JP2007232227A - 太陽熱温水器 - Google Patents
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Abstract
【課題】保温性、集熱性及び経済性に優れた太陽熱温水器を提供する。また、水以外の熱媒体を自在に選択可能な太陽熱温水器を提供する。
【解決手段】熱媒体2を貯える貯熱槽3と、貯熱槽3から流出する熱媒体2を太陽熱で加温して貯熱槽3に還流する集熱部と、貯熱槽3の内部にあって、給水管11から供給される給水と熱媒体3の間で熱交換を行って前記給水を加温する熱交換器5を備える太陽熱温水器1において、前記集熱部は、先端4aが閉鎖され基端4bが開放された内管4cと内管4cを閉囲する外管4dから成るともに内管4c外管4dの間の空間4eを真空にした真空二重管4とする。
【選択図】図1
【解決手段】熱媒体2を貯える貯熱槽3と、貯熱槽3から流出する熱媒体2を太陽熱で加温して貯熱槽3に還流する集熱部と、貯熱槽3の内部にあって、給水管11から供給される給水と熱媒体3の間で熱交換を行って前記給水を加温する熱交換器5を備える太陽熱温水器1において、前記集熱部は、先端4aが閉鎖され基端4bが開放された内管4cと内管4cを閉囲する外管4dから成るともに内管4c外管4dの間の空間4eを真空にした真空二重管4とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、太陽熱温水器に関するものである。
熱媒体を貯える貯熱槽と、前記貯熱槽から流出する前記熱媒体を太陽熱で加温して前記貯熱槽に還流する集熱部と、前記貯熱槽の内部に備えられて、給水管から供給される給水と前記熱媒体の間で熱交換を行って前記給水を加温する熱交換器とからなる太陽熱温水器が知られている(例えば、特許文献1)。
図2は特許文献1に記載された太陽熱温水器21の構成図である。図2において、22は熱媒液23を貯える貯湯槽であり、24は太陽熱を集熱する集熱板であり、集熱板24は通水路25,26,27を備えている。貯湯槽22内の低温の熱媒液23は通水路25を通って集熱板24に入り、通水路26を通過する間に加温されて高温になって、通水路27を通って貯湯槽22に戻る。
28は貯湯槽22内部に装置された熱交換器である。熱交換器28には給水管29と給湯管30が接続され、給水管29から熱交換器28に入った常温の給水は、集熱板24で加温されて高温になった熱媒液23と熱交換して高温の温水となって給湯管30から流出する。
31は給水管29に取り付けられたボールタップである。ボールタップ31は貯湯槽222内の熱媒液23の水位が低下すると開弁して、貯湯槽22に給水を行う弁である。つまり、熱媒液23は給水管29から供給される水道水であり、給水管29は貯湯槽22からの漏洩等によって減少した熱媒液23を補充する補充配管としても機能する。
実開平05−54965号公報
特許文献1に記載の太陽熱温水器は、貯湯槽22と集熱板23の間の熱媒液23の循環は自然対流を、給湯は水道の給水圧を利用するので、熱媒液23や給湯の輸送のための動力が不要であり、経済性に優れるものである。しかしながら、特許文献1に記載の太陽熱温水器には、次のような問題がある。
(1)集熱部を集熱板24と通水路25,26,27で構成しているので、夜間など、気温が低下した場合は集熱板24が放熱板として作用する。そのため保温性が低い。
(2)熱媒液23が断面積の小さい通水管25,27を通って貯湯槽22に出入りするので、流路抵抗が大きく、通水管25,27内の熱媒液23の流速は小さい。そのため、貯湯槽22内の熱媒液23の温度上昇が遅い。つまり集熱性が悪い。
(3)給水管29にポールタップ31を取り付け、ポールタップ31から熱媒液23を補充するので、水道水以外の熱媒液23を選べない。例えば不凍液等を熱媒液23として選べない。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、保温性、集熱性に優れた太陽熱温水器を提供することを目的とする。また、水以外の熱媒体を自在に選択可能な太陽熱温水器を提供することを目的とする。
本発明に係る太陽熱温水器の第1の構成は、熱媒体を貯える貯熱槽と、前記貯熱槽から流出する前記熱媒体を太陽熱で加温して前記貯熱槽に還流する集熱部と、前記貯熱槽の内部にあって、給水管から供給される給水と前記熱媒体の間で熱交換を行って前記給水を加温する熱交換器を備える太陽熱温水器において、前記集熱部は、先端が閉鎖され基端が開放された内管と前記内管を閉囲する外管とから成るとともに前記内管と前記外管の間の空間を真空にした真空二重管であることを特徴とする。
この構成によれば、集熱部を真空二重管で構成したので、集熱部からの放熱が小さくなる。そのため、太陽熱温水器の保温性が向上する。
本発明に係る太陽熱温水器の第2の構成は、前記第1の構成において、前記真空二重管は前記貯熱槽の下方に配置されるとともに、前記真空二重管の基端は前記貯熱槽の内部に開放されていることを特徴とする。
この構成によれば、真空二重管を貯熱槽に直接接続したので、ポンプ等の動力に頼らずに、集熱部と貯熱槽の間で熱媒体を十分な速度で循環させることができ、太陽熱温水器の集熱性および経済性が向上する。
本発明に係る太陽熱温水器の第3の構成は、前記第1又は第2の構成において、前記貯熱槽に前記熱媒体を補充する補充配管を備えるとともに、前記補充配管は前記給水管から独立した独立配管であることを特徴とする。
この構成によれば、熱媒体の補充配管を前記給水管から独立させたので、必要に応じて水道水以外の熱媒体を自由に選択することができる。
以上のように、本発明の太陽熱温水器は保温性・集熱性及び経済性に優れるので、化石燃料等の消費を抑制し、省エネルギー、大気中のCO2の削減、ひいては地球温暖化の防止に貢献できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施例に係る太陽熱温水器の構成図である。図1に示すように、太陽熱温水器1は、熱媒体2を貯える貯熱槽3と、貯熱槽3の下方にあって貯熱槽3との間で熱媒体2が循環する真空二重管4と、貯熱槽3の中に装置された熱交換器5を備えている。
貯熱槽3は、長軸が略水平になるように配置された円筒状の容器であり、その外周は断熱材(図示せず)で被覆されている。貯熱槽3の上部には円筒状のケーシング6が形成されている。ケーシング6は貯熱槽3に連通して、その内部にはボールタップ7が装置され、ボールタップ7には補充配管8が接続されている。さらに補充配管8は高所に配置された図示しない熱媒体容器に接続されている。そのためケーシング6内の熱媒体2の水位が所定より下がると、ボールタップ7が開弁し、前記熱媒体容器から熱媒体2がケーシング6内に流入し、ケーシング6内の熱媒体2の水位が所定の高さを回復すると、ボールタップ7は閉弁する。
また、9は溢水管であり、10は排水管である。溢水管9は貯熱槽3内から溢れた熱媒体2を外部に逃がす管である。また、排水管10は貯熱槽3から熱媒体2を排出する管である。
真空二重管4は、先端4aが閉鎖され基端4bが開放されたガラス製の内管4cの外側をガラス製の外管4dで閉囲して、内管4cと外管4dの間の空間4e内を真空にしたものである。そのため、真空二重管4の保温性は高く、夜間等における熱媒体2の温度低下が抑制される。
真空二重管4の基端4bは貯熱槽3に直接連結されているので、貯熱槽3内の熱媒体2は、基端4bの開口を通って真空二重管4の内部に出入りする。つまり、真空二重管4と貯熱槽3の間に径の小さい管等が介在しないので、熱媒体2の流れが妨げられることがない。また、内管4cの表面は集熱性が高く放熱性の低い特殊な皮膜でコーティングされているので、真空二重管4が日照を受けると内管4cの中の熱媒体2の温度は高くなり、内管4cの中を速やかに上昇して基端4bの開口から貯熱槽3に戻り、逆に貯熱槽3内の温度の低い熱媒体2は基端4bの開口を通って内管4cに下降する。つまり、ポンプ等の動力に依らず、対流によって貯熱槽3と内管4cの間で熱媒体2が十分な速度で循環する。そのため、貯熱槽3内の熱媒体2は短時間で高温にすることができる。
熱交換器5には、給水管11と給湯管12が接続され、給水管11は図示しない水道管に接続され、給湯管12は図示しない給湯栓に接続されている。前記給湯栓を開くと、前記水道管から給水管11を通って常温の給水が熱交換器5に流入する。熱交換器5を通る間に前記給水は貯熱槽3内の高温の熱媒体2と熱交換して温水になり、給湯管12を通って前記給湯栓に流れる。
なお、図を簡略にするために、真空二重管4が貯熱槽3の下部に垂直下向きに取り付けた状態を示したが、真空二重管4の側面に太陽光が垂直に近い角度で当たるように、真空二重管4に傾斜を与えて設置することは言うまでもない。
1 太陽熱温水器
2 熱媒体
3 貯熱槽
4 真空二重管
4a先端
4b基端
4c内管
4d外管
4e空間
5 熱交換器
6 ケーシング
7 ボールタップ
8 補充配管
9 溢水管
10 排水管
11 給水管
12 給湯管
21 太陽熱温水器
22 貯湯槽
23 熱媒液
24 集熱板
25,26,27 通水路
28 熱交換器
29 給水管
30 湯管
31 ボールタップ
2 熱媒体
3 貯熱槽
4 真空二重管
4a先端
4b基端
4c内管
4d外管
4e空間
5 熱交換器
6 ケーシング
7 ボールタップ
8 補充配管
9 溢水管
10 排水管
11 給水管
12 給湯管
21 太陽熱温水器
22 貯湯槽
23 熱媒液
24 集熱板
25,26,27 通水路
28 熱交換器
29 給水管
30 湯管
31 ボールタップ
Claims (3)
- 熱媒体を貯える貯熱槽と、
前記貯熱槽から流出する前記熱媒体を太陽熱で加温して前記貯熱槽に還流する集熱部と、
前記貯熱槽の内部にあって、給水管から供給される給水と前記熱媒体の間で熱交換を行って前記給水を加温する熱交換器と
を備える太陽熱温水器において、
前記集熱部は、先端が閉鎖され基端が開放された内管と前記内管を閉囲する外管とから成るとともに前記内管と前記外管の間の空間を真空にした真空二重管である
ことを特徴とする太陽熱温水器。 - 前記真空二重管は前記貯熱槽の下方に配置されるとともに、前記真空二重管の基端は前記貯熱槽の内部に開放されている
ことを特徴とする請求項1に記載の太陽熱温水器。 - 前記貯熱槽に前記熱媒体を補充する補充配管を備えるとともに、前記補充配管は前記給水管から独立した独立配管である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽熱温水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006050564A JP2007232227A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | 太陽熱温水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006050564A JP2007232227A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | 太陽熱温水器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007232227A true JP2007232227A (ja) | 2007-09-13 |
Family
ID=38553000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006050564A Pending JP2007232227A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | 太陽熱温水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007232227A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102410645A (zh) * | 2011-12-13 | 2012-04-11 | 吕鸿霞 | 一种太阳能热水系统及其加热方法 |
WO2013069034A1 (en) | 2011-11-11 | 2013-05-16 | Giannelli Solare Di Giannelli Mario E C. | Natural circulation solar system with vacuum tubes with an accumulation tank cavity |
CN104315730A (zh) * | 2014-07-25 | 2015-01-28 | 广西超星太阳能科技有限公司 | 一种平板太阳能热水器 |
CN104807215A (zh) * | 2015-05-05 | 2015-07-29 | 王信 | 虹吸除垢式太阳能热水器及其虹吸除垢式的除垢方法 |
-
2006
- 2006-02-27 JP JP2006050564A patent/JP2007232227A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013069034A1 (en) | 2011-11-11 | 2013-05-16 | Giannelli Solare Di Giannelli Mario E C. | Natural circulation solar system with vacuum tubes with an accumulation tank cavity |
CN102410645A (zh) * | 2011-12-13 | 2012-04-11 | 吕鸿霞 | 一种太阳能热水系统及其加热方法 |
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CN104807215A (zh) * | 2015-05-05 | 2015-07-29 | 王信 | 虹吸除垢式太阳能热水器及其虹吸除垢式的除垢方法 |
CN104807215B (zh) * | 2015-05-05 | 2017-01-11 | 王信 | 虹吸除垢式太阳能热水器及其虹吸除垢式的除垢方法 |
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