JP2007507981A - 三段極微ステアリングを用いた空中自由空間光システム - Google Patents

三段極微ステアリングを用いた空中自由空間光システム Download PDF

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Abstract

光ヘッドが自由空間光通信システムのために提供されている。光ヘッドは、変調された赤外線レーザビームを送受信するために使用される。光ヘッドは、光増幅器、サーキュレータ、極微ステアリング素子、微ステアリング素子、粗ステアリング素子、および微追跡センサを含んでいる。更に、空中ホストプラットフォームとリンクプラットフォームの間の空中自由空間光通信を容易にするための方法が提供されている。各プラットフォームは、変調された赤外線レーザビームを介してデータを送受信する光ヘッドを有しており、前記ホストは、縦続三段ステアリング素子アーキテクチャに構成された微、粗、及び極微ステアリング素子を有する光ヘッドを少なくとも含んでいる。

Description

本発明は自由空間光(FSO)通信に関する。詳しくは、本発明は空中FSO通信システムのための光ヘッドに関する。更に詳しくは、本発明は空中FSO通信システムの光ヘッドのための三段ステアリング設計に関する。
データ処理量が増加するにつれて、膨大な量のデータを送信するために、非常に大きい帯域幅容量を有する柔軟で確実な通信ネットワークを必要とする。米国国防総省(DOD)は、そのような技術を開発するためのいくつかのプログラムを確立した。例えば、移動環境におけるDODの増大するデータ需要を扱うための新しい方法を発見し実証するために、テラヘルツ・オペレーショナル・リーチバック(THOR)プログラムが確立された。THORプログラムの目的は、安全で確実な高データ転送速度の端末間通信を空中、地上、および水面の戦闘機に提供することにある。
自由空間光(FSO)通信は、DODの目標のいくつかの側面を成し遂げるときの主要な役割を担う新進技術である。従来の応用においては、FSO通信は、光通信を行うための大気を通じての変調された赤外線(IR)レーザビームの送信をいう。光ファイバ通信のように、FSOはレーザを使ってデータを送信するが、ガラスファイバの中にデータストリームを封入する代わりに、それを空気または宇宙を通じて送信する。前記送信を行うために、FSOは、一つの光ヘッドから、高感度光子検出器受信器上でレーザビームを受信するもう一つの光ヘッドへ、レーザビームを送信する。今日までのところ、FSO通信は、最小の動きと振動を条件とする建物間に据えつけられた静止をベースとしたシステムであった。
しかしながら、FSO技術を移動空中応用において使用する場合は、もっと複雑で困難な環境が提示される。空中FSO通信は、低ジッターの方向指示・捕捉・追跡(PAT)ソリューションを必要とする。この環境においては、ジッターの振幅と周波数はプラットフォームに依存しており、乱気流への移行の前縁に関するアパーチャの配置によって決まる。例えば、THORプログラムに関する動作概念(CONOPS)は、約100μrad発散のビームの方向指示ジッターが、FSO通信システムにおけるポインタ・トラッカ(P/T)・サブシステムに対して一般的に認められている要求である約100μradのジッターより少なくある必要がある。即ち、FSO通信システムのポインタ・トラッカ・サブシステムがビーム発散の1/10内で方向指示する必要がある。例えば、リンク予算を満足するために追跡の間のビーム発散が100μradであるならば、システムは10μrad内に方向指示しなければならない(即ち、10μrad未満のジッターを実現しなければならない)。しかしながら、このジッター仕様は、たいていの入手可能な空中ポインタ・トラッカの能力を超えている。
空中プラットフォームの振動に対処する一つの方法は、大きく重たいシステムを開発するか、能動的な防振を適応するか、その両方を行うことによって、慣性的にポインタ・トラッカ(P/T)を安定させることである。前記ジッター要求を達成することができる既知のポインタ・トラッカ・システムは、大きいプラットフォーム上で使用される高価で重たい慣性的に安定化されたシステムしかない。高度な慣性安定化と共に粗ステアリング素子と微ステアリング素子を使用するこのソリューションは、例えば、無人空中ビークル(UAV)上に取り付けるには大きすぎ、一般的に、FSO通信システムにおいて新しいリンクパートナをすばやく(即ち、約100〜200msec以内に)捕捉するのに必要な敏捷性を有していない。能動的防振設計は、いくつかのプラットフォームに対するもう一つの実行可能なソリューションであるかもしれないが、他のプラットフォームについての高い音響振動周波数との整合性が難しい。そして、重量設計アプローチも能動防振設計アプローチも、空中プラットフォームの周りの境界層によって誘導される空気・光ジッターを減少させることはできない。
前記空気・ 光問題は、空中プラットフォームに近い圧縮性剪断層によって誘導される位相誤差と関連がある。即ち、Cn2値は、9,000メートル(30,000フィート)にあるプラットフォームに対してある程度小さくでき、大気圧擾乱がほとんど問題とならないことを示すが、約0.8以上のマッハ数を有するプラットフォームに対して、圧縮性剪断層は、100μrad程度のビームジッターと、ビーム径によって決まる著しいストレール(Strehl)比の低下とを生じるプラットフォームのアパーチャを過ぎて、対流を生じ、発達することが研究によって示されている。約1kHzで約100μradのジッターと、いくつかの既存のプラットフォーム(例えば、UAVおよび大きい高飛行プラットフォーム)の既知の振動特性とが組み合わさって、空中FSO通信ミッションの10μradジッター要求にとっての課題となっている。
ジッター問題の軽減を容易にする要因は、リンクパートナの形態での「協動」ビーコンである。システムはこの強い位置決め信号によることができるので、制御ループは、十分速ければ、ステアリングを連続的に更新してジッターをなくすことができる。即ち、完全なジッター補正により、質量増加か能動的防振による慣性安定化の必要性がなくなる。しかしながら、十分速いシステムを開発することは難しい。なぜなら、高速ステアリングミラーをベースにした設計(FSM)は、2〜5kkHzで±100μradのステアリングであるが、更に±500Hzで数度を超えるステアリングを提供することはできないためである。FSMは、視線安定化、レーザ通信、ジッター動作補償、軍事目標システム、光学器械、および高エネルギーレーザ方向指示アプリケーションの広い範囲において使用されている。圧縮性フローレジームにおけるジッターの時間的頻度は数kHzであり、従来の高速ステアリングミラーをベースにした(FSM)設計の閉ループ応答を超えている。例えば、約500Hzの命令応答を有する約±30の従来のステアリングであるが、更に2〜5kHz応答で±100μradのジッター(光学的傾斜)補正に追随するステアリングを提供することができる入手可能な既知のFSMはない。
他のミッション、即ち、商用ミッション(即ち、スポーツイベントの空中撮像)と軍事ミッション(即ち、IRCM標的)は今日、微追跡センサ(FTS)に固定された粗ステアリングと微ステアリングを有する二段ポインタ・ トラッカ・システムによっているが、空中FSO通信ミッションは、特に好ましくない環境にある一方で、より高い方向指示分解能と、ジッターの更なる減少を必要とする。そのため、前記従来技術は、粗ステアリングと微ステアリングを使用した市場で入手可能なポインタ・トラッカ・ システムからなっているが、このシステムは一般に、空中FSO通信ミッションにおいて適切に作動しない。
現在の空中自由空間光(FSO)通信システムの前記欠点を克服する空中FSO通信システムを提供することは有利であり望ましいことである。特に、低ジッターの方向指示・捕捉・追跡(PAT)特性を有する空中FSO通信システムを提供することは有益である。また、空中FSOベース通信ミッションの10μradジッターの要求を満足することは有利である。例えば、約100μradの発散を有するビームに対し約10μradより少ない方向指示ジッターを有するシステムを提供することは有利である。また、500Hzまでの命令応答を有する±30までの従来のステアリングであるが、更に2〜5kHz応答で±100μradのジッター(光学的傾斜)補正に追随するステアリングを提供することは望ましい。また、振動誘導ジッターと空気・光誘導ジッターを軽減し、結果としてポンター・トラッカ(P/T)・システムに高精度の方向指示分解能を提供することができる、空中FSO通信システムのための軽量で低価格の光ヘッドを提供することは望ましい。
三段極微ステアリング設計を提供する本発明は、空中自由空間光通信システムの新興分野において現れた前記問題を克服し解決する。本発明は、FSO通信ミッションのための高方向指示分解能のポインタ・トラッカ・システムを容易にするために、空中プラットフォームについての振動誘導ジッターと空気・光誘導ジッターを軽減するための方法と装置を提供する。
FSO通信によって二つの動的な移動空中プラットフォーム間で通信するための能力は、この技術において知られている地上ベース静止搭載FSOおよび光ファイバ通信システムからそれを区別する本発明の側面である。
より詳しくは、本発明は、空中FSOのポインタ・トラッカ・システムによって使用される三段ステアリングシステムを提供する。三段ステアリングの実施態様においては、粗ステアリング素子と微ステアリング素子と極微ステアリング素子が縦続接続される。各連続段においては、視野(FOR)が狭くされて(より細かいステアリング分解能を可能にして)おり、帯域幅が増加している(即ち、ジッター補正は、最小傾斜であるが最高帯域幅の最小傾斜によっている)。例えば、粗ステアリングは20Hzで±45度を扱うことができ、微ステアリングは200Hzで±3度を扱うことができ、極微ステアリングは2kHzで±100μradを扱うことができる。超高速適応光(AO)サブシステムによって極微ステアリングを提供することができる。適応光学素子は、曲率検知を含む、いくつかの形式の高速波面検知システムに固定することができる。
粗ステアリング素子は、従来のジンバルベース設計とすることができるか、より新しい等角または敏捷ステアリング技術を活用することができる。この等角ステアリング技術の主要な利点は、空力荷重の最小化とプラットフォーム観測可能性を含んでいる。また、敏捷ステアリングは、機械システムよりも速く、ディジタルにアクセスされ、容易に拡大縮小可能であり、多数のサブアパーチャを可能にする。
本発明の一側面によれば、空中ホストプラットフォームとリンクプラットフォームの間の空中自由空間光通信を容易にするための方法が提供される。各プラットフォームは変調された赤外線レーザビームを介してデータを送受信する光ヘッドを有している。前記ホストは、縦続三段ステアリング素子アーキテクチャに構成された微、粗、及び極微ステアリング素子を有する光ヘッドを少なくとも含んでいる。前記方法は、ネットワークから事前方向指示情報を得て前記リンクプラットフォームの位置を特定するステップと、前記リンクプラットフォームに向けてビームを送信するステップと、粗ステアリング素子を調節して前記ビームを第1指定測定単位範囲内で前記リンクプラットフォームに向けるステップと、前記プラットフォームのビーコンを探し当てるステップと、追跡を容易にするために、前記ビームを動的に集束させて、前記送信されたビームの発散を前記第1指定測定単位範囲より小さい第2指定測定単位範囲に下げるステップとを含んでいる。
前記方法のもう一つの側面によれば、前記第1指定測定単位範囲は約200〜500μradとすることができ、前記第2指定測定単位範囲は約100μradとすることができる。前記瞬時方法のもう一つの側面によれば、より細かいステアリング分解能を可能にするために前記縦続三段ステアリング素子アーキテクチャ内の各連続段に対する視野を狭くすることができる。前記瞬時方法のもう一つの側面によれば、前記粗ステアリング素子は第1視野を有し、前記微ステアリング素子は前記第1視野より小さい第2視野を有し、前記極微ステアリング素子は前記第2視野より小さい第3視野を有する。本発明のもう一つの側面においては、前記粗ステアリング素子は第1帯域幅を有し、前記微ステアリング素子は前記第1帯域幅より大きい第2帯域幅を有し、前記極微ステアリング素子は前記第2帯域幅より大きい第3帯域幅を有する。前記方法のもう一つの側面においては、ジッターは前記第3帯域幅の最小傾斜パラメータを使って補正される。
前記瞬時実施態様のもう一つの側面によれば、前記粗ステアリング素子は約20Hzで約±45度の範囲をカバーし、前記微ステアリング素子は約200Hzで約±3度の範囲をカバーし、前記極微ステアリング素子は約2000kHzで約±100μradの範囲をカバーする。本発明のもう一つの側面によれば、動的集束ステップは適応光学素子を使うことによって前記ビームの焦点をぼかすステップを含み、前記適応光学素子は変形可能ミラーとすることができる。前記方法のもう一つの側面は、前記リンクプラットフォームの送信ビームをビーコンとして使用する追跡モードに移行するステップを含み、前記追跡モードの間、前記リンクプラットフォームのビームは、微追跡センサを使用することによって、粗ステアリング素子と微ステアリング素子の視野内にとどまる。
もう一つの側面によれば、前記方法は、ジッターを制御するために、ネストされた制御ループを使って、前記微ステアリング素子と粗ステアリング素子と極微ステアリング素子の視野と命令応答時間の両方を蟻継ぎ(dovetail)にするステップを含む。また、前記ネストされた制御ループは、前記ネットワークから前記事前方向指示情報を受け取り、捕捉の間動的集束を行う。更に、前記ネストされた制御ループは外側のネストされたループと内側のネストされたループを含み、前記外側のネストされたループは前記粗ステアリング素子と微ステアリング素子を制御し、前記内側のネストされたループは前記極微ステアリング素子を制御する。
もう一つの側面によれば、前記方法は、微追跡センサを使用して前記粗ステアリング素子と前記微ステアリング素子を固定するステップと、波面センサを使用して前記極微ステアリング素子を固定するステップを含み、前記極微ステアリング素子は、曲率センサからなる波面センサに固定された変形可能ミラーからなる適応光学素子とすることができる。また、前記極微ステアリング適応光学素子は更に、それ自身の専用制御装置によって、前記波面センサの捕捉に基づいて前記変形可能ミラーを制御することができる。
更に、本発明は、変調された赤外線レーザビームを送受信するために使用される、自由空間光通信システムのための光ヘッドを提供する。この光ヘッドは、光増幅器、サーキュレータ、極微ステアリング素子、微ステアリング素子、粗ステラジアン素子、および微追跡センサを含む。
本発明のもう一つの側面によれば、前記極微ステアリング素子は、高速曲率検知技術を使用するのに適した変形可能ミラーであることができる適応光学素子を含む。また、前記適応光学素子は動的に集束および焦点ぼかしされるのに適することができる。
本発明のもう一つの側面によれば、前記極微ステアリング素子と微ステアリング素子と粗ステアリング素子は縦続三段ステアリング素子アーキテクチャに構成することができ、前記縦続三段ステアリング素子アーキテクチャ内の各連続段に対して、視野を狭くしてより細かいステアリング分解能を可能にすることができる。更に、前記粗ステアリング素子は第1視野を有し、前記微ステアリング素子は前記第1視野より小さい第2視野を有し、前記極微ステアリング素子は前記第2視野より小さい第3視野を有する。
他の側面によれば、前記粗ステアリング素子は第1帯域幅を有し、前記微ステアリング素子は前記第1帯域幅より大きい第2帯域幅を有し、前記極微ステアリング素子は前記第2帯域幅より大きい第3帯域幅を有し、ジッター補正は前記第3帯域幅の最小傾斜パラメータによっている。そして、本発明の更なる他の側面においては、前記粗ステアリング素子は約20Hzで約±45度の範囲をカバーし、前記微ステアリング素子は約200Hzで約±3度の範囲をカバーし、前記極微ステアリング素子は約2kHzで約±100μradの範囲をカバーする。
本発明の更なる他の側面においては、前記光増幅器はエルビウム添加ファイバ増幅器(EDFA)である。また、本発明のもう一つの側面は、前記サーキュレータと前記極微ステアリング素子の間で送信ビームと受信ビームの両方をサポートする共通光路である。更に本発明は、前記極微ステアリング素子と前記微ステアリング素子の間に配置されたビームスプリッタを含むことができ、前記ビームスプリッタは約1.55μmの波長を有するビームに適することができる。
また、本発明の一側面においては、前記微追跡センサは前記ビームスプリッタからのビームを受信するように置かれ、前記微追跡センサを前記粗ステアリング素子および前記微ステアリング素子と共に使用してリンクプラットフォームを追跡する。本発明のもう一つの側面においては、前記微ステアリング素子は高速ステアリングミラーであり、前記粗ステアリング素子は電気光学機械アセンブリである。また、本発明は、前記極微ステアリング素子と微ステアリング素子と粗ステアリング素子に電気的に接続されると共に前記微追跡センサに電気的に接続されたポインタ/トラッカ制御器を含むことができる。更に、本発明の一側面によれば、前記極微ステアリング素子は、埋め込み型の波面センサおよび制御器を含む。
本発明の他の典型的な実施態様および利点は、現在の開示と添付図面を調べることによって確かめることができる。
本発明は、本発明の好ましい実施態様の非制限的例によって、指摘図面を参照して、以下の詳細な説明の中で更に説明されており、図面のいくつかの図を通して同様な参照数字は同様な部品を表す。
ここに示された事項は一例であって、本発明の実施態様を明らかにするためだけのものであり、本発明の原理と概念的側面の最も有用かつ容易に理解される説明であると思われるものを提供するために提示されている。この点については、本発明の基本的な理解のために必要である以上に詳しくは本発明の構造的な詳細を示そうとするものではなく、図面と共になされる説明は、本発明のいくつかの形態がどのように実際に具体化できるかを当業者に対して明らかにするものである。
空中自由空間光通信システムの概観
本発明は、いくつか挙げてみると無人空中航空機、有人航空機、係留(テザー)航空機、および商用航空機(以下「航空機」と呼ぶ)などの種々の空中プラットフォームによって使用可能な空中自由空間光(FSO)通信システムを提供する。図1に示すように、空中FSO通信システムは、航空機上に統合された複数の飛行空中プラットフォーム4で構成することができ、これらは空中ネットワークを構成する。この例においては、図1はTHORプログラムをサポートするように計画されている空中ネットワーク2の実施態様を示す。しかしながら、本発明は、他の実施態様および空中ネットワーク2の変形例において使用でき、図1に示された実施態様に制限されるべきでないことは明らかである。
図1に示す実施態様において、無人空中ビークル(UAV)、有人航空機、および係留航空機は、FSOレーザ通信リンク6を通じて空中ネットワーク2を確立している。光ファイバ存在点10は、地上から光ファイバケーブル8を通って係留空中プラットフォーム4へ延びて、空中ネットワーク2との広帯域リンクを確立している。空中ネットワーク2はそれから、指令本部14などの指令現場または地上センサ12の接続性を容易にすることができ、あるいは、POTS(普通の旧式電話サービス)通信16をサポートすることができる。空中ネットワーク2は、十分な数の空中プラットフォーム4が、個々の空中プラットフォーム4から、空中ネットワーク2を形成する残りの空中プラットフォーム4への信頼性の高いデータ転送を容易にするために使用できるとき、動作可能と考えられる。
空中端末の説明
図2は各空中プラットフォーム4の中で使用される空中端末5を示す。空中端末5は、光ヘッド18とトランシーバ20を含む二つの主要部品で構成されている。リンクパートナは、個々のプラットフォーム4に要求される望ましい通信容量によって決まる複数の端末5を備えることができる。各端末5は約2ステラジアン(sr)立体角の有効範囲を有しているので、プラットフォーム4上の6端末の一組は、プルームが激しいオブスキュレーションとなると考えられる約4πステラジアン立体角を完全にカバーする。しかしながら、具体的な応用に応じて、プラットフォーム4はさまざまな数の端末5を有することができる。空中ネットワーク2に参加する各空中プラットフォーム4または「リンクパートナ」は少なくとも一つの端末を備える。ホストプラットフォームとリンクプラットフォームが共に移動している間、各空中プラットフォーム4上の各端末5が他のリンクパートナを捕捉しかつ追跡することができる。リンクパートナの捕捉は、種々のプラットフォームの概略位置を与える事前方向指示情報66(図3参照)によっている。リンクパートナの捕捉は、本明細書において後で更に詳細に説明する。
各端末5は光ヘッド18とトランシーバ20で構成される。トランシーバ20は、「赤」ハードウェアバス22と「黒」ハードウェアバス24を含んでいる。赤プロセッサ23は非暗号化データを処理し、黒プロセッサ25は暗号化データを処理する。両プロセッサ23,25は情報セキュリティ(INFOSEC )モジュールによって接続される。トランシーバ20は、空中プラットフォーム4から、未処理センサデータストリーム28(SENSOR RAW)及び処理済センサデータストリーム30(SENSOR RPTS )またはそのいずれかを、暗号化パラメータ32(COMSEC)及び構成パラメータ34(LOAD & STATUS )と共に受信する。フォーマッタ・ルータ38と周波数標準モジュール40もトランシーバ20のアーキテクチャに統合されている。トランシーバ20はそれから、光変調情報の高データ転送速度ストリームを、リンクパートナへの送信のために、光モデム36を介して光ヘッド18へ供給する。光モデム36及び光ヘッド18の両方ともが、光信号の変調のためのこの技術における既知の種々の変調検出スキームを介して通信するようになっていることが注目される。
三段ステアリング設計を有する光ヘッドの詳細な説明
光ヘッド18は、粗ステアリング、微ステアリングおよび高速適応光補正を実行する本発明の構成要素であり、これらによって、空中プラットフォーム4が、飛行中、互いの間のFSO通信リンク6を維持することができる。これを達成できるのは、光ヘッド18が、振動と著しい境界層(空気−光)擾乱がある場合に十分な空間的かつ時間的分解能を提供する三段ステアリング設計を使用しているためである。
光ヘッド18は、エルビウム添加ファイバ増幅器(EDFA)52、サーキュレータ54、極微ステアリング素子48、単独微ステアリング素子46、および単独粗ステアリング素子44を備えている。極微ステアリング素子48は適応光学素子(これも参照番号48で参照される)を備えることができ、この適応光学素子は、例えば、変形可能ミラー(DM)とすることができる。微ステアリング素子は高速ステアリングミラー(FSM)とすることができる。粗ステアリング素子44は電気光学機械アセンブリ(EOM)とすることができる。また、光ヘッド18は更に、微追跡センサ(FTS)50と、ポインタ・トラッカ(P/T)制御器42を備えている。各ステアリング素子44,46,48は、ビーム制御のために、ポインタ・トラッカ制御器42によって制御される。上記構成部品は本明細書において後で更に説明する。
図2に示す光ヘッド18の典型的な実施態様は、ここで以下に述べるいくつかの設計側面を有している。第1に、共通光路39は、送信ビーム35と受信ビーム37の両方をサポートして、複雑性とスペースを最小にし、従って、多くの構成部品の必要性を最小にする。更に、共通光路39によって、両方のリンクパートナのための送信側適応光学素子48が簡単になる。共通光路39が使用されるので、二つの異なる色λTとλRを使って光学的漏話を最小にし、ビーム制御検出過程において有効迷光を確実に拒絶することができる。第2に、リンク予算を満たすために、光源の実質的な増幅がEDFA52によってなされる。ここで光源は、およそ□=1.55μmの狭線幅波長可変レーザである。第3に、波長ホッピングを使ってセキュリティを上げることができ、光ヘッド18は、許容分解能でCバンド内のすべての波長の進路操作(ステアリング)を行うようになっている。第4に、リンク捕捉は、極微ステアリング適応光学(AO)素子48の動的な集束と焦点ぼかしを伴う。
光ヘッド18は、図2に示すような縦続アーキテクチャを有する粗ステアリング素子44、微ステアリング素子46、および極微ステアリング素子48を使用した三段ステアリング設計を取り入れている。各連続段においては、視野(FOR)を狭くしてより細かいステアリング分解能を可能にしている。また、帯域幅が増加されている(即ち、ジッター補正は最小傾斜であるが、最高帯域幅の最小傾斜によっている)。例えば、粗ステアリングは20Hzで±45度を扱うことができ、微ステアリングは200Hzで±3度を扱うことができ、極微ステアリングは2kHzで±100μradを扱うことができる。極微ステアリング48は、高速曲率検知によることができる超高速適応光学素子によって提供される。粗ステアリング素子44、微ステアリング素子46、および極微ステアリング素子48の視野(FOR)と命令応答時間の両方を「蟻継ぎにする」ことによって、全FORとシステムの捕捉速度とを犠牲にすることなく、高分解能ジッター制御が容易となる。
粗ステアリング素子44、微ステアリング素子46、および極微ステアリング素子48の視野(FOR)は、部分的に重なるように構成される。例えば、粗ステアリング素子44が「0−45 0 EL」と「360 0 Az」を超える範囲を提供する一方で、微ステアリング素子46が「±1.5 0」範囲を提供し、極微ステアリング適応光学素子48が「±300μrad」の傾斜補正を提供する。最内最速素子は、約2〜5kHzの帯域幅を有することができる極微ステアリング適応光学素子48である。微ステアリング素子46の帯域幅は約500Hzとすることができ、敏捷な粗ステアリング素子44の帯域幅は約1kHzで十分すぎるほどである。
ネストされた制御ループ
図3は、本発明の一側面に従う空中光ヘッド18の典型的な実施態様において使用されるネストされた制御ループ21の図である。ネストされた制御ループ21は、移動プラットフォーム4についてのネットワーク情報と結びついており、捕捉の間動的集束を行う。ネストされた制御ループ21は、外側のネストされたループと内側のネストされたループを含んでいる。外側のネストされたループは、(高速ステアリングミラーを介する)粗ステアリング素子44と微ステアリング素子46を含んでいる。内側のネストされたループは、変形可能ミラー(DM)とすることができる極微ステアリング適応光学素子48を含んでいる。二つの追跡センサを縦続で使用して、ネストされた制御ループ21を固定することができる。約30×30のFORを有することができる最初の微追跡センサ(FTS)50は、粗ステアリング素子44と微ステアリング素子46を固定するために使用される。波面センサ(WFS)は極微ステアリング適応光学素子48を固定するために使用される。例えば、内側のネストされたループに関して、極微適応光学素子48は、それ自身の専用フィードバック素子[即ち、波面センサ(WFS)]に固定された変形可能ミラー(DM)を備えることができ、典型的な実施態様における専用フィードバック素子は曲率センサとすることができる。極微ステアリング適応光学素子48はまた、それ自身の専用制御器によって、波面センサ(WFS)の捕捉に基づいて変形可能ミラー(DM)を制御することに関して、それを超高速にすることができる。
ネストされた制御ループ21は、ネットワーク2からの、移動端末のネットワークマップを少なくとも備えた事前方向指示情報66で始まる。「捕捉モード」においては、方向指示情報66は光ヘッド18をリンクパートナの位置へ向ける。次に、粗ステアリング素子44がリンクパートナの方向を指示するように調節する。捕捉においては、ビームは大きな発散角を容易にするために少し焦点がぼかされ、この焦点ぼかしは、変形可能ミラー(DM)とすることができる適応光学素子48によって動的になされる。いったんリンクパートナからのビーコンが高速追跡センサ(FTS)によって目撃されると、ビームは変形可能ミラー(DM)によってより狭い発散角まで集束され、リンクパートナに更なる信号を供給し、リンクを確立する。光ヘッド18はそれから「追跡モード」に移る。追跡モードにおいては、リンクパートナのビーコンは、粗ステアリング素子44と、典型的な実施態様においては高速ステアリングミラー(FSM)である微ステアリング素子46との視野内にとどまり、このビーコンはまた、極微ステアリングサブシステム48の視野内に維持される。
ネストされた制御ループ21は更に、ほぼ大きさの順で徐々に応答が速くなる動作素子(即ち、粗ステアリング素子44、微ステアリング素子46、および極微ステアリング素子48)によって決まるので、外側のネストされたループ68と内側のネストされたループ70は、互いと競うよりも互いを補完する。部分的に重なるように構成された粗ステアリング素子44、微ステアリング素子46、および極微ステアリング素子48の視野(FOR)と同様に、ネストされた制御ループ21の連続段階の間にクロスオーバ周波数がある。典型的な実施態様においては、粗ステアリング素子44を約50Hzで制御することができ、微ステアリング素子46を約500Hzで制御することができ、微ステアリング素子48を約5kHzで制御することができる。空気・光誘導ジッターのあるところで、高速で動く空中プラットフォーム4についての高分解能方向指示を可能にするのは、極微ステアリング素子48によって提供される傾斜補正速度である。
光ヘッドの典型的なハードウェア実施態様
図4は、本発明の一側面に従う光ヘッド18の典型的な実施態様において使用される典型的なハードウェア構成部品の図である。極微ステアリング適応光学(AO)素子48は、AOptixモデルR2.5トランシーバとすることができる。前記AOptixハードウェアは、曲率検知によっており、(1)基準波面を必要としない曲率検知と、(2)シンチレーションによって生じるようなアパーチャを超える振幅変動によって妨げられない曲率検知と、(3)それが極端に速くなる可能性を有することを意味する、より簡単な波面復元アルゴリズムを容易にする曲率検知とを含む、シャック・ハートマン(Shack-Hartmann)波面検知アプローチを超える著しい利点を提供する。リンクの受信端と送信端の両方において適応光学素子を使用することによって、これらの通信リンクは大気擾乱の影響を大いに減らし、従って、その結果として生じるフェードおよびドロップアウトを減らす。
補助光学素子58とビームスプリッタ60を、極微ステアリング素子48と微ステアリング素子46の間に置くことができる。微追跡センサ50は、例えば、320Hzのフル・ウィンドウ・フレーム・レートを有する、市場で入手可能なInGaAsカメラとすることができる。微ステアリング素子46と粗ステアリング素子44は、従来の、ジンバルベース素子か、敏捷なまたは等角な素子かのいずれかとすることができる。例えば、微ステアリング素子46は、従来の高速ステアリングミラー(FSM)か、次世代の敏捷ステアリング素子とすることができる。詳しくは、微ステアリング素子46は、25.4mmのクリアアパーチャと、±30の範囲(光学)と、1μradの分解能と、(100μradステアリングに対する)550Hzの帯域幅とを有するニューポート(Newport )モデルFSM-200-03とすることができる。更に、微ステアリング素子46と粗ステアリング素子48の間にアライメント用静的ステアリングミラー62を置くことができる。粗ステアリング素子44は、分解能が±1.50でありフレーム更新が500Hzである、ロックウェル・サイエンティフィック・カンパニー(Rockwell Scientific Company )(RSC)によって提供される電気光学機械アセンブリ(EOM)とすることができる。
空中自由空間光通信システムの機能
光ヘッド18が空中FSO通信を容易にする方法の更なる詳細を以下に述べる。最初に、極微ステアリング適応光学(AO)素子48の動的集束が捕捉段階において要求される。そういうものとして、ホスト端末は、低データ転送速度のRF送信によって供給される方向指示情報を使用して、提示されたリンクパートナの方向を約200〜500μradの範囲内で指示する。リンクパートナのビーコンを見たとき(ここで、ビーコンは、補助の広範囲発散光源か、実際の送信光源であるかもしれない)、ホストパートナは、動的集束によって、送信されたビームの発散を100μrad以内に落とす。この狭発散ビームは、方向指示精度について新しい要求を出すにもかかわらず、適正電力レーザに対するリンク予算を満足する(即ち、入手可能な通信構成部品によっている)。
何百μradだけの遠距離領域内のビームの敏捷な拡大と狭めを可能にする極微ステアリング適応光学(AO)素子48によって、動的集束が行われる。このビーム発散制御は、事前方向指示情報が入手可能である限りは、リンクパートナを捕捉かつ追跡するのに十分である。この特徴により、捕捉段階における機械的調節可能光学素子の必要性がなくなる。特に、動的集束によるビーム発散の低下は、光ヘッド18への極微ステアリング適応光学(AO)素子48の統合によって直接的に容易にされる特徴であることが注目される。それがすでに提供するであろう高速ジッター(即ち、光学的傾斜)補正と波面補正に加えて、規定曲率と敏捷な光パワー選択を提供するための極微ステアリング適応光学(AO)素子48の能力は、機械的調節可能光学サブシステムの必要性をなくし、より大きなシステムを著しく簡単にする。
いったんリンクパートナが捕捉されると、それは、ホストパートナによって、粗ステアリング素子44および微ステアリング素子46と共に微追跡センサ(FTS)50を使って追跡される。微追跡センサ(FTS)50は、リンクパートナの送信ビームを、それをビーコンとして用いながら、連続的に見、それを閾値および中心値として、ステアリング情報を主として微ステアリング素子46へ供給する。
送信モードにおいては、光送信機20は、光ファイバ35を介して、約1.55μmの変調された低電力高データ転送速度信号を光ヘッド18へ供給する。光ヘッド18は初めに、前記信号をEDFA52によって約1.0Wに増幅する。次に、ビームはサーキュレータ54によって光ファイバから自由空間へ結合され平行化される。それから、適応光学サブシステム56は、大気擾乱と空気・光擾乱の連続サンプリングに基づいて、送信された波面を補正し、このようにして、極微ステアリング適応光学(AO)素子48を提供する。次に、微ステアリング素子46と粗ステアリング素子44がリンクパートナの追跡を行う。
受信モードにおいては、送信されたデータストリームが、もう一つの空中プラットフォーム4の協動光ヘッド18へ結合され、波面が逆の順序で同様のパスに沿って導かれ処理され、受信光ファイバ37に結合され、光モデム36によって受信される。
他の実施態様
THORプログラムに加えて、本発明は、超高分解能方向指示を必要とする他の空中アプリケーションにおいて使用することができる。例えば、三段ステアリングソルーションを「空中レーザコム端末」において使用することができる。長距離の空対宇宙CONOPSにおいては、ジッターは特に煩わしい課題である。このミッションは、(C2nが9,000メートル(30,000フィート)より上では全く小さくなるために)オープンパスの大気擾乱によって必ずしも妨げられない限りは、プラットフォームのまわりのアパーチャの配置によって決まる航空機境界層擾乱と空気・光擾乱に対処する必要はなく、それはまたプラットフォーム振動に対処しなければならない。
また、本発明はいくつかの典型的な実施態様に関して述べられたが、使用された言葉は制限の言葉というよりもむしろ説明と例示の言葉であることが理解される。本発明の側面において、本発明の範囲と趣旨から逸脱することなしに、直後に述べられるようなかつ補正されるような特許請求の範囲内で、変更を行うことができる。本発明は、特定の手段、材料、および実施態様に関して述べられたが、本発明は開示された事項に限定されるものではなく、それどころか、本発明は、特許請求の範囲にあるようなすべての機能的に同等の構造、方法、および用途にも適用される。
本発明の一側面による典型的な空中ネットワークの図。 本発明の一側面による三段ステアリング設計を有する空中光ヘッドの典型的な実施態様の一般図。 本発明の一側面による空中光ヘッドの典型的な実施態様において使用されるネストされた制御ループの図。 本発明の一側面による空中光ヘッドの典型的な実施態様において使用される典型的なハードウェア構成部品の図。

Claims (39)

  1. 空中ホストプラットフォームとリンクプラットフォームの間の空中自由空間光通信を容易にするための方法であって、各プラットフォームは変調された赤外線レーザビームを介してデータを送受信する光ヘッドを有し、前記ホストは、縦続三段ステアリング素子アーキテクチャに構成された微、粗、及び極微ステアリング素子を有する光ヘッドを少なくとも備えた方法において、
    ネットワークから事前方向指示情報を得て前記リンクプラットフォームの位置を特定するステップと、
    前記リンクプラットフォームに向けてビームを送信するステップと、
    粗ステアリング素子を調節して前記ビームを第1指定測定単位範囲内で前記リンクプラットフォームに向けるステップと、
    前記プラットフォームのビーコンを探し当てるステップと、
    追跡を容易にするために、前記ビームを動的に集束させて、前記送信されたビームの発散を前記第1指定測定単位範囲より小さい第2指定測定単位範囲に下げるステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記第1指定測定単位範囲は約200〜500μradであることを特徴とする方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、前記第2指定測定単位範囲は約100μradであることを特徴とする方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、より細かいステアリング分解能を可能にするために前記縦続三段ステアリング素子アーキテクチャ内の各連続段に対する視野を狭くするステップを更に備えたことを特徴とする方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、前記粗ステアリング素子は第1視野を有し、前記微ステアリング素子は前記第1視野より小さい第2視野を有し、前記極微ステアリング素子は前記第2視野より小さい第3視野を有することを特徴とする方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、前記粗ステアリング素子は第1帯域幅を有し、前記微ステアリング素子は前記第1帯域幅より大きい第2帯域幅を有し、前記極微ステアリング素子は前記第2帯域幅より大きい第3帯域幅を有することを特徴とする方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、前記第3帯域幅の最小傾斜パラメータを使ってジッターを補正するステップを更に備えたことを特徴とする方法。
  8. 請求項1に記載の方法であって、前記粗ステアリング素子は約20Hzで約±45度の範囲をカバーし、前記微ステアリング素子は約200Hzで約±3度の範囲をカバーし、前記極微ステアリング素子は約2000kHzで約±100μradの範囲をカバーすることを特徴とする方法。
  9. 請求項1に記載の方法であって、動的集束ステップは適応光学素子を使うことによって前記ビームの焦点をぼかすステップを含むことを特徴とする方法。
  10. 請求項11に記載の方法であって、前記適応光学素子は変形可能ミラーであることを特徴とする方法。
  11. 請求項1に記載の方法であって、前記リンクプラットフォームの送信ビームをビーコンとして使用する追跡モードに移行するステップを更に備えたことを特徴とする方法。
  12. 請求項11に記載の方法であって、前記追跡モードの間、前記リンクプラットフォームのビームは、微追跡センサを使用することによって、粗ステアリング素子と微ステアリング素子の視野内にとどまることを特徴とする方法。
  13. 請求項1に記載の方法であって、ジッターを制御するために、ネストされた制御ループを使って、前記微ステアリング素子と粗ステアリング素子と極微ステアリング素子の視野と命令応答時間の両方を蟻継ぎにするステップを更に備えたことを特徴とする方法。
  14. 請求項13に記載の方法であって、前記ネストされた制御ループは、前記ネットワークから前記事前方向指示情報を受け取り、捕捉の間動的集束を行うことを特徴とする方法。
  15. 請求項13に記載の方法であって、前記ネストされた制御ループは外側のネストされたループと内側のネストされたループを含み、前記外側のネストされたループは前記粗ステアリング素子と微ステアリング素子を制御し、前記内側のネストされたループは前記極微ステアリング素子を制御することを特徴とする方法。
  16. 請求項15に記載の方法であって、微追跡センサを使用して前記粗ステアリング素子と前記微ステアリング素子を固定するステップと、波面センサを使用して前記極微ステアリング素子を固定するステップを更に備えたことを特徴とする方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、前記極微ステアリング素子は、曲率センサからなる波面センサに固定された変形可能ミラーからなる適応光学素子であることを特徴とする方法。
  18. 請求項17に記載の方法であって、前記極微ステアリング適応光学素子は更に、それ自身の専用制御装置によって、前記波面センサの捕捉に基づいて前記変形可能ミラーを制御することを特徴とする方法。
  19. 自由空間光通信システムのための光ヘッドであって、変調された赤外線レーザビームを送受信するために使用される光ヘッドにおいて、
    光増幅器と、
    サーキュレータと、
    極微ステアリング素子と、
    微ステアリング素子と、
    粗ステラジアン素子と、
    微追跡センサと
    を備えたことを特徴とする光ヘッド。
  20. 請求項19に記載の光ヘッドであって、前記極微ステアリング素子は適応光学素子からなることを特徴とする光ヘッド。
  21. 請求項20に記載の光ヘッドであって、前記適応光学素子は変形可能ミラーからなることを特徴とする光ヘッド。
  22. 請求項20に記載の光ヘッドであって、前記適応光学素子は高速曲率検知技術を使用するのに適していることを特徴とする光ヘッド。
  23. 請求項22に記載の光ヘッドであって、前記適応光学素子は動的に集束および焦点ぼかしされるのに適していることを特徴とする光ヘッド。
  24. 請求項19に記載の光ヘッドであって、前記極微ステアリング素子と微ステアリング素子と粗ステアリング素子は縦続三段ステアリング素子アーキテクチャに構成されていることを特徴とする光ヘッド。
  25. 請求項24に記載の光ヘッドであって、前記縦続三段ステアリング素子アーキテクチャ内の各連続段に対して、視野を狭くしてより細かいステアリング分解能を可能にすることができることを特徴とする光ヘッド。
  26. 請求項19に記載の光ヘッドであって、前記粗ステアリング素子は第1視野を有し、前記微ステアリング素子は前記第1視野より小さい第2視野を有し、前記極微ステアリング素子は前記第2視野より小さい第3視野を有することを特徴とする光ヘッド。
  27. 請求項19に記載の光ヘッドであって、前記粗ステアリング素子は第1帯域幅を有し、前記微ステアリング素子は前記第1帯域幅より大きい第2帯域幅を有し、前記極微ステアリング素子は前記第2帯域幅より大きい第3帯域幅を有することを特徴とする光ヘッド。
  28. 請求項27に記載の光ヘッドであって、ジッター補正は前記第3帯域幅の最小傾斜パラメータによっていることを特徴とする光ヘッド。
  29. 請求項19に記載の光ヘッドであって、前記粗ステアリング素子は約20Hzで約±45度の範囲をカバーし、前記微ステアリング素子は約200Hzで約±3度の範囲をカバーし、前記極微ステアリング素子は約2kHzで約±100μradの範囲をカバーすることを特徴とする光ヘッド。
  30. 請求項19に記載の光ヘッドであって、前記光増幅器はエルビウム添加ファイバ増幅器(EDFA)からなることを特徴とする光ヘッド。
  31. 請求項19に記載の光ヘッドであって、前記サーキュレータと前記極微ステアリング素子の間で送信ビームと受信ビームの両方をサポートする共通光路を更に備えたことを特徴とする光ヘッド。
  32. 請求項19に記載の光ヘッドであって、前記極微ステアリング素子と前記微ステアリング素子の間に配置されたビームスプリッタを更に備えたことを特徴とする光ヘッド。
  33. 請求項32に記載の光ヘッドであって、前記ビームスプリッタは約1.55μmの波長を有するビームに適していることを特徴とする光ヘッド。
  34. 請求項20に記載の光ヘッドであって、前記微追跡センサは前記ビームスプリッタからのビームを受信するように置かれていることを特徴とする光ヘッド。
  35. 請求項34に記載の光ヘッドであって、前記微追跡センサを前記粗ステアリング素子および前記微ステアリング素子と共に使用してリンクプラットフォームを追跡することを特徴とする光ヘッド。
  36. 請求項19に記載の光ヘッドであって、前記微ステアリング素子は高速ステアリングミラーからなることを特徴とする光ヘッド。
  37. 請求項19に記載の光ヘッドであって、前記粗ステアリング素子は電気光学機械アセンブリからなることを特徴とする光ヘッド。
  38. 請求項34に記載の光ヘッドであって、前記極微ステアリング素子と微ステアリング素子と粗ステアリング素子に電気的に接続されると共に前記微追跡センサに電気的に接続されたポインタ/トラッカ制御器を更に備えたことを特徴とする光ヘッド。
  39. 請求項21に記載の光ヘッドであって、前記極微ステアリング素子は、埋め込み型の波面センサおよび制御器を更に備えたことを特徴とする光ヘッド。
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