JP2007279981A - 情報入力装置 - Google Patents

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建 山岸
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Abstract

【課題】押下操作とそれに連動する操作によって情報入力を可能として高い操作性を維持しつつ、製造コストを低減できるようにする。
【解決手段】情報入力装置1を、基台11と、この基台11の凹部11Aの底面上に摺動可能に設けられたベースプレート12と、べースプレート12上に載置されるキーパッド13と、制御部14とを含んで構成する。制御部14は、「1」のキーを押下した状態で、ベースプレート12ごとキーパッド13全体を、矢印A方向へと上方に摺動させたときにAが入力されたものとし、矢印B方向へと左方向に摺動させたときにBが入力されたものとし、矢印C方向へと右方向に摺動させたときにCが入力されたものとする、というような処理を行なう。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末や、情報処理機器において用いられ得る情報入力装置に関する。
近年では、携帯電話機や携帯型ゲーム機等の携帯端末、さらにパーソナルコンピュータを含む種々の情報処理機器が広く普及している。また、こうした機器において情報を入力する手順としては、キーや、マウス、ジョイスティック等を利用した様々な装置が開発されている。例えば、数字入力用のキーを、他方向へ操作可能なキーとして例えばキーの押下により複数のシンボルのいずれかが確定され、次いで当該キーを傾倒させる操作によって、当該確定された複数のシンボルのうち一つが入力の対象として決定されるようにした技術が特許文献1に開示されている。
米国特許出願公開第2003/0107555号明細書
しかしながら、上記従来の技術では、例えば多数のキーについてかかる多方向へ操作可能なキーとすると、製造コストが増大する。また、他方へ操作可能なキーの数を減じてしまうと、キー群によって可能なシンボルが少なくなってしまう。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、押下操作とそれに連動する操作によって情報入力を可能として高い操作性を維持しつつ、製造コストを低減できる情報入力装置を提供することを、その目的の一つとする。
前記従来技術の問題点を解決するための本発明は、情報入力装置であって、複数のキーを載置したベースと、前記ベースの移動方向を検出する移動方向検出部と、前記キーのうち、押下されているキーを検出するキー検出部と、前記移動方向検出部によって検出されるベースの移動方向と、前記キー検出部によって検出される押下されているキーを特定する情報とに基づいて、入力情報を決定する入力制御部と、を有することを特徴としている。
また、前記キー検出部は、キーの押下回数を検出し、前記入力制御部は、前記移動方向検出部によって検出されるベースの移動方向と、前記キー検出部によって検出される、押下されているキーを特定する情報、およびその押下回数に基づいて、入力情報を決定することとしてもよい。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る情報入力装置1は、図1に例示するように、携帯電話機等の端末装置のキーパッドとして実装される。本実施の形態の情報入力装置1の第1の例は、図1に示すように略四角形状の凹部11Aを有する基台11と、この基台11の凹部11Aの底面上に摺動可能に設けられたベースプレート12と、べースプレート12上に載置される例えば12個のキー201〜212が装着されたキーパッド13と、制御部14(図3参照)とを含んで構成される。
基台11の凹部11A上にはベースプレート12の周囲に上下左右に離間して例えば4個の電極16が設けられ、これらの電極16を構成する一対の電極子16A,16Bのうちの一方には所定の電圧信号Vが印加されている。また、ベースプレート12の基台11側に接する面は導電性を有する材質で形成される。これによりベースプレート12が基台11上で摺動させられ、図2に示すように、4個の電極16のうちの一つの電極16をカバーする位置に移動されると、ベースプレート12を通じて電極子16A,16B間に電流が流れる。こうしてベースプレート12の移動位置が、電極16を介して流れる電流量によって検出できる。基台11の各電極16には、A/D変換器17(図3参照)が設けられ、電極16を介して流れる電流量をディジタルの電流値に変換して出力している。
ベースプレート12は、外力が加えられない状態(図1の状態)で、その載置位置中心にベースプレート12が移動されるよう、例えば複数のつるまきバネ5や板ばね等の弾性体によって付勢されている。また、このベースプレート12にはキーパッド13が載置される。ここではキーパッド13は、例えばテンキーであるとする。
また、制御部14は、CPU等のプログラム制御デバイスであり、内蔵するメモリに格納されたプログラムに従って動作し、機能的には図3に示すように移動方向検出部6、キー検出部7および入力制御部8を備えている。移動方向検出部6は基台11上に形成された各電極16を介して流れる電流量を表す電流値の入力を、それぞれの電極16に対応して設けられるA/D変換器17から受けて、ベースプレート12の移動方向および移動量を検出するものである。キー検出部7はキーパッド13に含まれるキーのうち、押下されているキー(例えばキー201)を特定する情報を受け入れるキー検出部7を備えている。
入力制御部8は、移動方向検出部6により検出したベースプレート12の移動方向および移動量と、キー検出部7によりキーパッド13において押下されているキー201〜212のうちの一つのキー(例えばキー201)を特定する情報とに基づいて所定の処理を実行する。例えば、入力制御部7は、キー201を押下した状態で、図1、図2に示すようにベースプレート12ごとキーパッド13全体を、矢印α方向へと上方に摺動させたときに1が入力されたものとし、矢印β方向へと左方向に摺動させたときにAが入力されたものとし、矢印γ方向へと下方向に摺動させたときにBが入力されたものとし、矢印δ方向へと右方向に摺動させたときにCが入力されたものとする、という処理を行なう。
即ち、本実施の形態においては、キー201〜209の表面に、キーパッド13全体の移動方向に合わせて、各方向に移動したときに入力される文字を刻印している。例えば、キー201においては、その上寄りの位置に数字「1」、左寄りの位置にアルファベット「A」、下寄りの位置にアルファベット「B」、右寄りの位置にアルファベット「C」をそれぞれ刻印している。なお、キー209は、キーパッド13を下方向に移動しても文字が入力されないことを表すため、下寄りの位置には何も刻印を形成しない。これにより本実施の形態では、操作者がどの方向にキーパッド13を移動すればどの文字が入力されるかを認識し易くして、操作性を高めている。
さらに本実施の形態では、このキーパッド13上に、キーパッド13の摺動を伴わずに、キーの押下のみで文字などを入力可能なキーを設けてもよい。具体的な例として、キー210,211,212には、「*」,「0」,「♯」がそれぞれ割り当てられており、これらのキーについては、単に押下するのみで、これら割り当てられている文字等が入力される。
この第1の例によると、テンキーのキー201〜212のうちいずれのキー201〜212が押下されて各キー201〜212に割り当てられた数字およびアルファベットが選択されたかを、4つの電極16等を用いるだけで検出することができ、例えばテンキーの各キーごとに、キーの傾倒方向を検出するための電極等を設ける必要がなくなり、情報入力装置1の製造コスト等を削減することができる。
次に、図4は本発明の実施の形態に係る情報入力装置の第2の例を示している。なお、なお、以下ではすでに説明した第1の例のものと同じ構成要素に同一の番号を付し、その説明を省略するものとする。
本実施の形態の情報入力装置21は、図4に示すように凹部11Aを有する基台11と、この基台11の凹部11Aの底面上に摺動可能に設けられたベースプレート12と、べースプレート12上に載置されるキーパッド13と、制御部(図示せず)とを含んで構成される点で、前記実施の形態の第1の例と同様である。
しかし、本実施の形態の情報入力装置21は、基台11の凹部11Aに上記第1の例で述べた電極16の替わりに板バネスイッチ16が設けられている点で、第1の例と異なっている。
このように構成される本実施の形態でも、キーの押下操作時には、例えば「1」のキーを押下した状態で、ベースプレート12ごとキーパッド13全体を、矢印α方向へと上方に摺動させることにより、図4中の二点鎖線で示すようにベースプレート12を板バネスイッチ16に確実に接触させることができる。従って、テンキーの各キーごとに、キーの傾倒方向を検出するための電極等を設ける必要がなくなり、上記第1の例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
次に、図5は本発明の実施の形態に係る情報入力装置の第3の例を示している。なお、以下ではすでに説明した第1の例のものと同じ構成要素に同一の番号を付し、その説明を省略するものとする。
本実施の形態の情報入力装置31は、基台32、スライダ34、ガイドピン33,33、ベースプレート37、キーパッド38および制御部(図示せず)等を含んで構成されている。
ここで、平板状をなす基台32上にはX方向に離間してガイドピン33,33が立設されている。スライダ34は略長方形状をなす平板として形成され、その中央にはY方向に沿って凹溝からなるY方向ガイド溝35が形成されている。また、スライダ34にはY方向ガイド溝35の溝幅方向の両側に離間してX方向ガイド穴36,36が形成され、このX方向ガイド穴36内にはガイドピン33が挿入されている。このため、スライダ34はガイドピン33およびX方向ガイド穴36により基台32に対してX方向に摺動可能にガイドされる。ベースプレート37は略長方形の平板として形成され、スライダ34のY方向ガイド溝35内にY方向に対して摺動可能に嵌合して取り付けられている。
このように構成される本実施の形態でも、上記第1の例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。本実施の形態では、ベースプレート37の摺動方向をX軸方向とY軸方向の2方向に確実に規制することができ、キーの押下操作時の操作性を高めることができる。
次に、図6は本発明の実施の形態に係る情報入力装置の第4の例を示している。
本実施の形態の情報入力装置41は、基台である下ケース42、スライド板43、メンブレンフレキシブルシート44、キーパッド45、上ケース46および制御部(図示せず)を備えている。
下ケース42は、底面部42A、第1の側面部42B、第2の側面部42C、第3の側面部42Dおよび第4の側面部42Eを有している。また、下ケース42内には、下ケース42の長手方向に離間して第1の側面部42B、第3の側面部42Dと平行にストッパ42E,42Fが底面部42Aに立設されている。スライド板43は、例えば硬質な樹脂材料等を用いて略長方形の平板として形成され、下ケース42の底面部42Aにストッパ42E,42F間の位置で摺動可能に載置されている。そして、スライド板43の上面にはメンブレンフレキシブルシート44が接着材または両面テープ等を用いて固定されている。このため、スライド板43はメンブレンフレキブルシート44を補強する補強板としての機能を発揮する。
メンブレンフレキシブルシート44は、略長方形のシート本体44Aと、シート本体44Aの四隅側にシート本体44の幅方向で対向して折り曲げられた4個の折り曲げ片44Bと、シート本体44Aの四隅側にシート本体44の長手方向で対向して折り曲げられた4個の他の折り曲げ片44Cとを有している。また、メンブレンフレキシブルシート44のシート本体44Aおよび折り曲げ片44B,44Cにはそれぞれメンブレンスイッチ47,48A,48B,49A,49Bが取り付けられている。
ここで、メンブレンスイッチ47は、図7に示すように、下部電極シート47Aと、下部電極シート47Aの上側にスペーサ47Bを介して取り付けられ、中央が半球形状をなした弾性を有する上部電極シート47Cと、上部電極シート47Cの下側に貼り付けられた保護シート47Dとを備えている。そして、下部電極シート47A上には一対の下部電極47Eが設けられると共に、保護シート47Dの中央には上部電極47Fが設けられている。このため、メンブレンスイッチ47は、上部電極シート47Cが押下されると、上部電極シート47Cが弾性変形して上部電極47Fが下部電極47Eと接触し、メンブレンスイッチ47がオンとなる。また、メンブレンスイッチ47を押下する力を除去すると、上部電極47Eが下部電極47Dから離れ、メンブレンスイッチ47がオフとなる。また、メンブレンスイッチ48,49についてもメンブレンスイッチ47と同様に構成されている。
キーパッド45は略長方形の平板状に形成され、メンブレンフレキシブルシート44の各メンブレンスイッチ47とそれぞれ対応した位置にキー45Aが装着されている。そして、キーパッド45は、接着または両面テープによりメンブレンフレキシブルシート44に固定して取り付けられている。
上ケース46は、スライド板43、メンブレンフレキシブルシート44およびキーパッド45を下ケース42内に収容した状態で下ケース42に一体に取り付けられるものである。そして、上ケース46にはキーパッド45の各キー45Aと対応した位置に各キー45Aが挿入されるキー挿入穴46Aが形成されている。
また、各キー45A間には各キー45A間を前後方向と左右方向で仕切るバリア104が突設されている。
このように構成される本実施の形態によれば、キー45Aを押下した状態で、キーパッド45全体を、例えば左方向に摺動させたときには、メンブレンスイッチ47がオンとなると共に、メンブレンスイッチ49Aがストッパ42Fに当接してメンブレンスイッチ49Aがオンとなる。また、キー45Aを押下した状態で、キーパッド45全体を、例えば右方向に摺動させたときには、メンブレンスイッチ47がオンとなると共に、メンブレンスイッチ49Bがストッパ42Gに当接してメンブレンスイッチ49Bがオンとなる。
さらに、キー45Aを押下した状態で、キーパッド45全体を、例えば上方向に摺動させたときには、メンブレンスイッチ47がオンとなると共に、メンブレンスイッチ48Aが下ケース42の第4の側面部42Eに当接してメンブレンスイッチ48Aがオンとなる。また、キー45Aを押下した状態で、キーパッド45全体を、例えば下方向に摺動させたときには、メンブレンスイッチ47がオンとなると共に、メンブレンスイッチ48Bが下ケース42の第2の側面部42Cに当接してメンブレンスイッチ48Bがオンとなる。
従って、本実施の形態でも、テンキーの各キーごとに、キーの傾倒方向を検出するための電極等を設ける必要がなくなり、上記第1の例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。また、本実施の形態では、各キー45A間をバリア104で仕切る構成としたので、キー45Aの2重押し等の誤操作をさらに防止することができ、キー45Aの操作性等をより一層高めることができる。
次に、図8は本発明の実施の形態に係る情報入力装置の第5の例を示している。
本実施の形態の情報入力装置51は、12個のスイッチ押下プレート52と、スイッチ押下プレート52上にそれぞれ立設された延長バー53,54,55,56と、これら延長バー53,54,55,56の上端に設置されたテンキーの各キー(図示せず)と、スイッチ押下プレート52の下側に配置されたスイッチ(図示せず)を備えて構成される。そして、延長バー53,54,55,56はく字状に2段階に屈曲して延びている。
なお、延長バー53,54,55,56はキーを押下したときに押下プレート52が上下方向に正確に押動されるように、延長バー53,54,55,56にガイド機構(図示せず)を取り付ける構成としてもよい。
このように構成される本実施の形態では、延長バー53,54,55,56を2段階に屈曲させてそれぞれの上端を中央に寄せ集める構成としたので、これら延長バー53,54,55,56の上端に設置されるテンキーのキー間隔を狭めてキーバッド全体を小さく形成することができ、情報入力装置の小型化を図ることができる。
次に、図9は本発明の実施の形態に係る情報入力装置の第6の例を示している。
本実施の形態の情報入力装置61は、12個のスイッチ押下プレート62と、スイッチ押下プレート62上にそれぞれ立設された延長バー63と、これら各延長バー63の上端に設置されたテンキーの各キー(図示せず)と、スイッチ押下プレート62の下側に配置されたスイッチ(図示せず)とを備えて構成される。
ここで、Y軸方向で互いに隣り合う押下プレート62,62のうち、一方の押下プレート62上には、他方の押下プレート62が部分的に重なり合うように配置されている。
このように構成される本実施の形態でも、上記第5の例と同様に各延長バー63の上端に設置されるテンキーのキー間隔を狭めてキーパッド全体を小さく形成することができ、情報入力装置61の小型化を図ることができる。
次に、図10は本発明の実施の形態に係る情報入力装置の第7の例を示している。
本実施の形態の情報入力装置71は、12個のスイッチ押下プレート72と、スイッチ押下プレート72上にそれぞれ立設された延長バー73と、これら各延長バー73の上端に設置されたテンキーの各キー(図示せず)と、スイッチ押下プレート72の下側に配置されたスイッチ(図示せず)とを備えて構成される。
ここで、X軸方向とY軸方向で互いに隣り合う押下プレート72のうち、一方の押下プレート72上には、他方の押下プレート72が部分的に重なり合うように配置されている。
このように構成される本実施の形態でも、各延長バー73の上端に設置されるテンキーのキー間隔をX軸方向とY軸方向の両方で狭めることができ、キーパッド全体をさらに小さく形成でき、情報入力装置71の小型化等を一層図ることができる。
次に、図11は本発明の実施の形態に係る情報入力装置の第8の例を示している。
本実施の形態の情報入力装置81は、スイッチ(図示せず)等が内蔵されたケース82と、前記スイッチを押下操作するためにケース82に配置された12個のキー83とを含んで構成されている。ここで、各キー83の上面にはそれぞれ十字状凸部83Aが突設されている。
このように構成される本実施の形態では、キー83の上面を十字状凸部83Aとして形成したので、十字状凸部83Aがキー83の操作時における滑り止めとしての機能を発揮し、キー83の操作時に2重押し等の誤操作を防止することができ、キー83の操作性等を高めることができる。
次に、図12は本発明の実施の形態に係る情報入力装置の第9の例を示している。
本実施の形態の情報入力装置91は、スイッチ(図示せず)等が内蔵されたケース92と、前記スイッチを押下操作するためにケース92に配置された12個のキー93とを含んで構成されている。ここで、各キー93の上面は楕円球形状に形成されている。
このように構成される本実施の形態でも、キー93の上面全体を楕円球形状に形成したので、キー93の操作時に2重押し等の誤操作を防止することができ、キー93の操作性等を高めることができる。
次に、図13および図14は本発明の実施の形態に係る情報入力装置の第10の例を示している。
本実施の形態の情報入力装置111に用いるキー112は、図13に示すように、例えば、プラスチック、金属等の硬質材料からなる硬質部113、114と、エラストマ、ゴム等の軟質材料からなる軟質部115とにより構成される。
ここで、硬質部113は、環状板部113Aと、環状板部113Aの内周端から上向きに円弧状に立ち上がった円弧状筒部113Bを備えている。軟質部115は、円弧状筒部113Bの上端に一体に取り付けられた球面部115Aと、球面部115Aの中央から下向きに突設された突部115Bとを備えている。硬質部114は、上端が突部115Bに一体に取り付けられ、そこから下方へと垂下して延びている。そして、硬質部114の下側にはスイッチ(図示せず)等が配置される。
このように構成される本実施の形態によれば、キー112を硬質部113,114と軟質部115とにより構成したので、キー112を前後左右に押動操作するときには、図13中の矢印E方向へと硬質部113の円弧状筒部113Bを押動することにより、キー112の操作感覚を硬めに設定することができる。また、キー112を押下操作するときには、図14中の矢印F方向へと軟質部115を押下することにより、キー112の操作感覚を軟らかめに設定することができ、キー112の操作性を向上することができる。
また、本実施の形態の第1の例では、情報入力装置1を携帯電話に適用する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば図15に示す第1の変形例のように、情報入力装置121をゲームコントローラ122の操作レバー123の上端側に装着するようにしてもよい。また、図16に示す第2の変形例のように、情報入力装置131をパーソナルコンピュータ用のマウス132に装着するようにしてもよい。
また、本実施の形態の第1の例では、ベースプレート12を基台11の凹部11A上でバネ5を介して摺動可能に載置する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、図17に示す第3の変形例のようにベースプレート12の下端側に、上端側が棒状部500Aとなり、下端側が球形部500Bとなったボールジョイント500を設け、このボールジョイント500を凹部11Aの中央に凹設された球状凹部501に嵌め込むようにしてもよい。この場合、ボールジョイント500の球形部500Bには、ベースプレート12のX軸方向の回動量を検出する第1の可変抵抗器502と、ベースプレート12のY軸方向の回動量を検出する第2の可変抵抗器503が装着される。
このように構成される本実施の形態の第3の変形例では、キーを押下した状態で、ベースプレート12全体をシーソーのように回動させることにより、ベースプレート12のX軸方向への回動量およびY軸方向への回動量をそれぞれ第1の可変抵抗器502および第2の可変抵抗器503で検出することができ、本実施の形態の第1の例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
また、図18に示す第4の変形例のように、ベースプレート12の中央に球状凹部510を凹設し、この球状凹部510を基台11の凹部11A上に突設した球状凹部511に装着した球形部512に摺動可能に接触させる構成としてもよい。この場合でも、ベースプレート12全体を図18中に示す矢印方向へと傾動させることができ、本実施の形態の第1の例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
また、図19に示す第5の変形例のように、ベースプレート12の中央に凹湾曲状に湾曲した傘部520を設け、この傘部520を基台11の凹部11A上に接触させる構成としてもよい。この場合でも、ベースプレート12全体を図19中に示す矢印方向へと傾動させることができ、本実施の形態の第1の例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
さらに、本実施の形態の第1の例では、移動方向検出部6によって検出されるベースプレート12の移動方向と、キー検出部7によって検出される押下されているキーを特定する情報のみによって入力情報を決定するものとして説明したが、例えば、移動方向検出部によって検出されるベースプレート12の移動方向と、キー検出部7によって検出される押下されているキーを特定する情報に加えて、さらにキー検出部7によって検出されるキーの押下回数に基づいて入力情報を決定するようにしてもよい。
さらに、押下ボタン以外の上下左右の方向にボタンを押下しようとしたときに、そのボタンの隣のボタンを押す可能性が高くなるため、上下左右の方向のキーのみの感度を上げたり、逆に押下方向のキーの感度を他の方向に比べて下げたりしようとした場合、その方向の戻りばね力を下げれば感度が増すし、逆に上げれば感度を下げることができる。また、電極の面積を変えても実現できるし、異方性のフィラーを用いたスイッチの場合、フィラーの含有量を増やして感度を上げれる等の方法もある。
本発明の実施の形態の第1の例に係る情報入力装置を示す平面図である。 図1中のベースプレートを押動操作した状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態の第1の例に係る情報入力装置に用いる制御部等を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の第2の例に係る情報入力装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態の第3の例に係る情報入力装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の第4の例に係る情報入力装置を示す分解斜視図である。 図6中のメンブレンスイッチを示す縦断面図である。 本発明の実施の形態の第5の例に係る情報入力装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の第6の例に係る情報入力装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の第7の例に係る情報入力装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の第8の例に係る情報入力装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の第9の例に係る情報入力装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の第10の例に係る情報入力装置のキーを単体で示す縦断面図である。 図13中のキーを押下した状態を示す縦断面図である。 本発明の第1の変形例による情報入力装置が装着されたゲームコントローラを示す斜視図である。 本発明の第2の変形例による情報入力装置が装着されたマウスを示す斜視図である。 本発明の第3の変形例による情報入力装置を示す分解斜視図である。 本発明の第4の変形例による基台とベースプレートとの接合部を拡大して示す部分断面図である。 本発明の第5の変形例による基台とベースプレートとの接合部を拡大して示す部分断面図である。
符号の説明
45A,83,93,103,112 キー、12,37 ベースプレート(ベース)、6 移動方向検出部、7 キー検出部、8 入力制御部。

Claims (2)

  1. 複数のキーを載置したベースと、
    前記ベースの移動方向を検出する移動方向検出部と、
    前記キーのうち、押下されているキーを検出するキー検出部と、
    前記移動方向検出部によって検出されるベースの移動方向と、前記キー検出部によって検出される押下されているキーを特定する情報とに基づいて、入力情報を決定する入力制御部と、
    を有することを特徴とする情報入力装置。
  2. 請求項1に記載の情報入力装置において、
    前記キー検出部は、キーの押下回数を検出し、
    前記入力制御部は、前記移動方向検出部によって検出されるベースの移動方向と、前記キー検出部によって検出される、押下されているキーを特定する情報、およびその押下回数に基づいて、入力情報を決定することを特徴とする情報入力装置。
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