JP2007147207A - Outdoor unit for air conditioner - Google Patents
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Abstract
Description
本願発明は、上吹出タイプの空気調和機用室外機に関し、さらに詳しくは、上吹出タイプの空気調和機用室外機における電気箱の配設構造に関するものである。 The present invention relates to an outdoor unit for an air conditioner of an upper blowing type, and more particularly to an arrangement structure of an electric box in an outdoor unit for an air conditioner of an upper blowing type.
本体ケーシングの上部に配設された少なくとも一つの軸流ファンと、該軸流ファンの上流側であって前記本体ケーシングの側面に形成された空気吸込口に対向する熱交換器とを備えた上吹出タイプの空気調和機用室外機はよく知られており、このような構造の空気調和機用室外機の場合、空気吸込口は、本体ケーシングの全側面に形成されることはなく、本体ケーシングの少なくとも一面(即ち、ケーシング前板)には、電気部品を内装した電気箱が配置されることとなっている。 An upper part provided with at least one axial fan disposed in the upper part of the main casing and a heat exchanger upstream of the axial fan and facing an air suction port formed on a side surface of the main casing. A blow-out type outdoor unit for an air conditioner is well known. In the case of an outdoor unit for an air conditioner having such a structure, the air suction port is not formed on all side surfaces of the main body casing. On at least one surface (namely, the front plate of the casing), an electric box having electric components is arranged.
上記構成とすると、電気箱が配置されているケーシング前板部分において、吸込空気流が不足してしまうため、軸流ファンの翼面近傍の気流乱れが増大することとなり、周方向に局所的な騒音(即ち、NZ音)が増大するという不具合が生ずる。 With the above configuration, in the casing front plate portion in which the electric box is arranged, the suction air flow is insufficient, so that the turbulence of the airflow near the blade surface of the axial fan increases and is locally localized in the circumferential direction. There is a problem that noise (that is, NZ sound) increases.
そこで、上記不具合を解消するために、軸流ファンの上流側に位置するケーシング前板に開口を形成して、該開口からの吸込空気流により軸流ファンへの吸込気流の不足を補うようにした技術が提案されている(特許文献1参照)。 Therefore, in order to solve the above problems, an opening is formed in the casing front plate located on the upstream side of the axial fan, and the shortage of the intake air flow to the axial fan is compensated by the intake air flow from the opening. Has been proposed (see Patent Document 1).
ところが、上記特許文献1に開示されている技術の場合、ケーシング前板に形成された開口からの吸込空気流により軸流ファンへの吸込気流の不足を補うこととなっているが、ケーシング前板に形成された開口からの吸込空気流は、熱交換器を通過していない一次空気であるため、軸流ファンの能力を無駄に使うこととなるという新たな問題が生ずる。
However, in the case of the technique disclosed in
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、軸流ファンへの吸込気流の不足を補う空気流として、熱交換器を通過した空気流を用い得るようにし、省エネ性と静音性とを両立できるようにすることを目的としている。 The present invention has been made in view of the above points, and as an air flow to make up for the shortage of the suction air flow into the axial fan, the air flow that has passed through the heat exchanger can be used, and energy saving and quietness are achieved. It aims at making it possible to achieve both.
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、本体ケーシング1の上部に配設された少なくとも一つの軸流ファン2と、該軸流ファン2の上流側であって前記本体ケーシング1におけるケーシング前板1aを除く少なくとも一側面に形成された空気吸込口3に対向する熱交換器4とを備えた空気調和機用室外機において、前記ケーシング前板1aの内面に、電気部品を内装した電気箱13を配置するとともに、該電気箱13と前記ケーシング前板1aとの間に、前記熱交換器4を通過した後の二次空気Wを流通させる空気流路14を形成している。
In the present invention, as a first means for solving the above-described problems, at least one
上記のように構成したことにより、軸流ファン2の運転により空気吸込口3から吸い込まれ、熱交換器4を通過した二次空気Wがケーシング前板1aと電気箱13との間に形成された空気流路14を介して軸流ファン2に供給されることとなる。従って、ケーシング前板1a側における吸込空気流の不足が、ケーシング前板1aと電気箱13との間に形成された空気流路14を介して軸流ファン2に供給される吸込空気流(即ち、熱交換器を通過した二次空気W)により補われることとなり、従来生じていた吸込空気流の不足に起因する局所的な騒音(即ち、NZ音)の上昇を効果的に抑制することができる。しかも、熱交換器4を通過した二次空気Wを利用することとなるため、軸流ファン2の能力(換言すれば、ファンモータ9の入力)を無駄に使うことがなくなり、省エネ性を低下させることもなくなる。つまり、省エネ性と静音性とを両立させることができるのである。
By configuring as described above, the secondary air W sucked from the
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記空気流路14を、前記電気箱13の側面を凹ますことにより形成することもでき、そのように構成した場合、電気箱の側面を凹ますだけで、空気流路の形成が行えることとなり、コスト的に有利となる。
In the present invention, as a second means for solving the above problems, in the outdoor unit for an air conditioner provided with the first means, the
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第3の手段として、上記第1の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記空気流路を、前記ケーシング前板と前記電気箱との間にスペーサを介設することにより形成することもでき、そのように構成した場合、電気箱に対する加工が不要となるところから、電気箱の内容積を従来と同等の大きさに確保することができる。 In the present invention, as a third means for solving the above problems, in the outdoor unit for an air conditioner provided with the first means, the air flow path includes the casing front plate and the electric box. It can also be formed by interposing a spacer between them, and in such a case, since the processing for the electric box becomes unnecessary, the inner volume of the electric box should be secured to the same size as before. Can do.
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第4の手段として、上記第1、第2又は第3の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記空気流路の出口を、内方側に拡大することもでき、そのように構成した場合、空気流路を介して軸流ファンに供給される二次空気が、空気流路の出口側において拡大して流れることとなり、スムーズな流れが得られるとともに、軸流ファンにおける羽根7,7・・の外周端のより広範囲に二次空気Wの供給がなされることとなり、局所的な騒音(即ち、NZ音)の上昇をより効果的に抑制することができる。
In the invention of the present application, as a fourth means for solving the above-described problems, in the outdoor unit for an air conditioner including the first, second, or third means, In such a configuration, the secondary air supplied to the axial fan via the air flow path flows in an enlarged manner on the outlet side of the air flow path, and is smooth. As the flow is obtained, the secondary air W is supplied to a wider range of the outer peripheral ends of the
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第5の手段として、上記第1、第2、第3又は第4の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記空気流路14における前記電気箱13側に、放熱フィン16を設けることもでき、そのように構成した場合、電気箱13内で生ずる熱が放熱フィン16を介して空気流路14を流れる二次空気W側に放熱されることとなり、電気箱13内の温度上昇を効果的に抑制することができる。
In the present invention, as a fifth means for solving the above problems, in the outdoor unit for an air conditioner provided with the first, second, third or fourth means, The
本願発明の第1の手段によれば、本体ケーシング1の上部に配設された少なくとも一つの軸流ファン2と、該軸流ファン2の上流側であって前記本体ケーシング1におけるケーシング前板1aを除く少なくとも一側面に形成された空気吸込口3に対向する熱交換器4とを備えた空気調和機用室外機において、前記ケーシング前板1aの内面に、電気部品を内装した電気箱13を配置するとともに、該電気箱13と前記ケーシング前板1aとの間に、前記熱交換器4を通過した後の二次空気Wを流通させる空気流路14を形成して、軸流ファン2の運転により空気吸込口3から吸い込まれ、熱交換器4を通過した二次空気Wがケーシング前板1aと電気箱13との間に形成された空気流路14を介して軸流ファン2に供給されるようにしたので、ケーシング前板1a側における吸込空気流の不足が、ケーシング前板1aと電気箱13との間に形成された空気流路14を介して軸流ファン2に供給される吸込空気流(即ち、熱交換器を通過した二次空気W)により補われることとなり、従来生じていた吸込空気流の不足に起因する局所的な騒音(即ち、NZ音)の上昇を効果的に抑制することができるとともに、軸流ファン2の能力(換言すれば、ファンモータ9の入力)を無駄に使うということもなく、省エネ性と静音性とを両立させることができるという効果がある。
According to the first means of the present invention, at least one
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記空気流路14を、前記電気箱13におけるケーシング前板1a側の側面を凹ますことにより形成することもでき、そのように構成した場合、電気箱13の側面を凹ますだけで、空気流路14の形成が行えることとなり、コスト的に有利となる。
As in the second means of the present invention, in the outdoor unit for an air conditioner provided with the first means, the
本願発明の第3の手段におけるように、上記第1の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記空気流路14を、前記ケーシング前板1aと前記電気箱13との間にスペーサ17を介設することにより形成することもでき、そのように構成した場合、電気箱13に対する加工が不要となるところから、電気箱13の内容積を従来と同等の大きさに確保することができる。
As in the third means of the present invention, in the outdoor unit for an air conditioner including the first means, the
本願発明の第4の手段におけるように、上記第1、第2又は第3の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記空気流路14の出口を、内方側に拡大することもでき、そのように構成した場合、空気流路14を介して軸流ファン2に供給される二次空気Wが、空気流路14の出口側において拡大して流れることとなり、スムーズな流れが得られるとともに、軸流ファン2における羽根7,7・・の外周端のより広範囲に二次空気Wの供給がなされることとなり、局所的な騒音(即ち、NZ音)の上昇をより効果的に抑制することができる。
As in the fourth means of the present invention, in the outdoor unit for an air conditioner provided with the first, second or third means, the outlet of the
本願発明の第5の手段におけるように、上記第1、第2、第3又は第4の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記空気流路14における前記電気箱13側に、放熱フィン16を設けることもでき、そのように構成した場合、電気箱13内で生ずる熱が放熱フィン16を介して空気流路14を流れる二次空気W側に放熱されることとなり、電気箱13内の温度上昇を効果的に抑制することができる。
As in the fifth means of the present invention, in the outdoor unit for an air conditioner provided with the first, second, third or fourth means, heat is radiated to the
以下、添付の図面を参照して、本願発明を幾つかの好適な実施の形態について説明する。 The preferred embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
第1の実施の形態
図1ないし図3には、本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機用室外機が示されている。
First Embodiment FIGS. 1 to 3 show an outdoor unit for an air conditioner according to a first embodiment of the present invention.
この空気調和機用室外機は、横断面矩形形状の本体ケーシング1の上部に配設された軸流ファン2と、該軸流ファン2の上流側であって前記本体ケーシング1におけるケーシング前板1aを除く三側面に形成された空気吸込口3,3,3に対向する横断面U字形状の熱交換器4とを備えて構成されている。なお、圧縮機等は図示省略されている。この場合、本体ケーシング1は、横幅が奥行きより大きな横断面矩形形状とされている。符号5は本体ケーシング1の角部に立設された支柱である。
The outdoor unit for an air conditioner includes an
前記軸流ファン2は、例えば円柱形状のボス6の外周に4枚の羽根7,7・・を放射状に取り付けてなる羽根車8と、該羽根車8を回転駆動させるファンモータ9とからなっており、前記ファンモータ9を前記熱交換器4より上方においてモータ台ステー10,10により支持することにより、本体ケーシング1の上部に配設されることとなっている。符号11は空気吹出口を構成するベルマウス、12は空気吹出口を覆うファンガードである。
The
そして、前記ケーシング前板1aの内面において片側に寄った位置には、電気部品(図示省略)を内装した電気箱13が配置されており、該電気箱13と前記ケーシング前板1aとの間には、前記熱交換器4を通過した後の二次空気Wを流通させる空気流路14が電気箱13の上下方向全長に亘って形成されている。この場合、前記空気流路14は、前記電気箱13の側面(即ち、ケーシング前板1a側の側面)を凹ますことにより形成されている。また、前記電気箱13は、反ケーシング前板側の側面13aを上方に向かうにしたがってケーシング前板1a側に近づく斜面とされている。このようにすることにより、軸流ファン2への吸込領域の拡大が可能となるのである。符号15は電気箱13を支持すべく前記支柱5,5間に架設されたステーであり、該ステー15における電気箱13の支持部15aは、前記空気流路14の入口を塞がないように屈曲せしめられている。
An
上記のように構成された空気調和機用室外機においては、次のような作用効果が得られる。 In the outdoor unit for an air conditioner configured as described above, the following operational effects are obtained.
軸流ファン2の運転により空気吸込口3,3,3から吸い込まれ、熱交換器4を通過した二次空気Wがケーシング前板1aと電気箱13との間に形成された空気流路14を介して軸流ファン2に供給されることとなる。従って、ケーシング前板1側における吸込空気流の不足が、ケーシング前板1aと電気箱13との間に形成された空気流路14を介して軸流ファン2に供給される吸込空気流(即ち、熱交換器を通過した二次空気W)により補われることとなり、従来生じていた吸込空気流の不足に起因する局所的な騒音(即ち、NZ音)の上昇を効果的に抑制することができる。しかも、熱交換器4を通過した二次空気Wを利用することとなるため、軸流ファン2の能力(換言すれば、ファンモータ9の入力)を無駄に使うことがなくなり、省エネ性を低下させることもなくなる。つまり、省エネ性と静音性とを両立させることができるのである。
The
また、電気箱13の側面を凹ますだけで、空気流路14の形成が行えるので、コスト的に有利となる。
Moreover, since the
第2の実施の形態
図4および図5には、本願発明の第2の実施の形態にかかる空気調和機用室外機が示されている。
Second Embodiment FIGS. 4 and 5 show an outdoor unit for an air conditioner according to a second embodiment of the present invention.
この場合、空気流路14の出口は、電気箱13の上面側に向かって内方に傾斜する傾斜面14aを形成することにより内方側に拡大されている。このようにすると、空気流路14を介して軸流ファン2に供給される二次空気Wが、空気流路14の出口側において拡大して流れることとなり、スムーズな流れが得られるとともに、軸流ファン2における羽根7,7・・の外周端にも二次空気Wの供給がなされることとなり、局所的な騒音(即ち、NZ音)の上昇をより効果的に抑制することができる。
In this case, the outlet of the
また、本実施の形態においては、空気流路14における電気箱13側には、多数の放熱フィン16,16・・が設けられている。該各放熱フィン16は、空気流路14の途中において電気箱13から一体に突設されている。このようにすると、電気箱14内で生ずる熱が放熱フィン16,16・・を介して空気流路14を流れる二次空気W側に放熱されることとなり、電気箱13内の温度上昇を効果的に抑制することができる。
Further, in the present embodiment, a large number of radiating
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。 Since other configurations and operational effects are the same as those in the first embodiment, the description thereof is omitted.
第3の実施の形態
図6および図7には、本願発明の第3の実施の形態にかかる空気調和機用室外機が示されている。
Third Embodiment FIGS. 6 and 7 show an air conditioner outdoor unit according to a third embodiment of the present invention.
この場合、空気流路14は、ケーシング前板1aと電気箱13との間に一対のスペーサ17,17を介設することにより形成されている。該スペーサ17,17は、電気箱13の上下方向全長に亘って介在されるのが望ましい。このようにすると、電気箱13に対する加工が不要となるところから、電気箱13の内容積を従来と同等の大きさに確保することができる。
In this case, the
また、本実施の形態においても、空気流路14の出口は、電気箱13の上面側に向かって内方に傾斜する傾斜面14aを形成することにより内方側に拡大されている。このようにすると、空気流路14を介して軸流ファン2に供給される二次空気Wが、空気流路14の出口側において拡大して流れることとなり、スムーズな流れが得られるとともに、軸流ファン2における羽根7,7・・の外周端のより広範囲に二次空気Wの供給がなされることとなり、局所的な騒音(即ち、NZ音)の上昇をより効果的に抑制することができる。
Also in the present embodiment, the outlet of the
さらに、本実施の形態においても、空気流路14における電気箱13側には、多数の放熱フィン16,16・・が設けられている。該各放熱フィン16は、空気流路14の途中において電気箱13から一体に突設されている。このようにすると、電気箱14内で生ずる熱が放熱フィン16,16・・を介して空気流路14を流れる二次空気W側に放熱されることとなり、電気箱13内の温度上昇を効果的に抑制することができる。
Further, also in the present embodiment, a large number of radiating
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。 Since other configurations and operational effects are the same as those in the first embodiment, the description thereof is omitted.
第4の実施の形態
図8には、本願発明の第4の実施の形態にかかる空気調和機用室外機が示されている。
Fourth Embodiment FIG. 8 shows an outdoor unit for an air conditioner according to a fourth embodiment of the present invention.
この場合、本体ケーシング1の上部には、一対の軸流ファン2,2が配設されている。その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。 第5の実施の形態
図9および図10には、本願発明の第5の実施の形態にかかる空気調和機用室外機が示されている。
In this case, a pair of
この場合、本体ケーシング1は、横幅より奥行きが大きい横断面矩形形状とされており、電気箱13は、ケーシング前板1aにおける幅方向中央部に配置されている。そして、電気箱13とケーシング前板1aとの間には、前記熱交換器4を通過した後の二次空気Wを流通させる空気流路14が電気箱13の上下方向全長に亘って形成されている。この場合、前記空気流路14は、前記電気箱13の側面(即ち、ケーシング前板1a側の側面)を凹ますことにより形成されている。前記電気箱13における反ケーシング前板側の側面13aは鉛直面とされている。
In this case, the
ところで、電気箱13をケーシング前板1aの幅方向中央部に配置すると、電気箱13と軸流ファン2の羽根7,7・・とが重なり合う部分が大きくなるところから、ケーシング前板1a側における吸込空気流不足が顕著となるが、本実施の形態におけるように、電気箱13とケーシング前板1aとの間に、前記熱交換器4を通過した後の二次空気Wを流通させる空気流路14を電気箱13の上下方向全長に亘って形成した場合の作用効果(即ち、空気流路14を介して軸流ファン2に供給される吸込空気流によりケーシング前板1a側に生ずる吸込空気流不足が補われるという作用効果)がより効果的となる。
By the way, when the
また、空気流路14の出口は、電気箱13の上面側に向かって内方に傾斜する傾斜面14aを形成することにより内方側に拡大されている。このようにすると、空気流路14を介して軸流ファン2に供給される二次空気Wが、空気流路14の出口側において拡大して流れることとなり、スムーズな流れが得られるとともに、軸流ファン2における羽根7,7・・の外周端にも二次空気Wの供給がなされることとなり、局所的な騒音(即ち、NZ音)の上昇をより効果的に抑制することができる。
Further, the outlet of the
さらに、本実施の形態においても、空気流路14における電気箱13側には、多数の放熱フィン16,16・・が設けられている。該各放熱フィン16は、空気流路14の途中において電気箱13から一体に突設されている。このようにすると、電気箱14内で生ずる熱が放熱フィン16,16・・を介して空気流路14を流れる二次空気W側に放熱されることとなり、電気箱13内の温度上昇を効果的に抑制することができる。
Further, also in the present embodiment, a large number of radiating
本実施の形態においても、ケーシング前板と電気箱との間にスペーサを介在させて空気流路を形成するようにしてもよい。 Also in the present embodiment, an air flow path may be formed by interposing a spacer between the casing front plate and the electric box.
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。 Since other configurations and operational effects are the same as those in the first embodiment, the description thereof is omitted.
なお、上記各実施の形態においては、ケーシング前板を除く三側面に空気吸込口を形成したものについて説明したが、三側面のうち少なくとも一側面に空気吸込口が形成されるものにも本願発明は適用可能である。また、熱交換器として横断面U字形状のものについて説明したが、空気吸込口毎に熱交換器を配設したものとすることもできる。さらに、軸流ファンの個数は1個以上とすることができる。 In each of the above embodiments, the description has been given of the case in which the air suction port is formed on the three side surfaces excluding the casing front plate. Is applicable. Moreover, although the thing of the cross-sectional U shape was demonstrated as a heat exchanger, the heat exchanger can also be arrange | positioned for every air suction inlet. Furthermore, the number of axial fans can be one or more.
本願発明は、上記各実施の形態に限定されることはなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, and it goes without saying that the design can be changed as appropriate without departing from the scope of the invention.
1は本体ケーシング
1aはケーシング前板
2は軸流ファン
3は空気吸込口
4は熱交換器
8は羽根車
9はファンモータ
13は電気箱
14は空気流路
14aは傾斜面
16は放熱フィン
17はスペーサ
Wは二次空気
1 is a
Claims (5)
The air conditioner according to any one of claims 1, 2, 3 and 4, wherein a radiation fin (16) is provided on the electric flow path (14) on the electric box (13) side. Outdoor unit.
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