JP2007288642A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャプチャした静止画を表示する際に、番組の最初の方からキャプチャした静止画を蓄積できる。
【解決手段】番組放送時間の中で一定の時間間隔で永久保存画像P1〜P4が番組映像信号から順にキャプチャされ、永久保存画像同士の間で、一時保存画像Q1〜Q11がチャンネル巡回間隔でキャプチャされる。永久保存画像P1が記憶領域M1に書き込まれる。一時保存画像Q1〜Q3が記憶領域M2,M3,M4に対して順次書き込まれる。永久保存画像P2が記憶領域M5に書き込まれる。永久保存画像P2の後に、一時保存画像Q4が既に蓄積済みの画像の中で最も古い一時保存画像Q1に対して上書きされる。以下、同様に、新たにキャプチャされた静止画が既に蓄積済みの画像の中で最も古い一時保存画像に対して上書きされる。書き込みと並行して読み出しが時間順になされる。
【選択図】図4

Description

この発明は、複数のチャンネルの番組の映像を単一画面上に同時に表示するのに適用して好適な情報処理装置および情報処理方法に関する。
放送中のテレビジョン番組の中で所望の番組を容易に選択するために、現在放送中の複数の番組映像を単一画面上に同時に表示することが提案されている。特に、リモートコントローラのコマンダを操作して放送中の番組を次々と切り換えるザッピングの場合に、現在放送中の全ての番組映像を同時に表示することは効果的である。多画面表示を実現する一つの方法として、同時に表示する番組数に対応した数のチューナを用意し、各チューナからの複数の番組映像信号を合成して画面上に表示する方法が考えられる。
複数のチューナを用意することは、ハードウェアの規模の増大を招くので、例えば、下記特許文献1には、現在受信可能な複数のチャンネルを順次巡回しながら受信するように、一つのチューナの選局動作を制御し、各チャンネルの受信映像信号中から取り出した静止画を記憶し、記憶した複数の静止画を合成して単一画面上に表示する方法が記載されている。
特公昭61−14707号公報
また、下記特許文献2には、一つのチューナで複数チャンネルを巡回して受信し、各チャンネルのキャプチャした所定時間分のオーディオ・映像信号を記憶装置に蓄積し、記憶装置に蓄積された複数のオーディオ・映像信号を合成し、単一画面上に複数の動画を同時に表示する方法が記載されている。また、オーディオ・映像信号を圧縮して蓄積し、再生時に圧縮信号を復号してから合成する例も記載されている。
特開2001−61116号公報
特許文献1に記載の方法は、全チャンネルを巡回する周期毎に1枚の静止画が抜き出されるために、チャンネル数が多かったり、チューナの切り換え動作に必要な時間が比較的長い場合には,表示される画像の更新の頻度が低くなり、ユーザが各チャンネルの番組の内容を認識不充分となる問題があった。また、特許文献2に記載の方法は、複数の動画信号を記憶するために大容量の記憶装置が必要となり、また、動画信号を圧縮してデータ量を減少させた場合には、同時に表示するチャンネル数と同数の伸張部を備える必要があり、ハードウェアの規模が増大する問題があった。
したがって、この発明の目的は、放送中の複数のチャンネルの番組を容易に理解できると共に、ハードウェアの規模が小さくてすむ情報処理装置および情報処理方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、この発明は、受信映像信号から第1の静止画をキャプチャすると共に、第1の静止画に比してより短い時間間隔で第2の静止画をキャプチャするキャプチャ部と、
第1および第2の静止画が順次書き込まれるN個の記憶領域を有し、書き込まれた第2の静止画のみが上書きされ、書き込まれた第1の静止画または第2の静止画が元の時間順序で読み出されるように制御される記憶部と
を備えた情報処理装置である。
この発明は、受信映像信号から第1の静止画をキャプチャすると共に、第1の静止画に比してより短い時間間隔で第2の静止画をキャプチャするキャプチャステップと、
第2の静止画のみが上書きされるように、第1および第2の静止画を記憶部のN個の記憶領域に順次書き込み、書き込まれた第1の静止画または第2の静止画が元の時間順序で読み出す記憶部の制御ステップと
を備えた情報処理方法である。
この発明によれば、受信映像信号から第1の静止画と第2の静止画とをキャプチャする。第2の静止画のキャプチャの間隔は、第1の静止画に比して短い。記憶部には、第1の静止画は、上書きされずに保存され、第2の静止画は、上書きが許容される。したがって、受信映像信号のプログラムの直前の内容のみならず、最初からの内容を第1の静止画によって提示することができ、ユーザがプログラムの内容を理解することが容易となる。
以下、図面を参照しながらこの発明の一実施の形態について説明する。この一実施の形態は、例えばテレビジョン受信装置であり、図1に示す構成を有している。アンテナ1により受信されRF信号がチューナ2に供給される。なお、この発明は、アナログ地上波放送、ディジタル地上波放送(ワンセグメント放送を含む)、BS(Broadcasting Satellite)放送、CS(Communicaton Satellite)放送、インターネットテレビジョン等の何れの形式のテレビジョン放送に対しても適用可能であり、チューナ2は、各テレビジョン放送の受信に適合して所望のチャンネルを選局できる機能を有している。
また、以下の説明では、この発明に関連する構成部分について図示し、その説明を行い、通常のテレビジョン放送の視聴のために備えられている構成部分の図示と、その説明については省略する。さらに、チューナ2、情報処理部および表示部が同一機器内に設けられている場合に限らず、ホームネットワーク例えばDLNA(Digital Living Network Alliance)経由でチューナからの映像信号を取得する構成も可能である。
チューナ2は、選局制御部14からのチューナ制御信号SC2によって選局動作が制御される。チューナ2に供給されたRF信号から受信映像信号が得られ、受信映像信号がキャプチャ部3に供給される。キャプチャ部3は、選局制御部14からのキャプチャ制御信号SC3によって制御され、後述するように、受信映像信号から静止画がキャプチャされる。
キャプチャされた静止画信号が記憶部4に蓄積される。記憶部4は、選局制御部14からの書き込み制御信号SC4によってその書き込み動作が制御される。記憶部4は、受信可能なチャンネル毎に記憶領域が論理的に分割されており、各領域には、複数の静止画が記憶可能とされている。記憶される静止画データとしては、単一画面上に同時に複数の静止画が表示可能な程度に縮小された静止画が好ましい。画面上の各チャンネルの表示画像のサイズは、分割画面であれば、同時に表示されるチャンネル数(2分割、4分割、9分割等)に関連して定まる。キャプチャ部3において、静止画を縮小画像としてキャプチャするようになされる。映像信号は、ディジタル映像信号であり、記憶部4に蓄積される静止画信号もディジタル信号である。
記憶部4の読み出し動作が表示制御部15からの読み出し制御信号SC5によって制御される。記憶部4に蓄積された複数の静止画の中で、同時に単一画面上に表示される複数の静止画に対応する静止画データが記憶部4から読み出されて映像合成部5に供給される。
映像合成部5に対して、表示制御部15からの合成制御信号SC6が供給され、映像合成部5が複数の静止画データを所定の表示形態で単一画面上に表示するための表示用映像信号を生成する。なお、記憶部4に対して1画面分の静止画を記憶し、静止画の縮小処理を映像合成部5において行うようにしても良い。映像合成部5からの表示用映像信号が表示部6に供給される。表示部6は、LCD(Liquid Crystal Display)等のフラットディ
スプレイ、ブラウン管等の表示素子を使用したものである。表示部6は、通常は、受信映像信号によるプログラム(以下、番組と称する)の映像を表示し、ユーザの指示等が入力されることによって、映像合成部5によって生成された多画面表示用の映像信号を表示する。
11は、テレビジョン受信装置の全体の動作を制御し、また、EPG(Electorical Program Guide)記憶・解析部13および表示制御部15を制御するシステムコントローラである。システムコントローラ11に対して操作部12からの操作信号が入力される。操作部12は、スイッチ、リモートコントローラのコマンダからの信号を受信する受信・復号部等である。システムコントローラ11は、CPU(Central Processing Unit)、RA
M(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)がシステムバスを通じて接続されたマイクロコンピュータであり、この一実施の形態のテレビジョン受信装置の各部を制御する。RAMは、処理の途中結果を一時記憶するなど主に作業領域として用いられるものである。ROMは、CPUにおいて実行する種々のプログラムや、処理に必要になるデータなどが記憶するものである。
システムコントローラ11の制御によってEPG情報が取得され、取得されたEPG情報がEPG記憶・解析部13に記憶され、さらに、EPG情報の内容が解析される。EPG情報は、テレビジョン放送信号に挿入されているものに限らず、インターネットを介して取得されたものも利用できる。システムコントローラ11は、EPG記憶・解析部13に対する制御信号を出力する。EPG情報の解析によって、各チャンネルの放送番組の放送開始時刻、放送終了時刻、番組のタイトル、番組のジャンル、番組関連情報等の情報が分かる。
EPG記憶・解析部13に記憶されているEPG情報から番組の開始時刻および終了時刻に対応した番組切り替わり信号SC1が生成される。番組切り替わり信号SC1が選局制御部14に供給される。選局制御部14がチューナ制御信号SC2、キャプチャ制御信号SC3およびメモリ書き込み制御信号SC4を出力する。
図2は、上述したこの発明の一実施の形態の主要部をより詳細に示す。例えば受信可能なチャンネル数が4の場合に、記憶部4の記憶領域は、チャンネルch1の複数(N)枚の静止画を記憶する領域RG1、チャンネルch2のN枚の静止画を記憶する領域RG2、チャンネルch3のN枚の静止画を記憶する領域RG3、およびチャンネルch4のN枚の静止画を記憶する領域RG4を有している。Nの枚数は、多いことが好ましいが、実際には、記憶部4の記憶容量に基づいて決定される。
記憶部4に対して、書き込み制御信号SC4の制御によって、各チャンネルの受信映像信号からキャプチャされた静止画が自分のチャンネルの記憶領域に対して書き込まれる。記憶部4から読み出し制御信号SC5の制御によって読み出された静止画が映像合成部5において合成され、1画面の表示用信号が構成される。例えば4分割表示でもって、チャンネルch1からチャンネルch4のそれぞれの番組の静止画が表示部6に表示される。
静止画のキャプチャ処理の手順について説明する。選局制御部14がチャンネルch1をチューナ2が選局するように、チューナ制御信号SC2をチューナ2に対して供給する。チャンネルch1の映像信号がキャプチャ部3に供給される。キャプチャ部3によってキャプチャされた静止画データが記憶部4のチャンネルch1用の記憶領域に蓄積される。
チャンネル切替および1枚(1フィールドまたは1フレーム)の静止画キャプチャに必要な所定時間t秒(通常、1〜2秒)後にチューナ2がチャンネルch2を選局するようにチューナ制御信号SC2によって切り換えられ、チャンネルch2に関して同様に、静止画がキャプチャされ、キャプチャされた静止画データが記憶部4のチャンネルch2用の記憶領域に蓄積される。そして、t秒後に同様の動作によってキャプチャされたチャンネルch3の静止画データが記憶部4のチャンネルch3用の記憶領域に蓄積される。さらに、t秒後に同様の動作によってキャプチャされたチャンネルch4の静止画データが記憶部4のチャンネルch4用の記憶領域に蓄積される。
そして、t秒後に再びチャンネルch1の静止画データが記憶部4のチャンネルch1用の記憶領域に蓄積される。取得するチャンネル数4を一般的にmで表すと、m個のチャンネルの静止画をそれぞれキャプチャするのに要する時間(この時間をチャンネル巡回間隔と称する)がmt秒となる。上述したように、記憶部4の各チャンネルの記憶領域には、それぞれ最大N枚の静止画データが格納可能とされている。
選局制御部14から記憶部4に対して供給される書き込み制御信号SC4は、あるチャンネルの放送番組が放送中であるか否かに応じて記憶部4を制御する。すなわち、あるチャンネルの放送番組が終了すると、記憶部4のそのチャンネル用の記憶領域に記憶されている静止画データが全て破棄(消去)され、無効化されるように、記憶部4が書き込み制御信号SC4によって制御される。書き込み制御信号SC4は、EPG情報に含まれる番組開始時刻および番組終了時刻を利用して番組の切り替えに対応した信号として形成される。この処理によって、番組が切り替わっても放送済みの番組の画像が表示されることが防止される。
なお、複数チャンネルの番組の映像を表示する形態としては、図3Aに示す4分割表示に限らず、他の形態が可能である。図3Bは、4個のチャンネルの画像を一部重なり合わせて表示する形態である。図3Cは、2分割画面の例である。さらに、図3Dに示すように、大きさの違う二つの画面に異なるチャンネルの映像を同時に表示することも可能である。2分割の場合では、一方の画面上に視聴中のメインのチャンネルの映像を表示し、他方の画面上に他のチャンネルの映像を表示するようになされ、他のチャンネルの映像に対してこの発明が適用される。さらに、複数の表示形態をユーザが選択可能としても良い。
この発明の一実施の形態では、記憶部4に蓄積する静止画に対して2つの種類、すなわち、第1の画像(永久保存画像と称する)と第2の画像(一時保存画像と称する)とを規定する。永久保存画像は、番組放送中は、永久に保存しておく画像のことであり、一時保存画像は、番組放送中に新たな静止画によって上書きされることが許容される画像のことである。永久保存画像は、番組の最初からの内容を提示することを可能とするために、キャプチャされる間隔が一時保存画像より長いものとされ、永久保存画像のキャプチャされる間隔より短い間隔で一時保存画像がキャプチャされる。永久保存画像は、当該放送番組のダイジェスト画像、すなわち、番組の要約または特徴を示す画像として利用でき、番組の放送中に上書きされることはない。一時保存画像が上書きされる場合には、蓄積されている一時保存画像の中で最も古い一時保存画像が上書きされる。
永久保存画像の決定方法としては、いくつかの方法が可能である。その一例は、番組放送時間を保存可能枚数Nで等分した時間毎にキャプチャされた静止画を永久保存画像とする方法である。この場合には、永久保存画像としてキャプチャされたものがCM(コマーシャル)の画像となる可能性があり、その場合には、番組のダイジェスト画像としての機能を果たせなくなる問題が生じる。したがって、永久保存画像としてキャプチャした静止画がCMであるか否かを判定または推定し、若し、CMと判定されれば、その静止画を永久保存画像とせずに、CMの長さを考慮した時間、ずれたタイミングでキャプチャした静止画について、CMか否かの判定を再度行い、若し、CMと判定されなければ、その静止画を永久保存画像とする処理が好ましい。CMであるか否かの判定または推定は、従来提案されている方法を使用できる。例えば音声信号の解析による判定、EPG情報の番組の時間を補助的に使用した判定、複数の判定方法を組み合わせた判定方法等を使用できる。
他の方法としては、シーンチェンジが判定または推定可能な場合には、シーンチェンジ後の画像を永久保存画像と決定しても良い。この場合においても、CMの画像を避けて永久保存画像を決定することが好ましい。なお、一時保存画像がCM画像となることを回避するようにしても良いが、一時保存画像は、上書きされる一時的なものであるため、CM画像であっても問題が小さい。
記憶部4の各チャンネルの記憶領域例えばチャンネルXの記憶領域RGxに静止画データを蓄積する動作について図4を参照して説明する。書き込み処理は、表示制御部15からの書き込み制御信号SC4によって制御される。一例として、N=5であり、記憶領域RGx中に静止画のそれぞれを記憶するための領域M1〜M5が設定されている。図4において、上側にチャンネルXの番組Aから番組Bの時間的経過が示されており、図4の下側に記憶部4のチャンネルXの記憶領域RGxが示されている。チャンネルXのある番組Aが時刻T0で開始し、時刻T1にて終了する。
番組Aの放送時間の中で一定の時間間隔で永久保存画像P1,P2,P3,P4がチャンネルXの番組映像信号から順にキャプチャされる。永久保存画像P1〜P4がキャプチャされる時間間隔は、例えば番組放送時間(T1−T0)をN(=5)等分したものに選定することができる。永久保存画像同士の間で、一時保存画像Q1,Q2,・・・・、Q11が永久保存画像のキャプチャの間隔より短い間隔例えばチャンネル巡回間隔でキャプチャされる。
図4の例では、番組の開始時刻T0の直後に永久保存画像P1がキャプチャされ、チャンネル巡回周期(mt秒)後に最初の一時保存画像Q1がキャプチャされる。永久保存画像のキャプチャされる間隔が例えば4mt(秒)に設定されており、3枚の一時保存画像Q1,Q2,Q3がキャプチャされると、永久保存画像P2がキャプチャされる。永久保存画像P1が記憶部4のチャンネルXの記憶領域RGxの記憶領域M1に書き込まれる。一時保存画像Q1〜Q3が記憶領域M2,M3,M4に対して順次書き込まれる。永久保存画像P2が記憶領域M5に書き込まれる。
永久保存画像P2の後に、同様に、一時保存画像Q4,Q5,Q6が順次キャプチャされる。記憶領域M1およびM5には、永久保存画像P1およびP2が蓄積されているので、一時保存画像Q4が既に蓄積済みの画像の中で最も古い一時保存画像Q1に対して上書きされるように、記憶領域M2に記憶される。一時保存画像Q5が既に蓄積済みの画像の中で最も古い一時保存画像Q2に対して上書きされるように、記憶領域M3に記憶される。一時保存画像Q6が既に蓄積済みの画像の中で最も古い一時保存画像Q3に対して上書きされるように、記憶領域M4に記憶される。そして、永久保存画像P3がキャプチャされ、永久保存画像P3が既に蓄積済みの画像の中で最も古い一時保存画像Q4に対して上書きされるように、記憶領域M2に記憶される。
永久保存画像P3の後に一時保存画像Q7,Q8,Q9が順次キャプチャされる。既に記憶領域M1,M2およびM5には、それぞれ永久保存画像P1,P3およびP2が記憶されているので、一時保存画像Q7が記憶領域M3に書き込まれ、一時保存画像Q8が記憶領域M4に書き込まれる。二つの記憶領域しかないので、一時保存画像Q9が記憶領域M3に蓄積されている古い方の一時保存画像Q7に対して上書きされる。
さらに、永久保存画像P4がキャプチャされる。永久保存画像P4が記憶領域M4に蓄積されている古い方の一時保存画像Q8に対して上書きされる。ここまでの処理の結果、記憶領域M1,M2,M4,およびM5のそれぞれに永久保存画像P1,P3,P4およびP2が蓄積されている。したがって、永久保存画像P4に続く一時保存画像Q10およびQ11は、共に記憶領域M3に書き込まれることになる。
上述した書き込み動作によって、記憶部4のあるチャンネルに割り当てられた記憶領域のN個の記憶領域には、番組の時間経過に沿った永久保存画像が順次蓄積され、永久保存画像が未だ蓄積されていない記憶領域に対して最新の一時保存画像が順次蓄積される。チャンネルXについての書き込み処理と同様に、他のチャンネルに関する書き込み処理がなされる。例えば永久保存画像P1の直後のt秒間で次のチャンネルの番組から永久保存画像がキャプチャされる。一時保存画像Q1がキャプチャされるまでの間でm個のチャンネルの永久保存画像がキャプチャされる。そして、チャンネルXの一時保存画像Q1がキャプチャされてからmt秒間で、m個のチャンネルの一時保存画像がキャプチャされる。以下、同様の動作が繰り返され、m個のチャンネルの永久保存画像および一時保存画像を記憶部4の各チャンネルの記憶領域に蓄積することができる。
次に、図5を参照してこの発明の一実施の形態における記憶部4の読み出し処理について説明する。読み出し処理は、表示制御部15からの読み出し制御信号SC5によって制御される。なお、上述した書き込み処理と読み出し処理とは、並行してなされる。
図5は、チャンネルXの記憶領域M1〜M5を示し、永久保存画像P3を記憶領域M2に書き込んでいるタイミングの状態を示す。書き込み中の記憶領域M2以外の記憶領域M1,M3,M4,M5に蓄積されている静止画が元の時間軸上の順序で読み出される。書き込みに要する時間は、1フィールドまたは1フレームの期間であるが、上述したように、次に書き込むタイミングは、チャンネル巡回周期後であり、その間は、記憶領域M1,M3,M4,M5に蓄積されている静止画の読み出しが継続してなされる。例えば各記憶領域の読み出しを1秒間継続するものとすると、図5の例では、チャンネルXの表示領域には、P1,P2,Q5,Q6が1秒毎に切り替わる画像が表示されることになる。
図5において、番号を付した順序で巡回して読み出しがなされる。すなわち、永久保存画像P1が記憶領域M1から読み出され、次に、永久保存画像P2が記憶領域M5から読み出され、次に、一時保存画像Q5が記憶領域M3から読み出され、次に、一時保存画像Q6が記憶領域M4から読み出され、再び、記憶領域M1から永久保存画像P1が読み出される。各記憶領域からの画像の読み出しは、ユーザがある程度表示される画像の内容を認識できる程度の期間、繰り返してなされる。読み出された永久保存画像または一時保存画像が映像合成部5に供給され、多画面表示中のチャンネルXの表示領域の画像として表示される。チャンネルX以外の他のチャンネルのそれぞれの静止画の読み出しも、記憶部4から時分割で行われ、読み出された静止画が映像合成部5に供給され、多画面表示中の他のチャンネルの表示領域の画像として表示される。
記憶部4から読み出される静止画の切り替えは、静止画のキャプチャおよび書き込みのタイミングに依存することなく任意のタイミングで行うことができる。複数のチャンネルを巡回して静止画をキャプチャする速度に比して、静止画の読み出し速度を非常に速いものとできる。したがって、蓄積済みの静止画を高速で順次連続して表示することにより、そのチャンネルの番組の内容を容易に理解することができる。
以上、この発明の一実施の形態について具体的に説明したが、この発明は、上述した一実施の形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えばこの発明は、チューナを2以上設けても良い。その場合には、受信可能チャンネルの巡回速度を高くすることができる。また、二つのチューナの一方を視聴する番組を選局するメインチューナとし、他方のチューナを静止画キャプチャ用のものとしても良い。
この発明の一実施の形態の全体的構成を示すブロック図である。 この発明の一実施の形態の一部の構成のブロック図である。 この発明の一実施の形態における画面表示例の説明に用いる略線図である。 この発明の一実施の形態における記憶部に対する書き込み処理の説明に用いる略線図である。 この発明の一実施の形態における記憶部からの読み出し処理の説明に用いる略線図である。
符号の説明
2 チューナ
3 静止画キャプチャ部
4 記憶部
5 映像合成部
6 表示部
11 システムコントローラ
13 EPG記憶・解析部
14 選局制御部


Claims (7)

  1. 受信映像信号から第1の静止画をキャプチャすると共に、上記第1の静止画に比してより短い時間間隔で第2の静止画をキャプチャするキャプチャ部と、
    上記第1および第2の静止画が順次書き込まれるN個の記憶領域を有し、書き込まれた上記第2の静止画のみが上書きされ、書き込まれた上記第1の静止画または上記第2の静止画が元の時間順序で読み出されるように制御される記憶部と
    を備えた情報処理装置。
  2. 複数のチャンネルの受信映像信号のそれぞれから上記第1および第2の静止画をキャプチャし、
    上記複数のチャンネルのそれぞれに対応して上記記憶部がN個の記憶領域を有し、
    上記記憶部から読み出された上記複数のチャンネルの画像を合成するようにした請求項1記載の情報処理装置。
  3. 上記合成された複数のチャンネルの画像を同一画面上に同時に表示するために、表示部に対して出力する請求項2記載の情報処理装置。
  4. 一つのチューナの選局動作が上記複数のチャンネルを順次受信するように制御される請求項2記載の情報処理装置。
  5. 上記第1の静止画として上記受信映像信号中のコマーシャルの映像がキャプチャされることを回避する請求項1記載の情報処理装置。
  6. 上記受信映像信号のプログラムの切り替わり時点で、上記記憶部に記憶されている画像データを消去する請求項1記載の情報処理装置。
  7. 受信映像信号から第1の静止画をキャプチャすると共に、上記第1の静止画に比してより短い時間間隔で第2の静止画をキャプチャするキャプチャステップと、
    上記第2の静止画のみが上書きされるように、上記第1および第2の静止画を記憶部のN個の記憶領域に順次書き込み、書き込まれた上記第1の静止画または上記第2の静止画が元の時間順序で読み出す記憶部の制御ステップと
    を備えた情報処理方法。
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