JP2007196313A - Cutting apparatus for seed potato - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、特に、ジャガイモの種芋を植え付けるに際して、適度の大きさに切断する作業用として好適な、切断装置に関するものである。 In particular, the present invention relates to a cutting apparatus suitable for an operation of cutting to an appropriate size when planting potato seed pods.
一般に、ジャガイモの種芋は表面に比較的多数の新芽が発芽するので、種芋を適度の大きさに切断し、切断された個々の種芋片に1個または数個の芽を残して植え付ける。 In general, since a relatively large number of shoots germinate on the surface of a potato seed pod, the seed pod is cut into an appropriate size, and one or several shoots are left on each cut piece of seed pod.
従来、種芋を効率よく切断するための装置として、無端のベルトコンベアを用い、コンベアベルトで搬送される種芋の上へ、上方から一個または数個の刃物を降下させて、複数個に切断する装置が知られている(例えば、
それら従来の切断装置は、種芋を搬送コンベア上へ載せるとき、中央部の窪んだ支持具を用い、位置決めだけして特に固定することなく移送している。そして、搬送コンベアの終端まで移送されたところで、搬送ベルトが反転するとき支持具の上から重力で下方に設けた受け箱の中へ落下するようになっている。 In these conventional cutting apparatuses, when the seed potatoes are placed on the transport conveyor, they are transported without being particularly fixed only by positioning using a support tool that is depressed in the center. And when it is transported to the end of the conveyor, when the conveyor belt reverses, it falls from above the support into a receiving box provided below by gravity.
しかし、種芋が搬送コンベア上に固定されていないので、作業者による投入作業が容易である反面、刃物によって種芋が切断される際、コンベア上から側方へ飛び出してしまうことがあった。また、切断された種芋はコンベアの比較的高い位置から、下方に用意される受け箱の中へ落下させるように構成されているのでコンベアとの落差が大きく、種芋が勢いよく受け箱の中へ落下して新芽をつぶしたり、新芽がとれてしまったりする不具合があった。 However, since the seed candy is not fixed on the conveyor, it is easy for the operator to perform the loading operation. On the other hand, when the seed potato is cut by the blade, the seed potato sometimes jumps to the side. In addition, since the cut seeds are configured to drop into a receiving box prepared below from a relatively high position of the conveyor, there is a large drop with the conveyor, and the seeds vigorously enter the receiving box. There was a problem of falling and crushing new shoots or removing new shoots.
このような不具合は、種芋を固定する手段として、機械的につかんだり、放したりするものを用い、種芋を切断する前に種芋を固定し、種芋が搬送ベルトによってコンベアの下側へ運ばれたときに放すようにして、低い位置から受け箱へ投入することによって改善される。しかし、個々の種芋は大きさも形状も、そして、発芽する位置も一定しないから、種芋の外形に倣って保持することのできる保持装置を作るのが難しく、高価なものとなり易かった。
解決しようとする問題点は、刃物が種芋を切断する際に、種芋の形や大きさが不揃いであっても、種芋が搬送ベルト上に安定に保持されるよう、また、切断された種芋がベルトコンベアの低い位置まで安定に搬送されること、および、受け箱の上で正確に落下させることのできる廉価な装置を得ることである。 The problem to be solved is that when the cutter cuts the seed pod, the seed pod is stably held on the conveyor belt even if the shape and size of the seed pod are not uniform. To obtain a low-cost apparatus that can be stably transported to a low position on a belt conveyor and can be accurately dropped on a receiving box.
本発明は、駆動ローラと従動ローラとの間に、種芋の固定手段を設けた搬送ベルトを巻回して種芋の搬送コンベアを構成し、その搬送コンベアの上流側に種芋の投入部と下流側に刃物が昇降する刀入部とを設け、前記刀入部の上方に搬送ベルトの上へ刃物を昇降させる昇降手段を設けるものにおいて、前記搬送ベルト上に上向きの釘部材を植設して固定手段を構成するとともに、前記搬送ベルトの戻り側に位置して、種芋を固定手段から引き離すための掻き落し板と、その掻き落し板の下方に位置して受け箱のための空間を設置することを最も主要な特徴とする。 In the present invention, a conveyor belt provided with seeding fixing means is wound between a driving roller and a driven roller to form a seeding conveyor, and the seeding feeder is disposed upstream and downstream of the conveyor. A tool insertion part for raising and lowering the blade, and a lifting means for raising and lowering the blade on the conveyor belt above the knife insertion part. A fixing means is configured by implanting an upward nail member on the conveyor belt. In addition, it is most important to install a scraping plate for pulling seeds away from the fixing means, and a space for the receiving box located below the scraping plate, located on the return side of the conveyor belt. Features.
そこでは、逃げ溝は刃物の進行方向先方に刃物の刃先形状よりやゝ大きな溝として形成され、前記固定手段はその逃げ溝を挟んで両側に植設した釘部材によって構成されるのが好ましい。また、前記刃物と逃げ溝とは、刃物の進退方向と平行な軸線を持ち、その軸線から放射方向に伸びる2枚、3枚、および4枚からなる3種が一対として準備されるのがよい。 In this case, it is preferable that the escape groove is formed as a groove slightly larger than the shape of the blade edge of the blade in the forward direction of the blade, and the fixing means is constituted by nail members planted on both sides of the escape groove. Further, the cutter and the relief groove may be prepared as a pair of three, two, three, and four having an axis parallel to the advancing and retreating direction of the cutter and extending radially from the axis. .
本発明に係る種芋の切断装置は、投入部から刀入部へと搬送された種芋が、刃物によって切断されるとき、切断された個々の切断片が釘部材によって所定の位置に保持されるので、それらが搬送コンベア上で散乱したりコンベアの外へ飛散することがなく、装置自体や、装置の周辺を衛生的に保つことができる。 The seed slicing device according to the present invention is such that when the seed sword transported from the insertion part to the sword insertion part is cut by the blade, the cut individual pieces are held in place by the nail member. They are not scattered on the conveyer or scattered outside the conveyer, and the device itself and the periphery of the device can be kept hygienic.
また、種芋は切断された後も切断時の位置と姿勢を保ったまま搬送コンベアの下面へ移送され、低い位置で掻き落し板により、釘部材から離脱させられるので、受け箱との落差が小さく、落下の際に新芽を損傷する不具合を最少にすることができる。 In addition, the seed pod is transferred to the lower surface of the transport conveyor while maintaining the position and posture at the time of cutting, and is removed from the nail member by a scraping plate at a low position, so that the drop with the receiving box is small. In this case, it is possible to minimize the problem of damaging the sprout during the fall.
さらに、種芋の固定手段は、逃げ溝を有する搬送板と、その逃げ溝を挟んで両側に植設した釘部材とによって構成されるものであり、固定の操作が容易で、かつ、切断装置の構造が複雑になることもない。また、固定手段に対する種芋の固定は、種芋の新芽の位置を勘案して、釘部材の上へ載せ、上から押し付けて刺し込むだけの簡単な操作で足り、切断作業が容易である。 Furthermore, the seed vat fixing means is constituted by a conveying plate having a relief groove and nail members planted on both sides of the relief groove, the fixing operation is easy, and the cutting device The structure is not complicated. In addition, the fixation of the seed pod to the fixing means requires a simple operation of simply placing the seed bud on the nail member in consideration of the position of the bud of the seed potato, pressing it from above, and piercing it.
以下、図示の実施例を説明する。図1中、10は本発明に係る種芋の切断装置である。切断装置10は等辺山形鋼を溶接して組み立てた枠体12と、その枠体12の上下方向中央部に支持された搬送コンベア20、および、搬送コンベア20の上へ種芋を切断するための刃物38を支持し、かつ昇降させるための昇降手段14を含む。また、枠体12は下面がキャスタ車輪17と、直線的に進行する固定車輪18との各2個によって支持されており、移動が容易にできるようになっている。
Hereinafter, the illustrated embodiment will be described. In FIG. 1,
前記搬送コンベア20は、いわゆる無端のベルトコンベアであり、駆動ローラ21と従動ローラ22との間に、搬送ベルト23が巻回されている。そして、搬送方向上流側が前記枠体12から側方へ突出していて種芋の投入部15をなし、前記昇降手段14の下側に位置する下流側が、上方から降下する刃物によって種芋を切断するための空間である刀入部16をなしている。枠体12には搬送コンベア20の下方に位置して種芋の受け箱24を収容するための空間が準備されており、そこには受け箱24たる合成樹脂製のコンテナが収められている。
The
搬送コンベア20の要部は図2で示すように、枠体12へ取り付けた左右の側板25、25と、その側板25、25に取り付けたベアリングユニット26、26を介して軸支された前記駆動ローラ21と従動ローラ22、および搬送ベルト23によって構成されている。27は前記駆動ローラ21と従動ローラ22との支軸であり、各支軸27、27は両端近傍に固定した左右のスプロケット28、28によって、搬送ベルト23の裏面に溶接された左右のローラーチェーン29と噛合している。
As shown in FIG. 2, the main part of the
左右のローラーチェーン29、29は支軸27を介して減速機付きの電動機30と連結されており、電動機30は図示してない制御盤に制御されて、搬送される種芋が刃物を支持する昇降手段14の直下に来たとき、一旦停止する形で間欠的に搬送ベルト23を駆動する。なお、以上の構成や機能は従来の装置と多少相違するものの大差はない。
The left and
この発明において、前記昇降手段14は、減速機付の電動機41によって駆動される腕部材42と、その腕部材42によって持ち上げられる吊り腕43、および、その吊り腕43を持ち上げられた位置に一旦係止する電磁フック44などで構成され、その昇降手段14は鉛直方向に配置された昇降軸45を介して刃物38と連結してある。よって、昇降手段14は搬送ベルト23の動作と関連し、搬送ベルト23が一旦停止した位置で刃物38を落下させる。
In the present invention, the
昇降手段14は、その状態から腕部材42が回転し、腕部材42に設けたカム面42aによって吊り腕43が持ち上げられる。吊り腕43が所定の位置まで持ち上げられると、その下端面が電磁フック44によって支持され、同時に腕部材42は原位置へ復帰し、次の動作時まで待機する。そして、種芋を載せた搬送板23bが刃物38の直下で停止したとき、電磁フック44が退去して係合が外れ、吊り腕43が重力で、落下して、種芋を所定の数に分割するようになっている。
As for the raising / lowering means 14, the
次に、搬送ベルト23を説明する。搬送ベルト23は、前記左右のローラーチェーン29、29の間を、鋼板製の連結板23aによって連結することによって構成されており、その連結板23aの上に種芋を支持する合成樹脂製の搬送板23bが重ねて取り付けられている。
Next, the
搬送板23bは板厚が10ミリ程度の短冊形をなし、その上面には図3で示すように、上方から降下する刃物38と搬送板23bとが衝突しないための逃げ溝31と、種芋を固定するための釘部材32とが設けられている。なお、搬送コンベア20は前記搬送板23bの幅方向中心が前記昇降軸45の軸線上にある位置で搬送を一旦停止するようセットされている。
The
各逃げ溝31は種芋の置かれる位置に設けられるもので、1枚の搬送板23b毎に、前記昇降軸45の軸線上に1個と、その両側に各1個との3対が設けられている。種芋の置かれる位置は、置かれる種芋の仮想中心から搬送板23b上へ鉛直に下ろした中心31aであり、逃げ溝31は中心31aから放射方向へ伸びる2個の溝によって構成されるI型溝31bと、3個の溝からなるY型溝31c、および、4個の溝からなる十字型溝31dの3種からなる。よって、それら3対の逃げ溝31は搬送コンベア20の移送方向と直交する方向に配列される。
Each
前記固定手段たる釘部材32は、直径が2ミリ前後の細い硬質の鋼線からなり、必要に応じて先端部を尖らせてある。そして、図6で示すように、種芋の切断片の1個には少なくとも1個の釘部材32が突き刺さるよう勘案して、各逃げ溝31の外側に植設されている。
The
この様に配置された釘部材32へ種芋を固定するには、種芋の新芽の数が2個のときは、新芽がI型溝31bの溝を挟んで両側にくる姿勢で、釘部材32、32の上へ載せ、押し下げて釘部材32、32へ差し込む。同様にして、新芽の数が3個のときは、新芽の3個がY型溝31cの溝を挟む形で釘部材32、32へ刺し込んで固定する。新芽の数が4個のときは同様にして、十字型溝31dの位置に固定する。なお、前記刃物38は逃げ溝31の中心31aから昇降軸45の軸線と平行な、鉛直方向の軸線を持ち、逃げ溝31と同様に、その軸線から放射方向に伸びる2枚、3枚、および4枚からなっている
In order to fix the seed pods to the
35は搬送ベルト23の戻り側、すなわち、搬送コンベア20の下方に設置された掻き落し板である。掻き落し板35は搬送ベルト23によって搬送されてくる切断された種芋を固定手段たる釘部材32、32から引き離し、前記受け箱24の中へ落下させるため設けられている。
次に、切断装置10の動作を説明する。搬送コンベア20が移動し、所定位置にくると、一旦停止するので、投入部15において、作業者が上向きの位置にある搬送板に設けた固定手段たる釘部材32の上に種芋を載せ、位置を合わせて刺し込む。搬送コンベア20は引き続き所定距離移動して、この停止する動作をくり返す。
Next, the operation of the cutting
釘部材32へ差し込まれた種芋が刀入部16に至ると、搬送コンベア20が停止している間に、刃物38が上方から降下して、種芋を切断する。このとき、種芋は切断されても、釘部材32によって固定されているので、搬送ベルト23上にとどまり、周囲へ落下することがない。
When the soot inserted into the
搬送ベルト23が半周まわって、切断された種芋が搬送コンベア20の下側に達すると、種芋はそこに設置された掻き落し板35に当接してそれ以上の移動が阻止され、釘部材32から抜けて、重力により下方に置かれた受け箱24の中へ落下する。
When the
10 切断装置
12 枠体
14 昇降手段
15 投入部
16 刀入部
17 キャスタ車輪
18 固定車輪
20 搬送コンベア
21 駆動ローラ
22 従動ローラ
23 搬送ベルト
23a 連結板
23b 搬送板
24 受け箱
25 側板
26 ベアリングユニット
27 支軸
28 スプロケット
29 ローラーチェーン
30 減速機付きの電動機
31 逃げ溝
31a 中心
31b I型溝
31c Y型溝
31d 十字型溝
32 釘部材(固定手段)
35 掻き落し板
38 刃物
41 電動機
42 腕部材
42a カム面
43 吊り腕
44 電磁フック
45 昇降軸
DESCRIPTION OF
35
Claims (3)
In claim 2, the blade and the relief groove have an axis parallel to the advancing and retreating direction of the blade, and three types of two, three, and four extending in the radial direction from the axis are prepared as a pair. Some sort of cutting device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006016558A JP2007196313A (en) | 2006-01-25 | 2006-01-25 | Cutting apparatus for seed potato |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006016558A JP2007196313A (en) | 2006-01-25 | 2006-01-25 | Cutting apparatus for seed potato |
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Family
ID=38451418
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2007196313A (en) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2006
- 2006-01-25 JP JP2006016558A patent/JP2007196313A/en active Pending
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