JP2007188119A - ホットスタンバイ方式を採用したシステム及びそれに用いる同期方法 - Google Patents

ホットスタンバイ方式を採用したシステム及びそれに用いる同期方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 アクティブ系サブシステムにおいてどのタイミングで障害が発生した場合でも、ユーザ端末と新アクティブ系サブシステムとの間の状態を維持可能なホットスタンバイ方式を採用したシステムを提供する。
【解決手段】 システム1のスタンバイ系のサブシステム13は複製器11によって分配されたメッセージを受信すると、受信メッセージのメッセージ番号が管理情報の“メッセージ番号”+1と一致するかどうかを判断する。サブシステム13はメッセージ番号が一致していたら、メッセージ受信部でメッセージを受信すると共に応答メッセージを作り込み、その応答メッセージを送信せずに応答メッセージ保持部に保持する。もし、実際のメッセージの処理後、予め作り込んだメッセージと処理結果とが異なる場合、サブシステム13は応答メッセージ保持部133に保持した応答メッセージの内容を更新する。
【選択図】 図1

Description

本発明はホットスタンバイ方式を採用したシステム及びそれに用いる同期方法に関し、特にアクティブ系とスタンバイ系とからなるホットスタンバイ方式を採用したシステムの同期方法に関する。
メッセージ型通信の特徴としては、順序型通信と非順序型通信とに分類される。順序型通信とは、ユーザ端末とシステムとの間でメッセージのやり取りを行うが、応答メッセージを受信しないと、次のメッセージの送信を行わない方法である。一方、非順序型通信とは、送信したメッセージの送達を確認せず、次のメッセージの送信を行える方法である。
一般的に、順序型メッセージを扱う情報処理システムの場合、メッセージを送信または受信したかどうかの状態管理が行われ、ユーザ端末とシステムとの間で状態の整合をとる必要がある。
システムがアクティブ系とスタンバイ系との両サブシステムからなる場合、アクティブ系とスタンバイ系との間で完全に処理タイミングが同じであれば、どの状態でアクティブ系に障害が発生しても、スタンバイ系に切替えられるので、ユーザ端末と情報処理システムとの間で整合性がとられているはずである。
しかしながら、実際には、メッセージがアクティブ系とスタンバイ系との両系に到着するタイミングも異なり、それらの間で処理タイミングを合わせるのは非常に困難である。
また、図11に示す通り、処理タイミングを合わせる制御を行わなかった場合、サブシステム(アクティブ系)52とサブシステム(スタンバイ系)53との処理タイミングの違いによって、サブシステム(スタンバイ系)53では処理中だが、サブシステム(アクティブ系)52で処理が完了したため、応答メッセージ501を先に返してしまい、サブシステム(アクティブ系)52とサブシステム(スタンバイ系)53との間で同期ずれが起こる可能性がある。
図12に示す通り、ユーザ端末6は、サブシステムから応答メッセージ501を受信すると、次メッセージ601の送信が可能になる。図13に示す通り、サブシステム(アクティブ系)52は前メッセージの処理が完了しているが、サブシステム(スタンバイ系)53はまだ処理中の時、ユーザ端末6から次の順序型メッセージ502,503が複製器51で分配されて送られてくると、ユーザ端末6とサブシステム(スタンバイ系)53との間において状態不一致が起きており、該当メッセージ503が破棄される。
サブシステム(スタンバイ系)53は外部に対して応答を出力しないため、冗長構成をもつシステム5において、冗長を構成しているサブシステム間の完全同期が行われていないと、障害切替え後にユーザ端末6とシステム5との状態不一致が明確化し、両者間の切断が発生する場合がある。
24時間、365日稼動し続けることが求められるミッションクリティカルシステムにおいては、高可用性を実現するために、上記のようなホットスタンバイ方式を採用した冗長構成がとられてきている。冗長を構成するアクティブ系のシステムとスタンバイ系のシステムとは、常に同じ状態であることが望まれており、どのタイミングで切替えられても問題ないことが望まれている。尚、この種のホットスタンバイ方式としては、以下の特許文献1に開示された技術がある。
特開平8−320800号公報
しかしながら、上述した従来のホットスタンバイ方式を採用したシステムでは、アクティブ系のサブシステムとスタンバイ系のサブシステムとにおける処理能力や処理タイミングが完全に一致している必要があるが、アクティブ系のサブシステムとスタンバイ系のサブシステムとが離れたシステムにおいて、アクティブ系のサブシステムとスタンバイ系のサブシステムとの間で処理タイミングを同期させるのは非常に困難である。
また、従来のホットスタンバイ方式を採用したシステムでは、アクティブ系のサブシステムとスタンバイ系のサブシステムとにおいてメッセージを受信するタイミングが伝送路の影響を受けるため、それらの受信タイミングを制御するのが非常に困難である。
上記のような技術背景から、アクティブ系のサブシステムとスタンバイ系のサブシステムとにおいて、非同期のタイミングで処理することができ、かつどのタイミングで切替えが発生しても、ユーザ端末との同期が維持される手法が望まれている。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、アクティブ系のサブシステムにおいてどのタイミングで障害が発生した場合でも、ユーザ端末と新アクティブ系のサブシステムとの間の状態を維持させることができるホットスタンバイ方式を採用したシステム及びそれに用いる同期方法を提供することにある。
本発明によるホットスタンバイ方式を採用したシステムは、アクティブ系のサブシステムとスタンバイ系のサブシステムとからなるホットスタンバイ方式を採用したシステムであって、
前記スタンバイ系のサブシステムは、ユーザ端末との間でメッセージのやり取りを行う順序型メッセージの処理中による次の順序型メッセージ受付不可の状態をなくすように制御し、次の順序型メッセージの受付けを許容している。
本発明による他のホットスタンバイ方式を採用したシステムは、アクティブ系のサブシステムとスタンバイ系のサブシステムとからなるホットスタンバイ方式を採用したシステムであって、
前記スタンバイ系のサブシステムは、ユーザ端末との間でメッセージのやり取りを行う順序型メッセージの受信と同時にそれに対する応答メッセージの作成を行う手段と、当該応答メッセージを送信せずに保持する手段と、その保持した応答メッセージが受信した順序型メッセージの処理結果と異なる場合に当該保持した応答メッセージの更新を行う手段と、自サブシステムがアクティブ系に切替えられた後に保持している応答メッセージを送信する手段とを備えている。
本発明による同期方法は、アクティブ系のサブシステムとスタンバイ系のサブシステムとからなるホットスタンバイ方式を採用したシステムに用いる同期方法であって、
前記スタンバイ系のサブシステムが、ユーザ端末との間でメッセージのやり取りを行う順序型メッセージの処理中による次の順序型メッセージ受付不可の状態をなくすように制御し、次メッセージの受付けを許容している。
本発明による他の同期方法は、アクティブ系のサブシステムとスタンバイ系のサブシステムとからなるホットスタンバイ方式を採用したシステムに用いる同期方法であって、
前記スタンバイ系のサブシステムが、ユーザ端末との間でメッセージのやり取りを行う順序型メッセージの受信と同時にそれに対する応答メッセージの作成を行う処理と、当該応答メッセージを送信せずに保持する処理と、その保持した応答メッセージが受信した順序型メッセージの処理結果と異なる場合に当該保持した応答メッセージの更新を行う処理と、自サブシステムがアクティブ系に切替えられた後に保持している応答メッセージを送信する処理とを実行している。
すなわち、本発明のホットスタンバイ方式を採用したシステムは、ホットスタンバイ型の冗長構成を持つシステムにおいて、アクティブ系のサブシステムとスタンバイ系のサブシステムとのタイミング処理を行わなくても、アクティブ系のサブシステムからスタンバイ系のサブシステムへの切替え後にユーザ端末とシステムとの間の状態不一致を発生させないことを特徴としている。
より具体的に説明すると、本発明のホットスタンバイ方式を採用したシステムでは、ユーザ端末とシステムとが接続され、メッセージ型通信を行っている時、システム中の第1のサブシステムと第2のサブシステムとがホットスタンバイ型の冗長構成をとっている。
ユーザ端末からシステムへの信号は、複製器によってメッセージが複製され、第1のサブシステムと第2のサブシステムとが同じ信号を受信するため、両サブシステムの状態は同じとなるはずであるが、第1のサブシステムと第2のサブシステムとが離れたサブシステム間では、厳密には処理タイミングやメッセージの伝送路遅延によって、ある瞬間で多少の状態ずれが発生する。
この両サブシステム間のずれを吸収するため、スタンバイ系の第2のサブシステムは、順序型メッセージの処理中状態をなくし、常時、次の順序型メッセージを受付け可能であるように状態を制御する。また、スタンバイ系の第2のサブシステムでは、メッセージを受信したと同時に、応答用メッセージの作成を行い、それを送信せずに保持している。
ユーザ端末が第1のサブシステムと通信中、第1のサブシステムで障害が発生し、ホットスタンバイしている第2のサブシステムに切替えられた時、第2のサブシステムは保持している応答メッセージを送信することから開始することで、ユーザ端末と第2のサブシステムとの間で状態不一致が起こらないように両者間接続を保持する。
このようにして、本発明のホットスタンバイ方式を採用したシステムでは、ホットスタンバイ型のシステムにおいて、ホットスタンバイ型の冗長構成をとっているサブシステム間において、処理タイミングの同期を行わず、スタンバイ系のサブシステムの状態制御のみでユーザ端末と両サブシステムとの間の同期を行う。また、本発明のホットスタンバイ方式を採用したシステムでは、どのタイミングで障害が発生してサブシステムが切替わったとしても、ユーザ端末とサブシステムとの間での状態不一致を発生させない手法が提供可能となる。
上述したように、本発明のホットスタンバイ方式を採用したシステムでは、上記の問題に挙げたアクティブ系のサブシステムとスタンバイ系のサブシステムとの処理タイミングのずれを吸収するため、スタンバイ系のサブシステムでの順序型メッセージ処理中の状態をなくすように制御し、次メッセージの受付けを許容する。
また、本発明のホットスタンバイ方式を採用したシステムでは、スタンバイ系のサブシステムがメッセージを受信したと同時に応答メッセージを作り込み、その応答メッセージを送信せずに保持するようにする。アクティブ系とスタンバイ系との切替え後、スタンバイ系からアクティブ系となったサブシステムが保持している応答メッセージを送信することから処理を開始することで、欠落なく順序通りにメッセージのやり取りを行うことが可能である(処理中という状態がないため、必ず応答メッセージが送信可能である)。
スタンバイ系の処理としては、アクティブ系の処理タイミングとは非同期に、受信した順序型メッセージを受信した順序通りに処理すれば良く、複雑なタイミング制御を必要としない。
これによって、本発明のホットスタンバイ方式を採用したシステムでは、両サブシステム間の処理タイミング同期を実施することなく、スタンバイ系の状態を制御するだけで、ユーザ端末との状態不一致を避けることが可能であり、系切替え後にも引き続きユーザ端末間接続を保持し、次の順序型メッセージから開始可能となり、メッセージの欠落も発生しない。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、アクティブ系のサブシステムにおいてどのタイミングで切替えが発生した場合でも、ユーザ端末と新アクティブ系のサブシステムとの間の状態を維持させることができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によるホットスタンバイ方式を採用したシステムの構成を示すブロック図である。図1において、ホットスタンバイ方式を採用したシステム1は、サブシステム12,13と、ユーザ端末2からの信号を複製して両方のサブシステム12,13へ転送する複製器11とから構成されている。
ユーザ端末2は非順序型メッセージ及び順序型メッセージの送受信を行う機能を持つ。非順序型メッセージについては、どのタイミングでもシステム1に対して送信する機能を持つ。一方、順序型メッセージについては、送信したメッセージに対する応答を受信した場合のみ次のメッセージの送信を行うことが可能となるため、以下の機能を持つ。
つまり、ユーザ端末2は順序型メッセージにメッセージ番号をインクリメントして付与し、送信する機能と、送信した順序型メッセージのメッセージ番号を保持する機能と、順序型メッセージが送信済か、応答受信済かの状態を管理する機能と、応答を待っていないメッセージ番号を受信した場合にそれを破棄する機能と、応答を待っているメッセージ番号でも状態が受信済みであった場合にそれを破棄する機能とを備えている。
システム1はサブシステム12,13、複製器11を総括したシステムのことである。サブシステム12は、システム1内のサブシステムであり、ユーザ端末2とのメッセージのやり取りを行う機能と、受信したメッセージを順番に処理してその結果をユーザ端末2へ返す機能とを持っている。
また、サブシステム12は、非順序型メッセージについて、状態管理等を行わず、メッセージの処理後、応答メッセージをユーザ端末2へ送信する機能を持つ。さらに、サブシステム12は、順序型メッセージの扱いについて、以下の機能を持つ。
つまり、サブシステム12は、順序型メッセージの受信済メッセージ番号を保持する機能と、受信済メッセージ番号+1の順序型メッセージを処理してそれ以外のメッセージ番号が付与された順序型メッセージを破棄する機能と、順序型メッセージを処理中か応答送信済かの状態管理を行う機能と、メッセージの処理後、受信したメッセージ番号を付与し、応答メッセージをユーザ端末2へ送信する機能とを備えている。また、サブシステム12は、系切替え後にスタンバイ系になった時に、下記のスタンバイ系機能で挙げる内容を実現している。
サブシステム13は、サブシステム12とホットスタンバイ型の冗長構成をとっており、サブシステム12と完全に同期する。サブシステム13は、ユーザ端末2からのメッセージが複製器11によって分配されるため、サブシステム12と同じメッセージを処理することになる。
また、サブシステム13は、非順序型メッセージについて、上記のサブシステム12と同じ機能を持つ。一方、サブシステム13は、順序型メッセージについて、以下の機能を持つ。
つまり、サブシステム13は、受信済メッセージ番号+1の順序型メッセージを処理し、それ以外のメッセージ番号が付与された順序型メッセージを破棄する機能と、正しいメッセージ番号の場合、応答メッセージを作り込み、その応答メッセージを保持する機能と、メッセージの処理を行い、保持している応答メッセージと結果が異なる場合、内容を更新する機能と、スタンバイ系であることを判断し、応答メッセージを送信しない機能と、アクティブ系になった時に、保持している応答メッセージを送信する機能とを備えている。また、サブシステム13は、系切替え後にアクティブ系になった時に、上記のアクティブ系で挙げた内容を実現している。
複製器11は、ユーザ端末2からの信号を複製し、アクティブ系のサブシステム12及びスタンバイ系のサブシステム13へ送信する機能を持ち、またサブシステム12からの応答メッセージを複製せず、ユーザ端末2へ送信する。
図2は図1のユーザ端末2での管理情報の内容を示す図である。図2において、ユーザ端末2での管理情報Aはメッセージ番号A1と、状態[送信済/受信済]A2とからなっている。
図3は図1のユーザ端末2とシステム1との間で送受信されるメッセージのフォーマットを示す図である。図3において、メッセージBはヘッダB1と、メッセージ番号B2と、ペイロードB3とからなっている。
図4は図1のアクティブ系のサブシステム12での管理情報の内容を示す図である。図4において、アクティブ系のサブシステム12での管理情報Cはメッセージ番号C1と、状態[処理中/応答済]C2とからなっている。
図5は図1のアクティブ系のサブシステム12の構成を示すブロック図である。図5において、アクティブ系のサブシステム12はメッセージ受信部121と、メッセージ処理部122と、応答メッセージ送信部123とから構成されている。
図6は図1のスタンバイ系のサブシステム13での管理情報の内容を示す図である。図6において、スタンバイ系のサブシステム13での管理情報Dはメッセージ番号D1からなっている。
図7は図1のスタンバイ系のサブシステム13の構成を示すブロック図である。図7において、スタンバイ系のサブシステム13はメッセージ受信部131と、メッセージ処理部132と、応答メッセージ保持部133とから構成されている。
尚、図6において、サブシステム12にはアクティブ系として動作する時の構成を示しており、図7において、サブシステム13にはスタンバイ系として動作する時の構成を示しているが、実際のサブシステム12,13の構成としては、図6及び図7それぞれの構成をマージしたものとなる。
つまり、サブシステム12,13はメッセージ受信部、メッセージ処理部、応答メッセージ送信部、応答メッセージ保持部と、応答メッセージ送信部からの応答メッセージの送信を制御する制御部とから構成されていることになる。その場合、制御部はアクティブ系として動作する時に応答メッセージ送信部からの応答メッセージの送信を許容し、スタンバイ系として動作する時に応答メッセージ送信部からの応答メッセージの送信を抑止するように制御する。
図8は図1のアクティブ系のサブシステム12でメッセージの処理中に障害が発生して系の切替えが行われた時の状態を示す図である。これら図1〜図8を参照して本発明の一実施例によるホットスタンバイ方式を採用したシステム1の動作、特にスタンバイ系のサブシステム13における制御動作について説明する。
ユーザ端末2は順序型メッセージを送受信する際、図2に示す管理情報Aの情報を更新する。管理情報Aのメッセージ番号A1は、システム1に対して送信した順序型メッセージに付与したメッセージ番号を示す。また、ユーザ端末2は順序型メッセージの送受信について管理情報Aの状態A2で管理し、メッセージの送信済か、応答メッセージの受信済かを判定できるようにする。ユーザ端末2は順序型メッセージを送信する時、メッセージ番号A1から番号を取得し、送信メッセージに付与する。その後、ユーザ端末2は状態A2を送信済に遷移させる。
一方、ユーザ端末2はシステム1から応答メッセージを受信すると、受信した応答メッセージ中のメッセージ番号を管理情報Aのメッセージ番号A1と比較し、一致したら状態A2を「受信済」へと遷移させる。この場合、ユーザ端末2は受信した応答メッセージ中のメッセージ番号と管理情報Aのメッセージ番号A1とが不一致であれば、応答メッセージを破棄する。
ユーザ端末2からの送信メッセージには、図3に示すように、ヘッダB1と、ユーザ端末2で応答待ち管理しているメッセージ番号B2と、ペイロードB3とを含んでいる。
システム1のアクティブ系のサブシステム12はユーザ端末2からメッセージを受信すると、受信メッセージのメッセージ番号が図4に示す“メッセージ番号C1”+1と一致するかどうかを判断し、それらが一致していたら、管理情報Cの状態C2を「処理中」へと遷移させる。サブシステム12はメッセージの処理が完了し、ユーザ端末2に対して応答メッセージを送信後、状態C2を「応答済」へと遷移させる。
この場合、アクティブ系のサブシステム12は、図5に示すように、メッセージ受信部121でメッセージを受信すると、メッセージ処理部122でそのメッセージの処理を行った後、応答メッセージ送信部123からユーザ端末2に対して応答メッセージを送信する。
システム1のスタンバイ系のサブシステム13は複製器11によって分配されたメッセージを受信すると、受信メッセージのメッセージ番号が図6に示す管理情報Dの“メッセージ番号D1”+1と一致するかどうかを判断する。
サブシステム13はメッセージ番号が一致していたら、図7に示すように、メッセージ受信部131でメッセージを受信すると共に応答メッセージを作り込み、その応答メッセージを送信せずに応答メッセージ保持部133に保持する。もし、実際のメッセージの処理後、予め作り込んだメッセージと処理結果とが異なる場合、サブシステム13は応答メッセージ保持部133に保持した応答メッセージの内容を更新する。
サブシステム12においてメッセージの処理中に障害が発生した場合、ユーザ端末2は応答メッセージが返ってくるまで次のメッセージを送信することができない。上記の障害が発生した時、サブシステム12はメッセージの処理中であったが、サブシステム13の状態としては、(1)複製されたユーザ端末2からのメッセージがまだ届いていない、(2)メッセージを処理完とみなし、応答メッセージを保持しているという2つのパターンの可能性がある。
ここで、パターン(1)の場合、障害切替え後、新アクティブ系となるサブシステム13が通常通り処理を行うことで、ユーザ端末2は応答メッセージを受信することが可能である。
一方、パターン(2)の場合、サブシステム13は処理完と想定して応答メッセージ101を送信せずに応答メッセージ保持部133に保持しているため、障害切替え後、図8に示すように、応答メッセージ保持部133に保持している応答メッセージ101をユーザ端末2に送信することで、ユーザ端末2は応答メッセージ101を受信することが可能であり、メッセージの欠落になく、ユーザ端末2と新アクティブ系のサブシステム13との状態を保つことができる。
また、サブシステム12が既に応答を返した後に、障害切替えが発生した場合、サブシステム13は応答メッセージを送信してしまう。ユーザ端末2では応答待ちしているメッセージ番号の応答メッセージを受信するが、状態A2で受信済となっているため、その応答メッセージが破棄されるので、問題はない。
このように、本実施例では、ホットスタンバイ方式の冗長構成を持つシステム1において、処理タイミングの同期を実施することなく、冗長構成を持つサブシステム12,13間の同期を行う手法を提供し、以下に記載するような効果を奏する。
つまり、本実施例では、ホットスタンバイ方式の冗長構成のサブシステム12,13間で複雑な処理タイミングの同期を取る必要がなく、簡単な状態制御で同期を行うことができる。
また、本実施例では、アクティブ系のサブシステム12がどのタイミングで障害が発生した場合でも、ユーザ端末2と新アクティブ系のサブシステム13との間の状態を維持させることができる。さらに、本実施例では、メッセージが欠落することもなく、系切替え後、改めて再同期させる必要もない。
図9は本発明の他の実施例によるホットスタンバイ方式を採用したシステムの構成を示すブロック図である。図9において、本発明の他の実施例によるホットスタンバイ方式を採用したシステムの基本的構成は、上記の本発明の一実施例によるホットスタンバイ方式を採用したシステムの構成と同様であるが、サブシステム14,15がさらに複数のサブサブシステムから構成されている場合を示している。
説明を簡単にするために、サブシステム14,15は3つのサブサブシステム141〜143,151〜153で構成されている場合を図9に示している。この図9を参照して本発明の他の実施例によるホットスタンバイ方式を採用したシステムについて説明する。
図9において、サブシステム14,15は、複数のサブサブシステム141〜143,151〜153から構成されている。この時、ユーザ端末2からのメッセージは、サブサブシステム141,151→サブサブシステム142,152→サブサブシステム143,153を経由してユーザ端末2へ応答メッセージが返送される構成であると仮定する。
このような複数のサブサブシステム141〜143,151〜153を経由して応答メッセージが返送されるようなシステム1において、本発明を用いることで、図10に示すように動作することで、上述した従来の課題を解決することが可能となる。
図10において、サブサブシステム151がメッセージ受信部1511でメッセージを受信すると、サブサブシステム153に対して応答メッセージを作成して送出するとともに、その応答メッセージを保持するように指示する。一方、サブサブシステム151は、受信したメッセージをメッセージ処理部1512で処理し、別のサブサブシステム152に処理依頼を行う。最終的に、サブサブシステム153において、メッセージ処理部1531にて処理され、応答メッセージ(MSG)保持部1532で保持している応答メッセージと処理結果が異なれば、処理結果にて応答メッセージの更新を行う。
このように、本実施例では、複数のサブサブシステム141〜143,151〜153に分割されたシステム1においても、メッセージを受信したスタンバイ系のサブシステム15内のサブサブシステム153が、常時、次メッセージの受信を可能とする状態になるように制御し、実際に応答機能を持つサブサブシステム153に応答作成依頼を行う。また、実際の処理は後から実施し、結果のみを更新することで、アクティブ系のサブシステム14と非同期のタイミングで処理を行っても、アクティブ系及びスタンバイ系の両系の同期を実現することができる。
本発明の一実施例によるホットスタンバイ方式を採用したシステムの構成を示すブロック図である。 図1のユーザ端末での管理情報の内容を示す図である。 図1のユーザ端末とシステムとの間で送受信されるメッセージのフォーマットを示す図である。 図1のアクティブ系のサブシステムでの管理情報の内容を示す図である。 図1のアクティブ系のサブシステムの構成を示すブロック図である。 図1のスタンバイ系のサブシステムでの管理情報の内容を示す図である。 図1のスタンバイ系のサブシステムの構成を示すブロック図である。 図1のアクティブ系のサブシステムでメッセージの処理中に障害が発生して系の切替えが行われた時の状態を示す図である。 本発明の他の実施例によるホットスタンバイ方式を採用したシステムの構成を示すブロック図である。 図9のスタンバイ系のサブシステムの構成を示すブロック図である。 従来のホットスタンバイ方式を採用したシステムの動作を示す図である。 図11のユーザ端末の動作を示す図である。 従来のホットスタンバイ方式を採用したシステムのメッセージ送受信時の問題点を示す図である。
符号の説明
1 システム
2 ユーザ端末
11 複製器
12〜15 サブシステム
121,131,1511 メッセージ受信部
122,132,1512,
1521,1531 メッセージ処理部
123 応答メッセージ送信部
133,1532 応答メッセージ保持部
141〜143,
151〜153 サブサブシステム
A ユーザ端末2での管理情報
A1,B2,C1,D1 メッセージ番号
A2,C2 状態
B メッセージ
B1 ヘッダ
B2 メッセージ番号
B3 ペイロード
C サブシステム12での管理情報
D サブシステム13での管理情報

Claims (8)

  1. アクティブ系のサブシステムとスタンバイ系のサブシステムとからなるホットスタンバイ方式を採用したシステムであって、
    前記スタンバイ系のサブシステムは、ユーザ端末との間でメッセージのやり取りを行う順序型メッセージの処理中による次の順序型メッセージ受付不可の状態をなくすように制御し、次の順序型メッセージの受付けを許容することを特徴とするホットスタンバイ方式を採用したシステム。
  2. アクティブ系のサブシステムとスタンバイ系のサブシステムとからなるホットスタンバイ方式を採用したシステムであって、
    前記スタンバイ系のサブシステムは、ユーザ端末との間でメッセージのやり取りを行う順序型メッセージの受信と同時にそれに対する応答メッセージの作成を行う手段と、当該応答メッセージを送信せずに保持する手段と、その保持した応答メッセージが受信した順序型メッセージの処理結果と異なる場合に当該保持した応答メッセージの更新を行う手段と、自サブシステムがアクティブ系に切替えられた後に保持している応答メッセージを送信する手段とを有することを特徴とするホットスタンバイ方式を採用したシステム。
  3. 前記ユーザ端末からのメッセージを複製して前記アクティブ系のサブシステム及び前記スタンバイ系のサブシステムに分配する複製器を含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載のホットスタンバイ方式を採用したシステム。
  4. 前記アクティブ系のサブシステム及び前記スタンバイ系のサブシステムは、複数のサブシステムからなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載のホットスタンバイ方式を採用したシステム。
  5. アクティブ系のサブシステムとスタンバイ系のサブシステムとからなるホットスタンバイ方式を採用したシステムに用いる同期方法であって、
    前記スタンバイ系のサブシステムが、ユーザ端末との間でメッセージのやり取りを行う順序型メッセージの処理中による次の順序型メッセージ受付不可の状態をなくすように制御し、次の順序型メッセージの受付けを許容することを特徴とする同期方法。
  6. アクティブ系のサブシステムとスタンバイ系のサブシステムとからなるホットスタンバイ方式を採用したシステムに用いる同期方法であって、
    前記スタンバイ系のサブシステムが、ユーザ端末との間でメッセージのやり取りを行う順序型メッセージの受信と同時にそれに対する応答メッセージの作成を行う処理と、当該応答メッセージを送信せずに保持する処理と、その保持した応答メッセージが受信した順序型メッセージの処理結果と異なる場合に当該保持した応答メッセージの更新を行う処理と、自サブシステムがアクティブ系に切替えられた後に保持している応答メッセージを送信する処理とを実行することを特徴とする同期方法。
  7. 前記システムは、前記ユーザ端末からのメッセージを複製して前記アクティブ系のサブシステム及び前記スタンバイ系のサブシステムに分配する複製器を含むことを特徴とする請求項5または請求項6記載の同期方法。
  8. 前記アクティブ系のサブシステム及び前記スタンバイ系のサブシステムが、複数のサブシステムからなることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか記載の同期方法。
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