JP2007326480A - Indoor ceiling arrangement device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両のオーバーヘッドコンソール等に配置される車両用収納装置等の室内天井配置装置に関する。 The present invention relates to an indoor ceiling placement device such as a vehicle storage device placed on an overhead console of a vehicle.
従来の室内天井配置装置1は、図7〜図9に示すように、室内天井に配置され軸受孔2aを備える固定部材2と、軸受孔2aに挿入される回動軸部3aを備え固定部材2に対して回動開閉可能とされた可動部材3と、可動部材3を固定部材2に対して開方向に開動の全域にわたって回動付勢するスプリング4と、可動部材3の固定部材2に対する回動速度を低減させるオイルダンパ5と、を有する。
スプリング4は、図9に示すように、トーションスプリングであり、固定部材2の外側で可動部材3の回動軸部3aに嵌められる巻き部4aと、固定部材2に引っ掛けられる第1のアーム部4bと、回動軸部3aの突出方向先端面に形成される溝に引っ掛けられる第2のアーム部4cと、を備えている。
As shown in FIGS. 7 to 9, the conventional indoor
As shown in FIG. 9, the
しかし、従来の室内天井配置装置1には、つぎの問題点がある。
(a) スプリング4により可動部材3に発生するトルクは、可動部材3が閉位置にあるとき大であり、可動部材3が開くにしたがって低下する。また、可動部材3の自重により可動部材3に発生するトルクも、可動部材3が閉位置にあるときに大であり、可動部材3が開くにしたがって低下する。そのため、スプリング4を調節しても、開動の初期段階での速度を抑えつつ開動の終了段階での速度低下を抑えることが困難である。
(b) スプリング4により可動部材3に発生するトルクは、可動部材3が閉位置にあるとき大である。そのため、高温放置時においてスプリング4により発生するトルクにより回動軸部3aが変形破壊するおそれがある。
(c) スプリング4により可動部材3に発生するトルクは、可動部材3が閉位置にあるとき大である。そのため、可動部材3が閉位置にあるときに、可動部材3が熱変形して可動部材3の意匠面が下方に下がり、可動部材3の意匠面が該意匠面の周囲面より下方に突出し見栄えが悪くなるおそれがある。
(d) スプリング4により可動部材3に発生するトルクは、可動部材3が開くにしたがって低下する。そのため、低温時などオイルダンパ5に封入されているオイルの粘性が上昇したときに、可動部材3が開位置に到達することなく(全開することなく)途中位置で停止してしまうおそれがある。
(e) 回動軸部3aが軸受孔2aに挿入されており、可動部材3が固定部材2に対して回動可能とされているため、回動軸部3aは軸受孔2a内で若干がたつくことができる。しかし、従来の室内天井配置装置1では、スプリング4により回動軸部3aが軸受孔2a内でどの方向に付勢されるのか不明である。そのため、回動軸部3aの軸受孔2a内でのガタ分を考慮して、可動部材3が閉位置にあるときの可動部材3と固定部材2との間の隙間Sを大に設定しなければならなかった。
(A) The torque generated in the
(B) The torque generated in the
(C) The torque generated in the
(D) The torque generated in the
(E) Since the
本発明の第1の目的は、可動部材の開動の初期段階での速度を従来に比べて遅くしつつ、可動部材の開動の終了段階での速度低下を従来に比べて抑えることができる室内天井配置装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、可動部材が閉位置にあるときにスプリングにより可動部材に発生するトルクを従来に比べて小にできる室内天井配置装置を提供することにある。
本発明の第3の目的は、可動部材が開位置に到達することなく途中位置で停止してしまうことを防止できる室内天井配置装置を提供することにある。
本発明の第4の目的は、可動部材と固定部材との間の隙間を従来に比べて小に設定できる室内天井配置装置を提供することにある。
The first object of the present invention is to reduce the speed at the end of the opening of the movable member while suppressing the speed at the initial stage of opening of the movable member as compared to the conventional ceiling. It is to provide a placement device.
A second object of the present invention is to provide an indoor ceiling arrangement device that can reduce the torque generated in the movable member by the spring when the movable member is in the closed position as compared with the conventional one.
A third object of the present invention is to provide an indoor ceiling arrangement device that can prevent a movable member from stopping at an intermediate position without reaching an open position.
A fourth object of the present invention is to provide an indoor ceiling arrangement device that can set the gap between the movable member and the fixed member to be smaller than that of the conventional one.
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 軸受孔と固定部材側係合受け部とを備え室内天井に配置される固定部材と、
前記軸受孔に挿入される回動軸部と可動部材側係合受け部とを備え前記固定部材に対して回動開閉可能とされた可動部材と、
前記可動部材が前記固定部材に対して開位置側に回動するにつれて前記可動部材に発生する開方向トルクが大となるように、前記固定部材側係合受け部と前記可動部材側係合受け部とに連結された引張バネと、
を有する室内天井配置装置。
The present invention for achieving the above object is as follows.
(1) A fixing member provided with a bearing hole and a fixing member side engagement receiving portion and disposed on the indoor ceiling;
A movable member provided with a rotation shaft portion inserted into the bearing hole and a movable member side engagement receiving portion, and capable of being rotated and opened with respect to the fixed member;
The fixed member side engagement receiving portion and the movable member side engagement receiver are set such that an opening direction torque generated in the movable member increases as the movable member rotates toward the open position with respect to the fixed member. A tension spring connected to the section;
An indoor ceiling arrangement apparatus.
上記(1)の室内天井配置装置によれば、可動部材が開位置側に回動するにつれて可動部材に発生する開方向トルクが大となるように、引張バネが固定部材側係合受け部と可動部材側係合受け部とに連結されているため、可動部材の開動の初期段階での速度を従来に比べて遅くしつつ、可動部材の開動の終了段階での速度低下を従来に比べて抑えることができる。
また、可動部材が開位置側に回動するにつれて可動部材に発生する開方向トルクが大となるように、引張バネが固定部材側係合受け部と可動部材側係合受け部とに連結されているため、可動部材が閉位置にあるときに引張バネにより可動部材に発生する開方向トルクを従来よりも小に設定できる。
また、可動部材が開位置側に回動するにつれて可動部材に発生する開方向トルクが大となるように、引張バネが固定部材側係合受け部と可動部材側係合受け部とに連結されているため、開位置付近(開動の終了段階)での引張バネにより発生する開方向トルクを、従来の開位置付近でのスプリングによる開方向トルクよりも大にすることで、可動部材が開位置に到達することなく途中位置で停止してしまうことを防止できる。
また、引張バネを用いているため、可動部材の回動軸部が固定部材の軸受孔内でどの方向に付勢されるのかが分かる。その結果、回動軸部の軸受孔内でのガタ分を見込む必要がなく、固定部材と可動部材との間の隙間を従来に比べて小に設定できる。
According to the indoor ceiling arrangement device of (1) above, the tension spring and the fixed member side engagement receiving portion are arranged so that the opening direction torque generated in the movable member increases as the movable member rotates toward the open position. Because it is connected to the movable member side engagement receiving portion, the speed at the initial stage of opening of the movable member is slower than the conventional speed, and the speed reduction at the end stage of opening of the movable member is lower than the conventional speed. Can be suppressed.
Further, the tension spring is connected to the fixed member side engagement receiving portion and the movable member side engagement receiving portion so that the opening direction torque generated in the movable member increases as the movable member rotates to the open position side. Therefore, the opening direction torque generated in the movable member by the tension spring when the movable member is in the closed position can be set to be smaller than in the prior art.
Further, the tension spring is connected to the fixed member side engagement receiving portion and the movable member side engagement receiving portion so that the opening direction torque generated in the movable member increases as the movable member rotates to the open position side. Therefore, by making the opening direction torque generated by the tension spring in the vicinity of the open position (the end stage of opening) larger than the opening direction torque by the spring in the vicinity of the conventional open position, the movable member is in the open position. It is possible to prevent the vehicle from stopping at an intermediate position without reaching.
Further, since the tension spring is used, it can be seen in which direction the rotating shaft portion of the movable member is urged within the bearing hole of the fixed member. As a result, there is no need to allow for play in the bearing hole of the rotating shaft portion, and the gap between the fixed member and the movable member can be set smaller than in the prior art.
図1〜図5は、本発明実施例の室内天井配置装置を示しており、図6は、本発明実施例の変形例を示している。
本発明実施例の室内天井配置装置10は、例えば車両の天井に配置(搭載)される。ただし、室内天井配置装置10は、住宅、航空機、船舶などの室内天井に配置(搭載)されていてもよい。
室内天井配置装置10は、図1、図2に示すように、室内天井に配置される固定部材20と、可動部材30と、引張バネ40と、を有する。室内天井配置装置10は、さらに、オイルダンパ50と、ロック装置60と、を備える。
FIGS. 1-5 has shown the indoor ceiling arrangement | positioning apparatus of the Example of this invention, and FIG. 6 has shown the modification of this invention Example.
The indoor
As shown in FIGS. 1 and 2, the indoor
固定部材20は、たとえば可動部材30を回動開閉自在に支持するリテーナまたはケース(ボックス)である。固定部材20は、たとえば樹脂製である。固定部材20は、室内天井配置装置10が車両の天井に配置されている場合、車両のオーバーヘッドコンソールに一体に形成されるか、オーバーヘッドコンソールと別体に形成されてオーバーヘッドコンソールに固定して取付けられる。
固定部材20は、凹部21と、軸受孔22と、固定部材側係合受け部23と、を備える。
The fixed
The
凹部21は、図3に示すように、鉛直方向下側に開放している。凹部21には、可動部材30の可動部材本体31が出入り可能とされている。
軸受孔22は、凹部21を形成する両側壁21aに形成されている。軸受孔22は、側壁21aを貫通して形成されている。
固定部材側係合受け部23には、図2に示すように、引張バネ40の一端部が係合している。固定部材側係合受け部23は、たとえば固定部材20に形成される溝、孔、切欠き、フックなどからなる。固定部材側係合受け部23は、可動部材30が閉位置30bにあるとき、引張バネ40が設けられる面内で、可動部材30の回動中心と可動部材30の可動部材側係合受け部34とを結ぶ直線の延長線L(図5参照)上に、設けられている。
As shown in FIG. 3, the
The
As shown in FIG. 2, one end portion of the
可動部材30は、図1、図3に示すように、固定部材20に回動開閉可能とされている。可動部材30は、たとえば樹脂製である。可動部材30の固定部材20に対する回動角度は90°(約90°を含む)である。可動部材30は、可動部材本体31と、可動部材本体31の側面から突出する回動軸部32と、図2に示すように、ギヤ部材33と、可動部材側係合受け部34と、を備える。
As shown in FIGS. 1 and 3, the
可動部材本体31は、たとえば、小物入れ、カンバセーションミラー、スイッチパネル、小型液晶モニターパネル、カードホルダなどである(図示例では、可動部材本体31が小物入れである場合を示している)。
回動軸部32は、図1に示すように、軸受孔22に挿入される。回動軸部32は、可動部材本体31と一体に形成されていてもよく、可動部材本体31と別体に形成されて可動部材本体31に固定して取付けられていてもよい。回動軸部32は、固定部材20の内側(凹部21内)から軸受孔22を通って固定部材20の外側に突出している。回動軸部32が軸受孔22に挿入されており可動部材30が固定部材20に回動可能とされているため、回動軸部32の外周面と軸受孔22の内周面との間には若干の隙間がある。回動軸部32には、従来と異なり、トーションスプリングは嵌められていない(従来のようなトーションスプリングは本発明実施例の室内天井配置装置10には設けられていない)。
The movable member
The
ギヤ部材33は、回動軸部32と別体に形成されており、図2に示すように、固定部材20の外側にて、回動軸部32の突出方向先端面に固定して取付けられる。ギヤ部材33は、略扇形状であり、外周部にオイルダンパ50のダンパギヤ(図示略)と噛合するギヤ33aが形成されている。
The
可動部材側係合受け部34は、可動部材本体31またはギヤ部材33に形成される(図示例では、可動部材側係合受け部34がギヤ部材33に形成される場合を示している)。以下、可動部材側係合受け部34がギヤ部材33に形成される場合を説明する。
可動部材側係合受け部34は、ギヤ部材33に形成される溝、孔、切欠き、フックなどからなる。可動部材側係合受け部34は、ギヤ部材33の外周部またはその近傍で、ギヤ33aとダンパギヤとの噛合を阻害しない位置に形成されている。
The movable member side
The movable member side
引張バネ40は、たとえば引張コイルバネである。ただし、引張バネ40は、コイルバネに限定されるものではなく、弾性体であればゴム等であってもよい。引張バネ40は、固定部材20の外側で、引き伸ばされた状態で、固定部材側係合受け部23と可動部材側係合受け部34とに連結される。引張バネ40が固定部材側係合受け部23と可動部材側係合受け部34とに連結されているため、可動部材30は、常時、引張バネ40により固定部材側係合受け部23側に引っ張られている(付勢されている)。
The
引張バネ40は、可動部材30が閉位置30bにあるときに可動部材30に発生する開方向トルクよりも可動部材30が開位置30aにあるときに可動部材30に発生する開方向トルクが大となるように、固定部材側係合受け部23と可動部材側係合受け部34とに連結される。
引張バネ40は、可動部材30が固定部材20に対して開位置30a側に回動するにつれて可動部材30に発生する開方向トルクが大となるように、固定部材側係合受け部23と可動部材側係合受け部34とに連結される。
引張バネ40のバネ定数とたわみ量(自由長からの引き伸ばされ量)は、可動部材30の開動の全域において適度な張力(1〜2N程度)を発生するように設定されている。
The
The
The spring constant and the amount of deflection (the amount stretched from the free length) of the
オイルダンパ50は、内部にオイルが封入されたダンパである。オイルダンパ50は、固定部材20の側壁21aの外側面に固定して取付けられている。オイルダンパ50のダンパギヤは、常時、ギヤ33aと噛合っている。
ロック装置60は、可動部材30を固定部材20に対して閉位置30bにてロックするとともに(保持するとともに)、室内天井配置装置10の左右方向中央部に設けられるロック解除ボタン61(図1参照)を操作することで(押し込むことで)ロック解除する装置である。
The
The
次に、本発明実施例の作用を説明する。
図5に示すように、可動部材30の回動中心を点D、固定部材側係合受け部23が設けられる部位を点E、可動部材側係合受け部34が設けられる部位を点Pとし、DPEのなす角度をθとすると、引張バネ40の張力Fは、バネ定数をkとし引張バネ40のたわみ量をS(θ)としたとき、以下の(i)式に示すようにθの関数で表される。
F(θ)=k×S(θ)・・・・・(i)
また、引張バネ40により可動部材30に発生する開方向トルクTは、DP間の距離をRとすると、以下の(ii)式に示すようにθの関数で表される。
T(θ)=R×F(θ)×sinθ・・・・・(ii)
Next, the operation of the embodiment of the present invention will be described.
As shown in FIG. 5, the center of rotation of the
F (θ) = k × S (θ) (i)
Further, the opening direction torque T generated in the
T (θ) = R × F (θ) × sin θ (ii)
本発明実施例では、可動部材30が閉位置30bにあるときに固定部材側係合受け部23が延長線L上に設けられているため、可動部材30が閉位置30bにあるときのDPEのなす角θの値は0°である。上記(ii)式よりθ=0°のときsinθ=0でありT(θ)=0となるため、可動部材30が閉位置30bにあるとき、引張バネ40によるトルクは発生しない。その結果、可動部材30は、自重のみの力で開き始めることになり、従来に比べて緩やかな加速で動き出す。
また、可動部材30が開くにつれて、上記(ii)式におけるsinθが0→1へ増加し、T(θ)が増加する。そのため、従来に比べて開位置30a付近(作動終了段階)での減速が緩和され最後まで回動速度を維持することができる。
したがって、可動部材30の開動の初期段階での速度を従来に比べて遅くしつつ(抑えつつ)、可動部材30の開動の終了段階での速度低下を従来に比べて抑えることができる。その結果、従来に比べて可動部材30の開動速度を開動の全域にわたって一定に近づけることができ、使用者に高品位な作動印象を与えることができる。
In the embodiment of the present invention, since the fixed member side
Further, as the
Therefore, it is possible to suppress a decrease in speed at the end stage of opening of the
可動部材30が閉位置30bにあるとき引張バネ40によるトルクが発生しないため、高温放置時において可動部材30が変形破壊することを防止できる。また、可動部材30の意匠面が該意匠面の周囲面より下方に突出し見栄えが悪くなることを防止できる。
Since the torque by the
低温時などオイルダンパ50のオイルの粘性が上昇しても、可動部材30が開くにつれて上記(ii)式におけるsinθが0→1へ増加しT(θ)が増加するため、作動終了段階での減速が緩和され開位置30aまで(最後まで)回動速度を維持することができる。そのため、可動部材30が開位置30aに到達することなく途中位置で停止してしまうことを防止できる。
Even when the oil viscosity of the
可動部材30が引張バネ40により常時固定部材側係合受け部23側に付勢されているため、回動軸部22が軸受孔22内で常時固定部材側係合受け部23側に付勢される。そのため、回動軸部32の軸受孔22内でのガタ分を見込む必要がなく、可動部材30が閉位置30bにあるときの固定部材20と可動部材30との間の隙間(図7における隙間S)を、従来に比べて小に設定できる。その結果、見栄えがよい。
Since the
上記本発明実施例では、可動部材30が閉位置30bにあるときにθ=0°の場合を示しているが、可動部材30が閉位置30bにあるときのθの値は、0°に限定されるものではなく、固定部材側係合受け部23を設ける位置(図5における点Eの位置)を上下方向に変更することで、−20°から+20°程度の範囲内で変更してもよい。たとえば、図6に示すように、固定部材側係合受け部23の位置を上記本発明実施例での位置よりも下方に変更することで、可動部材30が閉位置30bにあるときのθの値を負にした場合には、可動部材30の開動開始からθの値が0°になるまでの間マイナストルクすなわち可動部材30を閉める方向にトルクを加えることができる。その結果、可動部材30が閉位置30bにあるときのθの値が負の場合(図6の場合)、可動部材30が閉位置30bにあるときのθの値が0°の場合(図5の場合)に比べて、可動部材30の開動の初期段階での加速度をさらに抑えることができる。
In the embodiment of the present invention, θ = 0 ° is shown when the
また、上記本発明実施例では、固定部材側係合受け部23が固定部材20に1箇所のみ設けられている場合を示しているが、固定部材側係合受け部23を上下方向に複数個所設けることで、設計変更することなく組付けの段階でθの設定を選択可能とする構造にしてもよい。その場合には、室内天井配置装置10の搭載角度が異なる車両(車種)に対して、同一の室内天井配置装置10で対応できる。
In the above-described embodiment of the present invention, the fixing member side
また、上記本発明実施例では、引張バネ40が固定部材20の左右方向一側にのみ設けられている場合を示しているが、引張バネ40は固定部材20の左右方向両側に設けられていてもよい。その場合には、可動部材30の重量変化に対してより安定した開き速度を得ることができる。
In the embodiment of the present invention, the
10 室内天井配置装置
20 固定部材
21 凹部
21a 側壁
22 軸受孔
23 固定部材側係合受け部
30 可動部材
30a 開位置
30b 閉位置
31 可動部材本体
32 回動軸部
33 ギヤ部材
33a ギヤ部材のギヤ
34 可動部材側係合受け部
40 引張バネ
50 オイルダンパ
60 ロック装置
61 ロック解除ボタン
L 引張バネが設けられる面内で、可動部材が閉位置にあるときの、可動部材の回動中心と可動部材側係合受け部とを結ぶ直線の延長線
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記軸受孔に挿入される回動軸部と可動部材側係合受け部とを備え前記固定部材に対して回動開閉可能とされた可動部材と、
前記可動部材が前記固定部材に対して開位置側に回動するにつれて前記可動部材に発生する開方向トルクが大となるように、前記固定部材側係合受け部と前記可動部材側係合受け部とに連結された引張バネと、
を有する室内天井配置装置。 A fixing member having a bearing hole and a fixing member side engagement receiving portion and disposed on the indoor ceiling;
A movable member provided with a rotation shaft portion inserted into the bearing hole and a movable member side engagement receiving portion, and capable of being rotated and opened with respect to the fixed member;
The fixed member side engagement receiving portion and the movable member side engagement receiver are set such that an opening direction torque generated in the movable member increases as the movable member rotates toward the open position with respect to the fixed member. A tension spring connected to the section;
An indoor ceiling arrangement apparatus.
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Cited By (2)
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JP2011230565A (en) * | 2010-04-26 | 2011-11-17 | Kojima Press Industry Co Ltd | Overhead console device and method of manufacturing the same |
FR3023228A1 (en) * | 2014-07-03 | 2016-01-08 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | STORAGE ELEMENT INSTALLED UNDER THE PAVILION OF A VEHICLE |
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2006
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