JP2007230512A - 軌道生成装置、軌道生成方法および軌道生成プログラム - Google Patents

軌道生成装置、軌道生成方法および軌道生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】軌道六要素などの知識を有していない場合であっても、希望のグランドトレースを作成する軌道六要素の数値を生成可能とすることを目的とする。
【解決手段】軌道生成装置100は、衛星の軌道を表示装置986に表示する軌道表示部142と、軌道表示部142が表示した軌道を入力装置982により変更する軌道変更部114と、軌道変更部114が変更した軌道に基づき、軌道六要素の各要素の値を算出し記憶装置980に記憶する軌道六要素算出部124とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、画像を用いることにより人工衛星の軌道を生成する技術に関連する。
衛星(宇宙機)の軌道を表現する場合に、衛星の位置及び速度を表現する軌道六要素が使用されている。従来は、軌道六要素の数値を設定することにより、地表面に射影した衛星の軌跡であるグランドトレースを作成していた。軌道六要素は、大まかな軌道を決めた上で、有識者などの経験に基づき設定されていた。
特開2000−111359号公報
従来は、軌道六要素の設定を行うには軌道六要素の定義を十分に理解している必要があった。また、軌道六要素の定義を理解していても、希望するグランドトレースとなる軌道六要素を決めるために軌道六要素以外にも高度な専門知識が必要であった。そのため、高度な専門知識を有する者の経験に基づかなければ、希望のグランドトレースを作成する軌道六要素の数値を生成することはできず、希望のグランドトレースを作成できないという課題があった。
本発明は、例えば、軌道六要素などの知識を有していない場合であっても、希望のグランドトレースを作成すること、および、そのグランドトレースを作成するための軌道六要素の数値を生成可能とすることを目的とする。
本発明の実施の形態にかかる軌道生成装置は、衛星の軌道を表示装置に表示する軌道表示部と、上記軌道表示部が表示した軌道を入力装置により変更する軌道変更部と、上記軌道変更部が変更した軌道に基づき、軌道六要素の各要素の値を算出し記憶装置に記憶する軌道六要素算出部とを備えることを特徴とする。
また、上記軌道生成装置は、さらに、上記軌道変更部が軌道を変更できる範囲を制限する制限情報を記憶装置に記憶する制限情報記憶部と、上記制限情報記憶部が記憶した制限情報に基づき、軌道を変更できる範囲を処理装置により制限する変更範囲制限部とを備えることを特徴とする。
さらに、上記軌道生成装置の上記制限情報記憶部は、軌道六要素の各要素である軌道長半径、離心率、軌道傾斜角、昇交点赤経、平均近点離角、近地点引数の少なくともいずれか又はすべてについての制限情報を記憶し、上記変更範囲制限部は、軌道長半径に基づき軌道を変更できる範囲を制限する軌道長半径制限部と、離心率に基づき軌道を変更できる範囲を制限する離心率制限部と、軌道傾斜角に基づき軌道を変更できる範囲を制限する軌道傾斜角制限部と、昇交点赤経に基づき軌道を変更できる範囲を制限する昇交点赤経制限部と、平均近点離角に基づき軌道を変更できる範囲を制限する平均近点離角制限部と、近地点引数に基づき軌道を変更できる範囲を制限する近地点引数制限部との少なくともいずれか又はすべてを備えることを特徴とする。
また、さらに、上記軌道生成装置の上記制限情報記憶部は、軌道六要素の所定の要素を固定値とする制限情報を記憶することを特徴とする。
また、上記軌道生成装置は、さらに、軌道六要素の各要素に対して、要素の値を変更する優先順位を示す優先度を入力装置により入力する優先度入力部を備え、上記軌道六要素算出部は、上記優先度入力部が入力した優先度が高い要素の値を優先的に変更し、軌道六要素の各要素の値を算出することを特徴とする。
また、上記軌道生成装置は、さらに、軌道を算出する場合の指定情報を入力装置により入力する指定情報入力部と、上記指定情報入力部が入力した指定情報に基づき軌道を算出し記憶装置に記憶する軌道算出部とを備え、上記軌道表示部は、上記軌道算出部が算出した軌道を表示することを特徴とする。
さらに、上記軌道生成装置の上記指定情報入力部は、指定情報として軌道六要素の各要素の値を入力し、上記軌道算出部は、上記指定情報入力部が入力した軌道六要素の各要素の値を満たす軌道を算出することを特徴とする。
また、さらに、本発明の実施の形態にかかる軌道生成装置は、軌道を算出する場合の指定情報を入力装置により入力する指定情報入力部と、上記指定情報入力部が入力した指定情報に基づき軌道を算出し記憶装置に記憶する軌道算出部と、上記軌道算出部が算出した軌道を表示装置に表示する軌道表示部と、上記軌道表示部が表示した軌道に基づき、軌道を1つに選択できるか否かの判定を入力装置により入力する判定入力部とを備え、上記指定情報入力部は、軌道を選択できないと判定入力部が入力した場合、指定情報を追加入力することを特徴とする。
また、上記軌道生成装置は、さらに、軌道を入力装置により選択できると判定入力部が入力した場合、選択した軌道を入力する軌道入力部と、上記軌道入力部が入力した軌道に基づき、軌道六要素の各要素の値を算出し記憶装置に記憶する軌道六要素算出部とを備えることを特徴とする。
本発明の実施の形態にかかる軌道生成方法は、軌道生成装置の軌道生成方法において、
衛星の軌道を軌道表示部が表示装置に表示する軌道表示ステップと、上記軌道表示ステップで表示した軌道を軌道変更部が入力装置により変更する軌道変更ステップと、上記軌道変更ステップで変更した軌道に基づき、軌道六要素の各要素の値を軌道六要素算出部が算出し記憶装置に記憶する軌道六要素算出ステップとを備えることを特徴とする。
本発明の実施の形態にかかる軌道生成プログラムは、軌道生成装置の軌道生成プログラムにおいて、
衛星の軌道を軌道表示部が表示装置に表示する軌道表示ステップと、上記軌道表示ステップで表示した軌道を入力装置からの入力により変更する軌道変更ステップと、上記軌道変更ステップで変更した軌道に基づき、軌道六要素の各要素の値を算出し記憶装置に記憶する軌道六要素算出ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、上記軌道生成プログラムは、さらに、軌道を変更できる範囲を制限する制限情報を記憶装置に記憶する制限情報記憶ステップと、上記制限情報記憶ステップで記憶した制限情報に基づき、軌道を変更できる範囲を処理装置により制限する変更範囲制限ステップとをコンピュータに実行させることことを特徴とする。
さらに、上記軌道生成プログラムの上記制限情報記憶ステップでは、軌道六要素の各要素である軌道長半径、離心率、軌道傾斜角、昇交点赤経、平均近点離角、近地点引数の少なくともいずれか又はすべてについての制限情報を記憶し、上記変更範囲制限ステップでは、軌道長半径に基づき軌道を変更できる範囲を制限する軌道長半径制限ステップと、離心率に基づき軌道を変更できる範囲を制限する離心率制限ステップと、軌道傾斜角に基づき軌道を変更できる範囲を制限する軌道傾斜角制限ステップと、昇交点赤経に基づき軌道を変更できる範囲を制限する昇交点赤経制限ステップと、平均近点離角に基づき軌道を変更できる範囲を制限する平均近点離角制限ステップと、近地点引数に基づき軌道を変更できる範囲を制限する近地点引数制限ステップとの少なくともいずれか又はすべてをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、上記軌道生成プログラムの上記制限情報記憶ステップでは、軌道六要素の所定の要素を固定値とする制限情報を記憶することを特徴とする。
また、上記軌道生成プログラムは、さらに、軌道六要素の各要素に対して、要素の値を変更する優先順位を示す優先度を入力装置からの入力に基づき入力する優先度入力ステップをコンピュータに実行させ、上記軌道六要素算出ステップでは、上記優先度入力部が入力した優先度が高い要素の値を優先的に変更し、軌道六要素の各要素の値を算出することを特徴とする。
また、上記軌道生成プログラムは、さらに、軌道を算出する場合の指定情報を入力装置からの入力に基づき入力する指定情報入力ステップと、上記指定情報入力ステップで入力した指定情報に基づき軌道を算出し記憶装置に記憶する軌道算出ステップとをコンピュータに実行させ、上記軌道表示ステップでは、上記軌道算出ステップで算出した軌道を表示することを特徴とする。
また、上記軌道生成プログラムの上記指定情報入力ステップでは、指定情報として軌道六要素の各要素の値を入力し、上記軌道算出ステップでは、上記指定情報入力ステップで入力した軌道六要素の各要素の値を満たす軌道を算出することを特徴とする。
さらに、上記軌道生成プログラムの上記指定情報入力ステップでは、指定情報として位置を示す位置情報を入力し、上記軌道算出ステップでは、上記指定情報入力ステップで入力した位置情報を通る軌道を算出することを特徴とする。
また、さらに、本発明の実施の形態にかかる軌道生成プログラムは、軌道を算出する場合の指定情報を入力装置からの入力に基づき入力する指定情報入力ステップと、上記指定情報入力ステップで入力した指定情報に基づき軌道を算出し記憶装置に記憶する軌道算出ステップと、上記軌道算出ステップで算出した軌道を表示装置に表示する軌道表示ステップと、上記軌道表示ステップで表示した軌道に基づき、軌道を1つに選択できるか否かの判定を入力装置からの入力に基づき入力する判定入力ステップとをコンピュータに実行させ、上記指定情報入力ステップでは、軌道を選択できないと判定入力ステップで入力した場合、指定情報を追加入力することを特徴とする。
また、上記軌道生成プログラムでは、さらに、軌道を選択できると判定入力ステップで入力した場合、選択した軌道を入力装置からの入力に基づき入力する軌道入力ステップと、上記軌道入力ステップで入力した軌道に基づき、軌道六要素の各要素の値を算出し記憶装置に記憶する軌道六要素算出ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の実施の形態にかかる軌道生成装置によれば、軌道表示部が表示した衛星の軌道を軌道変更部が変更し、希望のグランドトレースを作成する。そして、作成したグランドトレースに基づき、軌道六要素算出部が、軌道六要素の各要素の値を算出する。したがって、軌道六要素などの知識を有していない場合であっても、希望のグランドトレース、およびグランドトレースを作成する軌道六要素の数値を生成することができる。
以下、図に基づき、本発明の実施の形態について説明する。
まず、実施の形態にかかる軌道生成装置100のハードウェア構成の一例について図1、図2に基づき説明する。
図1は、実施の形態にかかる軌道生成装置100の外観の一例を示した図である。
図1において、軌道生成装置100は、CRT(Cathode Ray Tube)表示装置901、キーボード(K/B)902、マウス903、コンパクトディスク装置(CDD)905、データベース908、システムユニット909、サーバ910を備え、これらはケーブルで接続されている。
さらに、軌道生成装置100は、ローカルエリアネットワーク(LAN)942、ゲートウェイ941を介してインターネット940に接続されている。
ここで、CRT表示装置901は、表示装置986の一例である。
図2は、実施の形態における軌道生成装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2において、軌道生成装置100は、コンピュータであり、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)911を備えている。CPU911は、バス912を介してROM(Read Only Memory)913、RAM(Random Access Memory)914、通信ボード915、CRT表示装置901、K/B902、マウス903、FDD(Flexible Disk)904、CDD905、磁気ディスク装置920と接続されている。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、磁気ディスク装置920は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置984の一例である。
通信ボード915は、LAN942等に接続されている。
また、K/B902、マウス903などは、入力装置982の一例である。
また、CPU911は、処理装置980の一例である。
ここで、通信ボード915は、LAN942に限らず、直接、インターネット940、或いはISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)に接続されていても構わない。直接、インターネット940、或いはISDN等のWANに接続されている場合、軌道生成装置100は、インターネット940、或いはISDN等のWANに接続され、ゲートウェイ941は不用となる。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム(OS)921、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923は、CPU911、OS921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜判定」として説明するものが、「〜ファイル」として記憶されている。
また、以下に述べる実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータの入出力を示し、そのデータの入出力のためにデータは、磁気ディスク装置920、FD、光ディスク、CD、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体に記録される。あるいは、信号線やその他の伝送媒体により伝送される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
また、以下に述べる実施の形態を実施するプログラムは、また、磁気ディスク装置920、FD、光ディスク、CD、MD、DVD等のその他の記録媒体による記録装置を用いて記憶されても構わない。
実施の形態1.
次に、実施の形態1について説明する。実施の形態1では、表示装置986などに表示した軌道を、入力装置982などにより変更して目的の軌道を生成し、生成した軌道から軌道六要素を算出する軌道生成装置100について説明する。
まず、図3、図4に基づき実施の形態1にかかる軌道生成装置100の概要について説明する。図3は、衛星の軌道の一例を示す図である。また、図4は、図3に示した軌道のグランドトレースを示した図である。
ここで、例えば、東京の上空を通過する衛星の軌道、および、その軌道の軌道六要素を求めることを考える。この場合、従来は有識者などが上記条件に合う軌道六要素を経験に基づき求めていた。しかし、実施の形態1にかかる軌道生成装置100では、まず、所定の軌道のグランドトレースを表示装置986に表示する。ここで、所定の軌道としては、例えば、赤道上の周回軌道等の予め用意した軌道の例を表示する。表示された軌道が図4に示す軌道200であったとする。次に、軌道生成装置100は、例えば、図4に示す軌道200の位置201を東京の位置210へマウス903などの入力装置982により変更する。軌道生成装置100は、この操作により希望の軌道を生成する。ここで、軌道生成装置100は、変更後の軌道220に基づき軌道六要素を算出する。このようにして、軌道生成装置100は、東京の上空を通過する軌道、および、軌道を得る軌道六要素を求めることができる。
上記では、表示装置986に軌道のグランドトレースを表示して入力装置982で変更した。しかし、これに限られるわけではなく、例えば、図3に示す軌道を表示装置986に表示して入力装置982で変更しても構わない。以下では、図3に示す軌道や図4に示すグランドトレースなどを単に軌道として表現する。
軌道200を東京の位置210を通過するように変更する方法は、上記のように位置201を東京の位置210へ移動させる方法に限られるわけではない。実施の形態1にかかる軌道生成装置100は、例えば、軌道200の位置202を東京の位置210へ入力装置982により移動させ、軌道を変更することなどができる。ここで、位置201を位置210へ移動した場合と、位置202を位置210へ移動した場合とでは変更後の軌道は異なる。つまり、変更後の軌道に基づき算出される軌道六要素の値も異なる。
ここで、軌道のある位置を他の位置へ移動させることにより、軌道として成立しなくなる場合がある。軌道のある位置を他の位置へ移動させることにより、軌道として成立しなくなる場合には、実施の形態1にかかる軌道生成装置100は、例えば、警告音を鳴らす、警告を画面に表示するなどにより警告することで、その変更を許さない。
つまり、上記の例で、位置201を位置210へ移動した場合には、変更後においても軌道として成立するが、位置202を位置210へ移動した場合には、変更後においては軌道として成立しないということもある。
次に、軌道六要素について説明する。軌道六要素とは、軌道長半径、離心率、軌道傾斜角、昇交点赤経、平均近点離角、近地点引数であり、軌道六要素から衛星の位置及び速度を求めることができる。軌道長半径とは、衛星の軌道が描く楕円の長半径である。離心率とは、衛星の軌道が描く楕円の形を表す。楕円の形が完全な円である場合には離心率が0となる。軌道傾斜角とは、衛星の軌道が表す平面と地球の赤道面が交わる角度である。いわゆる極軌道と言われる北極と南極との上空を通過する軌道は、軌道傾斜角が概ね90°である。一方、軌道傾斜角が0°の場合には、赤道上を通過する軌道となる。昇交点赤経とは、衛星の軌道が赤道面を南から北へ横切る点(昇交点)の赤経である。ここで、赤経とは、赤経が0と定義される点である春分点と昇交点とが地球を中心とした場合に成す角度である。平均近点離角とは、衛星の軌道の中心から見た場合の、衛星が所定の角速度で移動すると仮定した場合における近地点から衛星までの角度である。近地点引数とは、地球の中心から見た場合の昇交点から近地点へ向かって成す角度である。ここで、近地点とは、衛星の軌道において、衛星が最も地球に近づく点である。
次に、図5に基づき実施の形態1にかかる軌道生成装置100の機能について説明する。図5は、実施の形態1にかかる軌道生成装置100の機能を示す機能ブロック図である。
軌道生成装置100は、入力部110、処理部120、表示部140、記憶部150、処理装置980、入力装置982、記憶装置984、表示装置986を備える。
入力部110は、優先度入力部112、軌道変更部114、指定情報入力部116を備える。
優先度入力部112は、軌道六要素の各要素に対して、要素の値を変更する優先順位を示す優先度を入力装置982により入力する。優先度は、優先順位に限定されるわけではなく、各要素の値を変更する比率などであっても構わない。
軌道変更部114は、後述する軌道表示部142が表示した軌道を入力装置982により変更する。軌道変更部114は、例えば、マウス903などにより、軌道のある点の位置を他の位置へ移動することや、軌道の形状や向きを変更することにより、軌道を変更する。
指定情報入力部116は、軌道を算出する場合の指定情報を入力装置982により入力する。指定情報入力部116は、例えば、指定情報として軌道六要素の各要素の値を入力する。指定情報入力部116が、指定情報として軌道六要素の各要素の値を入力する場合、作成した軌道を表現する正確な値を入力する必要はない。
処理部120は、軌道算出部122、軌道六要素算出部124、変更範囲制限部130を備える。
軌道算出部122は、指定情報入力部116が入力した指定情報に基づき軌道を算出し記憶装置984に記憶する。軌道算出部122は、例えば、指定情報入力部116が指定情報として軌道六要素の各要素の値を入力した場合に、入力された軌道六要素の各要素の値を満たす軌道を算出する。
軌道六要素算出部124は、後述する軌道表示部142が表示する軌道に基づき、軌道六要素の各要素の値を算出し記憶装置984に記憶する。軌道六要素算出部124は、軌道変更部114が軌道を変更した場合には、軌道変更部114が変更した後の軌道に基づき、軌道六要素の各要素の値を算出する。軌道六要素算出部124は、優先度入力部112が入力した優先度が高い要素の値を優先的に変更し、軌道六要素の各要素の値を算出する。
変更範囲制限部130は、後述する制限情報記憶部152が記憶した制限情報に基づき、軌道を変更できる範囲を制限する。変更範囲制限部130は、軌道のダイナミクスを考慮し、軌道変更部114が軌道を変更したことにより、軌道として成立しなくなることを防ぐ。変更範囲制限部130は、軌道長半径制限部131、離心率制限部132、軌道傾斜角制限部133、昇交点赤経制限部134、平均近点離角制限部135、近地点引数制限部136の少なくともいずれか又はすべてを備える。
軌道長半径制限部131は、軌道長半径に基づき軌道を変更できる範囲を制限する。軌道長半径制限部131は、例えば、高度0km(kilometer)以上のみ入力を許すと制限する。
離心率制限部132は、離心率に基づき軌道を変更できる範囲を制限する。離心率制限部132は、例えば、0以上1未満のみ許すと制限する。
軌道傾斜角制限部133は、軌道傾斜角に基づき軌道を変更できる範囲を制限する。軌道傾斜角制限部133は、例えば、0°以上180°以下のみ許すと制限する。
昇交点赤経制限部134は、昇交点赤経に基づき軌道を変更できる範囲を制限する。昇交点赤経制限部134は、例えば、0°以上360°以下のみ許すと制限する。
平均近点離角制限部135は、平均近点離角に基づき軌道を変更できる範囲を制限する。平均近点離角制限部135は、例えば、0°以上360°以下のみ許すと制限する。
近地点引数制限部136は、近地点引数に基づき軌道を変更できる範囲を制限する。近地点引数制限部136は、例えば、0°以上360°以下のみ許すと制限する。
表示部140は、軌道表示部142を備える。
軌道表示部142は、衛星の軌道を表示装置986に表示する。また、軌道表示部142は、軌道算出部122が算出した軌道を表示する。
記憶部150は、制限情報記憶部152を備える。
制限情報記憶部152は、軌道変更部114が軌道を変更できる範囲を制限する制限情報を記憶装置984に記憶する。制限情報記憶部152は、軌道六要素の各要素である軌道長半径、離心率、軌道傾斜角、昇交点赤経、平均近点離角、近地点引数の少なくともいずれか又はすべてについての制限情報を記憶する。また、制限情報記憶部152は、例えば、軌道六要素の所定の要素を固定値とする制限情報を記憶する。
次に、図6に基づき実施の形態1にかかる軌道生成装置100の動作について説明する。図6は、実施の形態1にかかる軌道生成装置100の動作である軌道生成方法、および、軌道生成装置100の軌道生成プログラムの処理内容を示すフローチャートである。
まず、制限情報記憶ステップ(S101)では、制限情報記憶部152は、軌道を変更できる範囲を制限する制限情報を記憶装置に記憶する。制限情報記憶部152は、例えば、軌道六要素の各要素である軌道長半径、離心率、軌道傾斜角、昇交点赤経、平均近点離角、近地点引数の少なくともいずれか又はすべてについての制限情報を記憶する。
(S101)に続き、変更範囲制限ステップ(S102)では、変更範囲制限部130は、制限情報記憶部152が記憶した制限情報に基づき、軌道を変更できる範囲を制限する。変更範囲制限部130は、例えば、軌道六要素の各要素である軌道長半径、離心率、軌道傾斜角、昇交点赤経、平均近点離角、近地点引数の少なくともいずれか又はすべてについて制限する。つまり、変更範囲制限ステップでは、軌道長半径に基づき軌道を変更できる範囲を制限する軌道長半径制限ステップと、離心率に基づき軌道を変更できる範囲を制限する離心率制限ステップと、軌道傾斜角に基づき軌道を変更できる範囲を制限する軌道傾斜角制限ステップと、昇交点赤経に基づき軌道を変更できる範囲を制限する昇交点赤経制限ステップと、平均近点離角に基づき軌道を変更できる範囲を制限する平均近点離角制限ステップと、近地点引数に基づき軌道を変更できる範囲を制限する近地点引数制限ステップとの少なくともいずれか又はすべてを変更範囲制限部130が実行する。
一方、(S101)、(S102)と並行して、指定情報入力ステップ(S103)では、指定情報入力部116は、軌道を算出する場合の指定情報を入力装置982により入力する。指定情報入力部116は、例えば、指定情報として軌道六要素の各要素の値を入力する。
(S103)に続き、軌道算出ステップ(S104)では、軌道算出部122は、指定情報入力部116が入力した指定情報に基づき軌道を算出し記憶装置984に記憶する。ここで、軌道の算出は、例えば地球周りの等速円運動の運動方程式、あるいは楕円軌道等の、衛星軌道の算出において通常用いられる方法を用いて算出する。
(S104)に続き、軌道表示ステップ(S105)では、軌道表示部142は、軌道算出部122が算出した衛星の軌道を表示装置986に表示する。
(S102)と(S105)とに続き、軌道変更ステップ(S106)では、軌道変更部114は、変更範囲制限部130の制限の下、軌道表示部142が表示した軌道を入力装置982により変更する。
一方、(S101)から(S106)と並行して、優先度入力ステップ(S107)では、優先度入力部112は、軌道六要素の各要素に対して、要素の値を変更する優先順位を示す優先度を入力する。
(S106)と(S107)とに続き、軌道六要素算出ステップ(S108)では、軌道六要素算出部124は、優先度入力部112が入力した優先度と軌道変更部114が変更した軌道とに基づき、軌道六要素の各要素の値を処理装置980により算出し記憶装置984に記憶する。
ここで、指定情報入力ステップ(S103)で指定情報入力部116が指定情報を入力しなくても構わない。この場合、例えば、軌道算出ステップ(S104)では、軌道算出部122は所定の軌道を算出し、軌道表示ステップ(S105)では、軌道表示部142は、軌道算出部122が算出した所定の軌道を表示装置986に表示するようにしても構わない。
従来、希望の軌道を作成するには、高度な専門知識を有していなければならなかった。しかし、実施の形態1にかかる軌道生成装置100によれば、軌道表示部142が表示装置986に表示した軌道を、軌道変更部114が入力装置982により変更することで軌道を求める。そして、求めた軌道に基づき、軌道六要素算出部124が軌道六要素を処理装置980により算出する。したがって、実施の形態1にかかる軌道生成装置100によれば、ユーザが軌道六要素などの知識を有していない場合であっても、希望の軌道、および、その軌道を作成する軌道六要素の数値を生成することができる。
また、従来は、軌道六要素から軌道を作成していたが、実施の形態1にかかる軌道生成装置100によれば、軌道を作成することにより軌道六要素を算出することができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2では、指定情報を追加入力することにより軌道を限定し、軌道を特定する軌道生成装置100について説明する。つまり、実施の形態2では、表示装置986に表示した軌道を入力装置982により変更して軌道を作成するのではなく、表示装置986に表示した軌道が複数存在する場合に、指定情報を追加入力することで軌道を限定する。
まず、図7に基づき実施の形態2にかかる軌道生成装置100の機能について説明する。図7は、実施の形態2にかかる軌道生成装置100の機能を示す機能ブロック図である。ここでは、実施の形態2にかかる軌道生成装置100の機能について、実施の形態1にかかる軌道生成装置100の機能と異なる部分についてのみ説明する。
入力部110は、実施の形態1にかかる軌道生成装置100に加え、判定入力部117、軌道入力部118を備える。また、入力部110は、優先度入力部112、軌道変更部114を備えていなくても構わない。
判定入力部117は、軌道表示部142が表示した軌道に基づき、軌道を1つに選択できるか否かの判定を入力装置982により入力する。つまり、判定入力部117は、複数の軌道が表示装置986に表示されている場合に、その中から希望の軌道を特定できるか、それとも指定情報を追加入力して、さらに軌道を限定するかを選択する。
軌道入力部118は、軌道を選択できると判定入力部117が入力した場合、軌道を選択し入力装置982により入力する。
また、指定情報入力部116は、ここでは、例えば、軌道が通過する位置を示す位置情報を指定情報として入力する。さらに、指定情報入力部116は、複数の位置を示す位置情報を指定情報として入力した場合に、衛星がある位置を通過してから次の位置を通過するまでの時間などを指定情報として入力しても構わない。また、さらに、指定情報入力部116は、軌道六要素の所定の要素の値を指定しても、また、所定の範囲内であるとする指定情報を入力しても構わない。
軌道算出部122は、指定情報入力部116が入力した指定情報に基づき、変更範囲制限部130の制限の下、軌道を算出し記憶装置984に記憶する。実施の形態1では、軌道変更部114が軌道を変更する場合に、変更範囲制限部130の制限がかかっていたため、軌道算出部122は変更範囲制限部130の制限を考慮する必要がなかった。しかし、実施の形態2においては、軌道変更部114が軌道を変更することがないため、軌道算出部122が軌道を算出する場合に変更範囲制限部130の制限を考慮する必要がある。
軌道算出部122が算出した軌道は、複数存在する場合がある。算出された軌道が複数存在する場合には、軌道表示部142は、複数存在する軌道を全て表示する。つまり、この場合、判定入力部117は、複数表示されている軌道から特定の軌道を選択することが可能か否かを入力する。
軌道を選択可能であると判定入力部117が入力し、軌道入力部118が軌道を選択した場合、軌道六要素算出部124は、軌道入力部118が選択して入力した軌道に基づき、軌道六要素の各要素の値を算出し記憶装置984に記憶する。一方、軌道を選択できないと判定入力部117が入力した場合、指定情報入力部116は指定情報を追加入力する。
次に、図8に基づき実施の形態2にかかる軌道生成装置100の動作について説明する。図8は、実施の形態2にかかる軌道生成装置100の動作である軌道生成方法、および、軌道生成装置100の軌道生成プログラムの処理内容を示すフローチャートである。
(S201)から(S203)までは、実施の形態1の(S101)から(S103)までと同様である。
(S202)と(S203)とに続き、軌道算出ステップ(S204)では、指定情報入力部116が入力した指定情報に基づき、変更範囲制限部130の制限の下、軌道算出部122は、軌道を処理装置980により算出し記憶装置984に記憶する。
(S204)に続き、軌道表示ステップ(S205)では、軌道表示部142は、例えば、軌道算出部122が算出した軌道を全て表示する。
(S205)に続き、判定入力ステップ(S206)では、判定入力部117は、軌道表示部142が表示した軌道に基づき、軌道を1つに選択できるか否かの判定を入力装置982により入力する。選択できるとの判定を判定入力部117が入力した場合(S206で選択可)、軌道入力ステップ(S207)へ進む。選択できないとの判定を判定入力部117が入力した場合(S206で選択不可)、(S203)へ戻り、指定情報入力部116は、指定情報を追加入力する。
軌道入力ステップ(S207)では、軌道入力部118は、選択した軌道を入力する。
(S207)に続き、軌道六要素算出ステップ(S208)では、軌道六要素算出部124は、軌道入力部118が選択した軌道とに基づき、軌道六要素の各要素の値を処理装置980により算出し記憶装置984に記憶する。
実施の形態2にかかる軌道生成装置100によれば、軌道を選択できるまで、指定情報入力部116が指定情報を追加入力し、軌道算出部122が指定情報に基づき軌道を算出する。したがって、実施の形態2にかかる軌道生成装置100によれば、軌道六要素などの知識を有していない場合であっても、軌道を作成する場合の指定情報を入力することで、希望の軌道、および、その軌道を作成する軌道六要素の数値を生成することができる。つまり、実施の形態2にかかる軌道生成装置100によれば、高度な専門知識を有していない場合であっても、ユーザの希望する条件を指定することで、軌道を作成することができる。また、その軌道を作成するための軌道六要素を算出することができる。
上記実施の形態では、軌道算出部122は軌道六要素の各要素について算出した。しかし、これに限られるわけではなく、例えば、軌道六要素のある要素については固定とし、残りの要素についてのみ軌道算出部122が算出しても構わない。
また、軌道生成装置100は、実施の形態1の表示装置986に表示した軌道を入力装置982により変更する機能と、実施の形態2の指定情報を追加入力する機能との両方を備えていても構わない。
実施の形態にかかる軌道生成装置100の外観の一例を示した図である。 実施の形態における軌道生成装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。 衛星の軌道の一例を示す図である。 図3に示した軌道のグランドトレースを示した図である。 実施の形態1にかかる軌道生成装置100の機能を示す機能ブロック図である。 実施の形態1にかかる軌道生成装置100の動作である軌道生成方法、および、軌道生成装置100の軌道生成プログラムの処理内容を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる軌道生成装置100の機能を示す機能ブロック図である。 実施の形態2にかかる軌道生成装置100の動作である軌道生成方法、および、軌道生成装置100の軌道生成プログラムの処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
100 軌道生成装置、110 入力部、112 優先度入力部、114 軌道変更部、116 指定情報入力部、117 判定入力部、118 軌道入力部、120 処理部、122 軌道算出部、124 軌道六要素算出部、130 変更範囲制限部、131 軌道長半径制限部、132 離心率制限部、133 軌道傾斜角制限部、134 昇交点赤経制限部、135 平均近点離角制限部、136 近地点引数制限部、140 表示部、142 軌道表示部、150 記憶部、152 制限情報記憶部、901 CRT表示装置、902 K/B、903 マウス、904 FDD、905 CDD、908 データベース、909 システムユニット、910 サーバ、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、920 磁気ディスク装置、921 OS、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群、931 電話器、932 FAX機、940 インターネット、941 ゲートウェイ、942 LAN、980 処理装置、982 入力装置、984 記憶装置、986 表示装置。

Claims (21)

  1. 衛星の軌道を表示装置に表示する軌道表示部と、
    上記軌道表示部が表示した軌道を入力装置により変更する軌道変更部と、
    上記軌道変更部が変更した軌道に基づき、軌道六要素の各要素の値を算出し記憶装置に記憶する軌道六要素算出部と
    を備えることを特徴とする軌道生成装置。
  2. 上記軌道生成装置は、さらに、
    上記軌道変更部が軌道を変更できる範囲を制限する制限情報を記憶装置に記憶する制限情報記憶部と、
    上記制限情報記憶部が記憶した制限情報に基づき、軌道を変更できる範囲を処理装置により制限する変更範囲制限部と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の軌道生成装置。
  3. 上記制限情報記憶部は、軌道六要素の各要素である軌道長半径、離心率、軌道傾斜角、昇交点赤経、平均近点離角、近地点引数の少なくともいずれか又はすべてについての制限情報を記憶し、
    上記変更範囲制限部は、
    軌道長半径に基づき軌道を変更できる範囲を制限する軌道長半径制限部と、
    離心率に基づき軌道を変更できる範囲を制限する離心率制限部と、
    軌道傾斜角に基づき軌道を変更できる範囲を制限する軌道傾斜角制限部と、
    昇交点赤経に基づき軌道を変更できる範囲を制限する昇交点赤経制限部と、
    平均近点離角に基づき軌道を変更できる範囲を制限する平均近点離角制限部と、
    近地点引数に基づき軌道を変更できる範囲を制限する近地点引数制限部との少なくともいずれか又はすべて
    を備えることを特徴とする請求項2記載の軌道生成装置。
  4. 上記制限情報記憶部は、軌道六要素の所定の要素を固定値とする制限情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項2記載の軌道生成装置。
  5. 上記軌道生成装置は、さらに、
    軌道六要素の各要素に対して、要素の値を変更する優先順位を示す優先度を入力装置により入力する優先度入力部を備え、
    上記軌道六要素算出部は、上記優先度入力部が入力した優先度が高い要素の値を優先的に変更し、軌道六要素の各要素の値を算出する
    ことを特徴とする請求項1記載の軌道生成装置。
  6. 上記軌道生成装置は、さらに、
    軌道を算出する場合の指定情報を入力装置により入力する指定情報入力部と、
    上記指定情報入力部が入力した指定情報に基づき軌道を算出し記憶装置に記憶する軌道算出部とを備え、
    上記軌道表示部は、上記軌道算出部が算出した軌道を表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の軌道生成装置。
  7. 上記指定情報入力部は、指定情報として軌道六要素の各要素の値を入力し、
    上記軌道算出部は、上記指定情報入力部が入力した軌道六要素の各要素の値を満たす軌道を算出する
    ことを特徴とする請求項6記載の軌道生成装置。
  8. 上記指定情報入力部は、指定情報として位置を示す位置情報を入力し、
    上記軌道算出部は、上記指定情報入力部が入力した位置情報を通る軌道を算出する
    ことを特徴とする請求項6記載の軌道生成装置。
  9. 軌道を算出する場合の指定情報を入力装置により入力する指定情報入力部と、
    上記指定情報入力部が入力した指定情報に基づき軌道を算出し記憶装置に記憶する軌道算出部と、
    上記軌道算出部が算出した軌道を表示装置に表示する軌道表示部と、
    上記軌道表示部が表示した軌道に基づき、軌道を1つに選択できるか否かの判定を入力装置により入力する判定入力部とを備え、
    上記指定情報入力部は、軌道を選択できないと判定入力部が入力した場合、指定情報を追加入力する
    ことを特徴とする軌道生成装置。
  10. 上記軌道生成装置は、さらに、
    軌道を選択できると判定入力部が入力した場合、選択した軌道を入力装置により入力する軌道入力部と、
    上記軌道入力部が入力した軌道に基づき、軌道六要素の各要素の値を算出し記憶装置に記憶する軌道六要素算出部と
    を備えることを特徴とする請求項9記載の軌道生成装置。
  11. 軌道生成装置の軌道生成方法において、
    衛星の軌道を軌道表示部が表示装置に表示する軌道表示ステップと、
    上記軌道表示ステップで表示した軌道を軌道変更部が入力装置により変更する軌道変更ステップと、
    上記軌道変更ステップで変更した軌道に基づき、軌道六要素の各要素の値を軌道六要素算出部が算出し記憶装置に記憶する軌道六要素算出ステップと
    を備えることを特徴とする軌道生成方法。
  12. 軌道生成装置の軌道生成プログラムにおいて、
    衛星の軌道を表示装置に表示する軌道表示ステップと、
    上記軌道表示ステップで表示した軌道を入力装置からの入力により変更する軌道変更ステップと、
    上記軌道変更ステップで変更した軌道に基づき、軌道六要素の各要素の値を算出し記憶装置に記憶する軌道六要素算出ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする軌道生成プログラム。
  13. 上記軌道生成プログラムは、さらに、
    軌道を変更できる範囲を制限する制限情報を記憶装置に記憶する制限情報記憶ステップと、
    上記制限情報記憶ステップで記憶した制限情報に基づき、軌道を変更できる範囲を処理装置により制限する変更範囲制限ステップと
    をコンピュータに実行させることことを特徴とする請求項12記載の軌道生成プログラム。
  14. 上記制限情報記憶ステップでは、軌道六要素の各要素である軌道長半径、離心率、軌道傾斜角、昇交点赤経、平均近点離角、近地点引数の少なくともいずれか又はすべてについての制限情報を記憶し、
    上記変更範囲制限ステップでは、
    軌道長半径に基づき軌道を変更できる範囲を制限する軌道長半径制限ステップと、
    離心率に基づき軌道を変更できる範囲を制限する離心率制限ステップと、
    軌道傾斜角に基づき軌道を変更できる範囲を制限する軌道傾斜角制限ステップと、
    昇交点赤経に基づき軌道を変更できる範囲を制限する昇交点赤経制限ステップと、
    平均近点離角に基づき軌道を変更できる範囲を制限する平均近点離角制限ステップと、
    近地点引数に基づき軌道を変更できる範囲を制限する近地点引数制限ステップとの少なくともいずれか又はすべて
    をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項13記載の軌道生成プログラム。
  15. 上記制限情報記憶ステップでは、軌道六要素の所定の要素を固定値とする制限情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項13記載の軌道生成プログラム。
  16. 上記軌道生成プログラムは、さらに、
    軌道六要素の各要素に対して、要素の値を変更する優先順位を示す優先度を入力装置からの入力に基づき入力する優先度入力ステップをコンピュータに実行させ、
    上記軌道六要素算出ステップでは、上記優先度入力部が入力した優先度が高い要素の値を優先的に変更し、軌道六要素の各要素の値を算出する
    ことを特徴とする請求項12記載の軌道生成プログラム。
  17. 上記軌道生成プログラムは、さらに、
    軌道を算出する場合の指定情報を入力装置からの入力に基づき入力する指定情報入力ステップと、
    上記指定情報入力ステップで入力した指定情報に基づき軌道を算出し記憶装置に記憶する軌道算出ステップとをコンピュータに実行させ、
    上記軌道表示ステップでは、上記軌道算出ステップで算出した軌道を表示する
    ことを特徴とする請求項12記載の軌道生成プログラム。
  18. 上記指定情報入力ステップでは、指定情報として軌道六要素の各要素の値を入力し、
    上記軌道算出ステップでは、上記指定情報入力ステップで入力した軌道六要素の各要素の値を満たす軌道を算出する
    ことを特徴とする請求項17記載の軌道生成プログラム。
  19. 上記指定情報入力ステップでは、指定情報として位置を示す位置情報を入力し、
    上記軌道算出ステップでは、上記指定情報入力ステップで入力した位置情報を通る軌道を算出する
    ことを特徴とする請求項17記載の軌道生成プログラム。
  20. 軌道を算出する場合の指定情報を入力装置からの入力に基づき入力する指定情報入力ステップと、
    上記指定情報入力ステップで入力した指定情報に基づき軌道を算出し記憶装置に記憶する軌道算出ステップと、
    上記軌道算出ステップで算出した軌道を表示装置に表示する軌道表示ステップと、
    上記軌道表示ステップで表示した軌道に基づき、軌道を1つに選択できるか否かの判定を入力装置からの入力に基づき入力する判定入力ステップとをコンピュータに実行させ、
    上記指定情報入力ステップでは、軌道を選択できないと判定入力ステップで入力した場合、指定情報を追加入力する
    ことを特徴とする軌道生成プログラム。
  21. 上記軌道生成プログラムでは、さらに、
    軌道を選択できると判定入力ステップで入力した場合、選択した軌道を入力装置からの入力に基づき入力する軌道入力ステップと、
    上記軌道入力ステップで入力した軌道に基づき、軌道六要素の各要素の値を算出し記憶装置に記憶する軌道六要素算出ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項20記載の軌道生成プログラム。
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JPH1134996A (ja) * 1997-05-21 1999-02-09 Hitachi Ltd 天頂方向での滞在時間が長い軌道の人工衛星とその軌道制御方法及びそれを用いた通信システム

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