JP2007263643A - 歪検出装置 - Google Patents

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敏郎 乙部
Takaaki Ogawa
孝昭 小川
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Abstract

【課題】取り付け部品が少なく、作業効率や使い勝手の良い歪検出装置を提供することを目的としている。
【解決手段】荷重により歪を生じる柱状の起歪体2と、この起歪体2の外周面に配置され歪量に応じて抵抗値が変化する抵抗素子4と、この抵抗素子4に結線され起歪体2の歪量を検出する信号処理回路6とを備え、この起歪体2は軸方向に空洞8を有する角柱状とし、起歪体2の外形を四角柱状とするとともに空洞8を四角筒状としている。この起歪体2を挟むように起歪体2の軸方向に対して直交方向にネジ部10を配置し、起歪体2とネジ部10とを互いに溶接して接合し一体化した構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シート等の荷重を測定するための歪検出装置に関するものである。
以下、従来の歪検出装置について説明する。
従来の歪検出装置は、図7において、複数の貫通孔31を有する板状の金属製の起歪体32と、この起歪体32の貫通孔31の間に配置され歪量に応じて抵抗値が変化する抵抗素子33と、この抵抗素子33に結線された信号処理回路(図示せず)とを備えている。
この歪検出装置を、例えば、車両用シートと床面部との間に取り付ければ、車両用シートに座る人員の荷重を測定することができる。起歪体32に設けた複数の貫通孔31の内、内側の貫通孔31に車両用シートの一部を挿入して起歪体32と車両用シートとを連結し、外側の貫通孔31に床面部の一部を挿入して起歪体32と床面部とを連結して取り付ける(例えば、車両用シートの一部や床面部の一部をネジ部とし、起歪体32を介してナットで締めて取り付ける)。そうすると、車両用シートに荷重が加わった際、起歪体32が歪んで抵抗素子33の抵抗値が変化するので、これを信号処理回路で処理することによって荷重を測定することができる。この場合、起歪体32は車両用シートと床面部との両方に連結されているので、圧縮方向に対する荷重と引張方向に対する荷重を測定することができる。信号処理回路には、4つの抵抗素子33を環状に接続してホーイストンブリッジ回路を形成し、信号処理回路に入力している。
このような起歪体32の形状としては板形状の他に円筒形状のものもあるが、共に、複数の取り付け部品を組み合わせて歪検出装置を取り付けているものである。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1や特許文献2が知られている。
特開2003−240633号公報 特開平6−207865号公報
上記従来の歪検出装置では、歪検出装置の取り付けにおいて、複数の取り付け部品が必要となり、組み立ての作業効率や使い勝手が悪いという問題点を有していた。
本発明は上記問題点を解決するもので、取り付け部品が少なく、作業効率や使い勝手の良い歪検出装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明は、荷重により歪を生じるとともに軸方向に空洞を有する柱状の起歪体と、前記起歪体の周面に配置され歪量に応じて抵抗値が変化する抵抗素子とを備え、前記起歪体を挟むように前記起歪体の軸方向に対して直交方向にネジ部を配置するとともに前記起歪体と前記ネジ部とを互いに一体化した構成である。
上記構成により、起歪体を挟むように起歪体の軸方向に対して直交方向にネジ部を配置するとともに起歪体とネジ部とを互いに一体化しているので、このネジ部を介して、例えば、シートおよび床面部とを連結すれば簡単に取り付けが可能となり、作業効率や使い勝手を向上することができる。
特に、起歪体の軸方向には空洞を設けており、この軸方向に対して直交方向にネジ部を配置しているので、起歪体の外形形状に対する空洞の大きさによって、起歪体の歪量を制御できる。すなわち、歪みやすくするには空洞を大きくすればよく、歪みにくくするには空洞を小さくすればよいので、使用時の荷重に対応させて空洞の大きさを決定し適切な歪量を得てセンサ感度を向上できる。
以下、本発明の全請求項に記載の発明について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態における歪検出装置の斜視図、図2は同歪検出装置を介して車両用シートと床面部とを連結したシートユニットの側面図、図3は図2のA部の拡大図である。
図1において、本発明の一実施の形態における歪検出装置は、荷重により歪を生じる柱状の起歪体2と、この起歪体2の外周面に配置され歪量に応じて抵抗値が変化する抵抗素子4と、この抵抗素子4に結線され起歪体2の歪量を検出する信号処理回路6とを備えている。この起歪体2は軸方向に空洞8を有する角柱状とし、起歪体2の外形を四角柱状とするとともに空洞8を四角筒状としている。この起歪体2を挟むように起歪体2の軸方向に対して直交方向にネジ部10を配置し、起歪体2とネジ部10とを互いに溶接して接合し一体化している。また、信号処理回路6は起歪体2に配置している。
この歪検出装置を、例えば、図2、図3に示すように、車両用シート12と床面部14との間に取り付ければ、車両用シート12に座る人員の荷重を測定することができる。
車両用シート12にはその下部にネジ部10を挿入する貫通孔を設けており、床面部14には床面18に取り付けたレール部16に上記ネジ部10を挿入する貫通孔を設けており、各々の貫通孔の軸方向が床面18に対して垂直方向になるように設けている。一方のネジ部10を車両用シート12の貫通孔へ挿入し、他方のネジ部10をレール部16の貫通孔へ挿入し、互いにナット20で締め付けて起歪体2およびネジ部4を介して車両用シート12と床面部14とを連結している。
そうすると、車両用シート12に荷重が加わった際、荷重方向が起歪体2の軸方向に対して直交方向(床面18に対する上下方向)になるようにネジ部10に荷重が付加され、起歪体2の側面中央が伸縮する。そして、起歪体2の側面中央の伸縮(荷重が起歪体2に対して圧縮方向に付加されると起歪体2の側面中央が縮んで膨らみ、荷重が起歪体2に対して引張方向に付加されると起歪体2の側面中央が伸びる)に起因して抵抗素子4の抵抗値が変化するので、これを信号処理回路6で処理すれば荷重を測定できる。
上記構成により、起歪体2を挟むようにネジ部10を形成しているので、このネジ部10を介して、例えば、車両用シート12と床面部14とを連結する際に、取り付け部品が少なく簡単に取り付けが可能となり、作業効率や使い勝手を向上することができる。
特に、起歪体2とネジ部10とは互いに一体化しているので、車両用シート12に荷重が加わった際も起歪体2とネジ部10との境界部における破断を抑制できる。体重検知時の数十kgから車両衝突検知時の1トン程度までは検出能力を損なわずに起歪体2とネジ部10との境界部における破断を抑制でき、また、車両破壊に至るような数トン程度の荷重に対しても起歪体2とネジ部10との境界部における破断を抑制できるものである。起歪体2とネジ部10とは溶接して接合し一体化したり、同一材料からなる部材を加工したりしてもよい。起歪体2およびネジ部10の材料としては析出硬化系ステンレス鋼が挙げられ、起歪体2とネジ部10とを同種材料とする場合は、SUS630等が挙げられる。その他、延性および靭性に富むとともに溶接性も優れたオーステナイト系の加工硬化特性を有するSUS301、耐食性および溶接性の良好なフェライト系のSUS430等も挙げられる。これらSUS630、SUS301、SUS430は日本工業規格(JIS)で定められたステンレス規格である。
また、起歪体2の軸方向には空洞8を設けており、この軸方向に対して直交方向にネジ部10を配置しているので、起歪体2の外形に対する空洞8の大きさによって、起歪体2の歪量を制御できる。すなわち、歪みやすくするには空洞8を大きくすればよく、歪みにくくするには空洞8を小さくすればよいので、使用時の荷重に対応させて空洞8の大きさを決定し適切な歪量を得てセンサ感度を向上できる。
さらに、起歪体2の歪みやすさを損なうことなく、起歪体2の外周表面積を大きくして抵抗素子の配置面積を確保でき、かつネジ部10と起歪体2との一体化強度を確保できる。起歪体2が単なる柱状の場合、抵抗素子の配置面積を確保するために起歪体2の直径を大きくすると起歪体2が応力を受けにくくなり感度が低下するが上記構成によればこのようなこともない。
また、車両用シート12と床面部14とを連結する際は、図4〜図6に示すようにしてもよい。車両用シート12にはその下部にネジ部10を挿入する貫通孔を設けており、床面部14には床面18に取り付けた支持部22に上記ネジ部10を挿入する貫通孔を設けており、各々の貫通孔の軸方向が床面18に対して水平方向になるように設けている。一方のネジ部10を車両用シート12の貫通孔へ挿入し、他方のネジ部10を支持部22の貫通孔へ挿入し、互いにナット20で締め付けて起歪体2およびネジ部10を介して車両用シート12と床面部14とを連結している。
そうすると、車両用シート12に荷重が加わった際、荷重方向が起歪体2の軸方向に対して直交方向になるようにネジ部10に荷重が付加され、起歪体2のせん断力または曲げモーメントに起因して起歪体2が歪む。この起歪体2の歪に起因して抵抗素子4の抵抗値が変化するので、これを信号処理回路6で処理することによって荷重を測定できる。
特に、仕様に応じて単に起歪体2の直径の大小を選択するだけで、車両用シート12と床面部14との間の高さを低く抑制できるので、車種によって異なる車両用シート12の座面の高さをあらかじめ低く設定しておける。すなわち、座面に座る人員の目線の高さを調節し易くなるものである。
なお、本発明の一実施の形態では、信号処理回路6は起歪体2の外周面に配置しているが、起歪体2の空洞8に配置してもよい。抵抗素子4と信号処理回路6との結線も容易であり、信号処理回路6の大きさが空洞8の内部に収まる大きさまで配置可能である。抵抗素子4と信号処理回路6との結線を短く引き回しつつノイズの影響を受けにくくして感度を損なわず、かつ、小型化も図れる。
また、起歪体2の外形を角柱状とするとともに空洞8を円筒状とすれば、空洞8の形状に沿って起歪体2の厚みに厚い部分と薄い部分が形成され、薄い部分が起歪体2の側面中央に形成されるので、歪ませやすくなりセンサ感度を向上できる。この際、空洞8の中心と起歪体2の中心とをずらして偏心させることも可能である。
さらに、起歪体2の形状としては、一方の側面を取り除いた断面コ字形状でもよい。
以上のように本発明にかかるシートユニットは、取り付け部品が少なく取り付けが簡単で、作業効率や使い勝手が良い歪検出装置を用いており、各種の機器に適用できる。
本発明の一実施の形態における歪検出装置の斜視図 同歪検出装置を介して車両用シートと床面部とを連結したシートユニットの側面図 図2のA部の拡大図 他のシートユニットの側面図 図4のA部の拡大図 図4のA部の正面断面図 従来の歪検出装置の上面図
符号の説明
2 起歪体
4 抵抗素子
6 信号処理回路
8 空洞
10 ネジ部
12 車両用シート
14 床面部
16 レール部
18 床面
20 ナット
22 支持部

Claims (6)

  1. 荷重により歪を生じるとともに軸方向に空洞を有する柱状の起歪体と、前記起歪体の周面に配置され歪量に応じて抵抗値が変化する抵抗素子とを備え、前記起歪体を挟むように前記起歪体の軸方向に対して直交方向にネジ部を配置するとともに前記起歪体と前記ネジ部とを互いに一体化した歪検出装置。
  2. 前記起歪体の外形は角柱状とするとともに前記空洞は円筒状とした請求項1記載の歪検出装置。
  3. 前記起歪体と前記ネジ部とは互いに溶接して接合し一体化した請求項1記載の歪検出装置。
  4. 荷重方向が前記起歪体の軸方向に対して直交方向になるように前記ネジ部に荷重を付加し、前記起歪体の軸力に起因した歪量を検出する請求項1記載の歪検出装置。
  5. 荷重方向が前記起歪体の軸方向に対して直交方向になるように前記ネジ部に荷重を付加し、前記起歪体のせん断力または曲げモーメントに起因した歪量を検出する請求項1記載の歪検出装置。
  6. 前記抵抗素子に結線され前記起歪体の歪量を検出する信号処理回路を有し、前記信号処理回路は前記空洞に配置した請求項1記載の歪検出装置。
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