JP2007256961A - 映像信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの視覚的負担を軽減できるようにする。
【解決手段】ユーザが注目していない非注目表示部であると判断された表示部12の映像信号が、ユーザがリモコン2を操作することにより予め指定されたコンテンツの映像信号でないと判断された場合、制御部37は、色差処理部41を制御し、色差信号u,vに係数0を乗算することで、表示部12の映像信号が予め指定されたコンテンツの映像信号であると判断された場合の映像と較べて、相対的に目立たなくなるように、表示部12の映像信号を調整する。また、制御部37は、輝度処理部40を制御し、輝度を標準値に調整する。表示制御部42は、色差処理部41により調整された色差信号、および輝度処理部40により調整された輝度信号を合成し、表示部12に出力し、表示させる。本発明は、例えば、テレビジョン受像機に適用することができる。
【選択図】図2
【解決手段】ユーザが注目していない非注目表示部であると判断された表示部12の映像信号が、ユーザがリモコン2を操作することにより予め指定されたコンテンツの映像信号でないと判断された場合、制御部37は、色差処理部41を制御し、色差信号u,vに係数0を乗算することで、表示部12の映像信号が予め指定されたコンテンツの映像信号であると判断された場合の映像と較べて、相対的に目立たなくなるように、表示部12の映像信号を調整する。また、制御部37は、輝度処理部40を制御し、輝度を標準値に調整する。表示制御部42は、色差処理部41により調整された色差信号、および輝度処理部40により調整された輝度信号を合成し、表示部12に出力し、表示させる。本発明は、例えば、テレビジョン受像機に適用することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、映像信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、ユーザの視覚的負担を抑制するようにした映像信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
複数チューナ内蔵の1台のテレビジョン受像機の表示画面を複数の領域に分割してマルチウインドウ化し、複数のコンテンツを各ウインドウに同時に表示させることが知られている。
しかしながら、この場合、同一画面上に、1つの主画面と複数の子画面が存在することになり、主に主画面を見るユーザにとって子画面の画像は、視覚的に負担になる場合があった。さらに、マルチウインドウ化の画面においては、1つの画面を分割して複数の子画面を生成しているため、1つ1つの子画面の解像度は、分割する前の画面の解像度と較べて低くなり、画面表示の品質が劣化してしまうという課題があった。
また、この画面の解像度を保証するために、1つの画面を分割するのではなく、複数台のテレビジョン受像機を用いることもできるが、この場合、消費電力が大きくなってしまうという課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザの視覚的負担を抑制するものである。
本発明の映像信号処理装置は、ユーザが注目している注目表示部であるのか、ユーザが注目していない非注目表示部であるのかを判定する注目表示部判定手段と、指定条件を予め入力する入力手段と、注目表示判定手段により非注目表示部と判定された表示部の映像が、入力手段により入力された指定条件を満たすか否かを判定する条件判定手段と、条件判定手段により非注目表示部の映像が指定条件を満たさないと判定された場合、条件判定手段により映像が指定条件を満たすと判定された場合の映像と較べて、相対的に目立たなくなるように、非注目表示部の映像信号を調整する調整手段とを備えることを特徴する。
調整手段は、注目表示部判定手段により、表示部が非注目表示部であると判定された場合、非注目表示部に表示される映像の映像信号を、表示部が注目表示部である場合に注目表示部に表示される映像に較べて、相対的に目立たなくなるように調整することができる。
調整手段は、表示部が非注目表示部である場合、映像信号に1以下の係数を乗じて映像信号を調整することができる。
調整手段は、表示部が非注目表示部である場合、カラー映像信号である映像信号を白黒の映像信号になるように調整することができる。
表示部に対するユーザの視線を検出する視線検出手段をさらに備え、注目表示部判定手段は、視線検出手段による検出結果に基づいて、表示部がユーザの視線が所定の時間以上検出されている注目表示部であるのか、ユーザの視線が所定の時間以上検出されない非注目表示部であるのかを判定することができる。
指定条件は、コンテンツのカテゴリであるようにすることができる。
本発明の映像信号処理方法は、ユーザが注目している注目表示部であるのか、ユーザが注目していない非注目表示部であるのかを判定する注目表示部判定ステップと、指定条件を予め入力する入力ステップと、注目表示判定ステップにより非注目表示部と判定された表示部の映像が、入力ステップにより入力された指定条件を満たすか否かを判定する条件判定ステップと、条件判定ステップにより非注目表示部の映像が指定条件を満たさないと判定された場合、条件判定ステップにより映像が指定条件を満たすと判定された場合の映像と較べて、相対的に目立たなくなるように、非注目表示部の映像信号を調整する調整ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の記録媒体のプログラムは、ユーザが注目している注目表示部であるのか、ユーザが注目していない非注目表示部であるのかを判定する注目表示部判定ステップと、指定条件を予め入力する入力ステップと、注目表示判定ステップにより非注目表示部と判定された表示部の映像が、入力ステップにより入力された指定条件を満たすか否かを判定する条件判定ステップと、条件判定ステップにより非注目表示部の映像が指定条件を満たさないと判定された場合、条件判定ステップにより映像が指定条件を満たすと判定された場合の映像と較べて、相対的に目立たなくなるように、非注目表示部の映像信号を調整する調整ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明のプログラムは、ユーザが注目している注目表示部であるのか、ユーザが注目していない非注目表示部であるのかを判定する注目表示部判定ステップと、指定条件を予め入力する入力ステップと、注目表示判定ステップにより非注目表示部と判定された表示部の映像が、入力ステップにより入力された指定条件を満たすか否かを判定する条件判定ステップと、条件判定ステップにより非注目表示部の映像が指定条件を満たさないと判定された場合、条件判定ステップにより映像が指定条件を満たすと判定された場合の映像と較べて、相対的に目立たなくなるように、非注目表示部の映像信号を調整する調整ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の映像信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムにおいては、ユーザが注目している注目表示部であるのか、ユーザが注目していない非注目表示部であるのかが判定され、その判定による判定結果により非注目表示部と判定された表示部の映像が、指定条件を予め入力する入力手段により入力された指定条件を満たすか否かが判定される。また、その判定による判定結果により非注目表示部の映像が指定条件を満たさないと判定された場合、映像が指定条件を満たすと判定された場合の映像と較べて、相対的に目立たなくなるように、非注目表示部の映像信号が調整される。
以上の如く、本発明によれば、ユーザの視覚的負担を軽減できる。さらに、本発明によれば、品質のよい表示画面が提供される。
以下、図を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用したテレビジョン受像システム1の構成例を示している。このテレビジョン受像システム1は、複数の独立したテレビジョン受像機11−1乃至11−9と、その9台のテレビジョン受像機を1台で制御できるリモートコントローラ(以下、リモコンと称する)2により構成されている。
この例においては、上段に、左から順に、テレビジョン受像機11−1、11−2および11−3が組み合わされ、中段に、左から順に、テレビジョン受像機11−4、11−5および11−6が組み合わされ、下段に、左から順に、テレビジョン受像機11−7、11−8および11−9が組み合わされて構成されている。また、これらのテレビジョン受像機11−1乃至11−9は、それぞれが有する表示部12−1乃至12−9が、同一方向を向くように、同じ平面上になるように、並べられている。
なお、このテレビジョン受像システム1においては、9台のテレビジョン受像機により構成されているが、例えば、6台として、9台よりも少ない台数により構成するようにしてもよいし、12台として、9台よりも多い台数により構成するようにしてもよい。また、その組み合わせ方、並べ方も、特に制限されない。
このテレビジョン受像機11−1乃至11−9は、それぞれの正面中央に、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)からなる表示部12−1乃至12−9を有しており、表示部12−1乃至12−9は、対応するテレビジョン受像機11−1乃至11−9が受信した放送信号の映像を出力する。したがって、表示部12−1乃至12−9には、それぞれ違うコンテンツが表示される場合もあれば、同じコンテンツが表示される場合もある。
また、テレビジョン受像機11−1乃至11−9の表示部12−1乃至12−9の上部には、CCD(Charge-Coupled Devices)撮像素子を含むビデオカメラ、デジタルカメラなどにより構成される撮影部13−1乃至13−9が配置されており、撮影部13−1乃至13−9は、テレビジョン受像システム1を見るユーザ3を撮影する。この撮影部13−1乃至13−9により撮影された画像に基づいて、ユーザ3の視線が検出され、その結果により、テレビジョン受像機11−1乃至11−9の表示部12−1乃至12−9に表示される映像の輝度信号Yまたは色差信号u,vの調整処理が制御される。
ユーザ3は、テレビジョン受像システム1に対面して、テレビジョン受像システム1を見ている。ユーザ3は、リモコン2を操作することにより、各テレビジョン受像機11−1乃至11−9の表示部12−1乃至12−9に好みのコンテンツを表示させる。また、ユーザ3は、リモコン2を操作することにより、自分の好みのコンテンツを予め指定したり、自分の好みのコンテンツが出力されているテレビジョン受像機11を選択する。
なお、以下、これらのテレビジョン受像機11−1乃至11−9、表示部12−1乃至12−9、および、撮影部13−1乃至13−9を個々に区別する必要がない場合、単にテレビジョン受像機11、表示部12、および、撮影部13と称する。
図2は、テレビジョン受像機11の構成を表している。図2において、チューナ32は、アンテナ31を介して受信された放送信号を選局、復調し、デマルチプレクサ33に出力する。デマルチプレクサ33は、その放送信号を、映像信号、音声信号および付加情報に分離し、その中の映像信号をデコーダ部34に出力する。デコーダ部34は、映像信号を輝度処理部40および色差処理部41に出力する。なお、音声信号は、図示せぬオーディオデコーダ部に出力され、処理される。
また、デマルチプレクサ33は、映像信号および音声信号をCM検出部35に出力し、付加情報をデータ処理部36に出力する。CM検出部35は、供給された映像信号および音声信号に基づいて、対応するコンテンツがCMのコンテンツであるか否かを検出し、その結果に基づいた信号を制御部37に出力する。データ処理部36は、供給された付加情報を復号し、制御部37へ出力する。
受信部38は、ユーザの操作に基づいたリモコン2からの指示信号(赤外線信号)を受信し、対応する検出信号を制御部37に出力する。視線検出部39は、撮影部13により撮影されたユーザ3の画像に基づいて、ユーザ3の視線を検出する処理を実行し、その結果に基づいた信号を制御部37に出力する。
制御部37は、CM検出部35から供給された検出結果信号、データ処理部36から供給された付加情報、受信部38から供給された指示信号、または、視線検出部39から供給された検出結果信号に基づいて、輝度処理部40および色差処理部41を制御する。
輝度処理部40は、制御部37による制御のもと、デコーダ部34により供給された映像信号としてのYUV信号のうちの、輝度信号Yを調整する処理を実行する。色差処理部41は、制御部37による制御のもと、デコーダ部34により供給された映像信号としてのYUV信号のうちの、色差信号u,vを調整する処理を実行する。
表示制御部42は、輝度処理部40により調整された輝度信号Yと、色差調整部41により調整された色差信号u,vを合成し、表示部12に出力させる。
次に、図3のフローチャートを参照して、このテレビジョン受像システム1のテレビジョン受像機11の表示制御処理を説明する。なお、この処理は、各テレビジョン受像機11毎に実行される。
いまの場合、テレビジョン受像機11−1乃至11−9においては、それぞれ異なるコンテンツの放送信号が受信され、その映像が出力されているので、ユーザ3は、これらのうちの1台のテレビジョン受像機11の表示部12に出力されているコンテンツに注目し、それを見ている。
テレビジョン受像機11の撮影部13は、テレビジョン受像システム1を見るユーザの視線が検出できるように予め設定された範囲を常に撮影しており、撮影された画像を視線検出部39に供給している。それに対応して、視線検出部39は、ステップS1において、供給された画像に基づいて、ユーザ3を検出するまで待機しており、ユーザ3を検出したと判断した場合、ステップS2において、ユーザ3の視線検出処理を実行する。この視線検出処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
ステップS21において、視線検出部39は、供給された画像の色彩情報を用いて両目の輪郭を検出する。すなわち、視線検出部39は、供給された画像の色彩情報から、例えば、肌、白目または黒目などの色領域を抽出し、抽出した色領域の境界を求めることなどにより、図5に示されるように、右目の輪郭Eおよび左目の輪郭Eを検出する。なお、図5には、片目のみが示されている。
ステップS22において、視線検出部39は、ステップS21で求められた両目のそれぞれの輪郭Eに基づいて、右目の左右端点G1,G2の位置、および左目の左右の端点G1,G2の位置を基準として、図6に示されるような鼻孔を探索するための探索範囲NEを決定し、その探索範囲NE内から鼻孔NHの位置を検出する。
すなわち、より詳細に説明すると、視線検出部39は、左右両目について、図5に示されるように、それぞれ目の輪郭Eを構成する画素集合の重心Qと、目の輪郭Eを構成する画素集合の2次モーメント(線に関する慣性)を最小にする線Mとを求め、さらに、目の輪郭Eを構成する画素集合の中から、線Mの方向において重心Qからの距離が最大距離L1,L2となる位置の画素を左右端点G1,G2として求める。次に、視線検出部39は、図6に示されるように、右目の左右端点G1,G2の位置と、左目の左右端点G1,G2の位置とを基準とし、それら各左右端点G1,G2から下方側に、鼻孔を検索するための探索範囲NEを決定する。ここで、鼻孔NH部分の画像は、他の部分の画像に較べて暗く写るので、視線検出部39は、探索範囲NE内で輝度が低い画像部分を鼻孔NHの位置として検出する。
ステップS23において。視線検出部39は、図7に示されるように、右目の左右端点G1,G2の位置と、左目の左右端点G1,G2の位置と、鼻孔NHの位置との幾何学的な位置関係に基づいて、眼球EBの中心位置ECおよび眼球EBの半径rを検出する。
ステップS24において、視線検出部39は、右目の輪郭Eおよび左目の輪郭E内の画像の輝度情報に基づいて、図6に示されるように、瞳孔EAの中心位置EACを検出する。
ステップS25において、視線検出部39は、図8に示されるように、ステップS23において検出された眼球EBの中心位置ECと、ステップS24において検出された瞳孔EAの中心位置EACとを結ぶベクトルEVを視線として検出し、その視線(ベクトルEV)が、テレビジョン受像機11の表示部12を向いているか否かの判断を実行する。
以上のようにして、ユーザ3の視線が検出されると、視線検出部39は、視線検出の結果信号を制御部37に出力する。そこで、図3のステップS3において、制御部37は、視線検出部39の検出結果に基づいて、内蔵するクロックで計時動作を行って、ユーザ3の視線が、予め設定されている所定の時間以上検出されたか否か(すなわち、表示部12が注目表示部であるのか、または、非注目表示部であるのか)を判断する。ステップS3において、表示部12が、ユーザ3の視線が所定の時間以上検出された注目表示部であると判断された場合、ステップS4において、制御部37は、輝度処理部40を制御し、デコード部34が出力する輝度信号Yが標準値になるように調整し(係数1を乗算し)、ステップS7に進む。
ステップS7において、制御部37は、色差制御部41を制御し、デコード部34が出力する色差信号u,vを、標準値になるように調整する。
ステップS3において、表示部12が、ユーザ3の視線が所定の時間以上検出されなかった非注目表示部であると判断された場合、ステップS5において、制御部37は、予め設定されている非注目表示部の画面の調整方法に基づいて、映像信号の輝度を低減するのか否かを判断する。この画面の調整方法とは、ユーザ3が注目して見ているテレビジョン受像機11(注目表示部)の映像信号よりも、ユーザ3が注目していないテレビジョン受像機11(非注目表示部)の映像信号を、相対的に目立たなくするための処理の方法であり、例えば、映像信号の輝度を低減するか、または、映像を白黒(モノクロ)の映像とさせるかのどちらかが、ユーザ3のリモコン2などの操作により予め設定されている。
したがって、ステップS5において、映像信号の輝度を低減すると判断された場合、ステップS6において、制御部37は、輝度処理部40を制御し、輝度信号Yに1以下(例えば、0.5)の係数を乗算し、映像信号の輝度を暗くするように調整する。色差信号u,vは、ステップS7において、標準値に設定される。
一方、ステップS5において、映像信号の輝度を低減しない(すわなち、映像を白黒映像とする)と判断された場合、制御部37は、ステップS8において、色差処理部41を制御し、色差信号u,vに係数0を乗算して、色差を調整させる。すなわち、これにより、映像信号は輝度信号のみ(白黒の映像)の映像信号となる。ステップ9において、制御部37は、輝度処理部40を制御し、ステップS4の処理と同様に、デコード部34からの輝度信号Yに対して係数1を乗算して、輝度を標準値になるように調整し、その後、処理を、ステップS10に進ませる。
ステップS10において、表示制御部42は、輝度処理部40により調整された輝度信号Y、および、色差処理部41により調整された色差信号u,vを合成し、表示部12に出力し、表示させる。
以上のような処理が、各テレビジョン受像機11において実行される。
したがって、ユーザ3の視線が所定の時間以上検出された注目表示部としてのテレビジョン受像機11においては、ユーザ3の視線が所定の時間以上検出されていない、非注目表示部としての他のテレビジョン受像機11において出力される映像信号に較べて相対的に目立つ(明るい)映像信号が出力される。
一方、ユーザ3の視線が所定の時間以上検出されなかった非注目表示部としてのテレビジョン受像機11においては、ユーザ3の視線が所定の時間以上検出された注目表示部としてのテレビジョン受像機11において出力される映像信号よりも、相対的に目立たない映像信号(この例の場合、暗い映像信号、または、白黒の映像信号)が出力される。
これにより、ユーザ3が見ている(注目している)テレビジョン受像機11(注目表示部)以外のテレビジョン受像機11(非注目表示部)において出力される映像信号は、輝度が低減されて出力されたり、または白黒で出力されるので、ユーザ3の視角的な負担が軽減される。
なお、[背景技術]欄において上述したように、複数チューナ内蔵の1台のテレビジョン受像機の表示画面を複数の領域に分割してマルチウインドウ化し、複数のコンテンツを各ウインドウに同時に表示させることが知られている。この場合、同一画面上に、1つの主画面と複数の子画面が存在することになり、主に主画面を見るユーザにとって子画面の画像は、視覚的に負担になる場合があった。特開2001−175239号公報には、この負担を回避するために、子画面のうち、特に動きが激しい画像を表示している子画面に対しては、その映像信号の輝度を下げる処理を実行することにより、子画面を暗く表示し、ユーザの視覚的負担を減らすことが提案されている。しかしながら、上記の提案においては、ユーザの視覚的負担は軽減されるものの、ユーザが子画面に表示されている画像の中から所定の画像を選択するとき、子画面の画像は見にくいので、一旦、主画面に表示させ、気に入らなければ、他の子画面の画像を主画面に表示させるといった操作を繰り返さなければならない。そして、ユーザは、その都度、リモートコントローラなどの操作ツールを用いて、操作しなければならず、操作性が悪いという課題があった。これに対して、図3を参照して説明した表示制御処理によれば、ユーザ3が視線を移動させるだけで、ユーザ3の視線に基づいて、テレビジョン受像機11の映像信号の輝度あるいは色差が自動的に変更されるので、リモコン2による煩わしい操作が軽減される。これにより、リモコン2による操作性が改善されるため、リモコン2による操作性を良好なものとすることができる。
さらに、複数台のテレビジョン受像機11により構成されているテレビジョン受像システムであっても、ユーザが見ていない(注目していない)テレビジョン受像機11(非注目表示部)においては、輝度が低減されて出力されたり、白黒で出力されることにより、消費電力量が抑制される。
また、1台のテレビジョン受像機の表示部を複数の領域に分割し、マルチチャンネル化する場合よりも、画面の解像度が高くなるため、画面表示の品質が向上する。
なお、上記説明においては、ユーザ3が1人の場合を説明したが、ユーザが複数いる場合にも対応できる。その場合には、それぞれのユーザの視線を検出し、それに対応するテレビジョン受像機11すべての映像信号を、他のテレビジョン受像機11に較べて明るく出力するようにしてもよい。
次に、図9のフローチャートを参照して、このテレビジョン受像システム1のテレビジョン受像機11の表示制御処理の他の例を説明する。なお、図9のステップS41乃至S43の処理は、図3のステップS1乃至S3の処理と同様の処理であり、繰り返しになるのでその説明は省略するが、この処理により、ユーザの視線が検出される。
ステップS43において、表示部12が、ユーザ3の視線が予め設定されている所定の時間以上検出された注目表示部であると判断された場合、ステップS44において、制御部37は、CM検出部35における検出結果の信号に基づいて、デコーダ部34によりデコードされた映像信号がCMの映像信号であるか否かを判断する。
具体的には、CM検出部35は、デマルチプレクサ33から供給された映像信号が、15秒の整数倍で生成されているか、その映像信号に対応する音声信号がステレオ音声であるか、あるいは、その音声信号の出力レベルがCM以外のコンテンツに比して大きいかなどの基準に基づいて、この映像信号がCMの映像信号であるか否かを検出し、その検出結果を制御部37に出力する。その結果に対応して、ステップS44において、制御部37は、映像信号がCMの映像信号であるか否かを判断する。ステップS44において、映像信号がCMの映像信号ではないと判断された場合、ステップS45において、制御部37は、輝度処理部40を制御し、デコード部34が出力する輝度信号Yに、1の係数を乗算して、輝度を標準値になるように調整する。
次に、ステップS47において、制御部37は、色差処理部41を制御し、デコード部34が出力する色差信号u,vに係数1を乗算して、色差を標準値になるよう調整する。
一方、ステップS43において表示部12が、、ユーザ3の視線が所定の時間以上検出されなかった非注目表示部であると判断された場合、または、ステップS44において、映像信号がCMの映像信号であると判断された場合、ステップS46において、制御部37は、輝度処理部40を制御し、輝度信号に1以下の係数を乗算し、映像信号の輝度を暗くするように調整する。色差信号は、ステップ47において、標準値に設定される。
ステップS48において、表示制御部42は、輝度処理部40により調整された輝度信号Y、および、色差処理部41により調整された色差信号u,vを合成し、表示部12に出力し、表示させる。
以上の処理により、ユーザ3の視線が所定の時間以上検出された注目表示部であり、かつ、CM以外のコンテンツの映像信号を出力するテレビジョン受像機11においては、非注目表示部であるテレビジョン受像機11において出力される映像信号に較べて相対的に明るい(標準の)映像信号で出力される。
一方、ユーザ3の視線が所定の時間以上検出されなかった非注目表示部である場合、または、注目表示部であっても、そのテレビジョン受像機11に受信された映像信号がCMの映像信号であった場合には、注目表示部であり、かつ、CM以外のコンテンツの映像信号を出力するテレビジョン受像機11の映像信号(標準の映像信号)よりも相対的に目立たなく、暗い映像信号が出力される。
以上のように、CMの映像信号の輝度を低減し、CMではない映像信号の輝度をCMの映像信号よりも相対的に目立つように明るく出力するというようにすることもできる。
なお、上記説明においては、画面の調整方法が、映像信号の輝度を低減するようにして説明したが、映像信号を白黒信号とさせるようにしてもよい。
次に、図10のフローチャートを参照して、このテレビジョン受像システム1のテレビジョン受像機11の表示制御処理のさらに他の例を説明する。なお、図10のステップS61乃至S63,S65,S66,S69の処理は、図3のステップS1乃至S3,S4,S7,S10の処理と同様の処理であり、繰り返しになるのでその説明は省略する。すなわち、これらの処理により、表示部12が注目表示部であれば、表示部12には、標準の映像が表示される。
これに対して、ステップS63において、表示部12が、ユーザ3の視線が予め設定されている所定の時間以上検出されなかった非注目表示部であると判断された場合、ステップS64において、制御部37は、データ処理部36から入力される付属情報に基づいて、デコーダ部34によりデコードされた映像信号が予め指定されたコンテンツであるか否かを判断する。
具体的には、データ処理部36は、デマルチプレクサ33から供給された付属情報をデコードし、それを制御部37に出力する。この付属情報とは、この放送信号を提供する放送業者などにより映像信号に多重化された情報であり、その映像信号のコンテンツの内容、コンテンツのカテゴリ(例えば、ニュース、スポーツ、ドラマなど)などの情報により構成されている。ユーザ3は、注目したいコンテンツ(例えば、スポーツのコンテンツ)を、リモコン2を操作することにより、予め指定し、登録することができる。制御部37は、データ処理部36からの付属情報に基づいて、ステップS64において、デコーダ部34によりデコードされた映像信号が、ユーザにより予め指定されたコンテンツ(スポーツのコンテンツ)であるか否かを判断する。
ステップS64において、映像信号が予め指定されたコンテンツの映像信号であると判断された場合、制御部37は、ステップS65,S66,S69の処理を実行し、その映像を標準の映像として表示させる。
一方、ステップS64において、映像信号が予め指定されたコンテンツの映像信号ではないと判断された場合、ステップS67において、制御部37は、色差処理部41を制御し、色差信号u,vに係数0を乗算して、色差を調整させる。ステップ68において、制御部37は、デコード部34からの輝度信号Yに係数1を乗算し、輝度を標準値に調整する。すなわち、いまの場合においては、制御部37の制御により、この映像信号は、白黒の映像信号となる。
以上の処理により、ユーザ3の視線が所定の時間以上検出されなかった非注目表示部としてのテレビジョン受像機11においては、白黒の映像信号が出力される。
一方、ユーザ3の視線が所定の時間以上検出された注目表示部である場合、または、非注目表示部であっても、予め指定されたコンテンツであった場合のテレビジョン受像機11においては、非注目表示部としてのテレビジョン受像機11において白黒の映像信号が出力されるのに対して、カラーの映像信号が出力される。
なお、上記説明においては、画面の調整方法が、映像信号を白黒にするようにして説明したが、映像信号の輝度を低減して出力させるようにしてもよい。
次に、図11のフローチャートを参照して、このテレビジョン受像システム1のテレビジョン受像機11の表示制御処理のさらに他の例を説明する。なお、図11のステップS81乃至S89の処理は、基本的に図10のステップS61乃至S69の処理と同様の処理であり、図10のステップS64で、コンテンツが予め指定されたコンテンツであるか否かが判定されているのに対して、図11のステップS84では、テレビジョンIDが同じであるか否かが判定される点のみが異なっている。
すなわち、ステップS83において、表示部12が、ユーザ3の視線が予め設定されている所定の時間以上検出されなかった非注目表示部であると判断された場合、ステップS84において、制御部37は、受信部38からの指示信号に基づいて、このテレビジョン受像機11のテレビジョンIDが指定されたテレビジョンIDと同じであるか否かを判断する。
具体的には、ユーザ3は、リモコン2を操作して、テレビジョン受像システム1を構成するテレビジョン受像機11−1乃至11−9のうち、他よりも明るく表示させたいテレビジョン受像機11のテレビジョンIDを予め指定し、登録する。例えば、いまの場合、テレビジョン受像機11−1のテレビジョンIDは、「1」、テレビジョン受像機11−2のテレビジョンIDは、「2」、…、テレビジョン受像機11−9のテレビジョンIDは、「9」というように一意的に設定されているので、ユーザは、テレビジョンID「1」乃至「9」の中から所定の番号を指定する。受信部38は、リモコン2からのユーザ3の指定信号を受けて、それを制御部37に出力する。これに対応して、制御部37は、そのテレビジョンIDを内部のメモリに登録する。
ステップS84において、非注目表示部のテレビジョン受像機11のテレビジョンIDが、指定されたテレビジョンIDと同じであると判断された場合、ステップS85,S86,S89の処理により、標準の画像表示が行われる。これに対して、非表示部のテレビジョン受像機11のテレビジョンIDが、指定されたテレビジョンIDと同じではないと判断された場合、ステップS87,S88.S89の処理により、白黒の映像信号が表示される。
以上の処理により、ユーザ3の視線が所定の時間以上検出されなかった非注目表示部のテレビジョン受像機11においては、白黒の映像信号が出力される。
一方、ユーザ3の視線が所定の時間以上検出された注目表示部のテレビジョン受像機11の場合、または、非注目表示部のテレビジョン受像機11であっても、テレビジョン受像機11のテレビジョンIDが、指定されたテレビジョンIDと同じである場合においては、非注目表示部のテレビジョン受像機11において白黒の映像信号が出力されるのに対して、カラーの映像信号が出力される。
なお、画面の調整方法が、映像信号を白黒にするようにして説明したが、映像信号の輝度を低減して出力させるようにしてもよい。
以上のように、テレビジョン受像機11のテレビジョンIDに基づいて、映像信号を白黒出力させたり、映像信号の輝度を低減させたりすることもできる。
なお、上記説明においてはユーザ3の視線が所定の時間以上検出されたか否かを判断した後に、CMの映像信号であるか否か、指定されたコンテンツであるか否か、または、テレビジョン受像機11のテレビジョンIDが同じであるか否かを判断させるようにしたが、いずれか1つだけを判断させるようにしてもよいし、その判断の組み合わせや順番は、自由に設定される。
本発明においては、各テレビジョン受像機11に撮影部13を設け、視線を検出するようにしたが、テレビジョン受像システム1の、例えば、中央に1台の撮影部および視線検出部を別に設け、それにより、視線がどのテレビジョン受像機11の方向に検出されたか(どのテレビジョン受像機11が非注目表示部、または、注目表示部であるか)を判断し、その結果を、各テレビジョン受像機11に供給するようにしてもよい。
また、本発明は、複数チューナ内蔵の1台のテレビジョン受像機において、子画面提示(マルチウインドウ)表示させた場合にも適用することができる。ただし、その場合には、子画面化することによる画面表示の解像度の低下は抑制されない。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。この場合、例えば、テレビジョン受信機11は、図12に示されるようなテレビジョン受信機71により構成される。
図12において、CPU(Central Processing Unit)81は、ROM(Read Only Memory) 82に記憶されているプログラム、または、記憶部88からRAM(Random Access Memory)83にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM83にはまた、CPU81が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU81、ROM82、およびRAM83は、バス84を介して相互に接続されている。このバス84にはまた、入出力インタフェース85も接続されている。
入出力インタフェース85には、チューナ86、キーボード、マウスなどよりなる入力部87、CRT(Cathode Ray Tube),LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部88、ハードディスクなどより構成される記憶部89、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部90が接続されている。通信部90は、図示しないネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インタフェース85にはまた、必要に応じてドライブ101が接続され、磁気ディスク111、光ディスク112、光磁気ディスク113、或いは半導体メモリ114などが適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部89にインストールされる。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図12に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク111(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク112(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク113(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリ114などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM82や、記憶部89に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
1 テレビジョン受像システム,2 リモコン,3 ユーザ,11,11−1乃至11−9 テレビジョン受像機,12,12−1乃至12−9 表示部,13,13−1乃至13−9 撮影部,35 CM検出部,36 データ処理部,37 制御部,38 受信部,39 視線検出部,40 輝度処理部,41 色差処理部,42 表示制御部
Claims (9)
- 表示部に映像を表示させる映像信号処理装置において、
ユーザが注目している注目表示部であるのか、前記ユーザが注目していない非注目表示部であるのかを判定する注目表示部判定手段と、
指定条件を予め入力する入力手段と、
前記注目表示判定手段により前記非注目表示部と判定された前記表示部の映像が、前記入力手段により入力された前記指定条件を満たすか否かを判定する条件判定手段と、
前記条件判定手段により前記非注目表示部の映像が前記指定条件を満たさないと判定された場合、前記条件判定手段により前記映像が前記指定条件を満たすと判定された場合の映像と較べて、相対的に目立たなくなるように、前記非注目表示部の映像信号を調整する調整手段と
を備えることを特徴する映像信号処理装置。 - 前記調整手段は、前記注目表示部判定手段により、前記表示部が前記非注目表示部であると判定された場合、前記非注目表示部に表示される映像の映像信号を、前記表示部が前記注目表示部である場合に前記注目表示部に表示される映像に較べて、相対的に目立たなくなるように調整する
ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。 - 前記調整手段は、前記表示部が前記非注目表示部である場合、前記映像信号に1以下の係数を乗じて前記映像信号を調整する
ことを特徴とする請求項2に記載の映像信号処理装置。 - 前記調整手段は、前記表示部が前記非注目表示部である場合、カラー映像信号である前記映像信号を白黒の映像信号になるように調整する
ことを特徴とする請求項2に記載の映像信号処理装置。 - 前記表示部に対するユーザの視線を検出する視線検出手段をさらに備え、
前記注目表示部判定手段は、前記視線検出手段による検出結果に基づいて、前記表示部が前記ユーザの視線が所定の時間以上検出されている注目表示部であるのか、前記ユーザの視線が前記所定の時間以上検出されない非注目表示部であるのかを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。 - 前記指定条件は、コンテンツのカテゴリである
ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号装置。 - 表示部に映像を表示させる映像信号処理装置の映像信号処理方法において、
ユーザが注目している注目表示部であるのか、前記ユーザが注目していない非注目表示部であるのかを判定する注目表示部判定ステップと、
指定条件を予め入力する入力ステップと、
前記注目表示判定ステップにより前記非注目表示部と判定された前記表示部の映像が、前記入力ステップにより入力された前記指定条件を満たすか否かを判定する条件判定ステップと、
前記条件判定ステップにより前記非注目表示部の映像が前記指定条件を満たさないと判定された場合、前記条件判定ステップにより前記映像が前記指定条件を満たすと判定された場合の映像と較べて、相対的に目立たなくなるように、前記非注目表示部の映像信号を調整する調整ステップと
を含むことを特徴とする映像信号処理方法。 - 表示部に映像を表示させる映像信号処理装置に、
ユーザが注目している注目表示部であるのか、前記ユーザが注目していない非注目表示部であるのかを判定する注目表示部判定ステップと、
指定条件を予め入力する入力ステップと、
前記注目表示判定ステップにより前記非注目表示部と判定された前記表示部の映像が、前記入力ステップにより入力された前記指定条件を満たすか否かを判定する条件判定ステップと、
前記条件判定ステップにより前記非注目表示部の映像が前記指定条件を満たさないと判定された場合、前記条件判定ステップにより前記映像が前記指定条件を満たすと判定された場合の映像と較べて、相対的に目立たなくなるように、前記非注目表示部の映像信号を調整する調整ステップと
を含む処理を実行させるためのプログラムが記録されている、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。 - 表示部に映像を表示させる映像信号処理装置のコンピュータに、
ユーザが注目している注目表示部であるのか、前記ユーザが注目していない非注目表示部であるのかを判定する注目表示部判定ステップと、
指定条件を予め入力する入力ステップと、
前記注目表示判定ステップにより前記非注目表示部と判定された前記表示部の映像が、前記入力ステップにより入力された前記指定条件を満たすか否かを判定する条件判定ステップと、
前記条件判定ステップにより前記非注目表示部の映像が前記指定条件を満たさないと判定された場合、前記条件判定ステップにより前記映像が前記指定条件を満たすと判定された場合の映像と較べて、相対的に目立たなくなるように、前記非注目表示部の映像信号を調整する調整ステップと
を含む処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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JP2010217677A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Toshiba Corp | 画像表示装置および画像処理装置 |
JP2014197113A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | 画像表示装置、画像表示方法及びコンピュータプログラム |
JP2014197109A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | 画像表示装置、画像表示方法及びコンピュータプログラム |
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