JP2007201721A - Coded data generating apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、動き補償予測を用いて符号化された符号化データのエラーを検出して、エラー検出結果に基づく符号化データを生成する符号化データ生成装置に関する。 The present invention relates to an encoded data generation apparatus that detects an error in encoded data encoded using motion compensated prediction and generates encoded data based on an error detection result.
動画像信号を伝送若しくは蓄積する場合、効率化のため圧縮符号化され圧縮動画像信号(以下、ビットストリームと呼ぶ)とすることが多い。動画像の圧縮符号化方式としては、MPEG(Moving Picture Experts Group,以下MPEGなど )の方式が標準化され、広く用いられている。このように、動画像信号をMPEGなどの方式で圧縮し、ビットストリームとして扱うことは、伝送系若しくは蓄積系の効率的な利用において非常に重要である。 When a moving image signal is transmitted or stored, it is often compressed and encoded for efficiency to obtain a compressed moving image signal (hereinafter referred to as a bit stream). As a moving picture compression encoding system, an MPEG (Moving Picture Experts Group, hereinafter referred to as MPEG) system has been standardized and widely used. As described above, it is very important for the efficient use of a transmission system or a storage system to compress a moving image signal by a method such as MPEG and handle it as a bit stream.
ところで、上記のような圧縮を伴った符号化規格で圧縮符号化された圧縮符号化データにおいて、シンタックス(符号化データ列規則)のエラーが発生すると、シンタックスエラーの発生した圧縮符号化データの後に続く圧縮符号化データは、エラーを回避できる機能を持たない復号器では復号することはできない。ここで、シンタックスエラーとは、圧縮符号化データのパース(シンタックス要素を分解すること)を続けることができないエラーである。 By the way, if a syntax (encoded data string rule) error occurs in compressed encoded data that has been compression-encoded according to an encoding standard with compression as described above, compressed encoded data in which a syntax error has occurred. Compressed encoded data that follows can not be decoded by a decoder that does not have a function capable of avoiding errors. Here, the syntax error is an error in which parsing (decomposing syntax elements) of compressed encoded data cannot be continued.
例えば、MPEGなどでは、シンタックスエラーはパースの過程でVLC(Variable Length Coding:可変長符号化)テーブルにない値が検出された場合や、マクロブロック内のブロック数が規定値と一致しない場合や、ピクチャ内のマクロブロック数が規定値を超えた場合などに検出される。シンタックスエラーは圧縮符号化装置、符号化変換装置、多重化装置にエラーが内在している場合や、圧縮符号化データの伝送や蓄積の途中で起きるエラーをリードソロモンなどのエラー訂正処理で修正できない場合や、パケットの損失が起きた場合などにおいて発生する可能性がある。 For example, in MPEG or the like, a syntax error is detected when a value that is not in the VLC (Variable Length Coding) table is detected during the parsing process, or when the number of blocks in the macroblock does not match the specified value. Detected when the number of macroblocks in a picture exceeds a specified value. A syntax error is corrected by an error correction process such as Reed-Solomon when an error is inherent in a compression encoding device, encoding conversion device, or multiplexing device, or an error that occurs during the transmission or storage of compressed encoded data This may occur when it is not possible or when packet loss occurs.
シンタックスエラーが検出された場合には、圧縮符号化装置は復号を続けるために次のような動作を行う。一般的な圧縮を伴った符号化データには同期コードが挿入されているため、シンタックスエラーが検出されたデータブロックを廃棄し、次のデータブロックを取得して復号化するというような動作を行う。上述のようにシンタックスエラーが発生した場合の処理方法として、エラーコンシールメントと呼ばれる処理がなされる。 When a syntax error is detected, the compression encoding apparatus performs the following operation in order to continue decoding. Since the synchronization code is inserted in the encoded data with general compression, the operation is such that the data block in which the syntax error is detected is discarded, and the next data block is acquired and decoded. Do. As a processing method when a syntax error occurs as described above, a process called error concealment is performed.
また、上記のような圧縮を伴った符号化規格で圧縮符号化された圧縮符号化データにおいて、セマンティクス(コンテンツ意味内容記述ツール)のエラーが発生すると、圧縮符号化データを正しく符号化することは一般的にできない。また、セマンティクスエラーによっては復号装置に致命的な破綻が起きることもある。セマンティクスエラーとは圧縮符号化データのパースにおいて起きるエラーではなく、パースして得られた値が規格で定められている制限事項に違反しているために起きるエラーである。例えば、動画像圧縮符号化規格の1つであるMPEGでは、あるシンタックスエレメントの値が固定値に定義されているにもかかわらず、その固定値になっていないようなセマンティクスエラーがある。また、最新の動画像圧縮符号化規格であるMPEG−4・AVCでは、プロファイル、レベルによって制限事項が細かく規定されている。そのため、ベースラインプロファイル・レベル2では規格準拠となる圧縮符号化データが、ベースラインプロファイル・レベル3では規格違反となるようなセマンティクスエラーもある。
In addition, in the case of an error in semantics (content semantic content description tool) in compressed encoded data that has been compression-encoded in accordance with an encoding standard with compression as described above, the encoded encoded data cannot be encoded correctly. Generally not possible. In addition, depending on the semantic error, a fatal failure may occur in the decoding device. Semantic error is not an error that occurs in parsing compression-encoded data, but an error that occurs because the value obtained by parsing violates the restriction defined in the standard. For example, in MPEG, which is one of the moving image compression coding standards, there is a semantic error in which a value of a certain syntax element is defined as a fixed value but not a fixed value. In MPEG-4 AVC, which is the latest moving image compression coding standard, restrictions are defined in detail by profile and level. For this reason, there is a semantic error in which compressed encoded data that conforms to the standard in the
セマンティクスエラーは圧縮符号化装置、符号化変換装置において誤った解釈によって符号化された場合に起きる可能性があり、圧縮符号化データの蓄積、伝送、取得過程において発生する場合もある。また、動画像圧縮符号化規格のプロファイル、レベルなどに精通していないユーザが多くの機種の間でデータの相互運用を行う場合に誤った使用をすることでセマンティクスエラーが発生する可能性も高い。また、セマンティクスエラーではないが、システムの運用上で符号化の規格に制限を加える必要が生じる場合もある。システム上でこのような所定の符号化条件を満たさないエラーは、該当するシステムではビットストリームを取り扱うことができない。上述のようにセマンティクスエラーが発生した場合の処理方法として、エラーコンシールメントと呼ばれる処理がなされる。 Semantic errors may occur when encoded by an incorrect interpretation in the compression encoding device and encoding conversion device, and may occur in the process of storing, transmitting, and acquiring compressed encoded data. In addition, when users who are not familiar with profiles and levels of video compression coding standards perform data interoperability among many models, there is a high possibility that semantic errors will occur due to misuse. . In addition, although it is not a semantic error, it may be necessary to limit the encoding standard in the operation of the system. An error that does not satisfy the predetermined encoding condition on the system cannot be handled by the corresponding system. As described above, a process called error concealment is performed as a processing method when a semantic error occurs.
このようなエラーコンシールメント技術を用いた従来のシステムとして、下記の特許文献1に記載のシステムは、画像の性質に応じた適切なパケット廃棄補償を行い、復号画像の画質を向上させることができる動画像伝送を実現するものである。すなわち、符号化されているビデオパケットのパケット廃棄を検出し、既に復号されている画像信号により、廃棄パケットでエラーとなった信号を置き換えることによりコンシールメントし、復号信号を生成するシステムである。ゆえに、特許文献1に記載のシステムは、入力はエラーを含むことがあるビットストリームであり、出力はエラーを含むビットストリームが入力された場合はそのエラーを修復した復号画像信号である。
As a conventional system using such an error concealment technique, the system described in
もう1つのエラーコンシールメント技術を用いた従来のシステムとして、下記の特許文献2に記載の装置は、エラー訂正の為に別途ディスク装置を必要とせず、映像データの特性を生かしたディスクアレイ装置を備える映像送出を実現するものである。すなわち、入力映像データを分割してビットストリームとして蓄積し、入力映像データのビットストリームにエラーが発生した場合に、あらかじめ入力映像データより高圧縮されたコンシールメント用ビットストリームを蓄積しておき、コンシールメント用ビットストリームを復号及び再符号化して入力映像データのエラー発生ビットストリームと置き換えるものである。ゆえに、特許文献2の装置は、入力はエラーが発生する可能性のあるビットストリームであり、出力はエラーが発生した場合は、そのエラーが修正されたビットストリームである。
As a conventional system using another error concealment technique, the device described in
さらに、エラーコンシールメント技術を用いた従来のシステムとして、下記の特許文献3に記載の回路では、実時間上で符号化変換を必要とするようなファクシミリ装置において、符号化直後の正常な1ライン分の符号化情報を一時蓄積できるような符号バッファにより、符号エラーを検出したときに、バッファにある正常な1ライン分の符号化情報を出力することによってコンシールメントするものである。
Further, as a conventional system using the error concealment technique, the circuit described in
一方、符号化データ内にエラーを明示することも可能である。例えば、符号化データにエラーを明示するフラグがシンタックスに存在する場合の一例として、図8に示すMPEG−2 TS(Transport Stream:トランスポートストリーム)パケットが挙げられる。図8には、MPEG−2 TSパケットの構造が図示されている。図8に図示されているフィールド(2)(図8中では丸付き数字で記す)は、1ビットのトランスポートエラーインジケータ(TEI:Transport Error Indicator)と呼ばれており、TEIビットを1とすることによって、このパケットにエラーが含まれていることが明示される。なお、他のフィールドに関する詳細な説明は省略する。 On the other hand, it is also possible to specify an error in the encoded data. For example, an MPEG-2 TS (Transport Stream) packet shown in FIG. 8 is an example of a case where a flag that clearly indicates an error exists in encoded data. FIG. 8 shows the structure of an MPEG-2 TS packet. The field (2) shown in FIG. 8 (indicated by a circled number in FIG. 8) is called a 1-bit transport error indicator (TEI), and the TEI bit is set to 1. This clearly indicates that this packet contains an error. Detailed description regarding other fields is omitted.
図8に示すように、符号化データと共にシンタックスエラーの有無を明示するビットが伝送されるようなパケット構造は従来より知られており、例えば、下記の特許文献4、5にも開示されている。
しかしながら、以上に述べた、エラーコンシールメント技術を用いたシステム若しくは装置においては次のような課題がある。特許文献1における動画像伝送システムは、エラーコンシールメント後の出力が復号された画像信号であるため、エラー訂正後には、動画像信号をビットストリームとして通信路などを使って伝送することができない。よって、エラーコンシールメント機能を持たない復号器においては、エラーを持つビットストリームの再生が正しくできない。
However, the system or apparatus using the error concealment technique described above has the following problems. Since the moving image transmission system in
特許文献2における映像送出装置は、出力はエラーコンシールメントされた入力映像データのビットストリームであるが、あらかじめコンシールメント用のビットストリームを入力映像データのビットストリームごとに蓄積媒体の中に用意しておく必要があり、入力映像データのビットストリームの増加と共にコンシールメント用ビットストリームが増加し、また、蓄積媒体を用いるため、任意のビットストリームを通信路を使って伝送するような場合に適用することができない。特許文献3におけるファクシミリのエラー置換回路では、コンシールメント用の符号化情報として直前の正常な1ライン分を記憶するが、動き補償予測符号化を用いる動画像の圧縮符号化ビットストリームにおいては、直前の符号化情報だけでコンシールメントすると、再生画像の画質が大きく劣化する。
In the video transmission device in
一方、MPEG−2 TSパケットの受信時に訂正不能なエラーを検出した場合などにおいて、このMPEG−2 TSパケットのTEIビットのフラグを立てる(エラーの存在を示す)ことにより、エラーの存在を明示することが可能である。これにより、このMPEG−2 TSパケットの復号時にフラグが立っていることを検出して、事前にエラーの存在を認知した処理を行うことが可能となる。 On the other hand, when an uncorrectable error is detected when receiving the MPEG-2 TS packet, the presence of the error is clearly indicated by setting the TEI bit flag of the MPEG-2 TS packet (indicating the presence of the error). It is possible. Thereby, it is possible to detect that the flag is set at the time of decoding of the MPEG-2 TS packet and perform processing in which the presence of an error is recognized in advance.
しかしながら、復号時におけるエラー処理は任意であり、すなわち、復号時にエラーに対する処理が行われない場合もある。このように、復号時にエラーに対する処理が行われない場合には、復号後に再生されるビデオやオーディオに乱れが生じるなど、正しく再生されないことになる。 However, error processing at the time of decoding is arbitrary, that is, processing for an error may not be performed at the time of decoding. As described above, when processing for an error is not performed at the time of decoding, the video and audio reproduced after decoding are disturbed, and thus the reproduction is not performed correctly.
さらに、MPEG−2 TSパケットにエラーが存在している場合でも、TEIビットのフラグを立てる処理は任意である。したがって、エラーが存在しているにもかかわらず、TEIビットのフラグが0に設定されている場合もある。このような場合には、復号時にエラーの存在を事前に認知することができず、この場合も同様に、復号後に再生されるビデオやオーディオに乱れが生じるなど、正しく再生されないことになる。 Furthermore, even when an error exists in the MPEG-2 TS packet, the process for setting the TEI bit flag is arbitrary. Therefore, the TEI bit flag may be set to 0 even though an error exists. In such a case, the presence of an error cannot be recognized in advance at the time of decoding, and in this case as well, the video and audio played back after decoding will be disturbed and will not be played back correctly.
本発明は、上記従来例の問題点に鑑み、動き補償予測を用いて符号化された符号化データのシンタックスエラー及び/又はセマンティクスエラーを検出し、この符号化データの復号時に、エラーの存在の有無を正確に検出できるようにする符号化データ生成装置を提供することを目的とする。 In view of the problems of the conventional example described above, the present invention detects syntax errors and / or semantic errors of encoded data encoded using motion compensated prediction, and the presence of an error when decoding the encoded data. It is an object of the present invention to provide an encoded data generation apparatus that can accurately detect the presence or absence of the data.
本発明は上記目的を達成するために、動き補償予測を用いて符号化された符号化データが入力され、その入力された符号化データに設定されているエラーの存在を示すためのフラグをチェックして前記エラーが存在するか否かを検出し、前記エラーの存在情報、前記エラーが存在する位置を示す第1の位置情報、前記エラーが存在する範囲を示す第1の範囲情報、及び前記エラーが存在する位置での符号化タイプを示す種別情報のうちの少なくとも1つ以上をエラー検出情報として出力するエラー検出部と、
前記エラー検出情報に基づいて、前記エラーを訂正するための置換符号列であるとともに前記符号化データの前記フラグを前記エラーが存在しない旨を明示する情報に置換するための置換符号列を生成し、前記生成した置換符号列と前記エラー検出情報とに基づいて前記符号化データの置換すべき位置を示す第2の位置情報と前記符号化データの置換すべき範囲を示す第2の範囲情報を作成し、前記作成した第2の位置情報及び第2の範囲情報に前記置換符号列を加えた置換情報を生成する置換情報生成部と、
前記置換情報生成部の前記置換情報に基づき、前記符号化データを、前記検出されたエラーが訂正され、かつ前記エラーが存在しない旨を明示する情報が前記フラグに設定された符号化データに置換する置換部とを、
有する符号化データ生成装置が提供される。
In order to achieve the above object, according to the present invention, encoded data encoded using motion compensation prediction is input, and a flag for indicating the presence of an error set in the input encoded data is checked. Detecting whether or not the error exists, the presence information of the error, first position information indicating a position where the error exists, first range information indicating a range where the error exists, and An error detection unit that outputs at least one of classification information indicating an encoding type at a position where an error exists as error detection information;
Based on the error detection information, a replacement code string for correcting the error and generating a replacement code string for replacing the flag of the encoded data with information clearly indicating that the error does not exist is generated. Second position information indicating a position where the encoded data is to be replaced and second range information indicating a range where the encoded data is to be replaced based on the generated replacement code string and the error detection information. A replacement information generating unit that generates replacement information by adding the replacement code string to the generated second position information and second range information;
Based on the replacement information of the replacement information generation unit, the encoded data is replaced with the encoded data in which the detected error is corrected and the information indicating that the error does not exist is set in the flag. A replacement part to be
An encoded data generation apparatus is provided.
また、本発明は上記目的を達成するために、動き補償予測を用いて符号化された符号化データが入力され、その入力された符号化データに設定されているエラーを検出するとともに、前記符号化データに設定されているエラーの存在の有無を示すためのフラグをチェックして、前記エラーの存在情報及び前記フラグの設定情報をエラー検出情報として出力するエラー検出部と、
前記エラー検出情報に基づいて、前記エラーが存在しない旨が明示された前記フラグが設定されている前記符号化データに前記エラーが検出された場合に、前記符号化データの前記フラグを前記エラーが存在する旨を明示する情報に置換するための置換符号列を生成する置換情報生成部と、
前記符号化データの前記フラグを前記置換情報生成部で生成された置換符号列で置換して、前記エラーが存在する旨を明示する情報が前記フラグに設定された符号化データを生成する置換部とを、
有する符号化データ生成装置が提供される。
In order to achieve the above object, the present invention receives encoded data encoded using motion compensated prediction, detects an error set in the input encoded data, and An error detection unit that checks a flag for indicating the presence or absence of an error set in the data, and outputs the error presence information and the flag setting information as error detection information;
Based on the error detection information, when the error is detected in the encoded data in which the flag in which the error does not exist is set is set, the error is set to the flag of the encoded data. A replacement information generation unit that generates a replacement code string for replacement with information that clearly indicates that it exists;
A replacement unit that replaces the flag of the encoded data with the replacement code string generated by the replacement information generation unit, and generates encoded data in which the information indicating that the error exists is set in the flag And
An encoded data generation apparatus is provided.
本発明は、上記の構成を有しており、動き補償予測を用いて符号化された符号化データの復号時に、エラーの存在の有無を正確に検出できるようになり、エラー発生によるビデオやオーディオの乱れを防止することができるようになる。 The present invention has the above-described configuration, and can accurately detect the presence or absence of an error when decoding encoded data encoded using motion compensated prediction. Disturbance can be prevented.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
<第1の実施の形態>
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る符号化データ生成装置として中継器が用いられる伝送システムを示すブロック図である。図1の伝送システムは、ビットストリーム生成装置500と、本発明に係る符号化データ中継器600と、中継先である再生装置700の接続例を示している。なお、図1に図示されている伝送システムは、本発明の第1〜第4の実施の形態に共通する構成である。
<First Embodiment>
First, a first embodiment of the present invention will be described. FIG. 1 is a block diagram showing a transmission system in which a repeater is used as an encoded data generation apparatus according to an embodiment of the present invention. The transmission system of FIG. 1 shows a connection example of a bit
ビットストリーム生成装置500は、蓄積媒体510にある画像情報を符号化器520によって符号化ビットストリームとし、送信器530によって伝送路1001に送信するように構成されている。
The bit
また、符号化データ中継器600は、伝送路1001を介してビットストリーム生成装置500から受信したビットストリームにエラーがある場合には中継器610でビットストリームを修正し、修正されたビットストリームを伝送路1002を介して中継先の再生装置700へ送信するように構成されている。
In addition, when there is an error in the bitstream received from the
また、中継先である再生装置700は、伝送路1002を介して符号化データ中継器600から送信されたビットストリームを受信器710により受信し、復号器720で復号するように構成されている。
Also, the
この経路において、送信器530から伝送されるビットストリームが、伝送路1001の影響によりエラーを持っていると仮定すると、本発明による中継器610はエラーを検証し修正することが可能であるので、エラーを持っているビットストリームに対するエラーコンシールメント能力を持たない復号器720においても、ビットストリームの再生が可能となる。また、入力ビットストリームを基にしたエラー訂正情報をあらかじめ用意する必要が無く、また、圧縮符号化コンシールメント用のデータ蓄積を必要とせずにシンタックスエラー訂正が可能であり、また、圧縮符号化ビットストリームのエラー訂正を行う伝送システムを実現することができる。
In this path, assuming that the bit stream transmitted from the
中継器610はシンタックスエラー訂正部及びセマンティクスエラー訂正部のいずれか1つ又は両方を有している。なお、以降では、シンタックスエラー及び/又はセマンティクスエラーを単にエラーと呼ぶことにする。また、中継器610が有しているシンタックスエラー訂正部及び/又はセマンティクスエラー訂正部をまとめて単にエラー訂正部と呼ぶことにする。
The
図2に本発明の第1の実施の形態におけるエラー訂正部のブロック図を示す。図2に示すとおり、エラー訂正部は、エラー検出部100と、復号部400と、置換情報生成部200と、ビットストリーム置換部300とから構成される。なお、以下では、圧縮符号化ビットストリームを単にビットストリームと呼ぶ。図2において、まず、入力としてビットストリーム10がエラー検出部100に入力される。エラー検出部100は、エラーの存在を示すためのフラグ(例えばTEIビットのフラグ)が立っているか否かをチェックすることによって、ビットストリーム10にエラーが含まれているかどうかを検出し、エラーの有無、エラーの発生位置などを検出情報20として出力する。
FIG. 2 shows a block diagram of the error correction unit in the first embodiment of the present invention. As shown in FIG. 2, the error correction unit includes an
また、復号部400にも同様に、入力ビットストリーム10が供給される。復号部400は、この入力ビットストリーム10を復号し、復号時に発生するヘッダ情報などを符号化パラメータ60として出力し、復号して構成された画像を復号画像70として出力する。なお、復号部400から出力される符号化パラメータ60、復号画像70は、置換情報生成部200に供給される。また、エラー検出部100から復号部400に渡された検出情報20も置換情報生成部200に供給される。
Similarly, the
置換情報生成部200は、復号部400から供給された検出情報20に基づいて、あらかじめ用意されたいくつかの符号列の中から、入力ビットストリーム10のエラーを修正するための置換符号列を選択する。そして、置換情報生成部200は、選択された置換符号列と検出情報20とに基づいて、置換すべき入力ビットストリーム10の位置、範囲及び置換符号列を定め、これらの情報を置換情報30として出力する。ただし、何らかの外部入力40により置換情報30が求められてもよい。
The replacement
このとき、エラーを修正するための置換情報30には、エラーの存在を示すためのフラグ位置のビットを下ろす(すなわち、例えばTEIの位置に相当するビットを0にする)ための位置情報及び置換符号列が含まれている。なお、置換符号列のエラーの存在を示すためのフラグ位置のビットは、あらかじめエラーが存在していないことを示す値に設定されていることが望ましい。
At this time, in the
ビットストリーム置換部300は、エラー検出部100から供給される入力ビットストリーム10と、置換情報生成部200から供給される置換情報30とに基づいて、エラーが検出された符号列を置換符号列に置換することによって、エラーの無いビットストリーム50を出力する。このエラーの無いビットストリーム50は、上述の置換情報30によってエラーの存在を示すためのフラグが下ろされるように符号の置換が行われ、その結果、ビットストリーム50にはエラーが存在しないことが明示的に示される。
Based on the
次に、図3を参照しながら、図2に図示されているエラー検出部100の動作について詳細に説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態におけるエラー検出部の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図3に図示されているフローチャートは、エラー検出部100における処理に加えて、処理後に出力される情報に関しても模式的に図示されている。
Next, the operation of the
図3において、エラー検出部100は、まず、入力ビットストリーム10をパースしながら(ステップS10)、この入力ビットストリーム10のエラーを検出する(ステップS11)。このとき、エラー検出部100は、入力ビットストリーム10に含まれるエラーの存在を示すためのフラグをチェックする。
In FIG. 3, the
エラーの検出判定(ステップS12)において、入力ビットストリーム10がエラーを含んでいる場合(すなわち、入力ビットストリーム10に含まれているエラーの存在を示すフラグが立っている場合)、エラーが存在することを示すフラグと、エラーが発生したビットストリーム10の位置情報、Reversible VLCのようにビットストリームを逆からパース可能な処理を用いた場合には、シンタックスエラーが発生している範囲情報、例えばMPEG−4 AVCの規格ではアクセスユニット単位、スライス単位、マクロブロック単位でのシンタックスエラー発生や、イントラ予測、インタ予測などの符号化タイプを示す種別情報を生成し(ステップS13)、検出情報20として出力する(ステップS15)。
In the error detection determination (step S12), when the
他方、入力ビットストリーム10がエラーを含まない場合(すなわち、入力ビットストリーム10に含まれているエラーの存在を示すフラグが下りている場合)、エラーが存在しないことを示すフラグ(エラー非存在フラグ)を生成し(ステップS14)、このエラー非存在フラグを検出情報20として出力する(ステップS15)。
On the other hand, when the
ステップS11、ステップS12では、例えば、連続していくつかのマクロブロックが欠落している場合、ピクチャサイズに対するマクロブロックの数は固定であるため、1ピクチャのパースが終わった時点で、マクロブロックの数が一致しなければシンタックスエラーであると判定される。ゆえに、この場合の検出情報20は、エラーの発生がマクロブロックで起きたことを示す種別情報、マクロブロックの欠落した位置情報(すなわちエラーの発生した箇所のアドレスや、Reversible VLCなどのビットストリームを逆からパース可能な処理を用いた場合は欠落したマクロブロックのアドレスの範囲情報)となる。
In step S11 and step S12, for example, when several macroblocks are continuously missing, the number of macroblocks with respect to the picture size is fixed. If the numbers do not match, it is determined that there is a syntax error. Therefore, the
また、例えば、MPEG−4 AVCの符号化方式において、B-Sliceを含むストリームのシーケンスパラメータセットのプロファイル値がBaseline Profileを示す値となっている場合はセマンティクスエラーとなり、シーケンスパラメータセットの単位が種別情報となり、シーケンスパラメータセットの存在するアドレスが位置情報となる。また、例えば動きベクトルが符号化方式のレベルで制限されている値を超えている場合には、動きベクトルの単位が種別情報となり、この動きベクトルが存在するマクロブロックアドレスが位置情報となる。 Also, for example, in the MPEG-4 AVC encoding method, if the profile value of the sequence parameter set of the stream including B-Slice is a value indicating Baseline Profile, a semantic error occurs, and the unit of the sequence parameter set is the type. It becomes information, and the address where the sequence parameter set exists becomes position information. For example, when the motion vector exceeds a value restricted by the level of the encoding method, the unit of the motion vector becomes type information, and the macro block address where the motion vector exists becomes position information.
次に、図4を参照しながら、図2に図示されている復号部400の動作について詳細に説明する。図4は、本発明の第1の実施の形態における復号部の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図4に図示されているフローチャートは、復号部400における処理に加えて、処理後に出力される情報に関しても模式的に図示されている。
Next, the operation of the
図4において、復号部400は、まず、入力されるビットストリーム10を復号する(ステップS40)。このとき、検出情報20のエラー発生位置情報、範囲情報、及び種別情報から復号画像70を生成できるかどうかを判定する(ステップS41)。エラーの発生により、復号画像70が生成できない場合はエラーが発生している箇所に対してエラーコンシールメントする(ステップS44)。エラーコンシールメントは、周辺画像の画素値を用いて欠落部分の画素を補間することによって行われる。例えば、マクロブロックに欠落が発生している場合は、マクロブロック周辺の画素値より補間する方法を用いてエラーコンシールメントが行われ、アクセスユニット単位で欠落している場合は、前の画像からの複製画像により補間する方法などを用いてエラーコンシールメントが行われる。そして、復号部400は、エラーコンシールメントが行われた画像を復号画像70として生成する(ステップS43)。また、復号画像が生成できた場合には、置換情報生成部200に復号画像70を出力する。
In FIG. 4, the
一方、復号部400は復号画像70のみではなく、エラーの無い箇所においては、付加情報として、復号時に発生する符号化パラメータ60を生成することもできる(ステップS42)。復号時に発生する符号化パラメータ60の例としては、シーケンスやピクチャのヘッダ情報や、動きベクトル、マクロブロックタイプといった再符号化の簡略化に用いることができるような情報が挙げられる。なお、復号部400から出力される符号化パラメータ60や復号画像70は、置換情報生成部200に出力される。また、図4では不図示だが、復号部400は、エラー検出部100から供給された検出情報20も置換情報生成部200に供給する動作を行う。
On the other hand, the
次に、図5を参照しながら、図2に図示されている置換情報生成部200の動作について詳細に説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態における置換情報生成部の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図5に図示されているフローチャートは、置換情報生成部200における処理に加えて、処理後に出力される情報に関しても模式的に図示されている。
Next, the operation of the replacement
置換情報生成部200は、検出情報20に基づき、上述した符号化パラメータ60を用いない場合は、復号画像70を用いて再符号化を行う(ステップS51)。一方、符号化パラメータ60を用いる場合には、置換情報生成部200は、符号化パラメータ60に基づき再符号化パラメータを生成する(ステップS50)。ここでの再符号化パラメータは、復号画像70の再符号化すべき位置若しくは範囲である。また、エラーの無い復号画像70の再符号化を簡略化するために、ヘッダ情報、動きベクトルなどの符号化パラメータ60を用いる場合には、復号部400から出力された符号化パラメータ60に基づいて再符号化パラメータを求め、この再符号化パラメータを用いることもできる。そして、置換情報生成部200は、再符号化パラメータを用いて入力ビットストリーム10の復号画像70を再符号化する(ステップS51)。なお、再符号化パラメータは、外部入力40によって決められてもよい。
Based on the
置換情報生成部200は、以上のように再符号化したビットストリームに加えて、エラーの存在を示すためのフラグを下ろすための値を置換符号列とし、この置換符号列と検出情報20とにより、置換すべき入力ビットストリーム10の位置情報、範囲情報を含む置換情報30を生成する(ステップS52)。
In addition to the bitstream re-encoded as described above, the replacement
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態によれば、動き補償予測された動画像符号化ビットストリームに含まれているエラーを示すためのフラグが立っている場合に、復号画像を用いて再符号化を行うため、シンタックスエラーが発生した部分の動き補償予測の再計算が可能である。よって、置換符号列をあらかじめ用意しておく方式や、単に直前の正常な符号列をコピーすることでエラーコンシールメントを行うような方式に比べ、エラーコンシールメント後のビットストリームの再生画像において画質を向上させることが可能である。また、符号化ビットストリームのエラーを修正する際に用いる置換符号列が、エラーの存在を示すためのフラグ(例えば、TEIビットのフラグ)を下ろす(0にする)ように設定されており、この置換符号列を用いてエラーに修正を行うことで、エラーが存在しないことを明示的に示し、復号時にエラー発生によるビデオやオーディオの乱れを防止することが可能となる。 As described above, according to the first embodiment of the present invention, when a flag for indicating an error included in a motion-coded bitstream that has been predicted for motion compensation is set, a decoded image Since re-encoding is performed using, motion-compensated prediction of a portion where a syntax error has occurred can be recalculated. Therefore, compared to a method in which a replacement code string is prepared in advance or a method in which error concealment is performed by simply copying the previous normal code string, the quality of the reproduced image of the bitstream after error concealment is improved. It is possible to improve. In addition, the replacement code string used when correcting the error of the encoded bitstream is set to lower (set to 0) a flag (for example, a TEI bit flag) indicating the presence of the error. By correcting the error using the replacement code string, it is possible to explicitly indicate that there is no error and to prevent video and audio disturbance due to the occurrence of an error during decoding.
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態におけるエラー訂正部のブロック図である。図6に示すとおり、本発明の第2の実施の形態におけるエラー訂正部は、エラー検出部100と、置換情報生成部201と、ビットストリーム置換部300とから構成される。なお、ビットストリーム置換部300は、動作及び接続関係共に、第1の実施の形態におけるビットストリーム置換部300(図2に図示)と同一である。
<Second Embodiment>
Next, a second embodiment of the present invention will be described. FIG. 6 is a block diagram of an error correction unit according to the second embodiment of the present invention. As shown in FIG. 6, the error correction unit in the second exemplary embodiment of the present invention includes an
また、図6に示すエラー検出部100の動作は、第1の実施の形態におけるエラー検出部(図2及び図3に図示)と同一であるが、検出情報20を置換情報生成部201に送る点において相違している。
The operation of the
まず、図6に図示されているエラー訂正部の全体的な動作について説明する。図6において、入力として入力ビットストリーム10がエラー検出部100に入力される。エラー検出部100は、エラーの存在を示すためのフラグ(例えばTEIビットのフラグ)が立っているか否かをチェックすることによって、ビットストリーム10にエラーが含まれているかどうかを検出し、エラーの有無、エラーの発生位置などを検出情報20として置換情報生成部201に出力する。
First, the overall operation of the error correction unit shown in FIG. 6 will be described. In FIG. 6, an
置換情報生成部201は、エラー検出部100から供給された検出情報20に基づいて、あらかじめ用意されたいくつかの符号列の中から、入力ビットストリーム10のエラーを修正するための置換符号列を選択する。そして、置換情報生成部201は、選択された置換符号列と検出情報20とに基づいて、置換すべき入力ビットストリーム10の位置、範囲及び置換符号列を定め、これらの情報を置換情報30として出力する。ただし、何らかの外部入力40により置換情報30が求められてもよい。
Based on the
このとき、エラーを修正するための置換情報30には、上述の本発明の第1の実施の形態と同様に、エラーの存在を示すためのフラグ位置のビットを下ろす(すなわち、例えばTEIの位置に相当するビットを0にする)ための位置情報及び置換符号列が含まれている。なお、置換符号列のエラーの存在を示すためのフラグ位置のビットは、あらかじめエラーが存在していないことを示す値に設定されていることが望ましい。
At this time, in the
ビットストリーム置換部300は、エラー検出部100から供給される入力ビットストリーム10と、置換情報生成部201から供給される置換情報30とに基づいて、エラーが検出された符号列を置換符号列に置換することによって、エラーの無いビットストリーム50を出力する。このエラーの無いビットストリーム50は、上述の置換情報30によってエラーの存在を示すためのフラグが下ろされるように符号の置換が行われ、その結果、ビットストリーム50にはエラーが存在しないことが明示的に示される。
Based on the
次に、図7を参照しながら、図6に図示されている置換情報生成部201の動作について詳細に説明する。図7は、本発明の第2の実施の形態における置換情報生成部の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図7に図示されているフローチャートは、置換情報生成部201における処理に加えて、処理後に出力される情報に関しても模式的に図示されている。
Next, the operation of the replacement
置換情報生成部201は、エラー検出部100から受けた検出情報20に基づき、入力ビットストリーム10において発生しているシンタックスエラーの種別や位置に従ってあらかじめ用意された符号列の中から、置換に用いる置換符号列を選択する(ステップS20)。そして、置換情報生成部201は、選択された置換符号列と検出情報20とに基づいて、入力ビットストリーム10を置換すべき位置、範囲を決定し、選択された置換符号列に加えて、エラーの存在を示すためのフラグを下ろすための値を合わせた情報を、置換情報30として生成する(ステップS21)。
Based on the
例えば検出情報20の種別情報がマクロブロックであり、いくつかのマクロブロックが欠落しており、欠落したマクロブロックの前後のマクロブロックタイプがNot Codedでdmv(差分動きベクトル)が0であるような場合、欠落した箇所のマクロブロックタイプも同様にNot Codedでdmvが0であると判定され、あらかじめ用意しておいたマクロブロックのNot Codedを示すフラグが欠落したマクロブロックの置換符号列となる。この場合、置換情報生成部201は、置換符号列の欠落したマクロブロック個数分を置換情報30として生成する。
For example, the type information of the
また、例えば、検出情報20の種別情報がアクセスユニットであり、いくつかのアクセスユニットが欠落している場合は、NoMC・Not Codedのフラグが欠落したアクセスユニットの置換符号列となる。この場合、置換情報生成部201は、置換符号列の、欠落したアクセスユニット個数分を置換情報30として生成する。また、入力ビットストリーム10の符号量と一致させるために、置換情報30の置換符号列にスタッフィングバイトを付加することもできる。
Further, for example, when the type information of the
また、例えば、MPEG−4 AVCの符号化方式において、B-Sliceを含むストリームのシーケンスパラメータセットのプロファイル値がBaseline Profileを示す値となっている場合は、置換情報生成部201は、置換符号列としてプロファイル値におけるMain Profileを示す値を選択し、置換情報30の置換符号列とする。また、入力ビットストリーム10の符号量と一致させるために、置換情報30の置換符号列にスタッフィングバイトを付加することもできる。
For example, in the MPEG-4 AVC encoding method, when the profile value of the sequence parameter set of the stream including B-Slice is a value indicating Baseline Profile, the replacement
また、エラー検出部100において、セマンティクスエラーを検出せず、入力ビットストリーム10の同一シンタックスを置換情報生成部201で常に同じ符号列を用いて置換する方式も考えられる。例えば、受信側となる復号器が、ビットストリームのヘッダにあるレベル値を見て、一定以上のレベル値を持つビットストリームは再生しないという制約を持つとする。ところが、上記の復号器は、符号化規格上で一定以上のレベル値でしか本来再生できない画像サイズも再生できる能力を持つとする。このとき、レベル値だけを常に一定レベル以下に書き換えれば、上記の復号器でビットストリームの再生が可能となる。そこで、エラー検出部100でセマンティクスのエラーを検出せず、置換情報生成部201でこの復号器が対応しているレベル値を置換符号列として用意しておき、入力ビットストリーム10が入ってきたときに、入力ビットストリーム10のヘッダのレベル値を用意したレベル値の符号列で置き換えるだけで、上記の復号器でのビットストリームの再生が可能となる。
Further, a method is conceivable in which the
なお、ここで、置換情報生成部201は、置換符号列の選択において、外部入力40によって供給された置換符号列を選択してもよい。このようにして外部入力40で制御することで、意図しない再生画像が出力されるのを防ぐことができる。
Here, the replacement
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば、動き補償予測された動画像符号化ビットストリームに含まれているエラーを示すためのフラグが立っている場合に、あらかじめエラーを置換するための符号列を用意しておくことで、エラーコンシールメントするために復号画像を再符号化する場合に比べ、高速なエラーコンシールメント処理を実現できる。また、単に直前の正常な符号列をコンシールメント用の符号列として用いる場合に比べ、エラーコンシールメント後のビットストリームにおいて、再生画像の画質を向上させることができる。また、符号化ビットストリームのエラーを修正する際に用いる置換符号列が、エラーの存在を示すためのフラグ(例えば、TEIビットのフラグ)を下ろす(0にする)ように設定されており、この置換符号列を用いてエラーに修正を行うことで、エラーが存在しないことを明示的に示し、復号時にエラー発生によるビデオやオーディオの乱れを防止することが可能となる。 As described above, according to the second embodiment of the present invention, when a flag for indicating an error included in a motion-coded video stream that has been predicted for motion compensation is set, an error is set in advance. By preparing a code string for substituting, a higher-speed error concealment process can be realized compared to the case of re-encoding the decoded image for error concealment. In addition, compared with the case where the previous normal code string is simply used as the code string for concealment, the quality of the reproduced image can be improved in the bit stream after the error concealment. In addition, the replacement code string used when correcting the error of the encoded bitstream is set to lower (set to 0) a flag (for example, a TEI bit flag) indicating the presence of the error. By correcting the error using the replacement code string, it is possible to explicitly indicate that there is no error and to prevent video and audio disturbance due to the occurrence of an error during decoding.
<第3の実施の形態>
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。上述の本発明の第1及び第2の実施の形態では、エラーの存在を示すためのフラグをチェックすることによってエラーを検出し、エラーが存在する場合には、エラーを修正するとともに置換文字列によってエラーの存在を示すためのフラグを下ろすようにすることで、復号時に、事前にエラーの存在を認知した処理を行えるようにしている。しかしながら、フラグを立てる処理は任意であるため、必ずしもエラー発生時にこのフラグが立っているとは限らない。
<Third Embodiment>
Next, a third embodiment of the present invention will be described. In the first and second embodiments of the present invention described above, an error is detected by checking a flag for indicating the presence of an error. If an error exists, the error is corrected and a replacement character string is used. The flag for indicating the presence of an error is lowered by means of this, so that processing that recognizes the presence of an error in advance can be performed at the time of decoding. However, since the process for setting a flag is arbitrary, this flag is not always set when an error occurs.
そこで、本発明の第3の実施の形態では、エラー検出部100が入力ビットストリームに関してエラーの検出処理を行って(図3のステップS11に対応)、エラーの有無、エラーの位置情報や範囲情報を含む検出情報20を生成し、エラーが存在する場合には、入力ビットストリーム10に対して、エラーの存在を示すためのフラグ(例えば、TEIビットのフラグ)を立てる(1にする)置換符号列によって符号の置換処理を行うことによって、ビットストリーム50を生成する。
Therefore, in the third embodiment of the present invention, the
これにより、入力ビットストリーム10のエラーが修正されるわけではないが、エラーが存在していることが示されていないエラー発生箇所に対して、明示的にエラーの存在を示すためのフラグが立てられるようになり、出力されるビットストリーム50の復号時に、エラーの有無及びエラー発生箇所を事前に、かつ正確に認知することが可能となり、復号時にエラー発生によるビデオやオーディオの乱れを防止することが可能となる。
As a result, an error in the
<第4の実施の形態>
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。本発明の第4の実施の形態では、本発明の第1〜第3の実施の形態におけるセマンティクスエラー検出において、例えば、システム運用上で、標準化された符号化規格の符号化条件に制限を加える場合に適用される。例えばエラー検出部100は、制限セマンティクスエラー検出部として動作し、入力となるビットストリームに対してあるシステムの制限事項を満足するかどうかを検出する。そして、システムの制限事項を満足しない場合に、エラー検出部100は、上述の本発明の第1〜第3の実施の形態と同様の検出情報20を出力する。その後の動作については、エラーを所定の符号化条件を満足しないエラーと読み替え、上述の本発明の第1〜第3の実施の形態と同様の動作が行われる。
<Fourth embodiment>
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described. In the fourth embodiment of the present invention, in the semantic error detection in the first to third embodiments of the present invention, for example, a restriction is imposed on the coding conditions of the standardized coding standard in system operation. Applicable to the case. For example, the
また、本発明の第4の実施の形態では、標準化されている符号化方式を満足していても、運用上の理由で、符号化方式の制限に更に細かい制限を加えた、規格を満たさないエラーを持つビットストリームを修正することができる。例えば、MPEG−2の規格は満たすが、あるシステムで制限されているMPEG−2ビットストリームの予約ビット値を満たさないようなビットストリームは、該当するシステムで取り扱うことができないが、本発明の第4の実施の形態によれば、該当するシステムの制限事項を満足するようにビットストリーム内の予約ビット値を修正するため、該当するシステムで取り扱うことができるビットストリームを生成可能である。 Further, in the fourth embodiment of the present invention, even if the standardized encoding method is satisfied, the standard is not satisfied by adding a finer restriction to the restriction of the encoding method for operational reasons. Bitstreams with errors can be corrected. For example, a bit stream that satisfies the MPEG-2 standard but does not satisfy the reserved bit value of the MPEG-2 bit stream restricted by a certain system cannot be handled by the corresponding system. According to the fourth embodiment, since the reserved bit value in the bit stream is corrected so as to satisfy the restrictions of the corresponding system, a bit stream that can be handled by the corresponding system can be generated.
また、例えばMPEG−2の規格を満たすOpen GOPで符号化されたビットストリームがあるとする。一方、あるシステムでは制限されているMPEG−2ビットストリームはClosed GOPで符号化されていなければならないという制限事項があるとする。この場合、該当するシステムの復号器で再生することはできないが、本発明の第4の実施の形態によれば、該当するシステムの制限事項を満足するように、MPEG−2のGOPに符号化順においてI-pictureの直後にある最初のB-pictureを双方向予測から、片方向予測に変更して再符号化する。このようにして、生成されたビットストリームはClosed GOPを満足するため、該当するシステムの復号器で再生することができるビットストリームを生成可能である。 Further, for example, it is assumed that there is a bit stream encoded by Open GOP that satisfies the MPEG-2 standard. On the other hand, it is assumed that there is a restriction that an MPEG-2 bit stream that is restricted in a certain system must be encoded with a Closed GOP. In this case, it cannot be reproduced by the decoder of the corresponding system. However, according to the fourth embodiment of the present invention, the MPEG-2 GOP is encoded so as to satisfy the restrictions of the corresponding system. In order, the first B-picture immediately after I-picture is changed from bidirectional prediction to unidirectional prediction and re-encoded. Thus, since the generated bit stream satisfies the Closed GOP, it is possible to generate a bit stream that can be reproduced by the decoder of the corresponding system.
本発明は、動き補償予測を用いて符号化された符号化データの復号時に、エラーの存在の有無を正確に検出できるようにし、エラー発生によるビデオやオーディオの乱れを防止することができるようにするという効果を有しており、動き補償予測を用いて符号化された符号化データのエラーを検出して、エラー検出結果に基づく符号化データを生成する符号化データ処理技術に適用可能である。 The present invention makes it possible to accurately detect the presence / absence of an error when decoding encoded data encoded using motion compensated prediction, and to prevent video and audio disturbance due to the occurrence of an error. And is applicable to a coded data processing technique for detecting coded data error encoded using motion compensation prediction and generating coded data based on the error detection result. .
100 エラー検出部
200、201 置換情報生成部
300 ビットストリーム置換部
400 復号部
500 ビットストリーム生成装置
510 蓄積媒体
520 符号化器
530 送信器
600 符号化データ中継器
610 中継器
700 再生装置
710 受信器
720 復号器
1001、1002 伝送路
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記エラー検出情報に基づいて、前記エラーを訂正するための置換符号列であるとともに前記符号化データの前記フラグを前記エラーが存在しない旨を明示する情報に置換するための置換符号列を生成し、前記生成した置換符号列と前記エラー検出情報とに基づいて前記符号化データの置換すべき位置を示す第2の位置情報と前記符号化データの置換すべき範囲を示す第2の範囲情報を作成し、前記作成した第2の位置情報及び第2の範囲情報に前記置換符号列を加えた置換情報を生成する置換情報生成部と、
前記置換情報生成部の前記置換情報に基づき、前記符号化データを、前記検出されたエラーが訂正され、かつ前記エラーが存在しない旨を明示する情報が前記フラグに設定された符号化データに置換する置換部とを、
有する符号化データ生成装置。 Encoded data encoded using motion compensated prediction is input, and a flag for indicating the presence of an error set in the input encoded data is checked to determine whether the error exists. And detecting the presence information of the error, the first position information indicating the position where the error exists, the first range information indicating the range where the error exists, and the encoding type at the position where the error exists. An error detection unit that outputs at least one of the type information shown as error detection information;
Based on the error detection information, a replacement code string for correcting the error and generating a replacement code string for replacing the flag of the encoded data with information clearly indicating that the error does not exist is generated. Second position information indicating a position where the encoded data is to be replaced and second range information indicating a range where the encoded data is to be replaced based on the generated replacement code string and the error detection information. A replacement information generating unit that generates replacement information by adding the replacement code string to the generated second position information and second range information;
Based on the replacement information of the replacement information generation unit, the encoded data is replaced with the encoded data in which the detected error is corrected and the information indicating that the error does not exist is set in the flag. A replacement part to be
A coded data generation apparatus having the same.
前記エラー検出情報に基づいて、前記エラーが存在しない旨が明示された前記フラグが設定されている前記符号化データに前記エラーが検出された場合に、前記符号化データの前記フラグを前記エラーが存在する旨を明示する情報に置換するための置換符号列を生成する置換情報生成部と、
前記符号化データの前記フラグを前記置換情報生成部で生成された置換符号列で置換して、前記エラーが存在する旨を明示する情報が前記フラグに設定された符号化データを生成する置換部とを、
有する符号化データ生成装置。
Encoded data encoded using motion compensated prediction is input, an error set in the input encoded data is detected, and the presence / absence of an error set in the encoded data is detected. An error detection unit that checks a flag for indicating and outputs the error presence information and the flag setting information as error detection information;
Based on the error detection information, when the error is detected in the encoded data in which the flag in which the error does not exist is set is set, the error is set to the flag of the encoded data. A replacement information generation unit that generates a replacement code string for replacement with information that clearly indicates that it exists;
A replacement unit that replaces the flag of the encoded data with the replacement code string generated by the replacement information generation unit, and generates encoded data in which the information indicating that the error exists is set in the flag And
A coded data generation apparatus having the same.
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