JP2007204029A

JP2007204029A - 多機能に利用できる軽トラック

Info

Publication number: JP2007204029A
Application number: JP2006056935A
Authority: JP
Inventors: Shoichi Nagasawa; 昭一長沢
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2006-02-03
Filing date: 2006-02-03
Publication date: 2007-08-16

Abstract

【課題】軽トラックのエンジンを他の作業機械の架動力に適用することによって機械本体のみで、本体のみを軽トラックの荷台に搭載すればどこの場所での作業が可能となる多機能に利用できる軽トラックを提供する。
【解決手段】荷台下のエンジンと荷台上に設けたギヤー装置をチエン又はベルトで連結し、トラックの荷台上に各種の機械を搭載し、荷台上の機械を駆動させるものであって、全ての使用機種のエンジン又はモーターが不要となり、使用者の経費が削減でき、軽トラックの行動力のため便利に使用できる。
【選択図】図２

Description

本発明は、排気量が６６０ｃｃで４０ＰＳ以上であって、しかも軽快に活動できる軽トラックのエンジンを他の機械の原動力として利用できるようにした多機能に利用できる軽トラックに関する。

従来全ての作業用機械は、機械本体とエンジンを別々にし、使用に当ってエンジン又はモーターを置き機械本体を設置して作業を行っていた。
特開平０７−３１７９８１号公報

発明者は、コンプレッサー、発電機又は揚水ポンプ等すべての機械が本体とエンジン又はモーターを別々に設置して使用する無駄を省くために、軽トラックのエンジンを利用することを考え、本発明を提供するものである。

この点に鑑み、発明者は種々試作研究を重ねたものであって、軽トラックは、前記したように強力なエンジンを備え、しかも軽快な行動力を有しているため、軽トラックの荷台にギヤー装置を取付け、荷台下のエンジンと連結して、トラックエンジンの駆動力を荷台上のギヤー装置に連動させ、これによって荷台上の機械本体を駆動させることに成功したものである。

上述のように本発明は広く利用されている軽トラックを利用でき、その強力なエンジンのため各種の作業機械に適用できる。このため機械の運搬・設置・作業開始と行動が円滑になり能率の向上と使用する機種のエンジン又はモーターが不用となり、使用する側の経費の削減が可能であって、その効果は卓越して発揮される。

添付図面により本発明を実施するための最良の形態を説明すると、図１は作業中の軽トラックの後方からの実施図であり、図２は全体を示す斜視図を示すものである。図中の符号について説明すると、図中の符号（１）は軽トラックの荷台Ａ下に設けてあるエンジン（１）であり、（２）はエンジンに取付けた主スポロケットを示し、（３）は台上に設けたギヤーの副スポロケット（４）と主スポロケット（１）を連結するチエン又はベルトである。このような構造で軽トラック荷台Ａ上に設置されている機械は作動する。

図において、（１）は軽トラックのエンジンであり、排気量６６０ｃｃで４０ＰＳ以上の強力な力があり軽トラックの荷台後方の下に設置されている。そして、このエンジン（１）のクランクプーリーに駆動用のスポロケット（２）を取付ける。

一方軽トラックの荷台Ａ上にギヤーを取付けこのスポロケット（４）と軽自動車エンジン（１）の主スポロケットと荷台Ａ上の副スポロケット（４）をベルト又はチエン（３）で連結させることによって、荷台Ａ下のエンジン（１）の駆動力は荷台Ａ上に連結される。

これによって軽トラック荷台Ａ上に載置された作業機械は架動して作業が開始できる。

図示では荷台Ａ後方の煽り板を到した形に表現しているが、作図上の都合であって実際の使用に当っては取外してエンジン（１）からシャット（図示していない）を延長して荷台Ａ上のギヤー装置に連結して機械（５）を架動させる。したがって軽トラックは荷台Ａ上のギヤー装置を取外し可能としておけば、通常のトラックとしても使用が可能である。

本発明においては軽トラックを対称として説明しているが勿論普通トラックでも実施できるが、特に軽トラックは文字通り小型であり、行動力があるため、山道や谷道でも行動できるため山での作業や一般農業用としても使用可能である。

本発明は軽快に運搬や移動ができ、しかも強力な馬力のある軽トラックを利用するもので、行動範囲が広がり、多目的に使用でき経費の削減となるため産業上の利用可能性は極めて大きい。

軽トラック後方からの実施例図全体を表わす斜視図

符号の説明

（１）…軽トラックのエンジン
（２）…主スポロケット
（３）…ベルト又はチエン
（４）…副スポロケット
（５）…利用する機械
（６）…接合部シャット
Ａ…荷台

Claims

１．荷台下のエンジンのクランクケーブルに駆動用の主スポロケットを取付けること、
２．荷台上に作業用機械駆動用のギヤー装置を設けて副スポロケットを取付けること、
３．前記主スポロケットと副スポロケットをチエン又はベルトで接続して、エンジンの駆動を荷台上の副スポロケットを作動させること、
４．荷台上に各種の作業用機械を搭載して副スポロケットに接続させ作業用機械を架動させること、
上記１〜４項を具備したことを特徴とした多機能に利用できる軽トラック。