JP2007289122A - Insect catcher - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、光によって誘引した飛翔昆虫を捕獲する昆虫捕獲器に関する。 The present invention relates to an insect trap that captures flying insects attracted by light.
蚊やハエ、蛾などの飛翔昆虫(以下、単に「昆虫」と言う)が紫外線へ向かって進むという習性を利用し、これらの昆虫を捕獲する昆虫捕獲器が従来から知られている。昆虫を誘引するための紫外線の光源(誘引光源)としては、ブラックライトや水銀ランプなどの放電ランプが一般に使用されており、近年では、紫外線発光ダイオードも用いられている。また、昆虫を捕獲殺虫する手段としては、誘引光源の周辺に配設した電撃用高圧線や、水や殺虫剤を入れた容器等が利用されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
しかしながら、誘引光源として放電ランプを用いた場合、誘引光源が大型化すると共に、当該放電ランプ専用の安定器を備える必要があるため、昆虫捕獲器が大きくなり設置場所が限定されるという問題がある。さらに、放電ランプは、内部に水銀を含むものが多いため環境に優しくなく、また、昆虫誘引に寄与する紫外線以外の光、つまり可視光線から赤外線の領域の光を多分に含むためエネルギーの利用効率が悪い。
また、誘引光源として紫外線発光ダイオードを用いた場合、紫外線発光ダイオードは、上記放電ランプと比較して紫外線の発光量が少ないため昆虫の誘引力が弱いという問題がある。誘引力を増強するためには、紫外線発光ダイオードの数を増やしたり、或いは、高出力の紫外線発光ダイオードを用いたり、動作電力を引き上げる等して紫外線量を増加させる必要がある。しかしながら、この場合、紫外線発光ダイオード自身の発熱量が増加して紫外線発光ダイオードの発光効率が低下し、また、寿命が低下することが懸念される。
However, when a discharge lamp is used as an attracting light source, the size of the attracting light source needs to be increased and a ballast dedicated to the discharge lamp needs to be provided. . In addition, many discharge lamps contain mercury in the interior, so they are not environmentally friendly. In addition, they contain a lot of light other than ultraviolet rays that contribute to attracting insects, that is, light in the visible to infrared region. Is bad.
Further, when an ultraviolet light emitting diode is used as the attracting light source, the ultraviolet light emitting diode has a problem that the attracting power of insects is weak because it emits less ultraviolet light than the discharge lamp. In order to enhance the attractive force, it is necessary to increase the amount of ultraviolet light by increasing the number of ultraviolet light-emitting diodes, using high-power ultraviolet light-emitting diodes, or raising the operating power. However, in this case, there is a concern that the amount of heat generated by the ultraviolet light-emitting diode itself increases, the luminous efficiency of the ultraviolet light-emitting diode is lowered, and the life is shortened.
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、昆虫を効率良く誘引することのできる昆虫捕獲器を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of the situation mentioned above, and aims at providing the insect trap which can attract an insect efficiently.
上記目的を達成するために、本発明は、ケース体に誘引光源を収容し、前記誘引光源の光によって昆虫を誘引し捕獲する昆虫捕獲器であって、波長355nm〜380nmの間にピーク波長を有する紫外線発光ダイオードで前記誘引光源を構成したことを特徴とする。 To achieve the above object, the present invention is an insect trap that accommodates an attracting light source in a case body and attracts and captures insects with the light of the attracting light source, and has a peak wavelength between 355 nm and 380 nm. The attraction light source is constituted by an ultraviolet light emitting diode having the above.
また本発明は、上記発明において、前記誘引光源に白色発光ダイオードを更に設けたことを特徴とする。 Moreover, the present invention is characterized in that, in the above-mentioned invention, a white light emitting diode is further provided in the attraction light source.
上記目的を達成するために、本発明は、ケース体に誘引光源を収容し、前記誘引光源の光によって昆虫を誘引し捕獲する昆虫捕獲器であって、前記ケース体に空気排出口を形成し、前記ケース体に形成された昆虫誘引口から前記空気排出口に至る風路を設け、当該風路上に前記誘引光源を配置して前記誘引光源を空冷することを特徴とする。 In order to achieve the above object, the present invention is an insect trap that accommodates an attracting light source in a case body and attracts and captures insects by the light of the attracting light source, and forms an air outlet in the case body. An air passage extending from the insect attracting port formed in the case body to the air exhaust port is provided, and the attracting light source is arranged on the air path to cool the attracting light source.
また本発明は、上記発明において、前記誘引光源の光に誘引された昆虫を捕獲する捕獲装置を前記ケース体に収容すると共に、前記捕獲装置が通風構造を有することを特徴とする。
この捕獲装置は、昆虫を粘着して捕獲する構造が好ましく、さらに、ケース体に対して着脱自在に構成されていることが望ましい。
Further, the present invention is characterized in that, in the above-mentioned invention, a capturing device that captures insects attracted by light of the attracting light source is housed in the case body, and the capturing device has a ventilation structure.
The trapping device preferably has a structure for trapping insects by sticking, and is preferably configured to be detachable from the case body.
また本発明は、上記発明において、波長355nm〜380nmの間にピーク波長を有する紫外線発光ダイオードで前記誘引光源を構成したことを特徴とする。 Further, the present invention is characterized in that, in the above invention, the attraction light source is constituted by an ultraviolet light emitting diode having a peak wavelength between wavelengths 355 nm and 380 nm.
また本発明は、上記発明において、前記誘引光源が通風構造を有することを特徴とする。 Moreover, the present invention is characterized in that, in the above-mentioned invention, the attracting light source has a ventilation structure.
本発明によれば、波長355nm〜380nmの間にピーク波長を有する紫外線発光ダイオードで誘引光源を構成したため、昆虫の視感度のピークに合致した誘引光源が実現され、効率良く昆虫を誘引することができる。 According to the present invention, since the attracting light source is configured by the ultraviolet light emitting diode having the peak wavelength between 355 nm and 380 nm, the attracting light source that matches the peak of the visibility of the insect is realized, and the insect can be attracted efficiently. it can.
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、本実施形態では、レストランや食品工場、或いは、家庭等の室内に配置して好適な昆虫捕獲器を説明する。
図1は本実施形態に係る昆虫捕獲器1の構成を示す斜視図であり、図2はその断面図である。これらの図に示すように、昆虫捕獲器1は、正面及び背面が共に開口した箱形のケース体2を有し、このケース体2には、正面開口側から順に、紫外線を放射して昆虫を誘引する誘引光源装置3、この誘引光源装置3により誘引された昆虫を捕獲する捕獲装置4、および、小昆虫を通過させないフィルタ装置5が収容されている。また、ケース体2の正面開口は昆虫をケース体2の内部へ誘引する昆虫誘引口6として形成され、背面開口がケース体2内部の空気を排出する空気排出口7として形成されており、これら昆虫誘引口6及び空気排出口7により昆虫誘引口6から空気排出口7に至る風路Lがケース体2内に形成される。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In this embodiment, an insect trap suitable for a restaurant, a food factory, or a room in a home will be described.
FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of an
昆虫捕獲器1の室内への設置について説明すると、図2に示すように、室内の壁面100には、空気調和装置の室内機101が設置されており、この室内機101の空気吸込口102及び空気吹出口103のうちの空気吸込口102の正面に、昆虫捕獲器1の背面側を密着させて設置される。これにより、室内機101のファン104による空気吸込動作に伴って、昆虫捕獲器1の昆虫誘引口6からケース体2内部に空気が導入され、誘引光源装置3、捕獲装置4及びフィルタ装置5を通過して空気排出口7から排出されることとなる。
The indoor installation of the
上記誘引光源装置3は、図3に示すように、略矩形に組まれた枠体30を有し、この枠体30には、バー形状の実装基板31が所定間隔で複数(図示例では3つ)取り付けられており、各実装基板31の間隙32及び実装基板31と枠体30との間隙33によって通風構造が形成されている。各実装基板31には、複数の紫外線発光ダイオード34及び白色発光ダイオード35が取り付けられており、各紫外線発光ダイオード34及び白色発光ダイオード35の光放射方向を昆虫誘引口6に向けた姿勢で本誘引光源装置3がケース体2に内設される。
As shown in FIG. 3, the attraction
ここで、上記紫外線発光ダイオード34を昆虫の視感度曲線に基づいて決定することとし、本実施形態では、紫外線発光ダイオード34に365nmにピーク波長を有するものを用いることとし、これについて以下に詳述する。
図4は、ショウジョウバエ類の走光性の視感度曲線であり、破線で示す曲線IはBickford曲線を示し、一点鎖線で示す曲線IIはBertholf-Drosophila曲線を示す。この図に示すように、視感度のピークは波長355nm〜380nmの波長帯域Aに存在し、この波長帯域Aの光が昆虫を最も誘引する。したがって、この波長帯域Aにピーク波長を有する紫外線発光ダイオードを誘引光源として用いることで昆虫を効率良く誘引することが可能となる。そこで、本実施形態では、365nmにピーク波長を有する紫外線発光ダイオード34を用いている。この上記紫外線発光ダイオード34の波長分布を曲線IIIにて示す。この曲線IIIが示すように、紫外線発光ダイオード34の波長分布は上記視感度曲線のピークを示す波長帯域Aに殆ど内包されている。すなわち、当該紫外線発光ダイオード34を誘引光源として用いることで、紫外線発光ダイオード34が発する光の殆どが昆虫の誘引に寄与するため効率の良い誘引光源が構成されることとなる。
なお、一般的な紫外線発光ダイオードとして用いられる390nmにピーク波長を有する発光ダイオードであっても昆虫を誘引可能であるが、同図に曲線IVにて示すように、上記波長帯域Aから外れた波長域にピーク波長があるため、本実施形態の紫外線発光ダイオード34に対して昆虫を誘引する効果が低下する。
Here, the ultraviolet light-
FIG. 4 is a photosensitivity curve of phototaxis of Drosophila. Curve I shown by a broken line shows a Bickford curve, and curve II shown by a one-dot chain line shows a Bertholf-Drosophila curve. As shown in this figure, the peak of visibility exists in the wavelength band A of wavelengths 355 nm to 380 nm, and the light in this wavelength band A attracts insects most. Therefore, it is possible to attract insects efficiently by using an ultraviolet light emitting diode having a peak wavelength in this wavelength band A as an attracting light source. Therefore, in the present embodiment, the ultraviolet
Note that even a light-emitting diode having a peak wavelength at 390 nm used as a general ultraviolet light-emitting diode can attract insects. However, as shown by a curve IV in FIG. Since there is a peak wavelength in the region, the effect of attracting insects to the ultraviolet
また、図4に示すように、昆虫の視感度は約420nm〜約600nmの波長帯域Bにも比較的大きなピークを有する。そこで、本実施形態では、図5に示すように、当該波長帯域Bを含む光を放射する白色発光ダイオード35を上記紫外線発光ダイオード34と共に誘引光源装置3に補助的に設けることで、昆虫の誘引効果をより高めることとし、また、上記視感度曲線より若干長波長側にずれた波長帯域に視感度を有する昆虫をも誘引可能としている。ここで、波長帯域Aに比べて波長帯域Bの視感度は小さいため、各白色発光ダイオード35による白色光光量は各紫外線発光ダイオード34による紫外線光量より少なくても十分である。したがって、に紫外線発光ダイオード34及び白色発光ダイオード35のそれぞれの配置数は、例えば、波長帯域Aと波長帯域Bとのピーク強度の比率と、紫外線光量と白色光光量との比率とが略同程度になるよう決定される。
In addition, as shown in FIG. 4, the insect visibility has a relatively large peak in the wavelength band B of about 420 nm to about 600 nm. Therefore, in this embodiment, as shown in FIG. 5, the white light-
さて、上記捕獲装置4は、図6に示すように、誘引光源装置3に誘引された昆虫を捕獲するための粘着シート41と、この粘着シート41を支持する略矩形の枠体40と、枠体40の底部に一体に設けられた把持部44とを有している。粘着シート41はメッシュ状に形成されて空気を通す通風構造を有している。また、枠体40は、前面枠40Aと背面枠40Bとを有し、前面枠40Aが枠体40の上縁部42を軸として背面枠40Bに対し正面側(矢印Xにて示す)に開放自在に取り付けられている。粘着シート41を枠体40にセット或いは交換する際には、前面枠40Aを開放させて当該前面枠40Aと背面枠40Bとの間に粘着シート41をセットして粘着シート41を前面枠40A及び背面枠40Bに挟持させ、前面枠40A及び背面枠40Bを螺子43により締結する。
Now, as shown in FIG. 6, the capturing
また、昆虫捕獲器1のケース体2には、前掲図2に示すように、捕獲装置4が挿入される挿入口10と、捕獲装置4の上縁部42と係合する受部11とが設けられ、捕獲装置4がケース体2に対して着脱自在になされおり、粘着シート41に昆虫が多量に捕獲されている等して粘着シート41を交換する際には、把持部44を持って捕獲装置4をケース体2から引き出すことで、粘着シート41を簡単に交換することができる。
Further, as shown in FIG. 2, the
以上の構成の下、誘引光源装置3の各紫外線発光ダイオード34及び白色発光ダイオード35を点灯させて紫外光及び白色光を昆虫誘引口6から放射することで、室内の昆虫がケース体2に誘引され、捕獲装置4の粘着シート41に粘着されて捕獲される。このとき、室内機101が稼働することで、例えば一般的な家庭用空気調和装置であっても空気吸込口102付近では毎秒0.5〜1.0mの流速が得られ、これにより、ケース体2の昆虫誘引口6から空気が吸い込まれ、この空気により紫外線発光ダイオード34及び白色発光ダイオード35が空冷される。また、昆虫誘引口6からの空気の吸い込みに伴い、昆虫捕獲器1の近傍を飛翔する昆虫が昆虫誘引口6に誘引され易くなる。
Under the above configuration, the ultraviolet
このように、本実施形態によれば、波長355nm〜380nmの間にピーク波長を有する紫外線発光ダイオード34で誘引光源装置3を構成したため、誘引光源装置3から放射される紫外線の波長分布が視感度曲線のピークの波長帯域Aに殆ど内包されることとなる。これにより、誘引光源装置3から発する光の殆どが昆虫の誘引に寄与するため、効率良く昆虫を誘引できる。
また、誘引効果を維持しつつ従来のものよりも誘引光源装置3の発光量を抑えることが可能となるため、誘引光源装置3の消費電力及び発熱を抑え、誘引光源装置3を構成する紫外線発光ダイオード34の長寿命化が達成される。
また、誘引光源装置3として紫外線発光ダイオード34を採用したために、簡単な点灯回路および構造で、かつ小型の昆虫捕獲器1を構成することができ、デザイン性に優れ、効率のよい低消費電力の昆虫捕獲器1を提供することができる。
As described above, according to the present embodiment, the induced
Moreover, since it becomes possible to suppress the light emission amount of the attracting
In addition, since the ultraviolet
また、本実施形態によれば、誘引光源装置3に白色発光ダイオード35を更に設けたため、昆虫の誘引効果をより高めることが可能となり、また、昆虫の視感度曲線より若干長波長側にずれた波長帯域に視感度を有する昆虫をも誘引することができる。
さらに、室内の比較的暗い場所においては、白色発光ダイオード35の光を常夜灯として用いることもできる。
Further, according to the present embodiment, since the attracting
Furthermore, in a relatively dark place in the room, the light from the white
また、本実施形態によれば、ケース体2に空気排出口7を形成し、昆虫誘引口6から空気排出口7に至る風路Lを設け、当該風路L上に誘引光源装置3を配置して空冷する構成としたため、誘引光源装置3を構成する紫外線発光ダイオード34の温度上昇を抑制し、以って、紫外線発光ダイオード34の長寿命化が達成されると共に、温度上昇に伴う紫外線発光ダイオード34の光出力低下を防止し、効率良く昆虫を誘引することができる。
特に、昆虫誘引口6から空気を導入する構成であるため、昆虫捕獲器1の近傍を飛翔する昆虫を空気の流れに乗せてケース体2に誘引させ易くすることができる。
Further, according to the present embodiment, the
In particular, since the air is introduced from the
さらに、本実施形態によれば、捕獲装置4に通風構造を持たせたため、ケース体2内の空気の流れを遮ることが無く、以って、誘引光源装置3の空冷作用を維持することができる。特に、本実施形態によれば、捕獲装置4がメッシュ状の粘着シート41を有し、当該粘着シート41により昆虫を粘着させて捕獲する構成であり、なおかつ、ケース体2に対して着脱自在な構成であるため、電撃用高圧線により昆虫を捕獲・殺傷する構成に比べて高電圧用の電源が不要となり、また、水や殺虫剤により昆虫を捕獲・殺傷する構成に比べて捕獲用の受け皿等が不要となるため、装置のコンパクト化が図られると共に、装置のデザイン性の自由度を増し、また、粘着シート41の交換作業を簡単に行うことができる。
また、電撃用高圧線のように昆虫捕獲時に電撃音や昆虫の死骸が散乱するといったことが無いため、室内に居る者に不快感を与えることもない。
Furthermore, according to the present embodiment, since the
In addition, unlike an electric high-voltage line, no electric shock sound or dead insect scatters are scattered when capturing insects.
また、本実施形態によれば、誘引光源装置3に通風構造を持たせたため、誘引光源装置3を冷却した空気を速やかに空気排出口7に向かわせることができ、以って、誘引光源装置3の空冷作用を維持することができる。
In addition, according to the present embodiment, since the induced
<変形例>
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、捕獲装置4にメッシュ状の粘着シート41を設けて通風構造を持たせたが、これに限らない。すなわち、図7に示すように、捕獲装置4Aの枠体40Aに通風用の貫通孔50を形成することで捕獲装置4Aに通風構造を持たせた昆虫捕獲器1Aとしても良い。この構成によれば、粘着シート41にメッシュ状のものを用いる必要が無く、一般的な安価な粘着シートを用いることができるため、ランニングコストを抑えることができる。また、空気排出口7にはフィルタ装置5が配設されているため、捕獲装置4Aの貫通孔50を昆虫が通過したとしてもフィルタ装置5により空気排出口7から外部に出て行ってしまうのが防止される。
<Modification>
The above-described embodiments merely show one aspect of the present invention, and can be arbitrarily modified and applied within the scope of the present invention.
For example, in the embodiment described above, the
また例えば、上述した実施形態では、捕獲装置4を誘引光源装置3とフィルタ装置5との間に配置したが、これに限らない。すなわち、図8に示すように、昆虫誘引口6から誘引光源装置3にかけてケース体2の内側面2Aに沿って粘着シート41Aが配置されるように捕獲装置4Bを設けて昆虫捕獲器1Bを構成しても良い。この場合、捕獲装置4Bは、粘着シート41Aを保持する保持板60と、この保持板60を昆虫誘引口6に着脱自在に保持する取付枠61とを有し構成され、また、粘着シート41Aとしては通気構造を持たないものを用いることができる。
Further, for example, in the above-described embodiment, the
また例えば、上述した実施形態では、昆虫捕獲器1を空気調和装置の室内機101の空気吸込口102に取り付ける構成について例示したが、これに限らず、室内機101に内蔵する構成としても良く、また例えば換気扇等の送風手段を備える装置に取り付けるようにしても良い。また、図9に示すように、ケース体2内に送風手段としてのファン70を収容し、当該ファン70により強制的に風を流し、誘引光源装置3を冷却するように昆虫捕獲器1Cを構成しても良い。
Further, for example, in the above-described embodiment, the
また例えば、上述した実施形態において、前掲図4に示す視感度曲線と異なる視感度を有する昆虫を誘引する場合には、その昆虫の視感度に合わせた波長の発光ダイオードを誘引光源装置3に更に設ける構成としても良い。
Further, for example, in the above-described embodiment, when attracting an insect having a visual sensitivity different from the visual sensitivity curve shown in FIG. 4, a light emitting diode having a wavelength matched to the visual sensitivity of the insect is further added to the attracting
また、上述した実施形態では、室内に配置して好適な昆虫捕獲器1について説明したが、これに限らず、屋外に配置しても良いことは勿論である。また、この場合、誘引光源装置3を構成する紫外線発光ダイオード34を動作させるための電源として、商用電源を用いる構成の他、電池やバッテリー、太陽電池等を用いる構成とすることで、設置場所の選択肢を広げることができる。また、屋外などの風力がある場所では、風力発電による紫外線発光ダイオード34の点灯と共に、当該風力による冷却を行うことができ、省エネルギー効果及び冷却効果をより高めることができる。
Moreover, in embodiment mentioned above, although the
1、1A〜1C 昆虫捕獲器
2 ケース体
3 誘引光源装置(誘引光源)
4 捕獲装置
6 昆虫誘引口
7 空気排出口
34 紫外線発光ダイオード
35 白色発光ダイオード
41、41A 粘着シート
70 ファン
L 風路
1, 1A-
4 Catching
Claims (6)
波長355nm〜380nmの間にピーク波長を有する紫外線発光ダイオードで前記誘引光源を構成したことを特徴とする昆虫捕獲器。 An insect trap that houses an attracting light source in the case body, attracts and captures insects by the light of the attracting light source,
An insect trap, wherein the attracting light source is composed of an ultraviolet light emitting diode having a peak wavelength between 355 nm and 380 nm.
前記誘引光源に白色発光ダイオードを更に設けたことを特徴とする昆虫捕獲器。 The insect trap of claim 1,
An insect trap, wherein the attracting light source is further provided with a white light emitting diode.
前記ケース体に空気排出口を形成し、前記ケース体に形成された昆虫誘引口から前記空気排出口に至る風路を設け、当該風路上に前記誘引光源を配置して前記誘引光源を空冷することを特徴とする昆虫捕獲器。 An insect trap that houses an attracting light source in the case body, attracts and captures insects by the light of the attracting light source,
An air discharge port is formed in the case body, an air passage extending from the insect attracting port formed in the case body to the air exhaust port is provided, and the attraction light source is disposed on the air path to cool the attraction light source. An insect trap characterized by that.
前記誘引光源の光に誘引された昆虫を捕獲する捕獲装置を前記ケース体に収容すると共に、
前記捕獲装置に通風構造を有することを特徴とする昆虫捕獲器。 The insect trap according to claim 3,
While accommodating the capture device that captures the insect attracted by the light of the attraction light source in the case body,
An insect trap, wherein the trapping device has a ventilation structure.
波長355nm〜380nmの間にピーク波長を有する紫外線発光ダイオードで前記誘引光源を構成したことを特徴とする昆虫捕獲器。 The insect trap according to claim 3 or 4,
An insect trap, wherein the attracting light source is composed of an ultraviolet light emitting diode having a peak wavelength between 355 nm and 380 nm.
前記誘引光源に通風構造を有することを特徴とする昆虫捕獲器。 The insect trap according to claim 5,
An insect trap having a ventilation structure in the attraction light source.
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