JP2007194429A - 強磁性・強誘電性材料及び半導体装置 - Google Patents

強磁性・強誘電性材料及び半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007194429A
JP2007194429A JP2006011595A JP2006011595A JP2007194429A JP 2007194429 A JP2007194429 A JP 2007194429A JP 2006011595 A JP2006011595 A JP 2006011595A JP 2006011595 A JP2006011595 A JP 2006011595A JP 2007194429 A JP2007194429 A JP 2007194429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ions
ion
ferromagnetic
site
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006011595A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Sato
桂輔 佐藤
Masao Kondo
正雄 近藤
Kenji Maruyama
研二 丸山
Masanori Shiozawa
正規 塩澤
Yoshizo Asai
吉蔵 浅井
Yoshihiko Kobayashi
義彦 小林
Koji Abe
浩二 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
University of Electro Communications NUC
Original Assignee
Fujitsu Ltd
University of Electro Communications NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, University of Electro Communications NUC filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2006011595A priority Critical patent/JP2007194429A/ja
Publication of JP2007194429A publication Critical patent/JP2007194429A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Thin Magnetic Films (AREA)

Abstract

【課題】極めて安定なペロブスカイト構造を有し、強磁性及び強誘電性を併有する材料を、超高圧等の特殊環境を要せず安価で比較的容易に製造し、半導体メモリに適用する。
【解決手段】組成式がABO3の結晶格子を有する強磁性・強誘電性材料であって、AサイトにBiイオン及び少なくとも1種の希土類陽イオンを、Bサイトに陽イオンであって超交換相互作用を示す複数種の磁性イオンをそれぞれ含み、強磁性及び強誘電性を併有する材料をキャパシタ膜3に適用し、MFIS−FETを構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、強磁性及び強誘電性の双方の性質を示す強磁性・強誘電性材料及びこれをキャパシタ膜として用いた半導体装置に関する。
近年、自発分極を持つ強誘電材料をキャパシタ膜に用いた不揮発性メモリ(FeRAM)は、次世代のメモリとして、非接触のICカード等への応用が期待されている。更には、極めて簡易な構成であって大容量の不揮発性メモリ実現の有力な基本素子として、半導体基板とゲート電極との間に強誘電体材料からなるキャパシタ膜を挟持してなるMFS(金属(Metal)−強誘電体(Ferromagnetic)−半導体(Semiconductor))−FETや、半導体基板とキャパシタ膜との反応を防止するための絶縁膜を加えたMFIS(金属(Metal)−強誘電体(Ferromagnetic)−絶縁膜(Insulator)−半導体(Semiconductor))−FETが開発されている(特許文献1参照)。
特開平11−26704号公報 Journal of American Chemical Society. 127, 8889 2005
しかしながら、上記のように強誘電性のみを用いた半導体メモリでは、更なる高密度化や信頼性の向上に限界が見られている。
そこで、半導体メモリの更なる高密度化と信頼性の向上を実現すべく、キャパシタ膜の材料として、強磁性と強誘電性との双方の性質を併有する材料を使用することが検討されている。近年、東らにより、Bi2NiMnO6により強磁性性及び強誘電性を示す報告がなされた(非特許文献1参照)。非特許文献1では、NiイオンとMnイオンとの間における正の超交換相互作用により強磁性を実現し、Biイオンにより強誘電性を実現する旨が記載されている。
ところが、Bi2NiMnO6は、常圧下では極めて不安定であり、例えば6GPaの如き超高圧下で初めてペロブスカイト構造を持つ結晶が得られる材料である。そのため、超高圧環境のような特殊で高価な機器等を要することなく、安価な方法で比較的容易に製造できるキャパシタ膜の材料が望まれている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、極めて安定なペロブスカイト構造を有し、強磁性及び強誘電性を併有する材料であり、超高圧等の特殊環境を要せず安価で比較的容易に製造することが可能な強磁性・強誘電性材料を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、上記の強磁性・強誘電性材料をキャパシタ膜に適用して、強磁性及び強誘電性の双方の特性を示し、十分な強誘電性と共に、磁化が大きく磁化の信号を安定して使用可能な高性能・高容量の記憶機能を有する半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の強磁性・強誘電性材料は、組成式がABO3の結晶格子を有する強磁性・強誘電性材料であって、前記結晶格子のAサイトにBiイオン及び少なくとも1種の希土類陽イオンを、Bサイトに陽イオンであって超交換相互作用を示す複数種の磁性イオンをそれぞれ含み、強磁性及び強誘電性を併有する。
本発明の半導体装置は、半導体領域と、前記半導体領域上にキャパシタ膜を介してパターン形成されてなる電極とを含み、前記キャパシタ膜は、組成式がABO3の結晶格子を有し、前記結晶格子のAサイトにBiイオン及び少なくとも1種の希土類陽イオンを、Bサイトに陽イオンであって超交換相互作用を示す複数種の磁性イオンをそれぞれ含み、強磁性及び強誘電性を併有する強磁性・強誘電性材料を含む材料からなる。
本発明によれば、極めて安定なペロブスカイト構造を有し、強磁性及び強誘電性を併有する材料であり、超高圧等の特殊環境を要せず安価で比較的容易に製造することが可能な強磁性・強誘電性材料が実現する。
本発明によれば、上記の強磁性・強誘電性材料をキャパシタ膜に適用して、強磁性及び強誘電性の双方の特性を示し、十分な強誘電性と共に、磁化が大きく磁化の信号を安定して使用可能な高性能・高容量の記憶機能を有する半導体装置が実現する。
−本発明の基本骨子−
本発明では、強磁性及び強誘電性の双方の性質を安定に得るべく、組成式がABO3で表される単純ペロブスカイト構造の結晶格子を有する材料であることを前提とする。
一般的に、単純ペロブスカイト構造の結晶格子において、Biイオンサイト又はFeイオンサイトに、Biイオン又はFeイオン以外の三価の陽イオンを有するBiFeO3を含む材料をキャパシタ膜に用いた半導体メモリでは、リーク電流を低減することができると考えられる。3価の陽イオンとなっているか否かは、例えばXPS(X線光電子分光法)で確認することができる。Biイオン又はFeイオン以外の3価の陽イオンを生じ得る元素としては、遷移元素(即ちd−ブロック元素)を除くもの、例えば上記のようにf−ブロック元素であるランタノイドやIIIA属の元素が好ましい。但し、Scはd−ブロック元素であるが、三価以外の価数を取り難いので本発明の目的に適している。
本発明では、上記の事実に鑑みて、ペロブスカイト構造の結晶格子のAサイトにBiイオン及び少なくとも1種の希土類陽イオンを、Bサイトに陽イオンであって超交換相互作用を示す複数種の磁性イオンをそれぞれ含む構成の強磁性・強誘電性材料を採用する。
組成式がABO3で表される単純ペロブスカイト構造の結晶格子は、図1に示すような構成を採る。
ここで、十分な大きさの強磁性を得るため、Bサイトには、イオンであって超交換相互作用を示す複数種の磁性イオンが適用される。具体的には、Coイオン−Mnイオン、Niイオン−Mnイオン、及びCuイオン−Mnイオンよりなる群から選ばれた1種とすることが好適である。
AサイトにBi3+を含む標準的な単純ペロブスカイト構造として、AサイトをBi3+、Bサイトを例えばNiイオン−Mnイオン、具体的には(Ni0.5Mn0.53-とした場合について考察する。Aサイトがプラス3価以外の価数をとると、結晶中に格子欠陥が増え、リーク電流が増加し易い。特にBサイトの価数は変動し易くなる。更に、酸化ビスマスは融点が817℃と低く、加熱により蒸発し易いことから、結晶化プロセス中にペロブスカイト構造のサイトから欠損し易い。欠損量が多くなると強誘電性を有しない異相が生成され、リーク電流が増大する。
本発明では、上記の事実に鑑みて、Bサイトを例えば(Ni0.5Mn0.53-とした場合、AサイトをBi3+及び少なくとも1種の希土類陽イオンとする。この希土類陽イオンとしては、Laイオン、Ceイオン、Prイオン、Ndイオン、Smイオン、Euイオン、Gdイオン、Tbイオン、Dyイオン、Hoイオン、Erイオン、Tmイオン、Ybイオン、及びLuイオンからなる群から選ばれた少なくとも1種を用いることが好適である。この構成を有する単純ペロブスカイト構造の材料は、高圧合成等の特殊環境を利用せずとも容易に製造することができ、所期の強磁性及び強誘電性を共に発現することが判明した。
また、Bサイトについて、Coイオン−Mnイオン、Niイオン−Mnイオン、又はCuイオン−Mnイオンにおいて、MnサイトについてはTiイオン、Zrイオン、及びHfイオンからなる群から選ばれた1種で置換し、NiサイトについてはMgイオンで置換してなる材料をキャパシタ膜に適用して半導体メモリを構成することにより、リーク電流が大幅に低下することが判明した。
−本発明を適用した具体的な実施形態−
本実施形態では、本発明をMFIS−FETに適用した一例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(MFIS−FETの概略構成)
図2は、本実施形態によるMFIS−FETの構成を示す概略断面図である。
このMFIS−FETではn-型のシリコン単結晶半導体基板1(以下、単にシリコン基板1と記す)上に絶縁膜2を介してキャパシタ膜3がパターン形成され、キャパシタ膜3上に上部電極(ゲート電極)4がパターン形成され、電極構造11が構成される。そして、電極構造11の両側におけるシリコン基板1の表層に一対のp型のソース/ドレイン領域12が形成されている。
絶縁膜2は、例えば膜厚5nm程度のYSZ(Yttrium Stabilized Zirconia)膜21と、例えば膜厚12nm程度のチタン酸ストロンチウム(STO)膜22とが積層されて構成されている。ここで、STO膜22は、その内部に例えば膜厚換算で2nm程度のSrOが取り込まれている。この絶縁膜2は、絶縁機能と、キャパシタ膜3の結晶エピタキシャル成長を可能とする機能との他に、シリコン基板1とキャパシタ膜3との間を遮断して、SiとBi,Ni, Mnとの化学反応を防止する機能を有する。
キャパシタ膜3は、ABO3の結晶格子を有する材料であって、結晶格子のAサイトにBiイオン及び少なくとも1種の希土類陽イオン、Bサイトに陽イオンであって超交換相互作用を示す複数種の磁性イオンがそれぞれ位置する強磁性・強誘電性材料から形成されている。本実施形態では、当該強磁性・強誘電性材料として、希土類陽イオンにLaイオン、複数種の磁性イオンにNi−Mnイオンが選択されてなる(BiLa)(Ni0.5Mn0.5)O3が用いられる。
なお、上述したように、Aサイトの希土類陽イオンには、Laイオン、Ceイオン、Prイオン、Ndイオン、Smイオン、Euイオン、Gdイオン、Tbイオン、Dyイオン、Hoイオン、Erイオン、Tmイオン、Ybイオン、及びLuイオンからなる群から選ばれた少なくとも1種が適用される。ここで、MnサイトについてはTiイオン、Zrイオン、及びHfイオンからなる群から選ばれた1種で置換し、NiサイトについてはMgイオンで置換してなる材料をキャパシタ膜に適用しても好適である。
また、Bサイトの複数種の磁性イオンには、Coイオン−Mnイオン、Niイオン−Mnイオン、及びCuイオン−Mnイオンよりなる群から選ばれた1種が適用される。
上記のようなAサイトとBサイトとの組み合わせに基づき、キャパシタ膜3を構成する強磁性・強誘電性材料としては、(BiLa)(Ni0.5Mn0.5)O3の代わりに、以下のものを用いてもよい。
Bサイトの複数種の磁性イオンとしてNi−Mnイオンを有する他の強磁性・強誘電性材料には、
(BixLa1-x)(Ni0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixCe1-x)(Ni0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixPr1-x)(Ni0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixNd1-x)(Ni0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixSm1-x)(Ni0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixEu1-x)(Ni0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixGd1-x)(Ni0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixTb1-x)(Ni0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixDy1-x)(Ni0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixHo1-x)(Ni0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixEr1-x)(Ni0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixTm1-x)(Ni0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixYb1-x)(Ni0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixLu1-x)(Ni0.5Mn0.5)O3 (0<x<1)
等が好適である。
Bサイトの複数種の磁性イオンであるNi−MnイオンにおけるMnの一部をTiで置換した他の強磁性・強誘電性材料には、
(BixLa1-x)(Ni0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixCe1-x)(Ni0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixPr1-x)(Ni0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixNd1-x)(Ni0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixSm1-x)(Ni0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEu1-x)(Ni0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixGd1-x)(Ni0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTb1-x)(Ni0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixDy1-x)(Ni0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixHo1-x)(Ni0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEr1-x)(Ni0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTm1-x)(Ni0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixYb1-x)(Ni0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixLu1-x)(Ni0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2)
等が好適である。
Bサイトの複数種の磁性イオンであるNi−MnイオンにおけるMnの一部をZrで置換した他の強磁性・強誘電性材料には、
(BixLa1-x)(Ni0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixCe1-x)(Ni0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixPr1-x)(Ni0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixNd1-x)(Ni0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixSm1-x)(Ni0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEu1-x)(Ni0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixGd1-x)(Ni0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTb1-x)(Ni0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixDy1-x)(Ni0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixHo1-x)(Ni0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEr1-x)(Ni0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTm1-x)(Ni0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixYb1-x)(Ni0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixLu1-x)(Ni0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2)
等が好適である。
Bサイトの複数種の磁性イオンであるNi−MnイオンにおけるMnの一部をHfで置換した他の強磁性・強誘電性材料には、
(BixLa1-x)(Ni0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixCe1-x)(Ni0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixPr1-x)(Ni0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixNd1-x)(Ni0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixSm1-x)(Ni0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEu1-x)(Ni0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixGd1-x)(Ni0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTb1-x)(Ni0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixDy1-x)(Ni0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixHo1-x)(Ni0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEr1-x)(Ni0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTm1-x)(Ni0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixYb1-x)(Ni0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixLu1-x)(Ni0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2)
等が好適である。
Bサイトの複数種の磁性イオンであるNi−MnイオンにおけるNiの一部をMgで置換した他の強磁性・強誘電性材料には、
(BixLa1-x)(Ni0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixCe1-x)(Ni0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixPr1-x)(Ni0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixNd1-x)(Ni0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixSm1-x)(Ni0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEu1-x)(Ni0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixGd1-x)(Ni0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTb1-x)(Ni0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixDy1-x)(Ni0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixHo1-x)(Ni0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEr1-x)(Ni0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTm1-x)(Ni0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixYb1-x)(Ni0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixLu1-x)(Ni0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2)
等が好適である。
Bサイトの複数種の磁性イオンとしてCo−Mnイオンを有する他の強磁性・強誘電性材料には、
(BixLa1-x)(Co0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixCe1-x)(Co0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixPr1-x)(Co0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixNd1-x)(Co0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixSm1-x)(Co0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixEu1-x)(Co0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixGd1-x)(Co0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixTb1-x)(Co0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixDy1-x)(Co0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixHo1-x)(Co0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixEr1-x)(Co0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixTm1-x)(Co0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixYb1-x)(Co0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixLu1-x)(Co0.5Mn0.5)O3 (0<x<1)
等が好適である。
Bサイトの複数種の磁性イオンであるCo−MnイオンにおけるMnの一部をTiで置換した他の強磁性・強誘電性材料には、
(BixLa1-x)(Co0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixCe1-x)(Co0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixPr1-x)(Co0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixNd1-x)(Co0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixSm1-x)(Co0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEu1-x)(Co0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixGd1-x)(Co0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTb1-x)(Co0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixDy1-x)(Co0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixHo1-x)(Co0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEr1-x)(Co0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTm1-x)(Co0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixYb1-x)(Co0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixLu1-x)(Co0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2)
等が好適である。
Bサイトの複数種の磁性イオンであるCo−MnイオンにおけるMnの一部をZrで置換した他の強磁性・強誘電性材料には、
(BixLa1-x)(Co0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixCe1-x)(Co0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixPr1-x)(Co0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixNd1-x)(Co0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixSm1-x)(Co0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEu1-x)(Co0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixGd1-x)(Co0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTb1-x)(Co0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixDy1-x)(Co0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixHo1-x)(Co0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEr1-x)(Co0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTm1-x)(Co0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixYb1-x)(Co0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixLu1-x)(Co0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2)
等が好適である。
Bサイトの複数種の磁性イオンであるCo−MnイオンにおけるMnの一部をHfで置換した他の強磁性・強誘電性材料には、
(BixLa1-x)(Co0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixCe1-x)(Co0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixPr1-x)(Co0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixNd1-x)(Co0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixSm1-x)(Co0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEu1-x)(Co0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixGd1-x)(Co0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTb1-x)(Co0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixDy1-x)(Co0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixHo1-x)(Co0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEr1-x)(Co0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTm1-x)(Co0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixYb1-x)(Co0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixLu1-x)(Co0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2)
等が好適である。
Bサイトの複数種の磁性イオンであるCo−MnイオンにおけるCoの一部をMgで置換した他の強磁性・強誘電性材料には、
(BixLa1-x)(Co0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixCe1-x)(Co0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixPr1-x)(Co0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixNd1-x)(Co0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixSm1-x)(Co0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEu1-x)(Co0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixGd1-x)(Co0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTb1-x)(Co0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixDy1-x)(Co0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixHo1-x)(Co0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEr1-x)(Co0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTm1-x)(Co0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixYb1-x)(Co0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixLu1-x)(Co0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2)
等が好適である。
Bサイトの複数種の磁性イオンとしてCu−Mnイオンを有する他の強磁性・強誘電性材料には、
(BixLa1-x)(Cu0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixCe1-x)(Cu0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixPr1-x)(Cu0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixNd1-x)(Cu0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixSm1-x)(Cu0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixEu1-x)(Cu0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixGd1-x)(Cu0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixTb1-x)(Cu0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixDy1-x)(Cu0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixHo1-x)(Cu0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixEr1-x)(Cu0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixTm1-x)(Cu0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixYb1-x)(Cu0.5Mn0.5)O3 (0<x<1),
(BixLu1-x)(Cu0.5Mn0.5)O3 (0<x<1)
等が好適である。
Bサイトの複数種の磁性イオンであるCu−MnイオンにおけるMnの一部をTiで置換した他の強磁性・強誘電性材料には、
(BixLa1-x)(Cu0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixCe1-x)(Cu0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixPr1-x)(Cu0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixNd1-x)(Cu0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixSm1-x)(Cu0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEu1-x)(Cu0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixGd1-x)(Cu0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTb1-x)(Cu0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixDy1-x)(Cu0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixHo1-x)(Cu0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEr1-x)(Cu0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTm1-x)(Cu0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixYb1-x)(Cu0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixLu1-x)(Cu0.5Mn0.5-yTiy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2)
等が好適である。
Bサイトの複数種の磁性イオンであるCu−MnイオンにおけるMnの一部をZrで置換した他の強磁性・強誘電性材料には、
(BixLa1-x)(Cu0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixCe1-x)(Cu0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixPr1-x)(Cu0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixNd1-x)(Cu0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixSm1-x)(Cu0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEu1-x)(Cu0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixGd1-x)(Cu0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTb1-x)(Cu0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixDy1-x)(Cu0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixHo1-x)(Cu0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEr1-x)(Cu0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTm1-x)(Cu0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixYb1-x)(Cu0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixLu1-x)(Cu0.5Mn0.5-yZry)O3 (0<x<1,0<y≦0.2)
等が好適である。
Bサイトの複数種の磁性イオンであるCu−MnイオンにおけるMnの一部をHfで置換した他の強磁性・強誘電性材料には、
(BixLa1-x)(Cu0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixCe1-x)(Cu0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixPr1-x)(Cu0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixNd1-x)(Cu0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixSm1-x)(Cu0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEu1-x)(Cu0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixGd1-x)(Cu0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTb1-x)(Cu0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixDy1-x)(Cu0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixHo1-x)(Cu0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEr1-x)(Cu0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTm1-x)(Cu0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixYb1-x)(Cu0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixLu1-x)(Cu0.5Mn0.5-yHfy)O3 (0<x<1,0<y≦0.2)
等が好適である。
Bサイトの複数種の磁性イオンであるCu−MnイオンにおけるCuの一部をMgで置換した他の強磁性・強誘電性材料には、
(BixLa1-x)(Cu0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixCe1-x)(Cu0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixPr1-x)(Cu0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixNd1-x)(Cu0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixSm1-x)(Cu0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEu1-x)(Cu0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixGd1-x)(Cu0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTb1-x)(Cu0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixDy1-x)(Cu0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixHo1-x)(Cu0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixEr1-x)(Cu0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixTm1-x)(Cu0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixYb1-x)(Cu0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2),
(BixLu1-x)(Cu0.5-yMgyMn0.5)O3 (0<x<1,0<y≦0.2)
等が好適である。
上記のように構成されたMFIS−FETでは、キャパシタ膜3により、NiイオンとMnイオンとの間における正の超交換相互作用により強磁性が得られ、Biイオンにより強誘電性が得られて、十分な強誘電性と共に、磁化が大きく磁化の信号を安定して使用可能な高性能・高容量の記憶機能が実現する。
(MFIS−FETの製造方法)
図3は、本実施形態によるMFIS−FETの製造方法を工程順に示す概略断面図である。
先ず、例えば(001)方位を持つシリコン基板1を洗浄した後、9重量%の希フッ酸に浸して、基板表面のSiOx(典型的にはx=2)層を除去する。
続いて、シリコン基板1を所定の成膜チャンバ内にセットする。そして、実基板温度を550℃に保持し、例えば7×10-2Paの圧力で、12sccm(20℃、1気圧における1分間あたりの気体の流量(mL/分))の酸素を流しながら、YSZターゲットにKrFエキシマレーザを照射する(パルスレーザ蒸着法)。この照射により、シリコン基板1上にYSZ膜21が膜厚5nm程度にエピタキシャル成長する。このときの様子を図3(a)に示す。
続いて、上記の成膜チャンバを用いて、ターゲットをSTOターゲットに変更する。そして、例えば1.3Paの圧力で、酸素を6sccm流しながら、実基板温度を650℃に保持し、YSZ膜21上に例えばKrFエキシマレーザを照射する(パルスレーザ蒸着法)。この照射により、YSZ膜21上にSrO膜(不図示)が膜厚2nm程度にエピタキシャル成長する。ここで、YSZ膜2上にキャパシタ膜3の強磁性・強誘電性材料の結晶構造を直接形成することもできるが、配向が(101)となって分極量が低下することが懸念される。従って、上記のようにSrO膜等を形成して他の配向とすることが好ましい。
続いて、上記の成膜チャンバを用いて、ターゲットをSTOターゲットに変更する。そして、例えば27Paの圧力で、酸素を6sccm流しながら、SrO膜上に例えばKrFエキシマレーザを照射する(パルスレーザ蒸着法)。この照射により、SrO膜上にSTO膜22が膜厚10nm程度で(001)方向にエピタキシャル成長する。ここで、SrO膜は薄いため、STO膜22の成膜中に、当該STO膜22内に取り込まれる。このようにして、シリコン基板1上に、YSZ膜21とSTO膜とが積層してなる絶縁膜2が形成される。このときの様子を図3(b)に示す。
続いて、上記の成膜チャンバを用いて、ターゲットを例えば(BiLa)(Ni0.5Mn0.5)O3ターゲットに変更する。そして、例えば27Paの低い圧力で、酸素を6sccm流しながら、STO膜22上に例えばKrFエキシマレーザを照射する(パルスレーザ蒸着法)。この照射により、STO膜22上にキャパシタ膜3が膜厚200nm程度で(001)方向にエピタキシャル成長する。このときの様子を図3(c)に示す。ここで、上記のパルスレーザ蒸着法(PLD法)の代わりに、MOCVD法や化学溶液堆積法(CSD法)等を用いても良い。
ここで、強磁性・強誘電性材料であるBi2NiMnO6を形成する際には、6GPaという超高圧下を要するのに対して、本実施形態の(BiLa)(Ni0.5Mn0.5)O3は、上記のようにパルスレーザ蒸着法により言わば通常の低圧下で形成することができる。
続いて、キャパシタ膜3上に、例えば電子線蒸着法により白金膜(不図示)を形成する。
そして、白金膜、キャパシタ膜3、及び絶縁膜2を電極形状にパターニングする。このとき、図3(d)に示すように、シリコン基板1上にキャパシタ膜3及び絶縁膜2を介して上部電極4が積層されてなる電極構造11が形成される。
続いて、電極構造11をマスクとして、シリコン基板1の表層にp型不純物、例えばホウ素(B)をドープ量1017/cm3、加速エネルギー30keVでイオン注入する。このとき、図3(e)に示すように、電極構造11の両側におけるシリコン基板1の表層にp型のソース/ドレイン領域12が形成される。
しかる後、層間絶縁膜や各種配線等(共に不図示)を形成し、本実施形態によるMFIS−FETを完成させる。
ここで、以下に示すように、本実施形態においてキャパシタ膜3を形成する際のターゲットとして用いる(BiLa)(Ni0.5Mn0.5)O3のバルク多結晶体を作製し、結晶構造及び磁化特性を評価した。
(1)上記のバルク多結晶体の原料となる、Bi23,La23,NiO,Mn23を所望とする量だけ秤量し、希硝酸にて溶解する。
(2)作製した希硝酸溶液にNブチルアミンを所定量入れて重合する。
(3)蒸発乾固をホットプレート上で行い、得られた粉末をペレット状にする。
(4)ペレットを管状炉などにより焼成する。焼成は900℃〜1100℃、酸素フロー雰囲気にて行う。
このようにして作製されたバルク多結晶体の結晶構造をX線回折分析法を用いて調べた。測定結果を図4に示す。図示のように、Laが0.1以上(x≦0.9)で単純ペロブスカイト構造を示していることが判る。
また、このバルク多結晶体をターゲットとして、PLD法で作製した薄膜の磁化曲線を調べた。測定結果を図5に示す。破線が本実施形態の(BiLa)(Ni0.5Mn0.5)O3、実線が従来のBiFeO3をターゲットとして用いた場合をそれぞれ表す。図示のように、(BiLa)(Ni0.5Mn0.5)O3のターゲットを用いて形成した薄膜では、従来のBiFeO3系のターゲットを用いた場合よりも、大きな磁化が得られていることが判る。
更に、上記のように成膜した薄膜をアニール処理した場合の磁化量について調べた。ここでは、1000℃から400℃程度まで例えば24時間で冷却するアニール処理を実行した。測定結果を図6に示す。破線がアニール処理を行わない場合、実線が破線がアニール処理を行った場合をそれぞれ表す。図示のように、アニール処理を行わない場合に比べて、アニール処理を行うことにより、薄膜の磁化の値が大きくなることが判る。これは、当該結晶構造において、Niイオン及びMnイオンの配列秩序が増加したことに起因するものと考えられる。
以上説明したように、本実施形態によれば、極めて安定なペロブスカイト構造を有し、強磁性及び強誘電性を併有する材料であり、超高圧等の特殊環境を要せず安価で比較的容易に製造することが可能な強磁性・強誘電性材料が実現する。
また、本実施形態によれば、上記の強磁性・強誘電性材料をキャパシタ膜に適用して、強磁性及び強誘電性の双方の特性を示し、十分な強誘電性と共に、磁化が大きく磁化の信号を安定して使用可能な高性能・高容量の記憶機能を有するMFIS−FETが実現する。
以下、本発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)組成式がABO3の結晶格子を有する強磁性・強誘電性材料であって、
前記結晶格子のAサイトにBiイオン及び少なくとも1種の希土類陽イオンを、Bサイトに陽イオンであって超交換相互作用を示す複数種の磁性イオンをそれぞれ含み、
強磁性及び強誘電性を併有することを特徴とする強磁性・強誘電性材料。
(付記2)前記Bサイトにおける前記複数種の磁性イオンは、Coイオン−Mnイオン、Niイオン−Mnイオン、及びCuイオン−Mnイオンよりなる群から選ばれた1種であることを特徴とする付記1に記載の強磁性・強誘電性材料。
(付記3)前記Bサイトにおける前記複数種の磁性イオンは、Coイオン−Mnイオン、Niイオン−Mnイオン、及びCuイオン−Mnイオンからなる群から選ばれた1種であり、Mnサイト及びNiサイトの少なくとも一方において、前記MnサイトについてはTiイオン、Zrイオン、及びHfイオンからなる群から選ばれた1種で置換したもの、前記NiサイトについてはMgイオンで置換したものであることを特徴とする付記1に記載の強磁性・強誘電性材料。
(付記4)前記Aサイトにおける前記希土類陽イオンは、Laイオン、Ceイオン、Prイオン、Ndイオン、Smイオン、Euイオン、Gdイオン、Tbイオン、Dyイオン、Hoイオン、Erイオン、Tmイオン、Ybイオン、及びLuイオンからなる群から選ばれた少なくとも1種であることを特徴とする付記1〜3のいずれか1項に記載の強磁性・強誘電性材料。
(付記5)半導体領域と、
前記半導体領域上にキャパシタ膜を介してパターン形成されてなる電極と
を含み、
前記キャパシタ膜は、
組成式がABO3の結晶格子を有し、
前記結晶格子のAサイトにBiイオン及び少なくとも1種の希土類陽イオンを、Bサイトに陽イオンであって超交換相互作用を示す複数種の磁性イオンをそれぞれ含み、
強磁性及び強誘電性を併有する強磁性・強誘電性材料を含む材料からなることを特徴とする半導体装置。
(付記6)前記キャパシタ膜において、
前記Bサイトにおける前記複数種の磁性イオンは、Coイオン−Mnイオン、Niイオン−Mnイオン、及びCuイオン−Mnイオンよりなる群から選ばれた1種であることを特徴とする付記5に記載の半導体装置。
(付記7)前記キャパシタ膜において、
前記Bサイトにおける前記複数種の磁性イオンは、Coイオン−Mnイオン、Niイオン−Mnイオン、及びCuイオン−Mnイオンからなる群から選ばれた1種であり、Mnサイト及びNiサイトの少なくとも一方において、前記MnサイトについてはTiイオン、Zrイオン、及びHfイオンからなる群から選ばれた1種で置換したもの、前記NiサイトについてはMgイオンで置換したものであることを特徴とする付記5に記載の半導体装置。
(付記8)前記キャパシタ膜において、
前記Aサイトにおける前記希土類陽イオンは、Laイオン、Ceイオン、Prイオン、Ndイオン、Smイオン、Euイオン、Gdイオン、Tbイオン、Dyイオン、Hoイオン、Erイオン、Tmイオン、Ybイオン、及びLuイオンからなる群から選ばれた少なくとも1種であることを特徴とする付記5〜7のいずれか1項に記載の半導体装置。
(付記9)前記電極は、白金族の金属、白金族金属の導電性酸化物、及び単純ペロブスカイト構造を有する導電性酸化物からなる群から選ばれた1種を材料とすることを特徴とする付記5〜8のいずれか1項に記載の半導体装置。
(付記10)前記半導体領域と前記キャパシタ膜との間に形成された下地絶縁膜を更に含むことを特徴とする付記5〜9のいずれか1項に記載の半導体装置。
(付記11)前記キャパシタ膜は、その成膜後にアニール処理が施されてなるものであることを特徴とする付記5〜10のいずれか1項に記載の半導体装置。
単純ペロブスカイト構造の結晶格子を示す模式図である。 本実施形態によるMFIS−FETの構成を示す概略断面図である。 本実施形態によるMFIS−FETの製造方法を工程順に示す概略断面図である。 バルク多結晶体の結晶構造のX線回折分析結果を示す特性図である。 作製されたバルク多結晶体をターゲットとして、PLD法で作製した薄膜の磁化の測定結果を示す特性図である。 成膜した薄膜をアニール処理した場合の磁化量を示す特性図である。
符号の説明
1 シリコン単結晶半導体基板
2 絶縁膜
3 キャパシタ膜
4 上部電極(ゲート電極)
11 電極構造
12 ソース/ドレイン領域
21 YSZ膜
22 STO膜

Claims (5)

  1. 組成式がABO3の結晶格子を有する強磁性・強誘電性材料であって、
    前記結晶格子のAサイトにBiイオン及び少なくとも1種の希土類陽イオンを、Bサイトに陽イオンであって超交換相互作用を示す複数種の磁性イオンをそれぞれ含み、
    強磁性及び強誘電性を併有することを特徴とする強磁性・強誘電性材料。
  2. 前記Bサイトにおける前記複数種の磁性イオンは、Coイオン−Mnイオン、Niイオン−Mnイオン、及びCuイオン−Mnイオンよりなる群から選ばれた1種であることを特徴とする請求項1に記載の強磁性・強誘電性材料。
  3. 前記Bサイトにおける前記複数種の磁性イオンは、Coイオン−Mnイオン、Niイオン−Mnイオン、及びCuイオン−Mnイオンからなる群から選ばれた1種であり、Mnサイト及びNiサイトの少なくとも一方において、前記MnサイトについてはTiイオン、Zrイオン、及びHfイオンからなる群から選ばれた1種で置換したもの、前記NiサイトについてはMgイオンで置換したものであることを特徴とする請求項1に記載の強磁性・強誘電性材料。
  4. 前記Aサイトにおける前記希土類陽イオンは、Laイオン、Ceイオン、Prイオン、Ndイオン、Smイオン、Euイオン、Gdイオン、Tbイオン、Dyイオン、Hoイオン、Erイオン、Tmイオン、Ybイオン、及びLuイオンからなる群から選ばれた少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の強磁性・強誘電性材料。
  5. 半導体領域と、
    前記半導体領域上にキャパシタ膜を介してパターン形成されてなる電極と
    を含み、
    前記キャパシタ膜は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の強磁性・強誘電性材料からなることを特徴とする半導体装置。
JP2006011595A 2006-01-19 2006-01-19 強磁性・強誘電性材料及び半導体装置 Withdrawn JP2007194429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006011595A JP2007194429A (ja) 2006-01-19 2006-01-19 強磁性・強誘電性材料及び半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006011595A JP2007194429A (ja) 2006-01-19 2006-01-19 強磁性・強誘電性材料及び半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007194429A true JP2007194429A (ja) 2007-08-02

Family

ID=38449887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006011595A Withdrawn JP2007194429A (ja) 2006-01-19 2006-01-19 強磁性・強誘電性材料及び半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007194429A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009084126A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Fujifilm Corp ペロブスカイト型酸化物積層体及び圧電素子、液体吐出装置
WO2014030293A1 (ja) * 2012-08-21 2014-02-27 国立大学法人東京工業大学 負熱膨張性材料
US8668310B2 (en) 2009-11-02 2014-03-11 Seiko Epson Corporation Liquid-ejecting head, liquid-ejecting apparatus, piezoelectric element, and piezoelectric material
US8678560B2 (en) 2009-11-02 2014-03-25 Seiko Epson Corporation Liquid-ejecting head, liquid-ejecting apparatus, piezoelectric element, and piezoelectric material
US8998386B2 (en) 2009-11-02 2015-04-07 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting apparatus
JP2015221749A (ja) * 2010-08-12 2015-12-10 キヤノン株式会社 熱膨張抑制部材および対熱膨張性部材
US10124558B2 (en) 2010-08-12 2018-11-13 Kyoto University Thermal expansion suppressing member and anti-thermally-expansive member

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009084126A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Fujifilm Corp ペロブスカイト型酸化物積層体及び圧電素子、液体吐出装置
US8668310B2 (en) 2009-11-02 2014-03-11 Seiko Epson Corporation Liquid-ejecting head, liquid-ejecting apparatus, piezoelectric element, and piezoelectric material
US8678560B2 (en) 2009-11-02 2014-03-25 Seiko Epson Corporation Liquid-ejecting head, liquid-ejecting apparatus, piezoelectric element, and piezoelectric material
US8998386B2 (en) 2009-11-02 2015-04-07 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting apparatus
US9144976B2 (en) 2009-11-02 2015-09-29 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting apparatus
US9673378B2 (en) 2009-11-02 2017-06-06 Seiko Epson Corporation Liquid-ejecting head, liquid-ejecting apparatus, piezoelectric element, and piezoelectric material
US9799820B2 (en) 2009-11-02 2017-10-24 Seiko Epson Corporation Liquid-ejecting head, liquid-ejecting apparatus, piezoelectric element, and piezoelectric material
JP2015221749A (ja) * 2010-08-12 2015-12-10 キヤノン株式会社 熱膨張抑制部材および対熱膨張性部材
US10124558B2 (en) 2010-08-12 2018-11-13 Kyoto University Thermal expansion suppressing member and anti-thermally-expansive member
WO2014030293A1 (ja) * 2012-08-21 2014-02-27 国立大学法人東京工業大学 負熱膨張性材料
JPWO2014030293A1 (ja) * 2012-08-21 2016-07-28 国立大学法人東京工業大学 負熱膨張性材料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Park et al. Ferroelectricity and antiferroelectricity of doped thin HfO2‐based films
Hao et al. A comprehensive review on the progress of lead zirconate-based antiferroelectric materials
Freitas et al. Synthesis and multiferroism in mechanically processed BiFeO3–PbTiO3 ceramics
JP2007194429A (ja) 強磁性・強誘電性材料及び半導体装置
Nguyen Ultrahigh energy-storage performance in lead-free BZT thin-films by tuning relaxor behavior
US8803264B1 (en) Room-temperature magnetoelectric multiferroic thin films and applications thereof
Cao et al. An overview of ferroelectric hafnia and epitaxial growth
Yao et al. Effects of Mn doping on the structure and electrical properties of high-temperature BiScO3–PbTiO3–Pb (Zn1/3Nb2/3) O3 piezoelectric ceramics
Kumari et al. Palladium-based ferroelectrics and multiferroics: Theory and experiment
US7095067B2 (en) Oxidation-resistant conducting perovskites
Verma et al. Modulation of dielectric, ferroelectric, and piezoelectric properties of lead-free BCZT ceramics by doping
Ma et al. Dielectric and ferroelectric properties of Ta-modified Bi3. 25La0. 75Ti3O12 ceramics
Das et al. Ferroelectric properties of laser-ablated Sr1− xAxBi2Ta2O9 thin films (where A= Ba, Ca)
JPWO2005122260A1 (ja) 容量素子、集積回路および電子装置
Seraji et al. Processing and properties of vanadium doped strontium niobate
Raevskaya et al. The effect of quenching on semiconductive properties and magnetic phase transition temperature of multiferroic Pb (Fe1/2Nb1/2) O3 ceramics
Joseph et al. Ferroelectric behavior of epitaxial Bi 2 VO 5.5 thin films on Si (100) formed by pulsed-laser deposition
US20140231696A1 (en) High ZT Bismuth-Doped Perovskite Thermoelectrics
Raghavan et al. Structural, Electrical, and Ferroelectric Properties of Nb‐Doped Na0. 5Bi4. 5Ti4O15 Thin Films
Pugazhvadivu et al. Effect of Substrate Orientation on Structural and Magnetic Properties of BiMnO3 Thin Films by RF Magnetron Sputtering
Gong et al. Improvement in dielectric and tunable properties of Fe-doped Ba/sub 0.6/Sr/sub 0.4/TiO/sub 3/thin films grown by pulsed-laser deposition
Fraygola et al. Piezoelectric softening by Nb substitution in (Ba, Pb) ZrO3 ceramics
Ihlefeld Synthesis and properties of Barium titanate solid solution thin films deposited on copper substrates
JP5842999B2 (ja) マンガン酸化物薄膜および酸化物積層体
Keeble Variable Energy Positron Annihilation Spectroscopy of Perovskite Oxides

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090407