JP2007272479A - 重畳影領域識別方法及び重畳影領域識別装置 - Google Patents

重畳影領域識別方法及び重畳影領域識別装置 Download PDF

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Abstract

【課題】動画像における複数の影領域が重畳した場合、各々の領域とそれらの重畳部分を識別する。
【解決手段】影領域抽出手段102は動画像のフレーム又はフィールドにおける影領域を抽出する。各影領域についてモデル構築手段103により領域モデルを構築し、構築した領域モデルをモデル記憶手段104によって記憶する。構築された領域モデルをモデル更新手段105によりフレームごと又はフィールドごとに更新し、モデル重畳判定手段106により各領域モデルの重畳判定を行い、各々の領域とそれらの重畳部分を特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画像における複数の影領域が重畳した場合、各々の領域とそれらの重畳部分を識別することができる重畳影領域識別方法及び重畳影領域識別装置に関する。
画像中の影領域を抽出する従来例として、下記の非特許文献1には、影領域が非影領域に比べて低周波成分を多く含むことを利用した手法が提案されている。また、下記の非特許文献2には、影領域と非影領域では、明るさのみが異なり、色成分は大きく変わらないことを利用した手法が提案されている。これらの手法を利用すると、画像中の影領域を抽出することが可能になる。
"Automatic Image Shadow Identification using LPF in Homomorphic Processing System", Proc. VII th Digital Image Computing. 2003 "Cast Shadow segmentation using invariant color features", Computer Vision and Image Understanding. 2004
ここで、例えば車両の後方などにカメラを搭載し、撮像された車外の動画像を車両の運転席の前などに搭載されたモニタに表示する場合、表示画面上に自車影がそのまま表示されていると見づらくなる。そこで、上記手法を利用して自車影を検出してその部分を明るくし、見易くすることができる。図4(a)は自車影S1と、自車影S1から離れた他の影S2がそのまま表示されている画面を示し、この場合には自車影S1を検出して図4(c)に示すように自車影S1のみの明度を補正することができる。しかしながら、車両が移動して、すなわち時間が経過して図4(b)に示すように自車影S1と他の影S2が重なると自車影S1と他の影S2を区別できなくなり、図4(d)に示すように両方の影S1、S2の明度を補正してしまいS2の領域の明度が突然変わり不自然な動画となるという問題点がある。また、S2が影でなく、自車影S1と同様な画像特徴を持つ物体の場合にも同様に、その物体の明度を補正してしまうという問題点がある。
本発明は上記の問題点に鑑み、動画像における複数の影領域が重畳した場合、各々の領域とそれらの重畳部分を識別することができる重畳影領域識別方法及び重畳影領域識別装置を提供することを目的とする。
本発明の重畳影領域識別方法は上記目的を達成するために、動画像のフレーム又はフィールドにおける影領域を抽出する影領域抽出ステップと、
前記影領域抽出ステップにより抽出された各影領域にそれぞれ対応する領域モデルを構築する領域モデル構築ステップと、
前記各領域モデルを記憶する領域モデル記憶ステップと、
前記各領域モデルをフレームごと又はフィールドごとに更新する領域モデル更新ステップと、
前記領域モデル構築ステップにより構築された各領域モデルに基づいて、各々の影領域とそれらの重畳部分を判定する領域モデル重畳判定ステップとを、
備えた。
また、本発明の重畳影領域識別装置は上記目的を達成するために、動画像のフレーム又はフィールドにおける影領域を抽出する影領域抽出手段と、
前記影領域抽出手段により抽出された各影領域にそれぞれ対応する領域モデルを構築する領域モデル構築手段と、
前記各領域モデルを記憶する領域モデル記憶手段と、
前記各領域モデルをフレームごと又はフィールドごとに更新する領域モデル更新手段と、
前記領域モデル構築手段により構築された各領域モデルに基づいて、各々の影領域とそれらの重畳部分を判定する領域モデル重畳判定手段とを、
備えた。
この重畳影領域識別方法及び重畳影領域識別装置により、動画像における複数の影領域が重畳した場合、各々の領域とそれらの重畳部分を識別することができる。
本発明によれば、動画像における複数の影領域が重畳した場合、各々の領域とそれらの重畳部分を識別することができる。このため、当装置を例えば車両に搭載した場合、以下の処理が可能になる。
1.所望の影領域(例えば自車影領域)のみに明度補正などの画像処理を適用する際、自車影領域が車両移動などにより他の物体の影と重なっても、自車影と他の物体の影が区別できるため、自車影領域のみに明度補正することができる。これにより、重なった影領域の明度が突然変わるといった不自然な明暗変化を抑制できる。
2.全ての影領域を明度補正などの画像処理を適用する際、視認性改善のために参照する領域として、各々の影領域(例えば図4の自車影S1と他の影S2)ごとに異なる領域の参照が可能となるので、ひとつの領域と認識してしまう場合と比較して適した領域を参照することができ視認性を更に向上させることが可能となる。
3.所望の影領域(例えば自車影領域)などに明度補正などの画像処理を適用する際、自車影領域が車両移動などにより他の物体(例えば黒い物体)と重なった場合、重なった領域について立体物センサ(例えばクリアランスソナーやミリ波センサなど)により立体物の有無を判定することで、重畳した領域を黒い物体と判定することができる。これにより自車影領域のみに明度補正などの画像処理を適用することができ、黒い物体の明度を変換するといった不自然な明度変換の問題を解決することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係る重畳影領域識別装置の一実施の形態を備えた画像処理装置を示すブロック図、図2は図1の画像処理装置の処理を説明するためのフローチャート、図3は図1の画像処理装置における重畳影領域の識別処理を示す説明図である。
図1において、例えば車両の後方などに搭載されたカメラにより撮像された画像をフレーム(フィールドでもよい)ごとに画像取得手段101により取得し、次いで影領域抽出手段102によりフレーム内の全ての影領域を抽出する。初期フレームについてはモデル構築手段103により、各々の影領域に対応した領域モデル(以下、モデル)を構築し、それらのモデルをモデル記憶手段104により記憶する。初期フレーム以降の各フレームについては、影領域抽出手段102により全ての影領域抽出を行い、抽出された影領域をもとに、モデル更新手段105により、フレームごとにモデル記憶手段104のモデルを更新する。次いでモデル重畳判定手段106により、各々のモデルの重なりを判定し、判定の結果に基づき、画像処理手段107により所望の領域のみに画像処理を施す。画像処理を施された画像は、例えば車両の運転席の前などに搭載されたモニタに出力される。
図2及び図3を参照して処理を詳しく説明する。図2は各フレームごとの処理を示し、まず、ステップS201では、画像フレームを画像取得手段101により取得し、ステップS202では、現在フレームが最終フレームがあるかどうかを判定する。最終フレームであれば終了する。そうでない場合、ステップS203では、取得された画像フレームに影領域抽出手段102で領域抽出処理を施し、各々の影領域を抽出する。次いでステップS204では、入力フレームが画像系列の初期フレームであるかを判定し、初期フレームであればステップS205に移り、初期フレームでなければステップS206に移る。ステップS205では、図3(a)に示すように初期フレームにおける影領域のモデルの構築(例えば影領域の境界に曲線を当てはめるなど)及び記憶を行い、ステップS201に戻って次のフレームの処理を行う。
ステップS206では、ステップS203で求まった影領域をもとに、モデルの許容範囲内(モデルは形状が変化できるものであるが、形状変化の範囲は制限されており、形状はある許容範囲内にしか変化できないものとする)に、例えば図3(b)に示すようにモデルの更新(モデル位置の変更、変形など)を行い、更新されたモデルを記憶する。ステップS206では、車両及びカメラに関する情報(車速、操舵角、焦点距離など)を利用することも可能である。
続くステップS207では、それぞれのモデルの重畳判定を行い、画像処理を適用すべき画像部分を決定する。ステップS207において、モデルとして例えば閉曲線を用いれば、画像の任意の点について、曲線の内部と外部のどちらに属するかを判定できる。したがって、図3(c)のように、2つの影領域の各々に対するモデルM1、M2として2つの閉曲線を用い、それぞれの内部と外部を判定する関数m1(x)、m2(x)を設けたとする。それらの関数m1(x)、m2(x)は仮に、ある点xがモデルの内部ならば1、モデルの外部ならば0を返すとする。そのとき、図3(c)のような設定では、関数m1(x)、m2(x)の戻り値について4通りの組合せが存在するため、4種類の領域を識別できる。ここで、図3(c)では、
m1(x)=1、m2(x)=0:自車影のみの領域
m1(x)=1、m2(x)=1:自車影と他の影が重なる領域
m1(x)=0、m2(x)=1:他の影のみの領域
m1(x)=0、m2(x)=0:自車影と他の影以外の領域(非影領域)
と判定する。
ステップS207ではまた、例えば車両に適用した場合、画像の下辺と接する領域を自車影とするとしてどの領域を優先するか決定した場合は、自車影領域のみに所望の処理を施すことができる。
続くステップS208では、ステップS207で決定された画像部分に対して明度補正などの画像処理を行い、続くステップS209で処理済み画像を表示などのために出力し、ステップS201に戻る。
本発明は、動画像における複数の影領域が重畳した場合、各々の領域とそれらの重畳部分を識別することができるという効果を有し、車載カメラのほか、ビデオカメラの撮像画像を処理する装置などに利用することができる。
本発明に係る重畳影領域識別装置の一実施の形態を備えた画像処理装置を示すブロック図である。 図1の画像処理装置の処理を説明するためのフローチャートである。 図1の画像処理装置における重畳影領域の識別処理を示す説明図である。 本発明が解決しようとする課題を示す説明図である。
符号の説明
101 画像取得手段
102 影領域抽出手段
103 モデル構築手段
104 モデル記憶手段
105 モデル更新手段
106 モデル重畳判定手段
107 画像処理手段

Claims (2)

  1. 動画像のフレーム又はフィールドにおける影領域を抽出する影領域抽出ステップと、
    前記影領域抽出ステップにより抽出された各影領域にそれぞれ対応する領域モデルを構築する領域モデル構築ステップと、
    前記各領域モデルを記憶する領域モデル記憶ステップと、
    前記各領域モデルをフレームごと又はフィールドごとに更新する領域モデル更新ステップと、
    前記領域モデル構築ステップにより構築された各領域モデルに基づいて、各々の影領域とそれらの重畳部分を判定する領域モデル重畳判定ステップとを、
    備えた重畳影領域識別方法。
  2. 動画像のフレーム又はフィールドにおける影領域を抽出する影領域抽出手段と、
    前記影領域抽出手段により抽出された各影領域にそれぞれ対応する領域モデルを構築する領域モデル構築手段と、
    前記各領域モデルを記憶する領域モデル記憶手段と、
    前記各領域モデルをフレームごと又はフィールドごとに更新する領域モデル更新手段と、
    前記領域モデル構築手段により構築された各領域モデルに基づいて、各々の影領域とそれらの重畳部分を判定する領域モデル重畳判定手段とを、
    備えた重畳影領域識別装置。
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