JP2007200508A - Magnetic disk device and control method of magnetic disk - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、磁気ディスク装置に関し、特に磁気ヘッド浮上量の制御技術に関する。 The present invention relates to a magnetic disk device, and more particularly to a technique for controlling the flying height of a magnetic head.
近年、磁気ディスク装置では、メディアの高記録密度化に伴って、読み書きを行うヘッドの浮上量が低下する傾向にある。ヘッドの浮上量が低下することに対応して、浮上量をヘッドに通電する電流で制御する技術(DFH:Dynamic Flying Height Controll)が適用され始めている。DFHが適用される磁気ディスク装置の実使用状態では、DFHによってABS(Air Bearing Surface)より突出したリード/ライト素子が媒体と接触してヘッドの故障やメディアの損傷が発生するリスクが考えられる。 In recent years, in a magnetic disk device, the flying height of a head for reading and writing tends to decrease as the recording density of media increases. In response to a decrease in the flying height of the head, a technique (DFH: Dynamic Flying Height Control) that controls the flying height with a current that is supplied to the head has begun to be applied. In an actual use state of a magnetic disk device to which DFH is applied, there is a risk that a read / write element protruding from an ABS (Air Bearing Surface) due to DFH may come into contact with the medium to cause a head failure or damage to the medium.
ヘッドと媒体の接触を避け、信頼性を向上させるための制御技術として種々のものが考案されている。特許文献1には、サスペンションに備えた機械・電気変換素子でヘッド浮上量の補正を行う技術が記載されている。外部からの衝撃を検知した際は、サスペンションへの印加電圧を解除し、スライダを媒体より遠ざけてヘッドと媒体の接触を防止する。
しかし、上記の方式の場合、サスペンションへの印加電圧を解除しサスペンションによりヘッドをメディアから遠ざけるため、衝撃時の応答が遅くなる。 However, in the case of the above method, the applied voltage to the suspension is released and the head is moved away from the medium by the suspension, so the response at the time of impact is delayed.
そこで本発明の目的は、衝撃時にヘッド素子と媒体の接触の危険性を低減することが可能な磁気ディスク装置を提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a magnetic disk device capable of reducing the risk of contact between a head element and a medium at the time of impact.
上記目的を達成するために本発明に係る磁気ディスク装置は、磁気ディスクと、前記磁気ディスクにデータを記録再生する記録再生素子と、前記記録再生素子を搭載し前記磁気ディスクに近接浮上するヘッドスライダと、前記ヘッドスライダを位置決めする位置決め手段と、前記記録再生素子近傍に設けられ、電力を供給することにより前記ヘッドスライダの浮上面方向に対して前記記録再生素子を突出させる変位制御素子と、前記変位制御素子に電力を供給する電力供給手段と、前記磁気ディスク装置外部からの衝撃を検知する衝撃検知手段と、を有し、前記衝撃検知手段により衝撃が検知された時は、前記変位制御素子への電力供給を停止し、前記ヘッドスライダの浮上面方向に突出された前記記録再生素子を後退させることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a magnetic disk apparatus according to the present invention includes a magnetic disk, a recording / reproducing element for recording / reproducing data on the magnetic disk, and a head slider mounted with the recording / reproducing element and flying close to the magnetic disk. Positioning means for positioning the head slider, a displacement control element provided in the vicinity of the recording / reproducing element, for projecting the recording / reproducing element with respect to the air bearing surface direction of the head slider by supplying electric power, A power supply means for supplying power to the displacement control element; and an impact detection means for detecting an impact from the outside of the magnetic disk device, and when the impact is detected by the impact detection means, the displacement control element And the recording / reproducing element protruding in the direction of the air bearing surface of the head slider is retracted. .
本発明によれば、衝撃時にヘッド素子と媒体の接触の危険性を低減することが可能な磁気ディスク装置を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a magnetic disk device capable of reducing the risk of contact between the head element and the medium at the time of impact.
以下本発明に係る実施の形態を、図面を参照して説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1は本発明に係る磁気ディスク装置の全体構成を示すブロック図である。磁気ディスク装置1はホスト2が発行する読み書き等の命令に従って駆動する。磁気ディスク3は磁気情報を保持する記録媒体であり、スピンドルモータ(SPM:Spindle Motor)4によって回転駆動する。磁気ヘッド5は主に磁気ディスク3にデータを書き込むライトヘッド6と、読み出しを行うリードヘッド7と、浮上制御素子8とから構成される。浮上制御素子8としてはヒータ素子等が用いられる。リードヘッド6及びライトヘッド7は、回転する磁気ディスク3上を浮上するヘッドスライダ(図示せず)に搭載され、ボイスコイルモータ(VCM:Voice Coil Motor)9によって磁気ディスク3上の任意の半径位置に移動することができる。磁気ヘッド5は浮上制御素子8によってライトヘッド6及びリードヘッド7を任意にヘッドスライダのABS(Air Bearing Surface)下面に突出させることができる。
FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of a magnetic disk apparatus according to the present invention. The
磁気ヘッド5はヘッドアンプ10と接続されている。ヘッドアンプ10は磁気ヘッド5とのリードライト信号の入出力を制御する。後述するライトチャンネルからの記録信号に同期してライトヘッド6に記録電流を供給する記録増幅機能や、リードヘッド7からの信号を増幅する再生信号増幅機能を有する。また、浮上制御素子8への電力供給機能を有し、ライト、リードゲート等に同期して電力を供給する。
The magnetic head 5 is connected to a
チャンネル10はホスト2からのライト信号を符号化する。ヘッドアンプ11へ送信するライトチャンネル機能及びヘッドアンプ11からのリード信号を解読するリードチャンネル機能を搭載する。環境センサ12は、CPU13の指示によって温度・湿度や気圧等の環境情報を取得する。衝撃センサ14は例えば加速度センサ等から構成される。衝撃センサ14は磁気ディスク装置1やスライダーに対する衝撃を検知し、衝撃を検知した際にCPU13へ報告する。
The
メモリ15は磁気ディスク装置1を制御するプログラムや制御のためのパラメータ等を保持する。CPU13は各センサからの情報とメモリ15に保持された情報とに基づいて、各構成要素へ命令を発する。メモリ15にはシーク、リード、ライトの各動作と温度や湿度や気圧等の環境に応じて、浮上制御素子8へ供給する電力を決定するテーブルが記憶されている。メモリ15に記憶されたテーブルは入力手段を通じて書き換えれるようにしても良い。CPU13は、テーブルと環境センサ12から取得した情報に基づいて、所望の電力を浮上制御素子8に供給するようにヘッドアンプ10へ指示する。
The
ハードディスクコントローラ(HDC:Hard Disc Controller)16は磁気ディスク装置1とホスト2とのインタフェースを構成し、CPU13と各種インタフェースおよびデータの交換を行う。CPU13はハードディスクコントローラ16からの指示によりモータドライバ17を制御する。スピンドルモータ4、ボイスコイルモータ9はモータドライバ17により駆動される。
A hard disk controller (HDC: Hard Disc Controller) 16 constitutes an interface between the
図2は本発明に係る磁気ディスク装置の外観斜視図である。磁気ディスク3はスピンドルモータ4に固定され、決められた速度で回転する。図示しないスライダーはサスペンション20に取り付けられ、磁気ディスク3への押し付け荷重を与えられている。スライダーはサスペンション20と共にアーム21を介して磁気ディスク3の上で制御により決められた半径に位置決めされる。磁気ディスク3の回転によって発生した空気の流れを受けてスライダーは一定の高さに浮上する。スライダーの先端に形成されている磁気ヘッド(図示せず)によって信号の記録再生を行う。スライダーの浮上量は、スライダーに加えられる荷重と磁気ディスク3の回転によって発生する風圧のバランスで決められる。
FIG. 2 is an external perspective view of the magnetic disk apparatus according to the present invention. The
図3は本発明に係る磁気ディスク装置のヘッド先端断面を示す模式図である。スライダー22の本体は例えばAlTiCを加工して作られている。スライダー22本体に求められる性質としては、非磁性であること、導電性があること、高剛性で変形しにくいこと、割れたり欠けたりしないこと、等が挙げられる。スライダー20本体の先端部には磁気ヘッド5が取り付けられている。磁気ヘッド5は例えばAl2O3により覆われる。磁気ヘッド5にはライトヘッド6、リードヘッド7、浮上制御用素子8が備えられている。磁気ディスク3の記録再生特性は磁気ヘッド5と磁気ディスク3の距離に大きく左右される。ライトヘッド6及びリードヘッド7と磁気ディスク3との距離を制御するために、ヒーター素子等で構成される浮上制御素子8が形成されている。浮上制御素子8に通電することでライトヘッド6及びリードヘッド7を磁気ディスク3に近づけたり遠ざけたりすることができる。ライトヘッド6及びリードヘッド7が磁気ディスク3に近づいたり遠ざかったりすることで、磁気ディスク3に対する磁気ヘッド5の浮上量を制御することができる。
FIG. 3 is a schematic diagram showing a cross-section of the head tip of the magnetic disk apparatus according to the present invention. The main body of the
一般的にリードヘッド6の先端6aおよびライトヘッド7の先端7aとスライダー22の底面22aには段差があり、間隔が生じている。この間隔を記録再生素子のリセス量Dと呼ぶ。リセス量は、ABSより突出したリードヘッド6およびライトヘッド7を、衝撃時等にABSより退避させるために設けられている。
Generally, there is a step between the
浮上量制御素子8としてはヒーター素子が広く用いられている。ライトヘッド6及びリードヘッド7の近傍に設けられたヒーター素子により加熱すると、ライトヘッド6及びリードヘッド7が膨張して出っ張る。膨張してライトヘッド6及びリードヘッド7の先端が磁気ディスク3に近づくことで、結果的に磁気ヘッド5の浮上量が小さくなる。ヒーター素子は、リードヘッド6及びライトヘッド7近傍の温度を上げることによりライトヘッド6及びリードヘッド7の変位を制御する。ヒーター素子に大きな電流を流すと温度が高くなり変位も大きくなる。DFHではライトヘッド6及びリードヘッド7をABSより局所的に突出させるため、磁気ディスク3と直接接触することによりライトヘッド6やリードヘッド7が損傷する危険性がある。
A heater element is widely used as the flying
図4は本発明に係る磁気ディスク装置のオントラック中のヘッド退避動作を示すフローチャートである。ここでは、ヘッド退避を実行する基準となる衝撃レベルを第1の基準値とし、浮上制御素子8によりリードヘッド6およびライトヘッド7の浮上量を大きくしABS面からリセスさせる基準となる衝撃レベルを第2の基準値とする。以下では浮上制御素子8としてヒータ素子を用いた場合を例に説明する。磁気ヘッド5はABSを介して磁気ディスク3のトラック上に位置している。リード時用の電力はヘッドアンプ10よりヒータ素子へ供給している。衝撃センサ14が衝撃を検知すると(ステップ4−2)、CPU13へ報告する。CPU13は衝撃レベルがヘッド退避基準値以上であるか否か判断する(ステップ4−3)。ヘッド退避を実行する基準となる衝撃レベルは任意に設定することが可能である。衝撃レベルがヘッド退避基準値以上であった場合(ステップ4−3のYes)、ヒータ素子への電力供給を停止し(ステップ4−4)、磁気ヘッド5を磁気ディスク3外へ退避させる(ステップ4−5)。衝撃レベルがヘッド退避基準値以下であった場合は(ステップ4−3のNo)、衝撃レベルがヒータオフ基準値以上か否か判断し(ステップ4−7)、衝撃レベルがヒータオフ基準値以上であった場合は(ステップ4−7のYes)、ヒータ素子をオフにする(ステップ4−8)。衝撃レベルがヒータオフ基準値に満たない時は(ステップ4−7のNo)、磁気ヘッド5は磁気ディスク3上のロードを継続するようにしても良い。ヒータオフ基準値以上の衝撃を検出した時は、ヒータ素子をオフにし、ライトヘッド6及びリードヘッド7をABSからリセスさせることで、ヘッド素子と磁気ディスク3との衝突を回避する。
FIG. 4 is a flowchart showing the head retracting operation during the on-track operation of the magnetic disk apparatus according to the present invention. Here, the shock level used as a reference for executing the head retraction is set as the first reference value, and the lift level of the read
衝撃を検出した際に、ヘッド退避かヒータオフのいずれの処理を行うかは衝撃レベルによって決定する。ヘッド退避基準以上であった場合、ヒータへの電力供給を停止し、ヘッドをディスク外へ退避させる。ヘッドとディスク表面が接触する程度の衝撃の時はヒータオフで対処する方法が考えられる。 Whether the head is retracted or the heater is turned off when an impact is detected is determined by the impact level. If it is above the head retraction reference, the power supply to the heater is stopped and the head is retreated out of the disk. In the case of an impact to the extent that the head and the disk surface come into contact, a method of dealing with the heater off can be considered.
図5は本発明に係る磁気ディスク装置のリード動作中のヘッド退避動作を示すフローチャートである。 FIG. 5 is a flowchart showing the head retracting operation during the read operation of the magnetic disk apparatus according to the present invention.
ホスト2からリード命令を受けると(ステップ5−2)、リードゲートに同期してリード時用電力がヒータ素子に供給され(ステップ5−3)、リード動作を開始する(ステップ5−4)。リード動作中に衝撃センサ14が衝撃を検知すると(ステップ5−5)、衝撃レベルがヘッド退避基準値以上かどうかの判断を行う(ステップ5−6)。衝撃レベルがヘッド退避基準値以上の場合は(ステップ5−6のYes)、ヒータ素子への給電を中止し(ステップ5−7)、リード動作を中断した後に磁気ヘッド5を退避させる(ステップ5−9)。
When a read command is received from the host 2 (step 5-2), power for reading is supplied to the heater element in synchronization with the read gate (step 5-3), and the read operation is started (step 5-4). When the
衝撃レベルがヘッド退避基準値以下の場合は(ステップ5−6のNo)、衝撃レベルがヒータ素子をオフにする基準値以下かどうか判断する(ステップ5−10)。ヒータ素子をオフにする基準値以上である場合は(ステップ5−11のYes)、ヒータ素子への給電を停止する(ステップ5−12)。衝撃レベルがヒータ素子を停止する基準値以下である場合は(ステップ5−11のNo)、リード動作を行い(ステップ5−13)、リード動作が正常にできるかどうか確認する(ステップ5−14)。リード動作が正常にできる場合は(ステップ5−14のYes)、リード動作を終了する(ステップ5−15)。リード動作が正常にできない時(ステップ5−14のNo)、リード動作の回数が基準以下である場合は(ステップ5−17のNo)、リード動作を繰り返す。リード動作の回数が基準以上である場合は(ステップ5−17のYes)、リードエラーと判断し(ステップ5−18)、リード動作を終了した後ホスト2に報告する。
If the impact level is less than or equal to the head retraction reference value (No in step 5-6), it is determined whether the impact level is less than or equal to a reference value for turning off the heater element (step 5-10). If it is equal to or greater than the reference value for turning off the heater element (Yes in step 5-11), power supply to the heater element is stopped (step 5-12). When the impact level is equal to or lower than the reference value for stopping the heater element (No in Step 5-11), a read operation is performed (Step 5-13), and it is confirmed whether the read operation can be performed normally (Step 5-14). ). If the read operation can be performed normally (Yes in step 5-14), the read operation is terminated (step 5-15). When the read operation cannot be performed normally (No in Step 5-14), if the number of read operations is less than the reference (No in Step 5-17), the read operation is repeated. If the number of read operations is equal to or greater than the reference (Yes in Step 5-17), it is determined as a read error (Step 5-18), and is reported to the
リード動作時に衝撃を検出した場合、ヒータ素子への給電を停止することでヘッドとディスクが衝突するのを防止することができる。 When an impact is detected during the read operation, it is possible to prevent the head and the disk from colliding by stopping the power supply to the heater element.
図6は本発明に係る磁気ディスク装置のライト動作中のヘッド退避動作を示すフローチャートである。ホスト2からライト命令を受けると(ステップ6−2)、ヒータ素子に給電し(ステップ6−3)、ライト動作を開始する(ステップ6−4)。ライト動作中に衝撃センサ14が衝撃を検知すると(ステップ6−5)、衝撃レベルがヘッド退避基準値以上かどうかの判断を行う(ステップ6−6)。衝撃レベルがヘッド退避基準値以上の場合は(ステップ6−6のYes)、ヒータ素子への給電を中止し(ステップ6−7)、ライト動作を中断した後に磁気ヘッド5を退避させる(ステップ6−9)。衝撃レベルがヘッド退避基準値以下の場合は(ステップ6−6のNo)、衝撃レベルがヒータ素子を停止する基準値以下かどうか判断する(ステップ6−11)。ヒータ素子を停止する基準値以上である場合は(ステップ6−11のYes)、ヒータ素子への給電を停止する(ステップ6−12)。ヒータ素子への給電を停止した後はライト動作を停止し終了する(ステップ6−13)。後述するように、ヒータ素子を停止した後にライト動作によりデータを確認する処理を入れてもよい。衝撃レベルが浮上制御素子8を停止する基準値以下である場合は(ステップ6−11のNo)、ライト動作を行い(ステップ6−14)、ライト動作が正常にできるかどうか確認する。
FIG. 6 is a flowchart showing the head retracting operation during the write operation of the magnetic disk apparatus according to the present invention. When a write command is received from the host 2 (step 6-2), power is supplied to the heater element (step 6-3), and a write operation is started (step 6-4). When the
図7は本発明に係る磁気ディスク装置のライト動作時のデータ確認動作を示すフローチャートである。ヒータ素子への給電を停止すると、リードヘッド6およびライトヘッド7は磁気ディスク3のABS面からリセスする。ライトヘッド7が磁気ディスク3から遠ざかった状態でデータ記録を行うとデータが正常に書き込まれないおそれがあるため、ヒータ素子への給電を停止した状態でのデータ記録は行わないようにする必要がある。一つの方法としては、図6のフローチャートで示したように、ヒータをオフにした後にライト動作を停止することが挙げられる。他の方法として、ヒータ素子への給電を停止した状態でデータ記録を行った後に、ライトリトライを行う方法が挙げられる。
FIG. 7 is a flowchart showing a data confirmation operation during a write operation of the magnetic disk apparatus according to the present invention. When power supply to the heater element is stopped, the
ヒータ素子を停止し(ステップ6−12)、ライト動作を行う(ステップ7−1)。ライト動作後にデータが正しく記録されているか否かの確認を行う(ステップ7−2)。データが正しく記録されていれば(ステップ7−3のYes)、ライト動作は終了するが正しく記録されていなければ(ステップ7−3のNo)、ライトリトライを実施し、リトライ毎に記録データの確認を行う。リトライ回数が基準以下であれば(ステップ7−5のNo)、リトライ動作を繰り返す。リトライ回数が基準回数を上回ると(ステップ7−5のYes)、ライト動作を停止し(ステップ7−6)、NGとしてホスト2に報告する。
The heater element is stopped (step 6-12), and a write operation is performed (step 7-1). It is confirmed whether data is correctly recorded after the write operation (step 7-2). If the data has been recorded correctly (Yes in step 7-3), the write operation is completed, but if it has not been recorded correctly (No in step 7-3), a write retry is performed, and the recording data is recorded for each retry. Confirm. If the number of retries is less than the standard (No in step 7-5), the retry operation is repeated. When the number of retries exceeds the reference number (Yes in Step 7-5), the write operation is stopped (Step 7-6) and reported as NG to the
磁気ディスク3との衝突を防止するために、リードヘッド6およびライトヘッド7をリセスした状態でも、ライト動作中にリトライを行うことでデータ記録の信頼性を向上させることができる。
In order to prevent a collision with the
本実施形態を実施した場合、衝撃時にヘッド素子と媒体の接触の危険性を低減することができる。 When this embodiment is implemented, the risk of contact between the head element and the medium at the time of impact can be reduced.
本発明ではその主旨を逸脱しない範囲であれば、上記の実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。 The present invention is not limited to the above embodiment as long as it does not depart from the gist of the present invention, and various modifications are possible.
1…磁気ディスク装置、2…ホスト、3…磁気ディスク、4…スピンドルモータ、5…磁気ヘッド、6…リードヘッド、7…ライトヘッド、8…浮上制御素子(ヒータ素子)、9…ボイスコイルモータ、10チャンネル…、11…ヘッドアンプ、12…環境センサ、13…CPU、14…衝撃センサ、15…メモリ、16…ハードディスクコントローラ、17…モータドライバ、20…サスペンション、21…アーム、22…スライダー、
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記磁気ディスクにデータを記録再生する記録再生素子と、
前記記録再生素子を搭載し前記磁気ディスクに近接浮上するヘッドスライダと、
前記ヘッドスライダを位置決めする位置決め手段と、
前記記録再生素子近傍に設けられ、電力を供給することにより前記ヘッドスライダの浮上面方向に対して前記記録再生素子を突出させる変位制御素子と、
前記変位制御素子に電力を供給する電力供給手段と、
前記磁気ディスク装置外部からの衝撃を検知する衝撃検知手段と、を有し、
前記衝撃検知手段により衝撃が検知された時は、前記変位制御素子への電力供給を停止し、前記ヘッドスライダの浮上面方向に突出された前記記録再生素子を後退させることを特徴とする磁気ディスク装置。 A magnetic disk;
A recording / reproducing element for recording / reproducing data on the magnetic disk;
A head slider mounted with the recording / reproducing element and flying close to the magnetic disk;
Positioning means for positioning the head slider;
A displacement control element provided in the vicinity of the recording / reproducing element and configured to project the recording / reproducing element with respect to the air bearing surface direction of the head slider by supplying power;
Power supply means for supplying power to the displacement control element;
An impact detection means for detecting an impact from outside the magnetic disk device,
When an impact is detected by the impact detection means, the power supply to the displacement control element is stopped, and the recording / reproducing element protruding in the direction of the air bearing surface of the head slider is retracted. apparatus.
前記ヘッドスライダを位置決めし、
電力供給することにより前記ヘッドスライダの浮上面方向に対し前記記録再生素子を突出させ、
前記磁気ディスク装置外部からの衝撃を検知し、
前記衝撃が検知された時は、前記電力供給を停止し、前記ヘッドスライダの浮上面方向に突出された前記記録再生素子を後退させることを特徴とする磁気ディスク装置の制御方法。 In a control method of a magnetic disk device, comprising: a magnetic disk; a recording / reproducing element for recording / reproducing data on the magnetic disk; and a head slider mounted with the recording / reproducing element and flying close to the magnetic disk.
Positioning the head slider;
The recording / reproducing element protrudes with respect to the air bearing surface direction of the head slider by supplying power,
Detecting an impact from outside the magnetic disk device,
When the impact is detected, the power supply is stopped, and the recording / reproducing element protruding in the direction of the air bearing surface of the head slider is retracted.
When performing the recording / reproducing operation of data by the recording / reproducing element, if the detected impact is smaller than the first reference value, the recording / reproducing operation is continued, and the data written after the recording / reproducing operation is completed. 5. The method of controlling a magnetic disk device according to claim 4, wherein the confirmation is performed.
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