JP2007151133A - Portable electronic device - Google Patents
Portable electronic device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007151133A JP2007151133A JP2006324421A JP2006324421A JP2007151133A JP 2007151133 A JP2007151133 A JP 2007151133A JP 2006324421 A JP2006324421 A JP 2006324421A JP 2006324421 A JP2006324421 A JP 2006324421A JP 2007151133 A JP2007151133 A JP 2007151133A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mobile phone
- electronic device
- portable electronic
- half body
- half part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本発明は携帯型電子装置に係り、特に電子手帳(電子式情報管理処理装置)の機能を備え、しかも、小型である構成の携帯型電子装置に関する。 The present invention relates to a portable electronic device, and more particularly to a portable electronic device having a function of an electronic notebook (electronic information management processing device) and a small size.
携帯電話機は、その取扱上、サイズが小さいことが必要である。また、携帯電話機が電子手帳の機能を備えていれば、携帯電話機の他に電子手帳を携帯する必要がなく便利であり、また、機能が拡大して、例えば、電子手帳で処理した情報を送ることも可能となり便利である。この場合に、携帯電話機の大きさを、携帯電話機の大きさに電子手帳の大きさを加えた大きさとした場合には、携帯電話機が大きくなりすぎて、携帯に不便となる。そこで、携帯電話機においては、電子手帳の機能を備えたものを、サイズをさほど大きくせずに実現することが望まれている。 The mobile phone needs to be small in size for handling. In addition, if the mobile phone has an electronic notebook function, it is convenient because it is not necessary to carry the electronic notebook in addition to the mobile phone, and the function is expanded to send, for example, information processed in the electronic notebook. It is possible and convenient. In this case, when the size of the mobile phone is set to the size of the mobile phone plus the size of the electronic notebook, the mobile phone becomes too large, which is inconvenient to carry. Therefore, it is desired that a mobile phone having an electronic notebook function be realized without increasing the size.
従来の携帯電話機で、電子手帳の機能を備えたものは、携帯電話機と電子手帳とを平面的に並べて一体としたものである。 A conventional mobile phone having an electronic notebook function is one in which a mobile phone and an electronic notebook are arranged side by side in a plane.
このため、携帯電話機は、平面上のサイズが大きくなって、携帯に不便となっていた。 For this reason, the size of the cellular phone has become large and inconvenient to carry.
そこで、本発明は、上記課題を解決した携帯型電子装置を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a portable electronic device that solves the above-described problems.
この目的を達成するために、本発明は、少なくとも第一の操作部と表示パネルとを有する第1の半体部と、
少なくとも第二の操作部を有する第2の半体部と、
該第1の半体部と該第2の半体部とを相対的に回動可能に接続する、前記第一の半体部と前記第二の半体部の長手方向に沿って設けられたヒンジ部と、
前記第二の半体部が前記第一の半体部に重なった状態を解除する際に操作されるリリース部と、
前記リリース部が操作された際の前記第一の半体部と前記第二の半体部との開き角度が180度に満たない第一の角度となるように、前記第一の半体部と前記第二の半体部とを相対的に仮固定する仮固定機構とを有することを特徴とする。
In order to achieve this object, the present invention includes a first half part having at least a first operation part and a display panel,
A second half having at least a second operating portion;
Provided along the longitudinal direction of the first half and the second half for connecting the first half and the second half so as to be relatively rotatable. Hinge part,
A release part that is operated when releasing the state in which the second half part overlaps the first half part; and
The first half part so that an opening angle between the first half part and the second half part when the release part is operated is a first angle less than 180 degrees. And a temporary fixing mechanism for relatively temporarily fixing the second half part to each other.
リリース部が操作された際、第一の半体部と第二の半体部との開き角度が180度に満たない第一の角度とされて、この状態で仮固定されるため、第1の半体部と第2の半体部との間を開かせることを、リリースボタンを操作するだけの操作で済ませることが出来、操作性の向上を図ることが出来る。開いた携帯電話機は手のひらになじみ、開いた携帯電話機を落としてしまう事故が起きないように出来る。また、電子式情報管理処理装置用操作部及び電話機用操作部が露出して操作可能な状態となり、操作が可能となる。 When the release part is operated, the opening angle between the first half part and the second half part is a first angle less than 180 degrees, and is temporarily fixed in this state. Opening between the half body part and the second half body part can be done by simply operating the release button, and the operability can be improved. An open mobile phone fits in the palm of your hand so you don't have to accidentally drop your open mobile phone. In addition, the electronic information management processing device operation unit and the telephone operation unit are exposed and can be operated, thereby enabling operation.
本発明の好適な実施の形態について、図を参照して、以下説明する。 A preferred embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1乃至図7に示すように、携帯型電子装置の一種である携帯電話機10は、必要に応じて図1及び図2(C)に示すように開かれる手帳型であり、電話機の機能を備えている第1の半体部11と、電子手帳(電子式情報管理処理装置)の機能を備えている第2の半体部12と、第1の半体部11と第2の半体部12とをつないでいるヒンジ部13と、ホイップアンテナ14とを有する。第1の半体部11の平面的サイズと第2の半体部12の平面的サイズとは同じである。ヒンジ部13は第1の半体部11の横側に位置しており、第2の半体部12を第1の半体部11に対して回動可能に支持している。ホイップアンテナ14は、ヒンジ部13の内部に設けてある。「上側、又は上端側」とは、ホイップアンテナ14が引き出されるY1方向側(スピーカ側)をいい、「下側、又は下端側」とは、マイク側であるY2方向側をいう。
As shown in FIG. 1 to FIG. 7, a
第1の半体部11は、携帯電話機10を上(Z1方向の側)から見たときの表面11a側(閉じている状態で第2の半体部12によって覆われている面)に、電話機用操作部としての電話機用ファンクションキー20と、表示パネルとしての液晶パネル部21と、可動式のマイクユニット22とを有し、裏面11b側に凹んでバッテリー装着部23を有し、側面に、第2の半体部リリースボタン24と、マイクユニットリリースボタン25とを有し、内部には、回路モジュール26が組み込まれている(図5(F)参照)構造であり、電話機の機能を備えており、厚さはt1である。電話機用ファンクションキー20は、液晶パネル部21に近い側の列に、電話を受けたりかけたりする場合に操作する基本的はキーである、送話キー20−1,ページキー20−2,終話キー20−3が並んでいる。図6(A)に示すように、バッテリー装着部23には、バッテリー27が装着してある。
The
第2の半体部12は、携帯電話機10を上から見たときの表面12a側に、上側(ホイップアンテナ14が引き出される側)から順に、スピーカ部30、透明アクリル窓31、送話キー32−1,ページキー32−2,終話キー32−3を有し、電子手帳の機能を備えている。情報を管理処理する部分は、上記の回路モジュール26内に設けてあり、この第2の半体部12は、回路モジュールは内蔵していず、よって、厚さt2は第1の半体部11の厚さt1より薄くなっており、第1の半体部11を覆う蓋のような感触を有する。透明アクリル窓31は、第2の半体部12が第1の半体部11上に重なった状態で、液晶パネル部21のうち電話機用ファンクションキー20寄りの部分に対応する部位に設けてある。送話キー32−1,ページキー32−2,終話キー32−3は、第2の半体部12を厚さ方向に貫通して第2の半体部12の裏面に突き出て設けてあり、第2の半体部12が第1の半体部11上に重なった状態で、送話キー20−1,ページキー20−2,終話キー20−3に対応する部位に設けてある。即ち、送話キー32−1,ページキー32−2,終話キー32−3は、第2の半体部の厚さ方向に貫いており、押し付け操作すると、その下側の送話キー20−1,ページキー20−2,終話キー20−3を押す間接操作キーである。
The
第2の半体部12の裏面12b側(第2の半体部12が第1の半体部11上に重なった状態で第1の半体部11の表面11aに対向する面)には、第1の電子手帳(電子式情報管理処理装置)用ファンクションタッチパネル(操作部)33と、透明アクリル窓31の裏面と、キー32−1,32−2,32−3の裏面の凸部32−1a,32−2a,32−3aと、第2の電子手帳用ファンクションタッチパネル(操作部)34とが設けてある。第1の電子手帳用ファンクションタッチパネル33は、スピーカ部30の裏側に位置しており、第2の半体部12が第1の半体部11上に重なった状態で、液晶パネル部21のうち上寄りの部分に対向する。第2の電子手帳用ファンクションタッチパネル34は、第2の半体部12が第1の半体部11上に重なった状態で、電話機用ファンクションキー群20に対向する部分に設けてある。
On the
ヒンジ部13の構造については後述する。ヒンジ部13は、ばね力でもって第2の半体部12を第1の半体部11に対してA1方向に約145度の位置まで開かせる機能と、力を加えることによって更に180度まで開くことが可能である機能と、145度から180度の間ではどの角度位置でも仮固定させる機能とを有する。
The structure of the
ここで、携帯電話機10が180度までは開かないで約145度に留まるようにしてあるのは、携帯電話機10が手のひらの上で一気に180度まで開くと手による保持がしにくくなって不安定となり、携帯電話機10を誤って落としてしまう虞れがあるのに対して、開く角度が約145度に留まると、手による保持が安定となり、携帯電話機10を誤って落としてしまう危険が少なくなるとともに、違和感なく保持することが可能であり、また、特に電話機用ファンクションキー20の操作に支障がないからである。力を加えることによって更に180度まで開くようになっているのは、145度の位置に開いた状態でテーブル上に置かれている携帯電話機10に押し付ける力が加わった場合に、180度まで開くことによって、ヒンジ部13が破損しないようにするためである。145度から180度の間ではどの角度位置でもロックされるようになっているのは、電子手帳として使用する場合に、使い勝手が良い位置に固定できるようにするためである。
Here, the reason why the
また、ヒンジ部13の下側部には、ジャック90又は操作ペン収容部91(図12参照)が設けてある。設けてあるのがジャック90である場合には、携帯電話機10を使用する場合に、必要に応じて電源用プラグ92が差し込まれる。設けてあるのが操作ペン収容部91である場合には、第1、2の電子手帳用ファンクションタッチパネル33、34を軽く押す操作ペン93が差し込まれて収容されている。
In addition, a
次に、携帯電話機10の取扱い時における状態を説明する。
[1]携帯時
携帯時は、図2(A)、図3(A)に示すように、第2の半体部12は、第1の半体部11を覆って第1の半体部11上に重なっており(これを閉じられている状態という)、携帯電話機10は、平面的には、第1の半体部11と同じ大きさであり、長さL,幅Wであり、携帯し易い。ホイップアンテナ14がヒンジ部13の中心の空間を利用して設けてあるため、ホイップアンテナ14を設けるための特別のスペースが用意されていない。この点からも、携帯電話機10は平面的大きさが小さく、よって、携帯し易い。なお、第1の半体部11及び第2の半体部12の厚さは共に薄く、特に第2の半体部12は薄く、重なっていても、嵩張らず、携帯しにくくはない。
[2]電話を受ける場合
携帯電話機10は、閉じられている状態のままとされる。透明アクリル窓31を通して液晶パネル部21に表示された内容を確認することが可能であり、キー32−1,32−2,32−3を押すことによってキー20−1,20−2,20−3を押すことが可能であるからである。
Next, a state when the
[1] When Carrying When carrying, as shown in FIG. 2A and FIG. 3A, the
[2] When receiving a call The
話すときには、マイクユニットリリースボタン25を押して、マイクユニット22をばねの力で回動させて、マイクユニット22が携帯電話機10から下側に突き出た状態とし、更にマイクユニット22の先端側を曲げた状態とすると共に、必要に応じてホイップアンテナ14を引き出す。通話完了後には、マイクユニット22の先端側を平らに戻し、マイクユニット22を回動させて携帯電話機10内に戻し、ホイップアンテナ14を押し込み、元の状態とする。
[3]電話をかける場合
(3−1)電話機用ファンクションキー20を使用しないとき。
When speaking, the microphone
[3] When making a call (3-1) When the
携帯電話機10は、閉じられている状態のままとされる。マイクユニットリリースボタン25を押して、マイクユニット22をばねの力で回動させて、マイクユニット22が携帯電話機10から下側に突き出た状態とすると共に、必要に応じてホイップアンテナ14を引き上げ、キー32−1,32−2,32−3を適宜押す。
(3−2)電話機用ファンクションキー20を使用するとき。
The
(3-2) When the
先ず、リリースボタン24を操作する。これによって、ロックが解除され、第2の半体部12が第1の半体部11に対して約145度回動されて、図1、図2(C),図3(B)に示す開いた状態となる。この状態で、電話機用ファンクションキー20を操作して、相手の電話番号を入力する。
First, the
次いで、第2の半体部12を閉じる方向に回動させて、携帯電話機10を閉じた状態とする。その後に、マイクユニットリリースボタン25を押して、マイクユニット22をばねの力で回動させて、マイクユニット22が携帯電話機10から下側に突き出た状態とすると共に、必要に応じてホイップアンテナ14を引き出す。
[4]電子手帳として使用するとき
先ず、リリースボタン24を操作し、第2の半体部12が第1の半体部11に対して約145度回動されて、図1、図2(C),図3(B)に示す開いた状態とする。必要に応じて、手で力を加えて、第2の半体部12を最大180度の位置まで開き、使い易い状態とする。第2の半体部12は、後述するように摩擦力によってその位置に仮固定される。
Next, the second
[4] When used as an electronic notebook First, the
操作ペン93を抜いて取外し、操作ペン93を使用して、第1、第2の電子手帳用ファンクションタッチパネル33、34を適宜操作する。この操作によって、データの入力、加工処理が行われ、処理した結果が液晶パネル部21に表示される。使用後には、第2の半体部12を閉じる方向に回動させて、携帯電話機10を閉じられた状態とする。
[5]電子手帳で情報を処理し、処理した情報を送信するとき
先ず、上記と同じく、リリースボタン24を操作し、携帯電話機10を開いた状態とし、操作ペン93を使用して、第1、第2の電子手帳用ファンクションタッチパネル33、34を適宜操作する。次いで、電話機用ファンクションキー20を操作して、相手の電話番号を入力する。この操作によって、処理した結果が相手方に送信される。
The
[5] When processing information with the electronic notebook and transmitting the processed information First, as in the above, the
使用後には、第2の半体部12を閉じる方向に回動させて、携帯電話機10を閉じられた状態とする。次に、携帯電話機10の各部の構成について説明する。
[1]リリースボタン24及びこれと関係する部分の構成
図8(A),(B),(C)に示すように、リリースボタン24に関連して線ばね40が設けてある。第2の半体部12の引っかけ開口41が、リリースボタン24と一体のフック部24aに掛止されて、携帯電話機10は閉じた状態に保たれている。
After use, the
[1] Configuration of
リリースボタン24を押すと、フック部24aが引っかけ開口41から外れて、ロックが解除される。
[2]マイクユニット22及びこれと関係する部分の構成
図9(A),(B)に示すように、マイクユニット22は、アーム22aの根元側がピン50によって回動可能に支持されており、アーム22aの先端側にマイク22bが内蔵されており、アーム22aの途中の箇所にアーム22aを折れ曲がらせる関節部分22a1を有し、ばね51によってB1方向に付勢されている。通常は、マイクユニット22は、先端をマイクユニットリリースボタン25と一体のフック部25aによってロックされており、第1の半体部11の下側の凹部11d内に収まっている。
When the
[2] Configuration of the
マイクユニットリリースボタン25を押す操作をすると、ロックが解除され、マイクユニット22はばね51の力によってA1方向に回動され、図2(B)に示すように携帯電話機10より下方に突出し、スピーカ部30とマイク22bとの間の距離が、延長されて、人の顔の耳と口との間の距離に合うようにされる。スピーカ部30とマイク22bとの間の距離が延長される構成であるため、この延長される距離の分、携帯電話機10は長さLが短くなっている。
When the user presses the microphone
また、アーム22aは途中の箇所に関節部22a1を有する。アーム22aの先端側部分22a2を、関節部22a1で図2(B)に二点鎖線で示すようにZ1方向に折り曲げることによって、マイク22bが人の口元に近づくようになる。
[3]ホイップアンテナ14を傾斜させる機構
図10(A)乃至(C)に示すように、ヒンジ部13の上端部には、ホイップアンテナ支持部材60が設けてある。図11を併せ参照するように、このホイップアンテナ支持部材60は、略筒形状であり、下端に、Y2方向に凸の円弧状であり、断面が逆V字状である円弧状V溝60aを有する。ヒンジ部13を構成する筒部71は、その上端に、Y2方向に凹の円弧状であり、断面が逆V字状である円弧状Vレール部61を有する。ホイップアンテナ支持部材60は、円弧状V溝60aが円弧状Vレール部61に嵌合してずれないようにされた状態で、軸62によって第1の半体部11に対して回動可能に支持されている。上記の円弧状V溝60aの円弧の中心及び円弧状Vレール部61の円弧の中心は、上記の軸61と一致している。ホイップアンテナ支持部材60は、図10(B)中時計方向に回動させることによって約10度回動して、図10(D)に示すように凸部60bが第1の半体部11の凹部11eとクリック的に嵌合してロックされるようになっている。ホイップアンテナ14の頭部14aに続くアンテナシャフト部14bのうち、頭部14aの直ぐ下の部分14b−1(パイプ76からは抜けている)がホイップアンテナ支持部材60内を通っている。パイプ76は、ホイップアンテナ支持部材60内に入っていない。
In addition, the
[3] Mechanism for tilting
通常は、直線状のアンテナシャフト部14bに倣って、ホイップアンテナ支持部材60は、図10(A)乃至(C)に示す位置に位置している。ホイップアンテナ14の頭部14aをZ2方向に倒す力を加えると、アンテナシャフト部14bが撓んで、ホイップアンテナ支持部材60が時計方向に回動され、図10(D),(E)に示すように、凸部60bが第1の半体部11の凹部11eとクリック的に嵌合してロックされた状態となり、ホイップアンテナ14の頭部14aがZ1方向に約10度傾斜した状態となってこの状態に保たれる。
Normally, the whip
これによって、ホイップアンテナ14の頭部14aを、電話をかける人の頭部から離すことが可能となる。ホイップアンテナ14の頭部14aにZ1方向の力を加えると、上記のロックが解除されて、ホイップアンテナ支持部材60はアンテナシャフト部14bの直線状に復元しようとする力によって回動されて元の位置に戻され、図10(A)乃至(C)に示す状態となる。
As a result, the head 14a of the
また、後述するように、ホイップアンテナ14を引き出した状態で、ホイップアンテナ14全体が傾斜するようにも出来る。
[4]ヒンジ部13の構造
図4及び図11に示すように、ヒンジ部13は、大略、第1の半体部11と一体である、そのY1方向端側のY1端側筒部71、中央の中央筒部72、及びY2方向端側のY2端側筒部73と、第2の半体部12と一体である、中央よりY1方向寄りのY1方向寄り筒部74、及び中央よりY2方向寄りのY2方向寄り筒部75とが、交互に、Y1端側筒部71、Y1方向寄り筒部74、中央筒部72、Y2方向寄り筒部75、Y2端側筒部73の順で交互に並んでおり、貫通するパイプ76によって整列されており、パイプ76を中心に第2の半体部12が第1の半体部11に対して開いたり閉じたりする構造である。
(4−1)第2の半体部12を約145度の位置まで開かせる機構
図13(A)及び(B)を併せて参照して示すように、ねじりコイルばね77が、筒部75内に収まった状態で筒部75とスリーブ78との間に組み込まれている。また、スリーブ78は筒部73と嵌合しており筒部73と略一体である。このねじりコイルばね77のねじりばね力によって第2の半体部12が第1の半体部11に対して開かれる。
(4−2)第2の半体部12を145度から180度の間のどの角度位置でも仮固定させる機能
カム部材79は、半分をY1端側筒部71に嵌合固定されており、残りの半分がY1方向寄り筒部74内に嵌合している。この残りの半分に、カム部79aを有する。Y1方向寄り筒部74内にも、カム部74aが形成してある。第2の半体部12が第1の半体部11に対して開いたり閉じたりするときには、カム部74aが移動する。
Further, as will be described later, the
[4] Structure of
(4-1) Mechanism for opening the
(4-2) A function of temporarily fixing the second
図14(A)は、閉じた状態を示す。図14(B)に示すように、カム部74aが移動してカム部79aに当たった状態が、第2の半体部12が約145度回動した状態である。手でもって第2の半体部12を更に開くと、図14(C)に示すように、カム部74aがカム部79aに強制的に乗り上がり、カム部74aとカム部79aとの間の摩擦力によって、第2の半体部12の第1の半体部11に対する開き位置が、手を放した位置に保持される。よって、第2の半体部12は145度から180度の間のどの角度位置でも仮固定される。
(4−3)フレキシブルケーブルに関連する構造
第1の半体部11と第2の半体部12とを電気的に接続するフレキシブルケーブル80は、図15(A)及び(B)に示すように、パイプ76の周りにゆるゆるに巻かれるループを描くようにして、第2の半体部12の開閉動作のときに無用な応力が作用しない状態で、中央筒部72及びY1方向寄り筒部74内を通っている。中央筒部72は、フレキシブルケーブル80を通してから取付けられてふたをされるキャップ81を有する。
FIG. 14A shows a closed state. As shown in FIG. 14B, the state where the
(4-3) Structure Related to Flexible Cable As shown in FIGS. 15A and 15B, the
図15(C)に示すように、パイプ76の手前側を通過するようにしてすることも可能である。
(4−4)ホイップアンテナ14の取付け構造
図4及び図12に示すように、止め金具85がホイップアンテナ支持部材60にねじ込んで固定してあり、ホイップアンテナ14は、止めキャップ部14cが止め金具85にねじ込まれて固定されて、アンテナシャフト部14bがパイプ76内に挿入された状態で取付けられている。
(4−5)ヒンジ部13のY2方向端の構造
図12(A)に示すように、Y2端側筒部73には、必要に応じて電源用プラグが差し込まれるジャック90が設けてある。ヒンジ部の下端側にジャック90を設けることによって、ジャックを別の箇所に設けた場合に比べて、携帯電話機10は小型となっている。
As shown in FIG. 15C, it is also possible to pass the front side of the
(4-4) Mounting structure of
(4-5) Structure of Y2 Direction End of
また、図12(B)に示すように、Y2端側筒部73内に、ジャック90に代えて、電子手帳用ファンクションキーを操作するための操作ペンを収容するための操作ペン収容部91を設けた構成としてもよい。操作ペン収容部91には、操作ペン93が挿入されて収容されている。操作ペン収容部91が存在することによって、操作ペンを別途持ち運ぶ面倒が無くなる。また、操作ペン収容部91がヒンジ部の下端側に存在することによって、操作ペン収容部を別の箇所に設場合に比べて、携帯電話機は小型となる。
Further, as shown in FIG. 12B, an operation
図16、図17(A),(B),(C)に示すように、携帯電話機10Aは、必要に応じて開かれる手帳型であり、第1の半体部11Aと、第2の半体部12Aと、第1の半体部11Aと第2の半体部12Aとをつないでいるヒンジ部13Aと、ホイップアンテナ14とを有する。この携帯電話機10Aは、図1に示す携帯電話機10と実質上同じ構造であり、以下の点が相違するものである。
As shown in FIGS. 16, 17A, 17B, and 17C, the
携帯電話機10Aは、携帯電話機10のスピーカ部30に代えて、スピーカ部としての引出し可能なイヤーピース100を有する。イヤーピース100を収めるために、第1の半体部11Aには、Y1方向端のコーナ部に凹部11Aaが形成してあり、且つ、第2の半体部12Aのうち閉じた状態で凹部11Aaに対応する部位に切り欠き部12Aaが形成してある。イヤーピース100は、図18(A)乃至(C)に示すように収まっている。
The
イヤーピース100に関連して、第1の半体部11A内には、コード101を巻き取るリール103、及び、ばね等によってリール103をコード101を巻き取る方向に回転させるコード巻き取り機構104が組み込まれている。また、上記の凹部1Aaは、イヤーピース100が姿勢を変えて横に向いた姿勢でも収まる形状となっている。
In relation to the
携帯電話機10Aは、携帯電話機10のマイクユニット22に代えて、マイク105が第1の半体部11Aの側面11AcのうちY2方向端の近くの位置に露出して設けてある。携帯電話機10Aの使用の仕方は、基本的には、上記の携帯電話機10の場合と同じである。図15(A),(B),(C)に示すように、イヤーピース100を引き出して、又は、図18(B),(C)に二点鎖線でに示すように横に向けて使用される。
In the
イヤーピース100を引き出して使用する場合には、引き出した長さ分、アンテナが電話をかけている人の頭から離れるようになる。イヤーピース100を上記のマイク105に合わせて第1の半体部11Aの側面11Acの側面を向く姿勢とした場合には、携帯電話機10Aの幅の分、アンテナが電話をかけている人の頭から離れるようになる。イヤーピース100を第1の半体部11Aの側面11Acの側面を向く姿勢とすることが可能であるのは、マイク105が第1の半体部11Aの側面11Acに設けてあるからである。
〔変形例〕
(1)ヒンジ部13Bの構造(第2の半体部12を145度から180度の間のどの角度位置でも仮固定させる機能)
図19に示すように、ヒンジ部13Aは、カム部材110と圧縮コイルばね111とを有する。カム部材110は、円筒形状を有し、パイプ に緩く嵌合して、第2の半体部12と一体であるY1方向寄り筒部74Bの凹部74Ba内に嵌合してある。カム部材110と筒部74Bとは、カム部材110は筒部74Bに対してY1,Y2方向には移動可能であり、筒部74Bが回動するとカム部材110も一体に回動する関係にある。圧縮コイルばね111は、筒部74Bの凹部74Ba内であって、凹部74Baの底とカム部材110との間に設けてあり、カム部材110をY1方向に軽く付勢している。カム部材110のY1方向端面は、第1の半体部11と一体であるY1方向端筒部74BのY2方向端面74Baと当接している。カム部材110のY1方向端面には、凸部110aを有する。凸部110aの一端は傾斜面110b1となっている。筒部74BのY2方向端面には、凸部110aを受け入れる凹部74Bbを有する。この凹部74Bbの端は傾斜面74Bcとなっている。
When the
[Modification]
(1) Structure of hinge portion 13B (function of temporarily fixing
As shown in FIG. 19, the
第2の半体部12が145度回動する間は、凸部110aは凹部74Bb内を移動する。第2の半体部12が手でもって145度を越えて回動されると、傾斜面110b1と傾斜面74Bcとの案内によって、凸部110aが凹部74Bbより抜け出して端面74Baと当接する状態となる。凸部110aが凹部74Bbより抜け出すときに、カム部材110はY2方向に移動され、圧縮コイルばね111が圧縮され、凸部110aが端面74Baに押し当たる状態となり、押し当たっている部分の摩擦力で、第2の半体部12が仮固定される。
(2)ホイップアンテナ14を傾斜させる機構図20(A)、(B)に示す機構は、ホイップアンテナ14を引き出した状態でも、ホイップアンテナ14を傾斜できる構造である。ホイップアンテナ支持部材60の直ぐ下側にある筒部74Cは、貫通孔74Caを有する。貫通孔74CaのY2方向端側にガイド筒120が嵌合してある。このガイド筒120のY1方向端には、逆円錐形状の凹部120aが形成してある。パイプ76の上端は、ガイド筒120内にあって、逆円錐形状の凹部120a内には突き出ていない。筒部74C内には、いっぱいに引き上げられた状態にあるホイップアンテナ14の下端側部分14dを収容可能であって、下端が逆円錐形状である空間121が形成してある。逆円錐形状の凹部120aの内面120bは、ホイップアンテナ14を収容するときに下端側部分14dをパイプ76内に導くようにガイドする役割を有する。
While the
(2) Mechanism for tilting the
ホイップアンテナ14を引き出した状態でホイップアンテナ14をZ2方向に倒す力を加えると、ホイップアンテナ支持部材60が回動し、下端側部分14dが空間121内で回動して、引き出されたホイップアンテナ14が傾斜される。ホイップアンテナ14は、Z1方向に戻す力を加え、Y2方向に押し込むことによって、収容される。ホイップアンテナ14を傾斜したままの状態で、Y2方向に押し込んでも、下端側部分14dが面120bに案内されてパイプ76内に入り込んで、ホイップアンテナ14は正常に収容される。
When a force for tilting the
なお、ホイップアンテナ14が引き出されていない状態であっても、ホイップアンテナ14の頭部14aが図10の場合と同じく傾斜される。
Even when the
10、10A 携帯電話機
11,11A 第1の半体部
12,12A 第2の半体部
13,13B ヒンジ部
14 ホイップアンテナ
20 電話機用ファンクションキー
21 液晶パネル部
22 可動式のマイクユニット
24、25 リリースボタン
31 透明アクリル窓
33、34 電子手帳用ファンクションタッチパネル
60 ホイップアンテナ支持部材
100 イヤーピース
101 コード
11Aa 凹部
12Aa 切り欠き部
104 コード巻き取り機構
10, 10A
Claims (5)
少なくとも第二の操作部を有する第2の半体部と、
該第1の半体部と該第2の半体部とを相対的に回動可能に接続する、前記第一の半体部と前記第二の半体部の長手方向に沿って設けられたヒンジ部と、
前記第二の半体部が前記第一の半体部に重なった状態を解除する際に操作されるリリース部と、
前記リリース部が操作された際の前記第一の半体部と前記第二の半体部との開き角度が180度に満たない第一の角度となるように、前記第一の半体部と前記第二の半体部とを相対的に仮固定する仮固定機構とを有することを特徴とする携帯型電子装置。 A first half part having at least a first operation part and a display panel;
A second half having at least a second operating portion;
Provided along the longitudinal direction of the first half and the second half for connecting the first half and the second half so as to be relatively rotatable. Hinge part,
A release part that is operated when releasing the state in which the second half part overlaps the first half part; and
The first half part so that an opening angle between the first half part and the second half part when the release part is operated is a first angle less than 180 degrees. A portable electronic device comprising: a temporary fixing mechanism that relatively temporarily fixes the first half and the second half.
前記仮固定機構は、前記第一の半体部と前記第二の半体部との開き角度が、前記第一の角度から180度までの間で任意の角度に仮固定させる機能を有することを特徴とする携帯型電子装置。 The portable electronic device according to claim 1, wherein
The temporary fixing mechanism has a function of temporarily fixing an opening angle between the first half part and the second half part to an arbitrary angle between the first angle and 180 degrees. A portable electronic device.
前記第一の半体部は、携帯電話として機能する回路部を有するとともに、
前記第一の操作部が、携帯電話を用いた通信に要する情報入力のための入力部として構成されていることを特徴とする携帯型電子装置。 The portable electronic device according to claim 1, wherein
The first half part has a circuit part that functions as a mobile phone,
The portable electronic device, wherein the first operation unit is configured as an input unit for inputting information required for communication using a mobile phone.
前記携帯電話用のスピーカ部は、前記第二の半体部のうち、前記第二の半体部が前記第一の半体部に重なった状態で露出する面に形成されていることを特徴とする携帯型電子装置。 The portable electronic device according to claim 3, wherein
The speaker unit for a mobile phone is formed on a surface of the second half part that is exposed in a state where the second half part overlaps the first half part. A portable electronic device.
前記携帯電話用のマイク部は、前記半体部の一方に回動可能に軸支されたマイクホルダ部の先端に取付けられていることを特徴とする携帯型電子装置。 The portable electronic device according to claim 1, wherein
The portable electronic device according to claim 1, wherein the microphone part for the mobile phone is attached to a tip of a microphone holder part pivotally supported on one of the half parts.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006324421A JP2007151133A (en) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | Portable electronic device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006324421A JP2007151133A (en) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | Portable electronic device |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10049718A Division JPH11252226A (en) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | Portable telephone set |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007151133A true JP2007151133A (en) | 2007-06-14 |
Family
ID=38211897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006324421A Pending JP2007151133A (en) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | Portable electronic device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007151133A (en) |
-
2006
- 2006-11-30 JP JP2006324421A patent/JP2007151133A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110061754B (en) | Watch-shaped intelligent terminal | |
JP3268467B2 (en) | Telephone | |
US6731956B2 (en) | Retractable cord for a mobile phone or other wireless device | |
JP2001165144A (en) | Folding cellphone | |
JP4663925B2 (en) | Foldable portable electronic device and handle device for foldable portable electronic device | |
JP4653212B2 (en) | Folding mobile phone | |
US20050287853A1 (en) | Interface connector cover opening and closing apparatus for mobile communications terminals | |
JP2004328279A (en) | Portable terminal machine | |
US20020057807A1 (en) | Telescopic transducer mounts | |
JP4733678B2 (en) | Portable device | |
JPH11252226A (en) | Portable telephone set | |
JP2006173794A (en) | Slide mechanism for mobile unit and mobile phone | |
JP2007089221A (en) | Portable electronic apparatus | |
JP2007151133A (en) | Portable electronic device | |
US9888313B2 (en) | Wearable modular telecommunication device | |
KR101062936B1 (en) | Self-opening mechanism for electronic device | |
KR200270180Y1 (en) | mobile phone case built-in ear-microphone winder | |
US7302283B2 (en) | Portable digital communication apparatus having improved grip | |
JP3351399B2 (en) | Telephone | |
JP2001236171A (en) | Strap member and portable electronic equipment with strap member | |
JP2003060758A (en) | Portable terminal device | |
KR200202194Y1 (en) | A cell-phone free catcher | |
JP3596494B2 (en) | Handy phone terminal | |
JP2002158517A (en) | Antenna structure for portable telephone set | |
JP3715827B2 (en) | Belt for wristwatch type portable terminal and wristwatch type portable terminal |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20070423 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20090106 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090428 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |