JP2007258803A - 送信装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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研三 西川
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和之 迫田
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千裕 藤田
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Abstract

【課題】通信不能または通信困難になったノードをノードリストから消去することができるようにする。
【解決手段】登録部31は、ノードリストに相手先ノードを登録する。情報付加部32は、送信データバッファ15に送信データパケットが格納されるとき、ノードリストで管理されているノードインデックスを付加するとともに適切なTTLを付加する。判定部34は、送信データバッファ15において、所定の時間が経過してTTLが0になった送信データパケットがあるか否かを判定する。TTLが0になった送信データパケットがあると判定された場合、消去部35は、対象となる送信データパケットを送信データバッファ15から消去するとともに、消去した送信データパケットの宛て先ノードは通信不能または通信困難とみなし、ノードリストから登録を消去する。本発明は、ビーコン信号を送受信することのできる通信端末に適用することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、送信装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、通信不能または通信困難になったノードをノードリストから消去することができるようにした送信装置および方法、並びにプログラムに関する。
近年、通信端末の普及に伴い、ユーザは、移動先において他の装置と接続し、情報を授受することができるようになってきた。このような、いわゆるモバイルコンピューティング環境では、通信端末であるノードは、移動することが前提となり、ノードの位置が変化しても、継続して通信できるようにする必要がある。
例えば、ノードは、他のノードから送信されてきたパケットに含まれるノードを識別するIDを用いて通信可能な相手先ノードをノードリストに登録し、そのノードリストに基づいて他の装置と通信を行うか否かを判断する。
相手先ノードが一旦ノードリストに登録されると、現在送信待機中のパケットがあるかどうかでその登録を消去するか否かが判断されるのではなく、例えば対象となる相手先ノードからビーコン信号などの通信維持を示す信号が検出されるかどうかでその登録を消去するか否かが判断される。
特開2003−152736号公報
ところで、例えば伝送路が送信と受信で非対称な品質であった場合、通信維持を示す信号は維持を示しているが、送信パケットは正しく伝送できないということがありえる。
このような状況では、送信先としてふさわしくない相手先ノードをノードリストに登録したままになり、そのノード宛ての送信パケットが送信バッファをいつまでも占有することになる。そのため、無駄にバッファ領域を占有し、バッファの利用効率を悪化させてしまう。また、正しく伝送できないにもかかわらず、さらに上位層から送信パケットが送られてきて、宛先不明で送信できずバッファあふれを起こす恐れもある。
さらには、ノードが通信不能または通信困難になった場合に、相手先ノードからの通信維持を示す信号の送信や検出の頻度が疎であったりすると、実際に通信不能または通信困難になってから登録消去までの処理を行う時間がかかることが想定され、やはりバッファあふれを起こす恐れがあった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、通信不能または通信困難になったノードをノードリストから消去することができるようにするものである。
本発明の一側面の送信装置は、他の装置から回線接続維持に必要となる情報を受信し、その情報に含まれる前記他の装置を識別する識別情報をリストに登録する登録手段と、前記他の装置に送信するデータパケットに、前記登録手段により登録された前記識別情報および有効残り時間を示す値を付加する付加手段と、前記有効残り時間を示す値に基づいて、前記データパケットを消去するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記データパケットを消去すると判定された場合、前記データパケットを消去するとともに、前記データパケットに付加されている前記識別情報に基づいて、前記リストに登録されている対象となる前記識別情報を消去する消去手段とを備える。
複数の前記データパケットの中から、送信すべきデータパケットを選択する選択手段をさらに設けるようにすることができる。
前記選択手段には、最も小さい前記有効残り時間を示す値が付加された前記データパケットを選択させるようにすることができる。
本発明の一側面の送信方法は、他の装置から回線接続維持に必要となる情報を受信し、その情報に含まれる前記他の装置を識別する識別情報をリストに登録し、前記他の装置に送信するデータパケットに、登録された前記識別情報および有効残り時間を示す値を付加し、前記有効残り時間を示す値に基づいて、前記データパケットを消去するか否かを判定し、前記データパケットを消去すると判定された場合、前記データパケットを消去するとともに、前記データパケットに付加されている前記識別情報に基づいて、前記リストに登録されている対象となる前記識別情報を消去するステップを含む。
本発明の一側面のプログラムは、他の装置から回線接続維持に必要となる情報を受信し、その情報に含まれる前記他の装置を識別する識別情報をリストに登録し、前記他の装置に送信するデータパケットに、登録された前記識別情報および有効残り時間を示す値を付加し、前記有効残り時間を示す値に基づいて、前記データパケットを消去するか否かを判定し、前記データパケットを消去すると判定された場合、前記データパケットを消去するとともに、前記データパケットに付加されている前記識別情報に基づいて、前記リストに登録されている対象となる前記識別情報を消去するステップを含む。
本発明の一側面においては、他の装置から回線接続維持に必要となる情報が受信され、その情報に含まれる他の装置を識別する識別情報がリストに登録される。そして、他の装置に送信するデータパケットに識別情報および有効残り時間を示す値が付加され、有効残り時間を示す値に基づいてデータパケットを消去するか否かが判定され、データパケットを消去すると判定された場合、そのデータパケットが消去されるとともに、データパケットに付加されている識別情報に基づいて、リストに登録されている対象となる識別情報が消去される。
本発明によれば、通信不能または通信困難になったノードをノードリストから消去することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の送信装置(例えば、図1の通信装置1)は、他の装置(例えば、図1の通信装置2乃至4)から回線接続維持に必要となる情報を受信し、その情報に含まれる前記他の装置を識別する識別情報をリストに登録する登録手段(例えば、図4の登録部31)と、前記他の装置に送信するデータパケットに、前記登録手段により登録された前記識別情報および有効残り時間を示す値を付加する付加手段(例えば、図4の情報付加部32)と、前記有効残り時間を示す値に基づいて、前記データパケットを消去するか否かを判定する判定手段(例えば、図4の判定部34)と、前記判定手段により前記データパケットを消去すると判定された場合、前記データパケットを消去するとともに、前記データパケットに付加されている前記識別情報に基づいて、前記リストに登録されている対象となる前記識別情報を消去する消去手段(図4の消去部35)とを備える。
この送信装置には、複数の前記データパケットの中から、送信すべきデータパケットを選択する選択手段(例えば、図4の選択部33)をさらに備えることができる。
本発明の一側面の送信方法およびプログラムは、他の装置から回線接続維持に必要となる情報を受信し、その情報に含まれる前記他の装置を識別する識別情報をリストに登録し、前記他の装置に送信するデータパケットに、登録された前記識別情報および有効残り時間を示す値を付加し(例えば、図5のステップS1)、前記有効残り時間を示す値に基づいて、前記データパケットを消去するか否かを判定し(例えば、図5のステップS8)、前記データパケットを消去すると判定された場合、前記データパケットを消去するとともに(例えば、図5のステップS9)、前記データパケットに付加されている前記識別情報に基づいて、前記リストに登録されている対象となる前記識別情報を消去するステップ(例えば、図5のステップS10)を含む。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムを示す図である。
通信装置1乃至4は、移動ノードであって、例えば、802.11の規格に対応したWLAN(Wireless Local Area Network;無線LAN)機能を有して他の装置と接続し、情報の授受を行うことができる。図1において、注目する通信装置1を自ノードとし、通信装置2乃至4を、それぞれノードA、ノードB、ノードCとして以下に説明する。
通信装置1は、通信装置2乃至4から送信されてくる、回線接続維持に必要となる重要な情報が含まれたビーコン信号を受信する。通信装置1は、受信したビーコン信号に含まれる相手先ノードを識別するIDに基づいて、ノードリストに相手先ノードであるノードA、ノードB、およびノードCの登録を行う。
同様に、通信装置2乃至4も、他の通信装置から送信されてくるビーコン信号を受信し、そのビーコン信号に含まれる相手先ノードを識別するIDに基づいて、ノードリストに相手先ノードの登録をそれぞれ行う。
図2は、通信装置1に登録されるノードリストの例を示す図である。
ノードリストは、ノードインデックスによって管理され、各ノードインデックスに対応付けて相手先ノードが登録される。
図2に示されるように、1のノードインデックスには通信装置2のノードAが登録され、2のノードインデックスには通信装置3のノードBが登録され、3のノードインデックスには通信装置4のノードCが登録されている。4以降のノードインデックスにはまだ何も登録されていない。
図3は、図1の通信装置1の構成例を示す図である。
図3に示されるように、通信装置1は、制御部11、上位レイヤ12、記憶部13、デキュー14、送信データバッファ15、送信処理部16、アンテナ17、およびドライブ18で構成されている。これらの構成は、ソフトウエア的に、またはハードウエア的に実現される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などで構成され、CPUがRAMに記憶されているプログラムを実行することにより、デキュー14および送信処理部16を制御する。
上位レイヤ12は、記憶部13に記憶されているノードリストを参照し、対象となるノード宛ての送信データパケットをMAC(Media Access Control)レイヤに送り、送信データバッファ15に格納させる。記憶部13には、図2に示したノードリストが記憶されている。
デキュー14は、上位レイヤ12から送信データバッファ15に送信データパケットが格納されるとき、適切なTime To Live値を付加する。デキュー14は、このTime To Live値を所定時間毎(例えば、100msec毎)にデクリメントする。ここでTime To Live値とは、送信データパケットの有効残り時間を示す値である。
また、デキュー14は、送信データバッファ15に格納されている送信データパケットのうち、送信優先度の高いものから順次選択して送信処理部16に転送させる。
さらに、デキュー14は、送信データバッファ15に格納されている送信データパケットのうち、Time To Live値が0になった送信データパケットがあると判断した場合、その送信データパケットを送信データバッファ15から消去するとともに、消去した送信データパケットの宛て先ノードは通信不能または通信困難とみなし、記憶部13に記憶されているノードリストから登録を消去する。
送信データバッファ15には、上位レイヤ12から転送され、相手先ノードとTime To Live値が付加された送信データパケットが格納される。送信処理部16は、デキュー14により選択され送信データバッファ15から転送されてきた送信データパケットをアンテナ17を介して送信する。
制御部11に接続されているドライブ18は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどのリムーバブルメディア19が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて制御部11に転送され、記憶される。
図4は、通信装置1の機能構成例を示すブロック図である。図4に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図3の制御部11により所定のアプリケーションが実行されることによって実現される。なお、送信データバッファ15に格納されている送信データパケットに付加されたノードインデックスの括弧内の英字は、ノードを表わしており、例えば、1(A)は、1のノードインデックスに登録されている通信装置2のノードAであることが示されている。TTLは、Time To live値を示している。
図4に示されるように、通信装置1においては、登録部31、情報付加部32、選択部33、判定部34、および消去部35が実現される。
登録部31は、通信装置2乃至4から送信されてくるビーコン信号を受信し、そのビーコン信号に含まれる相手先ノードを識別するIDに基づいて、図2に示したノードリストに相手先ノードを登録する。
情報付加部32は、上位レイヤ12から送信データバッファ15に送信データパケットが格納されるとき、どのノード宛ての送信データパケットであるかを示す値として、ノードリストで管理されているノードインデックスを付加するとともに、適切なTime To Live値を付加する。
送信データバッファ15には、ノードインデックスとTime To Live値が付加された送信データパケットが格納される。
図4の例においては、1のノードインデックスおよび1のTime To Live値が付加された送信データパケット、1のノードインデックスおよび3のTime To Live値が付加された送信データパケット、2のノードインデックスおよび4のTime To Live値が付加された送信データパケット、および、1のノードインデックスおよび6のTime To Live値が付加された送信データパケットが送信データバッファ15に格納されている。
選択部33は、送信データバッファ15に格納されている送信データパケットのうち、いま送信すべき送信データパケットとして、Time To Live値が最も小さい送信データパケットを選択する。また選択部33は、Time To Live値が最も小さい送信データパケットよりも送信優先度の高い送信データパケットがデータバッファ15内に存在する場合には、その送信データパケットを優先的に選択する。
具体的には、送信データバッファ15内において、例えば、1のノードインデックスおよび6のTime To Live値が付加された送信データパケットが最も送信優先度が高かった場合、1のノードインデックスおよび1のTime To Live値が付加された送信データパケットよりも先に選択される。
判定部34は、選択部33によって選択された送信データパケットの送信に成功したか否かを判定し、送信成功の場合、その旨を消去部35に通知する。また判定部34は、送信データバッファ15に格納されている送信データパケットのTime To Live値を所定時間毎にデクリメントしてその値を管理し、Time To Live値が0になった送信データパケットがあるか否かを判定する。そして、Time To Live値が0になった送信データパケットがあると判定した場合、その旨を消去部35に通知する。
消去部35は、判定部34からの送信成功の通知に基づいて、対象となる送信データパケットを送信データバッファ15から消去する。また消去部35は、判定部34からのTime To Live値が0になった送信データパケットがあるという通知に基づいて、対象となる送信データパケットを送信データバッファ15から消去するとともに、消去した送信データパケットの宛て先ノードは通信不能または通信困難とみなし、ノードリストから登録を消去する。
次に、図5のフローチャートを参照して、通信装置1が実行する送信処理について説明する。図5の処理は、上位レイヤ12が、記憶部13に記憶されているノードリストを参照し、対象となるノード宛ての送信データパケットをMACレイヤに送って送信データバッファ15に格納させるとき開始される。
ステップS1において、情報付加部32は、送信データパケットが送信データバッファ15に格納されるとき、どのノード宛ての送信データパケットであるかを示す値として、ノードリストで管理されているノードインデックスを付加するとともに、適切なTime To Live値を付加する。ステップS2において、送信データバッファ15は、ステップS1の処理によりノードインデックスとTime To Live値が付加された送信データパケットを格納する。
ステップS3において、選択部33は、送信データバッファ15に格納されている送信データパケットのうち、送信優先度に鑑み送信データパケットを選択する。すなわち、送信データバッファ15には、いろいろなノード宛てのいろいろな優先度の送信データパケットが格納されているため、必ずしもTime To Live値の一番小さい送信データパケットが選択されるわけではなく、最も送信優先度の高い送信データパケットが選択される。ステップS4において、送信処理部16は、ステップS3の処理により選択された送信データパケットをアンテナ17を介して送信する。
ステップS5において、判定部34は、ステップS4の送信処理は成功したか否かを判定する。ここで、データ送受信時の確認を示す信号であるACK(acknowledgement)を必要とする送信データパケットの場合、そのACKを受信できた場合に送信成功と判定され、ACKを必要としない送信データパケットの場合には、送信した時点で送信成功と判定される。ステップS5において、判定部34は、ステップS4の送信処理は成功したと判定した場合、ステップS6に進み、ステップS3の処理により選択され、ステップS4の処理により送信された送信データパケットを送信データバッファ15から消去する。
ステップS7において、判定部34は、送信データバッファ15で送信待機中の送信データパケットのTime To Live値をデクリメントする。ステップS8において、判定部34は、送信データバッファ15に格納されている送信データパケットのうち、Time To Live値が0になった送信データパケットがあるか否かを判定し、Time To Live値が0になった送信データパケットがあると判定した場合、ステップS9に進む。
ステップS9において、消去部35は、Time To Live値が0になった送信データパケットを送信データバッファ15から消去する。ステップS10において、消去部35は、ステップS9において消去された送信データパケットの宛て先ノードを通信不能または通信困難とみなし、ノードリストから登録を消去する。
ステップS10の処理の後、または、ステップS8において、送信データバッファ15に格納されている送信データパケットのうち、Time To Live値が0になった送信データパケットがないと判定された場合、ステップS11に進む。
ステップS11において、選択部33は、送信データバッファ15に送信すべき送信データパケットがあるか否かを判定し、送信すべき送信データパケットがまだあると判定した場合、ステップS3に戻り、上述したそれ以降の処理を繰り返す。また、ステップS5において、ステップS4の送信処理に失敗したと判定された場合もステップS3に戻り、上述したそれ以降の処理が繰り返される。
そして、ステップS11において、送信データバッファ15に送信すべき送信データパケットがないと判定された場合、処理は終了される。
以上のように、送信データパケットに付加されたTime To Live値が0になった場合、その送信データパケットの送信をあきらめて送信データバッファ15から消去すると同時に、その宛て先ノードは通信不能または通信困難とみなしてノードリストから登録を消去するようにしたので、送信先としてふさわしくないノード宛ての送信データパケットが送信データバッファ15をいつまでも占有することがなくなる。すなわち、無駄にバッファ領域を占有し、利用効率を悪化させることがなくなる。
また、正しく伝送できないにもかかわらず、さらに上位レイヤ12から送信パケットが送られてきて、宛先不明で送信できずバッファあふれを起こすことを未然に避けることが可能になる。
以上においては、送信データパケットに付加されたTime To Live値が0になった場合、その送信データパケットの送信をあきらめて送信データバッファ15から消去するようにしたが、これに限らず、例えば、ノード毎に最も古い送信データパケットのTime To Live値だけを参照することで消去するか否かを判断するようにしてもよい。
また以上においては、送信データパケットに付加されるTime To Live値を送信データパケットとともに送信データバッファ15に格納して管理するようにしたが、もちろん、Time To Live値を他のメモリで管理するようにしてもよい。
さらに以上においては、所定時間毎にTime To Live値をデクリメントし、その値を管理するようにしたが、これに限らず、例えば、上位レイヤ12から転送されてきたパケット到着時刻を記憶し、現時刻との差を算出することでTime To Live値を管理するようにしてもよい。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム記録媒体は、図3に示すように、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア19、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるハードディスクなどにより構成される。プログラム記録媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースを介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本明細書において、プログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明の一実施形態に係る通信システムを示す図である。 ノードリストの例を示す図である。 図1の通信装置の構成例を示す図である。 通信装置の機能構成例を示すブロック図である。 通信装置が実行する送信処理について説明するフローチャートである。
符号の説明
1乃至4 通信装置, 11 制御部, 12 上位レイヤ, 13 記憶部, 14 デキュー, 15 送信データバッファ, 16 送信処理部, 17 アンテナ, 18 ドライブ, 19 リムーバブルメディア, 31 登録部, 32 情報付加部, 33 選択部, 34 判定部, 35 消去部

Claims (5)

  1. 他の装置から回線接続維持に必要となる情報を受信し、その情報に含まれる前記他の装置を識別する識別情報をリストに登録する登録手段と、
    前記他の装置に送信するデータパケットに、前記登録手段により登録された前記識別情報および有効残り時間を示す値を付加する付加手段と、
    前記有効残り時間を示す値に基づいて、前記データパケットを消去するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記データパケットを消去すると判定された場合、前記データパケットを消去するとともに、前記データパケットに付加されている前記識別情報に基づいて、前記リストに登録されている対象となる前記識別情報を消去する消去手段と
    を備える送信装置。
  2. 複数の前記データパケットの中から、送信すべきデータパケットを選択する選択手段をさらに備える
    請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記選択手段は、最も小さい前記有効残り時間を示す値が付加された前記データパケットを選択する
    請求項2に記載の送信装置。
  4. 他の装置から回線接続維持に必要となる情報を受信し、その情報に含まれる前記他の装置を識別する識別情報をリストに登録し、
    前記他の装置に送信するデータパケットに、登録された前記識別情報および有効残り時間を示す値を付加し、
    前記有効残り時間を示す値に基づいて、前記データパケットを消去するか否かを判定し、
    前記データパケットを消去すると判定された場合、前記データパケットを消去するとともに、前記データパケットに付加されている前記識別情報に基づいて、前記リストに登録されている対象となる前記識別情報を消去する
    ステップを含む送信方法。
  5. 他の装置から回線接続維持に必要となる情報を受信し、その情報に含まれる前記他の装置を識別する識別情報をリストに登録し、
    前記他の装置に送信するデータパケットに、登録された前記識別情報および有効残り時間を示す値を付加し、
    前記有効残り時間を示す値に基づいて、前記データパケットを消去するか否かを判定し、
    前記データパケットを消去すると判定された場合、前記データパケットを消去するとともに、前記データパケットに付加されている前記識別情報に基づいて、前記リストに登録されている対象となる前記識別情報を消去する
    ステップを含むプログラム。
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