JP2007236893A - 加熱容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 災害時および野外において長期保存がきき火を使用せずに、お茶、コーヒー、インスタント食品等を飲食する為のお湯を安全に沸かすこと。
【解決手段】 一つの容器内に長期保存可能な飲料水、反応をうながす水溶液、生石灰を配置し上部水溶液容器を移動させることにより薄膜を破壊し生石灰と水溶液が混じり反応熱により飲料水が沸騰する状態を蒸気穴により目視できる安全な容器。
【選択図】図1
【解決手段】 一つの容器内に長期保存可能な飲料水、反応をうながす水溶液、生石灰を配置し上部水溶液容器を移動させることにより薄膜を破壊し生石灰と水溶液が混じり反応熱により飲料水が沸騰する状態を蒸気穴により目視できる安全な容器。
【選択図】図1
Description
本発明は、災害時及び野外等において即席カップ食品、コーヒー、お茶等を飲食する為に火を使用しないで安全にお湯を沸かすことに関する。
従来、生石灰の反応熱を利用して食品等を温める発明、考案はあるが飲料水を2次的に使用する為に沸騰させかつ安全に使用できるものはない。
このような構造は上下を逆にして生石灰と反応液を混合させる為、混ざり合うまで時間をおき元にもどしてから発熱をまち使用するので、戻すことが遅れたりすると容器が熱くなりすぎ不都合であると共に飲料水の入っている部分が内圧により破壊される恐れが考えられ、災害時等においては操作が簡単で安価なものが要求される。
上述の目的を達成する本発明の加熱容器は、二重構造であり下方に生石灰を収納し上方において螺合し底部が薄膜で形成され移動後には適宜破壊手段に拠り前記薄膜が破壊されて流出する反応用の水溶液が収納されている反応容器を有する内容器と該内容器とは適宜空間を形成して設ける外容器とから成り、該外容器の外周面に保温材を被せて成る生石灰の反応熱を利用すると同時に蒸気穴を開放し加熱空間の内圧を逃がす事により安全に使用可能であり目視により沸騰具合が確認できる。
以上説明したように本発明によれば、災害時等においてライフライン等が復旧されていない初期の状況、及びガス漏れ等で火を使用できない状態での避難住民に温かい飲物、即席食品を食するのに沸騰した、お湯を安全に供給する為に飲料水、反応水溶液、生石灰が一体になっており、長期保存が可能なので緊急時における対応、及び沸騰したお湯を2次的に広範囲で利用することができ極めて有効であると共に一般的な野外等、風の影響を受けやすい場所、及び火を使用できない場所においても有効である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の容器の断面図である。
図1の断面図において中央部分に反応容器4を位置し、下方に生石灰7が収納され上方に水溶液容器1があり、その間に突起を有した破壊板5がある。
反応容器4の外側部空間に飲料水9が入っていて外容器8の外周面は保温材6で被われている。
水溶液容器1を廻すことにより螺合している前記水溶液容器1が移動し底部薄膜13が破壊板5により破壊され水溶液12が流出し生石灰7と混じり反応熱で飲料水9を加熱し沸騰させる。
また、水溶液容器1の底部薄膜13の破壊において薄膜13に接着した紐状の端を容器外にだし引くことによっても達成できる。
シール11は水溶液容器1に端が接着され前記水溶液容器1を移動することにより蒸気穴10に剥離可能な状態にある部分が開放され飲料水9の内圧を逃がすと共に目視により沸騰具合が確認できる。
もしくは上述、シール11は個別で剥離することも可能である。
前記、記載の破壊板5の形状は円、長方形等があり適宜選択される。
反応容器4は外容器8と脱着させることにより、再利用も可能である。
以上、本発明の形態を説明したが、本発明の範囲は飲料水を即席食品等に飲食する為に2次的なお湯を提供するものであり容器の構造、材質は状況に応じて適宜選択されるものである。
1 水溶液容器
2 注ぎ口シール
3 注ぎ口
4 反応容器
5 破壊板
6 保温材
7 生石灰
8 外容器
9 飲料水
10 蒸気穴
11 蒸気穴シール
12 水溶液
13 薄膜
2 注ぎ口シール
3 注ぎ口
4 反応容器
5 破壊板
6 保温材
7 生石灰
8 外容器
9 飲料水
10 蒸気穴
11 蒸気穴シール
12 水溶液
13 薄膜
Claims (2)
- 二重構造の容器であり、下方に生石灰を収納し上方において螺合し底部が薄膜で形成され移動後には適宜破壊手段に拠り前記薄膜が破壊されて流出する反応用の水溶液が収容されている反応容器を有する内容器と該内容器とは適宜空間を形成して設ける外容器とから成り、該外容器の外周面に保温材を被せて成る生石灰の反応熱を利用する加熱容器。
- 請求項1に記載の外容器上部に蒸気穴を有し適宜手段に拠り前記蒸気穴が開放される構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006104646A JP2007236893A (ja) | 2006-03-07 | 2006-03-07 | 加熱容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006104646A JP2007236893A (ja) | 2006-03-07 | 2006-03-07 | 加熱容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007236893A true JP2007236893A (ja) | 2007-09-20 |
Family
ID=38583008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006104646A Pending JP2007236893A (ja) | 2006-03-07 | 2006-03-07 | 加熱容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007236893A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016076455A1 (ko) * | 2014-11-12 | 2016-05-19 | 주식회사 독도 | 휴대용 발열용기 |
CN107028619A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-08-11 | 余庆县人民医院 | 一种听诊器加热装置 |
-
2006
- 2006-03-07 JP JP2006104646A patent/JP2007236893A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016076455A1 (ko) * | 2014-11-12 | 2016-05-19 | 주식회사 독도 | 휴대용 발열용기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071016 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080311 |