JP2007266725A - 移動管理装置および移動管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】新たな通信路への切替時に、無線アクセス網のリソース消費量を増大させることなく、通信路設定時間を短縮できること。
【解決手段】移動管理装置(HA)100は、複数のアクセス網を介して接続される移動局の移動管理を行い、この移動局から所望するアクセス網に対する接続要求に対する接続の可否を応答する。そして、アクセス網の通信路に輻輳状態が生じたとき、移動局に対する接続の拒否に関する情報をBinding Cache(BC)テーブル104に記録し、輻輳状態の解消時に、BCテーブル104を検索し、接続を拒否した移動局を検索するBinding Cache(BC)検索部103と、BC検索部103によって検索された移動局に対してアクセス網の利用が可能なことをメッセージを用いて通知するモバイルメッセージ処理部110とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、移動局の移動状態を管理する移動管理装置および移動管理方法にかかり、特に、複数の異なるアクセス網の通信路を切り替える際の時間短縮化が図れる移動管理装置および移動管理方法に関する。
現在、無線アクセス網は、複数の無線アクセス網が構築されてきており、異種の通信サービス、例えば、GPRS(General Packet Radio Service)、無線LAN等のアクセス種別、およびQoS(Quality of Service)、ベストエフォート、料金別等の提供サービス別のアクセス網等、新旧アクセス網の並存が進みつつある。
このような異種の通信サービスに対応し、各アクセス網に跨る移動通信を経済的に提供するために、IPプロトコルで網間を接続し、移動局の移動管理をモバイルIP(Mobile IP)で行うことが検討されている。また、上記のような無線アクセス網の進展によって、複数のアクセス網のサービスエリアが重複してきている。移動局のユーザは、複数のアクセス網の中から利用するアクセス網を任意に選択でき、同時に異なるアクセス網を利用できる環境が整ってきており、ユーザ(移動局)は、サービスの利用条件に基づき、課金などの条件を考慮して、接続するアクセス網の切り替えができるようになってきている(例えば、下記非特許文献1参照。)。
移動管理プロトコルとして、Mobile IPを用いる場合を例に従来技術の動作を説明する。Mobile IPを用いる場合、移動管理ノードは、HA(Home Agent)である。移動ユーザが使用するモバイルノードMN(Mobile Node)は、固定的に割り当てられたホームアドレスHoA(Home address)と、移動先で一時的に利用する気付アドレスCoA(Case−of address)との対応関係を、HAに登録する。特許文献1に開示された技術は、移動局の位置登録および移動局の移動による切替要求時、アクセス網側に設けられたホームエージェント(HA)は、バインディングキャッシュに格納された情報(移動局のホームアドレスと移動局の移動先の気付アドレス)を用いて移動局の管理を行っている(例えば、下記特許文献1参照。)。この特許文献1によれば、さらに、登録済みの有効エントリに対して、エントリの再登録間隔を制御することにより、HAの処理負荷を軽減させることができる。
通信相手である通信相手ノードCN(Correspondent Node)がMNのHoA宛に送信したパケットは、HAが代理で受信し、HAがMNのCoA宛にパケットをカプセル化しトンネリングすることで、MNは移動先でもCNと通信することが可能となる。なお、Mobile IPには、Mobile IPv4と、Mobile IPv6の両方のプロトコルが定義されているが、基本的な動作は両方とも同じである。ただし、Mobile IPv4では、移動先網にて、MNに代わって、トンネルを終端する外部エージェントFA(Foreign Agent)が定義される。
図9−1は、従来技術による移動管理制御を説明する図である。単一のアクセス網に対する接続の動作の流れは、アクセス網切り替え動作に包含されるため、以降、切り替え動作について説明する。図9−1では、移動管理ノードHAが、アクセス網AN#aとアクセス網AN#bに接続するモバイルノードMN1への通信サービスを行う。MN1は、Home addressとしてHoA_1を有しており、気付アドレスCoA_aを用いて、AN#a経由で、通信相手ノードCN#1と通信を行っている。このとき、HAには、HoA_1とCoA_aの対応関係が、バインディングキャッシュとして記録保持されており、この対応関係を参照して、HA−AN#a−MN1間がトンネル転送されている。
そして、アクセス網AN#a,#bが無線アクセス網であり、ノードの移動や無線状態の変化で、MN1は、異なるアクセス網AN#bを発見したとする。MN1は、(1)無線アクセス網AN#bの無線品質を確認し、MN1のユーザが所望するサービス(例えば、課金、契約等の利用条件)に基づいて、(2)AN#aからAN#bへの切り替えを要求したとする。この切り替えは、AN#bで獲得/使用するCoA_bをHAへ登録し、登録成功時に、CoA_aのBinding Cacheエントリを削除し、トンネル転送をAN#bに切り替えることで実現される。
特開2003−204330号公報 福永勇二、"特集:モバイルIP技術詳解"、[online]、平成14年9月21日、@IT、[平成18年3月10日検索]、インターネット<URL:http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/tokusyuu/15mobileip/mip01.html>
しかしながら、上記従来の技術では、移動管理ノードHAにおける通信路切替(通信路設定時間)の短縮が困難であった。MN1は、無線強度等の無線状態とユーザの希望等に基づいて、AN#bへの切り替えを要求するが、通信品質が維持できることが前提となる。したがって、AN#bとHA間の回線が輻輳(トラフィックの混雑等)していた場合は、AN#a経由時の通信品質が維持できない。そのため、HAは、AN#bへの切り替え要求を受信した場合、HA−AN#b通信路が輻輳しておらず、MN1の所望する通信品質(帯域)が該当通信路に収容できる可能な場合に、切り替えを許可する。そのため、MN1は、切り替え要求に所望通信品質の情報を含めて送る(例えば、特願2005−250096参照。)。
図9−2は、従来技術による移動管理制御の流れを示すシーケンス図である。図9−2は、図9−1の構成に対応して記載してある。図9−1に示すように、(3)HA−AN#b通信路が輻輳していた場合、HAは、この輻輳の期間Tx中は、(2)切替要求があっても、(4)切替拒否を(CoA_bの登録失敗を位置登録応答メッセージにより)MN1へ通知する。受信したMN1は、無線アクセス網AN#bの無線リソース浪費を回避するため、内部のタイマにより一般的な輻輳継続時間T1(例えば1sec)の経過を待ってから、(5)再度、再要求(再度の切り替え要求)をCoA_bの位置登録メッセージとして発信する。
図9−2に示す例では、MN1が、(4)切替拒否通知を受信したときにちょうど、輻輳が解消した状態を示しており、AN#bに対する接続までの時間が、一般的な輻輳継続時間T1分だけ待たされる状態を示してある。なお、輻輳継続時間T1について、固定周期ではなく、ランダムや、リトライ回数で可変にする方式も考えられるが、上記の輻輳継続時間T1を用いて平均値や初期値を設定することになるため、所望のアクセス網への通信路設定が完了するまではsec単位の時間を要し、大幅な短縮化を図ることができなかった。また、リトライ周期を短くすれば、通信路設定時間は短くできるが、無線アクセス網のリソースを消費する問題を生じる。
以上説明したように、従来技術では、切替要求先のアクセス網が輻輳していたときには、移動局MN側が切替要求しても迅速な切り替えに対応することができなかった。このような、アクセス網の切り替えだけではなく、新規のアクセス網に接続する場合においても、迅速な通信路の設定および接続が要求されている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、新たな通信路への切替時に、無線アクセス網のリソース消費量を増大させることなく、通信路設定時間を短縮できる移動管理装置および移動管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる移動管理装置は、複数のアクセス網を介して接続される移動局の移動管理を行い、当該移動局から所望するアクセス網に対する接続要求に対する接続の可否を応答する移動管理装置において、前記アクセス網の通信路に輻輳状態が生じたとき、前記移動局に対する接続の拒否に関する情報を記録手段に記録し、前記輻輳状態の解消時に、前記記録手段を検索し、接続を拒否した前記移動局を検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された前記移動局に対して前記アクセス網の利用が可能なことをメッセージを用いて通知するメッセージ処理手段と、を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、移動局から他のアクセス網に対する切り替えによる接続要求があり、この切り替え先のアクセス網に輻輳が生じていたときには、移動局に対して接続拒否を通知するが、この接続の拒否に関する情報は、記録手段に記録される。検索手段は、輻輳状態の解消時に接続を拒否した前記移動局を検索し、メッセージ処理手段は、この移動局に対してアクセス網の利用が可能なことをメッセージを用いて通知する。
本発明にかかる移動管理装置によれば、切り替え先のアクセス網の通信路に生じた輻輳状態が解消次第、短時間で移動局に対してこのアクセス網の利用が可能なことを通知できる。この際、無線アクセス網のリソース消費量を増大させることがなく、切り替えに要する通信路設定時間を短縮できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる移動管理装置および移動管理方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。本発明では、実施の形態3にて説明する外部エージェント(FA)以外については、Mobile IPv4およびMobile IPv6を特に区別せずに説明する。
本発明は、以下の各点を特徴としている。
1.移動局が接続要求した接続先の輻輳状態が解消次第、移動管理装置側から、切り替え可能であることを移動局に通知する。
2.移動管理装置は、接続要求先のアクセス網の帯域リソース不足で登録拒否した場合、その拒否の状態を記憶しておき、リソースが確保でき次第、移動局にその旨を通知し、アクセス網の切り替え契機を与える。
3.移動局に対する通知は、汎用の移動制御メッセージに相乗りさせる(利用可能通知フラグの追加)
4.移動制御が、Mobile IPの場合は、Mobile IP制御メッセージにピギーバックする。
5.リソース確保判定は、既存通信路の切り替えの場合は、移動管理装置自身が持っている実測値をもとに行う。
6.移動局からの品質要求(例えばQoS申告)と、その抽出/解析を不要にして移動局に対する応答時間を短縮する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による移動管理装置の構成を示す図である。本発明における移動管理の全体構成は、上述した図9−1と同様である。移動管理ノードである移動管理装置(HA)100は、入力処理部101と、パケット種別識別部102と、Binding Cache検索部103と、Binding Cache(BC)テーブル104と、BCテーブル104により統計情報を収集する統計情報収集部105と、カプセル化処理部106と、ルーティングテーブル107aを有する出力路決定部107と、出力処理部108と、AN回線量109aとAN回線使用量モニタ値109bの保持部を有するQoS処理部109と、モバイルメッセージ部110とを備える。QoS処理部109は、アクセス網の通信路の品質が切り替え前後で維持できるか判断する品質保証処理部としての機能を有している。
(通信相手ノードCN−移動局MNのユーザサービスデータ受信時の処理)
入力処理部101は、接続されたネットワークからパケットを受信する。パケット種別識別部102は、受信パケットの種別を識別し、この受信パケットが移動管理プロトコルメッセージでなかった場合は、バインディングキャッシュ(Binding Cache:BC)検索部103へ送る。BC検索部103は、パケットの宛先アドレスをキーに、BC(Binding Cache)テーブル104を検索し、BCテーブル104に有効なエントリがあった場合は、エントリにあるCoAを、カプセル化部106に通知する。カプセル化部106は、CoAを宛先として受信パケットのIPカプセル化を行う。出方路決定部107は、カプセル化部106から入力されたパケットの宛先アドレス(上記例ではCoA)をもとに、通常のIPルーティングで出方路を決定し、出方路に対応する出力処理部108から、接続ネットワークへIPカプセル化した受信パケットを送信する。
上記のBCテーブル104の検索時に、該当エントリが無かった場合は、カプセル化処理部106でのカプセル化は行わず、受信パケットを透過させ、受信パケットをそのまま、出方路決定部107でルーティングさせる。
出方路決定部107は、接続するアクセス網(回線)毎にトラフィック量をモニタする機能を有し、モニタ結果をQoS処理部109へ通知する。QoS処理部109は、アクセス回線毎のAN回線使用量モニタ値109bを保持するとともに、予め定められたAN回線量(容量)109aも保持しており、後述するように、これらの値を用いて、アクセス網に対する接続/切り替え要求の受付制御を行う。
(移動管理制御データ受信時)
移動管理制御用のメッセージは、入力処理部101後段のパケット種別識別部102により識別される。パケット種別識別部102は、移動管理制御メッセージを受信した場合には、受信データをモバイルメッセージ処理部110へ渡す。モバイルメッセージ処理部110は、メッセージの種別をさらに識別し、メッセージに応じた処理を実行する。
モバイルメッセージ処理部110は、位置登録メッセージを受信して、要求帯域などの品質要求の情報を抽出する。そして、位置登録メッセージが登録を要求するCoAに対応するアクセス網の回線に要求帯域が収容可能どうか受付判断を行う。この受付判断の処理は、QoS処理部109から、アクセス回線に関する情報を用いて行う。収容不可能だった場合、登録失敗をコーディングした位置登録応答メッセージを作成し、移動局MNへ送信する。収容可能だった場合、BCテーブル104に要求されたCoAを登録する。そして、登録成功をコーディングした位置登録応答メッセージを作成し、移動局MNへ送信する。
また、受信した位置登録メッセージが、アクセス網の切り替え要求の場合には、BCテーブル104から同一Home addressの通信中CoAのエントリを削除する。切り替えが指定されていない場合は、新規接続、あるいは、接続回線の増設なので何も処理しない。また、上述の新規接続/切り替えや登録成功/不成功などの指定/コーディングは、各メッセージ中のフラグ値や結果コードで行われる。
(Binding Cacheテーブル管理制御について)
モバイルメッセージ処理部110は、上述した位置登録メッセージ受信に基づく処理のほか、BCテーブル104のエントリ管理制御を行う(詳細は後述する)。
図2は、移動管理装置(HA)の位置登録処理を示すフローチャートである。以下の説明では、本発明に関係する位置登録メッセージについてのみ説明する。移動管理装置(HA)100のモバイルメッセージ処理部110は、移動局MNから位置登録メッセージを受信した場合(ステップS200)、この位置登録メッセージが要求帯域などの品質要求情報を含んでいるかどうかを確認する(ステップS201)。この位置登録メッセージは、移動局MNによるアクセス網ANの切替要求である。品質要求情報を含んでいた場合には(ステップS201:Yes)、品質要求情報から抽出(あるいは導出)した要求帯域を以下の受付判定に用いる(ステップS202)。品質要求情報を含んでいない場合は(ステップS201:No)、システムで決められた所定のシステム決定値を要求帯域に使用する(ステップS203)。
次に、位置登録メッセージが登録を要求するCoAに対応するアクセス網ANに要求帯域が収容可能かどうかの受付判断を行う(ステップS204)。この受付判断処理は、QoS処理部109のアクセス回線に関する情報を参照し、例えば下記式(1)を用いて輻輳が生じているか否かを判断する。
要求帯域+AN回線使用量>AN回線 …(1)
ステップS204による判断結果が収容不可能の場合には(ステップS204:Yes)、登録失敗をコーディングした位置登録応答メッセージを作成し(ステップS205)、BCテーブル104の該当する移動局MNのHome addressとCoAに不成功flagを用いて登録失敗の旨のエントリ登録を行い(ステップS206)、移動局MNへ送信し(ステップS212)、以上の処理を終了する。ステップS205により作成する登録失敗は、移動局MN1に対し、切り替え先のアクセス網AN#bに対する接続拒否として通知される。
ステップS204による判断結果が収容可能の場合には(ステップS204:No)、BCテーブル104のHome addressとCoAに要求された情報をエントリを作成し(ステップS207)、登録成功をコーディングした位置登録応答メッセージを作成し(ステップS208)、移動局MNへの送信処理を行い(ステップS212)、以上の処理を終了する。
ここで、受信メッセージ(位置登録メッセージ)が、アクセス網ANの切替要求かを判断する(ステップS209)。切替要求であった場合には(ステップS209:Yes)、BCテーブル104から同一Home addressの通信中(旧)CoAのエントリを削除し(ステップS210)、ステップS212の送信を行う。一方、切替要求されていない場合には(ステップS209:No)、新規接続、あるいは、接続回線の増設に該当するので、ステップS208の処理後、ステップS212の送信を行い、以上の処理を終了する。なお、ステップS211の処理については後述する。
ステップS212おける送信処理は、モバイルメッセージ処理部110から出方路決定部107を経由して出力処理部108に至る処理に対応している。また、上述した新規接続/切り替えや、登録成功/不成功などの指定/コーディングは、各メッセージ中のフラグ値や結果コードで行われる。
図3は、Binding Cacheテーブルの内容を示す図である。BCテーブル104は、テーブル形式で情報を格納する記録部として機能する。エントリとしては、有効flag、不成功flag、Home address、CoA、Life time、品質要求情報、統計情報等がある。Life timeの値は、移動局MNの位置登録メッセージに基づき登録することもできるが、HA100側の運用ポリシにしたがって登録される。図示の例では、Life timeに100を設定してある。Life timeが満了(0)の場合、HA100は、位置登録要求メッセージで移動局MNに満了を通知し、CoAの再登録を要求し、エントリを更新する。また、この実施の形態では、BCテーブル104には、既存の上記構成に加えて、上述した不成功flagのフラグ領域301を追加して設けてある。統計情報302には、統計情報収集部105が収集した情報が登録される。この統計情報302には、位置登録メッセージに品質要求情報が含まれていないときに用いる品質に関する固定のシステム決定値(図2のステップS203等で使用)が格納されている。
図4は、移動管理装置(HA)の位置登録要求を示すフローチャートである。図中ステップS405〜ステップS411の処理がこの発明の実施の形態において追加された処理であり、その他の処理は既存の処理である。
はじめに、移動管理装置100のBC検索部103は、BCテーブル104を周期制御する(ステップS401)。この周期制御では、タイマを用いた周期的なトリガーによりBCテーブル104をチェックする。そして、有効なエントリ、かつ、Life timeが満了したエントリがあるか検索する(ステップS402)。検索結果、有効なエントリ、かつ、Life timeが満了したエントリがあれば(ステップS402:Yes)、このエントリに対する位置登録要求メッセージを作成し移動局MNに送信した後(ステップS403)、このエントリを無効化し(ステップS404)、ステップS412に移行する。
ステップS402の検索結果、有効なエントリ、かつ、Life timeが満了したエントリに該当しなければ(ステップS402:No)、ステップS405〜ステップS411の処理を実行する。ステップS405では、まず、このエントリが、無効エントリ、かつ、不成功フラグが有りで、Life timeが未満了であるか判断する。判断結果に該当しなければ(ステップS405:No)、ステップS412に移行する。判断結果に該当すれば(ステップS405:Yes)、このエントリが品質要求情報を含んでいるか判断し(ステップS406)、品質要求情報を含んでいれば(ステップS406:Yes)、BCテーブル104(図3参照)の品質要求情報に登録されている要求帯域を使用し(ステップS407)、ステップS409に移行する。品質要求情報を含んでいなければ(ステップS406:No)、CoAに関する統計情報302から要求帯域を設定し(ステップS408)、ステップS409に移行する。
ステップS409では、CoAに対応するアクセス網ANについて、輻輳が生じているか否かの判断を行う。この判断処理では、QoS処理部109のアクセス回線に関する情報を参照し、例えば上記式(1)を用いて、要求が回線容量を超えているか否かを判断する。ステップS409の判断結果がYesの場合には(ステップS409:Yes)、輻輳が生じていることに該当するため、ステップS412に移行する。ステップS409の判断結果がNoの場合には(ステップS409:No)、輻輳が生じていないため、該当するエントリに関する位置登録要求メッセージを作成し、移動局MNに利用可能通知として送信した後(ステップS410)、このエントリを無効化し(ステップS411)、ステップS412に移行する。
ステップS412では、このエントリがBCテーブル104の最終エントリであるか判断し、最終エントリであれば(ステップS412:Yes)、以上の処理を終了する。一方、最終エントリでなければ(ステップS412:No)、次にエントリに対する確認を行う(ステップS413)。この確認は、具体的には、ステップS402以下の処理を再度実行することに相当する。
図5は、実施の形態1による移動管理制御の流れを示すシーケンス図である。HA100と、AN#b(図9−1参照)との間に輻輳が期間Txで生じていたとする。この輻輳の期間Tx中に、(2)移動局MN1からの切替要求があると、(4)切替拒否をMN1へ通知する。この際、HA100は、(A)要求拒否記録を行う(図2のステップS206)。この後、(B)輻輳解消が検出されると(図4のステップS409:No)、BCテーブル104の該当エントリを検索し、移動局MN1に対してBCテーブル104のチェックの周期T0(例えば、100msec)経過後に、(C)利用可能通知を通知する。これにより、直ちに移動局MN1は、(5)再要求(再度の切り替え要求)を発信してアクセス網AN#bへの切り替えが行えるようになる。
上記実施の形態1によれば、図5に示すように、HA100は、輻輳解消を検出した直後に、移動局MN1に対して利用可能通知を通知して、移動局MN1側は、接続要求の機会が与えられる。従来(図9−2)と比較すると、移動局MN1からの(5)再要求を発信するタイミングを図9−2のT1よりも短縮することができるようになる(上記の周期T0=100msの場合は、従来に比べ、約1/10の短縮化)。なお、上記構成では、HA100から移動局MN1に対して送信する利用可能通知は、一般的な移動管理システムにおいて汎用されている移動管理プロトコルのメッセージ(位置登録要求メッセージ、図4のステップS410)を用いて行うことができ、新たなプロトコルの規定や追加を不要にできる。また、移動局MN1との間で無駄にメッセージのやりとりを行わないため、無線アクセス網のリソース消費量を増大させることがない。
(実施の形態2)
図6は、実施の形態2による移動管理装置(HA)の位置登録処理を示すフローチャートである。本発明の実施の形態2は、上述した実施の形態1の構成を前提としている(全体システムは図9−1参照)。実施の形態1において説明した位置登録処理のフローチャート(図2参照)の一部の処理(ステップS203)を変更したものである。
ステップS201(図2参照)にて品質要求情報が含まれていないと判断した場合(ステップS201:No)、次の処理は、図6に示すように、受信メッセージは、切替要求であるか判断する(ステップS601)。切替要求の場合には(ステップS601:Yes)、BCテーブル104から同一Home addressの既存CoAに関する統計情報302(図3参照)から、要求帯域を設定し(ステップS602)、ステップS204に移行する。切替要求でない場合には(ステップS601:No)、システムで決められた所定のシステム決定値を要求帯域に使用し(ステップS603)、ステップS204へ移行する。
上記処理による具体例を説明する。図9−1に示した移動局MN1が、同じHAに接続する別のアクセス網AN♯a経由で通信を行っており、アクセス網AN♯bへ接続要求する。この際、発信元の移動局MN1が自らの判断条件に基づいて、通信を接続要求先のアクセス網AN♯bへの切り替えを要求する場合、アクセス網AN♯a経由の通信量情報と、アクセス網AN♯bの通信路の使用量情報を比較する。
そして、アクセス網AN♯bに通信路を切り替えても、通信品質が維持可能であれば、HA100は、切り替え許可を判断し、移動局MN1に許可通知を行う。一方、通信品質が劣化する場合は、HA100は、アクセス網AN♯bへの切り替えを拒否し、この拒否要求を記録し、アクセス網AN♯a経由の通信量相当がアクセス網AN♯bの通信路に収容可能になった場合、切り替え拒否した移動局MN1に対して、アクセス網AN♯bの通信路が利用可能になったことを通知する。
このように、実施の形態2によれば、位置登録メッセージに品質要求情報が含まれていない場合には、それまでの通信路の使用量情報を元に輻輳状態を判断することができる。そして、移動局MN1が、切替後においてもそれまで使用していたアクセス網ANと同等の帯域を所望して切替要求したとき、移動局MN1からの品質要求情報(例えばQoS申告)を不要にできる。すなわち、移動局MN1が所望する通信品質(帯域)が変わらないのであれば、移動局MN1側からのQoS申告等を不要にでき、また、アクセス網ANの切り替え時間を短縮できる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3は、アクセス網AN内に移動局MN1の外部エージェント(FA:Foreign Agent)を配置し、アクセス網ANの通信路の輻輳状態を監視する構成としたものである。FAは、輻輳が生じているときには、自アクセス網への接続要求を拒否する。一方、アクセス網ANの通信路の輻輳状態が解消された場合には、要求拒否の情報を用いて、以前に接続拒否した移動局MN1に対して、要求拒否した通信路が利用可能になったことを通知する。
図7は、実施の形態3による移動管理装置の構成を示す図である。図7に示すようにアクセス網AN#bには、FAが設けられている。FAは、Mobile IPv4等で用いられており、移動局MN1に代わって転送処理、特にカプセル化・デカプセル化処理を行う。このように、アクセス網ANにFAが配置される場合であっても、実施の形態1、2において説明した処理を実行できる。なお、FAは、アクセス網ANに配置される記載としたが、移動管理装置(HA)の一部の機能として扱うことができる。
図8−1は、実施の形態3による移動管理装置(HA)の位置登録処理を示すフローチャートである。本発明の実施の形態3においても、上述した実施の形態1の構成を前提としている(全体システムは図9−1参照)。実施の形態1において説明した位置登録処理のフローチャート(図2参照)の一部の処理(ステップS205)を変更したものである。
ステップS204(図2参照)にて輻輳状態に関する判断の結果、輻輳が生じていると判断された場合には(ステップS204:Yes)、次の処理は、図8−1に示すように、受信メッセージが切替要求、かつ対向(切替先)はFA存在しているか判断する(ステップS801)。判断結果、受信メッセージが切替要求、かつ対向(切替先)にFAが存在していれば(ステップS801:Yes)、要求帯域値を含めたBinding Acknowledgeメッセージ(登録失敗)を作成し(ステップS802)、ステップS206(図2参照)の処理に移行し、ステップS212にて移動局MN1に送信される。一方、判断結果、受信メッセージが切替要求でなく、あるいは対向(切替先)にFAが存在していなければ(ステップS801:No)、特に処理を行わず、ステップS206以下の処理に移行する。
図8−2は、実施の形態3による移動管理制御の流れを示すシーケンス図である。HA100と、AN#b(図7参照)との間に輻輳が期間Txで生じていたとする。この輻輳の期間Tx中に、(2−1)移動局MN1からの位置登録(切替要求)があると、アクセス網AN#bに配置されたFAは、(2−2)位置登録(切替要求)をHAに送信する。HAは、HAとアクセス網AN#b間に輻輳が生じているため、受付拒否し、(4−1)位置登録応答(切替拒否)を返答する。この際、HAは、対向にFAが存在していることを認識し、要求品質情報がなく、該当の移動局MN1がアクセス網AN#bを介して通信中の場合、統計情報302(図3参照)から得た品質の情報を位置登録応答(4−1)に含めて返答する。
この際、FAは、位置登録応答から品質の情報を抽出し、この品質の情報とともに、(A)要求拒否記録を行う。そして、FAは、(4−1)の位置登録応答から品質の情報を除いた、(4−2)位置登録応答(切替拒否)を移動局MN1に送る。
この後、(B)輻輳解消が検出されると、BCテーブル104の該当エントリを検索し、移動局MN1に対して(C)利用可能通知を通知する。これにより、直ちに移動局MN1は、(5−1)位置登録要求(再要求)を発信し、FAは(5−2)位置登録要求(再要求)をHAに送信して、アクセス網AN#bへの切り替えが行えるようになる。
以上説明したように、実施の形態3によれば、Mobile IPv4のように、移動先のアクセス網に、移動局に代わってカプセル化・デカプセル化処理を行う外部エージェント(FA)を配置した構成であっても、実施の形態1,2同様の移動管理(切替制御)が適用可能である。そして、FAは、メッセージ(2−2)を転送し、HAではメッセージ(4−1)を用いて既存通信量を通知することができる。このように、実施の形態3によれば、実施の形態1、2においてHAが行っていた不成功エントリの保持および利用可能通知等の管理制御を外部エージェントに任せることができるため、移動管理のシステムの大規模化が容易に可能となる。
以上説明した実施の形態1〜3では、移動管理プロトコルとして、Mobile IPを用いた場合を説明したが、上記構成による位置登録および位置登録要求手順は、すべての移動管理システムに対して、同様に適用可能である。
(付記1)複数のアクセス網を介して接続される移動局の移動管理を行い、当該移動局から所望するアクセス網に対する接続要求に対する接続の可否を応答する移動管理装置において、
前記アクセス網の通信路に輻輳状態が生じたとき、前記移動局に対する接続の拒否に関する情報を記録手段に記録し、
前記輻輳状態の解消時に、前記記録手段を検索し、接続を拒否した前記移動局を検索する検索手段と、
前記検索手段によって検索された前記移動局に対して前記アクセス網の利用が可能なことをメッセージを用いて通知するメッセージ処理手段と、
を備えたことを特徴とする移動管理装置。
(付記2)前記移動局が自らの判断条件に基づいてアクセス網の切り替えを要求する場合に、切り替え前後のアクセス網の通信量に関する情報を用いて通信品質が維持可能であれば前記アクセス網の切り替え許可を前記移動局に通知するための品質保証処理手段を備えたことを特徴とする付記1に記載の移動管理装置。
(付記3)前記品質保証処理手段は、
前記アクセス網の切り替えに伴い通信品質が劣化する場合には、切り替えの拒否を前記移動局に通知するとともに、当該切り替え拒否に関する情報を前記記録手段に記録し、
切り替え前の通信量が切り替え後の通信路に収容可能と判断した場合には、前記記録手段を検索し、切り替え拒否した該移動局に前記切り替えが要求された前記アクセス網の利用が可能なことを通知することを特徴とする付記2に記載の移動管理装置。
(付記4)前記記録手段は、
接続の拒否の発生毎に当該接続の拒否に関する情報を、新たなエントリとしてテーブル形式で記録し、
前記検索手段は、
前記記録手段のテーブルを周期的に検索し、接続拒否したアクセス網の通信路の状態を確認し、前記接続の拒否が解消されたかを判断することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の移動管理装置。
(付記5)前記アクセス網には、前記移動局に代わって通信相手ノードとの間の転送処理を行う外部エージェントが配置され、
当該外部エージェントは、前記アクセス網に対する通信路の輻輳状態を監視し、
輻輳時には、自アクセス網への接続要求を拒否し、
前記通信路の輻輳状態が解消された場合には、メッセージを用いて接続拒否した前記移動局に対して、該アクセス網の利用が可能なことを通知することを特徴とする移動管理装置。
(付記6)前記アクセス網の利用が可能となる通知を、移動管理プロトコルのメッセージを用いて前記移動局に通知することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の移動管理装置。
(付記7)前記移動管理プロトコルは、Mobile IPであり、当該Mobile IPプロトコルを用いた管理を行うことを特徴とする付記6に記載の移動管理装置。
(付記8)複数のアクセス網を介して接続される移動局の移動管理を行い、当該移動局から所望するアクセス網に対する接続要求に対する接続の可否を応答する移動管理方法において、
前記アクセス網の通信路に輻輳状態が生じたとき、前記移動局に対する接続の拒否に関する情報を記録手段に記録する記録工程と、
前記輻輳状態の解消時に、前記記録手段を検索し、接続を拒否した前記移動局を検索する検索工程と、
前記検索工程によって検索された前記移動局に対して前記アクセス網の利用が可能なことをメッセージを用いて通知するメッセージ処理工程と、
を含むことを特徴とする移動管理方法。
以上のように、本発明にかかる移動管理装置および移動管理方法は、複数のアクセス網に対して接続要求する移動局に対して接続切り替えの制御を行うネットワーク網側の管理装置に有用であり、特に、アクセス網に輻輳が生じた前後における切り替え制御を短時間で行う必要があるホームエージェントに適している。
本発明の実施の形態1による移動管理装置の構成を示す図である。 移動管理装置(HA)の位置登録処理を示すフローチャートである。 Binding Cacheテーブルの内容を示す図である。 移動管理装置(HA)の位置登録要求を示すフローチャートである。 実施の形態1による移動管理制御の流れを示すシーケンス図である。 実施の形態2による移動管理装置(HA)の位置登録処理を示すフローチャートである。 実施の形態3による移動管理装置の構成を示す図である。 実施の形態3による移動管理装置(HA)の位置登録処理を示すフローチャートである。 実施の形態3による移動管理制御の流れを示すシーケンス図である。 従来技術による移動管理制御を説明する図である。 従来技術による移動管理制御の流れを示すシーケンス図である。
符号の説明
100 移動管理装置(HA)
101 入力処理部
102 パケット種別識別部
103 Binding Cache検索部
104 Binding Cache(BC)テーブル
105 統計情報収集部
106 カプセル化処理部
107 出力路決定部
108 出力処理部
109 QoS処理部
110 モバイルメッセージ部

Claims (5)

  1. 複数のアクセス網を介して接続される移動局の移動管理を行い、当該移動局から所望するアクセス網に対する接続要求に対する接続の可否を応答する移動管理装置において、
    前記アクセス網の通信路に輻輳状態が生じたとき、前記移動局に対する接続の拒否に関する情報を記録手段に記録し、
    前記輻輳状態の解消時に、前記記録手段を検索し、接続を拒否した前記移動局を検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された前記移動局に対して前記アクセス網の利用が可能なことをメッセージを用いて通知するメッセージ処理手段と、
    を備えたことを特徴とする移動管理装置。
  2. 前記移動局が自らの判断条件に基づいてアクセス網の切り替えを要求する場合に、切り替え前後のアクセス網の通信量に関する情報を用いて通信品質が維持可能であれば前記アクセス網の切り替え許可を前記移動局に通知するための品質保証処理手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の移動管理装置。
  3. 前記品質保証処理手段は、
    前記アクセス網の切り替えに伴い通信品質が劣化する場合には、切り替えの拒否を前記移動局に通知するとともに、当該切り替え拒否に関する情報を前記記録手段に記録し、
    切り替え前の通信量が切り替え後の通信路に収容可能と判断した場合には、前記記録手段を検索し、切り替え拒否した該移動局に前記切り替えが要求された前記アクセス網の利用が可能なことを通知することを特徴とする請求項2に記載の移動管理装置。
  4. 前記記録手段は、
    接続の拒否の発生毎に当該接続の拒否に関する情報を、新たなエントリとしてテーブル形式で記録し、
    前記検索手段は、
    前記記録手段のテーブルを周期的に検索し、接続拒否したアクセス網の通信路の状態を確認し、前記接続の拒否が解消されたかを判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の移動管理装置。
  5. 複数のアクセス網を介して接続される移動局の移動管理を行い、当該移動局から所望するアクセス網に対する接続要求に対する接続の可否を応答する移動管理方法において、
    前記アクセス網の通信路に輻輳状態が生じたとき、前記移動局に対する接続の拒否に関する情報を記録手段に記録する記録工程と、
    前記輻輳状態の解消時に、前記記録手段を検索し、接続を拒否した前記移動局を検索する検索工程と、
    前記検索工程によって検索された前記移動局に対して前記アクセス網の利用が可能なことをメッセージを用いて通知するメッセージ処理工程と、
    を含むことを特徴とする移動管理方法。
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