JP2007174142A - 映像配信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】天候等に応じて最適に補正された映像を配信する。
【解決手段】各地の景勝地にはネットワークカメラ3が配置されている。また、天候や季節等を検知する手段5も配置されている。撮影された映像はネットワーク2を介して第1映像保存手段4に送られて保存されるが、該保存された映像に対しては映像補正手段8が天候等に応じた補正を行い、該補正後の映像が映像配信サーバー10から各ユーザ端末9に配信される。これにより、天候や季節等に応じて最適に補正された映像(例えば、春から夏に掛けては新緑が鮮やかな映像、夏には海の蒼さが鮮やかな映像)が配信されることとなり、ユーザは実際にその場所に行ったような感じで風景を楽しむことができる。
【選択図】図1
【解決手段】各地の景勝地にはネットワークカメラ3が配置されている。また、天候や季節等を検知する手段5も配置されている。撮影された映像はネットワーク2を介して第1映像保存手段4に送られて保存されるが、該保存された映像に対しては映像補正手段8が天候等に応じた補正を行い、該補正後の映像が映像配信サーバー10から各ユーザ端末9に配信される。これにより、天候や季節等に応じて最適に補正された映像(例えば、春から夏に掛けては新緑が鮮やかな映像、夏には海の蒼さが鮮やかな映像)が配信されることとなり、ユーザは実際にその場所に行ったような感じで風景を楽しむことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮影された映像をネットワークを介してユーザ端末に配信する映像配信システムに関する。
近年、全国各地や世界各地の景勝地にネットワークカメラを設置して山や海などの風景を撮影し、ネットワークを介してほぼリアルタイムで映像を配信するようにした映像配信システムが利用されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2001−231029号公報
特開2003−125389号公報
ところで、上述のような映像配信システムにおいては、ユーザが実際にその場所に行ったような感じで風景自体を楽しむことができるような、感性を刺激できるような映像が求められる。
しかしながら、ネットワークカメラで得られる映像のコントラストや輝度ダイナミックレンジや色分布等は
・ 天候(例えば、晴れと曇り)や
・ 時刻(例えば、朝夕と昼)や
・ 季節(例えば、夏と冬)
等に応じて変動するものであるため、常に最適な映像を配信できているとは限らないという問題があった。例えば、スキー場のライブカメラの場合、冬の雪景色が美しくなるような条件で映像配信を行うのが一般的であるが、そのままの条件だと夏は暗い感じの映像になってしまったりするという問題があった。
・ 天候(例えば、晴れと曇り)や
・ 時刻(例えば、朝夕と昼)や
・ 季節(例えば、夏と冬)
等に応じて変動するものであるため、常に最適な映像を配信できているとは限らないという問題があった。例えば、スキー場のライブカメラの場合、冬の雪景色が美しくなるような条件で映像配信を行うのが一般的であるが、そのままの条件だと夏は暗い感じの映像になってしまったりするという問題があった。
本発明は、撮影地の環境に応じて適宜補正した映像を配信できる映像配信システムを提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、図1に例示するものであって、撮影した映像をネットワーク(2)を介してユーザ端末(9)に配信する映像配信システム(1)において、
ネットワーク(2)に接続されているネットワークカメラ(3)と、
前記ネットワークカメラ(3)が撮影した映像を保存する第1映像保存手段(4)と、
被写体の環境を検知する環境検知手段(5)と、
各環境毎の異なる映像補正方法が格納されている補正方法データベース(6)と、
前記環境検知手段(5)による検知結果に基づき最適な映像補正方法を前記補正方法データベース(6)から抽出する補正方法抽出手段(7)と、
該抽出された補正方法に基づき前記第1映像保存手段(4)に保存されている映像を補正する映像補正手段(8)と、
いずれかのユーザ端末(9)から映像の視聴要求を受けた場合に、該視聴要求に該当する映像を該ユーザ端末(9)に配信する映像配信サーバー(10)と、を備えたことを特徴とする。
ネットワーク(2)に接続されているネットワークカメラ(3)と、
前記ネットワークカメラ(3)が撮影した映像を保存する第1映像保存手段(4)と、
被写体の環境を検知する環境検知手段(5)と、
各環境毎の異なる映像補正方法が格納されている補正方法データベース(6)と、
前記環境検知手段(5)による検知結果に基づき最適な映像補正方法を前記補正方法データベース(6)から抽出する補正方法抽出手段(7)と、
該抽出された補正方法に基づき前記第1映像保存手段(4)に保存されている映像を補正する映像補正手段(8)と、
いずれかのユーザ端末(9)から映像の視聴要求を受けた場合に、該視聴要求に該当する映像を該ユーザ端末(9)に配信する映像配信サーバー(10)と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記環境検知手段(5)は、撮影地の季節を検知する季節検知部、撮影地の時刻を検知する時刻検知部、撮影地の気温を検知する気温検知部、撮影地の降雨を検知する降雨検知部、及び、撮影地のその他の気象条件を検知する気象検知部の少なくとも一つを含む、ことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、晴天時に撮影された映像を保存する第2映像保存手段(11)と、
撮影地が荒天か否かを検知する荒天検知手段と、
を備え、
前記映像配信サーバー(10)は、前記荒天検知手段が荒天であると検知し、かついずれかのユーザ端末(9)から映像の視聴要求を受けた場合には、晴天時に撮影された映像を前記第2映像保存手段(11)から配信することを特徴とする。
撮影地が荒天か否かを検知する荒天検知手段と、
を備え、
前記映像配信サーバー(10)は、前記荒天検知手段が荒天であると検知し、かついずれかのユーザ端末(9)から映像の視聴要求を受けた場合には、晴天時に撮影された映像を前記第2映像保存手段(11)から配信することを特徴とする。
なお、括弧内の番号などは、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
請求項1及び2に係る発明によれば、撮影地の時刻や季節や天候等に応じて映像を最適に補正するため、人がその場に行き、実際に見た感じの映像に近付けたり、感性を刺激する映像にすることができる。例えば、春から夏に掛けての山の風景では新緑が鮮やかとなる映像にして感動を与え、夏の海の風景では海の蒼さや太陽光の眩しさを強調した映像にして感動を与え、冬の山の風景では雪の白さを強調した映像にして感動を与えることができる。また、昼間は明るい映像にして昼間であることを強調し、夕方は薄暗い映像にして夕暮れ時の情感を掻き立てることも可能となる。さらに、夕日の赤を強調したい場合には、夕日が沈む時刻には赤を強調するような映像補正を行うようにすれば良い。一方、本発明によれば、映像の補正は前記映像補正手段により自動的に行われるため、ネットワークカメラが多数設置されていて、多数の映像を補正しなければならない場合でも、処理能力上の問題無くシステムを稼働することができる。
請求項3に係る発明によれば、荒天時には代替映像を見ることができる。
以下、図1に沿って、本発明を実施するための最良の形態について説明する。ここで、図1は、本発明に係る映像配信システムの全体構成の一例を示すブロック図である。
本発明に係る映像配信システムは、撮影した映像をネットワークを介してユーザ端末に配信するものであって、図1に符号1で例示するように、ネットワーク2に接続されているネットワークカメラ3と、前記ネットワークカメラ3が撮影した映像を保存する第1映像保存手段4と、被写体の環境を検知する環境検知手段5と、各環境毎の異なる映像補正方法が格納されている補正方法データベース6と、前記環境検知手段5による検知結果に基づき最適な映像補正方法を前記補正方法データベース6から抽出する補正方法抽出手段7と、該抽出された補正方法に基づき前記第1映像保存手段4に保存されている映像を補正する映像補正手段8と、前記ネットワーク2に接続されていていずれかのユーザ端末9から映像の視聴要求を受けた場合に該視聴要求に該当する映像を該ユーザ端末9に配信する映像配信サーバー10と、を備えている。
ところで、上述した第1映像保存手段4や補正方法データベース6や補正方法抽出手段7や映像補正手段8等は前記映像サーバー10の側に配置されていて、複数のネットワークカメラ3から送信されてくる映像を集中管理するようにすると良い。ただし、これらの第1映像保存手段4等をネットワークカメラ3の側に配置する態様を本発明の範囲から除外するものではない。
上述した環境検知手段5は、
・ 撮影地の季節を検知する季節検知部
・ 撮影地の時刻を検知する時刻検知部
・ 撮影地の気温を検知する気温検知部
・ 撮影地の降雨を検知する降雨検知部、及び、
・ 撮影地のその他の気象条件を検知する気象検知部、
の少なくとも一つを含むようにすると良い。ここで、“撮影地”とは、ネットワークカメラ3を設置してある場所、又はネットワークカメラ3により撮影している場所を意味するものとする。
・ 撮影地の季節を検知する季節検知部
・ 撮影地の時刻を検知する時刻検知部
・ 撮影地の気温を検知する気温検知部
・ 撮影地の降雨を検知する降雨検知部、及び、
・ 撮影地のその他の気象条件を検知する気象検知部、
の少なくとも一つを含むようにすると良い。ここで、“撮影地”とは、ネットワークカメラ3を設置してある場所、又はネットワークカメラ3により撮影している場所を意味するものとする。
前記季節検知部としては、
・ 実測した環境データ(例えば、気温や、日の出時刻や、日の入り時刻等)から季節を判定するようにしたものや、
・ 日付から季節を判定するようにしたもの
を挙げることができる。前者の季節検知部は、所定月の気温(例えば、3月の平均気温)や日の出・日の入り時刻を記憶する基準データ記憶部(不図示)と、実際の撮影地の気温や日の出・日の入り時刻を検知するデータ検知部(不図示)と、これらの基準データ記憶部とデータ検知部のデータを比較することにより季節を確定する季節確定部(不図示)と、により構成すると良い。後者の季節検知部は、パソコンのカレンダーソフトウェアより得た日付情報から季節を特定する手段(ネットワークカメラの側及び映像配信サーバーの側のいずれに配置されていても良い)を挙げることができる。
・ 実測した環境データ(例えば、気温や、日の出時刻や、日の入り時刻等)から季節を判定するようにしたものや、
・ 日付から季節を判定するようにしたもの
を挙げることができる。前者の季節検知部は、所定月の気温(例えば、3月の平均気温)や日の出・日の入り時刻を記憶する基準データ記憶部(不図示)と、実際の撮影地の気温や日の出・日の入り時刻を検知するデータ検知部(不図示)と、これらの基準データ記憶部とデータ検知部のデータを比較することにより季節を確定する季節確定部(不図示)と、により構成すると良い。後者の季節検知部は、パソコンのカレンダーソフトウェアより得た日付情報から季節を特定する手段(ネットワークカメラの側及び映像配信サーバーの側のいずれに配置されていても良い)を挙げることができる。
一方、上述した時刻検知部としては、
・ 本発明に係る映像配信システム用に設けた時計や時計サーバー
・ 或いは、既に第三者によって構築され公開されている時計サーバーからインターネットを介して時刻データを読み込む手段
等を挙げることができる。この時刻検知部は、ネットワークカメラの側及び映像配信サーバーの側のいずれに配置されていても良い。
・ 本発明に係る映像配信システム用に設けた時計や時計サーバー
・ 或いは、既に第三者によって構築され公開されている時計サーバーからインターネットを介して時刻データを読み込む手段
等を挙げることができる。この時刻検知部は、ネットワークカメラの側及び映像配信サーバーの側のいずれに配置されていても良い。
さらに、上述した気温検知部としては、
・ 気温を検知するセンサーや
・ 気温情報を公開しているサーバーから気温情報を取得する手段
等を挙げることができる。いずれの気温検知部を使用するにしても、ネットワークカメラが遠く離れた風景を撮影するような場合には(ネットワークカメラが設置された場所の気温ではなく)撮影する対象地の気温を検知するものが良い。しかし、それが不可能な場合(前者の場合、撮影する対象地に気温検知センサーを設置することが困難であったり、後者の場合、撮影する対象地の気温データが公開されていなかったりするような場合)は、他の場所の気温から撮影対象地の気温を算出するようにすると良い。例えば、ネットワークカメラ3を設置した場所の気温を測定し、該気温から撮影対象地の気温(例えば、遠く離れた山々の気温)を推測するようにすると良い。ここで、前者のセンサーは気温測定箇所に配置しておくことが不可欠であるが、後者の手段は、ネットワークカメラの側及び映像配信サーバーの側のいずれに配置されていても良い。
・ 気温を検知するセンサーや
・ 気温情報を公開しているサーバーから気温情報を取得する手段
等を挙げることができる。いずれの気温検知部を使用するにしても、ネットワークカメラが遠く離れた風景を撮影するような場合には(ネットワークカメラが設置された場所の気温ではなく)撮影する対象地の気温を検知するものが良い。しかし、それが不可能な場合(前者の場合、撮影する対象地に気温検知センサーを設置することが困難であったり、後者の場合、撮影する対象地の気温データが公開されていなかったりするような場合)は、他の場所の気温から撮影対象地の気温を算出するようにすると良い。例えば、ネットワークカメラ3を設置した場所の気温を測定し、該気温から撮影対象地の気温(例えば、遠く離れた山々の気温)を推測するようにすると良い。ここで、前者のセンサーは気温測定箇所に配置しておくことが不可欠であるが、後者の手段は、ネットワークカメラの側及び映像配信サーバーの側のいずれに配置されていても良い。
さらに、上述した降雨検知部としては雨滴センサーを挙げることができる。
また、上述した気象検知部としては、
・ 風速を測定する風速センサーや、
・ 明るさを検知する明るさセンサーや、
・ 直射日光の有無を検知する直射日光検知手段
等を挙げることができる。例えば、直射日光検知手段が直射日光を検知した場合には、映像中の高輝度部の存在を検出し、存在した場合にはその高輝度部を少し暗くなるように補正し、低輝度部を明るくなるように補正すると良い。
・ 風速を測定する風速センサーや、
・ 明るさを検知する明るさセンサーや、
・ 直射日光の有無を検知する直射日光検知手段
等を挙げることができる。例えば、直射日光検知手段が直射日光を検知した場合には、映像中の高輝度部の存在を検出し、存在した場合にはその高輝度部を少し暗くなるように補正し、低輝度部を明るくなるように補正すると良い。
ところで、上述した各種センサー(気温検知センサーや風速センサーや明るさセンサー等)からの信号はデジタル信号に変換した上で、有線又は無線でデータ送受信装置12に送信され、該データ送受信装置12から前記補正方法抽出手段7の側に送信されるようにしておくと良い。これらのデータの測定及び送信は連続的に行われる必要は必ずしも無く、一定時間毎(例えば、5分毎とか10分毎)に行われるようにしておいても良い。そのようにした場合には、消費電力の低減を図ることができる。
本発明によれば、撮影地の時刻や季節や天候等に応じて映像を最適に補正するため、人がその場に行き、実際に見た感じの映像に近付けたり、感性を刺激する映像にすることができる。例えば、春から夏に掛けての山の風景では新緑が鮮やかとなる映像にして感動を与え、夏の海の風景では海の蒼さや太陽光の眩しさを強調した映像にして感動を与え、冬の山の風景では雪の白さを強調した映像にして感動を与えることができる。また、昼間は明るい映像にして昼間であることを強調し、夕方は薄暗い映像にして夕暮れ時の情感を掻き立てることも可能となる。さらに、夕日の赤を強調したい場合には、夕日が沈む時刻には赤を強調するような映像補正を行うようにすれば良い。一方、本発明によれば、映像の補正は前記映像補正手段8により自動的に行われるため、ネットワークカメラ3が多数設置されていて、多数の映像を補正しなければならない場合でも、処理能力上の問題無くシステムを稼働することができる。
ところで、上述の映像配信システムではほぼリアルタイムの映像を配信するように構成されているが、雨や霧や雪等の荒天時であって視界不良の場合には代替映像を流すようにしても良い。そのためには、晴天時に撮影された映像を保存する第2映像保存手段11と、撮影地が荒天か否かを検知する荒天検知手段(不図示)と、を備え、前記映像配信サーバー10は、前記荒天検知手段が荒天であると検知し、かつ、いずれかのユーザ端末から映像の視聴要求を受けた場合には、晴天時に撮影された映像(できるだけ近い晴天の日であってほぼ同じ時刻に撮影された映像)を前記第2映像保存手段11から配信するようにすると良い。荒天か否かの検出は、映像の明るさ分布(階調分布)より行うと良い。なお、代替映像は、上述のように、できるだけ近い晴天の日であってほぼ同時刻に撮影された映像であることが好ましいので、第2映像保存手段11は、各撮影地の晴天時に撮影された風景を随時保存しておく必要がある。
一方、映像の状態は、上述のように天候や季節や時刻等に応じて変動するものが、それ以外の因子によっても変動する。例えば、撮影の対象(オブジェクト)が山か海か空か森かで補正方法を調整した方が、より臨場感のある映像を得ることができる。また、カメラの撮影方向(例えば、北方向か、西方向かの別。上向きか下向きかの別)やカメラの設置場所(例えば、丘の上、谷あいの別)に応じて補正方法を調整した方が、より臨場感のある映像を得ることができる。そこで、これらの因子(つまり、撮影の対象や、カメラの撮影方向や、カメラの設置場所)に応じて映像の補正方法を変更するようにしても良い。
本実施例では、図1に示す映像配信システム1を構築した。以下、具体的に説明する。
各景勝地にはネットワークカメラ3を設置し、該ネットワークカメラ3にはデータ送受信装置12を接続し、カメラ3からデータ送受信装置12にはアナログビデオ信号或いはエンコード済みのデジタルビデオデータが送出されるようにした。
また、該カメラ3の近傍(但し、屋外)にはワイヤレスマイク13を配置し、音声データもデジタル化してデータ送受信装置12に送信するようにした。さらに、気温や降雨や明るさ等を検知するセンサー5を屋外に設置し、各種環境データを測定し、無線等でデータ送受信装置12に送信するようにした。
そして、これらの映像データや音声データや各種環境データはデータ送受信装置12からネットワーク2を介してセンター(映像配信サーバー10等が配置されている施設)に送信されるようにした。なお、データ送受信装置12から映像配信サーバー10へのデータ送信は連続的に行っても良いが、本実施例では5分間隔で行うようにした。また、夜間のデータ送信は行わないようにした。これらのデータ送信の設定はセンター側から適宜変更できるように構成した。
センター側においては映像配信サーバー10をネットワーク2に接続し、
・ 前記ネットワークカメラ3が撮影した映像を保存する第1映像保存手段4と、
・ 各環境毎の異なる映像補正方法が格納されている補正方法データベース6と、
・ 前記環境検知手段5による検知結果に基づき最適な映像補正方法を前記補正方法データベース6から抽出する補正方法抽出手段7と、
・ 該抽出された補正方法に基づき前記第1映像保存手段4に保存されている映像を補正する映像補正手段8と、
・ 前記ネットワーク2に接続されていていずれかのユーザ端末9から映像の視聴要求を受けた場合に該視聴要求に該当する映像を該ユーザ端末9に配信する映像配信サーバー10と、
を配置した。
・ 前記ネットワークカメラ3が撮影した映像を保存する第1映像保存手段4と、
・ 各環境毎の異なる映像補正方法が格納されている補正方法データベース6と、
・ 前記環境検知手段5による検知結果に基づき最適な映像補正方法を前記補正方法データベース6から抽出する補正方法抽出手段7と、
・ 該抽出された補正方法に基づき前記第1映像保存手段4に保存されている映像を補正する映像補正手段8と、
・ 前記ネットワーク2に接続されていていずれかのユーザ端末9から映像の視聴要求を受けた場合に該視聴要求に該当する映像を該ユーザ端末9に配信する映像配信サーバー10と、
を配置した。
本実施例では、季節によって映像補正方法を変化させるようにした。なお、春か夏か秋か冬かは、パソコン内のカレンダーソフトから得た月日の情報から判断するようにした。例えば、表1に示すように、4〜5月を春とし、6〜9月を夏とし、10〜11月を秋とし、12〜3月を冬として、各季節に応じた補正を映像に対して行うこととした。但し、日本国内であっても、春夏秋冬の時期は緯度によって異なるので、撮影地毎に季節データを異ならせた。
また、本実施例では、1日を朝・昼・夕・夜の4つの時間帯に区分し、各時間帯単位で映像補正方法を異ならせるようにした。なお、朝か昼か夕か夜かは、パソコン内の時刻データから判別するようにした。例えば、表2に示すように、6時〜9時を朝とし、17時までを昼とし、19時までを夕とし、翌日の6時までを夜として、各時間帯に応じた補正を映像に対して行うこととした。但し、朝昼夕夜の別は、撮影地(具体的には経度)や季節によって変動するため、各撮影地及び各季節毎に表2のようなデータを作成しておいた。
そして、上述の補正方法データベース6には、表3に示すようなデータテーブルを保存しておいた。例えば、撮影の対象(オブジェクト)が“山”で、季節が“秋”で、時間帯が“昼”の場合には2行目に示すような各補正を行い、“冬”で“夕”の場合には赤を強調し、暗い映像も判別できるような補正(表3の3行目参照)を行った。
1 映像配信システム
3 ネットワークカメラ
4 第1映像保存手段
5 環境検知手段
6 補正方法データベース
7 補正方法抽出手段
8 映像補正手段
9 ユーザ端末
10 映像配信サーバー
11 第2映像保存手段
3 ネットワークカメラ
4 第1映像保存手段
5 環境検知手段
6 補正方法データベース
7 補正方法抽出手段
8 映像補正手段
9 ユーザ端末
10 映像配信サーバー
11 第2映像保存手段
Claims (3)
- 撮影した映像をネットワークを介してユーザ端末に配信する映像配信システムにおいて、
ネットワークに接続されているネットワークカメラと、
前記ネットワークカメラが撮影した映像を保存する第1映像保存手段と、
被写体の環境を検知する環境検知手段と、
各環境毎の異なる映像補正方法が格納されている補正方法データベースと、
前記環境検知手段による検知結果に基づき最適な映像補正方法を前記補正方法データベースから抽出する補正方法抽出手段と、
該抽出された補正方法に基づき前記第1映像保存手段に保存されている映像を補正する映像補正手段と、
いずれかのユーザ端末から映像の視聴要求を受けた場合に、該視聴要求に該当する映像を該ユーザ端末に配信する映像配信サーバーと、
を備えたことを特徴とする映像配信システム。 - 前記環境検知手段は、撮影地の季節を検知する季節検知部、撮影地の時刻を検知する時刻検知部、撮影地の気温を検知する気温検知部、撮影地の降雨を検知する降雨検知部、及び、撮影地のその他の気象条件を検知する気象検知部の少なくとも一つを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の映像配信システム。 - 晴天時に撮影された映像を保存する第2映像保存手段と、
撮影地が荒天か否かを検知する荒天検知手段と、
を備え、
前記映像配信サーバーは、前記荒天検知手段が荒天であると検知し、かついずれかのユーザ端末から映像の視聴要求を受けた場合には、晴天時に撮影された映像を前記第2映像保存手段から配信する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の映像配信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005367364A JP2007174142A (ja) | 2005-12-21 | 2005-12-21 | 映像配信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005367364A JP2007174142A (ja) | 2005-12-21 | 2005-12-21 | 映像配信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007174142A true JP2007174142A (ja) | 2007-07-05 |
Family
ID=38300137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005367364A Pending JP2007174142A (ja) | 2005-12-21 | 2005-12-21 | 映像配信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007174142A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010033811A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 照明装置 |
JP2011129472A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 照明器具 |
JP2014235304A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 株式会社第一興商 | 背景映像表示システム |
-
2005
- 2005-12-21 JP JP2005367364A patent/JP2007174142A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010033811A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 照明装置 |
JP2011129472A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 照明器具 |
JP2014235304A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 株式会社第一興商 | 背景映像表示システム |
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