JP2007509829A - 容器密封システム - Google Patents
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Abstract
接合線を有する容器である。その容器は、ポケットを画成する首状部によって画成されたアクセス用の開口部を有する部分的に閉じられた空間を画成する本体を備える。挿入体が首状部に連結される。挿入体は、容器の開口部に嵌合するように構成され、挿入体の外周を画成する外壁を備える。外壁は、上方縁部及び下方縁部を有し、上方縁部は、挿入体が押されて首状部に入り過ぎるか、または首状部を貫通することを防ぐために、径方向外側に延出する環状の唇部を備える。歯部が唇部から延出し、容器の首状部によって画成された切欠部に挿入されるように構成される。立ち上がった注ぎ口が、外壁の内側に配置されている。外壁と注ぎ口との間に通路を形成するために、底壁が外壁の下方縁部と注ぎ口とを連結する。唇部は、第1の半径部を有する第1の部分と、第2の半径部を有する第2の部分とを備え、第1の半径部分は、第2の半径部分よりも大きくなっており、カバーが首状部にねじ込まれると、第1の部分が容器の接合線のところに密封部を形成する。
Description
本発明は一般に容器用の密封システムの分野に関し、より具体的には、注ぎ口を有する容器用の密封システムに関する。
本出願は、2003年10月28日出願の米国仮特許出願第60/515,156号に関連し、それに対して優先権を主張するものであり、その出願はこの参照によって本明細書に組み込まれる。
洗濯用洗剤及び塗料などの粘性の液体用のプラスチック容器がこれまでに開示され、容器の開口部内に配置された、矯正(reclamation)用の注ぎ口を備えている。非円形の容器では、注ぎ口の注ぎ縁部が所望の位置に配置されるように、容器に対して注ぎ口を特定の配置にすることが望ましい。容器に対して注ぎ口を特定の配置にするための数多くの試みが行われてきた。
注ぎ口設置具が「注ぎ口付き瓶」という名称で、Sledgeによる米国特許第4984714号に開示されている。Sledgeでは、典型的にキャップが首状部及び/または注ぎ口に少なくとも部分的に接触することによって容器と共に密封部を形成する。
「調合用容器及び使用方法」という名称のHaffnerによる米国特許第6209762号では、首状部内に注ぎ口を保持するために、首状部に形成された突出部が注ぎ口に形成された溝部に係合する。
容器の成型過程中に、材料が鋳型の接合線に隣接して堆積する可能性がある。材料の堆積は、容器のキャップが容器の首状部及び注ぎ口取付け部に向かって下方にねじ止めされると密封部が形成されるのを抑制するまたは妨害する。
米国特許第4984714号明細書
米国特許第6209762号明細書
容器に対して確実に配置できる注ぎ口及びキャップを備える容器を提供し、また特に容器の接合線付近で液体が漏洩することを防止するために、キャップ、容器、及び注ぎ口間で密封をもたらすことが望ましい。
容器の本体の接合線と、本体に開口部を画成する首状部と、当該首状部にねじ込み式に係合するように構成されたカバーとを有する容器用の挿入体が提供される。挿入体は、容器の開口部内に嵌合するように構成され、挿入体の外周を画成する外壁を備える。外壁が上方縁部及び下方縁部を有し、上方縁部は、挿入体が押されて前記首状部内に入り過ぎるか、または首状部を貫通することを防止するために、径方向外側に延出する環状の唇部を備える。立ち上がった注ぎ口が外壁内に配置される。底壁が、外壁と注ぎ口との間に通路(チャネル)を形成するために、外壁の下方縁部と注ぎ口とを連結する。唇部が第1の半径部を有する第1の部分と、第2の半径部を有する第2の部分とを備え、第1の半径部分が第2の半径部分より大きくなっており、カバーが首状部にねじ込まれると、第1の部分が容器の接合線のところに密封部を形成する。挿入体の別の実施形態では、唇部から延出し、容器の首状部によって画成されたポケット内に挿入されるように構成された歯部を備える。歯部は挿入体の外壁から離隔した距離にあることができる。
接合線を有する容器も提供される。容器は、ポケットを画成する首状部によって画成されたアクセス用の開口部を有する、部分的に閉じられた空間を画成する本体を備える。挿入体が首状部に連結されている。挿入体は、容器の開口部内に嵌合するように構成され、挿入体の外周を画成する外壁を備える。外壁が上方縁部及び下方縁部を有し、上方縁部は、挿入体が押されて首状部に入り過ぎるか、または首状部を貫通することを防止するために、径方向外側に延出する環状の唇部を備える。歯部が唇部から延出し、容器の首状部によって画成されたポケット内に挿入されるように構成される。立ち上がった注ぎ口が外壁の内側に配置される。底壁が、外壁と注ぎ口との間に通路を形成するために、外壁の下方縁部と注ぎ口とを連結する。唇部は、第1の半径部を有する第1の部分と、第2の半径部を有する第2の部分とを備え、第1の半径部分が第2の半径部分よりも大きくなっており、カバーが首状部にねじ込まれると、第1の部分が容器の接合線のところに密封部を形成する。
接合線と、容器の開口部を画成する首状部と、当該首状部にねじ込み式に係合するように構成されたカバーとを有する容器を、整合し密封する方法も提供される。この方法は、径方向外側に延出する環状の唇部を有する挿入体を提供する工程と、挿入体を容器の開口部の内側に嵌合するように構成する工程と、第1の半径部を有する第1の部分、及び第2の半径部を有する第2の部分を備える、環状の唇部を構成する工程であって、第1の半径部分が第2の半径部分よりも大きくなっており、カバーが首状部にねじ込まれると、第1の部分が容器の接合線のところに密封部を形成する工程と、環状の唇部に歯部を提供する工程と、首状部に画成されたポケットに挿入されるように歯部を構成する工程であって、歯部/ポケットの組み合わせが、挿入体の第1の部分を容器の接合線と整合させる工程とを含む。方法の別の実施形態は、注ぎ口を画成するように挿入体を構成する工程を含む。
空間を画成する本体と、当該本体に開口部を画成する首状部と、首状部にねじ込み式に係合するように構成されたカバーとを有する、容器用の挿入体も提供される。この挿入体は、容器の開口部内に嵌合するように構成され、挿入体の外周を画成する外壁を備える。外壁が、挿入体が押されて首状部に深く入るか、または首状部を貫通することを防止するために、上方縁部から径方向外側に延出する唇部を備える上方縁部を有する。挿入体は下方縁部も有する。唇部は、首状部に形成された切欠部及び歯部のうちの一方を係合するように構成された歯部及び切欠部のうちの一方を備える。立ち上がった注ぎ口が、外壁の内側に配置される。外壁と注ぎ口との間に通路を形成するために、底壁が外壁の下方縁部と注ぎ口とを連結し、歯部及び切欠部の組み合わせが開口部内の挿入体の回転を防止し、挿入体をあらかじめ選択された向きに整合する。
容器の開口部内に嵌合するように構成された挿入体が提供され、挿入体が上方縁部を有し、キャップが開口部を閉じるために容器に連結されると、開口部の密封をもたらすように、第1の部分が第2の部分より完全に外側の部分に延出する。
図1及び図2を参照すると、容器10が、本体12、キャップ14、ハンドル16、及び注ぎ口挿入体18を備える。本体12は、全体的にD字形状の構成を有し、底部20、前壁22、反対側の後壁24、及び第1及び第2の側面26、28を備える。本体12は、外側ねじ部34を備える首状部32を有する上部30も備える。「前」及び「後」という用語の使用は、容器が小売店の棚に配置できる位置を述べている。容器は小売店の棚に任意の方向に配置できるが、前壁22は、表示ラベル用の平面を提供する。容器が実際に使用されている間は、注ぎ口18の配置は正面であると考えることができるが、この説明においては、注ぎ口18は後壁24により近くなっている。注ぎ口に関する、2003年7月25日に提出された米国特許出願第10/627,200号に参照がなされ、その出願は、この参照によって本明細書に組み込まれる。
上部30は、首状部32に近接した第1のランド部領域36、第2の傾斜した移行領域38、及びハンドル16を支持するように構成された上方領域40を備える。ランド部領域36は、図示されたように水平面に平らなまたは平行であり、または別の輪郭を有する。側面26、28及び上部30に隣接して、第1のランド部領域36より低いところから始まり、移行領域38及び上方領域40に向かって上方に傾斜する一対のハンドル支持領域42がある。1つの実施形態での垂直平面から測定された領域42は、好ましくは約45度である。さらに、下記に説明される後部ハンドル支持領域44は、注ぎ口18により近い後方の位置でハンドル16を支持する。垂直平面から測定される後部ハンドル支持領域44は、好ましくは約60度である。支持領域44の角度は、ハンドル16の寸法と相まって、ハンドル16が注ぎ口18または本体12の後部位置と接触することを防ぎ、その上ハンドル16を持ち上げるために、キャップ14の上に間隙をもたらす。したがって、領域44のその他の角度が使用できる。
本体12は、実質的に平らな前壁22を横切り、湾曲した後壁24の少なくとも一部分の周りに延びる凹領域46も備える。凹領域46は、プラスチック成型構成要素用のインモールド・ラベリングなどの成型動作中に貼り付けられる可能性のあるラベルを受ける場合がある。容器が形成された後に、ラベルが容器に貼り付けられる場合もある。
上方の支持領域40の前縁部48は、前壁22への移行部分として湾曲または傾斜を付けられていてもよい。この移行縁部48は、使用者がハンドル16の把握を容易にできるようにする表面を提供する。前縁部48は、使用者が自身の指をハンドルの下に滑り込ませることができるようにする凹領域を有することができるが、ハンドル16は、縁部48の凹部に加えて、またはそのような凹部と独立にハンドル凹部50を備えることもできる。ハンドル16と上部30と前壁22との間の界面の分離により、使用者が容易にハンドル16を把握し持ち上げることが可能になる。
底凹部52は、前壁22と底部20との間の容器10の底縁部に配置されている。底凹部52は、容器10が支持面上または別の容器10上に置かれているとき、使用者が容器10の底部の下に手を届かせることを可能にする。底凹部52はさらに、容器10から塗料を注ぐのを容易にする。底凹部52は、底部20から容器10に内側に延びる指用凹部または窪み部(図示せず)に連結されている。指用凹部は、底凹部52の直近に配置でき、または凹部用通路(図示せず)を備える底凹部52に連結できる。底凹部52、凹部用通路、及び指用凹部は、使用者が中身を容器から注ぐのを助けるように使用者の手に無理なく置かれるように構成できる。一方の手がハンドル16を保持しながら、底凹部52、指用凹部、及び凹部用通路を共に、またはこれらの特徴の任意の組み合わせを使用することによって他方の手が底部を把持することができる。
容器の支持面から測定され、あるいは底部20の最低支持形態から測定される底凹部52の高さは、使用者が自身の指または自身の指の一部分を底凹部、通路用凹部、及び/または指用凹部に挿入できるようにするのに十分である。これは、使用者が、ハンドルと相まって、小売店舗の棚、テーブル、または別の容器などの支持面から容器を容易に持ち上げることができるようにする。
底部20は、容器10と同様なものが互いに積み重ねられた場合、キャップ14の一部分を受けるように構成されるキャップ用凹部(図示せず)を含むこともできる。キャップ用凹部は、キャップ14に設けられる凹部59に噛み合うための窪みなどの、キャップ14の形態に噛み合う形態を有する表面を備えることができる。あるいは、キャップ用凹部は、キャップ14の外径に噛み合うまたはそれを超える外径を有することができる。容器10は、任意の公知の手順、たとえばプラスチックからのブロー成型によって製造できる。
図3、図5、図6を参照すると、注ぎ口挿入体18は、外壁110、注ぎ口112、及び底壁114を備える。外壁110は、摺動して首状部32に入るように構成され、首状部32内で挿入体18を保持するための形態(下記に説明される)を備える。1つの実施形態では、外壁110は、注ぎ口挿入体18の外周を画成し、上方縁部116及び下方縁部118を備える実質的に円筒形の壁である。唇部120が、上方縁部116から径方向外側に延出し、挿入体18が押されて首状部32に入り過ぎるか、または首状部を貫通することを防止する制止部として働く。唇部120は、首状部32の上方縁部33のところまで延出するが、それを過ぎてまたは超えては延出しない。カバー14が容器10の首状部32にねじ込まれると、首状部32の上方縁部33と注ぎ口挿入体18の唇部120との間の接触面は密封部を形成する。径方向外側に延出する突起部122は、外壁110の外周面の周りに延出し、首状部32の内側に設けられた対応する溝(図示せず)に係合するように構成されている。突起部122及び対応する溝の係合は、容器10に対して適切な垂直位置に注ぎ口18を保持する働きをする。
注ぎ口挿入体18は、たとえば挿入によって、首状部32に形成される対応するポケットまたは切欠部35(図3及び図4を参照されたい)に係合するように構成される突起部または歯部25も備える。歯部25/切欠部35の構成は、注ぎ口挿入体18の回転を防止し、容器10の中身を注ぐために、注ぎ口挿入体18と容器10とを整合させるための指標としても機能する。図2で最も良く分かるように、典型的な整合では、注ぎ口挿入体18の注ぎ口112が、容器10の後壁24の中心線と整合する。歯部25が首状部32に形成され、切欠部35が注ぎ口18に形成されてもよいことを理解すべきである。歯部25/切欠部35の構成が首状部32の外周面に沿った任意の都合のよい位置に配置できることも理解すべきである。歯部25/切欠部35の組み合わせは、下記により完全に論じられるように、唇部120の延出部分が容器10の接合線13と整合するように注ぎ口挿入体18も整合する。歯部25は、挿入体18の外壁110から離間した距離で唇部120の下側に一体に形成される。容器10に設置された挿入体18を使用して、歯部25は、歯部25の内面23と切欠部35の外壁37との間に空間を有して切欠部35に挿入される(図9を参照されたい)。
別の実施形態によれば、外壁は、挿入体が押されて容器の首状部に入り過ぎるのを防ぎ、及び/または挿入体を首状部に保持するその他の特徴を含むことができる。たとえば、挿入体は、それが首状部にねじ込まれる場合に、首状部の内側に設けられたねじ山に係合する外壁上にねじ山を備えることができる。挿入体は、当分野で公知の摩擦型の嵌合い、スピン溶接、接着剤、または任意の多様なその他の技術及び方法を使用して首状部に連結されてもよい。
注ぎ口112は、(たとえば注ぎ口112が外壁110の内側に、及びその外壁から離間して配置されて)挿入体18の外周面の内側に設けられ、及び一般に、容器10から中身(たとえば塗料またはその他の液体)の注ぎを容易にするように構成されている。注ぎ口112の壁は、直線の上方縁部を有することができ、容器10の中身が注ぎ口112を使用して除去される場合、注ぎ口112上に容器10の中身(たとえば、塗料、ワニス、等の液体被覆材料、水、液体、またはその他の材料)が注がれる。直線の上方縁部は、ブラシから余分な塗料を拭うブラシワイプ(brush wipes)としても使用できる。
底壁114は、外壁110と注ぎ口112との間を延び、外壁110の下方縁部118を連結する働きをする。それによって通路162は、外壁110、底壁114、注ぎ口112によって形成され、通路162は、外壁110と注ぎ口112との間の挿入体18の周りに延在する。穴164が、壁126の反対側の位置で通路162に(部分的に底壁114及び部分的に外壁110の下方部分に)設けられる。穴164は、通路162に入る(たとえば塗料などの)材料が穴164を通過し、容器10の本体12に還流できるように構成される。通路162に入る可能性のある物質を穴164に向けるために、通路162は、穴164に向かって傾斜している。通路162が穴164に向かって傾斜できるようにするために、外壁110の下方縁部118と、注ぎ口112の壁の下方縁部と、底壁114とは、同様に、通路162が穴164に向かって傾斜できるように、必要に応じて傾斜を付けられている。
図1及び図2に示されるように、注ぎ口挿入体18は好ましくは、壁126が本体12の後壁24に近接するように(たとえば、壁126が注ぎ口112の最も後ろの部分になるように)容器10に連結されている。このような構成では、容器10の使用者は、ハンドル16を一方の手で把握し、他方の手で容器10の底部(より詳細には、底凹部52、指用凹部、及び/または凹部用通路)を把握し、直線の上方縁部上で注ぎ口112から、及び容器10の後壁24の上の注ぎ口112から塗料(または本体12内に収容されたその他の材料)を注ぐことができる。容器10が垂直位置に戻された後に、(注いでいる間、または注ぎ口112の直線の縁部の1つに塗装用の刷毛をあてて拭っている間などに)通路162に入った可能性のある塗料が穴164に向かって流れ、通過して容器10の本体12内に戻る。それによって通路162は、余分な塗料が容器10の側面を滴り落ち、それによって容器10に貼付けられる可能性のあるラベルを読むことができないようにし、また、塗装を意図しない表面に、塗料が付いてしまう可能性を減らす。注ぎ口112に設けられた隙間は、通路162に入る塗料が通過して本体12に戻ることを可能にする働きもすることもできる。使用者(one)が容器10から直接塗料を使用することを所望する場合、使用者は注ぎ口112の壁の間で本体12に塗装用の刷毛を挿入することによって、自身の塗装用の刷毛に塗料を簡単に塗ることができる。次いで、注ぎ口の直線の上方縁部は余分な塗料をブラシから拭うのに使用できる。塗料を使い終わると、使用者は簡単にキャップ14を元に戻す。注ぎ口112の壁は、首状部32の上縁部116よりも高くすることができ、またはその壁は、首状部132の上方縁部116より下またはそれと同じ高さとすることができる。
図6〜図11を参照すると、注ぎ口挿入体18は、外壁110、注ぎ口112、及び底壁114を備える。外壁110は、摺動して首状部32に入るように構成され、首状部32内に挿入体18を保持するような特徴(下記に説明する)を備える。1つの実施形態では、外壁110は、注ぎ口挿入体18の外周を画成し、上方縁部116及び下方縁部118を備える実質的に円筒形の壁である。唇部120は、上方縁部116から径方向外側に延出し、挿入体18が押されて首状部32に入り過ぎるか、または首状部を貫通することを防止する制止部として働く。唇部120は、首状部32の上方縁部33のところまで延出するが、それを過ぎて、または超えては延出しない。
注ぎ口挿入体18の唇部120は、第1の半径部を有する第1の部分140、及び第2の半径部を有する第2の部分142を備える。第1の半径部は、第2の半径部より大きい。図8、図10、図11を参照されたい。第1の部分140は、容器10の接合線13と整合する延長部分である。接合線13は、容器10の成型過程中に形成される。材料は、接合線13に沿って堆積する傾向がある。このような材料の堆積は、容器のキャップ14が容器10の首状部32にねじ込まれるときに、注ぎ口挿入体18が良好な密封部を形成することを妨害し、あるいは阻止する。首状部32及び挿入体18のキャップ14によって働かされる下方及び側方の力は、唇部120を接合線13付近で内側に移動させる傾向があり、それによって密封部が形成されるのを阻止する隙間または位置合わせ不良を生じる。挿入体18の延長された唇部、即ち唇部120の第1の部分140は、挿入体18とキャップ14との間に隙間が形成されることを回避する(図10を参照されたい)。
歯部25/切欠部35の組み合わせは、その位置に密封部が形成できるように、唇部120の第1の部分140が、容器10の接合線13と整合するように機能する。接合線13が容器のどの場所にも形成される可能性があり、したがって、歯部25/切欠部35の組み合わせは、唇部120の第1の位置140と接合線13との適切な整合を確かにするように配置される必要があることを理解されたい。この出願では、「接合線」という用語は、容器の成型過程中に、典型的には容器を形成するために使用される2等分された鋳型の両方の間の接合線のところに形成される継ぎ目を意味するものとする。
1つの実施形態では、注ぎ口18は直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)から構成され、それは、密封部を形成するためにキャップ14が容器10にねじ込み式に取り付けられると変形する(図5を参照されたい)。LLDPEは、分子量分布の狭い共重合体であり、それは応力割れに耐性があり、可撓性がある。直鎖低密度ポリエチレンの例は、Dowlex(商標)2517である。別の実施形態では、唇部120は、密封部を形成するためにキャップ14が容器10にねじ込み式に取り付けられると変形する熱可塑性エラストマーから構成される物質のオーバーモールド部123を備える。キャップ14及び容器10の材料構成(material composition)は、一般に注ぎ口18の材料構成よりも硬い。このような両実施形態では、容器の上方縁部33上での材料の圧縮は、容器を密封し、容器10及びキャップ14の凹凸(irregularities)に適合する。
首状部32の上方縁部33と注ぎ口挿入体18の唇部120との間の接触面は、カバー14が容器10の首状部32にねじ込まれると密封部を形成する。径方向外側に延出する突起部122は、外壁110の外周の周りに延出し、首状部32の内側に備えられた対応する溝(図示されない)に係合するように構成されている。突起部122の係合及び対応する溝は、注ぎ口18を容器10に対して適切な垂直方向の位置に保持する働きをする。
いくつかの別の実施形態では、注ぎ口挿入体は、異なる複数の構成の任意の1つを取ることができる。たとえば、注ぎ口の任意の1つまたは複数の壁は、それらが上方向に延出するとき、垂直上方に延出してもよく、または注ぎ口の中心に向かってもしくはそこから離れて傾斜してもよい。さらに、壁の上方端部は同じ高さを有していてもよく、またはその端部は異なる高さを有していてもよい。さらに、注ぎ口の任意の1つまたは複数の壁の上方縁部の高さは、壁の長さに沿って変わることができ、または一定であることもできる。たとえば、注ぎ口の1つまたは複数の壁の上方縁部は、水平であり、または増加または減少する高さを有する。壁は、注ぎ口の上方縁部が全体として水平であり、またはその縁部の高さが増加し、及び/または減少するように構成されてもよい。さらに、注ぎ口の壁の高さは、外壁の高さに対してまたは容器の様々な部分の高さに対して変わることができる。したがって、注ぎ口の1つまたは複数の壁の上方縁部は、外壁の上方縁部、容器の首状部の上方縁部、及び/または容器のいくつかの別の形状部分の縁部の上に、下に延出し、または同じ高さであることもできる。
別の実施形態によれば、任意の1つまたは複数の注ぎ口壁の下方縁部は、直線状、湾曲状、弧状、またはいくつかのその他の形状を有することができる。さらに、任意の1つまたは複数の注ぎ口壁の長さは、変更することができる。注ぎ口の全体の寸法及び形状は、同様に変更することができる。たとえば、注ぎ口は、様々な異なる寸法の塗装用の刷毛がそこを通過し、容器の本体に入ることを可能にするように構成できる。別の実施形態によれば、注ぎ口の任意の1つまたは複数の壁の上方縁部は、塗装用の刷毛から過剰な塗料をすきとるように意図された櫛のような形状を有することができる。別の実施形態によれば、注ぎ口挿入体が容器と一体に形成されている。別の実施形態によれば、注ぎ口挿入体は、外壁または通路を備えず、注ぎ口を形成するために共に連結された1つまたは複数の壁から構成されることができる。別の実施形態によれば、注ぎ口挿入体は、通路に設けられた穴、及び注ぎ口に設けられた隙間の1つのみを有することができる。別の実施形態によれば、注ぎ口の1つまたは複数の壁の間の移行部分は、鋭い明確な角であり、それはアール(radius)を付けられていてもよく、それは先細にされ、もしくは傾斜を付けられていてもよく、またはそれはいくつかの別の緩やかなまたは急な移行部分を有していてもよい。
別の実施形態によれば、容器はその上側面とは別の側面に開口部を備えていてもよく、またはこのような開口部内に注ぎ口挿入体を備えていてもよい。「上方の」「下方の」「上部の」「底部の」「高さ」及び/または「高さ」への言及は、容器が意図されたように小売店の棚に置かれた場合に現れることになる、注ぎ口(及び容器のその他の部分)のある部分、位置、及び/または寸法を述べていることに留意されたい。しかし、こうした言及は、異なる向きになった注ぎ口挿入体(及び容器のその他の部分)に等しく適用されることを理解されたい。したがって、容器の側面から外に水平に延出する注ぎ口の上方縁部の「高さ」は、容器の上部から垂直に延出する同一の注ぎ口の「高さ」と同じになる。
キャップ14は、たとえば塗料など、容器に保持される材料のカバー及び皿の両方の働きをする。キャップ14は、容器10の注ぎ口挿入体18と首状部32の間のキャップの上部から延出する、下方向に延出する壁を備える。キャップ14は、首状部32に形成されたねじ山34にねじ込み式に係合する雌ねじを備えることができる。キャップ14は、成型されたロゴ、容器10の内側を見るための透明な窓、または容器内の中身を認識するその他の表示を付けるように構成できる。キャップ14は、たとえば二個取り(two−shot)成型または、バイインジェクション(bi−injection)成型を使用した、ゴムをベースとした熱可塑性エラストマー、ポリプロピレン、またはその他のタイプのプラスチックまたはエラストマーなどの2つ以上の材料によって形成できる。キャップ14は、その外周面に形成された凹部59に延出する第2の材料の一部分をもたらすように構成することができ、その部分は、使用者が容器10でまたはそこから離れてキャップ14を把持し、操作することを助けることができる。種々の生地が成型されて第2の材料になることができ、成型過程中に異なる色の材料が使用できる。
本発明の範囲から逸脱せずに、要素の設計、配置、及び組み合わせにさらなる変更を加えることができる。たとえば、注ぎ口、矯正構造または通路などの上記に述べた1つまたは複数の特徴を含む上部材、及びその他のものが、本体の部材と一体に形成され、または別々の構成要素として容器に取り付けられていてもよい。さらに、容器は使用者が容器の中身を見ることができるようにする移送領域を備えることできる。さらに、キャップ取付け部品は、塗料が誤ってこぼれるのを防止するようにキャップが容器にしっかりと取り付けられたかどうかを示すための透明な領域を備えることができる。容器は塗料の容器として言及されてきたが、その他の液体も同様に収容され注がれることができる。いくつかの特徴が塗料の収容及び適用に対して独特の用途を有するが、その他の特徴も同様にその他の液体に使用できる。さらに、容器に貼り付けられたラベルは、容器内に何色が含まれているか、また白の背景に塗装された場合にどのように見えるかはっきりと示すために、使用者または製造者が容器の中の塗料の試料を軽く付け、または塗装することを可能にする空白の白い部分を備えることができる。明細書に説明され、図に示された特徴は、単独で、または組み合わせてのどちらでも、本明細書中あるいは上記に示した優先的な用途に開示された個別のまたは複数の特徴と結びつけることもできることにも留意されたい。添付の特許請求に記述された本発明の範囲から逸脱せずに、要素の設計、配置、及び組み合わせにこれらのまたはその他の変更を行うことができる。
Claims (28)
- 容器に用いる挿入体であって、前記容器は、前記容器の本体の接合線と、前記本体に開口部を画成する首状部と、前記首状部にねじ込み式に係合するように構成されたカバーとを有しており、前記挿入体は、
前記容器の前記開口部内に嵌合するように構成され、前記挿入体の外周を画成する外壁であって、当該外壁が上方縁部及び下方縁部を有し、前記上方縁部が径方向外側に延出する環状の唇部を備えて、前記挿入体が押されて前記首状部内に深く入るか、または前記首状部を貫通することを防止する、外壁と、
前記外壁内に配置される立ち上がった注ぎ口と、
前記外壁と前記注ぎ口との間に通路を形成するために、前記外壁の前記下方縁部と前記注ぎ口とを連結する底壁とを備えており、
前記唇部が第1の半径部を有する第1の部分と、第2の半径部を有する第2の部分とを備えており、前記第1の半径部分が前記第2の半径部分より大きく、前記カバーが前記首状部にねじ込まれたときに、前記第1の部分が前記容器の前記接合線に密封部を形成する、挿入体。 - 前記唇部から延出し、前記容器の前記首状部によって画成された切欠部内に挿入されるように構成された歯部を備える、請求項1に記載の挿入体。
- 前記歯部が前記挿入体の前記外壁から離隔した距離にある、請求項2に記載の挿入体。
- 前記挿入体が直鎖低密度ポリエチレンから構成される、請求項1に記載の挿入体。
- 前記カバーが前記首状部にねじ込まれると、前記唇部が前記首状部とガスケット形密封部を形成する、請求項1に記載の挿入体。
- 前記通路が穴を備える、請求項1に記載の挿入体。
- 前記通路が前記穴に向かって傾斜している、請求項6に記載の挿入体。
- 前記注ぎ口が少なくとも1つの直線の上方縁部を備える、請求項1に記載の挿入体。
- 容器に用いる挿入体であって、空間を画成する本体と、前記本体に開口部を画成する首状部と、前記首状部にねじ込み式に係合するように構成されたカバーとを有しており、前記挿入体は、
前記容器の前記開口部内に嵌合するように構成され、前記挿入体の外周を画成する外壁であって、当該外壁は上方縁部を備え、当該上方縁部は径方向外側に延出する唇部を含み、前記挿入体が押されて前記首状部及び下側縁部に深く入るか、または前記首状部及び下側縁部を貫通することを防止しており、前記唇部は、歯部及び切欠部のうちの一方を備え、前記首状部に形成された前記切欠部及び前記歯部のうちの一方を係合するように構成される、外壁と、
前記外壁内に配置される立ち上がった注ぎ口と、
前記外壁の前記下方縁部と前記注ぎ口とを連結して、前記外壁と前記注ぎ口との間に通路を形成する底壁とを備えており、前記歯部及び切欠部の組み合わせが、前記開口部内の前記挿入体の回転を防止し、前記挿入体をあらかじめ選択された向きに整合する、挿入体。 - 前記歯部及び切欠部が、前記容器の前記本体と関連して、前記注ぎ口の前記整合の指し示すために配置される、請求項9に記載の挿入体。
- 前記挿入体が直鎖低密度ポリエチレンから構成される、請求項9に記載の挿入体。
- 前記カバーが前記首状部にねじ込まれると、前記唇部が首状部とガスケット形密封部を形成する、請求項9に記載の挿入体。
- 前記唇部が、第1の半径部を有する第1の部分と、第2の半径部を有する第2の部分とを備えており、前記第1の半径部分が前記第2の半径部分よりも大きく、前記カバーが前記首状部にねじ込まれるときに、前記第1の部分が、前記容器の接合線で前記首状部と密封部を形成する、請求項9に記載の挿入体。
- 前記通路が穴を備える、請求項9に記載の挿入体。
- 前記通路が前記穴に向かって傾斜している、請求項14に記載の挿入体。
- 前記注ぎ口が少なくとも1つの直線の上方縁部を備える、請求項9に記載の挿入体。
- 接合線を有する容器であって、前記容器が、
部分的に閉じられた空間を画成する本体であって、前記空間は首状部によって画成されたアクセス用の開口部を有し、前記首状部は切欠部を画成する、本体と、
前記首状部に連結された挿入体とを備えており、
前記挿入体が、
前記容器の前記開口部内に嵌合するように構成され、前記挿入体の外周を画成する外壁であって、当該外壁が上方縁部及び下方縁部を有し、前記上方縁部が径方向外側に延出する環状の唇部を備えて、前記挿入体が押されて前記首状部に深く入るか、または前記首状部を貫通することを防止する、外壁と、
前記唇部から延出し、前記容器の前記首状部によって画成された前記切欠部内に挿入されるように構成された歯部と、
前記外壁内に配置される立ち上がった注ぎ口と、
前記外壁の前記下方縁部と前記注ぎ口とを連結して、前記外壁と前記注ぎ口との間に通路を形成する、底壁とを備えており、
前記唇部が、第1の半径部を有する第1の部分と、第2の半径部を有する第2の部分とを備えており、前記第1の半径部分が前記第2の半径部分よりも大きく、前記カバーが前記首状部にねじ込まれるときに、前記第1の部分が前記容器の接合線で密封部を形成する容器。 - 前記歯部が前記挿入体の前記外壁から離隔した距離にある、請求項17に記載の容器。
- 前記挿入体が直鎖低密度ポリエチレンから構成される、請求項17に記載の容器。
- 前記カバーが前記首状部にねじ込まれるときに、前記唇部が前記首状部とガスケット形密封部を形成する、請求項17に記載の容器。
- 前記通路が穴を備える、請求項17に記載の容器。
- 前記通路が前記穴に向かって傾斜している、請求項21に記載の容器。
- 前記注ぎ口が少なくとも1つの直線の上方縁部を備える、請求項17に記載の容器。
- 前記容器が塗料を入れるように構成された、請求項17に記載の容器。
- 容器を整合し密封する方法であって、前記容器が、接合線と、前記容器に開口部を画成する首状部と、前記首状部にねじ込み式に係合するように構成されたカバーとを有しており、前記方法が、
径方向外側に延出する環状の唇部を有する挿入体を提供する工程と、
前記容器の前記開口部に嵌合するように、前記挿入体を構成する工程と、
第1の半径部を有する第1の部分と、第2の半径部を有する第2の部分とを備える前記環状の唇部を構成する工程であって、前記第1の半径部分が前記第2の半径部分よりも大きく、前記カバーが前記首状部にねじ込まれるときに、前記第1の部分が前記容器の前記接合線で密封部を形成する、前記環状の唇部を構成する工程と、
前記環状の唇部に歯部を提供する工程と、
前記首状部に画成された切欠部に挿入されるように、前記歯部を構成する工程であって、前記歯部及び前記切欠部の組み合わせが、前記挿入体の前記第1の部分を前記容器の前記接合線で整合させる、前記歯部を構成する工程とを含む、方法。 - 注ぎ口を画成するように前記挿入体を構成する工程を含む、請求項25に記載の方法。
- 前記挿入体が直鎖低密度ポリエチレンから構成される、請求項25に記載の方法。
- 前記容器が塗料を入れるように構成される、請求項25に記載の方法。
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