JP2007220584A - Rotating operation type component - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、各種電子機器や携帯機器などの入力操作部を構成する際に用いられる回転操作型部品に関するものである。 The present invention relates to a rotary operation type component used when configuring an input operation unit of various electronic devices and portable devices.
近年、各種電子機器は操作性の向上が求められ、複合操作型の入力操作部を備えたものも多くなっている。 In recent years, various electronic devices are required to have improved operability, and many electronic devices are provided with a composite operation type input operation unit.
その入力操作部としての構成事例は様々あるが、以下に、その一例として、機器筐体から露出した円柱部材の周面上部に対し回転操作や押し下げ操作をして用いられるローラタイプの回転操作型部品について説明する。 There are various examples of the configuration as the input operation unit, but as an example, a roller type rotation operation type used by rotating and pushing down the upper peripheral surface of a cylindrical member exposed from the equipment housing is shown below. The parts will be described.
図11は機器の入力操作部を構成するための従来の回転操作型部品の外観斜視図、図12は同分解斜視図、図13は同正面図、図14は同押し下げ操作状態の正面図である。 11 is an external perspective view of a conventional rotary operation type component for constituting the input operation unit of the device, FIG. 12 is an exploded perspective view thereof, FIG. 13 is a front view thereof, and FIG. 14 is a front view of the same push-down operation state. is there.
同図において、1は、回転軸2に操作部位としてなる円柱部材3および小径円柱状に形成された押圧部6が固着されているローラ部材である。
In the figure,
その回転軸2の一方側は、多角形状に形成された中間部がエンコーダ5の中心孔5Aに挿通され、その先端部には回転軸2の回転が可能なように矩形部材7が係合されている。そして、上記エンコーダ5としては、中心孔5Aに挿入された回転軸2の一方側が回転すると、その多角形部分の回転動作に伴って、図示しない機能部品が共回りすることにより所定のパルス信号が生成される回転型エンコーダが用いられている。
On one side of the
そして、小径円柱状に形成された押圧部6は、回転軸2の他方側の中間位置に固着されており、その他端側の先端部には同じく回転軸2の回転が可能なように矩形部材7が係合されている。
The
そして、10は、上面視略コの字状に形成されたフレームで、その対向する側壁それぞれに上下方向への長孔11が設けられていると共に、その長孔11を中心として側壁外側面に、上下方向に伸びる移動用溝部12を備えている。
そして、上記二つの長孔11内に、ローラ部材1の回転軸2が挿通され、その両端に配された矩形部材7が、移動用溝部12に上下移動可能に係合されている。また、各矩形部材7の下端面と移動用溝部12の底部との間には、コイルばね13が配されており、そのコイルばね13のばね力で各矩形部材7は上方に押し上げられている。
The
また、フレーム10は、上記ローラ部材1の押圧部6に応じた底部位置に、スイッチ保持部14を一体で備え、そのスイッチ保持部14に押圧操作型の単体スイッチ15が保持されている。そして、その単体スイッチ15の操作釦に対し、上述したローラ部材1の押圧部6は、所定間隔をあけて対峙している。
The
上記のようにして構成された従来の回転操作型部品は、機器筐体から円柱部材3周面の上部を露出させて機器に搭載され、その露出部分に対し回転操作や押し下げ操作が可能な入力操作部としてなるものである。なお、その搭載状態ではエンコーダ5や単体スイッチ15は、図示しない制御部に電気的に接続され、それらからの信号を基に、上記制御部の処理によって機器における所定機能の作動がなされるものとされるがその詳細説明は省略する。
The conventional rotary operation type part configured as described above is mounted on the equipment with the upper part of the circumferential surface of the
ここで、当該回転操作型部品の動作を説明する。 Here, the operation of the rotary operation type component will be described.
まず、機器筐体から露出しているローラ部材1の円柱部材3上部を回転操作すると、円柱部材3を固定している回転軸2が回転し、その回転によりエンコーダ5が作動され、所定のパルス信号が得られる。
First, when the upper part of the
なお、この回転操作時には、コイルばね13による上方への付勢力が矩形部材7を介して回転軸2の両端部に加わっているため、ローラ部材1は下方に若干移動するものの、上記回転軸2に固定された押圧部6で単体スイッチ15を押し下げて作動させるまでの移動はしない。
During this rotation operation, the upward biasing force of the
次に、上記円柱部材3の露出した上部に対して押し下げ操作をすると、図14に示すように、矩形部材7が移動用溝部12で案内されつつ、回転軸2の両端の矩形部材7を介してコイルばね13が撓められていきローラ部材1全体が下方に移動する。
Next, when a push-down operation is performed on the exposed upper portion of the
そのローラ部材1全体の下方移動によって、単体スイッチ15の操作釦が押圧部6で押し下げられて単体スイッチ15がON状態に切り換わる。
By the downward movement of the
上記押し下げ力を除くと、単体スイッチ15は自己復帰して元のOFF状態に戻ると共にその自己復帰力でローラ部材1を押し上げる。また、それに加えてコイルばね13も元の状態に戻り、それらの復元力によってローラ部材1は元の上方位置に押し戻されるものであった。
When the pushing force is removed, the
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
しかしながら上記従来の回転操作型部品においては、円柱部材3への回転操作時における操作量が、円柱部材3の径や筐体からの露出量によって左右され、その径および露出する角度を大きくするほど一回の回転操作での操作量が大きくできて操作性は向上するが、その径などを大きくすれば機器の製品厚さとしても大きくせざるを得ないという課題があった。
However, in the conventional rotary operation type component described above, the operation amount at the time of the rotation operation to the
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、製品厚みを大きくすることなく回転操作時における操作量が大きくとれる回転操作型部品を提供することを目的とする。 The present invention solves such a conventional problem, and an object of the present invention is to provide a rotary operation-type component that can take a large operation amount during a rotary operation without increasing the product thickness.
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。 In order to achieve the above object, the present invention has the following configuration.
本発明の請求項1に記載の発明は、一対で配置された第一および第二回転軸と、その第一および第二回転軸に張架されたリング状で、上記第一および第二回転軸間のリング上面を、指の腹で張架された方向に沿って操作されて回転するベルトと、上記ベルトの回転時に共回りする上記第一回転軸に設けられ、その回転時に回転方向や回転量が検出素子で検出される回転素子とを備えた回転操作型部品であり、第一および第二回転軸間のベルトの張架方向に沿う範囲内での回転操作を行うことができる従来よりも薄型構成のものが実現できるという作用を有する。 According to a first aspect of the present invention, there is provided a pair of first and second rotating shafts, and a ring shape stretched between the first and second rotating shafts, and the first and second rotating shafts. The upper surface of the ring between the shafts is provided on the belt that is operated and rotated along the direction stretched by the belly of the finger, and the first rotating shaft that rotates together when the belt rotates. Conventionally, it is a rotary operation type component including a rotation element whose amount of rotation is detected by a detection element, and can perform a rotation operation within a range along the belt stretching direction between the first and second rotation shafts. This has the effect that a thinner configuration can be realized.
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、張架されたベルトの下方位置に、上記ベルト上からの押し下げ操作に伴って作動される押圧型スイッチをさらに有するものであり、回転操作に加えてベルト上からの押し下げ操作によってスイッチの切り換えができるものが得られるという作用を有する。
The invention according to
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の発明において、複数の押圧型スイッチが、個別に作動可能なように上記ベルトの張架された方向に沿って配されたものであり、ベルトの張架距離を有効に活用して複数の押圧型スイッチを配した当該構成であれば、そのスイッチ数に応じたスイッチ切り換え機能を備えたものにできるという作用を有する。
The invention according to
請求項4に記載の発明は、請求項2記載の発明において、ベルトと押圧型スイッチとの間に片持ちばねを介在させ、上記片持ちばねの可動側で上記押圧型スイッチの作動がなされるものであり、片持ちばねで安定して押圧型スイッチが作動されるものにできるという作用を有する。
The invention according to
請求項5に記載の発明は、請求項2記載の発明において、押圧型スイッチは、配線基板上に設けられた固定接点に対応させてドーム状可動接点が配されて構成されたものであり、押圧型スイッチ自身が厚みの薄いものに構成できるため、スイッチ付きの回転操作型部品とした場合にも全体の高さ寸法の小さいものを構成することができるという作用を有する。
The invention according to claim 5 is the invention according to
請求項6に記載の発明は、請求項1記載の発明において、回転素子が磁石で、検出素子が磁気検出素子であるものであり、ベルトの回転状態が非接触で検出される長寿命なものを実現できるという作用を有する。
The invention according to
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、回転素子である磁石に近接させて第2の磁石が並べて配され、その第2の磁石において磁気検出素子側に応じた位置に、磁性を通す第1板材が配されているものであり、回転素子と第2の磁石とが吸引反発することによって回転操作時にクリック感触が得られると共に、第1板材を上記配置位置で付加することにより磁気検出素子への第2の磁石からの磁束の影響が低減できるという作用を有する。 According to a seventh aspect of the present invention, in the sixth aspect of the invention, the second magnet is arranged side by side in the vicinity of the magnet that is the rotating element, and the position corresponding to the magnetic detection element side in the second magnet In addition, a first plate material that allows magnetism to pass through is provided, and the rotation element and the second magnet are repelled by attracting and repelling, so that a click feeling can be obtained during the rotation operation, and the first plate material is added at the above-mentioned arrangement position. As a result, the influence of the magnetic flux from the second magnet on the magnetic detection element can be reduced.
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、回転素子である磁石の下方位置に磁気検出素子が配され、その間に磁性を通す第2板材が配されているものであり、上記各部位の配置状態であれば、回転素子である磁石からの磁束が第2板材を介して集まって磁気検出素子に対し強く作用するものにできるという作用を有する。
The invention according to claim 8 is the invention according to
請求項9に記載の発明は、請求項2記載の発明において、第一および第二回転軸を回転可能に保持する保持台をベルト内に備えると共に、その保持台をベルトの幅方向側への傾斜動作が可能に保持する枠体をさらに備え、押圧型スイッチが、上記保持台の傾斜動作時に下がっていく側の下方位置に配されたものであり、指でのベルトの回転操作時に保持台で支持されつつ操作ができるようになるため、回転操作時における操作性が向上すると共に、かつ枠体に対する保持台の傾斜動作で安定して押圧型スイッチが作動されるものにできるという作用を有する。 According to a ninth aspect of the present invention, in the second aspect of the present invention, the belt is provided with a holding base for rotatably holding the first and second rotating shafts, and the holding base is attached to the width direction side of the belt. It further includes a frame body that can be tilted, and the push-type switch is arranged at a lower position on the lower side when the tilting operation of the holding table is performed. Since the operation can be performed while being supported by the support, the operability at the time of the rotation operation is improved, and the push-type switch can be stably operated by the tilting operation of the holding table with respect to the frame body. .
請求項10に記載の発明は、請求項1記載の発明において、ベルト内に保持台を備え、その保持台の上記ベルトと対向する面、または上記ベルト内面に、上記ベルトの張架された方向に沿う直線状凹凸部が設けられたものであり、ベルト回転時の摩擦力が低減でき、バルトへの回転操作時に、ベルトが滑らかに回転するものにできるという作用を有する。 According to a tenth aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, a holding base is provided in the belt, and a direction in which the belt is stretched on a surface of the holding base facing the belt or on the inner surface of the belt. Are provided, and the frictional force during belt rotation can be reduced, and the belt can be smoothly rotated during the rotation of the belt.
請求項11に記載の発明は、請求項1記載の発明において、内面側にシボ加工を施したベルトが張架されているものであり、請求項10記載の発明による作用と同様の作用を有する。
The invention according to
以上のように本発明によれば、指の腹でリング状のベルト上面を操作して回転させる形態のものとしたため、薄い製品厚みで回転操作時における操作量が大きくとれる回転操作型部品が得られるという効果を奏する。 As described above, according to the present invention, the ring-shaped belt upper surface is operated and rotated with the belly of the finger, so that a rotary operation-type part that can be operated with a large amount of rotation at a thin product thickness can be obtained. There is an effect that is.
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図10を用いて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS.
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による回転操作型部品の外観斜視図、図2は同図1のP−P線における断面図、図3は同分解斜視図、図4は同上面図、図5は同要部であるベルトの上部部分を切り欠いた状態の上面図、図6は同要部のばね体の装着状態を説明するために配線基板とケース、枠体を除いた状態とした下面図、図7と図8は同要部である保持台と枠体との組み合わせ状態を示す側面図、図9は同要部である回転素子と検出素子などの配置状態を示すためにケースを除いた状態とした部分側面図、図10は同ベルト中央位置を押し下げた動作状態を示す断面図である。
(Embodiment)
1 is an external perspective view of a rotary operation type component according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line P-P in FIG. 1, FIG. 3 is an exploded perspective view, and FIG. FIG. 5 is a top view of the main part with the upper part of the belt cut away, and FIG. 6 is a state in which the wiring board, the case, and the frame are removed to explain the mounting state of the spring body of the main part. FIG. 7 and FIG. 8 are side views showing the combined state of the holding base and the frame, which are the main parts, and FIG. 9 is a view showing the arrangement state of the rotating elements and the detecting elements, which are the main parts. FIG. 10 is a cross-sectional view showing an operating state in which the central position of the belt is pushed down.
同図において、21および22は、略円柱棒状で平行関係に配置された第一および第二回転軸であり、その第一および第二回転軸21および22に、ゴムなどからなるリング状のベルト31が張架されている。そのベルト31幅は、指の腹で操作可能な幅に設定されている。
In the figure,
そして、ベルト31内には、樹脂製の三つのブロック34〜36からなる保持台33が配されている(図3および図5参照)。この保持台33を構成する個々のブロック34〜36は、第一回転軸21および第二回転軸22間の長さを略三等分した上面視矩形状で、かつ、側面視では、ベルト31の幅方向側の両端部位置にそれぞれ下方に伸びる脚部34A〜36Aが設けられた下方開口の略コの字状に形成されている(図2などを参照)。そして、各ブロック34〜36がベルト31の張架された方向に沿って並べて配されて上記保持台33は構成され、ベルト31は、そのブロック34〜36で形成される保持台33のコの字の底辺部分を巻くようにして配されている。
And in the
上記第一回転軸21は、保持台33のベルト31が張架された長手方向の一端側にあたるブロック34の外方端部に回転可能に保持され、同じく第二回転軸22は他端側にあたるブロック36の外方端部に回転可能に保持されている。この第一回転軸21および第二回転軸22は、ベルト31の回転に応じて共回りするようになっている。また、中央のブロック35の上面には、図5に示すように二つの補助ローラ25が回転可能に装着されている。
The first
そして、第一回転軸21は、ベルト31幅から側方に突出する延長部を備え、その延長部に所定角度でN極とS極が交互に着磁されたリング磁石51が固定され、第一回転軸21の回転に応じてリング磁石51が回転運動するようになっている。
And the 1st
そして、図2、図3、図6に示す57は、各ブロック34〜36の下部に個々にカシメ固定された平板からなるばね体である。その装着状態は、三つとも同様であり、中央のブロック35を例として説明すると、図2および図6にカシメ固定部35Bとして示したように、ブロック35の各脚部35Aそれぞれの下端に設けられた各カシメ突起がばね体57の孔に挿入されて潰しカシメされることにより、ばね体57は両端それぞれがブロック35の下端に固定されている。なお、図2から判るように、その装着状態では、ばね体57の上面とベルト31の下方部分における下面との間には所定の空間が保たれている。そして、ばね体57は、上記と同様に他のブロック34、36に対しても図6に示すカシメ固定部34B、36Bにより個々にカシメ固定されている。
2, 3, and 6 is a spring body made of a flat plate that is individually caulked and fixed to the lower portions of the
41は、四角の筒状に形成された金属板からなる枠体である。この枠体41は、ベルト31の張架された長手方向に対し平行関係にあたる一方の側面部42に保持孔43が等間隔で三つ横に並べて設けられ(図3参照)、他方の側面部44には、個々の保持孔43に対向させて案内孔45が同じく三箇所に設けられている(図3参照)。上記案内孔45は、一定幅で下方に伸びる略長方形の形状部分を有している。これらの保持孔43と案内孔45は、上記保持台33を構成するばね体57付の各ブロック34〜36を、枠体41に対して傾倒動作可能に配するために設けられている。
つまり、図7に示すように、ブロック34(35、36)の一方の脚部34A(35A、36A)側は、その外側面に設けられた位置決め突起37および、その下方に重ねて配されたばね体57の一端側が、側面部42の保持孔43に上下方向(図7中では左右方向に相当)で僅かな隙間をもって挿入係合されている。そして、ばね体57の一端側には下方に向けて曲げ形成された引っ掛け部58が構成されており、図2からも判るように、引っ掛け部58は内面が上記側面部42の外側面に当接する係合状態で配されている。
That is, as shown in FIG. 7, one
また、ブロック34(35、36)の他方の脚部34A(35A、36A)側は、図8に示すように、その外側面の中央高さ位置付近に設けられた案内用突起38が案内孔45に挿通されて配されている。その状態で、案内用突起38の下方(図8中では右方向に相当)には案内孔45の空間が伸びており、案内用突起38はその空間の範囲内で下方に向けて移動可能となっている。なお、上記のように枠体41に配された各ブロック34〜36は、その配置状態で、隣り合うブロックどうしが当接している。
On the
そして、上記構成であれば、各ブロック34(35、36)は、枠体41に対して、位置決め突起37が配された脚部34A(35A、36A)側が支点となって他端側の脚部34A(35A、36A)側が下方に下がる傾斜動作可能な構成となる。
And if it is the said structure, each block 34 (35, 36) will be the leg of the other end side with the
また、その配置状態では、各ブロック34(35、36)に固定されているばね体57も、一方の側面部42側に相当する一端側が、位置決め突起37の下面と保持孔43の下端部で挟持されることにより固定状態の根元部となって、他端側が各ブロック34(35、36)の傾斜動作に応じて下方に移動する片持ち状の形態となる。なお、ばね体57の他端側には、後述する押圧型スイッチ71に対応させてそれぞれ下方突起が設けられている。
Further, in the arrangement state, the
そして、図3や図9に示すように、ブロック34の一方の脚部34A側の外側面には、さらに棒状磁石設置箇所34Cが設けられており、そこに永久磁石からなる棒状磁石53が配されている。この棒状磁石53が請求項の第2の磁石に相当するものであり、その配置状態は、上記リング磁石51の周面に対し、一方の極が水平で近接させて配されている。
Further, as shown in FIGS. 3 and 9, a bar-shaped
この棒状磁石53は、第一回転軸21の回転時に、リング磁石51との磁力の吸引反発力によって第一回転軸21の回転状態に影響を与え、その影響がベルト31を介してベルト31を操作する指などに伝達されるように配したクリック発生用のものである。なお、詳細は後述するが、上記棒状磁石53には磁性を通す第1板材54が下方に重ねて配されており、その棒状磁石53の下面側を覆う第1板材54下面を棒状磁石設置箇所34Cに粘着固定させている。そして、棒状磁石53の配置位置に応じた枠体41部分は上方開口で切り欠いた形状としている。これは、動作時に、棒状磁石53とそれに応じた枠体41部分の干渉をなくすためである。
The rod-shaped
そして、上記のように各部位が組み合わされた枠体41は、中空枠状のケース60に対し、取付部41Aを図示しないねじで係止されるなどして結合されている。
The
一方、61は、枠体41下方に配された配線基板であり、その上面には図3などに示すように、ばね体57の下方突起の位置に応じて三つの押圧型スイッチ71が配され、またリング磁石51の下方位置に対応させて二つの磁気検出素子75が配されている。なお、図3に示したようにケース60と配線基板61とを互いに係合する凹凸を有する形状部分を備えたものとしておけば、それらを組み合わせるのみで上記各部位の位置合わせが容易なものとなり好ましい。また、ケース60に対する配線基板61の結合手段としては、ねじ80などで結合させればよいが、特にその方法は限定されない。また、ケース60をなくしたものとして、枠体と配線基板との組み合わせで位置合わせおよび両者の結合が可能なものとし、取付部41Aなどを介して機器筐体に装着させるもの等としてもよい。
On the other hand,
そして、三つの押圧型スイッチ71は、枠体41の他方の側面部44に沿う内部位置に一列で並べて配置されている。
The three push-
その押圧型スイッチ71の個々の構成は、図2では記載を省略するが配線基板61上に配された複数の固定接点62(図3参照)と、上記固定接点62間を接離させる金属薄板からなるドーム状可動接点63と、下面に粘着剤が形成され、ドーム状可動接点63を覆って配線基板61に位置決め装着させるための可撓性を有する絶縁シート64と、絶縁シート64上に配された操作突起65とから構成されている。すなわち、当該構成のものは、絶縁シート64下面に形成された粘着剤でドーム状可動接点63が保持されていると共に、その周囲の粘着剤部分が配線基板61上に粘着されて押圧型スイッチ71として構成されたものを用いている。
The individual configuration of the push-
当該構成の押圧型スイッチ71は、操作突起65を押し下げると絶縁シート64を介して上方からドーム状可動接点65に押し下げ力が加わり、その力が所定の大きさを超えるとドーム状可動接点63の中央部が反転動作してその下面の当接により固定接点62間を導通させるものである。このものであれば、スイッチ操作ストロークが比較的短く、しかも操作時に節度感触が得られる薄型構成のものにできて好ましい。なお、他のスイッチ構成のものが搭載されていたり、単体スイッチ完成品が装着配置されていてもよい。
When the
そして、各押圧型スイッチ71の操作突起65上には、図2にも示すように、上記に説明したばね体57の可動側に形成された下方突起が当接している。
Further, as shown in FIG. 2, a lower protrusion formed on the movable side of the
一方、リング磁石51に対応させて配線基板61上に配された二つの磁気検出素子75は、磁気検出時に出力されるパルス信号が所定の位相差を持つよう、その配置位置が設定されている。
On the other hand, the arrangement positions of the two
そして、リング磁石51と磁気検出素子75との間には、図3や図9に示すように、磁気検出素子75毎に個々に独立して磁性を通す第2板材76が配されている。その装着方法は特に限定されないが好ましくは磁気検出素子75上に貼り付け装着すればよい。
And between the
この第2板材76は、その上方に位置するリング磁石51からの磁束を集めて磁気検出素子75に導くために配したものである。その第2板材76の材質としては、例えば磁束を伝達しやすいパーマロイなどの磁性材料を用いることが好ましく、第2板材76の作用で磁気検出素子75に対して強く磁束が作用するものにできる。
The
それに対し、クリック発生用に配された棒状磁石53は、上述したように磁気検出素子75側となる下面側に磁性を通す第1板材54を備えさせたものとしている。
On the other hand, the rod-shaped
この第1板材54は、棒状磁石53からの磁束が磁気検出素子75で検出されることを防止するために配したものであり、棒状磁石53からの磁束の経路を、その下方側においては、主として第1板材54を介してループする経路にさせる役割を担っている。これにより、第1板材54よりも下方に配置された磁気検出素子75に対しては棒状磁石53の磁束の影響が殆どおよばないものとなる。なお、第1板材54としては、磁性を通すが磁化され難い材質のものを選択して用いることが好ましい。
The
そして、上記押圧型スイッチ71や磁気検出素子75に繋がる配線パターンは図3に示すように配線基板61上を引き回され、それらのパターンは配線基板61から端子などを介して外方に導出されている。
The wiring patterns connected to the
当該実施の形態による回転操作型部品は、以上のように構成され、少なくともベルト31上部の全体を外方に露出させて使用機器に搭載されるものである。
The rotary operation type component according to this embodiment is configured as described above, and is mounted on a device to be used with at least the entire upper portion of the
続いて、当該実施の形態による回転操作型部品の動作について説明する。 Next, the operation of the rotary operation type component according to the embodiment will be described.
まず、ベルト31の露出状態に配された上部に指の腹を用いて張架方向に向けて平行移動させベルト31を回転させる。なお、各図にも示したようにベルト31外表面に突起を設けておくとベルト31の回転操作時に指の滑りなどもなく良好に操作できるものとなる。上記の指の平行移動時にはベルト31下方への押し下げ力も若干加わるが、ベルト31内に保持台33が配されている当該構成のものであれば、ベルト31が大きく下方に撓むこともなく、回転操作性は良好である。
First, the
そして、ベルト31の回転に同期して第一および第二回転軸21および22や補助ローラ25が回転すると共に、第一回転軸21に固定されたリング磁石51も同期回転する。そのリング磁石51の回転運動に応じて、二つの磁気検出素子75上に、リング磁石51のN極とS極が交互に接近する動作が繰り返される。そして、リング磁石51からの磁束は、磁性を通す各第2板材76を介して下方に導かれて二つの磁気検出素子75に作用し、それに応じて二つの磁気検出素子75から所定の位相差を持ったパルス信号が得られる。そして、その信号を基として機器の制御部(図示せず)でベルト31の回転方向や回転量が検出できる。なお、磁気検出素子75ごとに第2板材76を独立して配したのは、互いの干渉をなくすためである。
The first and second
そして、リング磁石51の回転運動に応じて棒状磁石53にもリング磁石51のN極とS極とが繰り返して近接することとなり、異極どうしが近接すると吸引力が発生し、同極どうしが近接すると反発力が発生する。その吸引力や反発力が第一回転軸21の回転状態に影響を与え、それがベルト31を介して操作している指にクリック感として感じられる。なお、非操作状態では、リング磁石51と棒状磁石53は吸引状態で維持されるため、不要なベルト31の回転も防止できる。
Then, according to the rotational movement of the
そして、以上のような操作状態となる当該構成のものは、従来のものより回転操作が効率的に行えるものとなる。つまり、当該構成のものでは、第一および第二回転軸21および22間のベルト31が張架された長手方向に沿う範囲内で指を水平移動させてベルト31を回転させることができることから、一回の操作で大きな移動量の確保ができるからである。
And the thing of the said structure used as the above operation states can perform rotation operation more efficiently than a conventional thing. That is, in the thing of the said structure, since the
しかも製品的な上下方向の厚みは、第一および第二回転軸21および22の径とベルト31厚みなどを主として決定されるもののため、その操作距離などに殆ど関与せず、薄型で使いやすいものにできる。
Moreover, since the product thickness in the vertical direction is mainly determined by the diameters of the first and second
なお、上記回転操作時におけるベルト31の回転を滑らかなものとするためには、保持台33に、ベルト31の張架された長手方向に沿う直線状凹凸部33Aを設ける(図2および図5参照)、またはその直線状凹凸部をベルト31内面に設けて両者間の摩擦を低減させるとよい。なお、保持台33に直線状凹凸部33Aを設ける際には、回転操作時に当接状態になり易い保持台33の上面側に直線状凹凸部33Aを設けておくことが重要である。さらに、ベルト31内面にシボ加工を施したものとしたり、それらを組み合わせた構成として相乗効果が得られるようにすることが好ましい。
In order to smooth the rotation of the
次に、ベルト31中央位置に対しベルト31上から押し下げ操作をすると、上部側のベルト31を介して保持台33の中央のブロック35が押されて、上記ブロック35は枠体41の他方の側面部44側が下がる傾斜動作をする。この傾斜動作に伴ってばね体57の可動側の位置も下がり、図10に示すように、ばね体57の下方突起で対応する操作突起65が押し下げられて、対応する押圧型スイッチ71のスイッチングがなされる。このとき、両端のブロック34と36は、傾斜移動せず元の位置で維持されており、それらに対応する押圧型スイッチ71の状態も元の状態のままである。なお、図10では各ブロックの位置状態を判り易く図示するためベルト31の表記は省略している。
Next, when the
そして、上記押し下げ力を除くと、押圧型スイッチ71のドーム状可動接点63が元の上方凸型ドーム状に自己復元してスイッチOFF状態に戻ると共にばね体57を押し上げ、また片持ち状のばね体57の復帰力も加わり、中央のブロック35は元の図2に示す通常状態に戻る。
When the pressing force is removed, the dome-shaped
一方、ベルト31の張架された長手方向の端部位置近傍を押し下げると、保持台33の端部側に位置するブロック34(または36)が同様に傾斜動作していき、ばね体57の可動側で対応する押圧型スイッチ71のスイッチングがなされる。このときも操作されていないブロックは移動せず、それに応じた押圧型スイッチ71の状態は切り換わらない。そして、その押し下げ力を除くと、対応する押圧型スイッチ71が元のスイッチOFF状態に戻ると共に、ばね体57の復帰力も加わりブロック34(または36)は元の状態に戻る。
On the other hand, when the vicinity of the end position in the longitudinal direction where the
上記ベルト31の押し下げ操作時には、ベルト31が部分的に若干ねじれた状態になるが、その押し下げ操作時のいずれの場合にも、リング磁石51と棒状磁石53との異極どうしの吸引状態つまり第一回転軸21の停止状態が維持されているため、何等支障はない。なお、リング磁石51と棒状磁石53とを同じブロック34に装着した当該構成が特に好ましい。
When the
以上のように、当該回転操作型部品は、薄い製品厚みで回転操作時における操作量が大きくとれるものとして実現することができる。また、ベルト31上からの押し下げ操作でベルト31下方に配されたスイッチ操作ができるものとしても構成できる。さらに、上記に説明した三つの押圧型スイッチ71を個別に作動可能とした構成のものは、機能選択などを複数必要とする機器が増える中で様々な用途に適用可能なものとなる。
As described above, the rotary operation-type component can be realized as a thin product having a large operation amount during the rotary operation. Moreover, it can also be configured such that a switch operation disposed below the
なお、押圧型スイッチ71の配置数は、三つに限られず、例えば従来同様に一つであったり、二つのみであってもよい。また、押圧型スイッチ71を三つ以上配置したものとしてもよく、さらには押圧型スイッチ71を配さず回転部品部のみの構成で使用してもよい。
Note that the number of the push-type switches 71 is not limited to three. For example, the number of the push-type switches 71 may be one as in the prior art or may be two. Further, three or more push-type switches 71 may be arranged, and further, the push-
以上のように本発明による回転操作型部品は、一度の指の移動操作で回転操作時における操作量が大きくできる薄型のものに構成できるため、機器の表示部に表示される項目をスクロールさせて選択操作するような各種電子機器、特に携帯機器などに好適である。なお、ベルト31下方に押圧型スイッチ71を配置したものは、ベルト31への回転操作で項目選択をし、ベルト31上からの押し下げ操作で上記押圧型スイッチ71の状態を切り換え、上記選択した項目の決定や確定をなす入力操作部分として搭載すると有用である。
As described above, the rotary operation type component according to the present invention can be configured to be thin so that the operation amount at the time of the rotation operation can be increased by one finger movement operation. Therefore, the items displayed on the display unit of the device can be scrolled. It is suitable for various electronic devices that are selected and operated, especially portable devices. In the case where the
なお、ベルト31を用いた当該構成のものは、ベルト31の張架領域としては特に張架方向に相当する長手方向では従来のものより広い領域を必要とするが、その反面、上記領域を有効に活用すべくベルト31下方位置に複数の押圧型スイッチ71を配したものに構成でき、その押圧型スイッチ71の配置状態も余裕をもって配置できるため、個々の押圧型スイッチ71への操作性にも優れたものに構成することができる。
The
なお、上記に説明したベルト31の回転検出を磁気で行うものは、非接触式での回転検出であるため長寿命なものとして実現できる。このものの場合には、例えば、配線基板61上に配された押圧型スイッチ71や磁気検出素子75の上部を含めて絶縁シートで覆って防塵防水性を向上させることも可能である。
In addition, what detects the rotation of the
なお、ベルト31の回転検出方法としては、磁気で回転検出するものに限られず、それ以外に光などの非接触方式のもの、回転接点体に接触子を接触させて回転検出を行う接触式のものであってもよい。また、上記第一回転軸21の延長部が、従来で説明したような単体構成の接点式エンコーダの中心孔に挿入されて回転検出されるものなどであってもよい。
The rotation detection method of the
本発明による回転操作型部品は、回転操作時における操作量が大きくとれる薄型構成のものに実現できるという効果を有し、各種電子機器や携帯機器などの入力操作部を構成する際等に有用である。 The rotary operation type component according to the present invention has an effect that it can be realized in a thin configuration with a large operation amount at the time of the rotation operation, and is useful when configuring an input operation unit of various electronic devices and portable devices. is there.
21 第一回転軸
22 第二回転軸
25 補助ローラ
31 ベルト
33 保持台
33A 直線状凹凸部
34〜36 ブロック
34A〜36A 脚部
34B〜36B カシメ固定部
34C 棒状磁石設置箇所
37 位置決め突起
38 案内用突起
41 枠体
41A 取付部
42、44 側面部
43 保持孔
45 案内孔
51 リング磁石
53 棒状磁石
54 第1板材
57 ばね体
58 引っ掛け部
60 ケース
61 配線基板
62 固定接点
63 ドーム状可動接点
64 絶縁シート
65 操作突起
71 押圧型スイッチ
75 磁気検出素子
76 第2板材
80 ねじ
DESCRIPTION OF
Claims (11)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006042152A JP2007220584A (en) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | Rotating operation type component |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006042152A JP2007220584A (en) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | Rotating operation type component |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007220584A true JP2007220584A (en) | 2007-08-30 |
Family
ID=38497613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006042152A Pending JP2007220584A (en) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | Rotating operation type component |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007220584A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012123510A (en) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Denso Corp | Operation device for vehicle |
-
2006
- 2006-02-20 JP JP2006042152A patent/JP2007220584A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012123510A (en) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Denso Corp | Operation device for vehicle |
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