JP2007259683A

JP2007259683A - 携帯電話用充電器

Info

Publication number: JP2007259683A
Application number: JP2006116138A
Authority: JP
Inventors: Kouji Nohara; 功自野原
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2006-03-24
Filing date: 2006-03-24
Publication date: 2007-10-04

Abstract

【課題】従来の携帯電話の充電器は、家庭用１００ボルトなどの固定電源を必要とするか、乾電池などを使用した携帯型のもので、携帯電話の高機能化により、バッテリーの消耗が激しい現在の使用環境において、あらゆる環境下でバッテリー切れを心配することなく容易に充電可能な充電器の実現が要望されていた。
【解決手段】携帯型の充電器の内部に自家発電機能を設けることで、乾電池等の消耗品を購入することなく、あらゆる環境下で半永久的な充電が可能となる。
【選択図】図１

Description

本発明は１００ボルト電源や乾電池を必要としない携帯電話の充電器に関する。

従来の携帯電話の充電器は家庭用１００ボルト電源を使用して充電する。
また、それ以外に、１００Ｖ電源の使用できない屋外で携帯電話のバッテリーが切れてしまったときに対応できる乾電池式の充電器がある。

以上に述べた家庭用１００ボルト電源を使用する充電器では、屋外で携帯電話を使用中にバッテリーが切れてしまった場合は、充電が出来ずに携帯電話の連続使用が不可能となってしまう。
このような場合に、前述の乾電池式の携帯型の充電器を使用しているのが現状であるが、電源が乾電池式のために、その都度、新しい乾電池を購入する必要があり、不経済である。
尚且つ、乾電池の購入が困難な地域で携帯電話のバッテリーが切れてしまった場合は、対応が不可能である。
特に、近年においては、携帯電話の高機能化により、インターネットやメール送受信、チャットや音楽鑑賞等、携帯電話のバッテリーを急速に消耗する傾向にあり、いかなる環境下においても充電が可能な携帯型の充電器の具現化を要望する声が急増している現状にある。

本発明は、このような従来の充電器がかかえる問題点を解決しようとするものであり、いかなる環境下においても充電が可能な携帯型の充電器を実現することを目的とするものである。

そして、本発明は上記目的を達成するために、図１に示すように、コイルと強磁石から構成される発電ユニット（２）の回転軸のシャフトと、回転ハンドル（５）を付したぜんまいユニット（３）の回転軸のシャフトを直結し、前記発電ユニット（２）から得られる電気を携帯電話に送電する携帯電話コネクター（１）を設けたものである。

また第２の課題解決手段は、図２に示すように、回転ハンドル（５）を付した発電ユニット（２）に、発電ユニット（２）から送電される電気を蓄電するバッテリー（４）を設け、左記バッテリー（４）で蓄電された電気を送電する携帯電話コネクター（１）を設けたものである。

上記第１の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、ぜんまいユニット（３）の復元力によって発電ユニット（３）を作動させ、そこから発生する電気を携帯電話に送電することで、１００ボルト電源や乾電池等を使用せず、いかなる環境下でも半永続的に使用可能な携帯型の充電器が実現できる。

また、第２の課題解決手段による作用は、本発明自体にバッテリー（４）が設けられているため、予め回転ハンドル（５）を手動で回転させ本発明のバッテリーに蓄電しておくことで、携帯電話のバッテリー切れの際に、スペアのバッテリーを交換するような容易さで、瞬時に対応が可能である。

上述したように、本発明の充電器は、乾電池等を使用することなく自ずから発電するため、いかなる環境下においても携帯電話への充電が可能であるのと同時に、従来製品による乾電池等の消費による資源の浪費防止や環境保全に貢献できる。

以下、本発明の実施の形態を図１〜図２に基づいて説明する。

図１は第１の課題解決手段に対応する図であるが、コイルとネオジウム鉄ボロン等の希土類系の強磁石から構成される発電ユニット（２）の回転軸のシャフトと、回転ハンドル（５）を付し、巻き上げの復元に１５分程度の時間を要するようなギア構成を設けた回転軸を有するぜんまいユニット（３）の回転軸のシャフトを直結し、前記発電ユニット（２）から得られる電気を携帯電話に送電する携帯電話コネクター（１）を設ける。
尚、携帯電話コネクターについては、各メーカーごとの形状に合わせたタイプを本発明に各々交換結合できるような構造にするのが望ましい。

図２は第２の課題解決手段に対応する図であるが、回転ハンドル（５）を付したコイルとネオジウム鉄ボロン等の希土類系の強磁石から構成される発電ユニット（２）に、発電ユニット（２）から送電される電気を蓄電するバッテリー（４）を設け、左記バッテリー（４）で蓄電された電気を送電する携帯電話コネクター（１）を設ける。
尚、携帯電話コネクターについては、各メーカーごとの形状に合わせたタイプを本発明に各々交換結合できるような構造にするのが望ましい。

以上の構成により、回転ハンドルを手動で回すだけで、本発明は自ら発電することで、乾電池等を使用することなく携帯電話への充電が半永久的に可能となるのである。

請求項１に記載の本発明の実施形態を示す断面構造図請求項２に記載の本発明の実施形態を示す断面構造図

符号の説明

１携帯電話コネクター
２発電ユニット
３ぜんまいユニット
４バッテリー
５回転ハンドル

Claims

発電ユニット（２）と、回転ハンドル（５）を付したぜんまいユニット（３）を直結し、前記発電ユニット（２）に携帯電話コネクター（１）を設けた携帯電話用充電器。
回転ハンドル（５）を付した発電ユニット（２）にバッテリー（４）を設け、左記バッテリーに携帯電話コネクター（１）を設けた携帯電話用充電器。