JP2007227272A - Shield type plug connector - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、配線基板等に搭載されたレセプタクルコネクタに嵌合して各種信号等の授受を行うシールド型プラグコネクタに関する。 The present invention relates to a shielded plug connector that is fitted into a receptacle connector mounted on a wiring board or the like to exchange various signals.
パーソナルコンピュータは、ディスプレィやキーボード或いはマウス等の周辺装置を、制御信号やデータ等の授受とともに電源の供給も可能なコネクタ装置により接続してシステムを構成する。コネクタ装置も、基本的な構成を一般的なコネクタ装置と同様とし、例えばパーソナルコンピュータ側の配線基板に搭載されたレセプタクルコネクタと、周辺装置に接続されたプラグコネクタとから構成される。コネクタ装置は、レセプタクルコネクタに対してプラグコネクタを嵌合することによりパーソナルコンピュータと周辺装置間を接続して制御信号やデータ等の授受或いは電源の供給等が行われるようにする。 A personal computer configures a system by connecting peripheral devices such as a display, a keyboard, or a mouse by a connector device that can exchange control signals and data and can also supply power. The connector device also has a basic configuration similar to that of a general connector device, and includes, for example, a receptacle connector mounted on a wiring board on the personal computer side and a plug connector connected to a peripheral device. The connector device connects a personal computer and a peripheral device by fitting a plug connector to the receptacle connector so that control signals, data, etc. are exchanged or power is supplied.
一般的なコネクタ装置としては、例えば特許文献1乃至特許文献4等に開示されているが、レセプタクルコネクタ及びプラグコネクタがそれぞれのコンタクトブロックを矩形筒状のシールドケース内に収納し、レセプタクルコネクタ側の受けシールドケース内にプラグコネクタ側のシールドケースを嵌合する。コネクタ装置は、かかる嵌合構造により、レセプタクルコネクタとプラグコネクタとが嵌合部において機械的保護や電磁的ノイズの混入防止が図られるとともに確実かつ簡易な嵌合操作が行われるように構成される。
As a general connector device, for example, disclosed in
従来のコネクタ装置100は、図7に示すようにレセプタクルコネクタ101が、例えば合成樹脂材によって成形されたコンタクト保持体とこのコンタクト保持体に複数個のコンタクトによりコンタクトブロックを構成し、このコンタクトブロックをコンタクト保持体に組み付けた金属薄板製のシールドケースによって被覆する。コネクタ装置100においては、レセプタクルコネクタ101が、コンタクト保持体に形成した位置決め凸部を位置決め孔に係合することにより配線基板102上に位置決めし、各コンタクトを配線基板102に設けた端子部に半田付けすることにより実装される。コネクタ装置100は、レセプタクルコネクタ101が、例えばパーソナルコンピュータ側に設けられ、その筐体に設けたスロットにプラグコネクタ嵌合部を臨ませて配線基板102の端部に位置して半田付けされて搭載される。
In the
コネクタ装置100は、プラグコネクタ103が、一端側を下位側となる周辺装置に接続されたケーブル104の他端側に設けられる。プラグコネクタ103も、合成樹脂材によって成形されたコンタクト保持体とこのコンタクト保持体に複数個のコンタクトによりコンタクトブロックを構成し、このコンタクトブロックをコンタクト保持体に組み付けた金属薄板により矩形筒状に形成したシールドケース105によって被覆する。プラグコネクタ103は、シールドケース105がレセプタクルコネクタ101側のシールドケースよりもやや小さな断面形状とされ、その内部に嵌合することによりレセプタクルコネクタ101と結合される。
In the
プラグコネクタ103は、コンタクトブロックやシールドケース105を樹脂カバー106により被覆することによって絶縁を保持するとともに機械的保護を図っている。プラグコネクタ103は、図7に示すように樹脂カバー106が、シールドケース105のレセプタクルコネクタ101との嵌合部位を露出させて形成されている。
The
コネクタ装置100は、レセプタクルコネクタ101とプラグコネクタ103のそれぞれの相対するコンタクトが接触してレセプタクルコネクタ101との電気的接続が行われ
る。コネクタ装置100は、これによりパーソナルコンピュータと周辺側機器とを接続して制御信号やデータの授受が行われるようにするとともに、パーソナルコンピュータ側から周辺装置側に電源の供給が行われるようにする。コネクタ装置100においては、上述したようにレセプタクルコネクタ101とプラグコネクタ102とが、それぞれに設けられて嵌合部位における機械的保護や電磁的ノイズの混入防止を図るシールドケースを嵌合ガイド手段として嵌合が行われるように構成したことで、確実かつ簡易な嵌合操作が行われる。コネクタ装置100においては、レセプタクルコネクタ101とプラグコネクタ103とが、それぞれのコンタクトブロックをシールドケースで覆うことから、外力による破損が防止されるとともに薄厚の金属材により形成することも可能となって全体の薄型化や小型化が図られるようになる。
ところで、コネクタ装置100においては、プラグコネクタ103が、そのシールドケース105の露出された部位をレセプタクルコネクタ101側のシールドケース内に嵌合することによりレセプタクルコネクタ101に結合されるとともに、強く引き抜くことによって取り外しが行われる。コネクタ装置100においては、レセプタクルコネクタ101に対するプラグコネクタ103の挿脱操作に際して、このプラグコネクタ103が大きな力で上下或いは左右にこじられる。
By the way, in the
コネクタ装置100においては、例えばプラグコネクタ103の無理な挿脱操作によりプラグコネクタ103側からレセプタクルコネクタ101に対して大きな負荷が作用され、レセプタクルコネクタ101と配線基板102との接続部位に応力集中が生じて半田付け部位の剥離或いは配線基板102の破損等が発生する虞があった。また、コネクタ装置100においては、例えば接続状態においてもケーブル104に引っ掛かり等が生じてプラグコネクタ103とレセプタクルコネクタ101との結合部に大きな負荷が作用され、同様にして応力集中によるレセプタクルコネクタ101側において不都合が発生する虞があった。
In the
従来のコネクタ装置100においては、上述したようにプラグコネクタ103側から作用される過大な負荷によりレセプタクルコネクタ101を設けるパーソナルコンピュータ等の主装置側に不都合を発生させてしまう。従来のコネクタ装置100においては、かかる不都合の発生によりシステム全体に影響を及ぼして大きな損害を生じさせてしまうことがあった。
In the
したがって、本発明は、主装置に搭載されたレセプタクルコネクタと嵌合された状態で、何らかの理由により大きな負荷が作用された場合にもレセプタクルコネクタ側に破損等の発生を防止するシールド型プラグコネクタを提供することを目的に提案されたものである。 Therefore, the present invention provides a shielded plug connector that prevents damage to the receptacle connector even when a large load is applied for some reason in a state of being fitted to the receptacle connector mounted on the main apparatus. It was proposed for the purpose of providing.
上述した目的を達成する本発明にかかるシールド型プラグコネクタは、シールドケース内にコンタクトブロックを収納するとともに、シールドケースをレセプタクルコネクタとの嵌合部位を露出させて樹脂カバーにより被覆する。シールド型プラグコネクタは、シールドケースの樹脂カバーの先端部位により被覆される部位に位置して、レセプタクルコネクタに嵌合された状態での過大負荷に対してシールドケースを変形させることで負荷を緩
衝する緩衝部を形成したことを特徴とする。
In the shielded plug connector according to the present invention that achieves the above-described object, the contact block is housed in the shield case, and the shield case is covered with the resin cover while exposing the fitting portion with the receptacle connector. The shield-type plug connector is located at a portion of the shield case that is covered by the tip portion of the resin cover, and buffers the load by deforming the shield case against an excessive load when it is fitted to the receptacle connector. A buffer portion is formed.
シールド型プラグコネクタは、緩衝部を、シールドケースに幅方向の両側部から互いに対向して切り込み形成された一対の緩衝スリットにより構成する。シールド型プラグコネクタにおいては、過大な負荷が作用された場合に、この緩衝スリットを介してシールドケースが変形することによりレセプタクルコネクタ側への影響を低減して破損等の発生を防止させる。 In the shield type plug connector, the buffer portion is constituted by a pair of buffer slits formed by cutting the shield case so as to face each other from both sides in the width direction. In the shield type plug connector, when an excessive load is applied, the shield case is deformed through the buffer slit, thereby reducing the influence on the receptacle connector side and preventing the occurrence of breakage or the like.
また、シールド型プラグコネクタは、緩衝部を、シールドケースの主面に、内方へと折曲されてシールドケースに対してコンタクトブロックを抜け止めする互いに向き合う幅方向の一対のかしめ舌片を構成する横向き略H字状のスリットによって構成する。シールド型プラグコネクタにおいては、過大な負荷が作用された場合に、このかしめ舌片を構成するスリットを介してシールドケースが変形することによりレセプタクルコネクタ側への影響を低減して破損等の発生を防止させる。 In addition, the shield type plug connector comprises a pair of caulking tongues facing each other in the width direction that are bent inward on the main surface of the shield case and prevent the contact block from coming off from the shield case. It is constituted by a horizontally oriented substantially H-shaped slit. In the case of a shielded plug connector, when an excessive load is applied, the shield case is deformed through the slit that forms the caulking tongue piece, thereby reducing the influence on the receptacle connector side and causing damage or the like. To prevent.
シールド型プラグコネクタは、緩衝部を、シールドケースに幅方向の両側部から互いに対向して切り込み形成された一対の緩衝スリットと、シールドケースの主面に緩衝スリットの延長線上に位置して形成され内方へと折曲されることによりシールドケースに対してコンタクトブロックを抜け止めする互いに向き合う幅方向の一対のかしめ舌片を構成する横向き略H字状のスリットとによって構成する。シールド型プラグコネクタにおいては、過大な負荷が作用された場合に、これらスリットを介してシールドケースが変形することによりレセプタクルコネクタ側への影響を低減して破損等の発生を防止させる。 The shield-type plug connector is formed with a pair of buffer slits formed by cutting the buffer part into the shield case from both sides in the width direction so as to face each other, and on the main surface of the shield case on the extension line of the buffer slit. It is comprised by the horizontal substantially H-shaped slit which comprises a pair of crimping tongue piece of the width direction which mutually opposes which prevents a contact block with respect to a shield case by being bent inward. In the shield type plug connector, when an excessive load is applied, the shield case is deformed through these slits, thereby reducing the influence on the receptacle connector side and preventing the occurrence of breakage or the like.
シールド型プラグコネクタは、緩衝部を、シールドケースの主面に相対する両側部に回り込んで形成された幅方向の凹溝によって構成する。シールド型プラグコネクタにおいては、過大な負荷が作用された場合に、この凹溝を介してシールドケースが変形することによりレセプタクルコネクタ側への影響を低減して破損等の発生を防止させる。 In the shielded plug connector, the buffer portion is configured by a groove in the width direction formed so as to wrap around both side portions opposed to the main surface of the shield case. In the shield type plug connector, when an excessive load is applied, the shield case is deformed through the concave groove, thereby reducing the influence on the receptacle connector side and preventing the occurrence of breakage or the like.
以上のように構成された本発明にかかるシールド型プラグコネクタによれば、レセプタクルコネクタとの嵌合状態において過大な負荷が作用された場合に緩衝部を介してシールドケースが変形することにより、レセプタクルコネクタ側への負荷の影響を低減して破損等の発生を低減する。シールド型プラグコネクタによれば、万一の場合でもレセプタクルコネクタを設けた主装置側における不都合の発生を低減してシステム全体に影響を及ぼすような大きな損害の発生を防止することを可能とする。 According to the shielded plug connector according to the present invention configured as described above, the receptacle case is deformed through the buffer portion when an excessive load is applied in the mated state with the receptacle connector, so that the receptacle Reduce the impact of the load on the connector side to reduce the occurrence of damage. According to the shield type plug connector, it is possible to reduce the occurrence of inconvenience on the main apparatus side provided with the receptacle connector even in the unlikely event and prevent the occurrence of a large damage that affects the entire system.
以下、本発明の実施の形態として示すシールド型プラグコネクタ10を備えたコネクタ装置1について図面を参照して詳細に説明する。コネクタ装置1も、例えばパーソナルコンピュータと周辺装置間を接続することにより制御信号やデータ等の授受とともに電源の供給を行ってシステムを構成するコネクタ装置である。なお、コネクタ装置1は、周辺装置間においても用いられ、同様にして上位側装置と下位側装置間を接続して制御信号やデータ等の授受及び電源供給を行う。本発明は、かかるコネクタ装置ばかりでなく、各種電子装置間を接続する種々のコネクタ装置にも適用可能であることは勿論である。
Hereinafter, a
コネクタ装置1は、基本的な構成を上述したコネクタ装置100と同様とし、図1及び図2に示すように、パーソナルコンピュータ側の配線基板3に搭載されたレセプタクルコネクタ2と、パーソナルコンピュータと周辺装置側とを接続するケーブル4に設けたプラグコネクタ10とから構成される。レセプタクルコネクタ2は、図1に示すように例えばパーソナルコンピュータ側に設けられ、その筐体に設けたスロットにプラグコネクタ嵌合
部を臨ませて配線基板3の端部に位置して搭載される。
The
レセプタクルコネクタ2は、詳細を省略するが、例えば絶縁合成樹脂材によって成形されたコンタクト保持体5と、このコンタクト保持体5に複数個のコンタクト6によりコンタクトブロックを構成し、このコンタクトブロックをコンタクト保持体5に組み付けたシールドケース7によって被覆する。レセプタクルコネクタ2は、シールドケース7が、金属薄板により矩形筒状に形成され、内部にプラグコネクタ10の嵌合空間部を構成して嵌合されたプラグコネクタ10とコンタクトブロックとが電気的に接続されるようにする。
Although the details of the
レセプタクルコネクタ2は、シールドケース7に一体に形成した複数個の位置決め凸部8を配線基板3側に形成した位置決め孔に貫通させる。レセプタクルコネクタ2は、各コンタクト6が、コンタクト保持体5から突出された先端部をそれぞれ底面側に折曲して配線基板3に形成した図示しない端子パターンに半田付けされることにより、この配線基板3に実装される。
In the
コネクタ装置1においては、プラグコネクタ10がスロットに差し込まれて上述したレセプタクルコネクタ2に嵌合されることにより、パーソナルコンピュータと周辺装置とを電気的に接続する。プラグコネクタ10も、後述するように基本的な構成を上述した従来のプラグコネクタ103と同等とされ、一端側を下位側となる周辺装置に接続されたケーブル4の他端側に接続部位を詳細を省略するシールドブッシュ9に封装されて設けられる。プラグコネクタ10は、詳細を省略するが、レセプタクルコネクタ2側の各コンタクト6に対応する複数個のプラグコネクタコンタクトが絶縁合成樹脂材によって成形されるコンタクト保持体に一体化してコンタクトブロック11(図4参照)を構成し、このコンタクトブロック11が図2及び図3に示すように金属材によりチャンネル状に形成されたホルダ部材12内に保持される。
In the
プラグコネクタ10は、図2乃至図4に示すように、ホルダ部材12に対してシールドケース13が組み合わされることによりコンタクトブロック11を全体に亘って覆うように構成する。シールドケース13は、金属薄板を素材として一体に形成され、ホルダ部材12との組み合わせ部位となるチャンネル状の本体部14と、この本体部14の前方部位に形成された矩形筒状の嵌合筒部15と、本体部14の相対する後方部位に形成されたケーブル保持部16とから構成される。シールドケース13は、図3に示すように本体部14の立ち上がり側面に形成した係合凸部14Aをホルダ部材12の立ち上がり側面に形成した相対する係合孔12Aに係合することにより、ホルダ部材12と一体化される。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
シールドケース13は、嵌合筒部15が、レセプタクルコネクタ2側のシールドケース7の開口寸法よりもやや小口径とされるとともにこのシールドケース7よりもやや長軸に形成され、図4に示すようにコンタクトブロック11を先端開口部に臨ませて内部に収納する。シールドケース13には、図示を省略するバネ機構により先端部に側面からの突出習性を付与されたロック体17が設けられている。ロック体17は、詳細を後述するようにプラグコネクタ10をレセプタクルコネクタ2に嵌合した状態で、図2に示すように先端部がレセプタクルコネクタ2側のシールドケース7に相対して形成したロック溝7Aと相対係合することにより、プラグコネクタ10とレセプタクルコネクタ2の嵌合状態を保持する。
As shown in FIG. 4, the
シールドケース13には、嵌合筒部15の主面に、内部に収納したコンタクトブロック11を固定する一対のかしめ舌片18A、18B(以下、個別に説明する場合を除いてかしめ舌片18と総称する。)が形成される。かしめ舌片18は、図3に示すように本体部14から突出される嵌合筒部15の主面に、幅方向の略中央部に位置して横向き略H字状のスリット19を形成し、このスリット19によって切り残された互いに向き合う幅方向
の一対の舌片部により構成される。シールドケース13は、図3及び図4に示すように、各かしめ舌片18を内方へと折曲して収納されたコンタクトブロック11に押し付けることにより、このコンタクトブロック11をかしめ止めする。
The
シールドケース13には、嵌合筒部15に一対の緩衝スリット20A、20B(以下、個別に説明する場合を除いて緩衝スリット20と総称する。)が形成される。緩衝スリット20は、プラグコネクタ10をレセプタクルコネクタ2に嵌合した状態で、外部からプラグコネクタ10に過大な負荷が作用された場合に、この負荷を緩衝してレセプタクルコネクタ2側への影響を低減する。緩衝スリット20は、図3に示すようにシールドケースに13に、嵌合筒部15の本体部14から突出される基端部の幅方向の両側部から互いに対向して切り込み形成される。
In the
すなわち、シールドケース13は、各緩衝スリット20を、詳細を省略するが嵌合筒部15の両側部に、同一軸線上に位置かつ相対する主面に跨るようにして形成する。シールドケース13は、上述したかしめ舌片18を構成するスリット19も、各緩衝スリット20を形成する軸線上に位置して形成する。したがって、シールドケース13は、嵌合筒部15の基端部において、同一軸線上に位置してこれらスリット19と各緩衝スリット20を形成することにより機械的強度が低下された構造に構成される。なお、シールドケース13は、嵌合筒部15が、通常の取り扱いではスリット19と各緩衝スリット20に沿って変形や破断等が生じない機械的強度を有することは勿論である。
That is, the
シールドケース13においては、プラグコネクタ10に対して外部から過大な負荷が作用されると、上述したスリット19と各緩衝スリット20をガイドとして、図5に示すように嵌合筒部15が容易に折曲する。したがって、シールドケース13においては、この嵌合筒部15の折曲動作によって過大な負荷を吸収してレセプタクルコネクタ2に過大な負荷による大きな力が作用されないようにする。なお、シールドケース13においては、かしめ舌片18を構成するスリット19と一対の緩衝スリット20とによって過大な負荷の緩衝構造を構成するようにしたが、素材となる金属薄板の厚み、配線基板3に対するレセプタクルコネクタ2の接合強度等によりいずれか一方のスリットが緩衝スリットを構成するようにしてもよい。
In the
シールドケース13は、ケーブル保持部16が、本体部14の相対する後方部位の略中央に逸して一体に突出される。ケーブル保持部16は、図3に示すように先端部が筒状に湾曲されてケーブル4の外周部を貫通させるとともに、縮径されることによりケーブル4をかしめ止めする。
In the
プラグコネクタ10は、上述したシールドケース13が、外周部に絶縁合成樹脂を素材とした樹脂カバー21がアウトサート成形されることにより被覆される。樹脂カバー21は、図2及び図4に示すようにシールドケース13に対して、嵌合筒部15を露出させて本体部14とケーブル保持部16とを被覆するようにして一体に形成される。樹脂カバー21は、シールドケース13の絶縁や防錆性を保持するとともに、プラグコネクタ10の機械的強度が向上されるようにする。
The
樹脂カバー21は、嵌合筒部15の基端部位において、上述したかしめ舌片18を構成するスリット19と緩衝スリット20を被覆して形成される。樹脂カバー21は、上述したようにスリット19や緩衝スリット20を被覆して形成されることにより、嵌合筒部15内への塵埃等の侵入を防止するとともにプラグコネクタ10の外観が保持されるようにする。樹脂カバー21は、スリット19や緩衝スリット20を形成することによって機械的強度が低下した嵌合筒部15を補強する。樹脂カバー21は、嵌合筒部15をシールドケース7内に嵌合してプラグコネクタ10がレセプタクルコネクタ2に嵌合された状態に
おいて、例えば筐体に設けたスロットの内周部を閉塞するようにする。
The
以上のように構成されたコネクタ装置1においては、周辺装置に接続されたケーブル4に設けられたプラグコネクタ10が、樹脂カバー21から露出された嵌合筒部15を嵌合側としてパーソナルコンピュータに設けたスロット内に差し込まれることにより、スロットに臨んで配線基板3に搭載されたレセプタクルコネクタ2と嵌合される。コネクタ装置1においては、プラグコネクタ10の嵌合筒部15が、レセプタクルコネクタ2側のシールドケース7の嵌合空間部内に押し込まれることにより、この嵌合筒部15内に設けられたプラグコンタクトが相対するレセプタクルコンタクト6とそれぞれ接続される。
In the
コネクタ装置1においても、上述したようにレセプタクルコネクタ2とプラグコネクタ10とが、それぞれに設けられて嵌合部位における機械的保護や電磁的ノイズの混入防止を図るシールドケース7、13を嵌合ガイド手段として嵌合が行われるように構成したことで、確実かつ簡易な嵌合操作が行われるようになる。コネクタ装置1においても、レセプタクルコネクタ2とプラグコネクタ10とが、それぞれのコンタクトブロックをシールドケース7、13で覆うことから、外力による破損が防止されるとともに薄厚の金属材により形成することも可能となって全体の薄型化や小型化が図られるようになる。コネクタ装置1においては、上述したようにロック溝7Aにロック体17が係合するロック機構により、レセプタクルコネクタ2とプラグコネクタ10との嵌合状態が保持される。
Also in the
コネクタ装置1においては、ケーブル4を介してパーソナルコンピュータと周辺装置とを接続することにより制御信号やデータの授受或いは電源供給を行う。ところで、コネクタ装置1においては、レセプタクルコネクタ2とプラグコネクタ10とが、例えばシールドケース7と嵌合筒部15とをきつい嵌め合い条件とした場合に、挿脱操作に際してプラグコネクタ10に上下或いは左右方向に大きな操作力が作用される。また、コネクタ装置1においては、例えばケーブル4を引っ掛ける等することにより、プラグコネクタ10に大きな引っ張り力が作用されるといった事態が生じることがある。
In the
コネクタ装置1においては、プラグコネクタ10をレセプタクルコネクタ2に嵌合した状態において外部から極めて大きな負荷がプラグコネクタ10に作用された場合でも、上述したようにかしめ舌片18を構成するスリット19と一対の緩衝スリット20とにより構成した緩衝構造により緩衝してレセプタクルコネクタ2によって側への影響を低減する。コネクタ装置1においては、プラグコネクタ10が過大な負荷を作用されると、図5に示すようにスリット19と一対の緩衝スリット20との形成部位において嵌合筒部15が変形する。コネクタ装置1においては、この嵌合筒部15の変形動作により過大な負荷が緩衝されてレセプタクルコネクタ2への直接的な影響が低減されるようにする。
In the
したがって、コネクタ装置1においては、レセプタクルコネクタ2自体或いはコンタクト6を配線基板3に固定する半田付け部の剥離等の発生が抑制されるようになる。コネクタ装置1においては、過大な負荷に対して高価で複雑な制御を行うパーソナルコンピュータ側において損害の発生を低減することで、システム全体に影響を及ぼすような大きな損害の発生を防止することを可能とする。
Therefore, in the
上述した実施の形態においては、プラグコネクタ10のレセプタクルコネクタ2との嵌合部を構成する嵌合筒部15に同一軸線上に位置してスリット19と緩衝スリット20とからなる緩衝構造を形成したが、本発明はかかる構成に限定されるものでは無い。第2の実施の形態として図6に示したプラグコネクタ30も、シールドケース31が、本体部32と、その前方部位に一体に形成された嵌合筒部33と、後方部位に一体に形成されたケーブル保持部34とから構成される。なお、プラグコネクタ30は、シールドケース31を除くその他の基本的な構成を上述したプラグコネクタ10と同等とすることから、対応
する部位に同一符号を付すことにより説明を省略する。
In the above-described embodiment, the buffering structure including the
シールドケース31には、図6に示すように本体部32から突出される嵌合筒部33の主面33A、33Bに、相対する両側部33C、33Dに回り込むようにして断面がV字状の緩衝凹溝35が形成される。シールドケース31は、この緩衝凹溝35によって当該部位における厚みが小さくなって機械的強度が低下された構造に構成される。なお、緩衝凹溝35は、通常の取り扱いでは嵌合筒部33が変形や破断等を生じることが無い機械的強度に保持される深さを以って主面33A、33Bに形成される。
As shown in FIG. 6, the shield case 31 has a V-shaped cross section so as to wrap around the
プラグコネクタ30においても、シールドケース31が、嵌合筒部33を除いてアウトサート成型される樹脂カバー21により本体部32とケーブル保持部34を被覆される。プラグコネクタ30においても、樹脂カバー21が嵌合筒部33の基端部位において、上述した緩衝凹溝35を被覆して形成される。
Also in the
以上のように構成されたプラグコネクタ30においては、上述したように嵌合筒部33に緩衝凹溝35を形成したことにより、レセプタクルコネクタ2に嵌合した状態において外部から極めて大きな負荷が作用された場合に嵌合筒部33が緩衝凹溝35に沿って変形或いは破断する。したがって、プラグコネクタ30においては、この嵌合筒部33の変形動作により過大な負荷を緩衝してレセプタクルコネクタ2への直接的な影響が低減されるようにする。
In the
なお、本発明は、上述した緩衝構造に限定されず、シールドケースの嵌合筒部の基端部に例えばミシン目等を形成した構造であってもよいことは勿論である。また、本発明の本質を逸脱しない限り、種々の改変の本発明にかかるシールド型プラグコネクタに及ぶことは当然である。 In addition, this invention is not limited to the buffer structure mentioned above, Of course, the structure which formed the perforation etc. in the base end part of the fitting cylinder part of a shield case may be sufficient. In addition, it goes without saying that the present invention extends to the shield type plug connector according to the present invention with various modifications without departing from the essence of the present invention.
1 コネクタ装置
2 レセプタクルコネクタ
3 配線基板
4 ケーブル
5 コンタクト保持体
6 レセプタクルコンタクト
7 シールドケース
10 プラグコネクタ
11 コンタクトブロック
12 ホルダ部材部材
13 シールドケース
14 本体部
15 嵌合筒部
16 ケーブル保持部
18 かしめ舌片
19 スリット
20 緩衝スリット
21 樹脂カバー
30 プラグコネクタ
31 シールドケース
32 本体部
33 嵌合筒部
34 ケーブル保持部
35 緩衝凹溝
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記シールドケースの前記樹脂カバーの先端部位により被覆される部位に位置して、前記レセプタクルコネクタに嵌合された状態での過大負荷に対して前記シールドケースを変形させる緩衝部を形成したことを特徴とするシールド型プラグコネクタ。 In the shield type plug connector in which the contact is stored in the shield case, and the shield case is covered with the resin cover by exposing the fitting portion with the receptacle connector,
A buffer portion that is located at a portion of the shield case that is covered by the tip portion of the resin cover and that deforms the shield case against an excessive load in a state of being fitted to the receptacle connector is formed. Shield type plug connector.
6. The shield type plug connector according to claim 1, wherein the resin cover is integrated with the shield case by integral molding.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-02-27 JP JP2006049438A patent/JP2007227272A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011054471A (en) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Alps Electric Co Ltd | Connector |
JP2013251198A (en) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Hosiden Corp | Connector |
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