JP2007248441A - 連続接触圧簡易計測法 - Google Patents

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Yukiya Kominami
幸哉 小南
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Abstract

【課題】 この発明は、生体に対する包帯・ストッキングなどの拘束圧や、寝具・椅子などの体圧を簡便に連続計測できる方法である。
【解決手段】 袋1を備えた受圧部、目盛板4と透明中空管5からなる計測部、水10を入れた透明容器6の3点で構成されている。受圧部の非伸縮性の袋1に繋がった潰れ難いチューブ2を介し接続された計測部の透明中空管5に添え着けた目盛板4を、透明容器6の水中に入れると同時に、透明中空管5内に浸入した水容積分の空気が袋1側に送り込まれる。その袋1を計測しようとする生体14とストッキング13との接触間に位置させ、接触間で袋1が圧迫されると共に、内部の空気がチューブ2を介し、透明中空管5内の水面を押し下げ、その水面Kの位置を目盛板4で読み取り水深Jを計測する接触圧計測法である。
【選択図】図4

Description

発明の詳細な説明
産業上の利用分野
この発明は、包帯・ストッキングなどの拘束圧や、寝具・椅子など体圧を計測する装置に関するもので、簡便で明確に計測ができ、センサを測定部位に取り付け後、脱着せずに連続変化を計測できる計測方法である。
従来、生活用品のストッキングや、医療分野での、特定の病症の治療やケアを弾性包帯や弾性ストッキングを着用するが、それら製品には拘束圧を提示されている。しかし、実際の生体への拘束圧ではなく平面状での引っ張り力で計る試験装置による数値が殆どである。体型の違いで拘束力も異なることは明らかだが、それらの違いまで提示していない。また、それら用具を治療で使用する医師などは、病症で変形・肥大した下肢に対し計測するなどは行うことは殆どなく、それは臨床現場で簡便に計測できる機器が無い為で、感覚に頼った治療技術、医療教育であった。しかし、研究用計測器としては存在しているが、非伸縮性の柔軟袋に空気を扁平状に封じ込めてチューブに導き、電子計器の圧力センサにて計測する方法が研究機関などで利用されているが、使用する際に技術を要し高額であった。また、電子計器で簡易型としても存在するが、受圧部が円形でないため受圧部の向きにより値が変わり一回きりの瞬間圧でのタイミングでは値の違いが出た。拘束圧・体圧は姿勢変化とともに部位の硬さや曲率変化にて値も変わる。したがって、数値で瞬間計測するにもその前後の状況を観て計測値を読み取る必要がある。
発明が解決しようとする課題
したがって、製品・用具の締め付けや体圧の変化を連続計測ができ、再現性が良く、正確で簡単な操作であることが望ましい。そのような計測器によって、用具に圧迫の強度や使用者に選択肢のデータとして提示したり、販売指導員・医師・看護師が確認する知る手段を要する計測装置が求められている。
課題を解決するための手段
この発明は、柔らかい面の接触圧を非伸縮性で柔軟な素材からなる袋に、僅かの空気を扁平状に封入し、その袋を体と繊維の接触間に位置させ受圧する。その受圧した袋内の空気を、細く柔軟で潰れないチューブで接触外部の水中まで導き、水中内に空気を押し沈んだ分の水深寸法で圧力を計測する。
作用
本発明の全体構成図を図1に示す。袋1を主とした受圧部、目盛板4を主とした計測部、水10を入れた透明容器6の3点で構成されている。受圧部は、図5に断面図で示す伸縮性が少なく柔軟なフィルムからなる袋1に、計測する圧力に対し潰れないチューブ2を接続し、袋1の計測部位へ貼着と保護としてカバーフィルム9を添え備える。図1に於いて、計測部は図6に示す目盛板4に水深を計測する為の目盛を刻み、目盛板4に添え着けた透明中空管5の面に、重なるように軸方向に線を入れ、透明中空管5の端に接続部3を備える。図1、図7に於いて、水10を入れた透明容器6は深さがあり台7を備え、水10の量は計測部を入れてもあふれない位置に印8を付ける。その印8まで水10を入れる。計測時は、図2に示す受圧部のチューブ2を計測部の接続部3に接続し一連にする。次に、袋1を完全に潰し内部の空気を排除してから、図13に示す計測部の目盛板4を、水10を入れた透明容器6に挿入する。挿入と同時に透明中空管5内に水10が入り、容積分の空気が袋1に押し込まれる。すると透明中空管5内の水面Kは、透明容器6の水面Aと同じ位置になる。計測は図14に於いて、袋1を生体14とストッキング13の接触間に置き、加圧すると透明中空管5内の水面Kは、水面Aの下に押し下げられ水深Jを計測することで接触圧を計測できる。
この発明の実施例として、図3に於いて、受圧部と計測部を一体化して、チューブ2と計測部の透明中空管5を直結し一連にしても計測は可能である。図1、図3において、受圧部の袋1にカバーフィルム9を備えることで、図4、図14に示すように生体14に袋1を着ける際、袋1が生体側になるように着け、カバーフィルム9で覆い部位へ取り付けることで、ストッキング13の着脱の際の摩擦による剥がれ位置ズレや、せん断力による袋1破壊を防ぐことができる。図8に於いて、目盛板4は、図14に示す計測部の目盛板4の目盛が加圧により透明中空間5内の水面Kが押し下げられ、僅かながら周囲の水面Aが上昇する。その変動分のところを基準に水深の目盛りを刻んでおく事で計測精度をあげる。例えば、低圧時の水面線Bであると、それを基準にして低圧時の水深計測Eの目盛を刻み、中圧時の水面線Cでは、そこから水深計測Fの目盛を刻み、高圧時の水面線Dでは、そこから水深計測Gの目盛を刻む。それらの目盛は、水深102mm相当を10hPaとして圧力単位で目盛を刻む。また、図9に示すように、目盛板4の目盛が透明中空管5を挟んで隣接位置や、目盛板4を透明にしてその裏面など複数の圧力単位を刻む。圧力単位PaはSI化により法令で定めているが、例外として使用されている医療分野のmmHgなどの単位でも、直読でき計測値の換算間違いなどが防げる。図10、図12に於いて、計測部の目盛板4の透明中空管5内の水10に押し込まれた空気は、水10が外気より低い温度の時、空気が収縮し空気容量が少なくなり高い圧力が計測不能になるが、目盛板4の透明中空管5の先端部を透明中空管5より、内径が太く容積が大きい透明中空間11にすることで、目盛板4を水中に入れた際の袋1に送られる空気量を多くでき、外気と水10の温度差の影響が少なくできる。図11、図12に於いて、細い透明中空管5の為、水と空気層が分かれ気泡ができ易くなる。また、毛細管現象にて水10が、透明中空管5を伝いチューブ2へ上昇してチューブ内が塞がることもある。それらを防ぐ為、透明中空管5の中間または端に中空部12を設ける。その容積の大きさは毛細管現象が起こらない程度にする。その中空部12内に上がってきた気泡を消し、毛細管現象で上がってきた水を止めることができる。
発明の効果
本発明は、受圧部と計測部を接続後、袋1の空気を手のひらなどで潰して排出し、目盛板4先端から水10を入れた透明容器6に挿入することで、透明中空管5内に水10が入り、その分の空気を袋1側へ送り込むことで、定量の空気封入を行い計測できる準備状態となる。その空気量はほんの僅かで袋1は薄く扁平状態となる。その受圧部を生体に取り付け後、衣服着用や体圧で袋1を加圧すると透明中空管5内の水面Kが押し下げられる。その止まった位置を目盛板4の目盛で読み計測を行う。この際、目盛板4に添え着けた透明中空管5に重なる位置の軸方向に線を引くことで、透明中空管5内に入ってきた水10のレンズ効果で、目盛板4の縦線の位置が拡大して目盛が読み易くなる。また、計測部と接続せずに受圧部のみを生体に着け包帯などを巻いてから、計測部と接続し水10の入った透明容器6に入れ計測した後に、一旦、計測部と受圧部を切り離し、受圧部を包帯で巻いたまま運動など行い、再度、計測部の接続部3と接続し、水10の入った透明容器6に計測部を挿入しても計測でき、運動前、運動後の計測値の差で包帯の緩みなども計測できる。この場合は、空気の排出操作は不要になる。以上のように、この計測方法は明確な水深圧で読み取る簡便な計測方法である。
本発明の構成外観図 本発明の接続し計測準備状態の外観図 本発明の受圧部と計測部が直結した実施例の外観図 本発明の計測実施状態の外観図 本発明の受圧部の断面図 本発明の計測部の断面図 本発明の透明容器の断面図 本発明の計測部目盛の刻み方の実施例の正面図 本発明の計測部目盛の2単位の刻み方の実施例の正面図 本発明の計測部の中空管の端を太くした実施例の正面図 本発明の計測部に中空部を備えた実施例の正面図 本発明の計測部に中空部を備えた実施例の側面断面図 本発明の計測準備状態の断面図 本発明の計測実施状態の断面図
符号の説明
1は袋
2はチューブ
3は接続部
4は目盛板
5は透明中空管
6は透明容器
7は台
8は印
9はカバーフィルム
10は水
11は太いチューブ
12は中空部
13はストッキング
14は生体
Aは水面
Bは低圧時の水面線
Cは中圧時の水面線
Dは高圧時の水面線
Eは低圧時の水深計測
Fは中圧時の水深計測
Gは高圧時の水深計測
HはhPa単位
IはmmHg単位
Jは押し下げられた水深
Kは透明中空管5内の水面

Claims (8)

  1. (イ)受圧部として、伸縮が少なく柔軟なフィルムからなる袋1に、潰れないチューブ2を備える。
    (ロ)計測部として、目盛板4に透明中空管5を添え着け、その透明中空管5の端に接続部3を備える。
    (ハ)深い透明容器6に水10を入れる。
    以上の如く構成された連続接触圧簡易計測法。
  2. 受圧部の潰れないチューブ2と計測部の透明中空管5が直結した請求項1の連続接触圧簡易計測法
  3. 受圧部の袋1にカバーフィルム9を備えた請求項1〜2の連続接触圧簡易計測法。
  4. 目盛板4の目盛を水位が変わる位置を基準に目盛を刻んだ請求項1〜2の連続接触圧簡易計測法。
  5. 目盛板4の目盛を圧力単位で刻んだ請求項1〜2の連続接触圧簡易計測法。
  6. 目盛板4の目盛が透明中空管5を挟んで、または隣接して、複数の単位を刻んだ請求項1〜2の連続接触圧簡易計測法。
  7. 目盛板4の透明中空管5の先端部が、透明中空管5より内部容積が大きい中空間11からなる請求項1〜2の連続接触圧簡易計測法。
  8. 目盛板4の透明中空管5の中間部、または端に透明中空管5より大きい容積の中空部12を設けた請求項1〜2の連続接触圧簡易計測法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104807564A (zh) * 2014-01-28 2015-07-29 上海市嘉定区中心医院 用于动脉压迫止血的压力监测装置
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