JP2007273378A - Metal halide lamp and lighting system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、透光性を有するセラミック製の放電容器の内部に形成されている放電空間に一対の電極部が保持されていると共に前記放電空間に希ガス及びハロゲン化物が封入され、前記放電容器の最大内径をDi(mm)、前記一対の電極部の距離をEL(mm)としたときに、EL/Diが3.5以上である発光管を備えるメタルハライドランプ及び照明装置に関するものである。 According to the present invention, a pair of electrode portions is held in a discharge space formed inside a translucent ceramic discharge vessel, and a rare gas and a halide are enclosed in the discharge space, and the discharge vessel The metal halide lamp and the illuminating device are provided with an arc tube whose EL / Di is 3.5 or more, where Di (mm) is the maximum inner diameter and EL (mm) is the distance between the pair of electrode portions.
メタルハライドランプの発光管に用いる材料としては、従来、石英ガラスが主流であるが、近年、透光性セラミックを使用したものが実用化されている。透光性セラミックは、石英ガラスよりも耐熱性が高いため、メタルハライドランプをより高温状態で点灯することができ、演色性などのランプ特性が向上することとなる。加えて、透光性セラミックは、石英ガラスとは異なり金属ハロゲン化物との反応が少ない関係上、管壁負荷を上げることができるので、石英ガラスを用いた場合よりも高い効率が得られる。 Conventionally, quartz glass has been the mainstream material used for arc tubes of metal halide lamps, but in recent years, materials using translucent ceramics have been put into practical use. Since the translucent ceramic has higher heat resistance than quartz glass, the metal halide lamp can be lit at a higher temperature, and the lamp characteristics such as color rendering properties are improved. In addition, the translucent ceramic can increase the load on the tube wall because it has less reaction with the metal halide, unlike quartz glass, so that higher efficiency can be obtained than when quartz glass is used.
そして、更なる効率化を図るため、特許文献1には、発光管内にハロゲン化ナトリウム(例えば、NaI)とハロゲン化セリウム(例えば、CeI3)とを封入し、かつ、比較的細長い形状の発光管(発光管において放電空間を形成する部分の内径をD、電極間距離をELとしたとき、(L/D)>5となるような形状)を採用したメタルハライドランプが開示されている。
In order to achieve further efficiency,
また、特許文献2には、発光管内にハロゲン化ナトリウム(例えば、NaI)とハロゲン化プラセオジム(例えば、PrI3)とを封入し、かつ、比較的細長い形状の発光管((L/D)>4となるような形状)を採用したメタルハライドランプが開示されている。
上記特許文献1、2のメタルハライドランプによれば、発光管内にCeI3、PrI3、NaI等の少なくとも1つ或いはこれらの混合物からなる金属ハロゲン化物を含み、発光管において放電空間を構成する部分を比較的細長くすると、ナトリウムの自己吸収が少なくなり、もって高効率が実現できる。
According to the metal halide lamps of
しかしながら、本願の発明者が、特許文献1及び2に記載の技術を参考にして、発光管内にPrI3、NaIが封入されたメタルハライドランプ(これを「従来ランプ」という。)を現実に作製して点灯させたところ、光色(色温度)が激しく変動することが認められた。
図9は、従来技術におけるメタルハライドランプの色温度測定結果を示す。
However, the inventor of the present application actually manufactured a metal halide lamp (referred to as “conventional lamp”) in which PrI 3 and NaI are sealed in an arc tube with reference to the techniques described in
FIG. 9 shows the result of measuring the color temperature of a metal halide lamp in the prior art.
色温度測定は、従来ランプを用いて100時間点灯した後、2分間隔で10時間連続して色温度を測定して、色温度の変動を調査した。
従来のランプは、同図に示すように、最大色温度が4125(K)、最小色温度が3227(K)、平均色温度が3693(K)であり、その変動を示す標準偏差が125(K)と色温度が激しく変動することが認められた。
The color temperature was measured by using a conventional lamp for 100 hours and then measuring the color temperature continuously for 2 hours at 10-minute intervals to investigate variations in the color temperature.
As shown in the figure, the conventional lamp has a maximum color temperature of 4125 (K), a minimum color temperature of 3227 (K), an average color temperature of 3663 (K), and a standard deviation indicating the fluctuation of 125 (K). K) and the color temperature were observed to fluctuate drastically.
そこで、本発明は、高効率かつ色温度の変動を抑制することができるメタルハライドランプ及び当該メタルハライドランプを備えた照明装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a metal halide lamp that can highly efficiently suppress color temperature fluctuations and a lighting device including the metal halide lamp.
上記目的を達成するために、本発明に係るメタルハライドランプは、透光性を有するセラミック製の放電容器の内部に形成されている放電空間に一対の電極部が保持されていると共に前記放電空間に希ガス及び発光物質が封入され、前記放電容器の最大内径をDi(mm)、前記一対の電極部の距離をEL(mm)としたときに、EL/Diが3.5以上である発光管を備えるメタルハライドランプにおいて、前記発光物質は、少なくともハロゲン化セリウム、ハロゲン化プラセオジム、ハロゲン化ネオジムの1つ又はそれらの混合物を含むと共に、前記放電容器の内部に、融点が680℃以下で、沸点が1550℃以上である金属化合物が封入されていることを特徴としている。
としている。
In order to achieve the above object, a metal halide lamp according to the present invention has a pair of electrode portions held in a discharge space formed inside a translucent ceramic discharge vessel and the discharge space. An arc tube in which a rare gas and a light emitting substance are enclosed, and the maximum inner diameter of the discharge vessel is Di (mm) and the distance between the pair of electrode portions is EL (mm), and EL / Di is 3.5 or more. In the metal halide lamp comprising: A metal compound having a temperature of 1550 ° C. or higher is encapsulated.
It is said.
ここでいう「融点が680℃以下」及び「沸点が1550℃以上」とは、1気圧下で定義される通常の各金属化合物の融点、沸点である。
この構成によれば、ランプ点灯時における色温度の変動が少ない特性が得られることが、実験により検証された。
また、前記金属化合物は、金属ハロゲン化物であることを特徴とし、あるいは、前記金属ハロゲン化物は、ユーロピウム、サマリウムのうち少なくとも1つの元素を有している
ことを特徴としている。さらには、前記少なくともハロゲン化セリウム、ハロゲン化プラセオジム、ハロゲン化ネオジムの1つ又はそれらの混合物は、ヨウ化物、臭化物あるいはその混合物であることを特徴としている。
Here, “melting point is 680 ° C. or lower” and “boiling point is 1550 ° C. or higher” are melting points and boiling points of ordinary metal compounds defined under 1 atm.
According to this configuration, it has been experimentally verified that a characteristic with little variation in color temperature when the lamp is lit can be obtained.
The metal compound is a metal halide, or the metal halide has at least one element selected from europium and samarium. Further, at least one of cerium halide, praseodymium halide, neodymium halide, or a mixture thereof is an iodide, bromide, or a mixture thereof.
上記目的を達成するために、本発明に係る照明装置は、メタルハライドランプと、当該メタルハライドランプを点灯させるための安定器と、前記メタルハライドランプが組み込まれている照明器具とを備え、前記メタルハライドランプは、上記のメタルハライドランプであることを特徴としている。 To achieve the above object, a lighting device according to the present invention includes a metal halide lamp, a ballast for lighting the metal halide lamp, and a lighting fixture in which the metal halide lamp is incorporated. The metal halide lamp is characterized in that it is the above.
本発明に係るメタルハライドランプは、放電容器の内部に所定の金属化合物が封入されている。これにより、高効率でかつ色温度の変動の少ない特性を得ることができる。
本発明に係る照明装置は、上記のメタルハライドランプを備えているため、高効率でかつ色温度の変動の少ない特性の照明装置となる。
In the metal halide lamp according to the present invention, a predetermined metal compound is sealed inside the discharge vessel. Thereby, it is possible to obtain characteristics with high efficiency and little variation in color temperature.
Since the illuminating device according to the present invention includes the above-described metal halide lamp, the illuminating device has a characteristic of high efficiency and little variation in color temperature.
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
1.メタルハライドランプの構成
図1は、実施の形態に係るメタルハライドランプの概略図である。
メタルハライドランプ1は、図1に示すように、一端に口金3を有する外管バルブ5の内部に発光管7が収納されている。なお、ここでの口金3は、E形であるが、他のタイプでも良い。
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1. Configuration of Metal Halide Lamp FIG. 1 is a schematic diagram of a metal halide lamp according to an embodiment.
As shown in FIG. 1, the
外管バルブ5は、例えば、硬質ガラスからなり、その内部は真空(負圧)に保たれている。なお、外管バルブ5の内部は、真空に保たれているが、不活性ガス、例えば窒素ガスが封入されていても良い。
発光管7は、その両端から導出する後述の給電体が、口金3に接続されているステム線11,13に接続(電気的にも)されることにより、外管バルブ5の内部で保持されると共に、口金3から給電される。なお、ステム線11,13は、通常、複数の金属線を接続して一体化したものが用いられている。
The
The
2.発光管の構成
図2は、実施の形態のメタルハライドランプの発光管を示す。
発光管7の構成としては、内部に放電空間21を形成するための放電容器23と、放電空間21で対向する一対の電極部25,27とを備え、前記放電空間21の内部には、発光物質、緩衝ガス、希ガスが封入されている。
2. Configuration of arc tube FIG. 2 shows an arc tube of a metal halide lamp according to an embodiment.
The
放電容器23は、透光性を有するセラミック材料、例えば、多結晶体アルミナで構成され、その全透過率が約96(%)である。この放電容器23は、図2に示すように、内部にアーク放電が発生する領域を有する発光部31と、その両側から延出する細管部33,35とを備える。
電極部25,27は、電極棒(37,39)と、当該電極棒(37,39)の先端(放電空間21内の一端)に設けられた電極コイル(41,43)とから構成されている。電極棒は、例えば、タングステンを用いたタングステン電極棒37,39であり、電極コイルは、例えば、タングステンを用いたタングステンコイル41,43である。
The discharge vessel 23 is made of a translucent ceramic material, such as polycrystalline alumina, and has a total transmittance of about 96 (%). As shown in FIG. 2, the discharge vessel 23 includes a
The
電極部25,27は、タングステン電極棒37,39の他端(タングステンコイル41,43がある側と反対側の端)が、例えば導電性サーメットからなる給電体45,47に接続され、当該給電体45,47が、放電容器23の細管部33,35にフリット材料51,53により気密封着されている。なお、フリット材料51,53は、例えば、Dy2O3−Al2O3−SiO2系の材料が用いられている。
In the
タングステン電極棒45,47と細管部33,35の内周面との隙間には、例えば、モリブデン製のコイル55,57が、タングステン電極棒37,39に巻回された状態で、設けられている。
放電容器23の内部には、発光物質である金属ハロゲン化物として、例えば、ヨウ化ナトリウム(以下、「NaI」とする。)の他、第1金属ハロゲン化物29、例えば、ヨウ化プラセオジム(以下、「PrI3」とする。)が封入され、また本発明の特徴構成である金属化合物が封入されている。なお、この金属化合物には、例えば、金属ハロゲン化物(「第2金属ハロゲン化物」という。)30であるヨウ化ユーロピウム(以下、「EuI2」とする。)が用いられ、その作用は後述する。
For example,
In the inside of the discharge vessel 23, as a metal halide which is a luminescent material, for example, sodium iodide (hereinafter referred to as “NaI”), as well as a
3.第1の実施例
(1)ランプの構成
上記構成のメタルハライドランプの第1の実施例として、消費電力が150Wタイプの典型的なメタルハライドランプについて説明する。
放電容器23は、発光部31における発光管7の長手方向(細管部の延出方向)の略中央位置での外径が6.3(mm)、内径Diが4.1(mm)であり、細管部33,35の外径が3.2(mm)、内径が1.0(mm)である。
3. First Embodiment (1) Lamp Configuration As a first embodiment of the metal halide lamp having the above-described configuration, a typical metal halide lamp having a power consumption of 150 W will be described.
The discharge vessel 23 has an outer diameter of 6.3 (mm) and an inner diameter Di of 4.1 (mm) at a substantially central position in the longitudinal direction (extending direction of the thin tube portion) of the
また、放電空間21で対向する一対の電極部25,27の先端同士の距離ELが、32.8(mm)で、形状パラメータEL/Diが8.0であり、管壁負荷WLは30.5(W/cm2)に設定されている。
タングステン電極棒37,39は、外径が0.50(mm)で、全長が16.5(mm)である。また、給電体45,47は、外径が0.95(mm)で、全長が6.0(mm)である。なお、フリット材料51,53による封止長さは、細管部33,35の端から約5.0(mm)である。
The distance EL between the tips of the pair of
The
発光物質として封入されている金属ハロゲン化物はPrI3、NaIであり、第1金属ハロゲン化物29としてのPrI3が2.25(mg)、第1金属ハロゲン化物29以外としてNaIが6.75(mg)それぞれ放電容器23内に封入されている。また、第2金属ハロゲン化物30であるEuI2が3.0(mg)放電容器23内に封入されている。
Luminescent metal halides sealed as material is PrI 3, NaI, PrI 3 as a
緩衝ガスとしては水銀が0.8(mg)、希ガスとしてのキセノンが200(mbar)それぞれ封入されている。
(2)ランプ特性
上記第1の実施例に記載のメタルハライドランプ(このランプを、「第1発明品」という。)について、色温度の変動を測定した。
As a buffer gas, mercury (0.8 mg) and xenon (noble gas) 200 (mbar) are enclosed.
(2) Lamp Characteristics The color temperature variation of the metal halide lamp described in the first embodiment (this lamp is referred to as “first invention product”) was measured.
色温度の測定は、上記の「発明が解決しようとする課題」の欄で説明した色温度測定と同じで、100時間点灯した後、2分間隔で10時間連続して色温度を測定して、色温度の変動を調査した。
図3は、第1発明品の色温度測定結果を示す。
第1発明品は、同図に示すように、最大色温度が4528(K)、最小色温度が4299(K)で、平均色温度が4471(K)であり、その標準偏差が54(K)であった。
The measurement of the color temperature is the same as the color temperature measurement described in the above section “Problems to be solved by the invention”. After lighting for 100 hours, the color temperature is continuously measured for 10 hours at intervals of 2 minutes. The variation of color temperature was investigated.
FIG. 3 shows the color temperature measurement results of the first invention product.
As shown in the figure, the first invention product has a maximum color temperature of 4528 (K), a minimum color temperature of 4299 (K), an average color temperature of 4471 (K), and a standard deviation of 54 (K). )Met.
これに対して、上記の「発明が解決しようとする課題」の欄で説明した従来ランプでの標準偏差が125(K)であることから、本発明に係る第1発明品では、従来ランプに対して色温度の変動を抑えることができることが分かる。なお、色温度の変動が抑制される理由は後述する。
図4は、第1発明品の光束維持率の測定結果を示す。
On the other hand, since the standard deviation of the conventional lamp described in the above section “Problems to be solved by the invention” is 125 (K), the first invention product according to the present invention is a conventional lamp. On the other hand, it can be seen that the variation in color temperature can be suppressed. The reason why the variation in color temperature is suppressed will be described later.
FIG. 4 shows the measurement results of the luminous flux maintenance factor of the first invention product.
なお、図4には、比較のために第1従来品(150W仕様)の光束維持率の測定結果も示す。ここでの第1従来品は、第1発明品における第2金属ハロゲン化物(EuI2)が封入されていないランプである。
図4から、第1発明品及び第1従来品とも、点灯時間が12,000時間に達しても、光束維持率が初期値に対して85(%)以上を維持しており、良好な寿命特性が得られているのが分かる。
FIG. 4 also shows the measurement results of the luminous flux maintenance factor of the first conventional product (150 W specification) for comparison. The first conventional product here is a lamp in which the second metal halide (EuI 2 ) in the first invention product is not sealed.
As shown in FIG. 4, both the first invention product and the first conventional product maintain a luminous flux maintenance factor of 85 (%) or more with respect to the initial value even when the lighting time reaches 12,000 hours. It can be seen that the characteristics are obtained.
特に、第1発明品では、12,000時間での光束維持率が90(%)以上であるのに対し、第1従来品では、12,000時間の光束維持率が85(%)以上となっており、第1発明品の方が第1従来品よりも寿命特性が優れているのが分かる。
4.第2の実施例
(1)ランプの構成
本発明に係るメタルハライドランプの第2の実施例として、消費電力が200Wタイプの典型的なメタルハライドランプについて説明する。第2の実施例に係るメタルハライドランプも、基本的には、第1の実施例に係るメタルハライドランプと同様の構成を有し、第1の実施例に係るメタルハライドランプと異なる構成について、以下説明する。
Particularly, in the first invention product, the luminous flux maintenance factor at 12,000 hours is 90 (%) or more, whereas in the first conventional product, the luminous flux maintenance factor at 12,000 hours is 85 (%) or more. Thus, it can be seen that the product of the first invention has better life characteristics than the first conventional product.
4). Second Embodiment (1) Lamp Configuration As a second embodiment of the metal halide lamp according to the present invention, a typical metal halide lamp having a power consumption of 200 W will be described. The metal halide lamp according to the second embodiment basically has the same configuration as that of the metal halide lamp according to the first embodiment, and the configuration different from that of the metal halide lamp according to the first embodiment will be described below. .
放電容器23は、発光部31における発光管7の長手方向(細管部の延出方向)の略中央位置での外径が7.4(mm)、内径Diが5.0(mm)である。
また、放電空間21で対向する一対の電極部25,27の先端同士の距離ELが、40.0(mm)で、形状パラメータEL/Diが8.0であり、管壁負荷WLは29(W/cm2)に設定されている。
The discharge vessel 23 has an outer diameter of 7.4 (mm) and an inner diameter Di of 5.0 (mm) at a substantially central position in the longitudinal direction (extending direction of the thin tube portion) of the
The distance EL between the tips of the pair of
発光物質として封入されている金属ハロゲン化物は、PrI3、NaIであり、第1金属ハロゲン化物29としてPrI3が2.5(mg)放電容器に封入され、また第1金属ハロゲン化物29以外としてNaIが6.75(mg)放電容器23に封入されている。また、第2金属ハロゲン化物であるEuI2が2.0(mg)放電容器23に封入されている。
The metal halide encapsulated as the luminescent material is PrI 3 , NaI, PrI 3 is encapsulated in a 2.5 (mg) discharge vessel as the
緩衝ガスとしての水銀が1.1(mg)、希ガスとしてのキセノンが200(mbar)それぞれ封入されている。
(2)ランプ特性
上記第2の実施例に記載のメタルハライドランプ(このランプを、「第2発明品」という。)について、色温度の変動を測定した。なお、色温度の測定は、上述した通りである。
Mercury as a buffer gas is enclosed in 1.1 (mg) and xenon as a rare gas is enclosed in 200 (mbar).
(2) Lamp characteristics The color temperature variation of the metal halide lamp described in the second embodiment (this lamp is referred to as “second invention product”) was measured. The measurement of the color temperature is as described above.
図5は、第2発明品の色温度測定結果を示す。
第2発明品は、同図に示すように、最大色温度が4095(K)、最小色温度が3973(K)で、平均色温度が4046(K)であり、その標準偏差が29(K)であった。
この第2発明品の測定結果に対して、上記の「発明が解決しようとする課題」の欄で説明した従来ランプでの標準偏差が125(K)であることから、本第2発明品においても、第1発明品と同様に、色温度の変動を抑えることができることが分かる。なお、色温度の変動が抑制される理由は後述する。
FIG. 5 shows the color temperature measurement results of the second invention product.
As shown in the figure, the second invention product has a maximum color temperature of 4095 (K), a minimum color temperature of 3973 (K), an average color temperature of 4046 (K), and a standard deviation of 29 (K). )Met.
With respect to the measurement result of the second invention product, the standard deviation of the conventional lamp described in the above section “Problems to be solved by the invention” is 125 (K). As with the first invention product, it can be seen that the variation in color temperature can be suppressed. The reason why the variation in color temperature is suppressed will be described later.
図6は、第2発明品の光束維持率の測定結果を示す。
なお、図6には、比較のために第2従来品(200W仕様)の光束維持率の測定結果も示す。ここでの第2従来品は、第2発明品における第2金属ハロゲン化物(EuI2)が封入されていないランプである。
図6から、第2発明品及び第2従来品とも、点灯時間が12,000時間に達しても、光束維持率が初期値に対して85(%)以上を維持しており、良好な寿命特性が得られていることが分かる。
FIG. 6 shows the measurement results of the luminous flux maintenance factor of the second invention product.
FIG. 6 also shows the measurement result of the luminous flux maintenance factor of the second conventional product (200 W specification) for comparison. The second conventional product here is a lamp in which the second metal halide (EuI 2 ) in the second invention product is not enclosed.
From FIG. 6, both the second invention product and the second conventional product maintain a luminous flux maintenance factor of 85 (%) or more with respect to the initial value even when the lighting time reaches 12,000 hours, and have a good lifetime. It can be seen that the characteristics are obtained.
第2発明品では、12,000時間での光束維持率が90(%)以上であるのに対して、第2従来品では、12,000時間の光束維持率が85(%)以上となっており、第2発明品の方が第2従来品よりも寿命特性が優れていることが分かる
5.検討結果
(1)従来技術の検討
発明者は、上記の「背景技術」の欄で説明した特許文献1及び2を参考にして、放電空間に、ハロゲン化セリウム(以下、「CeX3」とする。)、ハロゲン化プラセオジム(以下、「PrX3、」とする。)、ハロゲン化ネオジム(以下、「NdX3」とする。)、ハロゲン化ナトリウム(以下、「NaX」とする。)、その他を封入したメタルハライドランプ(封入物以外の構成は第1発明品と同じである。)を製作して、各封入物のランプについて色温度を測定した結果、変動が大きいことが判明した。
In the second invention, the luminous flux maintenance factor at 12,000 hours is 90 (%) or more, whereas in the second conventional product, the luminous flux maintenance factor at 12,000 hours is 85 (%) or more. 4. It can be seen that the product of the second invention has better life characteristics than the second conventional product. Examination Results (1) Examination of Prior Art The inventor referred to
製作したメタルハライドランプは、以下の6種類の発光物質が封入されている。なお、製作したメタルハライドランプの封入物は、ハロゲン化物として「ヨウ素」を用いている。
サンプル1 ・・・ PrI3−NaI (PrI3:NaI=1:3(Wt%))
サンプル2 ・・・ CeI3−NaI (CeI3:NaI=1:3(Wt%))
サンプル3 ・・・ NdI3−NaI (NdI3:NaI=1:3(Wt%))
サンプル4 ・・・ DyI3−NaI (DyI3:NaI=1:3(Wt%))
サンプル5 ・・・ HoI3−NaI (HoI3:NaI=1:3(Wt%))
サンプル6 ・・・ TmI3−NaI (TmI3:NaI=1:3(Wt%))
図7は、各サンプルの色温度の測定結果とその解析結果である。
The manufactured metal halide lamp contains the following six types of luminescent materials. In addition, the enclosure of the manufactured metal halide lamp uses “iodine” as a halide.
Sample 2 ··· CeI 3 -NaI (CeI 3 : NaI = 1: 3 (Wt%))
Sample 4 ··· DyI 3 -NaI (DyI 3 : NaI = 1: 3 (Wt%))
FIG. 7 shows the measurement result of the color temperature of each sample and its analysis result.
測定方法は、上記の「発明が解決しようとする課題」の欄で説明した色温度測定と同じで、図9の測定結果は、上記サンプル1の1本目の結果を、横軸に時間の変化をプロットしたものである。
また、図7には、各サンプルについての、平均値(図中の「Average」である。)、最大値(図中の「Max」である。)、最小値(図中の「Min」である。)、標準偏差(図中の「σ」である。)をまとめて記載している。なお、図7には、上記各サンプルにつき2本の測定結果と、その平均値を示している。
The measurement method is the same as the color temperature measurement described in the column “Problems to be Solved by the Invention” above. The measurement result of FIG. 9 shows the first result of the
In addition, FIG. 7 shows an average value (“Average” in the figure), a maximum value (“Max” in the figure), and a minimum value (“Min” in the figure) for each sample. And standard deviation (“σ” in the figure) are collectively shown. FIG. 7 shows the two measurement results and the average value for each sample.
図7から明らかなように、サンプル1〜3までは、色温度の変動を示す標準偏差「σ」が、158(K)、152(K)、137(K)と大きく、色温度が激しく変動しているのが分かる。
これに対して、封入物質として希土類金属ハロゲン化物を封入したサンプル4〜6は、色温度の変動を示す標準偏差「σ」が、43(K)、26(K)、16(K)と小さく、上記のCeX3、PrX3、NdX3、NaIを封入したサンプル1〜3の色温度の変動が非常に大きいのが分かる。
As is apparent from FIG. 7, the standard deviation “σ” indicating the variation in color temperature is large as 158 (K), 152 (K), and 137 (K), and the color temperature varies greatly. You can see that
On the other hand,
さらに発明者は、発光管の形状を示す形状パラメータEL/Diが、3.0より小さきときに上記の色温度の変動が小さく、4.0より大きいときに色温度の変動が大きくなる傾向にあることも種々の試験等から分かった。
(2)考察
発明者は、上記の色温度の変動が大きくなる理由を以下のように考えた。
Furthermore, the inventor tends to increase the color temperature variation when the shape parameter EL / Di indicating the shape of the arc tube is smaller than 3.0, and the color temperature variation is small when the shape parameter EL / Di is larger than 4.0. It was also found from various tests.
(2) Consideration The inventor considered the reason why the variation of the color temperature is large as follows.
(2−1)形状パラメータ<3.0
形状パラメータEL/Diが3.0より小さい場合、発光管は比較的太い形状となり、例えばランプをその軸心を水平にして点灯させると、発光管の最冷点は発光部の下部に存在することになる。この際、封入物である金属ハロゲン化物は最冷点である発光部の下部付近に凝集する。
(2-1) Shape parameter <3.0
When the shape parameter EL / Di is smaller than 3.0, the arc tube has a relatively thick shape. For example, when the lamp is turned on with its axis centered horizontally, the coldest spot of the arc tube exists at the lower part of the light emitting unit. It will be. At this time, the metal halide as the inclusion is agglomerated in the vicinity of the lower portion of the light emitting portion, which is the coldest point.
ランプの点灯が安定すると、発光部の最冷点温度の変動が小さいなり、これによって金属ハロゲン化物の蒸気圧の変動(変化)も小さくなる。このため、色温度の変動が小さくなると考えられる。なお、封入物にハロゲン化ナトリウムを含んでいる場合、ナトリウムの自己吸収が大きくなり、ランプ効率が低下するという問題がある。
(2−2)形状パラメータ>4.0
形状パラメータEL/Diが4.0より大きい場合、発光管は比較的細い形状となり、例えばランプをその軸心を水平にして点灯させると、発光管の最冷点は細管部内に存在することになる。この際も、封入物である金属ハロゲン化物は最冷点である細管部内付近に凝集する。
When the lighting of the lamp is stabilized, the variation in the coldest spot temperature of the light emitting portion is small, and the variation (change) in the vapor pressure of the metal halide is thereby reduced. For this reason, it is considered that the variation in color temperature is reduced. In addition, when the enclosure contains sodium halide, there is a problem that the self-absorption of sodium increases and lamp efficiency decreases.
(2-2) Shape parameter> 4.0
When the shape parameter EL / Di is larger than 4.0, the arc tube has a relatively thin shape. For example, when the lamp is turned on with its axis centered horizontally, the coldest spot of the arc tube exists in the narrow tube portion. Become. Also in this case, the metal halide that is the inclusion is aggregated in the vicinity of the inside of the narrow tube portion that is the coldest point.
細管部の内周面とモリブデンからなるコイルの外周面とは非常に接近しているので、金属ハロゲン化物(金属ヨウ化物)が細管部の内表面に液状で凝集すると、液状の金属ハロゲン化物がモリブデン製のコイルに接触することが生じる。
一方、モリブデン製のコイルは、タングステン電極棒を巻回しているため、ランプ点灯時の表面温度が非常に高く、液状の金属ハロゲン化物がモリブデン製のコイルに接触してしまうと急激な金属ハロゲン化物の蒸発(突沸)が生じる。この蒸発(気化)は、放電空間内での激しい蒸気圧上昇(変化)を招き、その結果、色温度の変化が大きくすると発明者は考えた。
Since the inner peripheral surface of the narrow tube portion and the outer peripheral surface of the coil made of molybdenum are very close to each other, when the metal halide (metal iodide) aggregates in liquid form on the inner surface of the thin tube portion, the liquid metal halide is formed. Contact with the molybdenum coil occurs.
On the other hand, since the coil made of molybdenum has a tungsten electrode rod wound around it, the surface temperature when the lamp is lit is very high, and if the liquid metal halide comes into contact with the molybdenum coil, the metal halide is abrupt. Evaporation (sudden boiling) occurs. The inventor has thought that this evaporation (vaporization) causes a drastic increase (change) in vapor pressure in the discharge space, resulting in a large change in color temperature.
なお、形状パラメータEL/Diが4.0より大きい場合、発光管の形状が細長くなり、封入物としてNaIが含まれていても、ナトリウムの自己吸収が小さくなり、効率は高くなる。
(3)発明品
上記の検討を基に、形状パラメータEL/Diを大きくして、ランプ効率を高め、しかも、色温度変動が少ないメタルハライドランプの開発を進めた。
When the shape parameter EL / Di is larger than 4.0, the shape of the arc tube becomes elongated, and even if NaI is contained as the inclusion, the self-absorption of sodium is reduced and the efficiency is increased.
(3) Invention Based on the above examination, the metal halide lamp was developed by increasing the shape parameter EL / Di to increase the lamp efficiency and with little color temperature fluctuation.
色温度変動は、形状パラメータに関係なく小さいほうが良いのは当然である。形状パラメータEl/Diが3.0より小さいと、発明者の検討では色温度の変動が小さいことがわかっているので、形状パラメータEL/Diが3.0以上で色温度の変動を抑制することができれば良いことになる。
しかしながら、形状パラメータEL/Diが3.0に近い値では、色温度の変動があってもさほど大きくないことから、形状パラメータEL/Diが3.5以上において色温度の変動を抑制できれば、実用上問題ないと考えられる。
Naturally, the color temperature fluctuation should be small regardless of the shape parameter. When the shape parameter El / Di is smaller than 3.0, the inventors have found that the variation in color temperature is small. Therefore, the variation in the color temperature is suppressed when the shape parameter EL / Di is 3.0 or more. It would be good if you could.
However, when the shape parameter EL / Di is close to 3.0, even if there is a variation in the color temperature, it is not so large, so if the variation in the color temperature can be suppressed when the shape parameter EL / Di is 3.5 or more, it is practical. It seems that there is no problem.
発明者は、種々の検討を行った結果、発光物質である第1金属ハロゲン化物以外に、680(℃)以下で沸点が1550(℃)以上の第2金属ハロゲン化物(実施例ではEuI2である。)を放電空間に封入することで、色温度の変動を抑えることができるのを見出し、その理由を以下のように推測している。
まず、セラミック製メタルハライドランプでは、ランプ点灯中の細管部の内部(発光部と連通している部分)は、その長手方向に約700(℃)〜約1500(℃)の温度分布が存在すると考えられる。最も低い温度の700(℃)は、細管部の内面であって電極部から離れた部分での温度であり、最も高い温度の1500(℃)は、細管部の内面であってタングステンコイルに近い部分の温度である。
As a result of various studies, the inventor has found that, in addition to the first metal halide which is a luminescent substance, a second metal halide having a boiling point of 680 (° C.) or lower and a boiling point of 1550 (° C.) or higher (EuI 2 in the examples). It is found that the variation in color temperature can be suppressed by enclosing it in the discharge space, and the reason is estimated as follows.
First, in a ceramic metal halide lamp, it is considered that the temperature distribution of about 700 (° C.) to about 1500 (° C.) exists in the longitudinal direction of the inside of the thin tube portion (the portion communicating with the light emitting portion) during lamp operation. It is done. The lowest temperature 700 (° C.) is the temperature at the inner surface of the thin tube portion and away from the electrode portion, and the highest temperature 1500 (° C.) is the inner surface of the thin tube portion and close to the tungsten coil. The temperature of the part.
第1金属ハロゲン化物として封入されるCeX3、PrX3、NdX3の融点は比較的低く、沸点は比較的高いため、細管部であって電極部周辺の高温な部分でも、蒸発せずに液状として存在する。
一方、融点が680(℃)以下で沸点が1550(℃)以上の第2金属ハロゲン化物を封入した場合、この第2金属ハロゲン化物も、細管部であって電極部周辺の高温な部分でも蒸発せずに、液状で存在する。この第2金属ハロゲン化物の沸点が1550(℃)と、点灯時のモリブデン製のコイルの温度よりも若干高いと考えられるため、例えば、第2金属ハロゲン化物が液状のままでもモリブデン製のコイルと接触しても蒸発することはない。
CeX 3 , PrX 3 , and NdX 3 encapsulated as the first metal halide have a relatively low melting point and a relatively high boiling point, so that even a high-temperature portion around the electrode portion is a liquid without being evaporated. Exists as.
On the other hand, when a second metal halide having a melting point of 680 (° C.) or lower and a boiling point of 1550 (° C.) or higher is enclosed, the second metal halide is also evaporated at a high temperature portion around the electrode portion, which is a narrow tube portion. Without being in liquid form. Since the second metal halide has a boiling point of 1550 (° C.), which is considered to be slightly higher than the temperature of the molybdenum coil at the time of lighting, for example, even if the second metal halide remains liquid, It does not evaporate on contact.
そして、この第2金属ハロゲン化物は、点灯時に、モリブデン製のコイルに接触した状態(モリブデン製のコイルをコートするような状態)になると、発光物質(第1金属ハロゲン化物)であるCeX3等は、従来のようにモリブデン製のコイルに直接接触するようなことはなくなる。
つまり、第2金属ハロゲン化物が、細管部とモリブデン製のコイルとの間に入り緩衝材として働き、CeX3等の急激な蒸発(突沸)を防ぐことができる。これにより、放電空間内の蒸気圧の変動も少なく、色温度の変動を抑制できると発明者は推測した。
When the second metal halide comes into contact with the molybdenum coil during lighting (a state in which the molybdenum coil is coated), the light-emitting substance (first metal halide) CeX 3 or the like Is no longer in direct contact with the molybdenum coil as in the prior art.
That is, the second metal halide enters between the narrow tube portion and the molybdenum coil and acts as a buffer material, and can prevent rapid evaporation (bumping) of CeX 3 and the like. As a result, the inventor speculated that the fluctuation of the vapor temperature in the discharge space is small and the fluctuation of the color temperature can be suppressed.
以上のことから、ランプの色温度変化を効果的に抑制するには、発光物質である第1金属ハロゲン化物として、CeX3、PrX3、NdX3のいずれか1以上を選定し、第2金属ハロゲン化物として、セラミック製メタルハライドランプでの細管部内の温度で液状化し、点灯中に電極棒に接触しても蒸発しない物質、より具体的には、融点が680(℃)以下で、沸点が1550(℃)以上の物質を用いれば良いと考えた。 From the above, in order to effectively suppress the color temperature change of the lamp, one or more of CeX 3 , PrX 3 , and NdX 3 is selected as the first metal halide that is the luminescent material, and the second metal As a halide, a substance that liquefies at a temperature in a narrow tube portion of a ceramic metal halide lamp and does not evaporate even when it comes into contact with an electrode rod during lighting, more specifically, a melting point of 680 (° C.) or less and a boiling point of 1550 It was thought that it would be sufficient to use a substance having a temperature of (° C.) or higher.
また、EuX2及びSmX2は放電容器(アルミナセラミック)とほとんど反応しないことも判明し、寿命特性にも影響を与えないため、第2金属ハロゲン化物は金属としてユーロピウム(Eu)、サマリウム(Sm)のうち少なくとも1つの元素を含めば、遊離ヨウ素の発生を抑制でき、遊離ヨウ素発生による放電空間内の蒸気圧変動も抑えることができ、結果的に、他のランプ特性(演色性、Duv(黒体軌跡からのずれ×1000))の変化抑制につながると考えた。 It has also been found that EuX 2 and SmX 2 hardly react with the discharge vessel (alumina ceramic), and do not affect the life characteristics, so the second metal halide is europium (Eu) or samarium (Sm) as a metal. If at least one element is included, the generation of free iodine can be suppressed, and the fluctuation of vapor pressure in the discharge space due to the generation of free iodine can also be suppressed. As a result, other lamp characteristics (color rendering properties, Duv (black) We thought that it would lead to the suppression of change of deviation from body trajectory x 1000)).
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明の内容が、上記実施の形態に示された具体例に限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例をさらに実施することができる。
1.第1金属ハロゲン化物の物質
上記各実施の形態において、第1金属ハロゲン化物としてヨウ化物を用いたが、臭化物あるいはヨウ化物と臭化物の混合物を用いても良い。
As described above, the present invention has been described based on the embodiments. However, the content of the present invention is not limited to the specific examples shown in the above embodiments, and for example, the following modifications are further provided. Can be implemented.
1. Substance of First Metal Halide In each of the above embodiments, iodide is used as the first metal halide. However, bromide or a mixture of iodide and bromide may be used.
2.第2金属ハロゲン化物の物質
上記各実施の形態において、第2金属ハロゲン化物としてヨウ化物を用いたが、臭化物あるいはヨウ化物と臭化物の混合物を用いても良い。
また、融点が680℃以下で沸点が1550℃以上の金属ハロゲン化物として、ヨウ化ストロンチウム(SrI2)、臭化ストロンチウム(SrBr2)、臭化イッテリビウム(YbBr2)などもあるが、ランプ効率の若干の低下が見られる。
2. Substance of Second Metal Halide Iodide is used as the second metal halide in each of the above embodiments, but bromide or a mixture of iodide and bromide may be used.
Examples of metal halides having a melting point of 680 ° C. or lower and a boiling point of 1550 ° C. or higher include strontium iodide (SrI 2 ), strontium bromide (SrBr 2 ), and ytterbium bromide (YbBr 2 ). There is a slight decrease.
一方、ヨウ化ユーロピウム(EuI2)、臭化ユーロピウム(EuBr2)、ヨウ化サマリウム(SmI2)、臭化サマリウム(SmBr2)を用いた方が、ランプ効率の低下がほとんど見られないため、本発明においてより好ましい形態といえる。
3.メタルハライドランプ
(1)種類
上記の各実施の形態による発光管の構成は、各実施の形態の150W、250W以外のタイプ、例えば70W、100W、200W、400Wなどにもそのまま適用できる。
On the other hand, europium iodide (EuI 2), europium bromide (EuBr 2), because the samarium iodide (SmI 2), is preferable to use a samarium bromide (SMBR 2), decrease in lamp efficiency is hardly observed, It can be said that this is a more preferable embodiment in the present invention.
3. Metal Halide Lamp (1) Type The configuration of the arc tube according to each of the above embodiments can be applied as it is to types other than 150 W and 250 W of each embodiment, such as 70 W, 100 W, 200 W, 400 W, and the like.
また実施の形態では、片口金Eタイプのメタルハライドランプについて説明したが、例えば、口金を両側にランプの両端にある両口金タイプであっても良い。
(2)発光管
上記各実施の形態では、発光管の発光部は、直管形状をしていたが、他の形状、例えば、発光部における長手方向の中央部がその両側よりも太いバレル形状をしても良いし、段階的に中央部が太くなるような形状であっても良い。当然、逆に、発光部の中央部が両側よりも細くなるような形状であっても良い。さらには、発光部の一端から他端に移るにしたがって、その太さが徐々に(段階的に)変化するような形状であっても良い。
In the embodiment, the single-metal E-type metal halide lamp has been described. However, for example, a double-cap type that has the base on both sides of the lamp may be used.
(2) Arc tube In each of the above embodiments, the light emitting portion of the arc tube has a straight tube shape, but other shapes, for example, a barrel shape in which the central portion in the longitudinal direction of the light emitting portion is thicker than both sides thereof. The shape may be such that the central portion becomes thicker in stages. Naturally, conversely, the central portion of the light emitting portion may be thinner than both sides. Furthermore, the shape may be such that the thickness gradually (stepwise) changes from one end of the light emitting unit to the other end.
なお、発光部の内径が長手方向に変化する場合は、形状パラメータを示す「EL/Di」の「Di」は、内径の最大値を用いる。
また、放電容器の横断面形状は、円形状であっても良いし、楕円形状、6角形等の多角形状をしていても良い。なお、例えば、横断面が6角形状の場合における本発明の内径は
対角線で最も長い線分の寸法となる。
When the inner diameter of the light emitting portion changes in the longitudinal direction, the maximum value of the inner diameter is used as “Di” of “EL / Di” indicating the shape parameter.
Moreover, the cross-sectional shape of the discharge vessel may be circular, or may be a polygonal shape such as an elliptical shape or a hexagonal shape. For example, when the cross section is a hexagonal shape, the inner diameter of the present invention is the dimension of the longest line segment on the diagonal line.
(3)電極部
各実施の形態での電極棒、電極コイルは、タングステンを用いたが、他の材料、例えば、モリブデンを用いて構成することもできる。
さらに、各実施の形態では、発光部と細管部とが1つの材料で構成され且つ一体化したものであったが、例えば、同じ材料から構成される発光部と細管部とを別体で製作して、両者を結合したものであっても良い。
(3) Electrode part Although the electrode rod and electrode coil in each embodiment used tungsten, it can also be constituted using other materials, for example, molybdenum.
Furthermore, in each embodiment, the light emitting part and the thin tube part are made of a single material and integrated. For example, the light emitting part and the thin tube part made of the same material are manufactured separately. And what united both may be sufficient.
4.照明装置
図8は、本発明に係る照明装置の概略図である。
照明装置100は、図8に示すように、例えば、取着壁101に取着された照明器具103と、この照明器具103に装着されたメタルハライドランプ1とから構成される。
照明器具103は、照射側が拡がるラッパ形状の反射部材105と、この反射部材105内に配置され且つメタルハライドランプ1を着脱自在に装着するためのソケット部107と、ソケット部107に装着されたメタルハライドランプ1を点灯させるための安定器109とを備え、取着壁101に形成された取付孔101aに反射部材105の外周が当接して装着されている。
4). Illumination Device FIG. 8 is a schematic view of an illumination device according to the present invention.
As shown in FIG. 8, the
The
メタルハライドランプ1は、図8に示すように、その軸心が水平となる状態で、ソケット部107に装着される。なお、メタルハライドランプ1は、上記変形例で説明したようなランプを利用することも可能である。
反射部材105の内周面は、鏡面に仕上げられたり、白色の塗料が塗布されたりして、メタルハライドランプ1から発せられた光が前方を効率良く照射するようになっている。反射部材205の一端には、取着壁101の主面と平行な方向(図8では上下方向)に延びるベース板111が取り付けられており、このベース板111における反射部材105内に対応する部分にソケット部107が装着されている。また、反射部材105外に対応する部分に設けられた筐体113の内部に安定器109が格納されている。
As shown in FIG. 8, the
The inner peripheral surface of the reflecting
本発明は、高効率でかつ色温度の変動の少ないメタルハライドランプ及び照明装置に適用できる。 The present invention can be applied to a metal halide lamp and a lighting device that are highly efficient and have little variation in color temperature.
1 ランプ
7 発光管
25,27 電極部
29 第1金属ハロゲン化物
30 第2金属ハロゲン化物
31 発光部
33,35 細管部
200 照明装置
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記発光物質は、少なくともハロゲン化セリウム、ハロゲン化プラセオジム、ハロゲン化ネオジムの1つ又はそれらの混合物を含むと共に、前記放電容器の内部に、融点が680℃以下で、沸点が1550℃以上である金属化合物が封入されている
ことを特徴とするメタルハライドランプ。 A pair of electrode portions are held in a discharge space formed inside a translucent ceramic discharge vessel, and a rare gas and a luminescent material are sealed in the discharge space, and the maximum inner diameter of the discharge vessel is increased. Di (mm), where a distance between the pair of electrode portions is EL (mm), a metal halide lamp including an arc tube whose EL / Di is 3.5 or more,
The luminescent material includes at least one of cerium halide, praseodymium halide, neodymium halide, or a mixture thereof, and a metal having a melting point of 680 ° C. or lower and a boiling point of 1550 ° C. or higher inside the discharge vessel. A metal halide lamp characterized by containing a compound.
ことを特徴とする請求項1に記載のメタルハライドランプ。 The metal halide lamp according to claim 1, wherein the metal compound is a metal halide.
ことを特徴とする請求項2に記載のメタルハライドランプ。 The metal halide lamp according to claim 2, wherein the metal halide has at least one element selected from europium and samarium.
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のメタルハライドランプ。 4. The metal halide according to claim 1, wherein at least one of cerium halide, praseodymium halide, neodymium halide, or a mixture thereof is iodide, bromide, or a mixture thereof. 5. lamp.
前記メタルハライドランプは、請求項1〜4のいずれか1項に記載されたメタルハライドランプである
ことを特徴とする照明装置。 In a lighting device comprising a metal halide lamp, a ballast for lighting the metal halide lamp, and a lighting fixture in which the metal halide lamp is incorporated,
The said metal halide lamp is a metal halide lamp described in any one of Claims 1-4. The illuminating device characterized by the above-mentioned.
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