JP2007312175A - メッセージングシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 メッセージングシステムで用いられているメッセージングサーバのフィルタリング機能を拡張することにより、送信ノードおよび受信ノード間の位置情報に基づくフィルタリング機能を、アプリケーション透過とする、メッセージングシステムを提供する。
【解決手段】 メッセージングシステム1で、送信側になったメッセージサーバ3aと受信側になったメッセージサーバ3bとは、それぞれGPS受信機5a、5bを備え、そのGPS受信機5a、5bから取得した位置情報を条件制約式を用いてフィルタリング機能として作用させる。
【選択図】 図2
【解決手段】 メッセージングシステム1で、送信側になったメッセージサーバ3aと受信側になったメッセージサーバ3bとは、それぞれGPS受信機5a、5bを備え、そのGPS受信機5a、5bから取得した位置情報を条件制約式を用いてフィルタリング機能として作用させる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、通信ネットワーク上に形成された各ノード向けのメッセージングサービスにおいて、発信者の位置情報を利用してメッセージのフィルタリングを行うメッセージングシステムに関する。
メッセージングシステムは、通信インフラのIP(Internet Protocol)ベースへの統合や、VoIP(Voice over IP)によって、通信制御装置の需要は着実に増大している。一方、メッセージングシステムの通信環境で弊害となる、悪意の呼出しやトラヒック負荷も増大している。そのため、それらの弊害を規制する手法(フィルタリング)は重要な機能として開発が進められている。現在までにフィルタリングの手法として、様々な手法が開発されている。
例えば、メッセージングシステムで現状のIP通信におけるフィルタリングでは、第一に、発信者/着信者のワンセットで考えたフィルタリング方式が知られている。すなわち、着信者を主体で見て、着信したくない発信者からのメッセージを拒否する方式である。従来方式は、例えば、受信したIPパケットのヘッダ部から発信者IPアドレス及び着信者IPアドレス情報を参照し、フィルタテーブル上のエントリを検索し、該当するエントリが検出された場合、そのIPパケットを破棄(又は通過)するというものである。
また、メッセージングシステムで、クライアント側の機能として、着信者でもフィルタリングの設定が可能な方式が用いられている。例えば、不特定多数の人に無差別的、又は、大量のメールが発信されるような場合に、所定数以上のメールを送信するユーザのメールアドレスにより、メールサービスの配信停止を行う迷惑メールフィルタリングである。また、迷惑メール内容文中のURLや電話番号を抽出して格納し、メール利用者へ送られてくるメールに対して、格納されているURLや電話番号がそのメールに含まれていないか判断することで、送信先のメールアドレスが変わっても迷惑メールをフィルタリングすることができる方式が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、メッセージングシステムで、フィルタリングに位置情報を加えた用いた例として、複数の通信端末間のインタラクティブ通信のセッションを制御し、かつ、1台で複数のサービスを提供する通信制御装置が開示されている。この通信制御装置は、発信者を特定するためのひとつ又は複数の発信者SIP−URI(Session Initiation Protocol−Uniform Resource Identifier)とが、予め記憶される着信フィルタテーブルと、 着信者SIP−URIに対応して、着信先の前記通信端末のアドレス情報が記憶された位置情報テーブルとを備えている。(例えば、特許文献2を参照)
また、メッセージングシステムで、位置情報をフィルタリングに用いている別の例としては、タクシー運転手の例がある。すなわち、タクシー運転手アプリケーションは、得られた位置情報とデジタル地図を照合し、位置情報を都道府県、市町村等の地名情報に変更してフィルタの「地名」として設定する。例えば、“北緯40.55度、東経135.55度”という位置情報が、“東京都武蔵野市中町*”という地名情報に変換された場合を例として用いていることが開示されている。(例えば、特許文献3を参照)
また、位置情報の取得については、例えば、アプリケーションプログラムを利用する例が開示されている。すなわち、位置情報提供システムから位置情報を取得するために、携帯端末の利用者は、所定のアプリケーションプログラムを実行し、該アプリケーションプログラムで位置情報サーバにアクセスして自分の位置情報を要求する。
また、メッセージングシステムで、位置情報をフィルタリングに用いている別の例としては、タクシー運転手の例がある。すなわち、タクシー運転手アプリケーションは、得られた位置情報とデジタル地図を照合し、位置情報を都道府県、市町村等の地名情報に変更してフィルタの「地名」として設定する。例えば、“北緯40.55度、東経135.55度”という位置情報が、“東京都武蔵野市中町*”という地名情報に変換された場合を例として用いていることが開示されている。(例えば、特許文献3を参照)
また、位置情報の取得については、例えば、アプリケーションプログラムを利用する例が開示されている。すなわち、位置情報提供システムから位置情報を取得するために、携帯端末の利用者は、所定のアプリケーションプログラムを実行し、該アプリケーションプログラムで位置情報サーバにアクセスして自分の位置情報を要求する。
位置情報サーバでは、位置情報を要求する携帯端末がサービスに登録された端末であるか否かを判断した後、該当の携帯端末の位置情報を検索して携帯端末に転送する。
携帯端末のアプリケーションプログラムでは、位置情報サーバから提供される位置情報をダウンロードし、アプリケーションプログラムの機能により利用者に現在位置情報及びこれを利用した付加情報を提供する。
このような従来の位置情報提供方法では、位置情報を取得しようとする端末利用者が所定のアプリケーションプログラムを実行し、実行されたアプリケーションプログラムで位置情報サーバにアクセスするときにのみ位置情報を得ることが可能であった。
(例えば、特許文献4を参照)
特開2003−263391号公報
特開2005−269534号公報
特開2002−183874号公報
特開2005−27275号公報
しかしながら、メッセージングシステムでの位置情報をフィルタリングに用いる際の位置情報の取得は、上述のように、アプリケーションプログラムのレベルで行われていた。そのため、アプリケーションプログラムは、取り扱う位置情報の処理の詳細を知る必要があり、必然的にアプリケーションプログラムの論理に複雑さを持ち込むことになり、アプリケーションプログラムの作成工数が増加する。
また、アプリケーションプログラムは、位置情報の取得に使われる装置毎の細かな仕様の違いに、それぞれ適合させる必要がある。そのため、装置毎に対応したアプリケーションプログラムを書き換えなければならない等の問題を生じていた。
本発明は、これらの事情を考慮してなされたもので、メッセージングシステムで用いられているメッセージングサーバのフィルタリング機能を拡張することにより、送信ノードおよび受信ノード間の位置情報に基づくフィルタリング機能を、アプリケーション透過とすることができるメッセージングシステムを提供することを目的としている。
本発明の一実施形態によれば、通信手段を通じてネットワーク接続されて離間した位置にある複数のメッセージサーバが、相互にメッセージを送受信して交換するメッセージングシステムであって、
送信側の前記メッセージサーバでは、送信ノードの位置情報を取得する位置情報取得手段と、この位置情報取得手段によって取得した位置情報を表すプロパティを送信するメッセージのヘッダ部に組み込む位置情報組込み手段を備え、
受信側の前記メッセージサーバでは、受信ノードの位置情報を取得する位置情報取得手段と、この位置情報取得手段によって取得した受信ノードの位置情報と受信したメッセージからのヘッダ部から取得した前記送信ノードの位置情報とを所定の制約条件で評価する評価手段を備え、
この評価手段での評価結果に応じて、前記送信ノードと前記受信ノードの位置情報に基づくフィルタリングをアプリケーション透過とすることを特徴とするメッセージングシステムが提供される。
送信側の前記メッセージサーバでは、送信ノードの位置情報を取得する位置情報取得手段と、この位置情報取得手段によって取得した位置情報を表すプロパティを送信するメッセージのヘッダ部に組み込む位置情報組込み手段を備え、
受信側の前記メッセージサーバでは、受信ノードの位置情報を取得する位置情報取得手段と、この位置情報取得手段によって取得した受信ノードの位置情報と受信したメッセージからのヘッダ部から取得した前記送信ノードの位置情報とを所定の制約条件で評価する評価手段を備え、
この評価手段での評価結果に応じて、前記送信ノードと前記受信ノードの位置情報に基づくフィルタリングをアプリケーション透過とすることを特徴とするメッセージングシステムが提供される。
本発明の一実施形態に係るメッセージングシステムは、CORBA ノティフィケーション サービスに準拠したアプリケーション プログラミング インタフェースをクライアントに提供することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係るメッセージングシステムは、送信側と受信側との前記メッセージサーバは、同じ構成であることを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係るメッセージングシステムは、前記位置情報取得手段は、GPS受信機であることを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係るメッセージングシステムは、前記所定の制約条件は、前記メッセージの配布範囲であることを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係るメッセージングシステムは、前記所定の制約条件は、アプリケーション プログラミング インタフェースを介して設定することを特徴とする。
本発明によれば、メッセージングシステムで用いられているメッセージングサーバのフィルタリング機能を拡張することにより、送信ノードおよび受信ノード間の位置情報に基づくフィルタリング機能を、アプリケーション透過とすることができるメッセージングシステムが実現できる。
また、アプリケーションコードの移植性を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
まず、以下のメッセージングシステムの説明で用いる用語の基本的な概念を説明する。
クライアントは、サービスを依頼する側(サプライヤ)又は受信する側(コンシューマ)のコンピュータもしくはソフトウェアである。
ノードは、ネットワーク上の接合点や、インターネット上の中継点およびそこに設置されるコンピュータのことである。
フォワード処理は、データをいったん受け取り、そのデータを転送する処理のことである。
プロキシーは、サーバの代理としてクライアントからアクセスされるもの(オブジェクト)である。
プロトコルは、ネットワーク上でデータを受け渡しするための規約で、通信のための手順を表わす。
プロパティは、サービス要素または機能要素に付帯する状態情報または制御情報を指す。
図1は、本発明のメッセージングシステムの一実施形態の概要を示す模式構成図である。メッセージングシステム1は同一構成の通信ノード手段2(2aは送信側、2bは受信側)を有している。それぞれの通信ノード手段2はメッセージングサーバ3を有し、通信ノード手段2は相互にそれぞれのメッセージングサーバ3同士が、無線又は有線の通信手段4により接続されている。このメッセージングサーバ3同士の通信は、アプリケーションレベルのマルチキャスト(任意の複数の宛先に送信する)に基づく独自のプロトコル(例えば、伝送最適化は分散プロトコル)を採用したゲートウェイ(不図示)を介して行われている。
各通信ノード手段2は、メッセージングサーバ3にGPS受信機5が接続されている。また、メッセージングサーバ3にはLAN接続等(同じハードウェア上にある場合も含む)によりそれぞれのクライアント6が接続されている。このクライアント6とメッセージングサーバ3とは、CORBA NotificationServiceに準拠したAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)に基づいて通信プロトコルを機能させて接続されている。
なお、CORBAは、OMG(Object Management Group)が策定した分散環境を対象とした分散オブジェクト技術である。周知のように、分散環境は、ネットワーク・アプリケーションを構築する主要な技術の一つである分散オブジェクト指向技術による処理環境であって、これはデータの処理や操作を、手続きの流れとしてではなく、「もの(オブジェクト)」同士の関係として捉える考え方である。すなわち、各種オブジェクト(オブジェクト指向プログラミングにおいて、プログラムを構成する基本的なモジュール)を分散配置して処理を分担させて進めていく方式である。そして、複数のオブジェクトがあって、各オブジェクトに定義するオペレーションを、所定のインタフェース言語で定義する仕様を与え、定義されたオブジェクトをクライアント6から所定の手続で呼べるようにするためのルールを決めたものがCORBA仕様である。
メッセージングサーバ3は、送信側として機能する場合(以下、送信モードにある通信ノード手段2のメッセージングサーバ3をメッセージ送信装置3aという)と、受信側として機能する場合(以下、受信モードにある通信ノード手段2をメッセージ受信装置3bという)とでは、構成部の機能が異なる。
図2は、送信側のメッセージ送信装置3aの模式構成図である。すなわち、メッセージ送信装置3aには、クライアント6aが作成した図3に示したデータ形式のイベントデータ(メッセージ)を、LAN等を介して受信するレシーバ7が配置されている。
このレシーバ7には、レシーバ7が受信したイベントデータ(メッセージ)を受け取るプロキシーコンシューマ8が接続されている。なお、プロキシーコンシューマ8は、予めクライアント6と関係が対応付けられている。プロキシーコンシューマ8には、受信したメッセージを、メッセージの配布範囲(適切なAPIを介してあらかじめ設定されているものとする)を担当するフォワーダ9が接続されている。
このフォワーダ9(位置情報組込み手段)は、位置情報を取得するためのGPS受信機5(位置情報取得手段)とメッセージを通信ネットワーク(通信手段)4に送信するためのゲートウェイセンダ11が接続されている。それにより、GPS受信機5から位置情報を取得して、メッセージに図4に示すデータ形式で、「GPS_INFO」のような新たなフィールド名と値(ここではGPS受信機が返した文字列とする)の組(プロパティ)をフィルタリング対象となる値の一つとしてメッセージのヘッダ部に追加する。そして、変更したメッセージをゲートウェイセンダ11に渡す。ゲートウェイセンダ11は、受取ったメッセージを通信ネットワーク(通信手段)4に送信する。
一方、図5は、受信側のメッセージ受信装置3bの模式構成図である。メッセージ受信装置3bは、クライアント6bに宛てたメッセージが送られてくる通信ネットワーク(通信手段)4に、受信のためのゲートウェイレシーバ12が接続されている。このゲートウェイレシーバ12には接続され、このゲートウェイレシーバ12にはこのゲートウェイレシーバ12からのメッセージを受取るディスパッチャ13が接続されている。
また、ディスパッチャ13には、ディスパッチャ13からのメッセージを受取るプロキシーサプライヤ14が接続されている。
なお、ディスパッチャ13は、GPS受信機5(位置情報取得手段)も接続されている。また、ディスパッチャ13(フィルタリング手段)には、予め位置情報についての条件が設定されている制約条件式(例えば、「Dist(Distance)<20」)が格納されており、この制約条件式によりフィルタリングの判断をおこなう。
プロキシーサプライヤ14には、受取ったメッセージをLAN等を介してクライアント6b(コンシューマ)へ送信するセンダー15が接続されている。
次に、上述の構成のメッセージングシステム1の動作について説明する。なお、以下の説明では、各部は、図1乃至図5で説明したものを用いている。従って、各部の重複した説明は省略する。
また、以下の説明では、基本構成の通信ノード手段2a、2b(2aは送信側、2bは受信側)が2つの場合について説明するが、3つ以上の通信ノード手段2a、2b・・・の場合でも同様に通信を行うことができる。
送信側のクライアント6a(サプライヤ)は、CORBA Notification Serviceのサプライヤとして、例えば、図3にメッセージ形式を示したようなメッセージ(CORBA Notification Serviceの構造化イベントデータ)、すなわち、メッセージ形式としては、固定データとして、「ドメイン名」、「タイプ名」、「イベント名」、データ伝送速度等の通信品質であるQoS(Quality of Service)の制御データとして、「属性名・値」、「属性名・値」、フィルタリングの対象となるデータとして、「フィールド名・値」、抽象構文記法のデータ型を示すAny型の「値」により形成されているメッセージを、LAN等を介して送信側の通信ノード手段2であるメッセージ送信装置3aに送信する。送信されたメッセージは、送信側の通信ノード手段2のレシーバ7によって受信される。
レシーバ7は、受信したメッセージを、予めクライアント6a(サプライヤ)と対応付けられているプロキシーコンシューマ8に伝送する。プロキシーコンシューマ8は、受信したメッセージを、メッセージの配布範囲(適切なAPIを介してあらかじめ設定されているものとする)を担当してフォワード処理を行うフォワーダ9に伝送する。
フォワーダ9は、GPS受信機5aから位置情報を取得して、受信したメッセージの「フィールド名・値」に、「GPS_INFO」のような取得したフィールド名と値(ここでは、GPS受信機5aが返した文字列とする)の組(プロパティ)を、フィルタリングの対象となる値の一つとしてメッセージのヘッダ部に追加してメッセージを作成する。この作成したメッセージをセンダー15に伝送する。メッセージを受信したセンダー15は、受取ったメッセージを通信ネットワーク(通信手段)4を介して受信側の通信ノード手段2bへ送信する。
受信側の通信ノード手段2bであるメッセージ受信装置3bは、メッセージ送信装置3aからメッセージを通信ネットワーク(通信手段)4を介して送信されてきたクライアント6b(コンシューマ)宛てのメッセージ(メッセージ形式としては、固定データとして、「ドメイン名」、「タイプ名」、「イベント名」、データ伝送速度等の通信品質であるQoS(Quality of Service)の制御データとして、「属性名・値」、「属性名・値」、フィルタリングの対象となるデータとして、「フィールド名・値」、抽象構文記法のデータ型を示すAny型の「値」により形成されているメッセージ)をゲートウェイレシーバ12により受信する。ゲートウェイレシーバ12は受信したメッセージをディスパッチャ13に伝送する。
メッセージを受信したディスパッチャ13は、ディスパッチャ13は、属する通信ノード手段2bのGPS受信機5bから位置情報を取得する。GPS受信機5bから取得された位置情報と、メッセージのヘッダ部の「GPS_INFO」プロパティから抽出された送信元の位置情報を、条件制約式(例えば、「Dist(Distance)<20」、適切なAPIを介してあらかじめ設定されているものとする)を用いて評価する。
評価結果が「真」に評価された場合、すなわち、適正にフィルタリングされた場合にのみ透過させ、ディスパッチャ13(フィルタリング手段)は、メッセージから「GPS_INFO」プロパティを取り除いて、メッセージを宛先に対応するプロキシーサプライヤ14に渡す。
プロキシーサプライヤ14はセンダー15にメッセージの配送依頼を指示する。センダー15は、プロキシーサプライヤ14からの指示に従って、LAN等を介してクライアント6b(コンシューマ)に対してメッセージを送信する。
クライアント6b(コンシューマ)は、CORBA Notification Serviceのコンシューマ6bとしてメッセージを受取る。
従って、クライアント6b(コンシューマ)は、クライアント6a(サプライヤ)からのメッセージついて、適格にフィルタリングされて透過したメッセージを安全に受信することができる。このことは、逆に言えば、クライアント6a(サプライヤ)は、クライアント6b(コンシューマ)に対して所望のメッセージを正確に通信することができる。
また、メッセージングシステム1としては、アプリケーションコードを位置情報取得装置の細部仕様の変更に影響されず、アプリケーションコードの移植性を向上させることができる。
なお、本発明は上記の実施形態のそのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…メッセージングシステム、2、2a、2b…通信ノード手段、3…メッセージングサーバ、3a…メッセージ送信装置、3b…メッセージ受信装置、4…通信手段、5、5a、5b…GPS受信機、6…クライアント、6a…クライアント(サプライヤ)、6b…クライアント(コンシューマ)、7…レシーバ、8…プロキシーコンシューマ、9…フォワーダ、11…ゲートウェイセンダ、12…ゲートウェイレシーバ、13…ディスパチャ、14…プロキシーサプライヤ、15…センダー。
Claims (6)
- 通信手段を通じてネットワーク接続されて離間した位置にある複数のメッセージサーバが、相互にメッセージを送受信して交換するメッセージングシステムであって、
送信側の前記メッセージサーバでは、送信ノードの位置情報を取得する位置情報取得手段と、この位置情報取得手段によって取得した位置情報を表すプロパティを送信するメッセージのヘッダ部に組み込む位置情報組込み手段を備え、
受信側の前記メッセージサーバでは、受信ノードの位置情報を取得する位置情報取得手段と、この位置情報取得手段によって取得した受信ノードの位置情報と受信したメッセージからのヘッダ部から取得した前記送信ノードの位置情報とを所定の制約条件で評価する評価手段を備え、
この評価手段での評価結果に応じて、前記送信ノードと前記受信ノードの位置情報に基づくフィルタリングをアプリケーション透過とすることを特徴とするメッセージングシステム。 - CORBA ノティフィケーション サービスに準拠したアプリケーション プログラミング インタフェースをクライアントに提供することを特徴とする請求項1記載のメッセージングシステム。
- 送信側と受信側との前記メッセージサーバは、同じ構成であることを特徴とする請求項1記載のメッセージングシステム。
- 前記位置情報取得手段は、GPS受信機であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のメッセージングシステム。
- 前記所定の制約条件は、前記メッセージの配布範囲であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のメッセージングシステム。
- 前記所定の制約条件は、アプリケーション プログラミング インタフェースを介して設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のメッセージングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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2006
- 2006-05-19 JP JP2006140005A patent/JP2007312175A/ja active Pending
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