JP2007238592A - 蚊防除用の器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 蚊の防除のため,蚊についての忌避剤の有効適切な利用を探究し,忌避剤を含有する基材を適切な形状構造に成型加工し,対象物体の保護を必要とする部位に装着させることをねらいとする。
【解決手段】 蚊についての忌避剤が混合された高分子重合体より成る帯状基材の一端に係止用孔部が,他端に挿入用舌部が形成され,該帯状基材を保護を必要とする部位に巻き着け,該舌部を該孔部に挿入して緊締することにより,該帯状基材が該保護を必要とする部位に固定され蚊防除用の器具が構成される。
【選択図】図1
【解決手段】 蚊についての忌避剤が混合された高分子重合体より成る帯状基材の一端に係止用孔部が,他端に挿入用舌部が形成され,該帯状基材を保護を必要とする部位に巻き着け,該舌部を該孔部に挿入して緊締することにより,該帯状基材が該保護を必要とする部位に固定され蚊防除用の器具が構成される。
【選択図】図1
Description
本発明は,蚊についての忌避剤の使用にもとづく蚊防除用の器具に関し,それに付随してこの蚊防除用の器具の製造方法にも関するものである。
カ(蚊)は人の血を吸い,吸血活動にともない,マラリア,デング熱,フィラリア,日本脳炎,黄熱等の疾病をもたらし人間にとって不都合な存在であるから,古来これの対策が多く工夫されてきた(非特許文献1参照)。
時代とともに事業所内部,住宅内部の居住条件が改善され,空気調和設備の普及もあって,カの屋内での防除は進歩したが,人間の屋外活動におけるカの防除についてはさらに工夫が望まれ,一例として忌避剤としてユ−カリ油の使用などの考慮が必要とされてきた(特許文献1,非特許文献2参照)。
カの防除のためには,カについての忌避剤の有効適切な利用の探究が必要であるとされてきた。カについての忌避剤のなかから適切なものを選び,忌避剤を含有する基材を適切な形状構造に成型加工し,対象物体の保護を必要とする部位に装着する手段の探究も必要であるとされてきた。
カの防除のためには,カについての忌避剤の有効適切な利用を探究すべきである。
そこで,カについての忌避剤のなかから適切なものを選び,忌避剤を含有する基材を適切な形状構造に成型加工し,対象物体の保護を必要とする部位に装着する可能性を探究すべきである。
そこで,カについての忌避剤のなかから適切なものを選び,忌避剤を含有する基材を適切な形状構造に成型加工し,対象物体の保護を必要とする部位に装着する可能性を探究すべきである。
本発明においては,基本的事項として,蚊についての忌避剤が混合された高分子重合体より成る帯状基材の一端に係止用孔部か,他端に挿入用舌部が形成され,該帯状基材を保護を必要とする部位に巻き着け,該舌部を該孔部に挿入して緊締することにより,該帯状基材が該保護を必要とする部位に固定されるようになっている,蚊防除用の器具,が提供される。
本発明においては,蚊についての忌避剤がユ−カリ油であることができる。
本発明においては,蚊についての忌避剤がユ−カリ油以外の天然植物香油であることができる。
本発明においては,蚊についての忌避剤がシトロネラルであることができる。
本発明においては,蚊についての忌避剤がピレスロイドであることができる。
本発明においては,蚊についての忌避剤がユ−カリ油以外の天然植物香油であることができる。
本発明においては,蚊についての忌避剤がシトロネラルであることができる。
本発明においては,蚊についての忌避剤がピレスロイドであることができる。
本発明においては,保護を必要とする部位が動物の外界露出面であることができる。
本発明においては,保護を必要とする部位が人体の皮膚であることができる。
本発明においては,保護を必要とする部位が人体の皮膚であることができる。
本発明においては,蚊についての忌避剤を高分子重合体に混合して帯状基材を生成し,該帯状基材の一端に係止用孔部を,他端に挿入用舌部を形成し,該帯状基材が保護を必要とする部位に固定され得るようにした,蚊防除用の器具の製造方法が付随的に提供される。
本発明においては,蚊についての忌避剤がユ−カリ油である,蚊防除用の器具の製造方法とすることができる。
本発明においては,蚊についての忌避剤がユ−カリ油以外の天然植物香油である,蚊防除用の器具の製造方法とすることができる。
本発明においては,蚊についての忌避剤がシトロネラルである,蚊防除用の器具の製造方法とすることができる。
本発明においては,蚊についての忌避剤がピレスロイドである,蚊防除用の器具の製造方法とすることができる。
本発明においては,蚊についての忌避剤がユ−カリ油である,蚊防除用の器具の製造方法とすることができる。
本発明においては,蚊についての忌避剤がユ−カリ油以外の天然植物香油である,蚊防除用の器具の製造方法とすることができる。
本発明においては,蚊についての忌避剤がシトロネラルである,蚊防除用の器具の製造方法とすることができる。
本発明においては,蚊についての忌避剤がピレスロイドである,蚊防除用の器具の製造方法とすることができる。
本発明においては,蚊防除用の器具における挿入用舌部に側方に伸長する三角山形の突起が設けられ,舌部の係止用孔部への挿入の際の停止片の役割を果たすようにすることができる。
本発明においては,蚊防除用の器具における帯状基材に穿孔が設けられ,蚊についての忌避剤の放散面の増大空気流通の促進,模様的審美効果などの役割をもたせることができる。
本発明においては,蚊防除用の器具における帯状基材に穿孔が設けられ,蚊についての忌避剤の放散面の増大空気流通の促進,模様的審美効果などの役割をもたせることができる。
本発明の実施の形態を図1〜図4にもとづいて説明する。
実施の形態の一例が図1〜図4に示される。
蚊防除用の器具の主体は帯状基材(1)である。帯状基材(1)は蚊についての忌避剤を高分子重合体に混合して作られる。
蚊防除用の器具の主体は帯状基材(1)である。帯状基材(1)は蚊についての忌避剤を高分子重合体に混合して作られる。
蚊についての忌避剤の1つの例はユ−カリ油(eucalyptus oil)である。ユ−カリ油はオ−ストラリア原産のフトモモ科の常緑高木であるユ−カリ(eucalyptus)の葉から採取される。
ユ−カリ油が選定される理由は,原料の入手が容易であり,製造原価が比較的低廉であり,人体への安全性を高める方策が一般に認識されていること,等である。
ユ−カリ油が選定される理由は,原料の入手が容易であり,製造原価が比較的低廉であり,人体への安全性を高める方策が一般に認識されていること,等である。
ユ−カリ油の殺虫,防虫の作用については,それが昆虫,虫,蚊などを寄せ付けないこと,ベルガモット,ラベンダ−など他の害虫を寄せつけない精油類とブレンドするのがよいこと,ロ−ション,クリ−ムなどにして肌につけても蚊を追い払うこと,などが認識されている。
ユ−カリ油は,化学物質としては非晶質二酸化ケイ素(シリカ)である。化学式はSiO2。CAS登録番号は,7651−86−9である。外観は,白色または微黄色の粉末である。この物質自身の発火,爆発の危険性はない。但し,不導電性の配管,容器等で輸送,貯蔵すると静電気を帯びることがあるので静電気防止策が必要である。非晶質シリカは結晶質シリカに比べてケイ肺の心配は少ない。
蚊についての忌避剤の他の例として,ユ−カリ油以外の天然植物香油,ジメチルオクテナル(シトロネラル),ピレスロイド等がある。
これらについても,人体に対する有害性の懸念はないものと一般に認識されている。
これらについても,人体に対する有害性の懸念はないものと一般に認識されている。
本発明の蚊防除用の器具は主として人体における保護を必要とする部位に対する蚊防除をねらいとするが,これに限らず,動物の外界露出面などの,保護を必要とする部位に対する蚊防除に適用することが可能である。例えばペットとしての飼犬,飼猫などに適用可能である。
図1,図2に示される蚊防除用の器具は,例えば対象物の保護を必要とする部位に帯状基材(1)を巻き着け,図3,図4に示されるように孔部(11)に他端の舌部(12)を挿入した上で緊締する。
帯状基材の舌部には側方に伸長する三角山形の突起(13)が設けられ舌部の孔部への挿入に際して,停止片(止め)の役割をする帯状基材には一定間隔を置いて貫通穴(14)が明けられ,蚊についての忌避剤の放散面の増大,空気流通の促進,模様的審美効果,などの役割を果たす。
帯状基材の舌部には側方に伸長する三角山形の突起(13)が設けられ舌部の孔部への挿入に際して,停止片(止め)の役割をする帯状基材には一定間隔を置いて貫通穴(14)が明けられ,蚊についての忌避剤の放散面の増大,空気流通の促進,模様的審美効果,などの役割を果たす。
帯状基材の表面から帯状基材に含有されている蚊についての忌避剤が気化して周囲の空間に放散される。放散された忌避剤の作用により飛来する蚊が駆逐されることにより蚊防除が行われる。
装着がなされる保護を必要とする部位は,人体については,例えば上肢の手首,下肢の足首,などであるが,それに限らずその他の部位例えば着衣状態での胴体部,下肢部,などへも装着可能である。
本発明によれば,蚊についての忌避剤が混合された高分子重合体より成る帯状基材の一端に係止用孔部が,他端に挿入用舌部が形成され,帯状基材を保護を必要とする部位に巻き着け,舌部を孔部に挿入して緊締し,帯状基材が保護を必要とする部位に固定されるようになっている蚊防除用の器具が提供され,蚊についての忌避剤が有効適切に利用され,忌避剤を含有する基剤が適切な形状構造に成型加工され,対象物体の保護を必要とする部位に適切に装着される。
1 帯状基材
11 孔部
12 舌部
13 突起
14 貫通孔
11 孔部
12 舌部
13 突起
14 貫通孔
Claims (12)
- 蚊についての忌避剤が混合された高分子重合体より成る帯状基材の一端に係止用孔部が,他端に挿入用舌部が形成され,該帯状基材を保護を必要とする部位に巻き着け,該舌部を該孔部に挿入して緊締することにより,該帯状基材が該保護を必要とする部位に固定されるようになっている,ことを特徴とする蚊防除用の器具。
- 蚊についての忌避剤がユ−カリ油である,請求項1記載の蚊防除用の器具。
- 蚊についての忌避剤がユ−カリ油以外の天然植物香油である,請求項1記載の蚊防除用の器具。
- 蚊についての忌避剤がシトロネラルである,請求項1記載の蚊防除用の器具。
- 蚊についての忌避剤がピレスロイドである,請求項1記載の蚊防除用の器具。
- 保護を必要とする部位が動物の外界露出面である,請求項1〜3のいずれかに記載の蚊防除用の器具。
- 保護を必要とする部位が人体の皮膚である,請求項1〜3のいずれかに記載の蚊防除用の器具。
- 蚊についての忌避剤を高分子重合体に混合して帯状基材を生成し,該帯状基材の一端に係止用孔部を,他端に挿入用舌部を形成し,該帯状基材が保護を必要とする部位に固定され得るようにした,ことを特徴とする蚊防除用の器具の製造方法。
- 蚊についての忌避剤がユ−カリ油である,請求項8記載の製造方法。
- 蚊についての忌避剤がユ−カリ油以外の天然植物香油である,請求項8記載の製造方法。
- 蚊についての忌避剤がシトロネラルである,請求項8記載の製造方法。
- 蚊についての忌避剤がピレスロイドである,請求項8記載の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006103605A JP2007238592A (ja) | 2006-03-08 | 2006-03-08 | 蚊防除用の器具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007238592A true JP2007238592A (ja) | 2007-09-20 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200458736Y1 (ko) | 2009-04-10 | 2012-02-24 | 이랄라 | 해충퇴치용 밴드 |
KR200463194Y1 (ko) | 2010-04-30 | 2012-10-23 | 이랄라 | 향발산 밴드 |
CN106931598A (zh) * | 2017-03-13 | 2017-07-07 | 珠海格力电器股份有限公司 | 应用于空调机上的除蚊方法、装置和系统 |
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2006
- 2006-03-08 JP JP2006103605A patent/JP2007238592A/ja active Pending
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