JP2007516429A - 関心のある複数の対象物を関心のあるフィールド内で組織化するシステム - Google Patents

関心のある複数の対象物を関心のあるフィールド内で組織化するシステム Download PDF

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Abstract

【課題】
【解決手段】 スクリーニングシステムであり、生体試料のスクリーニングを補助するシステムである。生体試料の画像が得られ、その画像から画像データを生成する。関心のある対象物(OOI)は、画像データから同定される。OOIsは、関心のある複数のフィールド(FOIs)に、少なくとも部分的にその他のFOIsへのOOIsの振り分けに基づいて、振り分けられる。例えば、他のFOIsに割り当てられていないOOIsは、選択されたFOIに割り当てることができる。OOIsはFOIs内でグループ分けしてFOIs内に含まれるOOIsの数を最大にすることができる。あるいは、代替的に、全てのOOIsを含むことが要求されるFOIsの数を最小にすることができる。OOIsの割り当てが完了すると、視野(FOV)が各FOIに呈して走査され、技術者の観察用にOOIsを呈示することができる。
【選択図】図5

Description

発明の属する技術分野
本発明の分野は、一般的に、細胞学的試料を分析するシステムに関し、特に、関心のある領域にある細胞材料を組織化して細胞学者に表示するシステムに関する。
発明の背景
医療業界では、例えば細胞検査技師など、特定の細胞型の存在を確認するための細胞試料の観察を行う研究技師が必要とされる。例えば、目下のところ、悪性細胞または前悪性細胞の存在を確認する頸膣部のパパニコロウ塗沫標本スライドを観察する必要がある。50年前に導入されて以来、パパニコロウ塗沫標本は、癌性および前癌性の頸部疾病検査用の強力なツールであった。この間、パパニコロウ塗沫標本は子宮癌の死亡率を70%ほど低減したと考えられている。しかしながら、この急激な死亡率の低下は緩慢になってきており、米国におけるこの防止できる疾病による死亡率は、1980年代半ば以来、年間約5,000人で実質的に一定している。従って、未だに、子宮癌を患っている15,000人の女性のうち三分の一が、癌の発見が遅すぎたために毎年死亡している。更なる懸念は、国立癌研究所のデータが、1986年以来50歳以下の白人女性の侵襲性子宮頸癌の発生率が毎年3%増加していることを示していることである。
いくつものファクタが現状のスレッシュホールドに関与しており、そのなかでもとりわけ、多くの女性、特にリスクの高い年齢の女性が、ルーチンで子宮頸癌スクリーニングを行わないという事実がある。より注目すべき別の寄与ファクタは、従来のパパニコロウ塗沫標本法の制限である。
頸部スクリーニング法の信頼性と効率は、前癌性の損傷を診断する能力(感度)で図ることができると同時に、誤った肯定的診断を防ぐこと(特異性)で測ることができる。次いで、これらの基準は、細胞学的分析の正確さに依存している。従来のパパニコロウ塗沫標本法では、10−50%の率で誤った否定的な評価がでていた。これは、ほとんどが、わずかな数の癌性あるいは前癌性細胞の存在を決定するのに技術者が観察しなければならない細胞と対象物の数が莫大な数である(通常、100,000から200,000ほど)ためである。従って、パパニコロウ塗沫テストは、生体材料を詳細に観察する必要がある他のテストと同様に、技術者が疲労するために誤ったネガティブ判定がなされる率が高いと言う問題があった。
この観察プロセスを容易にするために、自動システムが開発され、残りの細胞を更なる観察が不要となる可能性があるとして、技術者の注意を最も関連性の高い細胞に向けるようにした。典型的な自動システムは、イメージャと、自動光学顕微鏡を具える。簡単に言えば、イメージャは、細胞試料スライドの一連の番号をふった様々な部分を表す画像を提供する。イメージャは、これらの画像を処理して、スライド上で観察する最も関連性の高い生体対象物を決定し、そのスライド上の位置(x−y座標)を決定する。この情報を、技術者の観察用にx−y座標を自動的に処理して生体対象物を中心に合わせる顕微鏡に送る。この観察プロセスの間、生体対象物のx−y座標を通して連続的に進み、生体対象物を視野の中心に位置させる。例えば、関連のある生体対象物の数が22である場合、技術者は、顕微鏡が視野を自動的にあるいは半自動的に規定された生体対象物のx−y座標に移動させながら、スライド上の22の領域を観察する。技術者は、技術者が病理学者の更なる観察が必要であると考えるスライドの上のいずれかの対象物にマークを行うことができる。この対象物は、例えば、悪性あるいは前悪性細胞と一致する特徴を有するあらゆる対象物である。
通常は、数が限定された対象物に技術者の注意が向けられているので、この自動化された手順はうまくいっていることが証明されており、技術者が試料上の膨大な数の対象物(生体、あるいは、非生体)を観察する必要を事前に除去している。しかしながら、技術者は通常一日に何百ものスライド、従って何万もの生体対象物を観察しなければならないので、技術者は疲労してしまう。さらに、考慮しなければならない経済上の問題もある。パパニコロウ塗沫試料などの、細胞試料を観察する労働コストは、少なくとも部分的に、各スライドを観察する技術者がかける時間に関連する。すなわち、技術者がスライドの観察にかける時間が長ければ長いほど、研究所の労働コストが多くなる。逆に言うと、技術者がスライドの観察にかける時間が少ないほど、研究所が節約できる金額が多くなる。
発明の概要
本発明の一実施例では、OOIsを提供する生体スクリーニングシステムが提供されている。このシステムは、試料スライドの画像を得て、当該画像から画像データを生成するイメージングステーションを具える。このシステムは、更に、当該画像データをフィルタリング及び/又は処理を行ってOOIsを得、一又はそれ以上のOOIsを各FOIsに割り当てるための少なくとも一のプロセッサを具える。この割り当ては、OOIsの他のFOIへの割り当てに少なくとも部分的に基づいている。OOIsの各FOIへの割り当ては、上述したのと同じ方法で実行することができる。このシステムは、さらに自動あるいは半自動の顕微鏡を具え、各FOI中に一またはそれ以上のOOIsを表示するために各FOIに関連する視野(FOV)を走査する。
実施例の詳細な説明
図2を参照して、本発明の一実施例によって構成した生体スクリーニングシステム10を説明する。システム10は、顕微鏡スライド14(図1に示す)上に配置した生体試料12を細胞検査技師などの技術者に提供するように構成されている。この技術者は、生体試料12内に位置する関心のある対象物(OOIs)を観察することができる。OOIsは、スライド14の部分をカバーする関心のある複数のフィールド(FOIs)(そのうちの一つが図3に示されている)内に配置されており、細胞検査技師の注意を、関連のないスライド領域でなく、FOIs内のOOIsに連続的に向けることができる。スライド14には、起点マーク16が与えられている。このマークの機能については以下に詳細に述べる。
システム10は、更なる観察が必要なあらゆる生体試料(あるいは、コンピュータチップなどの非生体試料でもよい)を呈示するのに使用することができるが、システム10はパパニコロウ塗沫標本スライドに典型的に見られるような、子宮頸部または膣試料の細胞学的なプレゼンテーションに向いている。この場合、OOIsは、悪性または前悪性といった、異常状態の存在の可能性をチェックするために観察される個々の細胞あるいは細胞クラスタの形をとる。生体試料12は、通常薄い細胞層としてスライド14上に配置される。好ましくは、カバースリップ(図示せず)を試料12に貼って、これによって試料12をスライド14の正しい位置に固定する。試料12は、パパニコロウ染料などの、いずれかの好適な染料で染色するようにしても良い。
システム10は、一般的に、(1)スライド14上に含まれる生体材料の画像を得て、この画像から電子画像データを生成するためのイメージングステーション18と;(2)画像データをフイルタリングして処理を行い、OOIsを同定し、各FOIに一又はそれ以上のOOIsを割り当てるためのサーバ20と;(3)複数の観察ステーション22(3つが示されている)であって、各々が各FOIに対して走査した視野(FOV)を提供して細胞検査技師による観察用にOOIsを提示する(図3に示す)ステーションと;を具える。システム10は、モニタ、キーボード、およびマウス(図示せず)などを含むユーザインターフェース(図示せず)を具え、細胞検査技師がシステム10と相互作用できるようにしている。
イメージングステーション18は、通常他のスライドと共にカセット(図示せず)に収納されているスライド14の画像処理を行うように構成されている。画像処理の間、このスライドは連続的に各カセットから取り出されて、撮像され、カセットに戻される。図に示す実施例では、イメージングステーション18は、25のスライドを保持している各カセットを最大10個まで、約16時間で処理することができる。
イメージングステーション18は、カメラ24と、顕微鏡26と、モータステージ28を具える。カメラ24は、顕微鏡26を介してスライド14の拡大画像をとらえる。カメラ24は電荷転送装置(CCD)など、様々な従来のカメラのいずれであっても良い。このカメラは単独で、又は、アナログ−デジタル(A/D)コンバータなどのその他の部材と共に、十分な解像度を持つデジタル出力を生成し、とらえた画像を処理して、例えば、640x480ピクセルの解像度を持つデジタル画像とする。好ましくは、各ピクセルが、その光学透過特性に応じて、ピクセルを透過する光の最小量に割り当てられた値が「00000000」であり、ピクセルを通過する光の最大値に割当てられた値が「11111111」である、8ビットの値(0−255)に変換される。
スライド14は、モータステージ28上に装着され、顕微鏡26の視野領域に対してスライド14を走査する間に、カメラ24が生体試料12の様々な領域の画像をとらえる。カメラ24のシャッタスピードが比較的早く、走査速度及び/又は撮影する画像数を最大にすることができることが好ましい。モータステージ28は、カメラ24でとらえた画像のx−y座標のトラックを保持する。例えば、エンコーダ(図示せず)をモータステージ28の各モータに取り付けて、撮像中にxおよびy方向に移動するネット距離を追跡することができる。これらの座標は、スライド14(図1に示す)に付けた起点となるマーク16に対して測定される。以下により詳細に説明するように、これらの起点マーク16は、観察ステーション22によって、観察プロセスの間にスライド14のx−y座標が、撮像プロセスで得られるスライド14のx−y座標に確実に関連づけられるようにすることができる。
本発明の理解に直接的には関連していないその他の処理要素のうち、サーバ20は、(1)カメラ24から得た画像データからOOIsを得るように構成された画像プロセッサ30と;(2)各FOIにOOIsを割り当てるように構成されているFOIプロセッサ32と;(3)観察ステーション22が一のFOIから次のFOIへ走査するのに使用するルーティングパスをマッピングするように構成されたルーティングプロセッサ34と;(4)OOIsとFOIsと、OOIsのランキングとx−y座標と、FOIs用のルーティングパスを保存するように構成されたメモリ36と;を具える。各プロセッサ28、30、および32で実行される機能を、単一のプロセッサで実行するか、あるいは代替的に3つ以上のプロセッサで実行することができることは自明である。同様に、メモリ36を複数のメモリに分割できることも自明である。
画像プロセッサ30は、カメラ24から受信したデジタル画像を操作して、好適に生体試料12内のOOIsを同定する。この実施例では、画像プロセッサ30が一次分割操作と二次分割操作を行ってこれを実行する。
一次分割操作において、画像プロセッサ30は、人工産物(アーティファクト)を更なる考慮から除去する。画像プロセッサ30は、その明るさによって細胞の核でなさそうなデジタル画像データのピクセルをマスキングすることによって更なる考慮からはずす。デジタル画像の残りのピクセルは、形状およびサイズを有する「ブロブ」を形成する。画像プロセッサ30は、径と、ブロブから延在するか隣り合うブロブを連結している細いひもが数ピクセルであるブロブを更なる考慮からはずすためにブロブに侵食プロセスを行う。画像プロセッサ30は、ブロブ中のピクセル数によって、画像中の各ブロブが独立した対象であるか、クラスタ対象であるかを決定する。例えば、一のブロブに500以上のピクセルがある場合はクラスタ対象と考えることができ、ピクセル数が500あるいはそれ以下の場合は独立した対象物であると考えられる。独立した対象物については、全体の面積、外周部対面積比、光学濃度基準偏差、グレイスケールの平均ピクセル値に関する所定の基準に合致しないブロブは考慮されない。
二次分割操作では、画像プロセッサ22が独立したセルあるいはクラスタセルでありそうもないブロブを除去する。独立した対象については、画像プロセッサ30が一連の侵食作用を実行し、小さな対象を除去し、残りのブロブから突起を削除する。また、拡大動作を実行して、残りのブロブから孔を除去する。クラスタ対象については、画像プロセッサ30が対象物の角部を鋭角にして、明確なボーダとする。画像プロセッサ30は明確にしたクラスタ対象物から、独立した対象物、あるいは積分光学濃度が最も高い対象物を選択する。クラスタ対象物から取り出した独立対象物には、クラスタ抽出対象物であるとのフラグが付けられる。
分類操作において、画像プロセッサ30は各独立対象物とクラスタ対象物についての様々な特徴を測定し、これらの特徴の測定値に基づいて各対象物の対象スコアを計算する。このスコアに基づいて、画像プロセッサ30が人工産物らしい独立対象物とクラスタ対象物を除去する。残りの対象物は、関心のある対象物OOIs(IOOIs)、すなわち独立したOOIsを表す独立対象物と、クラスタされたOOIs(COOIs)を表すクラスタ対象物であると考えられる。画像プロセッサ30は、核の積分光学濃度あるいは平均光学濃度についてOOIsを評価し、OOIsをその光学濃度の値に従ってランク付けする。画像プロセッサ30は、メモリ36に、各デジタル画像について、そのランキングと座標と共に、フレームデータレコード(FDR)としてOOIsを保存する。図に示す実施例では、各スライド14について約2000のデジタル画像が得られ、従って、各スライド14について約2000のFDRsがメモリ36内に保存される。図に示す実施例では、画像プロセッサ30は、各FDRに収納するOOIsの数を、独立OOIsについては10まで、クラスタOOIsについては3に制限している。
FOIプロセッサ32は、OOIsのランキングに基づいてOOIsを各FOIに割り当てる。OOIsの割り当ては、すでに別のFOI内に割り当てられているOOIsをFOIへ割り当てることがないように行われる。このように、OOIsはFOIs(この実施例では、決まった数である)内で共同作用的にグループ分けされ、FOIsに含まれるOOIsの数を最大にすることができる。代替的に、FOIsの数が決まっていない場合は、すべてのOOIsを含む必要のあるFOIsの数を最小にすることができる。一の実施例では、20個のIOOI優先FOIsと2つのCOOI優先FOIsが生じる。従って、次いで行われる細胞検査技師による観察用に、IOOIsとCOOIsを両方共FOIs内に確実に含めることができる。
図4を参照して、FOIプロセッサ32によってOOI優先FOIs(この場合、20)を発生させるのに使用されるプロセスを詳細に検討する。まず、FOIプロセッサ32は、現スライド14用にメモリ36に保存されているFDRsにアクセスして、IOOIsとCOOIsを抽出してIOOIリストとCOOIリストを作成する(動作ブロック50)。代替的に、独立及びクラスタOOIsを一つのリストに組み込んでも良い。クラスタ抽出IOOIs(すなわち、クラスタから抽出されたIOOIs)が、そのようにフラッグが付けられる。一の実施例では、このリストは、例えば各リストについて100のIOOIsと20のCOOIsといった、所定数のOOIsを含んでいる。このように、FOIプロセッサ32と細胞検査技師による更なる考慮からリスクの低いOOIsを排除することによって、連続処理時間と人間による観察時間が最小になる。
FOIプロセッサ32は、次いで、OOIsのx−y座標とランキングに基付いて、x−y座標をFOIsに割り当てて、所定のサイズを有するFOIsを発生する。特に、FOIプロセッサ32は、トップにランクされているIOOI(すなわち、リストの最初のIOOI)を最初のFOIに割り当てる(動作ブロック52)。FOIプロセッサ32は、次いで、次にランクされているIOOI(この場合、2番目にランクされているIOOI)を現IOOIとして選択し(動作ブロック54)、現IOOIとすでに最初のFOIに割り当てられているIOOIsが最初のFOI内に並置できるかどうかを決定する(動作ブロック56)。特に、第1のパスにおいては、2番目にランクされているIOOIが現IOOIになり、すでに割り当てられているIOOIsは、最初の(すなわち、第1番目にランクされた)IOOIを含むだけになるであろう。
現IOOIがすでに割り当てられているIOOIsと並置できる場合は、現IOOIを並置IOOIと同定し、最初のFOIに割り当てる(動作ブロック58)。現IOOIがすでに割り当てられているIOOIsと並置できない場合は、現IOOIを並置不可IOOIと同定し、最初のFOIに割り当てを行わない(アクションブロック60)。FOIプロセッサ32は、次いで、現IOOIが最後のランクのIOOIであるかどうかを決定する(動作ブロック62)。もし、最後のランクでなければ、プロセスをブロック54に戻し、次にランクされているIOOIを現IOOIとして選択する。このように、FOIプロセッサ32は、全ての並置可能IOOIsを最初のFOIに割り当てるためにブロック54から60を繰り返して行う。繰り返す数は、リスト中のIOOIsの数から1を引いた数であり(すなわち、最初のIOOIを引く)、この場合は99回となる。
現IOOIが最後にランクされたIOOIであれば、FOIプロセッサ32は、すべての並置可能COOIsを最初のFOIに割り当てるためにCOOIリストを繰り返す。特に、FOIプロセッサ32は、次にランクされているCOOIを現COOIとして選択し(動作ブロック64)、現COOIがすでに割り当てられているIOOIsをCOOIsと並置できるかどうかを決定する(決定ブロック66)。もちろん、トップにランクされているCOOIは次にランクされているCOOIであれば、最初のFOI内にすでに割り当てられたCOOIsがないので、FOIプロセッサ32は現COOIがすでに割り当てられているIOOIsと並置できるかどうかを決定するだけである。いずれの場合も、現COOIは、予め割り当てられているIOOIsと並置することができれば、現COOIは並置可能IOOIとして同定され、最初のFOIに割り当てられる(動作ブロック68)。現COOIが予め割り当てられているIOOIsと並置できない場合は、現COOIは並置不可IOOIとして同定され、最初のFOIには割り当てられない(動作ブロック70)。
FOIプロセッサ32は、次いで、現COOIが最後にランクされたCOOIであるかどうかを決定する(決定ブロック72)。最後にランクされたCOOIでない場合は、次にランクされたCOOIが現COOIとして選択されるブロック64に戻る。従って、FOIプロセッサ32は、全ての並置可能COOIsを最初のFOIに割り当てるために、ブロック64−70を繰り返して行う。繰り返しの数は、リスト中のCOOIsの数と同じであり、この場合は20回である。
現COOIが最後にランクされたCOOIであれば、x−y座標を、全ての並置可能OOIs(IOOIsとCOOIs)を含むように最初のFOIに割り当てることによって最初のFOIが規定される(アクションブロック74)。以下に詳細に述べるように、x−y座標を最初のFOIに割り当てられる方法は、大部分、OOIsが並置可能であると決定する方法に依存する。
次に、FOIプロセッサ32は、まだ割り当てられていない並置可能IOOIsを次のFOIに割り当てることによって、次のFOIを規定する。特に、FOIプロセッサ32は、次のFOIを現FOIとして選択し(アクションブロック76)、最も高くランクされているまだ割り当てられていないIOOIを現FOIに割り当てる(アクションブロック78)。例えば、第1及び第2ランクのIOOIsがすでに割り当てられているが、第3ランクのIOOIがまだ割り当てられていない場合、第3ランクのIOOIが現FOIに割り当てられる。FOIプロセッサ32は、次にランクされているまだ割り当てられていないIOOIを現IOOIとして選択する(アクションブロック80)。例えば、5番目、6番目、および7番目のIOOIsがすでに割り当てられているが、8番目にランクされているIOOIがまだ割り当てられていない場合は、8番目のIOOIが現IOOIとして選択される。
最初のFOIに関して上述したのと同様に、FOIプロセッサ32は、現IOOIが現FOIにすでに割り当てらたIOOIsと並置可能であるかを決定する(決定ブロック82)。特に、第1のパスにおいては、すでに割り当てられたIOOIsは、最初に現FOIに割り当てられたIOOIのみを含むものである。並置可能であれば、現IOOIは、現FOIに割り宛てられ(アクションブロック84)、並置不可であれば、現IOOIは現FOIに割り当てられない(アクションブロック86)。FOIプロセッサ32は、次いで、現IOOIが最後にランクされ、まだ割り当てられていないIOOIであるかどうかを決定する(アクションブロック88)。そうでない場合は、アクションブロック80に戻り、そこで、次にランクされていて、まだ割り当てられていないIOOIを現IOOIとして選択する。従って、FOIプロセッサ32が、まだ割り当てられていない並置可能な全てのIOOIを、現FOIに割り当てるために、ブロック80−86が繰り返される。
現IOOIが最後にランクされたIOOIであれば、FOIプロセッサ32は、いずれかのまだ割り当てられていない並置可能なCOOIを現FOIに割り当てるために、最初のFOIに関して上述したのと同じように、COOIリストを繰り返す。特に、FOIプロセッサ32は、次にランクされた未割り当てCOOIを現COOIとして選択し(アクションブロック90)、現COOIがすでに割り当てられているIOOIsとCOOIsと並置できるかどうかを決定する(決定ブロック92)。再び、最も高いランクで、まだ割り当てが行われていないCOOIが次にランクされたCOOIであれば、FOI内にすでに割り当てられたCOOIsがないので、FOIプロセッサ32は現COOIがすでに割り当てられたIOOIsと並置できるかどうかを決定する必要があるだけである。並置可能であれば、現COOIが現FOIに割り当てられ(アクションブロック94)、並置不可であれば、現COOIが現FOIに割り当てられない(アクションブロック96)。FOIプロセッサ32は、次いで、現COOIが最後にランクされたまだ割り当てが行われていないCOOIであるかどうかを決定する(決定ブロック98)。このCOOIでない場合は、ブロック90に戻って、ここで、まだ割り当てられていないCOOIが現COOIとして選択される。したがって、FOIプロセッサ32は、まだ割り当てられていない全てのCOOIsを現FOIに割り当てるために、ブロック90−96を繰り返す。現COOIが最後のランクのCOOIであれば、現FOIは、全ての並置可能なOOIs(IOOIsとCOOIs)を含むように、x−y座標を現FOIに割り当てることによって決定される(アクションブロック100)。
FOIプロセッサ32は、現FOIが最後のIOOI優先FOI(この場合、20番目のFOI)であるかどうかを決定する(決定ブロック102)。このFOIでない場合は、ブロック76に戻って、そこで、次のFOIを現FOIとして選択し、まだ割り当てられていない並置可能なIOOIsとCOOIsをそこに割り当てる。
現FOIが最後のIOOI優先FOIである場合は、処理を終了し(アクションブロック104)、FOIプロセッサ32はCOOI優先FOIs(この場合、最後の二つのFOIs)を、ブロック76−100に設定されているFOIsを生成するのに使用されているのと同様に、生成する。大きな相違は、まだ割り当てられていない並置可能COOIsが、まだ割り当てられていない並置可能IOOIsが存在する前にFOIsに割り当てられることである。その他の相違は、20のIOOI優先FOIsが発生する前に、2つ未満のまだ割り当てられていないCOOIsがあるかもしれないという点であり、少なくとも一のCOOI優先FOIsは、COOIで初期化することができない。この場合、FOIプロセッサ32は、まだ割り当てられていないクラスタ抽出IOOIs(すなわち、クラスタから抽出されたとのフラグが付いているIOOIs)をFOI(s)に割り当てるように試みる。まだ割り当てられていないクラスタ抽出IOOIsが十分な数ない場合は、FOIプロセッサ32は、クラスタから抽出されなかったまだ割り当てられていないIOOIsをそのFOI(s)に割り当てる。
上記に簡単に説明したとおり、OOIsを並置可能であると決定する方法と、x−y座標がFOIsに割り当てられる方法には、相関関係がある。例えば、そこに割り当てられた最初のOOIを越えて中心が決められるような場合、x−y座標がそのFOIに割り当てられ、FOIは正しい位置に固定され、この固定されたFOIの境界線内にあるOOIsは単純に並置可能と考えられ、この固定されたFOIの境界線外にあるOOIsは単純に並置不可と考えられる。x−y座標がFOIに割り当てられ、OOIs群の上に最終的に中心を合わせ、最初に割り当てられたOOIから移動すると、動的に移動可能なFOIの境界内にあるOOI(FOIがOOIと現並置可能なOOIsを受け入れるように移動すると仮定して)が、現並置可能なOOIをFOIの境界外に位置させることなく、並置可能と考えられ、一方で、動的に移動可能なFOIの境界の外にあるOOIか、FOIの境界外におくようにしたOOIのいずれかが、並置されないと考えられる。より多くのOOIsを所定のFOI内に並置できるので、後者の方法は前者の方法より好ましい。
FOIは、拡大された境界ボックスを用いて、並置可能なOOIs群(IOOIsとCOOIsのいずれかあるいは双方)を越えて中心を決めることができる。特に、図5−8を参照すると、FOIsが並置可能かどうかを繰り返して決定するのに拡大可能な境界ボックス150を使用することが述べられている。まず、一のポイントとして始まる境界ボックス150が、境界ボックス150のx−y座標を、最初のOOIの座標(図6に、OOIとして示されている)と同じにすることで開始される(アクションブロック160)。次のOOI(図6にOOIとして示されている)が、現OOIとして同定され(アクションブロック162)、境界ボックス150が次いで、現OOIを含むように拡大される(アクションブロック164)、
有意に、現OOIを含めるために必要な境界ボックス150の辺のみが拡大される。言い換えると、現OOIのx座標が、境界ボックス150の最小x座標より小さい場合、境界ボックス150の左側が拡大して、境界ボックス150の最小x座標を、現OOIのx座標に合致させる。同様に、現OOIのy座標が、境界ボックス150の最小y座標より小さい場合は、境界ボックス150の底辺が、境界ボックス150の最小y座標が現OOIのy座標に合致するように拡大する。現OOIのx座標が、境界ボックス150の最大x座標より大きい場合は、境界ボックス150の右辺が拡大して、境界ボックス150の最大x座標が現OOIのx座標に合致するようにする。現OOIのy座標が境界ボックス150の最大y座標より大きい場合は、境界ボックス150の上辺が拡大して、境界ボックス150の最大y座標が現OOIのy座標に合致するように拡大する。
図6に示されている例の場合、OOIのx座標が、境界ボックス150の最小x座標(本質的に点である)より小さく、境界ボックス150の左辺が外側に拡大し、境界ボックス150の最小x座標をOOIのx座標と一致させる。OOIのy座標は、境界ボックス150の最大y座標より大きく、境界ボックス150の上辺が外側に拡大して、境界ボックス150の最大y座標がOOIのy座標に合致する。
次いで、拡大した後、境界ボックス150のすべての大きさが現FOIの大きさを越えているかどうかについての決定がなされる(決定ブロック166)。越えていない場合は、現OOIが並置可能であると同定され(アクションブロック168)、拡大された境界ボックスが次の繰り返し用に新しいボックスとしてセットされる(アクションブロック172)。これに対して、拡大した後、境界ブロック150が現FOIの大きさを越えている場合は、現OOIが並置不可として同定され(アクションブロック170)、拡大された境界ボックスが前の境界ボックスにもどる(すなわち、以前の境界ボックスを次の繰り返しのために新しい境界ボックスのままとする)(アクションブロック174)。この例示的ケースでは、OOIを含むように拡大した場合、境界ボックスの大きさは200μm×100μmである。FOIが400μm×400μmであると仮定すると、境界ボックスの両方の大きさは現FOIの大きさより小さく、OOIが並置可能と同定され、拡大した境界ボックスが、次の繰り返しの時に新しい境界ボックスとしてセットされる。
次いで、現OOIがFOIに割り当てられた最後のOOIであるかどうかの決定がなされる(決定ブロック176)。最後のOOIである場合は、処理を終了する(アクションブロック178)。最後のOOIでない場合は、アクションブロック162に戻って、次のOOI(図7ではOOIとして示されている)が並置可能かどうかを決定する。例えば、図7に示す例示的ケースでは、OOIのx座標が、新しい境界ボックス150の最小x座標より小さく、従って、境界ボックス150の左辺が外側に拡大して、境界ボックス150の最小x座標がOOIのx座標に合致する。OOIのy座標が、境界ボックス150のy座標より小さい場合は、新しい境界ボックス150の底辺が外側に拡大し、境界ボックス150の最小y座標がOOIのy座標に合致する。図7に示すように、OOIを含むように拡大したときの新しい境界ボックスの大きさは、600μm×350μm である。この場合、境界ボックスのx方向の大きさは、現FOIのx方向の大きさより大きい。従って、OOIは並置不可であると認識され、以前の境界ボックスが次の繰り返しのために、新しい境界ボックスとしてとどまる。
図8に示す例示的なケースでは、次のOOIがOOIとして示されている。OOIのx座標は、新しい境界ボックス150の最大x座標より大きく、従って境界ボックス150の右辺が外側に拡大して、境界ボックス150の最大x座標がOOIのx座標に合致する。図8に示すように、OOIを含むように拡大されたときの新しい境界ボックスの大きさは、300μm×100μmである。この場合、境界ボックスの両方の大きさが、現FOIの大きさより小さく、従って、OOIが並置可能であると認識され、拡大された境界ボックスが、次の繰り返し用に新しい境界ボックスとしてセットとされる。なお、境界ボックスが最終的にセットされると、FOIプロセッサ32は、x座標をFOIに割り当てて境界ボックス150の最小及び最大x座標の平均と同じにすることによって、また同様に、y座標をFOIに割り当てて境界ボックス150の最小及び最大y座標の平均と同じにすることによって、並置可能なOOIの上に容易にFOIを中心におくことができる。
22のFOIsの全てが生成された後に、FOIプロセッサ32は、後にルーティングプロセッサ34で使用するべく、FOIs全部のx−y座標をメモリ36に保存する。特に、ルーティングプロセッサ34は、変形「traveling salesman」アルゴリズムなどの好適なルーティングアルゴリズムを用いてFOIsのx−y座標をマッピングして、観察ステーション22内にFOIsを提供するための最も効率の良いビューイングルートを決定する。ルーティングプロセッサ34は、FOIsのx−y座標をそのルーティングプラン(図に示す例では、単純にリスト内のFOIsを観察される順番におくことでなされる)と共にメモリ36に保存し、観察ステーション22が次いでアクセスできるようにする。
もう一度図2を参照すると、一実施例において、全部で3つの観察ステーション20がサーバ20に接続されており、最大で3人の細胞検査技師がサーバ20内に保存されている関連する情報に同時にアクセスすることができる。特に、システム10は通常、細胞検査技師がスライドを観察するより迅速にスライド12を処理することができる。システム10の試料処理スピードが細胞検査技師の試料処理スピードより遅い場合でも、細胞検査技師は一日8時間働くだけであるが、システム10は通常24時間稼働させることができる。従って、スクリーニング処理の問題となるものは、人間のレベル、すなわち、スライド12上の生体材料の詳細な観察において生じる。従って、複数の観察ステーション20の使用がこの問題を解消して、より効果的なプロセスを提供することは明らかである。
観察ステーション20の詳細を論じる前に、各観察ステーションがFOIの上に集中する例示的なFOVを示す図3を参照する。図に示す実施例では、FOVは直径2.2mmであり、FOIは、FOVによって外接された0.4mm×0.4mm平方によって規定されている。実際の実施例では、FOIのボーダは虚像であり見ることはできないので、OOIsの細胞検査技師の視界は邪魔されない。細胞検査技師の注意をより迅速にFOIに向けて、一般的にFOIの虚ボーダによって境界付けられる実際の領域を表示する基準を提供するために、L字型のマークインディケータ152が設けられている。マークインディケータ152は、FOIをとらえる(すなわち、マークインディケータ152のオープンスクエア部分154が、FOIの左側と下側を境界づけている。)マークインディケータ152のボーダとFOIの虚ボーダとの間に0.05mmのマージンが設けられており、FOIの左側と底側のボーダの外側に延在するOOIsの部分(FOI内に含まれているOOIの結果であるが、FOIの左側と底側のボーダ近傍で集中している)が、マークインディケータ152によって邪魔されないようにする。マークインディケータ152は、病理学者による更なる観察が要求される場合(例えば、OOIが悪性または悪性の疑いがあるような場合)に、細胞検査技師にFOIを電子的にマークする手段(例えば、マークインディケータ52を電子的に色づけするボタンを押すなどによって)を提供するよう動作する。
図2を参照すると、各検査ステーション20は、顕微鏡38とモータステージ40を具える。スライド14は、(画像処理の後に)スライド14をメモリ36から得たルーティングプランとFOIsのx−y座標の変換に基づいて顕微鏡38の視野に対してスライド14を移動させるモータステージ40の上に装着される。特に、画像ステーション18のx−y座標システムに対して得られるこれらのx−y軸は、スライド14に付けられた起点マーク16(図1を参照)を用いて観察ステーション20のx−y座標システム内に転送される。従って、観察プロセスにおいてスライド14のx−y座標が、撮像プロセスにおけるスライド14のx−y座標と相互に確実に関連する。次いで、モータステージ40は、FOIsの転送されたx−y座標に基づいて、ルーティングプランが示すとおりに移動する。
図に示す実施例では、一のFOIを別のFOIに進めるために、細胞検査技師はアクティベーションスイッチ(図示せず)を押す。この意味で、観察ステーション20は半自動である。代替的に、FOIsを自動的に次から次へと進めるようにしていもよい。この場合、モータステージ40は選択的に、各FOIに対して所定の時間だけ休止することができる。この意味で、観察ステーション20は全自動である。
選択されたFOIsが顕微鏡38のFOV内に存在する場合、細胞検査技師は、FOIsを検査して、もしあれば、細胞の異常性のレベルについて決定を行う。細胞検査技師は、疑わしいFOIsに電子的にマークを付ける。細胞検査技師は、以前に観察したFOIに戻って、FOIsに囲まれていないスライド上の位置に手動で移動させて観察することができる。スライド14の観察に続いて、FOIsのいずれかが細胞検査技師にマークされている場合は、観察ステーション22は自動的に生体試料12を全体的に走査して、確実に100%の観察範囲をすることが好ましい。細胞検査技師は、スライド14の位置を代えたり、スライド14の位置にアクセスするために、自動スキャンを停止させ、所望の場合はステージ40を移動させることができる。
図面は、本発明の実施例のデザインとユーティリティを示すものであり、同じ要素には共通の符号が付されている。
図1は、生体試料を担持する標準顕微鏡スライドを示す平面図である。 図2は、本発明の一実施例に従って構成した生体スクリーニングシステムを示す平面図である。 図3は、図2に示すシステムに使用されている顕微鏡の視野(FOV)を介して示した関心のあるフィールド(FOI)とマーカインディケータを示す図である。 図4は、関心のある対象物(OOIs)をFOIsに割り当てるために図2に示すFOIのプロセッサによって使用されるプロセスのフローチャートである。 図5は、FOIプロセッサで使用される一のプロセスのフローチャートであり、一のOOIsを予め割り当てられたOOIと一緒にあるFOIに配置することができるかどうかを決定する。 図6は、OOIを含むように拡張した境界ボックスを示す図である。 図7は、別のOOIを含むように拡張した図6の境界ボックスを示す図である。 図8は、さらに別のOOIを含むように拡張した図6に示す境界ボックスを示す図である。

Claims (19)

  1. 顕微鏡スライド上に配置された対象物(OOIs)をスライドの部分をカバーしている関心のあるフィールド(FOIs)内に呈示する生体スクリーニングシステムにおいて:
    前記スライドの走査画像を得、当該走査画像から画像データを生成するイメージングステーションと;
    前記画像データをフィルタリングしてOOIsを得、一又はそれ以上のOOIsを各FOIに割り当て、このときOOIsのその他のFOIsへの割り当てに少なくとも部分的に基づいて割り当てる少なくとも一のプロセッサと;
    各FOIに対して視野(FOV)を走査して各FOIの前記一又はそれ以上のOOIsを呈示する自動あるいは半自動の顕微鏡と;
    を具えることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  2. 請求項1に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、前記少なくとも一のプロセッサが;
    どのFOIにも割り当てられていないOOIsを順次選択することと;
    最初に選択されたOOIを前記FOIに割り当てることと;
    順次選択した各OOIsをすでにFOIに割り当てられたOOIと並置できるかどうかを決定することと;
    この決定に基づいて、順次選択された各OOIを並置可能なOOIとして認定すること;
    によって、一又はそれ以上のOOIを各FOIに割り当てることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  3. 請求項1に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、前記FOIsが所定の大きさを有することを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  4. 請求項1に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、前記FOIsの数が固定であることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  5. 請求項1に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、前記少なくとも一のプロセッサが更に、最初に割り当てられたOOIの上に各FOIをセンタリングすることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  6. 請求項1に記載の生体スクリーニングシステムシステムにおいて、前記少なくとも一のプロセッサが更に、並置されたOOIs群の上に各FOIをセンタリングすることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  7. 請求項1に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、前記OOIsが細胞であることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  8. 請求項2に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、前記少なくとも一のプロセッサが更に、前記OOIsのランク付けを行い、前記OOIsが当該OOIsのランク付けによって選択されることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  9. 請求項8に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、前記OOIsが細胞であることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  10. 請求項9に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、前記細胞が、細胞が異常状態を有するリスクの見込みによってランク付けされることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  11. 請求項9に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、前記異常状態が悪性、あるいは前悪性であることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  12. 請求項2に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、前記少なくとも一のプロセッサが、連続して選択された各OOIがあらかじめFOIに割り当てられたOOIsと並置できるかどうかを:
    まず、最初に選択されたOOIを含む現境界を規定し、この境界がジオメトリックに前記FOIと同様であり;
    各連続的に選択されたOOIについて、現境界を連続的に選択されたOOIを含むように拡大し、拡大された境界の各大きさが、FOIの対応する大きさと同じであるか、あるいはそれより小さい場合に、連続的に選択されたOOIを並置可能であると認定し前記拡大した境界を新しい現境界に設定する;
    ことによって決定することを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  13. 請求項1に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、前記FOIsが一次FOIsと二次FOIsに分割され、前記OOIsが一次OOIsと二次OOIsに分割され、前記少なくとも一のプロセッサが一又はそれ以上の一次OOIsを各一次FOIに割り当て、このとき少なくとも部分的に一次OOIsのその他の一次FOIsへの割り当てに基づいて割り当てを行い、一又はそれ以上の二次OOIsを各二次FOIに割り当て、このとき少なくとも部分的に二次OOIsのその他の二次FOIsへの割り当てに基づいて割り当てを行うことを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  14. 請求項13に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、前記少なくとも一のプロセッサが:
    どの一次FOIにも割り当てられていない一次OOIsを連続的に選択し;
    最初に選択した一次OOIを一次FOIに割り当て;
    連続的に選択した各一次OOIが、あらかじめ一次FOIに割り当てられている一次OOIsと並置できるかどうかを決定し;
    連続的に選択した各一次OOIをこの決定に基づいて並置可能な一次OOIとして認識し;
    並置可能な各一次OOIを一次FOIに割り当てる;
    ことによって、一又はそれ以上の一次OOIsを各一次FOIに割り当てるとともに:
    どの二次FOIにも割り当てられていない二次OOIsを連続的に選択し;
    最初に選択した二次OOIを二次FOIに割り当て;
    連続的に選択した各二次OOIが、あらかじめ二次FOIに割り当てられている二次OOIsと並置できるかどうかを決定し;
    連続的に選択した各二次OOIをこの決定に基づいて並置可能な二次OOIとして認識し;
    並置可能な各二次OOIを二次FOIに割り当てる;
    ことによって、一又はそれ以上の二次OOIsを各二次FOIに割り当てることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  15. 請求項13に記載の生体スクリーニングシステムによって、前記少なくとも一のプロセッサが更に、一又はそれ以上の二次OOIsを各一次FOIに割り当て、このとき二次OOIsのその他の一次FOIsと二次FOIsへの割り当てに少なくとも部分的に基づいて割り当てることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  16. 請求項15に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、前記少なくとも一のプロセッサが:
    どの一次FOIにも割り当てられていない一次OOIsを連続的に選択し;
    最初に選択した一次OOIを一次FOIに割り当て;
    連続的に選択した各一次OOIが、あらかじめ一次FOIに割り当てられている一次OOIsと並置できるかどうかを決定し;
    連続的に選択した各一次OOIをこの決定に基づいて並置可能な一次OOIとして認識し;
    並置可能な各一次OOIを一次FOIに割り当てる;
    ことによって、一又はそれ以上の一次OOIsを各一次FOIに割り当てるとともに:
    どの二次FOIにも割り当てられていない二次OOIsを連続的に選択し;
    最初に選択した二次OOIを二次FOIに割り当て;
    連続的に選択した各二次OOIが、あらかじめ二次FOIに割り当てられている二次OOIsと並置できるかどうかを決定し;
    連続的に選択した各二次OOIをこの決定に基づいて並置可能な二次OOIとして認識し;
    並置可能な各二次OOIを二次FOIに割り当てる;
    ことによって、一又はそれ以上の二次OOIsを各二次FOIに割り当て:
    どの一次又は二次FOIにも割り当てられていない二次OOIsを連続的に選択し、当該二次OOIsが前記一次OOIsの後に選択されており;
    連続的に選択した各二次OOIが、あらかじめ一次FOIに割り当てられている一次又は二次OOIsと並置できるかどうかを決定し;
    連続的に選択した各二次OOIをこの決定に基づいて並置可能な二次OOIとして認識し;
    並置可能な各二次OOIを一次FOIに割り当てる;
    ことによって、一又はそれ以上の二次OOIsを各一次FOIに割り当てることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  17. 請求項13に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、
    前記少なくとも一のプロセッサが更に、各二次FOIに一又はそれ以上の一次OOIsを割り当て、このとき一次FOIsとその他の二次FOIsへの一次OOIsの割り当てに少なくとも部分的に基づいて割り当てることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  18. 請求項17に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、前記一又はそれ以上のプロセッサが:
    どの一次FOIにも割り当てられていない一次OOIsを連続的に選択し;
    最初に選択した一次OOIを一次FOIに割り当て;
    連続的に選択した各一次OOIが、あらかじめ一次FOIに割り当てられている一次OOIsと並置できるかどうかを決定し;
    連続的に選択した各一次OOIをこの決定に基づいて並置可能な一次OOIとして認識し;
    並置可能な各一次OOIを一次FOIに割り当てる;
    ことによって、一又はそれ以上の一次OOIsを各一次FOIに割り当てるとともに:
    どの二次FOIにも割り当てられていない二次OOIsを連続的に選択し;
    最初に選択した二次OOIを二次FOIに割り当て;
    連続的に選択した各二次OOIが、あらかじめFOIに割り当てられている二次OOIsと並置できるかどうかを決定し;
    連続的に選択した各二次OOIをこの決定に基づいて並置可能な二次OOIとして認識し;
    並置可能な各二次OOIを二次FOIに割り当てる;
    ことによって、一又はそれ以上の二次OOIsを各二次FOIに割り当て:
    どの一次又は二次FOIにも割り当てられていない一OOIsを連続的に選択し、当該一次OOIsが前記二次OOIsの後に選択されており;
    連続的に選択した各一次OOIが、あらかじめ二次FOIに割り当てられている一次又は二次OOIsと並置できるかどうかを決定し;
    選択した各一次OOIをこの決定に基づいて並置可能な一次OOIとして認識し;
    並置可能な各一次OOIを二次FOIに割り当てる;
    ことによって、一又はそれ以上の二次OOIsを各一次FOIに割り当てることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
  19. 請求項13に記載の生体スクリーニングシステムにおいて、前記一次OOIsが個別細胞であり、前記二次OOIsが細胞クラスタであることを特徴とする生体スクリーニングシステム。
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