JP2007174668A - 実際のネットワークトラフィックを使用してネットワーク性能を測定するためのシステム及び方法 - Google Patents

実際のネットワークトラフィックを使用してネットワーク性能を測定するためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】実際のネットワークトラフィックを使用してネットワーク性能を測定する手法を提供する。
【解決手段】ネットワークにおける第1のエレメントは、データパケットを受信し、クローンパケットを作成し、データストリームに挿入するように動作する。このクローンパケットは、様々な情報を持つ。加えて、同様の方法も存在する。実際のデータの遅延を得るため、クローンパケットの遅延を計る。別の例では、クローンパケットは、ネットワークトラフィックを監視するためのパケットフィルタをセットアップするのに使用される。
【選択図】図1A

Description

本出願は、ネットワーク性能を測定することに関する。
さらに具体的には、実際のネットワークトラフィックを使用してネットワーク性能を測定することに関する。
ネットワークの所有者が別のパーティにサービスを販売する場合、たとえば、ネットワークプロバイダがウェブサイトのホストにネットワークを使用する権利を販売する場合、販売者は、通常、購入者にサービスレベルアグリーメント(SLA)を提供する。SLAは、購入者が予期できるネットワーク性能を提示した契約の一部である。性能基準は、通常は、特に、帯域幅可用性、パケット遅延、パケット遅延変動、及びパケットロスを含む。SLAを提供するために、ネットワークプロバイダは、好ましくは、ネットワーク性能測定値にアクセスする。
パケット遅延、遅延変動、及びパケットロスを測定するための従来の解決策は、通常、アクティブ試験を使用する。アクティブ試験は、試験プロセスの間に特別にパケットを生成することによってユーザの経験をシミュレーションするものである。測定を行うことができるように、パケットの各端部にはタイムスタンプが付けられる。この方法の1つの不利な点は、投入された合成データがユーザのデータトラックを表していない場合があるということである。たとえば、これらのシステムは、試験パケットを純粋にランダムに又はポアソン分布で送信する場合もあるし、規則正しい時間間隔で送信する場合もある。しかしながら、実際のネットワークトラフィックにおけるパケットは、ランダムでも等間隔でもない場合がある。
一例では、トレースルートユーティリティが、各中間ノードへ個別のパケットを送信して、ラウンドトリップ遅延に基づきパケット遅延を測定する。ネットワークでは、ラウンドトリップパケット遅延は、一方向のパケット遅延を正確に表していない場合がある。その理由は、順方向パスと逆方向パスとが異なる場合があるからである。加えて、パケットインターネット探査(ping)及びトレースルート等のユーティリティは、インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)パケットについてのみラウンドトリップパケット遅延及びパケットロスを提供する。一方、ルーティングノード/スイッチングノードは、多くの場合、TCPトラフィック又はUDPトラフィックのような支配的なタイプのデータとは異なる方法でICMPパケットを取り扱う。
さらに、従来のアクティブ試験は、各プローブが、特定の測定用及びロケーション又は宛先用に構成されているという点で限界があった。従来のシステムは、現在の使用法に基づいてプローブの動的な構成に備えて何ら準備をしていない。
受動的な測定値及びパケットサンプリングを使用するシステム(たとえば、CISCO SYSTEMS社(商標)から入手できるNETFLOW(商標)等)は、試験パケットを生成するのではなくトラフィックを観察することによって特定のポイントにおけるトラフィックフローの測定値(すなわち、フロー量及びフロー数)しか提供しない。これらのシステムは、パケット遅延の測定にも、遅延変動の測定にも、パケットロスの測定にも使用されない。その理由は、現在のインターネットプロトコルv4(IPv4)トラフィックが、トラフィックのパケットを変更することなくこのような現象を測定する方法を提供しないからである。しかしながら、受動的なシステムは、いくつかの形態のネットワーク容量計画、トラブルシューティングにとって優れたツールとなる場合があり、また、サービス不能(DOS)攻撃等のいくつかの形態の侵入検出にとっても優れたツールとなる場合がある。
したがって、実際のネットワークトラフィックを使用してネットワーク性能を測定する手法に対する必要性が存在する。
一実施の形態によれば、ネットワーク性能を測定するためのシステムは、ネットワークにおける第1のエレメントを含み、この第1のエレメントは、データパケットを受信し、且つ、このデータパケットに基づいてクローンパケットを作成するように動作することができる。クローンパケットは、データパケットの宛先と同じ宛先を有し、且つ、クローンパケットをクローンとして識別する情報を有する。第1のエレメントは、元のインターセプトされたデータパケットに続いて、クローンパケットをデータストリームに挿入するように動作することができる。加えて、別の実施の形態によれば、ネットワークの性能を測定するための方法は、ネットワークにおける第1のエレメントが送信元からのデータパケットを受信すること、このデータパケットに基づいてクローンパケットを生成することであって、このクローンパケットは、当該クローンパケットをクローンとして識別する情報を含む、クローンパケットを生成すること、及び、クローンパケットを、データパケットを有するデータストリームに挿入することを含む。一例では、システムは、実際のデータの遅延を反映した遅延を計算するために、クローンパケットの遅延を計る。別の例では、クローンパケットは、下流側のネットワークエレメントにパケットフィルタをセットアップするのに使用される。この場合、パケットフィルタは、ネットワークトラフィックを監視する。
上記は、以下に続く本発明の詳細な説明をより良く理解できるように、本発明の特徴及び技術的利点をかなり広く概説したものである。本発明の特許請求の範囲の主題を成す本発明の追加の特徴及び利点は、以下に説明される。開示された概念及び具体的な実施の形態は、本発明の同じ目的を実行するための他の構造を変更又は設計するための基礎として容易に利用できることが当業者には理解されるはずである。また、このような均等な構成物が、添付の特許請求の範囲に述べられた本発明の精神及び範囲から逸脱しないことも当業者には理解されるはずである。本発明の編成及びオペレーションの方法の双方について本発明に特有であると信じられている新規な特徴は、さらなる目的及び利点と共に、添付図面に関連して考察した時に以下の説明からより良く理解される。一方、図のそれぞれは、図示及び説明の目的でのみ提供されたものであり、本発明の境界を規定するものとして意図されたものではないことは明確に理解されたい。
次に、本発明をより完全に理解するために、添付図面と共に取り入れられた以下の説明を参照する。
図1A〜図1Cは、本発明の少なくとも1つの実施の形態に従って適合された、ネットワーク性能を測定するための例示のシステム100を示している。図1A〜図1Cは、ネットワーク101を通るパケットの時間順の進行を示している。
図1Aでは、送信機102が、ネットワーク101を介してパケット103を受信機(宛先)108へ送信する。ネットワーク101は、ラベルの付けられたエレメントA106、エレメントB109、及びエレメントC110の3つのネットワークエレメントを含む。これらのエレメントは、それぞれ、パケット103を受信し、ネットワーク101を通じてパケット103を送信する。各ネットワークエレメント106、109、及び110は、たとえば、データプローブ及びルータを含むことができる。このような構成は、以下の図1Dにさらに詳細に記載されている。測定局107は、以下でより十分に説明するように、ネットワークの性能パラメータを計算する。ネットワーク101には、インターネット若しくはそれ以外のワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、公衆交換電話網(PSTN)、上記のあらゆる組み合わせ、及び/又は、送信機102が受信機108へデータを通信することを可能にする、現在知られているか若しくは後に開発される他のあらゆる通信ネットワークが含まれ得る。ネットワーク101を通る他のパスも存在する場合があるが、簡単にするために図1には示されていない。パケット103は、タイプによる制限を受けず、開放型システム間相互接続(OSI)モデルのさまざまなレベルのあらゆる種類のパケットであってもよく、インターネットプロトコル(IP)パケット、インターネットプロトコル上の音声(VOIP)パケット、非同期転送モード(ATM)セル等であってもよい。さらに、パケット103は、図1には示されていない他の多くのパケットを含んだデータフローの一部としてもよい。この場合、このデータフローの他のパケットは、パケット103について後述する方法で処理することができる。
この例では、各エレメント106、109、110は、後述するように、時間同期を有するプローブ機能を含む。したがって、エレメント106は、この例では入口境界ノードとして動作するが、データストリームをルーティングするだけでなく、パケットをサンプリングし且つ他のネットワーク性能測定機能を実行する点でプローブとしても動作する。エレメント106は、自身のサンプリングアルゴリズムに従ってパケット103を選択することによりデータストリームをサンプリングする。Phaal他に付与された米国特許第5,315,580号に記載された方法等、さまざまなサンプリングアルゴリズムが当該技術分野に存在する。Phaal他は、或る時間にわたるサンプリング結果のサンプルがユーザトラフィックを反映するように、データストリームを統計的にサンプリングするためのさまざまな方法を説明している。いくつかの例は、ランダムサンプリングを統計的に近似するものである。Phaal他の方法は、本発明のいくつかの実施の形態での使用(たとえば、ノード106による使用)に適合させることができる。他の方法は、後述するように、すべてのパケットをサンプリングすること、又は、パケットの情報に基づいてパケットをサンプリングすることを含む。
エレメント106は、サンプリングされたデータパケット103のクローンを作成して、クローンパケット104を生成する。この例でのクローンパケット104は、データパケット103とほとんど同じヘッダ情報及びパケット長/フレーム長を有するが、そのペイロードは、クローンパケット104をクローンとして識別する情報を含んでいる。たとえば、クローンパケットのペイロードは、エレメント106によって供給された一意の識別子と、測定局107のネットワークアドレスとを含むことができる。たとえば、クローンパケット104は、クローンパケットとして識別されるために、測定(すなわち、クローン)パケットに一意の変更された宛先ポートを含むことができる。さらに、ユーザデータパケットが、インターネット上の音声(VoIP)パケットの場合等に、4つ以上のレイヤのヘッダを有することができるので、クローンパケット104は、他の高位レイヤ(トランスポートレイヤ/ネットワークレイヤよりも高位)のヘッダも含むことができる。インターネット上の音声(VoIP)パケットは、イーサネットヘッダ、その後に続くIPヘッダ、UDPヘッダ、及びリアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)ヘッダを含む。さらに、ペイロードは、なりすまし攻撃を防止するための認証情報も含むことができる。クローンパケット104のパケットペイロードは、さまざまな他の情報も含むことができ、たとえばデータパケット103の元の宛先ポートといった、データパケット103のパケットヘッダに最初に含まれていた情報等を含むことができる。
エレメント106は、次に、データパケット103がエレメント106を去った直後(又は去る前)に、クローンパケット104をデータストリームに挿入する。すなわち、クローンパケット104は、パケット103と同じパスに沿ってネットワーク101をルーティングされる。さらに、エレメント106は、クローンパケット104のコピーを、エレメント106からの一意の識別情報、及び、クローンパケット104がデータストリームに挿入された時を示すタイムスタンプと共にカプセル化することによって、サンプルパケット105を作成する。たとえば、このタイムスタンプは、クローンパケット104の最初のビットがエレメント106を去った時を示すことができる。これは、クローンパケット104がストリームに挿入された時を反映するための正確な方法である。正確さは、タイムスタンプが、クローンパケット104がエレメント106のノード部を去る時の時刻を確実に反映するようにし、且つ、エレメント106のプローブ部における予測不可能な待ち時間を確実に含まないようにすることによって、さらに改善することができる。一意の識別情報は、たとえば、ノード106を識別するためのタッピングデバイスのMACアドレスに、データパケット103及び/又はクローンパケット104を識別するためのシーケンス番号を加えたものとすることができる。サンプルパケット105は、クローンパケット104をカプセル化するのではなく、クローンパケットの識別情報にタイムスタンプを加えた程度の少量のものを含むこともできる。エレメント106は、サンプルパケット105を測定局107へ送信する。測定局107では、サンプルパケット105は、その後の相関及び解析のために利用可能である。たとえば、測定局107は、下流側プローブからの対応するサンプルパケットの存在を探すことによって、パケットロスの測定を行うことができる。
クローンパケット104は、データパケット103の宛先108に向かってネットワーク101をフローする。ルーティングに関して、クローンパケット104は、ネットワーク101により通常のユーザトラフィックとして取り扱われる。換言すれば、エレメント106、109、及び110は、データパケット103と同じパスを通ってクローンパケット104をルーティングする。一方、クローンパケット104がネットワーク101をフローする時、エレメント109及び110は、それぞれ、クローンパケット104をクローンパケットとして認識し、パケット105のような、タイムスタンプが付けられたサンプルパケットにクローンパケット104の一意のIDをコピーする。各エレメント106、109、及び110は、パスを通ってクローンパケット104をルーティングする時に、サンプルパケット105のようなサンプルパケットを測定局107へ送信することができる。別の例の実施の形態では、各プローブ106、109、及び110は、複数の受信クローンパケットのタイムスタンプ及び一意のIDを収集し、各クローンパケット104のカプセル化されたコピーを含めることなく、その情報を束として測定ユニット107へ定期的に送信する。さらに、各プローブ106、109、及び110は、その情報を測定局107へ送信する前にその情報に対してデータ削減を行うこともできる。
図1Bは、パケット103及び104がエレメント106を過ぎてネットワーク101を進んでいる間のパケット103及び104を示している。エレメント109は、パケット103を受信すると、他のあらゆるデータパケットと同様にパケット103をルーティングし、この場合、パケット103をエレメント110へ転送することによってパケット103をルーティングする。エレメント109は、クローンパケット104をクローンとして認識し、それに応じて、(タイムスタンプを有する)サンプルパケット120を生成する。エレメント109は、サンプルパケット120を測定ユニット107へ送信する。測定ユニット107は、その後、サンプルパケット105(図1A)及び120の情報を使用して、それらのサンプルパケットがそれぞれクローンパケット104に対応すると判断することができる。したがって、たとえば、測定局107は、ノード106からノード109へのパケット104の通信時間等、ノード106からノード109へのクローンパケット104の通信パラメータを測定することができる。さらに、ノード109は、データパケット103と同じパスに沿ってクローンパケット104をルーティングする。
図1Cは、出口境界ノードとして動作するノード110がパケット103及び104をどのようにハンドリングするかを示している。エレメント110は、パケット103を受信すると、そのパケット103を他のあらゆるデータパケットと同様にルーティングする。この場合、エレメント110は、ヘッダの宛先情報に従って、パケット103を受信機108へ転送する。エレメント110は、クローンパケット104(図1A及び図1B)を受信すると、そのクローンパケット104をクローンとして認識し、上述したのと同様の方法でサンプルパケット130を作成する。エレメント110は、その後、サンプルパケット130を測定ユニット107へ送信する。一方、クローンパケット104は、ネットワーク101の外部では何の意味も持たない場合があるので、エレメント110は、出口境界ノードとして、クローンパケット104をデータストリームから取り除くことができる。或いは、エレメント110は、クローンパケット104を受信機108へ単に送信することもできる。この場合、クローンパケット104のポート割り当ては、受信機アプリケーション108によって使用されるどのポートとも異なるので、クローンパケット104は無視されるか、又は、受信機108は、何らかの方法でクローンパケット104を別に使用するように動作可能なものとすることもできる。
上述した実施の形態は、クローンパケットを作成して下流に送信すると同時に、サンプルパケットのみにタイムスタンプを含める。しかしながら、本発明はそのように限定されるものではない。一例の実施の形態では、クローンパケットが、1つ又は2つ以上のタイムスタンプを含む。その場合、各クローンパケットが出口境界ノードに到達すると、それらクローンパケット(又はタイムスタンプを含むサンプルパケット)は、測定局107へ送信される。
図1A〜図1Cのデータストリームにおいて、エレメント106、109、及び110は、クローンパケット及びオリジナルデータパケットを同じパスに沿ってルーティングしてもよいし、しなくてもよいことに留意すべきである。たとえば、クローンパケットが一旦作成されて受信されると、エレメントは、クローンパケットをオリジナルデータパケットと同じパスに沿ってルーティングすることもできるし、異なるパスに沿ってルーティングすることもできる。オリジナルパケットのルーティングとクローンパケットのルーティングとの間に何か特定の時間的関係の要件は存在しないことに留意すべきである。オリジナルデータパケットとクローンパケットとの間のさまざまなタイミング関係は、本発明のさまざまな実施の形態の範囲内に含まれる。
上述したように、ネットワークエレメント106、109、及び110は、ノード機能及びプローブ機能を含むことができる。図1Dは、少なくとも1つの実施の形態によるエレメント106の可能な構成を示している。図示するように、ネットワークエレメント106は、プローブ150及びノード160(たとえば、ルータ)を含む。プローブ150は、ラインカードとすることもできるし、GBIC(ギガビットインターフェースコンバータ)プラグ接続可能インターフェースコンバータ又はSFF(スモールフォームファクタ)プラグ接続可能インターフェースコンバータ等、ラインカード内へのプラグ接続可能インターフェースコンバートとすることもできる。このように、プローブ150は、ルーティングノード/スイッチングノード160の不可分の部分とすることができる。ノード160のようなノードは、少なくとも多少の遅延をネットワーク101に持ち込み、この例では、ノードが、対象となる遅延源である。
図1Dでは、プローブ150は、ノード160の入口ポイント/インターフェースにある。プローブ150は、クローンパケット104及びサンプルパケット105を生成する。プローブ150の出力はノード160に供給される。ノード160は、データパケット103及びクローンパケット104をネットワークエレメント109へ転送する。ネットワークエレメント109もノード部(図示せず)を含む。ノード160は、サンプルパケット105を測定局107へ転送する。
別の例では、プローブ150は、図1Eに示すように、ノード160の出口ポイント/インターフェースにある。図1Eは、少なくとも1つの実施の形態によるエレメント106の可能な構成を示している。プローブ150がノード160の出口にある実施の形態では、(あらゆる前の上流側遅延と共に)ノード160の遅延をサンプルパケット105に含めることができる。
ノード160の出口のプローブ150は、タイムスタンプを含めることによって、クローン104に基づきサンプルパケット105を作成し、サンプルパケット105を測定局107へ転送するためにノード160に返信する。一方、ネットワーク構成に応じて、ノード160の出口ポイントのプローブ150は、クローン104及びデータパケット103に続いてサンプルパケット105をネットワークエレメント109及び110へ送信することができる。ネットワークエレメント109及び110のいずれか一方は、その後、サンプルパケット105を測定局107へ転送することができる。一態様では、各ノードからサンプルパケットを送信することは、冗長に見える場合がある。しかしながら、これは、タイムスタンプが出口ノードで収集されて一団で測定局107へ送信されるシステムよりも高い信頼性を提供することができる。
いくつかの実施の形態を通じてさまざまな利点に気付くことができる。たとえば、実際のトラフィックについてほぼランダムなサンプリング技法を或る時間にわたって使用すると、システム100は、NETFLOW(商標)等の現在のシステムによって提供される性能測定の正確さを超えることができるネットワーク性能を高い信頼度で示す。
図1A〜図1Cの例では、パケットサンプリングは、ネットワーク101を通るデータストリーム全体を処理する。一方、データストリームにおける特定のタイプのトラフィックに焦点を絞ることができる。たとえば、パケットフィルタを使用して、一定の種類のトラフィック(たとえば、VOIPトラフィック)のみをサンプリングすることもできるし、一定の送信機からのトラフィック又は一定の宛先へのトラフィックのみをサンプリングすることもできる。
図2A〜図2Cは、本発明の少なくとも1つの実施の形態に従って適合された、ネットワーク性能を測定するための例示のシステム200を示している。具体的には、図2Aは、パケットフィルタを使用して性能管理の範囲又は「焦点」を制限するように動作できる例示のシステム200を示している。送信機アプリケーション102は、ネットワーク101を通る図示したパスを介してデータパケット103を送信する。ネットワークエレメント201は、データパケット103を受信して、一定の特性についてデータパケット103を検査する。この例では、エレメント201は入口境界ノードであり、この入口境界ノードは、一定のトラフィックを認識して、そのトラフィックをサンプリングし、且つ、クローンパケット204を生成するようにプログラミングされている。特に、エレメント201の機能は、たとえばユーザ又はコンピュータアルゴリズムによって定義された基準による特定の認識及びサンプリングを実行するようにプログラミングされたパケットフィルタリングオペレーション210を含む。エレメント201は、データストリームを点検している間、データパケット103が基準に準拠していることを認識し、それに応じてデータパケット103をサンプリングする。図1A〜図1Cに関して上述したのと同様の方法で、エレメント201はクローンパケット204を作成する。一方、この実施の形態では、クローンパケット204は、下流側エレメント202及び203がパケットフィルタを構成するのに使用する情報を自身のヘッダ及び/又はペイロードに含む。この情報は、サンプリングの基準だけでなく、フィルタの生存時間(TTL)等、フィルタを記述するさまざまな情報も含む。或いは、フィルタを記述するさまざまな情報は、エレメント202及び203に直接プログラミングすることもできる。ただし、このような手法によると、システム200はより多くの手動ステップを必要とする場合があり、それによって、自動構成の利点がユーザから奪われる場合がある。
図2Bは、中間エレメント202がクローンパケット204を通過させる時の中間エレメント202のオペレーションを示している。エレメント202は、通常の進行ではデータパケット103を単に通過させるだけであるので、データパケット103に対して特別な動作は行われない。エレメント202は、クローンパケット204を認識すると、パケット210のヘッダ及び/又はペイロードの情報を読み出し、それに応じてフィルタ220を作成する。
図2Cは、出口境界ノードとして動作するネットワークエレメント203がクローンパケット204を処理する時のネットワークエレメント203のオペレーションを示している。エレメント203は、通常の進行ではデータパケット103を通過させ、データストリームからクローンパケット204を取り除く。或いは、エレメント203は、クローンパケット204を受信機108へ単に送信することもでき、この場合、クローンパケット204のポート割り当ては、受信機アプリケーション108によって使用されるどのポートとも異なるので、クローンパケット204は無視される。さらに、エレメント202によって実行されるオペレーションと同様に、エレメント203は、クローンパケット204のペイロードの情報を読み出し、それに応じてフィルタ230を作成する。図示するように、クローンパケット204のようなクローンパケットは、パケットフィルタを自動構成するためにシステム200で使用することができる。
図1A〜図1Cのシステム100は、試験パケット(すなわち、クローンパケット)をデータストリームに生成するので、「能動システム」と呼ばれる。図2A〜図2Cのシステム200は、少なくともフィルタ220及び230のオペレーションに関しては、フィルタ220及び230がデータストリームに試験パケットを生成せず、データストリームを単に監視するだけであるので、受動的である。これまでの受動システムは、トラフィックボリュームを測定することしかできなかった。一方、システム200は、パケット遅延、遅延変動、及びパケットロスを測定するのに使用することができる。この場合、上述したように、最初のパケットが、クローンを作成され、ネットワーク101を通じて送信される。さらに、パケットフィルタ210、220、及び230のフィルタ基準は、特定のトラフィックフローについて設定され、たとえば、完全なIPアドレス(full IP address)の送信元及び宛先、ポート(宛先及び送信元)、プロトコルタイプ等について設定される。データストリームが続く間、基準に合致したデータパケットは、フィルタ210、220、及び230のそれぞれを通過する時にサンプリングされる。これに応じて、エレメント201〜203は、図1A〜図1Cのサンプルパケット105、120、及び130と同様の各サンプルパケットを作成し、それらのサンプルパケットを解析のために測定ユニット107へ転送する。したがって、例示のシステム200は、サンプリングされた各データパケットにつき1つのクローンパケットではなく各組の基準につき1つのクローンパケットを生成する。その結果、システム200が作成するクローンパケットは、図1A〜図1Cのシステム100が作成するものよりも少なくなり、それによって、測定トラフィックは低減され、システム200は、実際のトラフィックを測定するので、結果は、実際のトラフィックの挙動を正確に反映する。
図1A〜図1Cのシステム100において、この例で使用される統計的にランダムなサンプリングに加えて又はそれに代えて、一定のタイプのパケットがサンプリングされるように、解説したサンプリングアルゴリズムはパケットフィルタリング機能を含むことができることに留意すべきである。システム100及び200のいくつかの実施の形態は、ネットワーク性能を測定する同じ能力を提供することができ、要するに、システム100及び200は、いくつかのアプリケーションでは交換可能な場合がある。利用可能なパケットフィルタの個数及びタイプは、通常、ネットワークノードにおいて利用可能な資源によって決まる。実際には、資源が限られていることから、いくつかのノードは、パケットフィルタを常にセットアップできるとは限らない。いくつかのシステムでは、パケットフィルタは、セットアップ優先度を含み、資源の限られているノードが、優先度の低い方のフィルタを排除して、優先度の高い方のフィルタを最初にセットアップするようにしている。さらに、ノード210、220、及び230は、パケットフィルタキャッシュを管理するためのさまざまな方法を配備することができる。ただし、それらの方法は、任意の1つの測定システム内で一貫して使用されることが望ましい場合がある。
一例では、システム200は、データストリームのVOIPパケットの遅延変動を測定する。フィルタ210、220、及び230は、データストリームを観察し、VOIPパケットをサンプリングして、各VOIPパケットについて各ノードでサンプルパケットを作成する。各パケットの遅延は、測定ユニット107においてサンプルパケットから計算される。その場合、測定ユニット107は、VOIPパケットの遅延の変動測定値を作成する。(注記:この一例のシステムは、ネットワークの入口と出口との間のロス及び遅延を測定するだけでなく、ネットワークを通じてホップごとにこれと同じメトリクスを提供してもよく、これは性能問題を分離する助けとなる。)
現在のシステムを上回るシステム100及び200のいくつかの実施の形態の利点は、結果が実際のトラフィックに基づいており、データがネットワークをフローしている時に結果を提供できるということである。現在のシステムを上回るシステム200のいくつかの実施の形態のさらなる利点は、下流側ノードを手動で構成することなく性能測定値を計算できるということである。さらに、パケットフィルタを使用して、トラフィックタイプ又は宛先に関してネットワーク性能を試験することにより、技術者が、最も多くの性能問題を有するパケットタイプ及びパスを分離することが可能となり、トラブルシューティングを容易にする。
図3は、システム100(図1A〜図1C)又はシステム200(図2A〜図2C)が実行できる一例の方法300のフローチャートである。ステップ301において、ネットワークの第1のエレメントが、送信元からデータパケットを受信する。この例では、データパケットは、ライブデータである。すなわち、実際のユーザトラフィックである。このエレメントは、ネットワークに関連付けられた任意のコンピュータデバイスとすることができ、多くの実施の形態では、データプローブである。さらに、第1のエレメントは、通常、ネットワークの入口境界ノードに関連付けられている(ただし、そうである必要はない)。
ステップ302において、エレメントは、データパケットに基づいてクローンパケットを生成し、このクローンパケットは、当該クローンパケットをクローンとして識別する情報を含む。クローンパケットは、データパケットの正確なレプリカである必要はないが、自身を、データパケットと同じパケットタイプ(たとえば、IP、FTP等)として識別し、且つ、データパケットと同じネットワークアドレスを宛先としたものであると識別するのに十分な情報を含む。加えて、いくつかの実施の形態では、上述したように、クローンパケットは、タイムスタンプを含んでもよく、含まなくてもよい。クローンパケットは、データパケットとは異なる宛先ポートを含む場合があり、それぞれにおけるペイロード情報は、実質的に異なる場合がある。さらに、クローンパケットは、自身をクローンとして識別する情報も含む。このような情報は、ペイロード又はヘッダの特定のデータ部分とすることができ、いくつかの実施の形態では、クローンを示すために、ネットワークプローブによって認識される一意のポート宛先とすることができる。
ステップ303において、エレメントは、クローンパケットを、データパケットを有するデータストリームに挿入する。したがって、クローンパケットは、通常、データパケットと同じパスに沿ってネットワークを進む。
図4は、システム100(図1A〜図1C)が方法300(図3)を実行した後に実行できる一例の方法400のフローチャートである。ステップ401において、エレメントは、第1のサンプルパケットを生成する。この第1のサンプルパケットは、第1のプローブにおけるクローンパケットのタイミングを示すタイムスタンプを含む。また、このサンプルパケットは、エレメント並びに対応するクローンパケット及び/又はデータパケットを識別する一意の識別子も含むことができる。タイムスタンプによって、測定ユニットが遅延を計算することが可能になる一方、一意の識別子によって、測定ユニットは、クローンパケット、データパケット、及び/又はエレメントに基づいてサンプルパケットを相関させることが可能になる。ステップ402において、エレメントは、第1のサンプルパケットを測定ユニットへ送信する。この例では、第1のサンプルパケットは、データパケットの宛先に向けてではなく測定ユニットへ送信されるので、第1のサンプルパケットは、データパケット及びクローンパケットを含む同じデータストリームの一部ではないことに留意すべきである。
ステップ403において、第2のネットワークエレメントが、クローンパケットを受信する。この第2のエレメントは、ネットワークの出口の前にある下流側エレメントであってもよく、出口境界ノードとして動作するエレメントであってもよい。第2のエレメントは、宛先アプリケーションへの途中にあるデータパケット及びクローンパケットの双方のパスの一部である。
ステップ404において、第2のエレメントは、クローンパケットをクローンとして識別する情報に基づいてクローンパケットを認識する。換言すれば、第2のエレメントは、データストリームのパケットのヘッダを点検し、ヘッダに基づいてクローンパケットを認識するように動作することができる。
ステップ405において、第2のエレメントは、第2のサンプルパケットを生成する。この第2のサンプルパケットは、第2のエレメントにおけるクローンパケットのタイミングを示すタイムスタンプを含む。第2のサンプルパケットは、ステップ401における第1のサンプルパケットと同様のものである。しかし、第2のサンプルパケットは、たとえば、クローンパケットが第2のエレメントのノードを去った時を示す情報を含む。第2のサンプルパケットは、第2のエレメント、クローンパケット、及び/又はデータパケットを識別する情報も含むことができる。
ステップ406において、第2のエレメントは、第2のサンプルパケットを測定ユニットへ送信する。ステップ407において、測定ユニットは、第1のサンプルパケット及び第2のサンプルパケットを比較して、ネットワークのパケット遅延を求める。これらのサンプルパケットのタイムスタンプは、それらサンプルパケットがネットワークを横断する間の各エレメントにおけるパケットのタイミングを示し、測定ユニットは、これらのタイムスタンプを使用してパケット遅延を計算する。このように、測定システムは、合成トラフィックではなく実際のトラフィックに基づいてパケット遅延を計算するように動作することができる。
ステップ408において、測定ユニットは、ネットワークのパケット遅延を複数の記憶されたパケット遅延値と比較して、ネットワークのパケット遅延変動を計算する。パケット遅延変動に加えて、測定ユニットは、パケットロスも計算することができる。
図5は、方法300(図3)を実行した後にシステム200(図2A〜図2C)が実行できる一例の方法500のフローチャートである。ステップ501において、次のエレメントがクローンパケットを受信し、このクローンパケットは、パケットフィルタを指定する情報を含む。一例では、クローンパケットのヘッダ及び/又はペイロードは、プローブをトリガしてパケットフィルタを生成する命令を含む。情報は命令を含むことができるが、命令は、クローンパケットに存在する必要はない。たとえば、クローンパケットは、単にパケットフィルタの記述を含むことができる一方、下流側プローブは、記述を見つけた場合にパケットフィルタを生成するようにプログラミングされている。本発明は、パケットフィルタを指定するどの特定の方法にも限定されるものではない。ステップ502において、次のエレメントは、クローンパケットの指定情報に従ってパケットフィルタを生成する。換言すれば、次のエレメントは、指定情報に従ってパケットフィルタを構成する。この指定情報は、生存時間(TTL)、パケット基準等を含めて、フィルタのさまざまなパラメータを含むことができる。
ステップ503において、パケットフィルタは、一旦構成されると、そのTTLが満了するまでデータパケットを点検する。一例では、パケットフィルタは、データストリームを観察して、データストリームのパケットを点検し、パケットがフィルタの所定の基準と一致するかどうかを判断する。したがって、パケットフィルタは、基準に基づいて選択的なサンプリングを実行する。基準のいくつかの例には、パケットタイプ、宛先アドレス等が含まれる。パケットが基準に一致すると、動作が行われる。
ステップ504において、次のエレメントは、パケットフィルタに一致する次のデータパケットを点検することに応じてサンプルパケットを生成し、このサンプルパケットは、当該次のエレメントにおける第2のデータパケットのタイミングを示すタイムスタンプを含む。この例では、エレメントは、パケットフィルタがデータパケットを点検することに応じてサンプルパケットを生成する。これは、システム100(図1A〜図1C)とは大きく異なる。システム100では、エレメントは、クローンパケットを検出することに応じてサンプルパケットを生成する。ステップ504のサンプルパケットは、上記ステップ401及び405のサンプルパケットと同様のものとすることができる。ステップ505において、エレメントは、そのサンプルパケットを測定ユニットへ送信する。
ステップ506において、測定ユニットは、そのサンプルパケットを後続のサンプルパケットと比較して、ネットワークのパケット遅延を求める。この例では、後続のサンプルパケットは、同じデータパケットに対応するものであり、その結果、1つのパケット遅延が計算される。測定ユニットは、ネットワーク遅延のより代表的な観察結果を得るために、データストリームの他のパケットについて他のパケット遅延測定を行うことができる。実際には、いくつかの実施の形態では、パケットフィルタは、一定の宛先アドレスに向けられたあらゆるパケット又は特定のパケットタイプを有するあらゆるパケットについてサンプルパケットを送信することができる。ステップ408に関して上述したように、測定ユニットは、遅延変動、パケットロス等も計算することができる。
本発明の実施の形態のさまざまなエレメントは、コンピュータ実行可能命令を介して実施される場合、基本的には、このようなさまざまなエレメントのオペレーションを定義するソフトウェアコードとなる。実行可能命令又はソフトウェアコードは、可読媒体(たとえば、ハードドライブ媒体、光媒体、EPROM、EEPROM、テープ媒体、カートリッジ媒体、フラッシュメモリ、ROM、メモリスティック等)から得ることもできるし、データ信号を介して通信媒体(たとえば、インターネット)から通信により得ることもできる。要するに、可読媒体には、情報の記憶又は転送を行うことができるあらゆる媒体が含まれ得る。
図6は、本発明の実施の形態に従って適合された一例のコンピュータシステム600を示している。すなわち、コンピュータシステム600は、本発明の実施の形態を実施できる一例示のシステム(図1A〜図1Cの一例の実施態様のエレメント106、109、及び110、又は図1A〜図1C及び図2A〜図2Cの一例の実施態様の測定局107等)を含む。中央処理装置(CPU)601は、システムバス602に接続されている。CPU601は、任意の汎用CPUとすることができ、本発明は、CPU601が本明細書で説明したような本発明のオペレーションをサポートする限り、CPU601のアーキテクチャによる制限を受けない。CPU601は、本発明の実施の形態に従ってさまざまな論理命令を実行することができる。たとえば、CPU601は、図3〜図5と共に上述した例示のオペレーションフローに従ってマシンレベルの命令を実行することができる。
また、コンピュータシステム600は、好ましくは、ランダムアクセスメモリ(RAM)603も含む。RAM603は、SRAM、DRAM、SDRAM等とすることができる。コンピュータシステム600は、好ましくは、読み出し専用メモリ(ROM)604を含む。ROM604は、PROM、EPROM、EEPROM等とすることができる。RAM603及びROM604は、当該技術分野において既知のように、ユーザデータ及びユーザプログラム並びにシステムデータ及びシステムプログラムを保持する。
また、コンピュータシステム600は、好ましくは、入出力(I/O)アダプタ605、通信アダプタ611、ユーザインターフェースアダプタ608、及び表示アダプタ609も含む。或る実施の形態では、I/Oアダプタ605、ユーザインターフェースアダプタ608、及び/又は通信アダプタ611は、ユーザが、遅延、遅延変動、及びパケットロス等の特定の性能基準を監視するためのコマンド等の情報を入力するために、コンピュータシステム600と対話することを可能にすることができる。
I/Oアダプタ605は、好ましくは、ストレージデバイス(複数可)606をコンピュータシステム600に接続する。このストレージデバイスは、ハードドライブ、コンパクトディスク(CD)ドライブ、フロッピーディスクドライブ、テープドライブ等の1つ又は2つ以上のもの等である。通信アダプタ611は、好ましくは、コンピュータシステム600をネットワーク612(たとえば、図1A〜図1Cで説明した通信ネットワーク101)に接続するように適合されている。ユーザインターフェースアダプタ608は、ユーザ入力デバイス及び/又は出力デバイスをコンピュータシステム600に接続する。このユーザ入力デバイスは、キーボード613、ポインティングデバイス607、マイク614等であり、この出力デバイスは、スピーカ(複数可)615等である。表示アダプタ609は、CPU601により駆動されて、表示デバイス610上の表示を制御し、たとえば、本発明の実施の形態用のユーザインターフェースを表示する。
本発明は、システム600のアーキテクチャに限定されるものではないことが理解されよう。たとえば、あらゆる適切なプロセッサベースのデバイスを利用することができる。このプロセッサベースのデバイスには、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コンピュータワークステーション、及びマルチプロセッササーバが含まれるが、これらに限定されるものではない。その上、本発明の実施の形態は、特定用途向け集積回路(ASIC)又は大規模集積(VLSI)回路で実施することもできる。要するに、当業者は、本発明の実施の形態に従って論理オペレーションを実行できる任意の個数の適切な構造を利用することができる。
本発明及びその利点を詳細に説明してきたが、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、さまざまな変更、代用、及び改変を本明細書で行うことができることが理解されるはずである。その上、本出願の範囲は、本明細書で説明したプロセス、マシン、製造物、合成物、手段、方法、及びステップの特定の実施の形態に限定されるようには意図されていない。当業者ならば本発明の開示から容易に理解するように、本明細書で説明した対応する実施の形態と実質的に同じ機能を実行するか又は実質的に同じ結果を達成する、現在存在するか又は今後開発されるプロセス、マシン、製造物、合成物、手段、方法、及びステップを本発明に従って利用することができる。したがって、添付の特許請求の範囲は、このようなプロセス、マシン、製造物、合成物、手段、方法、及びステップをその範囲内に含むように意図されている。
本発明の少なくとも1つの実施の形態に従って適合された、ネットワーク性能を測定するための一例示のシステムを示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施の形態に従って適合された、ネットワーク性能を測定するための一例示のシステムを示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施の形態に従って適合された、ネットワーク性能を測定するための一例示のシステムを示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施の形態に従って適合された一例示のネットワークエレメントのさらに詳細な図である。 本発明の少なくとも1つの実施の形態に従って適合された一例示のネットワークエレメントのさらに詳細な図である。 本発明の少なくとも1つの実施の形態に従って適合された、ネットワーク性能を測定するための一例示のシステムを示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施の形態に従って適合された、ネットワーク性能を測定するための一例示のシステムを示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施の形態に従って適合された、ネットワーク性能を測定するための一例示のシステムを示す図である。 図1A〜図1Cのシステム又は図2A〜図2Cのシステムが実行できる一例示の方法のフローチャートである。 図1A〜図1Cのシステムが図3の方法を実行した後に実行できる一例示の方法のフローチャートである。 図2A〜図2Cのシステムが図3の方法を実行した後に実行できる一例示の方法のフローチャートである。 本発明の実施の形態に従って適合された一例示のコンピュータシステムの図である。

Claims (9)

  1. ネットワーク性能を測定するためのシステム(100)であって、
    ネットワーク(101)における第1のプローブ(106)を備え、該第1のプローブは、データパケット(103)を受信し、且つ、該データパケットに基づいてクローンパケット(104)を作成するように動作することができ、該クローンパケットは、前記データパケットの宛先と同じ宛先(108)を有し、且つ、前記クローンパケットをクローンとして識別する情報を有し、前記第1のプローブは、前記データパケットを有するデータストリームに前記クローンパケットを挿入するように動作することができる、
    ネットワーク性能を測定するためのシステム。
  2. 前記第1のプローブは、第1のサンプルパケット(105)を作成し、且つ、該第1のサンプルパケットを測定ユニット(107)へ送信するようにさらに動作することができ、前記第1のサンプルパケットは、前記第1のプローブにおける前記のクローンパケットに関するタイミング情報を含む、請求項1に記載の、ネットワーク性能を測定するためのシステム。
  3. 前記クローンパケットを受信するように動作することができる、前記ネットワークにおける第2のプローブ(109)をさらに備え、該第2のプローブは、第2のサンプルパケット(120)を作成するように動作することができ、該第2のサンプルパケットは、前記第2のプローブにおける前記クローンパケットに関するタイミング情報を含み、該第2のプローブは、前記第2のサンプルパケットを前記測定ユニットへ送信するようにさらに動作することができる、請求項2に記載の、ネットワーク性能を測定するためのシステム。
  4. 前記クローンパケット(204)を受信するように動作することができる、前記ネットワークにおける第2のプローブ(202)をさらに備え、該第2のプローブは、前記クローンパケットのペイロードを点検し、且つ、その点検に応じてパケットフィルタ(220)を生成するように動作することができ、該パケットフィルタは、パケットタイプについて1つ又は2つ以上の後続のデータパケットを点検し、且つ、その点検に応じて1つ又は2つ以上のサンプルパケット(120)を選択的に作成するように動作することができ、該1つ又は2つ以上のサンプルパケットは、前記第2のプローブにおける前記1つ又は2つ以上の後続のデータパケットに関するタイミング情報を含む、請求項1に記載の、ネットワーク性能を測定するためのシステム。
  5. ネットワークの性能を測定するための方法であって、
    前記ネットワーク(101)における第1のプローブ(106)が送信元(102)からのデータパケット(103)を受信すること(301)、
    前記データパケットに基づいてクローンパケット(104)を生成すること(302)、該クローンパケットは、該クローンパケットをクローンとして識別する情報を含む、及び
    前記クローンパケットを、前記データパケットを有するデータストリームに挿入すること(303)
    を含む、ネットワークの性能を測定するための方法。
  6. 第1のサンプルパケット(105)を生成すること(401)、該第1のサンプルパケットは、前記第1のプローブにおける前記クローンパケットのタイミングを示すタイムスタンプを含む、
    前記第1のサンプルパケットを測定ユニット(107)へ送信すること(402)、
    前記クローンパケットを第2のプローブ(109)で受信すること(403)、
    前記クローンパケットをクローンとして識別する前記情報に基づいて、該クローンパケットを認識すること(404)、
    第2のサンプルパケット(120)を生成すること(405)、該第2のサンプルパケットは、前記第2のプローブにおける前記クローンパケットのタイミングを示すタイムスタンプを含む、
    前記第2のサンプルパケットを前記測定ユニットへ送信すること(406)、及び
    前記測定ユニットが、前記ネットワークのパケット遅延を求めるため、前記第1のサンプルパケットと前記第2のサンプルパケットとを比較すること(407)、
    をさらに含む、請求項5に記載の、ネットワークの性能を測定するための方法。
  7. 前記ネットワークにおける第2のプローブが前記クローンパケットを受信すること(501)、該クローンパケットは、パケットフィルタ(220)を指定する情報を含む、
    前記指定する情報に従って前記パケットフィルタ(220)を生成すること(502)、
    前記パケットフィルタが第2のデータパケットを点検すること(503)、
    前記第2のデータパケットを点検することに応じてサンプルパケットを生成すること(504)。該サンプルパケットは、前記第2のプローブにおける前記第2のデータパケットのタイミングを示すタイムスタンプを含む、及び
    前記サンプルパケットを下流側の測定ユニットへ送信すること(505)、
    をさらに含む、請求項5に記載の、ネットワークの性能を測定するための方法。
  8. 前記測定ユニットが、前記ネットワークのパケット遅延を求めるため、前記サンプルパケットを後続のサンプルパケットと比較すること(506)、
    をさらに含む、請求項7に記載の、ネットワークの性能を測定するための方法。
  9. ネットワーク(101)の1つ又は2つ以上の性能パラメータを測定するためのシステム(100)であって、
    データストリームからの第1のデータパケット(103)をサンプリングするための手段と、
    前記第1のデータパケットに基づいてクローンパケット(104)を生成するための手段であって、該クローンパケットのヘッダは、前記第1のデータパケットの宛先と同じである前記クローンパケットの宛先(108)を含み、該パケットのヘッダは、前記クローンパケットが通常のトラフィックと異なることを示すデータをさらに含む、生成するための手段と、
    前記第1のデータパケット及び前記クローンパケットを同じ経路に沿ってノード(109)へ送信するための手段と
    を備える、ネットワークの1つ又は2つ以上の性能パラメータを測定するためのシステム。
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