JP2007172428A - モーショントリガ信号発生装置とその信号を利用する携帯用電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】高齢者などにも使いやすく、健常者にとっても手指等を自由に使えないような状況下でも、携帯用電子機器などの動作開始、停止のためのトリガ信号を発生させることができる装置、およびトリガ信号を利用して動作開始、停止をする携帯用電子機器を提供する。
【解決手段】モーショントリガ信号発生装置は、ヒトの全体または一部分の動きを検出する手段3と、ヒトの全体または一部分の動きを予め記憶する手段2と、記憶手段2に記憶されている動きと、検出手段3で検出された動きを比較する手段10を有し、比較手段10が前記二つの動きを類似と判定したときにトリガ信号を発生する。このトリガ信号により携帯用電子機器が動作開始、停止をする。
【選択図】 図1
【解決手段】モーショントリガ信号発生装置は、ヒトの全体または一部分の動きを検出する手段3と、ヒトの全体または一部分の動きを予め記憶する手段2と、記憶手段2に記憶されている動きと、検出手段3で検出された動きを比較する手段10を有し、比較手段10が前記二つの動きを類似と判定したときにトリガ信号を発生する。このトリガ信号により携帯用電子機器が動作開始、停止をする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯用電子機器などに組み込まれて、その動作開始、停止のためのトリガ信号を発生する装置に関するものである。
携帯用電子機器は益々小型化しつつも機能が豊富になるためスイッチアレイのキー数は増えている。このような現状は、キー操作が苦手な高齢者や身体障害者などにとって、携帯用電子機器を使い難いものにしている。また、健常者であっても、操作の効率化のためキー登録などをしてあり、日常的に操作するキーは僅かであるという使い方が多い。
現在、多くの携帯用電子機器は、押しボタンスイッチを操作することで動作開始、停止を行っている。例えば携帯電話ではスイッチアレイのなかのPWRスイッチのキーを押すと電源スイッチがオンになる。また、ウエアラブル電子機器は、多くの場合、他の作業をしながら電子機器を操作するというような、使い方が多い。例えば荷物の運搬作業におけるバーコードシステムやデータキャリアシステムの利用は、運搬作業者が手に荷物を持ちながら、バーコード読取機器あるいは質問応答器を操作する必要に迫られる。このときキー操作による作業は極めて面倒であり、作業効率も低下する。
一方、自動車の走行姿勢制御等の動作トリガとして使用可能な三次元加速度センサが特許文献1、特許文献2に開示されている。
本発明は、上記のような携帯用電子機器の現状に鑑みて、高齢者などにも使いやすく、健常者にとっても操作しやすく、また手指等を自由に使えないような状況下でも、携帯用電子機器などの動作開始、停止のためのトリガ信号を発生させることができる装置、およびトリガ信号を利用して動作開始、停止をする携帯用電子機器の提供を目的とする。
前記の目的を達成するためになされた、特許請求の範囲の請求項1に記載された発明のモーショントリガ信号発生装置は、ヒトの全体または一部分の動きを検出する手段と、ヒトの全体または一部分の動きを予め記憶する手段と、該記憶手段に記憶されている動きと、該検出手段で検出された動きを比較する手段を有し、該比較手段が前記二つの動きを類似と判定したときにトリガ信号を発生することを特徴とする。
このモーショントリガ信号発生装置は、ヒトの一定の動きを予め記憶手段に記憶しておき、検出手段がヒトの動きを検出したら、記憶されている動きと比較手段により比較し、その二つの動きが類似と判定されたらトリガ信号を発生する。
同じく請求項2に記載された発明のモーショントリガ信号発生装置は、請求項1に記載のモーショントリガ信号発生装置の構成を備え、該検出手段が加速度センサまたは角速度センサであることを特徴とする。
また前記の目的を達成するためになされた、特許請求の範囲の請求項3に記載された発明の携帯用電子機器は、該加速度センサが三軸加速度センサまたは二軸加速度センサであることを特徴とする。
同じく請求項4に記載された発明の携帯用電子機器は、請求項1に記載のモーショントリガ信号発生装置から発生するトリガ信号が回路動作の開始または/および停止スイッチに連結していることを特徴とする。
請求項5に記載された発明の携帯用電子機器は、請求項4に記載の携帯用電子機器の構成を備え、該携帯用電子機器がウエアラブル電子機器であることを特徴とする。
請求項6に記載された発明の携帯用電子機器は、請求項4に記載の携帯用電子機器の構成を備え、該携帯用電子機器がバーコードシステムのバーコード読取機器であることを特徴とする。
請求項7に記載された発明の携帯用電子機器は、請求項4に記載の携帯用電子機器の構成を備え、該携帯用電子機器がデータキャリアシステムの質問応答器であることを特徴とする。
本発明のモーショントリガ信号発生装置は、ヒトの一定の動きを検出したら、トリガ信号を発生するものであるから、多くの携帯用電子機器のスイッチトリガとして使用できる。この携帯用電子機器は、高齢者など、スイッチ操作不慣れな者にも使いやすい。勿論、健常者にとっても操作しやすく、手指等を自由に使えないような状況下でも、携帯用電子機器などの動作開始、停止を簡単に行える。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面により説明する。
図1は、本発明を適用するモーショントリガ信号発生装置の一実施形態を示すブロック図である。このモーショントリガ信号発生装置は、腕に嵌めて使用するウエアラブル電子機器に組み込まれている。
同図の回路は比較制御回路10を中心として、記憶回路2を介してΔx,Δy,Δz設定回路1、時系列変換回路4を介して三次元加速センサ(三軸加速度センサ)3、およびトリガ回路5が接続されている。トリガ回路5は、ウエアラブル電子機器の電源Vから負荷に至るスイッチ6のトリガ端子に繋がっている。
Δx,Δy,Δz設定回路1は、スイッチ6が作動するためのヒトの動き(例えば腕をx,y,z方向に動かすべき距離Δx,Δy,Δz)を入力するための回路である。記憶回路2は不揮発性メモリであり、設定距離Δx,Δy,Δzを記憶する領域、および比較制御回路10の動作プログラムを記憶する領域を持っている。三次元加速センサ3はそれ自身の動きのx,y,z方向の加速度変化δx’,δy’,δz’を検出するセンサであり、例えばヒトの腕に嵌められる。時系列変換回路4は、三次元加速センサ3からパラレルに出力される三次元(x,y,z)方向の加速度変化δX,δY,δZを、時系列に並べ替える機能を持つ。
比較制御回路10は、記憶回路2に記憶されたプログラムにしたがって、加速度変化δx’,δy’,δz’から三次元変位δx,δy,δzを算出し、設定距離Δx,Δy,Δzと比較して定範囲にあるかを判別する機能を有している。トリガ回路5は、比較制御回路10の比較結果によりトリガ信号を発生する機能を持つ。
図2には、図1に示したモーショントリガ信号発生装置の記憶回路2のプログラム領域に記憶されている比較制御回路10の動作手順のフローチャートが示されている。
図2に示すとおり、三次元加速センサ3を起動させ、ステップ101ではセンサ3の検知まで待機する。センサ3の検知があったら、ステップ102では三次元加速センサ3の動きの加速度変化δx’,δy’,δz’から三次元変位δx,δy,δzを算出し比較制御回路10に取り込む。一方、Δx,Δy,Δz設定回路1からヒトの腕がどれだけ動いたらモーショントリガ信号を発生させるかの設定距離Δx,Δy,Δzが入力され記憶回路2に記憶されている。ステップ103で記憶回路2から設定距離Δx,Δy,Δzを読み出し、比較制御回路10に取り込む。
ステップ104では三次元変位δx,δy,δzと設定距離Δx,Δy,Δzとを比較し、三次元変位δx,δy,δzが設定距離Δx,Δy,Δzを超えていたら、ヒトの動きがウエアラブル電子機器の作動開始のための動きであると判断し、ステップ105でトリガ回路5からトリガ信号を発生する。このトリガ信号によりスイッチ6が作動してウエアラブル電子機器に電源Vから電力供給が開始される。ステップ104で三次元変位δx,δy,δzが設定距離Δx,Δy,Δzも小さい場合には、ヒトの動はスイッチ6を作動開始ではないと判断し、ステップ101に戻りセンサ3の検知まで待機する。
このモーショントリガ信号発生装置の上記実施形態では、スイッチ6が作動するためのヒトの動きを、腕をx,y,z方向に動かす設定の例を示したが、これ以外に腕をx,y,z方向に動かす回数を2〜3回にする設定などでもよい。
また、モーショントリガ信号発生装置の同一機器を異なった作業者が使用する場合、異なった複数の設定をしておき、使用開始時に作業者のコード等を入力することで、設定を選択することもできる。作業者Aは腕を上方向に動かす設定にし、作業者Bは腕を3回振る設定にすることも可能である。この場合に、各作業者が非公開で独自の設定をしておけば、他の人は読み取り操作を行なうことができなくなり、本人認証として機能する。
上記実施例では三次元加速度センサ(三軸加速度センサ)について記載したが、単純動作をモーショントリガにするのなら二軸加速度センサ(二次元加速度センサ)も使用できる。また角速度センサも利用できる。
1はΔx,Δy,Δz設定回路、2は記憶回路、3は三次元加速センサ、4は時系列変換回路、5はトリガ回路、6はスイッチ、10は比較制御回路、101〜105は装置の動作手順の各ステップである。
Claims (7)
- ヒトの全体または一部分の動きを検出する手段と、ヒトの全体または一部分の動きを予め記憶する手段と、該記憶手段に記憶されている動きと、該検出手段で検出された動きを比較する手段を有し、該比較手段が前記二つの動きを類似と判定したときにトリガ信号を発生することを特徴とするモーショントリガ信号発生装置。
- 該検出手段が加速度センサまたは角速度センサであることを特徴とする請求項1に記載のモーショントリガ信号発生装置。
- 該加速度センサが三軸加速度センサまたは二軸加速度センサであることを特徴とする請求項1に記載のモーショントリガ信号発生装置。
- 請求項1に記載のモーショントリガ信号発生装置から発生するトリガ信号が回路動作の開始または/および停止スイッチに連結していることを特徴とする携帯用電子機器。
- 該携帯用電子機器がウエアラブル電子機器であることを特徴とする請求項4に記載の携帯用電子機器。
- 該携帯用電子機器がバーコードシステムのバーコード読取機器であることを特徴とする請求項4に記載の携帯用電子機器。
- 該携帯用電子機器がデータキャリアシステムの質問応答器であることを特徴とする請求項4に記載の携帯用電子機器。
Priority Applications (1)
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JP2005371263A JP2007172428A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | モーショントリガ信号発生装置とその信号を利用する携帯用電子機器 |
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JP2007172428A true JP2007172428A (ja) | 2007-07-05 |
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KR20190129300A (ko) * | 2018-05-10 | 2019-11-20 | (주)에스피에스 | 센서를 구비한 스마트워치 및 이를 이용한 인식방법 |
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2005
- 2005-12-26 JP JP2005371263A patent/JP2007172428A/ja active Pending
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KR20190129300A (ko) * | 2018-05-10 | 2019-11-20 | (주)에스피에스 | 센서를 구비한 스마트워치 및 이를 이용한 인식방법 |
KR102147221B1 (ko) * | 2018-05-10 | 2020-08-24 | (주)에스피에스 | 센서를 구비한 스마트워치 및 이를 이용한 인식방법 |
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