JP2007255037A - Theft preventing wire - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は盗難防止用ワイヤに関し、特に可搬型の電子機器を安全に接続しておくための盗難防止用ワイヤに関する。 The present invention relates to an anti-theft wire, and more particularly to an anti-theft wire for safely connecting a portable electronic device.
業務で使用されている情報処理端末として、卓上の占有面積が小さく机を広く使用できることから、ラップトップコンピュータのような電子機器が広く使用されている。このような電子機器は、小型軽量で携帯可能なことから、職場を離れて、たとえば自宅または出張先で業務を行う際にも職場から持ち出して使用することが行われている。 As an information processing terminal used in business, an electronic device such as a laptop computer is widely used because the desk space is small and a desk can be widely used. Since such electronic devices are small and light and portable, they are taken out of the workplace, for example, when working at home or on a business trip, and are used.
可搬型の電子機器は、移動が容易であることから盗難に遭う機会が高く、盗難の場合には、内部データの流出が重大な社会問題となる虞がある。このため、可搬型の電子機器を机の脚などに括り付けておく盗難防止用ワイヤを用いて、電子機器を容易に移動できないようにすることが行われている。 Since portable electronic devices are easy to move, there is a high chance of being stolen. In the case of theft, leakage of internal data may become a serious social problem. For this reason, an electronic device cannot be easily moved by using a theft prevention wire that ties a portable electronic device to a table leg or the like.
このような盗難防止用ワイヤは、電子機器と机の脚などとに括り付けるワイヤと鍵部とから構成され、たとえば、特許文献1に記載のようなものが知られている。この盗難防止用ワイヤによれば、電子機器に係着具を係着しておき、鍵部を貫通しておいたワイヤの一端を机の脚に巻き付け、他端を係着具に挿通した後、鍵部に挿入して施錠することでワイヤの他端と鍵部とをロックするようにしている。これにより、電子機器は、ワイヤを介して机の脚に繋がれるので、盗難を防止することができる。
しかしながら、合鍵を使用すれば盗難防止用ワイヤと電子機器との接続のロックを解除することができるので、その合鍵を持ってさえいれば正当な権限を持たない者であっても盗難防止用ワイヤと電子機器との接続のロックを解除することができてしまう。これにより、電子機器が盗難されてしまうことがあるという問題点があった。 However, since the lock between the anti-theft wire and the electronic device can be unlocked by using the joint key, the anti-theft wire can be used by anyone who does not have the proper authority as long as the joint key is held. And the connection between the electronic device and the electronic device can be unlocked. As a result, the electronic device may be stolen.
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、正当な権限を持つ者だけが電子機器との接続のロックを解除できる盗難防止用ワイヤを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of these points, and an object of the present invention is to provide an antitheft wire that can be unlocked only by a person who has a legitimate authority.
本発明では、図1に示したように、盗難防止用ワイヤ10は、机20などの固定物に括り付けることができるワイヤ11と鍵部12とからなり、鍵部12は、携帯可能な電子機器であるラップトップコンピュータ30に電気的に接続して通信することができるUSBプラグ13と、このUSBプラグ13をラップトップコンピュータ30のUSBポート31に挿入後にUSBポート31と機械的にロック可能にするロック機構と、そのロック機構を、内部に記憶されている第1の解除番号とラップトップコンピュータ30からUSBポート31およびUSBプラグ13を介して送信されてきた第2の解除番号とに基づいてロックまたはロック解除するように制御する制御部とを有している。
In the present invention, as shown in FIG. 1, the
本発明による盗難防止用ワイヤ10は、第2の解除番号をラップトップコンピュータ30に入力することでロックを解除できる構成にしたので、物理的な鍵が存在せず、第2の解除番号を管理している正当な権限を持つ者だけがロックを解除することができるようになる。
The
本発明の盗難防止用ワイヤは、物理的な鍵を使うものではなく、鍵部が記憶する第1の解除番号および電子機器から送られてくる第2の解除番号とする電子データを使用するものであるので、電子機器との接続のたびに変更することが可能であり、セキュリティを向上させることができるという利点がある。 The antitheft wire of the present invention does not use a physical key, but uses electronic data having a first release number stored in the key part and a second release number sent from the electronic device. Therefore, there is an advantage that the security can be improved because it can be changed every time it is connected to the electronic device.
また、ロックを解除するために電子機器に入力される第2の解除番号は、電子機器のユーザが管理するのではなく、管理者が管理するようにできるので、ユーザが勝手に電子機器を持ち出すということも防止することができる。 In addition, the second release number input to the electronic device for releasing the lock can be managed by the administrator rather than managed by the user of the electronic device, so that the user can bring the electronic device without permission. This can also be prevented.
以下、本発明の実施の形態を、ラップトップコンピュータに接続される盗難防止用ワイヤに適用した場合を例に、図面を参照して詳細に説明する。
まず、盗難防止用ワイヤの使用例について説明する。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings, taking as an example a case where the present invention is applied to an anti-theft wire connected to a laptop computer.
First, a usage example of the antitheft wire will be described.
図1は盗難防止用ワイヤの使用例を示す図である。
盗難防止用ワイヤ10は、ワイヤ11と鍵部12とからなり、その鍵部12には、USB(Universal Serial Bus)規格のUSBプラグ13が一体に設けられている。盗難防止用ワイヤ10のワイヤ11は、その自由端が輪になっていてその輪を通して机20の脚に巻き付けられ、USBプラグ13は、ラップトップコンピュータ30に設けられている汎用の通信ポートであるUSBポート31に挿入され、電気的に接続される。
FIG. 1 is a diagram showing an example of using an anti-theft wire.
The
USBプラグ13がUSBポート31に挿入されると、鍵部12とラップトップコンピュータ30との間で所定の処理が行われ、鍵部12がUSB接続部分を機械的にロックするように制御する。これによって、盗難防止用ワイヤ10は、ラップトップコンピュータ30に機械的に繋がれる。
When the
ラップトップコンピュータ30を移動するために、盗難防止用ワイヤ10を外す場合には、同様に、鍵部12とラップトップコンピュータ30との間で所定の処理が行われ、鍵部12がUSB接続部分をアンロックするように制御する。これによって、盗難防止用ワイヤ10は、USBプラグ13をUSBポート31から引き抜くことが可能になる。
When the
次に、この盗難防止用ワイヤ10がラップトップコンピュータ30に機械的にロックまたはアンロックされ得るロック機構の一例について説明する。
図2はUSB接続部分のロックおよびアンロックの状態を示す説明図であって、(A)は接続前の状態を示し、(B)は接続時のアンロック状態を示し、(C)は接続時のロック状態を示している。図3はアクチュエータの一構成例を示す説明図であって、(A)はアクチュエータのアンロック時の状態を示し、(B)はアンロック時のカム位置を示し、(C)はアクチュエータのロック時の状態を示し、(D)はロック時のカム位置を示し、(E)は往復運動を回転運動に変換する部分を示している。
Next, an example of a lock mechanism in which the
FIGS. 2A and 2B are explanatory diagrams showing the locked and unlocked states of the USB connection part, where FIG. 2A shows the state before connection, FIG. The lock state at the time is shown. FIGS. 3A and 3B are explanatory views showing a configuration example of the actuator, in which FIG. 3A shows a state when the actuator is unlocked, FIG. (D) shows the cam position at the time of locking, and (E) shows the part that converts the reciprocating motion into the rotational motion.
ラップトップコンピュータ30に搭載されるUSBポート31は、図2の(A)に示したように、そのハウジング32にUSBプラグ13が挿抜される方向に延びるガイド33が内設され、その図の下方の面には複数のコンタクト34が担持されている。また、ハウジング32は、その図の下方の開口端に、USBプラグ13が挿入されるときの高さ方向の位置決めを行う突起部35が突設されている。
As shown in FIG. 2A, the
一方、USBプラグ13も、同様に、ハウジング14にガイド15が内設され、その図の上方の面に複数のコンタクト16が担持されている。ガイド15の中には、回転軸17とその一端に固定されたカム18とが設けられている。回転軸17の他端は、図3の(E)に示したように、スリーブ19が接続され、そのスリーブ19には、その長手方向の軸線に対して斜めに穿設されたガイド溝19aを有している。
On the other hand, the
このスリーブ19は、図3の(A)に示したように、回転軸17を90度回動させるアクチュエータ21が設けられている。アクチュエータ21は、スリーブ22の両端に永久磁石23,24が配設され、その間に、プランジャ25が軸線方向に進退自在に配置されている。プランジャ25は、永久磁石23を遊貫して延びるシャフト26が固定されている。シャフト26は、その先端がスリーブ19に嵌入されており、スリーブ19のガイド溝19aを貫通するようにガイドピン27が植設されている。そして、スリーブ22の外周には、コイル28が巻回されている。
As shown in FIG. 3A, the
ここで、USB接続部分をロックするには、まず、図2の(B)に示したように、USBプラグ13をUSBポート31に挿入し、カム18を回転させるようにする。すなわち、USBプラグ13をUSBポート31に挿入するとき、アクチュエータ21は、図3の(A)に示したように、プランジャ25が永久磁石24に吸着されており、そのとき、カム18は、図3の(B)に示したように、長径が水平方向になっていて、ハウジング14の中に収められている。ここで、コイル28に電流を流すことにより、プランジャ25が永久磁石24とは反発し、永久磁石23とは吸引することで、図3の(C)に示したように、図の右方向へ移動する。このとき、シャフト26に固定されたガイドピン27が図の右方向へ直進するにつれてスリーブ19が回転していき、プランジャ25が永久磁石23に吸着すると、スリーブ19が90度回転してカム18は、図3の(D)に示したように、長径が垂直方向になる。これにより、カム18は、図2の(C)に示したように、突起部35に係合された状態になり、USBプラグ13をUSBポート31から抜くことができなくなる。
Here, in order to lock the USB connection portion, first, as shown in FIG. 2B, the
逆に、USB接続部分をアンロックするには、コイル28にロック時と逆方向の電流を流すことにより、アクチュエータ21が図3の(C)に示した状態から(A)に示した状態に遷移するので、カム18が図3の(D)に示した状態から(B)に示した状態に遷移し、USB接続部分は図2の(C)に示したロック状態から(B)に示したアンロック状態に移行することができる。
On the other hand, in order to unlock the USB connection portion, the
次に、盗難防止用ワイヤ10の鍵部12が備える制御部のハードウェア構成について説明する。
図4は鍵部のハードウェア構成を示すブロック図である。
Next, the hardware configuration of the control unit provided in the
FIG. 4 is a block diagram showing a hardware configuration of the key unit.
鍵部12は、USB接続部分のロックまたはアンロックを制御する制御部40を備えている。この制御部40は、CPU(Central Processing Unit)41、ROM(Read Only Memory)42、RAM(Random Access Memory)43、入出力インタフェース44および駆動回路45を有し、これらはバス46によって相互に接続されている。
The
CPU41は、この制御部40の全体の制御を司っている。ROM42には、CPU41が実行するOS(Operating System)のプログラムやロック制御に必要なアプリケーションプログラムなどが格納されている。RAM43には、OSのプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納され、CPU41の処理に必要な各種データが格納される。この制御部40は、好ましくは、これらの機能を集積化した1チップICによって構成される。
The
入出力インタフェース44は、USBプラグ13を介してラップトップコンピュータ30と通信を行う。そして、駆動回路45は、鍵部12のアクチュエータ21を駆動制御する。
The input /
次に、盗難防止用ワイヤ10と接続されるラップトップコンピュータ30のハードウェア構成について説明する。
図5はラップトップコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
Next, the hardware configuration of the
FIG. 5 is a block diagram showing a hardware configuration of the laptop computer.
ラップトップコンピュータ30は、CPU51を有し、このCPU51は、ROM52、RAM53、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)54、グラフィック処理装置55、入出力インタフェース56および通信インタフェース57がバス58を介して相互に接続されている。
The
CPU51は、ラップトップコンピュータ30の全体の制御を司っている。ROM52には、周辺機器を制御するプログラム群であるBIOS(Basic Input Output System)が格納される。RAM53には、CPU51が実行するOSのプログラムや各種アプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納され、CPU51の処理に必要な各種データが格納される。HDD54には、OSのプログラムやアプリケーションプログラムなどが格納される。
The
このアプリケーションプログラムには、盗難防止用ワイヤ10を制御するロック・アンロック処理プログラム、メールアドレスに従ってメールを送信するメール送信プログラム、ユーザがメールを閲覧するためのメール受信プログラムなどを含んでいる。
The application program includes a lock / unlock processing program for controlling the
グラフィック処理装置55は、アンロック処理プログラムなどの実行時にCPU51からの命令に従い、画像をモニタに表示させる。入出力インタフェース56は、外部接続されるスマートカードリーダ、盗難防止用ワイヤ10などとのデータの送受信を行い、通信インタフェース57は、インターネットなどのネットワークを介してメールサーバなどに接続される。
The
次に、以上のハードウェア構成により実現される第1の実施の形態に係る盗難防止用ワイヤ10およびこれが接続されるラップトップコンピュータ30の機能構成について説明する。
Next, the functional configuration of the
図6は第1の実施の形態に係る盗難防止用ワイヤおよびラップトップコンピュータの機能構成を示すブロック図である。
盗難防止用ワイヤ10の鍵部12に設けられた制御部40は、解除番号生成部61、データ格納部62、解除番号送信部63、アドレス送信部64、ロック制御部65、解除番号受信部66、判定部67および解除制御部68を備えている。
FIG. 6 is a block diagram showing a functional configuration of the antitheft wire and laptop computer according to the first embodiment.
The
解除番号生成部61は、盗難防止用ワイヤ10のUSBプラグ13がラップトップコンピュータ30のUSBポート31に接続された場合、USB接続部分のロックを解除するときに使用される解除番号をランダムに生成し、データ格納部62は、その生成された解除番号とあらかじめ設定された正当なユーザのメールアドレスとを格納する。解除番号送信部63およびアドレス送信部64は、生成された解除番号およびデータ格納部62にあらかじめ設定されたメールアドレスをラップトップコンピュータ30に送信する。ロック制御部65は、USB接続部分を機械的にロックするよう制御する。
When the
解除番号受信部66は、ラップトップコンピュータ30を移動する際に、ラップトップコンピュータ30から解除番号を受信する。判定部67は、受信された解除番号とデータ格納部62に格納しておいた解除番号とが一致するか否かを判定し、解除制御部68は、USB接続部分の機械的なロックを解除するよう制御する。
The release
ラップトップコンピュータ30は、接続認識部71、解除番号受信部72、アドレス受信部73、メール通知部74、ロック要求部75、解除受付部76および解除要求部77を備えている。
The
接続認識部71は、USBプラグ13のUSBポート31への接続を認識し、解除番号受信部72およびアドレス受信部73は、それぞれ鍵部12から送信された解除番号およびメールアドレスを受信する。メール通知部74は、受信した解除番号を含むメールを受信したメールアドレス宛てに送信するよう所定のメール送信プログラムに通知する。ロック要求部75は、USB接続部分のロックを鍵部12の制御部40に要求する。
The
解除受付部76は、ラップトップコンピュータ30を移動する際に、解除要求を受け付ける。解除要求部77は、解除要求の受け付け時にユーザ入力された解除番号とともに鍵部12の制御部40にUSB接続部分のロック解除を要求する。
The
次に、盗難防止用ワイヤ10のUSBプラグ13とラップトップコンピュータ30のUSBポート31とのUSB接続部分を機械的にロックする過程の状態遷移について説明する。
Next, state transition in the process of mechanically locking the USB connection portion between the
図7はUSB接続部分をロックする過程の状態遷移を示す図である。
USB接続部分をロックするとき、盗難防止用ワイヤ10の動作は、鍵部12の上記機能を実行するプログラムによって実現され、ラップトップコンピュータ30の動作は、上記機能を実行するプログラム、すなわちロック処理プログラムおよびメール送信プログラムによって実現される。
FIG. 7 is a diagram showing state transition in the process of locking the USB connection part.
When the USB connection portion is locked, the operation of the
まず、USBプラグ13がUSBポート31に接続されると、ラップトップコンピュータ30では、接続認識部71によりUSB接続が認識され(ステップS11)、ロック処理プログラムが起動して、鍵部12に解除番号を要求する(ステップS12)。
First, when the
鍵部12の制御部40では、ラップトップコンピュータ30からの解除番号の要求に応えて、解除番号生成部61が解除番号を生成し(ステップS13)、生成された解除番号は、データ格納部62へ格納されるとともに解除番号送信部63によりラップトップコンピュータ30へ送信される(ステップS14)。
In the
ラップトップコンピュータ30では、解除番号受信部72が鍵部12から送信された解除番号を受信し(ステップS15)、続いて、ロック処理プログラムが鍵部12にアドレスを要求する(ステップS16)。
In the
鍵部12の制御部40では、ラップトップコンピュータ30からのアドレス要求に応えて、アドレス送信部64がデータ格納部62にあらかじめ格納されているメールアドレスをラップトップコンピュータ30に送信する(ステップS17)。
In the
ラップトップコンピュータ30では、アドレス受信部73が鍵部12から送信されたメールアドレスを受信すると(ステップS18)、ロック処理プログラムは、先に受信した解除番号とメールアドレスとをメール送信プログラムに通知する(ステップS19)。
In the
メール送信プログラムは、ロック処理プログラムからの通知を受信すると(ステップS20)、通知された解除番号を内容とするメールをメールアドレスのアドレス宛に送信する(ステップS21)。 When the mail transmission program receives the notification from the lock processing program (step S20), the mail transmission program transmits a mail including the notified release number to the address of the mail address (step S21).
ロック処理プログラムは、メール送信プログラムから送信完了の通知を受けると、鍵部12に対してロックの要求をする(ステップS22)。
鍵部12の制御部40では、ラップトップコンピュータ30からロックの要求を受けると、ロック制御部65がUSB接続部のロックを行う(ステップS23)。
When receiving the notification of transmission completion from the mail transmission program, the lock processing program requests the
When the
なお、メール送信プログラムによって送信されたメールは、ユーザがメール受信プログラムを利用して受信され、正当なユーザは、USB接続部分のロックを解除するために必要な解除番号を含むメールを取得することができる。 In addition, the mail transmitted by the mail transmission program is received by the user using the mail reception program, and the legitimate user obtains the mail including the release number necessary for unlocking the USB connection part. Can do.
次に、盗難防止用ワイヤ10のUSBプラグ13とラップトップコンピュータ30のUSBポート31とのUSB接続部分のロックを解除する過程の状態遷移について説明する。
Next, state transition in the process of unlocking the USB connection portion between the
図8はUSB接続部分のロックを解除する過程の状態遷移を示す図である。
鍵部12の制御部40およびラップトップコンピュータ30は、USB接続のロックを解除する場合、以下のステップに従って処理を実行する。
FIG. 8 is a diagram showing state transition in the process of releasing the lock of the USB connection part.
The
USB接続部分のロックを解除してユーザがラップトップコンピュータ30を移動する場合、まず、ユーザはラップトップコンピュータ30のアンロック処理プログラムを起動する。アンロック処理プログラムの解除受付部76は、ユーザに解除番号の入力を促し、ユーザがメールによって通知された解除番号を入力することでロック解除要求を受け付ける(ステップS31)。そして、解除要求部77が鍵部12の制御部40に入力された解除番号とともにロック解除の要求を送信する(ステップS32)。
When the user moves the
鍵部12の制御部40では、解除番号受信部66がラップトップコンピュータ30からのロック解除要求を解除番号とともに受信すると(ステップS33)、判定部67がデータ格納部62に格納されている解除番号とラップトップコンピュータ30から通知された解除番号とを比較し、一致しているかどうかを判定する(ステップS34)。解除番号が一致している場合は、判定部67は解除可と判定し(ステップS35)、解除制御部68によってUSB接続部分のロックを解除する。解除番号が一致していない場合、判定部67は解除不可と判定し(ステップS36)、ロックの解除は行われない。なお、判定部67は、アンロック処理プログラムに対して、判定結果を通知するようにしてもよい。このとき、アンロック処理プログラムは、解除番号が一致している場合には解除が成功している旨の表示をし、解除番号が一致していない場合には、再度、ユーザに正しい解除番号の入力を促すようにしてもよい。
In the
なお、上記の実施の形態では、メールのアドレスは、ラップトップコンピュータ30の正当なユーザのアドレスとして説明したが、ラップトップコンピュータ30の管理者のアドレスとしてもよい。この場合、管理者の承認を得てからでないとロックを解除することができないことになる。これにより、ラップトップコンピュータ30の移動や持ち出しに関する管理が容易になる。
In the above embodiment, the e-mail address is described as the address of a valid user of the
次に、図4のハードウェア構成により実現される第2の実施の形態に係る盗難防止用ワイヤ10およびこれが接続される図5のハードウェア構成により実現されるラップトップコンピュータ30aの機能構成について説明する。
Next, the functional configuration of the
図9は第2の実施の形態に係る盗難防止用ワイヤおよびラップトップコンピュータの機能構成を示すブロック図である。
盗難防止用ワイヤ10の鍵部12に設けられた制御部40aは、識別番号格納部81、識別番号送信部82、ロック制御部83、カード番号受信部84、判定部85および解除制御部86を備えている。
FIG. 9 is a block diagram showing a functional configuration of an antitheft wire and a laptop computer according to the second embodiment.
The
識別番号格納部81は、この盗難防止用ワイヤ10に割り当てられたユニークな識別番号があらかじめ格納されている。識別番号送信部82は、ラップトップコンピュータ30aからの要求により、識別番号格納部81に格納されている識別番号をラップトップコンピュータ30aに送信する。ロック制御部83は、ラップトップコンピュータ30aからロックの要求があった場合に、USB接続部分を機械的にロックするよう制御する。
In the identification
カード番号受信部84は、ラップトップコンピュータ30aを移動する際に、ラップトップコンピュータ30aからロックの解除に必要なカード番号を受信する。判定部85は、受信されたカード番号と識別番号格納部81に格納しておいた識別番号とが一致するか否かを判定し、解除制御部68は、USB接続部分の機械的なロックを解除するよう制御する。
The card
ラップトップコンピュータ30aは、接続認識部91、識別番号受信部92、カード番号取得部93、判定部94、ロック要求部95、解除受付部96および解除要求部97を備えている。
The
接続認識部91は、USBプラグ13のUSBポート31への接続を認識し、鍵部12の制御部40aに識別番号の送信を要求する。識別番号受信部92は、制御部40aから送信された識別番号を受信する。カード番号取得部93は、スマートカードに記憶されているカード番号をラップトップコンピュータ30aに接続したカードリーダを介して取得する。判定部94は、取得されたカード番号と受信した識別番号とが一致するか否かを判定し、ロック要求部95は、USB接続部分のロックを鍵部12の制御部40aに要求する。
The
解除受付部96は、ラップトップコンピュータ30aを移動する際に、解除要求を受け付ける。解除要求部97は、解除要求の受け付け時にカード番号取得部93によって取得したカード番号とともに鍵部12の制御部40aにUSB接続部分のロック解除を要求する。
The
次に、盗難防止用ワイヤ10のUSBプラグ13とラップトップコンピュータ30aのUSBポート31とのUSB接続部分を機械的にロックする過程の状態遷移について説明する。
Next, state transition in the process of mechanically locking the USB connection portion between the
図10はUSB接続部分をロックする過程の状態遷移を示す図である。
ここで、盗難防止用ワイヤ10には、スマートカードが付属されており、そのスマートカードには、制御部40aの識別番号格納部81に格納されている識別番号と同じまたは対応するカード番号が記憶されているとする。スマートカードは、盗難防止用ワイヤ10をロックするときおよびロックを解除するときに使用される。
FIG. 10 is a diagram showing state transition in the process of locking the USB connection part.
Here, a smart card is attached to the
まず、USBプラグ13がUSBポート31に接続されると、ラップトップコンピュータ30aでは、接続認識部91によりUSB接続が認識され(ステップS41)、ロック処理プログラムが起動して、鍵部12に識別番号を要求する(ステップS42)。
First, when the
鍵部12の制御部40aでは、ラップトップコンピュータ30aからの識別番号の要求に応えて、識別番号送信部82が識別番号格納部81に格納されている識別番号をラップトップコンピュータ30aへ送信する(ステップS43)。
In the
ラップトップコンピュータ30aでは、識別番号受信部92が制御部40aから送信された識別番号を受信し(ステップS44)、判定部94が受信した識別番号とカード番号取得部93にて取得したカード番号とを比較し、一致しているかどうかを判定する(ステップS45)。両者が一致していれば、判定部94はロック可と判定し(ステップS46)、制御部40aに対してロック要求を送信する(ステップS47)。
In the
鍵部12の制御部40aでは、ラップトップコンピュータ30aからのロック要求を受け、ロック制御部83がUSB接続部のロックを行う(ステップS48)。
ラップトップコンピュータ30aの判定部94による判定結果において、識別番号とカード番号とが一致しない場合には、判定部94はロック不可と判断し(ステップS49)、制御部40aに対するロック要求は送信しない。
The
If the identification number and the card number do not match in the determination result by the
次に、盗難防止用ワイヤ10のUSBプラグ13とラップトップコンピュータ30aのUSBポート31とのUSB接続部分のロックを解除する過程の状態遷移について説明する。
Next, state transition in the process of unlocking the USB connection portion between the
図11はUSB接続部分のロックを解除する過程の状態遷移を示す図である。
盗難防止用ワイヤ10の鍵部12の制御部40aおよびラップトップコンピュータ30aは、USB接続のロックを解除する場合、以下のステップに従って処理を実行する。
FIG. 11 is a diagram showing state transition in the process of releasing the lock of the USB connection part.
When the lock of the USB connection is released, the
USB接続部分のロックを解除してユーザがラップトップコンピュータ30aを移動する場合、まず、ユーザはラップトップコンピュータ30aのアンロック処理プログラムを起動する。アンロック処理プログラムの解除受付部96は、ユーザから解除指示を受けると(ステップS51)、解除要求部97は制御部40aに対してカード番号取得部93が取得したカード番号とともにロック解除の要求を送信する(ステップS52)。
When the user moves the
鍵部12の制御部40aでは、カード番号受信部84がラップトップコンピュータ30aからのロック解除要求をカード番号とともに受信すると(ステップS53)、判定部85が識別番号格納部81に格納されている識別番号とラップトップコンピュータ30aから通知されたカード番号とを比較し、一致しているかどうかを判定する(ステップS54)。両者の番号が一致している場合、判定部85は解除可と判定し(ステップS55)、解除制御部86によってUSB接続部分のロックを解除する。番号が一致していない場合、判定部85は解除不可と判定し(ステップS56)、ロックの解除は行われない。
In the
10 盗難防止用ワイヤ
11 ワイヤ
12 鍵部
13 USBプラグ
20 机
30 ラップトップコンピュータ
31 USBポート
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記電子機器に搭載された通信ポートに電気的に接続されるプラグ、前記プラグを前記通信ポートへ挿入後に前記通信ポートと機械的にロック可能にするロック機構、および内部に記憶されている第1の解除番号と前記電子機器から前記通信ポートおよび前記プラグを介して受信される第2の解除番号とに基づいて前記ロック機構を制御する制御手段を有する鍵部と、
一端が前記鍵部に固定されていて他端には固定物に括り付けるための輪を有するワイヤと、
を備えていることを特徴とする盗難防止用ワイヤ。 In the anti-theft wire that is connected to a portable electronic device in a lockable manner,
A plug that is electrically connected to a communication port mounted on the electronic device, a lock mechanism that can be mechanically locked with the communication port after the plug is inserted into the communication port, and a first that is stored therein A key unit having control means for controlling the lock mechanism based on a release number of the electronic device and a second release number received from the electronic device via the communication port and the plug;
A wire having one end fixed to the key part and the other end having a ring for binding to a fixed object;
An antitheft wire characterized by comprising:
コンピュータにより、
解除番号生成手段が、前記電子機器側で前記盗難防止用ワイヤが有するプラグの前記電子機器に搭載された通信ポートへの電気的な接続が認識されたことに応答して、第1の解除番号をランダムに生成するステップと、
データ格納手段が、生成された前記第1の解除番号を記憶するステップと、
送信手段が、前記第1の解除番号および前記第1の解除番号を前記電子機器を通じてユーザにメールで通知するための前記データ格納手段によりあらかじめ記憶されたメールアドレスを前記電子機器に送信するステップと、
ロック制御手段が、前記送信手段による前記第1の解除番号および前記メールアドレスの送信後に、前記プラグを前記通信ポートへ挿入後に前記通信ポートと機械的にロック可能にするロック機構をロックするよう制御するステップと、
受信手段が、前記電子機器から第2の解除番号を受信するステップと、
判定手段が、前記第1の解除番号と前記第2の解除番号とを比較判定するステップと、
解除制御手段が、前記判定手段の判定結果に従って前記ロック機構のロックを解除するよう制御するステップと、
の処理が実行されることを特徴とする盗難防止方法。 In an anti-theft method using an anti-theft wire that is connected to a portable electronic device in a lockable manner,
By computer
In response to the fact that the release number generating means recognizes the electrical connection of the plug of the antitheft wire to the communication port mounted on the electronic device on the electronic device side, the first release number Randomly generating, and
A data storage means for storing the generated first release number;
A transmission means for transmitting to the electronic device an e-mail address stored in advance by the data storage means for notifying a user of the first release number and the first release number by e-mail through the electronic device; ,
The lock control means controls to lock a lock mechanism that can be mechanically locked with the communication port after the plug is inserted into the communication port after the transmission of the first release number and the mail address by the transmission means. And steps to
Receiving means for receiving a second release number from the electronic device;
A step of determining and comparing the first release number and the second release number;
A step of controlling the release control means to release the lock of the lock mechanism according to the determination result of the determination means;
The anti-theft method characterized in that the process is executed.
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2006
- 2006-03-23 JP JP2006080011A patent/JP2007255037A/en not_active Withdrawn
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