JP2007179808A - Connector - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、薄型テレビやリアプロジェクション等の電気又は電子機器に使用されるフレキシブルプリント基板(以下「FPC」という)を使用したコネクタに関するもので、特に狭ピッチ化を維持しつつ、接続対象物の厚さによって接続安定性の向上を図ったコネクタの構造に関するものである。 The present invention relates to a connector using a flexible printed circuit board (hereinafter referred to as “FPC”) used in electrical or electronic equipment such as a flat-screen TV and a rear projection, and in particular, while maintaining a narrow pitch, The present invention relates to a connector structure in which connection stability is improved by thickness.
携帯電話やCCDカメラ等に使用されるコネクタは、狭ピッチで極薄(所謂軽薄短小)であり、1つのタイプは主にハウジングとコンタクトとを備え、ハウジングにFPCを挿入し、コンタクトの接触部に接触させる構造のもの(所謂、ノンZIFタイプ)やまた違うタイプとしては主にハウジングとコンタクトとスライダーとを備え、ハウジングとスライダーとでFPCを挟持する構造のもの(所謂、ZIFタイプとピアノタッチタイプ)がある。ハウジングとスライダーとでFPCを保持する方法には、色々考えられるが、中でもハウジングにFPCを挿入した後にスライダーを挿入しFPCをコンタクトに押しつける構造のものが多い。また、客先の仕様や狭ピッチを図るためには、前記コンタクトの接続部を前記ハウジングの嵌合口側に配置しなければならないこともある。
ハウジングには、コンタクトが挿入される所要数の挿入孔が設けられるとともにFPCが挿入される嵌合口が設けられている。
コンタクトは主にFPCと接触する接触部と基板等に接続する接続部とハウジングに固定される固定部とを備えている。このコンタクトは、圧入等によってハウジングに固定されている。
下記にZIFタイプの所謂バックロックタイプとしての特許文献1(特開2003−297489)と特許文献2(特開平11−307198号)と本出願人が既に提案した特許文献3(特開2004−71160)を例示する。また、FFCをロックする構造として、特許文献4(実開平6−82783号)及び本出願人が既に提案した特許文献5(特願2003−422258)、特許文献6(特願2004−307793)、特許文献7(特願2005−178666)を例示する。
The housing is provided with a required number of insertion holes into which the contacts are inserted and a fitting port into which the FPC is inserted.
The contact mainly includes a contact portion that comes into contact with the FPC, a connection portion that is connected to a substrate or the like, and a fixed portion that is fixed to the housing. This contact is fixed to the housing by press fitting or the like.
Patent Document 1 (Japanese Patent Laid-Open No. 2003-297489) and Patent Document 2 (Japanese Patent Laid-Open No. 11-307198) as so-called backlock types of ZIF type and Patent Document 3 (Japanese Patent Laid-Open No. 2004-71160) already proposed by the present applicant are described below. ). Further, as a structure for locking the FFC, Patent Document 4 (Japanese Utility Model Publication No. 6-82783) and Patent Document 5 (Japanese Patent Application No. 2003-422258) already proposed by the present applicant, Patent Document 6 (Japanese Patent Application No. 2004-307793), Patent document 7 (Japanese Patent Application No. 2005-178666) is illustrated.
近年、電気・電子機器の小型化が進むにつれ、コネクタの小型化の要求も強くなってきており、コネクタはより一層軽薄短小化が進んできている。
ピッチの狭小化も進む中、ピッチが0.3mm以下の場合、コネクタの狭ピッチ化を図る上で、2種類のコンタクトを用いて、2種類のコンタクトを千鳥(交互)に配置することが多い。一方のコンタクトは基板接続部方向より挿入され、もう一方のコンタクトはFPC挿入側から挿入され、それぞれハウジング等の絶縁体に保持されている。そのため、FPCを挿入(嵌合)させた際に、一方コンタクトの接触部に対向する位置にはハウジング等の絶縁体があるが、もう一方コンタクトの接触部に対向する位置にはハウジング等の絶縁体がないので、前記FPCの厚さによってもう一方コンタクトの接触圧が低下し、接続不良に繋がることがあった。特に、FPCが0.15mm以下ではその傾向が高くなる。
また、前記接続対象物(例えば、FPC)の厚さは客先仕様によっても変わる可能が多い(例えば、0.1〜0.15mmの変化が考えられる)が、前記FPCの厚さに対応するためには別のコネクタを準備するか、別のコンタクト(ギャップ寸法等を変更したもの)を準備し、ハウジング等の絶縁体に挿入しなければならなかった。1つのコネクタやコンタクトで前記FPCの厚さの違いに対応しようとするとFPCの厚さが薄い場合接触圧が低下し、接続不良に繋がってしまうことになり、また、FPCの厚さに対応する別のコネクタやコンタクトを準備すると別の金型が必要になり、管理工数も増え、コストアップに繋がってしまうと言った課題も発生した。
さらに、軽薄短小化が進む中、アクチュエータやスライダー等の回動部材の稼動するスペースを確保するため、コンタクト上面(特にテール側)を露出することが公の事実となっている。しかしながら、コネクタの使用用途によってはコネクタの小型化(低背化)の要求がされることがなく、コンタクトが露出していると、防塵性が悪く、場合によっては接続不良の原因に繋がることも考えられる。また、FPCをコネクタに挿入する際には挿入力の掛からない構造のものが要求され、FPCが完全に嵌合されているかどうかを目視で判別することも要求されている。
In recent years, as electric and electronic devices have been miniaturized, there has been an increasing demand for miniaturization of connectors, and connectors are becoming lighter, thinner and smaller.
While the pitch is being narrowed, when the pitch is 0.3 mm or less, two types of contacts are often arranged in a staggered manner (alternately) using two types of contacts in order to narrow the connector pitch. . One contact is inserted from the direction of the board connecting portion, and the other contact is inserted from the FPC insertion side, and is held by an insulator such as a housing. Therefore, when the FPC is inserted (fitted), there is an insulator such as a housing at a position facing the contact portion of one contact, but an insulation such as a housing is located at the position facing the contact portion of the other contact. Since there was no body, the contact pressure of the other contact was lowered depending on the thickness of the FPC, leading to poor connection. In particular, when the FPC is 0.15 mm or less, the tendency is high.
Further, the thickness of the connection object (for example, FPC) is likely to change depending on customer specifications (for example, a change of 0.1 to 0.15 mm is conceivable), but corresponds to the thickness of the FPC. In order to do this, another connector must be prepared or another contact (with a changed gap size or the like) must be prepared and inserted into an insulator such as a housing. If one connector or contact tries to cope with the difference in the thickness of the FPC, if the thickness of the FPC is small, the contact pressure is reduced, leading to a connection failure, and also corresponding to the thickness of the FPC. If another connector or contact was prepared, another mold would be required, increasing the man-hours for management and increasing the cost.
Furthermore, as lightness, thinness and miniaturization progress, it is a public fact that the contact upper surface (especially the tail side) is exposed in order to secure a space in which a rotating member such as an actuator or a slider operates. However, depending on the usage of the connector, there is no requirement for miniaturization (low profile) of the connector. If the contact is exposed, the dust-proof property is poor, and in some cases, it may cause connection failure. Conceivable. Further, when the FPC is inserted into the connector, a structure having no insertion force is required, and it is also required to visually determine whether or not the FPC is completely fitted.
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、FPCの厚さにも対応でき、かつ、コストアップにも繋がらなく、安定した接続を得ることができるコネクタ10を提供せんとするものである。
The present invention has been made in view of such a conventional problem, and does not provide a
上記目的は、接続対象物と着脱自在に嵌合するコネクタ10であって、該接続対象物と接触する接触部26を有する所要数のコンタクト14、16と、このコンタクト14、16が保持・固定されるとともに前記接続対象物が挿入される嵌合口20を有するハウジング12と、前記コンタクト14、16を押圧する回動部材18とを備えるコネクタ10において、2種類のコンタクト14、16を嵌合口20の反対方向から前記ハウジング12に挿入し、一方の前記コンタクト14は、一端側に前記接続対象物と接触する接触部26と他端側に前記回動部材18により押圧される押受部32とを有する第一片22と、一端側に前記ハウジング12に挿入される固定部38を有する延設部36と他端側に基板と接続する接続部40とを有する第ニ片24と、前記第一片22と前記第二片24とを連結する連結支点部30とを備え、前記接触部26と前記連結支点部30と前記接続部40とを略クランク形状に配置し、もう一方のコンタクト16は、一端側に前記接続対象物と接触する接触部26と他端側に前記回動部材181により押圧される押受部32とを有する第一片22と、一端側に基板と接続する接続部40及び前記ハウジング12に挿入される固定部38を有する延設部36と他端側に前記回動部材18の押圧部54を狭持する突出台44と有する第ニ片24と、前記第一22片と前記第二片24とを連結する連結支点部30とを備え、前記接続部40と前記固定部38は略二股状に配置されるとともに前記接触部26と前記連結支点部30と前記接続部40とを略倒U字形状に配置し、前記ハウジング12は、一方及びもう一方の前記コンタクト14、16の接触部26を被覆する天井部50を有し、前記回動部材18は、回動させるための操作部56と長手方向に連設した押圧部54と前記押受部34が挿入できる別個独立の係止孔58とを備え、前記押圧部54が一方の前記コンタクト14の接続部40と押受部34との間及びもう一方の前記コンタクト16の突出台44と押受部32との間で回動するように前記ハウジング12に装着されることにより達成できる。
The above object is a
また、上記目的は、接続対象物と着脱自在に嵌合するコネクタ101であって、該接続対象物と接触する接触部26を有する所要数のコンタクト141、161と、このコンタクト141、161が保持・固定されるとともに前記接続対象物が挿入される嵌合口20を有するハウジング121と、前記コンタクト141、161を押圧する回動部材181とを備えるコネクタ101において、2種類のコンタクト141、161を千鳥に配置し、一方の前記コンタクト141は、一端側に前記接続対象物と接触する接触部26と他端側に前記回動部材181により押圧される押受部32とを有する第一片22と、一端側に前記ハウジング121に挿入される固定部38を有する延設部36と他端側に基板と接続する接続部40とを有する第ニ片24と、前記第一片22と前記第二片24とを連結する連結支点部30とを備え、前記接触部26と前記連結支点部30と前記接続部40とを略クランク形状に配置し、もう一方のコンタクト161は、一端側に前記接続対象物と接触する接触部26と他端側に前記回動部材181により押圧される押受部32とを有する第一片22と、一端側に基板と接続する接続部40と他端側に前記ハウジング121に挿入される固定部38を有する延設部36とを有する第ニ片24と、前記第一22片と前記第二片24とを連結する連結支点部30とを備え、前記接触部26と前記連結支点部30と前記接続部40とを略倒U字形状に配置し、前記ハウジング121は、一方及びもう一方の前記コンタクト141、161の接触部26を被覆する天井部50を有し、前記押受部32を覆うとともに前記天井部50に連設する上壁部52とを備え、前記回動部材181は、回動させるための操作部56と長手方向に連設した押圧部54と前記押受部34が挿入できる別個独立の係止孔58と前記上壁部52が挿入される挿入孔62とを備え、前記押圧部54が一方の前記コンタクト141の接続部40と押受部34との間で回動するように前記ハウジング121に装着され、前記ハウジング121の嵌合口20に連設する挿入部49を設け、少なくとももう一方の前記コンタクト161部分の前記挿入部49にシート部材19を挿入することをにより達成できる。
In addition, the above-described object is a
一方の前記コンタクト14及びもう一方の前記コンタクト16のピッチが0.2〜0.5mmである。
また、前記回動部材18に略L字形状をした突出壁76を設け、前記接続対象物が挿入され、前記回動部材18が回動した際に一方の前記突出壁76で一方の前記コンタクト14の接続部40及びもう一方の前記コンタクト16の突出台44と覆うようにしている。
一方の前記コンタクト14及びもう一方の前記コンタクト16の両方若しくはどちらかに、前記押受部32の先端の内側に突出した突出部42を設け、前記回動部材18が回動した際に前記突出部42が前記回動部材18の係止孔58と係合する。
The pitch between the one
Further, the
One or both of the
前記ハウジング121の嵌合口20の長手方向両側に前記挿入部49を設け、前記シート部材19を1枚の板状片にするとともに長手方向両側の前記挿入部49に挿入する。
また、板状片の前記シート部材19にもう一方の前記コンタクト161に対応した位置に凸部74を設ける。
さらに、前記FPC64の厚さによって、板状片の前記シート部材19の厚さを0.1〜1mmの範囲で変える。0.1〜1mmの範囲で変化させることは単なる設計事項ではない。
前記シート部材19の所定位置に、前記シート部材19の浮き上がりを防止するための少なくとも1以上の係合部78若しくは係止部80を設け、前記ハウジング12若しくは前記コンタクト16に前記係合部78若しくは前記係止部80に対応する位置に前記係合部78若しくは前記係止部80と係合する係止部80若しくは係合部78を設ける。
The
Further, the
Further, depending on the thickness of the
At least one engaging
前記回動部材181が回動し、前記コンタクト141が前記接続対象物と接続する状態の際に、前記上壁部52の先端と前記操作部56との間及び前記上壁部52と前記回動部材181の前記操作部56と反対側の先端との間を、回動時に前記回動部材181が前記ハウジング121の上壁部52に触れない範囲で狭くする。
また、前記回動部材181を断面略U字形状にするとともに前記上壁部52の先端と前記操作部56との間を0.5〜0.7mmにし、前記上壁部52と前記回動部材181の前記操作部56と反対側の先端との間を0.3〜0.5mmにすることで、回動時に前記回動部材181が前記ハウジング121の上壁部52に触れることなく、防塵性を高める。前記上壁部52の先端と前記操作部56との間が0.5mm以下では回動部材181を回動する際に回動部材181がハウジング121に接触してしまい、前記上壁部52の先端と前記操作部56との間が0.7mm以上では防塵性を高めることができない。前記上壁部52と前記回動部材181の前記操作部56と反対側の先端との間が0.3mm以下では回動部材181を回動する際に回動部材181がハウジング121に接触してしまい、前記上壁部52と前記回動部材181の前記操作部56と反対側の先端との間が0.5mm以上では防塵性を高めることができない。
さらに、前記コンタクト141と一方及びもう一方の前記コンタクト141、161には、第一片22と第二片24の少なくとも一方に前記嵌合口20と反対方向に傾斜する傾斜部28を設ける。
When the rotating
Further, the rotating
Furthermore, the
以上の説明から明らかなように、本発明のコネクタ10、101によると、次のような優れた顕著な効果が得られる。
(1)接続対象物と着脱自在に嵌合するコネクタ10であって、該接続対象物と接触する接触部26を有する所要数のコンタクト14、16と、このコンタクト14、16が保持・固定されるとともに前記接続対象物が挿入される嵌合口20を有するハウジング12と、前記コンタクト14、16を押圧する回動部材18とを備えるコネクタ10において、2種類のコンタクト14、16を嵌合口20の反対方向から前記ハウジング12に挿入し、一方の前記コンタクト14は、一端側に前記接続対象物と接触する接触部26と他端側に前記回動部材18により押圧される押受部32とを有する第一片22と、一端側に前記ハウジング12に挿入される固定部38を有する延設部36と他端側に基板と接続する接続部40とを有する第ニ片24と、前記第一片22と前記第二片24とを連結する連結支点部30とを備え、前記接触部26と前記連結支点部30と前記接続部40とを略クランク形状に配置し、もう一方のコンタクト16は、一端側に前記接続対象物と接触する接触部26と他端側に前記回動部材181により押圧される押受部32とを有する第一片22と、一端側に基板と接続する接続部40及び前記ハウジング12に挿入される固定部38を有する延設部36と他端側に前記回動部材18の押圧部54を狭持する突出台44と有する第ニ片24と、前記第一22片と前記第二片24とを連結する連結支点部30とを備え、前記接続部40と前記固定部38は略二股状に配置されるとともに前記接触部26と前記連結支点部30と前記接続部40とを略倒U字形状に配置し、前記ハウジング12は、一方及びもう一方の前記コンタクト14、16の接触部26を被覆する天井部50を有し、前記回動部材18は、回動させるための操作部56と長手方向に連設した押圧部54と前記押受部34が挿入できる別個独立の係止孔58とを備え、前記押圧部54が一方の前記コンタクト14の接続部40と押受部34との間及びもう一方の前記コンタクト16の突出台44と押受部32との間で回動するように前記ハウジング12に装着しているので、狭ピッチ化が可能で、かつ、接続対象物の挿入力が掛かることがなく、かつ、コストアップにも繋がらなく、安定した接続を得ることができる。
As is clear from the above description, according to the
(1) A
(2)接続対象物と着脱自在に嵌合するコネクタ101であって、該接続対象物と接触する接触部26を有する所要数のコンタクト141、161と、このコンタクト141、161が保持・固定されるとともに前記接続対象物が挿入される嵌合口20を有するハウジング121と、前記コンタクト141、161を押圧する回動部材181とを備えるコネクタ101において、2種類のコンタクト141、161を千鳥に配置し、一方の前記コンタクト141は、一端側に前記接続対象物と接触する接触部26と他端側に前記回動部材181により押圧される押受部32と該押受部32の先端に内側に突出した突出部42とを有する第一片22と、一端側に前記ハウジング121に挿入される固定部38を有する延設部36と他端側に基板と接続する接続部40とを有する第ニ片24と、前記第一片22と前記第二片24とを連結する連結支点部30とを備え、前記接触部26と前記連結支点部30と前記接続部40とを略クランク形状に配置し、もう一方のコンタクト161は、一端側に前記接続対象物と接触する接触部26と他端側に前記回動部材181により押圧される押受部32と該押受部32の先端に内側に突出した突出部42とを有する第一片22と、一端側に基板と接続する接続部40と他端側に前記ハウジング121に挿入される固定部38を有する延設部36とを有する第ニ片24と、前記第一22片と前記第二片24とを連結する連結支点部30とを備え、前記接触部26と前記連結支点部30と前記接続部40とを略倒U字形状に配置し、前記ハウジング121は、一方及びもう一方の前記コンタクト141、161の接触部26を被覆する天井部50を有し、前記押受部32を覆うとともに前記天井部50に連設する上壁部52とを備え、前記回動部材181は、回動させるための操作部56と長手方向に連設した押圧部54と前記押受部34が挿入でき前記突出部42と係合する別個独立の係止孔58と前記上壁部52が挿入される挿入孔62とを備え、前記押圧部54が一方の前記コンタクト141の接続部40と押受部34との間で回動するように前記ハウジング121に装着され、前記ハウジング121の嵌合口20に連設する挿入部49を設け、少なくとももう一方の前記コンタクト161部分の前記挿入部49にシート部材19を挿入しているので、狭ピッチ化が可能で、かつ、接続対象物の挿入力が掛かることがなく、FPC64の厚さが変化した場合にも容易に対応することが可能で、コストアップにも繋がらなく、安定した接続を得ることができる。
(2) A
(3)一方の前記コンタクト14及びもう一方の前記コンタクト16のピッチが0.2〜0.5mmであるので、嵌合口20の反対側より一方及びもう一方のコンタクト14、16を挿入しても接続不良を起こすことなく、0.3mm以下の狭ピッチ化が可能である。
(4)前記回動部材18に略L字形状をした突出壁76を設け、前記接続対象物が挿入され、前記回動部材18が回動した際に一方の前記突出壁76で一方の前記コンタクト14の接続部40及びもう一方の前記コンタクト16の突出台44と覆うようにしているので、前記回動部材18が回動した後には一方の前記コンタクト14の接続部40及びもう一方の前記コンタクト16の突出台44が破損することがない。
(5)一方の前記コンタクト14及びもう一方の前記コンタクト16の両方若しくはどちらかに、前記押受部32の先端の内側に突出した突出部42を設け、前記回動部材18が回動した際に前記突出部42が前記回動部材18の係止孔58と係合しているので、一方の前記コンタクト14及びもう一方の前記コンタクト16が外れることがなく、安定した接続を得ることができる。
(3) Since the pitch between the one
(4) A projecting
(5) When one or more of the
(6)前記ハウジング121の嵌合口20の長手方向両側に前記挿入部49を設け、前記シート部材19を1枚の板状片にするとともに長手方向両側の前記挿入部49に挿入しているので、容易にFPC64の厚さ変化にも対応することができ、コストアップにも繋がらなく、FPCが変形することなく、安定した接続を得ることができる。
(7)板状片の前記シート部材19にもう一方の前記コンタクト161に対応した位置に凸部74を設けているので、容易にFPC64の厚さ変化にも対応することができ、コストアップにも繋がらなく、FPCが変形することなく、安定した接続を得ることができる。
(8)前記FPC64の厚さによって、板状片の前記シート部材19の厚さを0.1〜1mmの範囲で変えているので、容易にFPC64の厚さ変化にも対応することができ、コストアップにも繋がらなく、FPCが変形することなく、安定した接続を得ることができる。
(9)前記シート部材19の所定位置に、前記シート部材19の浮き上がりを防止するための少なくとも1以上の係合部78若しくは係止部80を設け、前記ハウジング12若しくは前記コンタクト16に前記係合部78若しくは前記係止部80に対応する位置に前記係合部78若しくは前記係止部80と係合する係止部80若しくは係合部78を設けているので、前記シート部材19が浮き上がることがなく、GAP(ギャップ)寸法の調整が可能で、かつ、接続対象物の挿入力が掛かることがなく、FPC64の厚さが変化した場合にも容易に対応することが可能で、コストアップにも繋がらなく、安定した接続を得ることができる。
(10)前記回動部材181が回動し、前記コンタクト141が前記接続対象物と接続する状態の際に、前記上壁部52の先端と前記操作部56との間及び前記上壁部52と前記回動部材181の前記操作部56と反対側の先端との間を、回動時に前記回動部材181が前記ハウジング121の上壁部52に触れない範囲で狭くしているので、2.5mm以下の低背化も可能で、かつ、隙間が殆どないため特許文献6より2〜3倍以上に防塵性を高めることができる。
(11)前記回動部材181を断面略U字形状にするとともに前記上壁部52の先端と前記操作部56との間を0.5〜0.7mmにし、前記上壁部52と前記回動部材181の前記操作部56と反対側の先端との間を0.3〜0.5mmにすることで、回動時に前記回動部材181が前記ハウジング121の上壁部52に触れることないので、かつ、隙間が殆どないため特許文献6より2〜3倍以上に防塵性を高めることができる。
(12)前記コンタクト141と一方及びもう一方の前記コンタクト141、161には、第一片22と第二片24の少なくとも一方に前記嵌合口20と反対方向に傾斜する傾斜部28を設けているので、2.5mm以下の低背化に繋がる。
(6) Since the
(7) Since the
(8) Since the thickness of the
(9) At least one
(10) When the rotating
(11) The rotating
(12) At least one of the
図1から図8に基づいて、本発明の一実施例について説明する。図1(A)はFPC挿入側よりみた回動部材が開いた状態のコネクタの斜視図であり、(B)は回動部材が閉じた状態のコネクタの斜視図である。図2は回動部材の斜視図であり、図3はハウジングの斜視図である。図4(A)は一方のコンタクトの斜視図であり、(B)はもう一方のコンタクトの斜視図である。図5(A)は回動部材が開いた状態の一方のコンタクト部分の断面図であり、(B)は回動部材が開いた状態のもう一方のコンタクト部分の断面図である。図6(A)は回動部材が閉じた状態の一方のコンタクト部分の断面図であり、(B)は回動部材が閉じた状態のもう一方のコンタクト部分の断面図である。図7(A)は挿入される前のFPCとコネクタの斜視図であり、(B)はFPCが挿入された状態のコネクタの斜視図である。図8は回動部材の押圧部の移動及び回動の仕方を説明する説明図である。
一実施例の本発明のコネクタは、主にハウジング12と回動部材18とコンタクト14、16とを備えている。該コネクタ10は、2種類のコンタクト14、16を嵌合口20の反対方向から前記ハウジング12に挿入し、それぞれのコンタクト14、16の接続部40、40は千鳥に配列され、同一挿入方向でもピッチの狭小化を図っている。
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1A is a perspective view of the connector with the rotating member opened as viewed from the FPC insertion side, and FIG. 1B is a perspective view of the connector with the rotating member closed. FIG. 2 is a perspective view of the rotating member, and FIG. 3 is a perspective view of the housing. FIG. 4A is a perspective view of one contact, and FIG. 4B is a perspective view of the other contact. FIG. 5A is a cross-sectional view of one contact portion with the rotating member open, and FIG. 5B is a cross-sectional view of the other contact portion with the rotating member open. FIG. 6A is a cross-sectional view of one contact portion with the rotating member closed, and FIG. 6B is a cross-sectional view of the other contact portion with the rotating member closed. FIG. 7A is a perspective view of the FPC and the connector before being inserted, and FIG. 7B is a perspective view of the connector in a state where the FPC is inserted. FIG. 8 is an explanatory diagram for explaining how to move and rotate the pressing portion of the rotating member.
The connector according to one embodiment of the present invention mainly includes a
まず、図4に基づいて、2種類のコンタクト14、16について説明する。この2種類のコンタクト14、16は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記コンタクト14、16の材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。
First, the two types of
最初に、図4(A)の一方のコンタクト14について説明する。一方の前記コンタクト14は図4(A)のように倒略H形状をし、少なくとも前記FPC64と接触する接触部26(図4(A)の図面の上側)と基板等に接続する接続部40と前記ハウジング12に固定する固定部38と連結支点部30と回動部材181によって押圧される押受部32とを備えている。前記接触部26と前記押受部32とは略クランク状の板状片の第一片22の両端に設けられ、前記押受部32の先端には内側に突出した突出部42が設けられている。一端側に前記ハウジング12に挿入される固定部38を有する延設部36と他端側に基板と接続する接続部40とを有する第ニ片24を備え、前記第一片22と前記第二片24はほぼ中間付近で連結支点部30によって連結されている。前記接触部26と前記連結支点部30と前記接続部40とは略クランク形状に配置されており、前記接続部40には前記押受部32側に突出するような突出台44が設けられ、前記押受部32と前記突出台44との間で前記回動部材181の押圧部54が回動するようなっている。本実施例では前記コンタクト14の連結支点部30付近に、前記嵌合口20と反対方向に傾斜する傾斜部28が設けられている。該傾斜部28を設けることで、低背化を図っている。また、前記突出台44は前記回動部材181の押圧部54が回動する際に安定した回動をするために、押受部32と接続部40との間の間隔を調整するためのものであり、突出量はこのようなことを考慮して適宜設計する。
First, one
前記接続部40の配置位置としては、基板のランド位置や基板のパターン位置や狭スペース等を考慮して適宜設計する。一方の前記コンタクト14では、前記接続部40を前記押受部32に対向する側に設けている。前記接触部26は、FPC64と接触し易いように凸部形状にしており、前記接続部40は本実施例では図4(A)のように表面実装タイプ(SMT)にしているが、ディップタイプでも良い。本実施例では、一方の前記コンタクト141では、前記連結支点部30から前記接触部26に対向するように延設部36を設け、該延設部36上に前記ハウジング121に固定するための固定部38を設けている。前記固定部38の大きさや形状は、保持力や前記ハウジング121の強度等を考慮して適宜設計する。
The arrangement position of the connecting
前記連結支点部30と前記押受部32とは、前記FPC64が挿入された際に、次のような作用を果たすための部分である。前記FPC64が前記ハウジング12の嵌合口20内に挿入された後に、前記回動部材18の押圧部54が前記コンタクト14の接続部40の突出台44と押受部32との間で回動すると、前記押受部32が押圧部54によって押し上げられることで前記コンタクト14の連結支点部30の下端(図4(A)の下側)を支点にし、前記コンタクト14の連結支点部30の上端が前記接触部26側に傾くことによって、前記接触部26が前記FPC64側に押圧される。前記連結支点部30と前記押受部32の大きさや形状は、このような作用を果たすために、適宜設計されている。また、前記コンタクト14の押受部32の先端に突出部42を設け、回動部材181の押圧部54をコンタクト14の押受部32と接続部40の突出台44との間で回動させるとき、前記回動部材18の係止孔58に係合させることで、回動部材18の回動に対する強い反発力に対抗することが望ましい。前記突出部42の大きさは、このような役割を果たすことが出来れば如何なる大きさでもよく、回動部材181の係止孔が引っ掛かる程度に適宜設計する。
The connecting
次に、もう一方のコンタクト16について説明する。ここでは、上述した一方のコンタクト14との相違部分についてのみ説明する。もう一方の前記コンタクト16も図4(B)のように一方の前記コンタクト14と同様に倒略H字形状をしており、主にFPC64と接触する接触部26(図4(B)の図面の上側)と基板に接続する接続部40とハウジング12に固定する固定部38と連結支点部30と前記回動部材181のよって押圧される押受部32とを備えている。これらの前記接触部26と前記連結支点部30と前記接続部40は、略倒U字形状に配置されている。前記接続部40は、一方のコンタクトと同様に表面実装タイプ(SMT)にしているが、ディップタイプでも良い。
Next, the
一方の前記コンタクト14ともう一方の前記コンタクト16の相違点は、幾分形状的な違いはあるものの第二片24の一端側を基板と接続する接続部40及び前記ハウジング12に挿入される固定部38とを略二股状に配置しことである。それぞれのコンタクト14、16を前記ハウジング12に同一方向(嵌合口20の反対側)から挿入し、前記ハウジングに保持されている。即ち、一方の前記コンタクト14では、前記接続部40を前記押受部32と対向する側に、前記延設部36を前記接触部26と対向する側に設けているのに対し、もう一方の前記コンタクト16では、前記接続部40を前記接触部26と対向する側に前記ハウジング12に挿入される固定部38を有する延設部36から略二股状に配置される。
The difference between the one
ここで、前記回動部材181の押圧部54の移動及び回動の仕方について図8に基づいて説明する。
第一に、図8(A)のように前記接続対象物と前記コネクタ101との接続前の状態で、前記押圧部54の下端70側が前記押受部32の突出部42と接続部40の突出台44との間に位置する。
第二に、図8(B)のように前記操作部56を回動(図面の時計回り方向)させると前記押圧部54が嵌合口20と反対方向に移動し、前記押圧部54の下端70側が前記押受部32の突出部42と接続部40の突出台44との間に挟持される。
第三に、図8(C)のように前記操作部56をさらに回動させると第ニの位置で前記押圧部54が押圧部54の中心を回転軸72として回動する。
第四に、図8(D)のように前記操作部56をさらに回動させると第三の位置で前記押圧部54が押圧部54の中心を回転軸72として回動し、前記押圧部54が前記押受部32と前記接続部40の突出台44との間でほぼ垂直になり回転軸72が前記突出部42に接した上端68側に移動する。
第五に、図8(E)のように前記操作部56をさらに回動させると第四の位置で前記押圧部54が前記突出部42に接した上端68側を中心に回動し、前記押圧部54を前記突出部42に引っ掛かった状態に係合させる。
即ち、前記押圧部54は最初は移動し、その後回動し、さらに回動を続けると回転軸72が変化して、省スペース間でコンパクトな回動(回転)を行なうものである。
つまり、本発明のコネクタ101では、前記FPC64等の接続対象物を嵌合口20内に挿入する際に挿入力の掛からない(所謂、ゼロ・インサーション・フォース(ZIF))構造で、前記回動部材181の押圧部54をより前記コンタクト141、161の突出部42側で回動させる(より突出部42側で前記コンタクト141、161の押受部32を押し上げる)ことで小さな力で前記回動部材181をロックできる構造で、かつ、前記回動部材181の押圧部54でより前記コンタクト141,161の突出部42側の押受部32を押し上げることで高い接触力を得られる構造になっている。
Here, how to move and rotate the
First, as shown in FIG. 8A, in the state before the connection object and the
Second, as shown in FIG. 8B, when the
Third, as shown in FIG. 8C, when the
Fourth, when the
Fifth, when the
That is, the
That is, the
次に、回動部材18について説明する。この回動部材18は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。
該回動部材18は主にハウジング12に回動可能に装着される軸部分と前記コンタクト14、16の押受部32を押圧する押圧部54と前記コンタクト14、16の突出部42が係合する係止孔58と操作部56を備えている。本実施例では、前記回動部材18を断面略十字形状にしている。前記軸は、回動部材18を回動するための支点であり、ハウジング12の長手方向両側に回動部材18が回動可能に適宜装着され、上述したように前記押圧部54が回動する際に回転軸72が変化するように前記軸と前記ハウジング12の軸受け部との関係ではクリアランスを設けている。また、長手方向両側には、前記コンタクト14、16の押受部32を押圧した際に回動部材18が高さ(図面の上)方向に持ち上がらないようにするためにハウジング12と係合するロック部が設けられている。ロック部の形状や大きさ等は、ハウジング12に係合できれば如何なるものでもよく、上述の役割やコネクタ10の大きさや強度等を考慮して適宜設計する。
Next, the rotating
The rotating
前記回動部材18の前記押圧部54は、コンタクト14、16の押受部32に押し付ける部分であり、その形状としては細長形状にすることが望ましく、本実施例では楕円形状をしている。このように楕円形状にすることによって、図5(A)及び図6(A)のように回動部材18を回動させ、コンタクト14、16の押受部32と接続部40の突出台44との間で回転させることで、押圧部54の大きさの変化によりコンタクト14、16の押受部32が持ち上げられ、FPC64をコンタクト14、16の接触部26側に押し付けている。押圧部54の形状としては、コンタクト14、16の押受部32と接続部40の突出台44との間で回転でき、長軸と短軸といった大きさの違いによりコンタクト14、16の押受部32を押し上げられれば、如何なるものでもよい。前記押圧部54の形状や大きさは、このようなことを考慮して適宜設計する。
The
また、前記回動部材18を回動した際に、回動部材18の回動に対する反発力が強い為に、前記コンタクト14、16の突出部42が係合する係止孔58が別個独立に設けられている。前記係止孔58を別個独立に設けることで、回動部材18の強度アップや回動時の変形を防止している。
上述した前記回動部材18は前記ハウジング12の嵌合口20と反対側(一方のコンタクト14の接続部側)に回動自在に装着されている。
また、前記回動部材18に略L字形状をした突出壁76を設け、前記接続対象物が挿入され、前記回動部材18が回動した際に一方の前記突出壁76で一方の前記コンタクト14の接続部40及びもう一方の前記コンタクト16の突出台44と覆うようにしている。
Further, when the rotating
The rotating
Further, the
次に、ハウジング12について説明する。このハウジング12は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。
Next, the
前記ハウジング12には、所要数のコンタクト14、16が装着される挿入溝48が設けられており、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着等によって固定されている。また、前記ハウジング12には前記FPC64が挿入される嵌合口20が設けられ、前記嵌合口20の大きさは前記FPC64が挿入でき、前記FPC64が挿入された際に前記回動部材18で前記コンタクト14、16に押圧できるように適宜設計されている。前記ハウジング12の長手方向両側には、前記回動部材18の軸が回動可能に装着される軸受部が設けられている。前記軸と前記軸受けとの関係は、上述したような前記回動部材18の押圧部54のコンパクトな回転が可能なようにクリアランスが設けられている。この軸受部の形状や大きさは、回動部材18の軸が回動でき、前記押圧部54のコンパクトな回転が可能なように装着されていれば如何なるものでもよく、この役割やハウジング12の強度や大きさ等を考慮して適宜設計する。
The
前記ハウジング12には、前記コンタクト14、16の接触部26、26を被覆する天井部50が設けられている。前記天井部50は2種類の前記コンタクト14、16の接触部を保護するためのものであり、その大きさや形状はこの役割や前記ハウジング12の強度や前記回動部材18の回動性や強度等を考慮して適宜設計する。低背化を考慮して、前記ハウジング12の肉厚は出来るかぎり薄くしている。
The
図9から図16に基づいて、本発明の別の一実施例について説明する。図9(A)はFPC挿入側よりみた回動部材が開いた状態のコネクタの斜視図であり、(B)は回動部材が閉じた状態のコネクタの斜視図である。図10は回動部材の斜視図であり、図11はハウジングの斜視図である。図12(A)は一方のコンタクトの斜視図であり、(B)はもう一方のコンタクトの斜視図である。図13(A)は回動部材が開いた状態の一方のコンタクト部分の断面図であり、(B)は回動部材が開いた状態のもう一方のコンタクト部分の断面図である。図14(A)は回動部材が閉じた状態の一方のコンタクト部分の断面図であり、(B)は回動部材が閉じた状態のもう一方のコンタクト部分の断面図である。図15(A)は挿入される前のFPCとコネクタの斜視図であり、(B)はFPCが挿入された状態のコネクタの斜視図である。図16(A)はシート部材の斜視図であり、(B)は別のシート部材の斜視図である。図17はシート部材に係合部若しくは係止部を設け、ハウジング若しくはコンタクトに係合部若しくは係止部に対応する位置に係止部若しくは係合部を設けた場合を説明する図面である。図17(A)は回動部材が開いた状態でシート部材とコンタクトが係合した状態の断面図であり、(B)は動部材が閉じた状態でシート部材とコンタクトが係合した状態の断面図であり、(C)はもう一方のコンタクトの斜視図であり、(D)は別のシート部材の斜視図である。
別の一実施例の本発明のコネクタも、主にハウジング121と回動部材181とコンタクト141、161とを備えている。該コネクタ101は、2種類のコンタクト141、161をハウジング121への挿入方向を変えて千鳥に配列しており、挿入方向を変えて千鳥に配列することによってピッチの狭小化と低背位化に対応させたものである。
Another embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 9A is a perspective view of the connector in a state in which the rotating member is opened as viewed from the FPC insertion side, and FIG. 9B is a perspective view of the connector in a state in which the rotating member is closed. FIG. 10 is a perspective view of the rotating member, and FIG. 11 is a perspective view of the housing. FIG. 12A is a perspective view of one contact, and FIG. 12B is a perspective view of the other contact. FIG. 13A is a cross-sectional view of one contact portion with the rotating member open, and FIG. 13B is a cross-sectional view of the other contact portion with the rotating member open. FIG. 14A is a cross-sectional view of one contact portion with the rotating member closed, and FIG. 14B is a cross-sectional view of the other contact portion with the rotating member closed. FIG. 15A is a perspective view of the FPC and the connector before being inserted, and FIG. 15B is a perspective view of the connector in a state where the FPC is inserted. FIG. 16A is a perspective view of a sheet member, and FIG. 16B is a perspective view of another sheet member. FIG. 17 is a diagram illustrating a case where an engagement portion or a locking portion is provided on the sheet member and a locking portion or an engagement portion is provided at a position corresponding to the engagement portion or the locking portion on the housing or the contact. FIG. 17A is a cross-sectional view of a state in which the sheet member and the contact are engaged with the rotating member opened, and FIG. 17B is a state in which the sheet member and the contact are engaged with the moving member closed. It is sectional drawing, (C) is a perspective view of the other contact, (D) is a perspective view of another sheet | seat member.
Another embodiment of the connector according to the present invention mainly includes a
まず、図12に基づいて、2種類のコンタクト141、161について説明する。この2種類のコンタクト141、161は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記コンタクト141、161の材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。
First, two types of
最初に、図12(A)の一方のコンタクト141について説明する。一方の前記コンタクト141は図12(A)のように倒略H形状をし、少なくとも前記FPC64と接触する接触部26(図12(A)の図面の上側)と基板等に接続する接続部40と前記ハウジング121に固定する固定部38と連結支点部30と回動部材181によって押圧される押受部32とを備えている。前記接触部26と前記押受部32とは略クランク状の板状片の第一片22の両端に設けられ、前記押受部32の先端には内側に突出した突出部42が設けられている。一端側に前記ハウジング121に挿入される固定部38を有する延設部36と他端側に基板と接続する接続部40とを有する第ニ片24を備え、前記第一片22と前記第二片24はほぼ中間付近で連結支点部30によって連結されている。前記接触部26と前記連結支点部30と前記接続部40とは略クランク形状に配置されており、前記接続部40には前記押受部32側に突出するような突出台44が設けられ、前記押受部32と前記突出台44との間で前記回動部材181の押圧部54が回動するようなっている。本実施例では前記コンタクト141の連結支点部30付近に、前記嵌合口20と反対方向に傾斜する傾斜部28が設けられている。該傾斜部28を設けることで、低背化を図っている。また、前記突出台44は前記回動部材181の押圧部54が回動する際に安定した回動をするために、押受部32と接続部40との間の間隔を調整するためのものであり、突出量はこのようなことを考慮して適宜設計する。
First, one
前記接続部40の配置位置としては、基板のランド位置や基板のパターン位置や狭スペース等を考慮して適宜設計する。即ち、前記接続部40は要求仕様に応じて、前記接触部26に対向する側や前記押受部32に対向する側に設けられることになり、また、ランドの位置によっては千鳥に設けることもある。一方の前記コンタクト141では、前記接続部40を前記押受部32に対向する側に設けている。前記接触部26は、FPC64と接触し易いように凸部形状にしており、前記接続部40は本実施例では図12(A)のように表面実装タイプ(SMT)にしているが、ディップタイプでも良い。前記FPC64の仕様によっては、前記接触部26と対向する側にも接触部26を設ける場合もある。即ち、2つの接触部26、26を設けて、前記FPC64を挟持するようにしてもよい。本実施例では、一方の前記コンタクト141では、前記連結支点部30から前記接触部26に対向するように延設部36を設け、該延設部36上に前記ハウジング121に固定するための固定部38を設けている。前記固定部38の大きさや形状は、保持力や前記ハウジング121の強度等を考慮して適宜設計する。
The arrangement position of the connecting
前記連結支点部30と前記押受部32とは、前記FPC64が挿入された際に、次のような作用を果たすための部分である。前記FPC64が前記ハウジング121の嵌合口20内に挿入された後に、前記回動部材181の押圧部54が前記コンタクト141の接続部40の突出台44と押受部32との間で回動すると、前記押受部32が押圧部54によって押し上げられることで前記コンタクト141の連結支点部30の下端(図12(A)の下側)を支点にし、前記コンタクト141の連結支点部30の上端が前記接触部26側に傾くことによって、前記接触部26が前記FPC64側に押圧される。前記連結支点部30と前記押受部32の大きさや形状は、このような作用を果たすために、適宜設計されている。また、前記コンタクト141の押受部32の先端に突出部42を設け、回動部材181の押圧部54をコンタクト141の押受部32と接続部40の突出台44との間で回動させるとき、前記回動部材181の係止孔58に係合させることで、回動部材181の回動に対する強い反発力に対抗することが望ましい。前記突出部42の大きさは、このような役割を果たすことが出来れば如何なる大きさでもよく、回動部材181の係止孔が引っ掛かる程度に適宜設計する。
The connecting
次に、もう一方のコンタクト161について説明する。ここでは、上述した一方のコンタクト141との相違部分についてのみ説明する。もう一方の前記コンタクト161も図12(B)のように一方の前記コンタクト141と同様に倒略H字形状をしており、主にFPC64と接触する接触部26(図12(B)の図面の上側)と基板に接続する接続部40とハウジング121に固定する固定部38と連結支点部30と前記回動部材181のよって押圧される押受部32とを備えている。これらの前記接触部26と前記連結支点部30と前記接続部40は、略倒U字形状に配置されている。前記接続部40は、一方のコンタクトと同様に表面実装タイプ(SMT)にしているが、ディップタイプでも良い。
Next, the
一方の前記コンタクト141ともう一方の前記コンタクト161の相違点は、幾分形状的な違いはあるものの前記接続部40と前記延設部36とが逆にしただけである。即ち、一方の前記コンタクト141では、前記接続部40を前記押受部32と対向する側に、前記延設部36を前記接触部26と対向する側に設けているのに対し、もう一方の前記コンタクト161では、前記接続部40を前記接触部26と対向する側に、前記延設部36を前記押受部32と対向する側に設けている。もう一方の前記コンタクト161の延設部36に前記ハウジング121に固定するための固定部38を設けている。
また、前記シート部材19の浮き上がりを防止するために、前記コンタクト161には後述する前記シート部材19の所定位置の前記係合部78若しくは前記係止部80に対応する位置に前記係合部78若しくは前記係止部80と係合する係止部80若しくは係合部78を設けることが望ましい。前記係止部80とは、前記シート部材19の係合部に対応する形状に適宜設計する。例えば、前記シート部材19の係合部78が略L字形状であれば、前記コンタクト161の係止部80は略L字形状にすることが考えられる。前記係合部78とは、前記シート部材19の係止部80に対応する形状に適宜設計する。例えば、前記シート部材19の係止部80が略L字形状をした溝部であれば、前記コンタクト161の係合部は略L字形状の突起にすることが考えられる。
The difference between one
Further, in order to prevent the
ここで、前記回動部材181の押圧部54の移動及び回動の仕方については、先の実施例で説明したので、ここでの説明は省略する。
Here, since the method of moving and rotating the
次に、回動部材181について説明する。この回動部材181は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。
該回動部材181は主にハウジング121に回動可能に装着される軸部分と前記コンタクト141、161の押受部32を押圧する押圧部54と前記コンタクト141、161の突出部42が係合する係止孔58と操作部56を備えている。本実施例では、前記回動部材181を断面略十字形状にしている。前記軸は、回動部材181を回動するための支点であり、ハウジング121の長手方向両側に回動部材181が回動可能に適宜装着され、上述したように前記押圧部54が回動する際に回転軸72が変化するように前記軸と前記ハウジング121の軸受け部との関係ではクリアランスを設けている。
Next, the
The rotating
前記回動部材181の前記押圧部54は、コンタクト141、161の押受部32に押し付ける部分であり、その形状としては細長形状にすることが望ましく、本実施例では楕円形状をしている。このように楕円形状にすることによって、図13(A)及び図14(A)のように回動部材181を回動させ、コンタクト141、161の押受部32と接続部40の突出台44との間で回転させることで、押圧部54の大きさの変化によりコンタクト141、161の押受部32が持ち上げられ、FPC64をコンタクト141、161の接触部26側に押し付けている。押圧部54の形状としては、コンタクト141、161の押受部32と接続部40の突出台44との間で回転でき、長軸と短軸といった大きさの違いによりコンタクト141、161の押受部32を押し上げられれば、如何なるものでもよい。前記押圧部54の形状や大きさは、このようなことを考慮して適宜設計する。また、前記回動部材181には、操作性を考慮して、操作部56が設けられている。特徴的なのは、一方の前記コンタクト141の押受部32と突出台44との間で回動することで、一方及びもう一方の前記コンタクト141、161の押受部32を押し上げて、一方及びもう一方の前記コンタクト141、161の接触部26をFPC64に接触させている。
The
また、前記回動部材181を回動した際に、回動部材181の回動に対する反発力が強い為に、前記コンタクト141、161の突出部42が係合する係止孔58が別個独立に設けられている。前記係止孔58を別個独立に設けることで、回動部材181の強度アップや回動時の変形を防止している。
上述した前記回動部材181は前記ハウジング121の嵌合口20と反対側(一方のコンタクト141の接続部側)に回動自在に装着されている。
Further, when the rotating
The rotating
次に、ハウジング121について説明する。このハウジング121は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。
Next, the
前記ハウジング121には、所要数のコンタクト141、161が装着される挿入溝48が設けられており、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着等によって固定されている。また、前記ハウジング121には前記FPC64が挿入される嵌合口20が設けられ、前記嵌合口20の大きさは前記FPC64が挿入でき、前記FPC64が挿入された際に前記回動部材181で前記コンタクト141、161に押圧できるように適宜設計されている。前記ハウジング121の長手方向両側には、前記回動部材181の軸が回動可能に装着される軸受部が設けられている。前記軸と前記軸受けとの関係は、上述したような前記回動部材181の押圧部54のコンパクトな回転が可能なようにクリアランスが設けられている。この軸受部の形状や大きさは、回動部材181の軸が回動でき、前記押圧部54のコンパクトな回転が可能なように装着されていれば如何なるものでもよく、この役割やハウジング121の強度や大きさ等を考慮して適宜設計する。
The
前記ハウジング121には、前記コンタクト141、161の接触部26、26を被覆する天井部50が設けられている。前記天井部50は2種類の前記コンタクト14、16の接触部を保護するためのものであり、その大きさや形状はこの役割や前記ハウジング121の強度や前記回動部材181の回動性や強度等を考慮して適宜設計する。低背化を考慮して、前記ハウジング121の肉厚は出来るかぎり薄くしている。
The
前記ハウジング121には、嵌合口20に連設する挿入部49を設けられ、該挿入部49は前記シート部材19が入る部分である。前記挿入部49の大きさは前記シート部材19が入れば(挿入)できればよく、FPC64の変形や接続安定性やハウジング121の強度やシート部材19の役割(後述する)、厚さ等を考慮して適宜設計する。前記挿入部49の位置は少なくとももう一方の前記コンタクト161部分の挿入溝48部分であってもよい。本実施例では、前記ハウジング121の嵌合口20の長手方向両側に前記挿入部49を設けており、前記シート部材19を1枚の板状片にし、長手方向両側の前記挿入部49に挿入している。
また、前記シート部材19の浮き上がりを防止するために、前記ハウジング121には後述する前記シート部材19の前記係合部78若しくは前記係止部80に対応する位置に前記係合部78若しくは前記係止部80と係合する係止部80若しくは係合部78を設けることが望ましい。前記係止部80とは、前記シート部材19の係合部に対応する形状に適宜設計する。例えば、前記シート部材19の係合部78が略L字形状であれば、前記ハウジング121の係止部80は略L字形状若しくは溝部にすることが考えられる。前記係合部78とは、前記シート部材19の係止部80に対応する形状に適宜設計する。例えば、前記シート部材19の係止部80が略L字形状をした溝部であれば、前記ハウジング121の係合部は略L字形状の突起にすることが考えられる。
The
Further, in order to prevent the
最後に、前記シート部材19について説明する。前記シート部材19は電気絶縁性を有していればよい。即ち、プラスチック材料でも金属の表面に絶縁処理を施したものでもよい。電気絶縁性のプラスチックは、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリフェニレンサルファイド(PPS)やポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。また、金属材料のは公知技術のプレス加工によって製作され、この材質としては銅合金(ベリリウム銅やリン青銅等)が考えられ、これらの金属材料の表面に絶縁処理を施している。絶縁処理としてはテープを貼り付けることやめっき加工やフッ素加工などが考えられる。
前記シート部材19は、前記ハウジング121の挿入部49に挿入されることで、前記FPC64の変形を防止したり、前記FPC64の厚さの違いによる前記コンタクト141、161のギャップ寸法を一定に調整し、安定して接続を得るためのものである。
Finally, the
The
前記シート部材19は、上記役割を考えると、少なくとももう一方の前記コンタクト161部分の前記挿入部49(挿入溝48)にのみ挿入すればよいが、コストや管理工数を考慮して本実施例では図16(A)のように1枚の板状片にしている。1枚の板状片の場合は、前記ハウジング121の挿入部49は嵌合口20の長手方向両側に設けている。
また、前記シート部材19としては、図16(B)のようにもう一方の前記コンタクト161に対応した位置に凸部74を設け、前記挿入溝48に前記凸部74が入るようにした形状であってもよい。前記凸部74が前記挿入溝48に入ることでさらに、FPC64の変形を防止することになる。
さらに、前記シート部材19は、前記FPC64の厚さによって、厚さを0.1〜1mmの範囲で変えている。このように変えることで、前記FPC64の厚さの違いによる前記コンタクト141、161のギャップ寸法を一定に調整し、安定して接続を得られるようにしており、このように変えることは単なる設計事項ではない。
なお、確実に、前記シート部材19の浮き上がりを防止するために、前記シート部材19の所定位置に、少なくとも1以上の係合部78若しくは係止部80を設けることが望ましい。前記係合部78とは、略L字状の突出片を設けたものであり、形状や大きさは浮き上がり防止の役割やコネクタの小型化や強度等を考慮して適宜設計する。前記係止部80とは、図17(D)のように前記シート部材19に略L字形状の溝部を設けたものであり、形状や大きさは浮き上がり防止の役割やコネクタの小型化や強度等を考慮して適宜設計する。前記係合部78若しくは前記係止部80は、前記シート部材19の浮き上がり防止を考えると、少なくとも中央部と両端部の3箇所に設けることが望ましい。本実施例では、もう一方のコンタクト161に対応する位置全てに前記係止部80を設けている。
In consideration of the above role, the
Further, as the
Furthermore, the thickness of the
In order to reliably prevent the
本発明の活用例としては、薄型テレビやリアプロジェクション等の電気又は電子機器に使用されるFPC64を使用したコネクタに活用され、特にFPCの厚さによって接続安定性の向上を図ったコネクタの構造に関するものである。
As an application example of the present invention, the present invention relates to a connector structure that is used in a connector using an
10、101 コネクタ
12、121 ハウジング
14、16、141、161 コンタクト
18、181 回動部材
19 シート部材
20 嵌合口
22 第一片
24 第二片
26 接触部
28 傾斜部
30 連結支点部
32 押受部
34 接触片
36 延設部
38 固定部
40 接続部
42 突出部
44 突出台
46 係合部
48 挿入溝
49 挿入部
50 天井部
54 押圧部
56 操作部
58 係止孔
60 カバー部
62 挿入孔
64 FPC
66 係止部
68 下端
70 上端
72 回転軸
74 凸部
76 突出壁
78 係合部
80 係止部
DESCRIPTION OF
66
Claims (12)
2種類のコンタクトを嵌合口の反対方向から前記ハウジングに挿入し、
一方の前記コンタクトは、一端側に前記接続対象物と接触する接触部と他端側に前記回動部材により押圧される押受部とを有する第一片と、一端側に前記ハウジングに挿入される固定部を有する延設部と他端側に基板と接続する接続部とを有する第ニ片と、前記第一片と前記第二片とを連結する連結支点部とを備え、前記接触部と前記連結支点部と前記接続部とを略クランク形状に配置し、
もう一方のコンタクトは、一端側に前記接続対象物と接触する接触部と他端側に前記回動部材により押圧される押受部とを有する第一片と、一端側に基板と接続する接続部及び前記ハウジングに挿入される固定部を有する延設部と他端側に前記回動部材の押圧部を狭持する突出台と有する第ニ片と、前記第一片と前記第二片とを連結する連結支点部とを備え、前記接続部と前記固定部は略二股状に配置されるとともに前記接触部と前記連結支点部と前記接続部とを略倒U字形状に配置し、
前記ハウジングは、一方及びもう一方の前記コンタクトの接触部を被覆する天井部を有し、
前記回動部材は、回動させるための操作部と長手方向に連設した押圧部と前記押受部が挿入できる別個独立の係止孔とを備え、前記押圧部が一方の前記コンタクトの接続部と押受部との間及びもう一方の前記コンタクトの突出台と押受部との間で回動するように前記ハウジングに装着されることを特徴とするコネクタ。 A connector that is detachably fitted to a connection object, and includes a required number of contacts having a contact portion that contacts the connection object, and a fitting in which the contact object is held and fixed and the connection object is inserted. In a connector comprising a housing having a joint and a rotating member that presses the contact,
Two types of contacts are inserted into the housing from the opposite direction of the fitting port,
One of the contacts is inserted into the housing on one end side, a first piece having a contact portion that contacts the connection object on one end side and a pressing portion that is pressed on the other end side by the rotating member. A second piece having an extending part having a fixed part and a connecting part connected to the substrate on the other end side, and a connecting fulcrum part for connecting the first piece and the second piece, and the contact part And the connection fulcrum part and the connection part are arranged in a substantially crank shape,
The other contact includes a first piece having a contact portion that contacts the connection object on one end side and a pressing portion that is pressed by the rotating member on the other end side, and a connection that connects to the substrate on one end side. A first piece and a second piece, an extension part having a fixed part inserted into the housing and the housing, a projecting base holding the pressing part of the rotating member on the other end side, the first piece and the second piece A connecting fulcrum part for connecting the connecting part and the fixing part are arranged in a substantially bifurcated shape, and the contact part, the connecting fulcrum part and the connecting part are arranged in a substantially inverted U shape,
The housing has a ceiling portion that covers a contact portion of one and the other of the contacts,
The rotating member includes an operating portion for rotating, a pressing portion continuously provided in a longitudinal direction, and a separate independent locking hole into which the pressing portion can be inserted, and the pressing portion is connected to one of the contacts. The connector is mounted on the housing so as to rotate between the protrusion portion and the pressing portion and between the protruding base of the other contact and the pressing portion.
2種類のコンタクトを千鳥に配置し、
一方の前記コンタクトは、一端側に前記接続対象物と接触する接触部と他端側に前記回動部材により押圧される押受部とを有する第一片と、一端側に前記ハウジングに挿入される固定部を有する延設部と他端側に基板と接続する接続部とを有する第ニ片と、前記第一片と前記第二片とを連結する連結支点部とを備え、前記接触部と前記連結支点部と前記接続部とを略クランク形状に配置し、
もう一方のコンタクトは、一端側に前記接続対象物と接触する接触部と他端側に前記回動部材により押圧される押受部とを有する第一片と、一端側に基板と接続する接続部と他端側に前記ハウジングに挿入される固定部を有する延設部とを有する第ニ片と、前記第一片と前記第二片とを連結する連結支点部とを備え、前記接触部と前記連結支点部と前記接続部とを略倒U字形状に配置し、
前記ハウジングは、一方及びもう一方の前記コンタクトの接触部を被覆する天井部を有し、前記押受部を覆うとともに前記天井部に連設する上壁部とを備え、
前記回動部材は、回動させるための操作部と長手方向に連設した押圧部と前記押受部が挿入でき別個独立の係止孔と前記上壁部が挿入される挿入孔とを備え、前記押圧部が一方の前記コンタクトの接続部と押受部との間で回動するように前記ハウジングに装着され、
前記ハウジングの嵌合口に連設する挿入部を設け、少なくとももう一方の前記コンタクト部分の前記挿入部にシート部材を挿入することを特徴とするコネクタ。 A connector that is detachably fitted to a connection object, and includes a required number of contacts having a contact portion that contacts the connection object, and a fitting in which the contact object is held and fixed and the connection object is inserted. In a connector comprising a housing having a joint and a rotating member that presses the contact,
Two kinds of contacts are arranged in a staggered manner,
One of the contacts is inserted into the housing on one end side, a first piece having a contact portion that contacts the connection object on one end side and a pressing portion that is pressed on the other end side by the rotating member. A second piece having an extending part having a fixed part and a connecting part connected to the substrate on the other end side, and a connecting fulcrum part for connecting the first piece and the second piece, and the contact part And the connection fulcrum part and the connection part are arranged in a substantially crank shape,
The other contact includes a first piece having a contact portion that contacts the connection object on one end side and a pressing portion that is pressed by the rotating member on the other end side, and a connection that connects to the substrate on one end side. And a connecting fulcrum portion for connecting the first piece and the second piece, the contact portion comprising: a second piece having a first portion and an extending portion having a fixing portion inserted into the housing on the other end side; And the connection fulcrum part and the connection part are arranged in a substantially inverted U shape,
The housing includes a ceiling portion that covers a contact portion of one and the other of the contacts, and includes an upper wall portion that covers the pressing portion and is connected to the ceiling portion.
The rotating member includes an operating portion for rotating, a pressing portion continuously provided in a longitudinal direction, a separate locking hole into which the pressing portion can be inserted, and an insertion hole into which the upper wall portion is inserted. The pressing portion is mounted on the housing so as to rotate between the connection portion of the one contact and the pressing portion,
An connector comprising: an insertion portion provided continuously to a fitting port of the housing; and a sheet member is inserted into the insertion portion of at least the other contact portion.
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