワーク１０２は、無線サービスエリア１０６内にあるモバイル装置１１０（例えばモバイル装置１１０_１及び１１０_２）にサービスを提供する。例えば、無線通信ネットワーク１０２は、サービスエリア１０６内のモバイル装置１１０に音声及び／又はデータサービスを提供するセルラ電話ネットワークを有してもよい
ＷＬＡＮアクセスポイント１０４_１及び１０４_２は、サービスエリア（すなわち、それぞれホットスポット１０８_１及び１０８_２）内にあるモバイル装置１１０（例えばサービスエリア１０８_１内にあるモバイル装置１１０_２）にサービスを提供する。例えば、ＷＬＡＮアクセスポイント１０４は、サービスエリア１０８内のモバイル装置１１０に音声及び／又はデータサービスを提供するＩＥＥＥ８０２．１１ｂのＷＬＡＮアクセスポイントを有してもよい。各ＷＬＡＮアクセスポイント１０４の位置は、ＷＬＡＮ位置データベース１１２に格納される。例えば、ＷＬＡＮ位置データベース１１２は、サービスエリア１０８と共に、各ＷＬＡＮアクセスポイント１０４の座標（例えば経度及び緯度）を格納してもよい。通信システム１００は、サービスエリア１０６にあるＷＬＡＮアクセスポイント１０４に対応する重複のないサービスエリア１０８を有するものとして例示的に図示されている。重複したサービスエリア又はホットスポット１０８のように、本発明で他の構成が使用されてもよい。

ＷＬＡＮサービスエリア（１０８_１及び１０８_２等）は、ホットスポット１０８とその物理位置のデータベースを維持するセルラサービスプロバイダに登録されていてもよい。ＷＬＡＮホットスポットの物理位置は、住所、地図の位置、経度及び緯度、世界測位座標、並びにその他の位置識別フォーマットの形式であることが好ましい。ユーザがＷＬＡＮホットスポット１０８を探しているときに、ユーザはモバイル装置でメニューオプションを選択し、無線ネットワーク１０２を介して無線サービスプロバイダ１０２にメッセージを送信することができる。無線１０２のサービスプロバイダは、モバイル装置１１０が何の無線サービスエリアから通信しているかに基づいて、ユーザの位置のおおまかな推定を取得してもよい。無線ネットワークサービスエリア１０６は、ＷＬＡＮ位置データベース１１２と比較され、ＷＬＡＮ位置とその物理アドレスのユーザ定義のリストを見つけることができる。物理位置アドレスのこのリストは、モバイル装置１１０に送信され得る。モバイル装置のユーザは、所望のＷＬＡＮ位置１０８を物理アドレスのリストから選択し、ＷＬＡＮ基地局１０４と通信するために所望のＷＬＡＮ位置に移動することができる。ＷＬＡＮデータベース１１２は、無線サービスエリア１０６の外部のＷＬＡＮ位置又はサービスを有し、その位置をモバイル装置のユーザに同様に提供してもよい。

各モバイル装置１１０は、ＷＬＡＮホットスポット又はサービスエリアを見つけるために、無線ネットワーク１０６のサービスプロバイダと通信することができる。特定の無線ネットワークセルから発信する携帯電話のユーザは、携帯電話サービスプロバイダにＷＬＡＮ位置要求を送信してもよい。携帯電話サービスプロバイダは、既知のＷＬＡＮの位置のデータベースに対してユーザが発信しているセルを比較し、ＷＬＡＮ位置及びアドレスのリストを携帯電話のユーザに返信することができる。従って、本発明により、携帯電話１１０のユーザがＷＬＡＮブロードバンド通信にアクセスするためにＷＬＡＮサービスエリア１０８に移動することが可能になる。

図２は、本発明によるモバイル装置１１０の例示的な実施例を示したハイレベルのブロック図を示している。モバイル装置１１０は、アンテナ２０２に結合された無線トランシーバ２０６と、本発明のＷＬＡＮ位置決定処理２０８で構成されたコントローラ２１０と、無線ベースバンド回路２１２と、ＷＬＡＮベースバンド回路２１４とを有する。無線ベースバンド回路２１２は、無線通信システムに関連する信号（セルラ電話信号等）を処理する。ＷＬＡＮベースバンド回路２１４は、ＷＬＡＮに関連する信号（ＩＥＥＥ８０２．１１ｂのＷＬＡＮ信号等）を処理する。ＷＬＡＮベースバンド回路は、本発明のセルラに基づく無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの位置決定を実行するために必ずしも必要ではなく、図２では任意選択の機能ブロックとして図示されており、同じモバイル装置が無線１０６及びＷＬＡＮ１０８のサービスエリアの双方で通信することを便利にする。無線トランシーバ２０６は、コントローラ２１０を通じて無線ベースバンド回路２１２又はＷＬＡＮベースバンド回路２１４により処理される無線周波数（ＲＦ）信号を送受信する。例えば、モバイル装置１１０は、ＷＬＡＮプラグインカード（例えばＰＣＭＣＩＡ（ｐｅｒｓｏｎａｌｃｏｍｐｕｔｅｒｍｅｍｏｒｙｃａｒｄｉｎｔｅｒｎａｌａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ））を有する携帯電話を有してもよい。他の例では、モバイル装置１１０は、ＷＬＡＮ及びプラグインカードを備えた携帯情報端末（ＰＤＡ）又はラップトップコンピュータを有してもよい。

コントローラ２１０は、無線ベースバンド回路２１２とＷＬＡＮベースバンド回路２１４と無線トランシーバ２０６との間に結合されたプロセッサを有してもよい。この実施例では、コントローラ２１０は、本発明に従って様々な制御機能を実行するようにプログラムされる。より具体的には、コントローラ２１０は、ＷＬＡＮ位置決定処理２０８を実行するようにプログラムされる。例えば、ＷＬＡＮ位置決定処理は、無線ネットワークサービスエリア１０６のサービスプロバイダに要求して、サービスプロバイダから受信したＷＬＡＮ位置に関する情報を処理する。しかし、当業者は、本発明がハードウェア（例えば特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ））で実装され得ることを認識するであろう。従って、ここに記載する処理ステップは、ソフトウェア、ハードウェア又はその組み合わせで同等に実行されるものとして広く解釈されることを意図する。更に、コントローラ２１０は別々の機能ブロックとして図示されているが、当業者は、無線ベースバンド回路２１２及び／又はＷＬＡＮベースバンド回路２１４はコントローラ２１０の機能を実行するように適合されてもよいことを認識するであろう。また、ＷＬＡＮ位置決定処理２０８は、特定用途向け集積回路ＡＳＩＣに組み込まれてもよい。

図３は、無線又はセルラに基づいてＷＬＡＮサービスエリア（１０８等）を見つける方法３００の例示的な実施例を示したフローチャートを示している。方法３００は、図１及び２を同時に参照することで最も理解され得る。モバイル装置１１０がＷＬＡＮサービスエリアの位置について無線サービスエリアに要求を送信可能になったときに、方法３００はステップ３１で始まる。携帯電話のようなモバイル装置は、近くのＷＬＡＮサービスエリアを見つけるメニューオプションで構成されることが好ましい。ＷＬＡＮサービスエリア位置を見つけるメニューオプションが選択されると、モバイル装置はサービスプロバイダに要求を送信することができる。

ステップ３３において、無線ネットワークのサービスプロバイダは、通信が生じる無線サービスエリア又はセル１０６を容易に決定することができる。セルラサービスプロバイダのようなサービスプロバイダは、ユーザが発信しているセルラネットワークのセルからモバイル装置のユーザの位置を推定することができる。

ステップ３５において、サービスプロバイダは、そのデータベース１１２に格納されているＷＬＡＮサービスエリア又は位置に対して、モバイル装置１１０が通信している無線サービスエリアを比較する。ＷＬＡＮデータベースは、その住所、地図の座標、世界測位座標、又は経度及び緯度の座標と相互参照してＷＬＡＮ位置を格納することができる。

ステップ３７において、無線又はセルラプロバイダは、モバイル装置のユーザによって定められたＷＬＡＮ位置又はサービスエリアのリストを含むメッセージをモバイル装置に返信することができる。モバイル装置は、ユーザが発信している無線サービスエリア又はセルから所定の距離内にあるＷＬＡＮ位置を探すように構成されてもよい。代替として、ユーザは、ＷＬＡＮサービスエリア位置を含む無線サービスエリアからの距離又は距離の範囲を選択するために、モバイル装置１１０にメニューオプションの選択肢を備えてもよい。モバイル装置又はセルのユーザがＷＬＡＮサービスエリアの位置を受信すると、ユーザは、無線サービスプロバイダにより返信されたＷＬＡＮサービスエリアの位置に移動することができる。

前記では本発明の好ましい実施例を対象としているが、本発明の他の実施例及び更なる実施例も、その基本的範囲を逸脱することなく考案され得る。その範囲は特許請求の範囲によって決定される。

本発明による通信システム本発明によるモバイル装置の一実施例を示すハイレベルのブロック図セルラに基づいてＷＬＡＮを見つける方法の一実施例を示したフローチャート

Claims

無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）の位置について無線ネットワークの無線サービスプロバイダに要求を送信し、
前記無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）の前記位置を前記無線サービスプロバイダから受信することを有する方法。
請求項１に記載の方法であって、
前記送信するステップの後に、前記無線サービスプロバイダは、前記送信が生じた無線サービスエリアを決定することを更に有する方法。
請求項２に記載の方法であって、
前記決定するステップの後に、前記無線サービスプロバイダは、前記無線サービスエリアに基づいて前記無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの前記位置を取得することを更に有する方法。
請求項１に記載の方法であって、
前記無線ネットワークは、セルラ電話ネットワークである方法。
請求項１に記載の方法であって、
前記無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの位置についての要求は、特定の位置と相対的な無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの位置を要求することを有する方法。
請求項１に記載の方法であって、
前記無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの前記位置は、住所、地図の位置、経度及び緯度の座標、並びに世界測位座標のうち１つを有する方法。
無線ネットワークで通信を送受信する無線トランシーバと、
無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの位置について前記無線ネットワークで要求を処理し、前記無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの前記位置を前記無線ネットワークで受信する処理をするコントローラと
を有する装置。
請求項７に記載の装置であって、
無線ベースバンド回路とＷＬＡＮベースバンド回路とを更に有する装置。
請求項７に記載の装置であって、
コントローラは、ユーザ提供の位置に基づいて前記無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの前記位置についての前記要求を処理する装置。
請求項７に記載の装置であって、
前記コントローラは、住所、地図の座標、経度及び緯度、並びに世界測位座標のうち１つとして前記位置を表示することにより、前記無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの前記位置の前記受信を処理する装置。
請求項７に記載の装置であって、
前記無線送信機及び前記コントローラは、セルラ通信装置内にある装置。
請求項７に記載の装置であって、
前記無線ネットワークは、セルラ電話ネットワークである装置。
無線サービスエリアで無線通信サービスを提供する無線ネットワークと、
無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの位置について前記無線ネットワークを通じて前記無線サービスエリアから要求を送信するモバイル装置と
を有する通信システム。
請求項１３に記載の通信システムであって、
前記無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの前記位置は、前記無線サービスエリアの位置に基づく通信システム。
請求項１３に記載の通信システムであって、
前記ＷＬＡＮの前記位置は、住所、地図の座標、経度及び緯度、並びに世界測位座標のうち１つを有する通信システム。
請求項１３に記載の通信システムであって、
前記無線ネットワークは、セルラ電話ネットワークを有する通信システム。
請求項１３に記載の通信システムであって、
前記モバイル装置は、セルラ電話を有する通信システム。
請求項１３に記載の通信システムであって、
前記モバイル装置は、前記無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮの前記位置を受信する処理を有する通信システム。