JP2007140831A - 企業間業務データ交換装置、方法及びプログラム並びに企業間業務データ送受信システム - Google Patents

企業間業務データ交換装置、方法及びプログラム並びに企業間業務データ送受信システム Download PDF

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Abstract

【課題】システム構築費及び運用費を低減し、合わせて可用性を向上させることができる企業間業務データ交換装置を提供する。
【解決手段】フロントエンドB2Bサーバ2は、データ送信側B2Bサーバ5a、5bからデータ受信側サーバ2へ所定のデータ形式及びデータ送受信手順に従い業務データが送信される際に、データ送信側B2Bサーバ5a、5bからの業務データを受信するデータ処理装置11の対データ送信側B2B通信手段111と、受信された業務データを受信データ記憶部121に登録する記憶装置12と、受信データ記憶部121に登録された業務データを所定のデータ送信間隔でデータ受信側B2Bサーバ2へ送信するデータ処理装置11の対データ受信側B2B通信手段112とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の企業間でネットワークを用いて業務データを交換する企業間業務データ交換装置、方法及びプログラム並びに企業間業務データ送受信システムに関する。
従来、複数の企業間でやり取りする業務データを、ネットワークを用いて送受信する企業間業務データ送受信システムが知られている。
例えば、特許文献1に記載されている企業間の業務データ交換システムは、送信側からの処理要求の優先順位と受信側の負荷状況を基に、それぞれの送信者側からの処理要求について処理を行うかどうか、また受信側に複数のサーバがある場合にはどのサーバに処理を割振るのかを決定するものである。これにより、業務上の重要性の高い利用者からの処理要求を優先的に処理することができる。
上記の業務データ交換システムには、受信側の負荷状態や送信側の識別情報(ネットワークアドレス、電話番号等)等を基に、受信側の複数のサーバに処理を割振る技術が参照されている。これに関しては、複数の計算機に対して、それぞれの負荷状況に応じて、処理を動的に割振るというシステムも開示されている(特許文献2、3参照)。
特開2001−22714号公報 特開2002−24192号公報 特開2003−124976号公報
しかし、前述した従来技術には、以下のような問題点があった。
第1の問題点は、システム構築費が必要以上に増大することである。その理由は、想定するデータ送信件数、データサイズのピークに合わせた処理性能を持つように、受信側のサーバあるいはサーバ群全体を構築する必要があるためである。特に、要求されるピーク時処理性能が極めて高くなった場合、受信側サーバを複数にせざるを得なくなる。この場合、専用パッケージプログラムを利用して構築すると、機材費に加え専用パッケージプログラムのライセンス料が発生し、システム構築費を引上げることになる。
第2の問題点は、システム運用費の増大である。その理由は、第1の問題点でも述べたように、要求されるピーク時処理性能が極めて高くなった場合、受信側サーバを複数にせざるを得なくなり、通常運用時の運用費用が増大するためである。また、想定以上の件数、サイズの業務データが送信された場合、サーバの負荷が高まるか、あるいは処理待ちの状態が長引き、その結果障害が発生し、障害復旧等の作業が発生する可能性も高くなるためである。
以上のように、従来のネットワークを用いた企業間業務データ送受信システムでは、送信側から大量の業務データの送信があった場合、受信側のサーバの処理負荷が高くなるため、システム構築費、運用費が増大するという問題点があった。
本発明は、以上の問題点に鑑み、システム構築費及び運用費を低減し、合わせて可用性を向上させることができる企業間業務データ交換装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る企業間業務データ交換装置は、複数の企業間でやり取りされる業務データを、所定のデータ形式及びデータ送受信手順に従い、複数のサーバ間でネットワークを介して交換するものであって、データ送信側サーバから前記ネットワークを介してデータ受信側サーバへ前記業務データが送信される際に、前記データ送信側サーバと前記データ受信側サーバとの間で、前記データ送信側サーバからの業務データを受信するデータ受信手段と、受信された前記業務データを記憶媒体に登録するデータ登録手段と、前記記憶媒体に登録された前記業務データを所定のデータ送信間隔で前記データ受信側サーバへ送信するデータ送信手段とを備えたことを特徴とする。
本発明において、前記データ送信手段は、前記データ受信側サーバのデータ受信処理の負荷が高くならないように前記データ送信間隔を調整する調整手段を有してもよい。前記調整手段は、予め設定された並行処理数の上限値に基づいて前記データ送信間隔を調整する手段を有してもよい。前記調整手段は、予め設定された並行処理されるデータの合計サイズの上限値に基づいて前記データ送信間隔を調整する手段を有してもよい。
本発明に係る企業間業務データ送受信システムは、上記いずれかに記載の企業間業務データ交換装置を備えたことを特徴とする。
本発明において、前記データ受信側サーバは、第1のネットワークを介して企業内業務システムに接続され、前記データ送信側サーバは、第2のネットワークに接続され、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとの間にファイアウォールが配置されていてもよい。この場合、前記企業間業務データ交換装置は、前記第1のネットワークに接続されていても、前記データ受信側サーバに一体に搭載されても、前記第2のネットワークに接続されていてもよい。
本発明に係る企業間業務データ交換方法は、複数の企業間でやり取りされる業務データを、所定のデータ形式及びデータ送受信手順に従い、複数のサーバ間でネットワークを介して交換するものであって、データ送信側サーバから前記ネットワークを介してデータ受信側サーバへ業務データが送信される際に、前記データ送信側サーバと前記データ受信側サーバとの間で、前記データ送信側サーバからの業務データを受信するステップと、受信された前記業務データを記憶媒体に登録するステップと、前記記憶媒体に登録された前記業務データを所定のデータ送信間隔で前記データ受信側サーバへ送信するステップとを備えたことを特徴とする。
本発明に係る企業間業務データ交換プログラムは、複数の企業間でやり取りされる業務データを、所定のデータ形式及びデータ送受信手順に従い、複数のサーバ間でネットワークを介して交換する企業間業務データ交換装置で用いるプログラムであって、コンピュータに、データ送信側サーバから前記ネットワークを介してデータ受信側サーバへ業務データが送信される際に、前記データ送信側サーバと前記データ受信側サーバとの間で、前記データ送信側サーバからの業務データを受信するステップと、受信された前記業務データを記憶媒体に登録するステップと、前記記憶媒体に登録された前記業務データを所定のデータ送信間隔で前記データ受信側サーバへ送信するステップとを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ネットワークを用いて企業間で業務データの送受信を行うにあたり、データ送信側サーバから業務データを受信して登録し、登録された業務データを所定のデータ送信間隔でデータ受信側サーバに送信している。このため、業務データの処理に関わる負荷を平滑化することができ、システム構築費及び運用費を低減し、合わせて可用性を向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る企業間業務データ交換装置を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
まず、図1〜図4を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態による企業間業務データ送受信システムは、フロントエンドB2B(Business to Business)サーバ1、データ受信側B2Bサーバ2、企業内業務システム3、内部ネットワーク(第1のネットワーク)4、複数(図中の例では2つ)のデータ送信側B2Bサーバ5a、5b、外部ネットワーク(第2のネットワーク)6、及びファイアウォール7からなる。なお、図中の例では、説明の都合上、複数のデータ送信側B2Bサーバの個数は2つのみ例示しているが、それ以上でもよい。
フロントエンドB2Bサーバ1、データ受信側B2Bサーバ2、企業内業務システム3は、内部ネットワーク4に接続されている。また、データ送信側B2Bサーバ5a、5bは、外部ネットワーク6に接続されている。内部ネットワーク4と外部ネットワーク6は、ファイアウォール7を介して接続されている。
内部ネットワーク4は、LAN(Local Area Network)またはWAN(Wide Area Network)等で企業内に構築されたネットワークである。
外部ネットワーク6は、インターネット、ダイアルアップで接続するための公衆回線網または専用回線網等、あるいはVPN(Virtual Private Network)等である。
ファイアウォール7は、内部ネットワーク3と外部ネットワーク6との間の通信を制限するものであり、内部ネットワーク3に接続された機器に対する、外部ネットワーク6に接続された機器からの不正アクセス等を防止する目的で、一般的に広く導入されているものである。
データ受信側B2Bサーバ2及びデータ送信側B2Bサーバ5a、5bは、ハードウェア構成上、プログラム制御で動作するCPU(Central Processing Unit)や、各種処理・制御用のプログラムやデータが格納されるメモリ等の記憶装置、ネットワーク接続用の通信インタフェース等の各種入出力装置等を有する既知のコンピュータ機で構成される。このコンピュータ機には、B2Bサーバとして機能するためのB2Bサーバ用ソフトウェアが予め格納されている。
上記のB2Bサーバ用ソフトウェアは、ロゼッタネット等の企業間電子商取引規約およびTPA(Trading Partner Agreement)と呼ばれる個々の企業間で締結した電子商取引協定に準拠したデータ送受手順およびデータ形式に従い、納期回答情報や在庫情報等の企業間の業務データを送受信する機能をもつ。なお、本実施形態では、企業間の業務データには、複数のデータ送信側B2Bサーバ5a、5bの何れから送信されたものであるのかを識別するための情報が含まれている。この識別情報としては、例えば、ロゼッタネットの規約であるRNIF(RosettaNet Implementation Framework)2.0に規定されている業務データのヘッダ情報に送信側企業識別コードが用いられる。
フロントエンドB2Bサーバ1は、本発明の企業間業務データ交換装置を構成するものであり、データ処理装置11と、記憶装置(本発明のデータ登録手段を成す)12とを備えている。記憶装置12は、受信データ記憶部121を含んでいる。
データ処理装置11は、機能上、対データ送信側B2B通信手段(本発明のデータ受信手段を成す)111と、対データ受信側B2B通信手段(本発明のデータ送信手段を成す)112とを含んでいる。両手段111、112が有している各機能(後述の図3参照)は、例えばデータ処理装置11内のCPU(非図示)が予め設定されたプログラムを実行することで実現される。
対データ送信側B2B通信手段111は、データ送信側B2Bサーバ5a、5bから、前述の企業間電子商取引規約およびTPAに準拠したデータ送受手順およびデータ形式に従い、納期回答情報や在庫情報等の企業間の業務データを受取り、その内容をそのまま受信データ記憶部121に登録する。
対データ受信側B2B通信手段112は、受信データ記憶部121に登録されている業務データを、前述の企業間電子商取引規約およびTPAに準拠したデータ送受手順およびデータ形式に従い、データ受信側B2Bサーバ2に送信する。
その際、対データ受信側B2B通信手段112は、データ受信側B2Bサーバ2でのデータ受信処理の負荷が高くならないように、データ送信間隔の調整を行う。調整方式としては、例えば、並行処理数に固定値の上限を持たせるものを用いてもよい。この場合、例えば並行処理数の上限値を1に設定した場合、逐次処理が行われ、これに応じてデータ送信間隔が調整される。また、並行処理数の上限値を2以上に設定した場合、上限値までの並行処理が行われ、これに応じてデータ送信間隔が調整される。
上記とは別の調整方式としては、並行処理するデータの合計サイズに上限を持たせるものを用いてもよい。この場合、並行処理するデータの合計サイズが上限値未満であれば、並行処理が行われ、これに応じてデータ送信間隔が調整される。また、並行処理するデータの合計サイズが上限値以上であれば、逐次処理が行われ、これに応じてデータ送信間隔が調整される。
さらに別の調整方式としては、データ受信側B2Bサーバ2のCPU負荷あるいはメモリ負荷状況を監視し、それらが一定以上の負荷にならないように調整する方式を用いてもよい。この場合、データ受信側B2Bサーバ2のCPU負荷あるいはメモリ負荷が予め設定された許容範囲(閾値)を超えと判定されると、例えばデータ送信間隔が大きくなるように調整される。
あるいは、以上の調整方式を含む複数の調整方式を組み合わせて用いてもよい。いずれにしても、データ受信側B2Bサーバ2でのデータ受信処理の負荷が高くならないように、データ送信間隔の調整を行うことが可能であれば、いずれの方式でも適用可能である。
データ受信側B2Bサーバ2は、受信した業務データが、上述の企業間電子商取引規約およびTPAに準拠したデータ形式に適合しているかどうか検証(例えば、必須項目の抜け、不要な項目の有無等)を行う。そして、業務データに含まれる識別情報を元に、業務データの送信元である複数のデータ送信側B2Bサーバ5a、5bの何れかに対して、前述の企業間電子商取引規約およびTPAに準拠したデータ送受手順およびデータ形式で、受領応答を送信、業務データに対して必要な変換処理を行った上で企業内業務システム3に投入する。
なお、一般的には、データ受信側B2Bサーバ2は、専用パッケージプログラム(例えは、マイクロソフト社製BizTalk Server等)に含まれる企業間電子商取引規約に準拠した送受機能、検証機能、およびデータベース、ERP(Enterprise Resource Planning)システムといった一般的な企業内業務システム3との接続機能を利用して構築する場合が多い。
企業内業務システム3は、投入された業務データを元に必要な処理(内部データの更新、関係システムへの通知等)を行う。
次に、本実施形態の動作について、比較例の動作と対比して詳細に説明する。
まず、比較例として、図4のシーケンス図を参照して、フロントエンドB2Bサーバ1を介さずに、データ送信側B2Bサーバ5a、5bから直接データ受信側B2Bサーバ2に業務データa、bを送信する場合の動作を説明する。
図4を参照すると、まず、データ送信側B2Bサーバ5a、5bはそれぞれ、企業間電子商取引規約およびTPAに準拠したデータ形式の業務データa、bを作成し(ステップS31、S32)、企業間電子商取引規約およびTPAに準拠した送受手順で、データ受信側B2Bサーバ2に対して送信する(ステップS33、S34)。
データ受信側B2Bサーバ2は、外部ネットワーク6、ファイアウォール7、内部ネットワーク4を介して業務データa、bを受信すると、それぞれ受信した業務データa、bに対して、前述のデータ検証を行い(ステップS35、S36)、その検証結果に応じてデータ送信側B2Bサーバ5a、5bに対し受領応答を送信する(ステップS37、S39)。
そして、データ受信側B2Bサーバ2は、業務データa、bを企業内業務システム3で処理されるデータ形式に変換し(ステップS38、S40)、変換されたデータ形式の業務データa、bを内部ネットワーク4を介して企業内業務システム3へ投入する(ステップS41、S43)。これにより、企業内業務システム3は、投入された業務データa、bについて必要な処理を行う(ステップS42、S44)。
次に、図3のシーケンス図を参照して、本実施形態の動作について詳細に説明する。
図3を参照すると、まず、データ送信側B2Bサーバ5a、5bはそれぞれ、企業間電子商取引規約およびTPAに準拠したデータ形式の送信データa、bを作成し(ステップS1、S2)、企業間電子商取引規約およびTPAに準拠した送受手順で、フロントエンドB2Bサーバ1に対してそれぞれ送信する(ステップS3、S5)。
次いで、フロントエンドB2Bサーバ1は、対データ送信側B2B通信手段111により、外部ネットワーク6、ファイアウォール7、内部ネットワーク4を介して業務データa、bを受信すると、それぞれ受信した業務データa、bをそのままの形で受信データ記憶部121に登録する(ステップS4、S6)。
次いで、フロントエンドB2Bサーバ1は、対データ受信側B2B通信手段112により、受信データ記憶部121から、順次受信データa、bを取得し(ステップS7、S14)、内部ネットワーク4を介してデータ受信側B2Bサーバ2に、企業間電子商取引規約およびTPAに準拠した送受手順で送信する(ステップS8、S15)。なお、図3の例では、対データ受信側B2B通信手段112による業務データa、bの処理は、逐次的に行う場合を例示しているが、前述の調整方式によっては並列的に行われる場合もある。
次いで、データ受信側B2Bサーバ2は、受信したそれぞれの業務データa、bに対して、前述のデータ検証を行い(ステップS9、S16)、その検証結果に応じて、内部ネットワーク4、ファイアウォール7、外部ネットワーク6を介して、データ送信側B2Bサーバ5a、5bに対し受領応答を送信する(ステップS10、S17)。
そして、データ受信側B2Bサーバ2は、業務データa、bを企業内業務システム3で処理されるデータ形式に変換し(ステップS11、S18)、変換されたデータ形式の業務データa、bを内部ネットワーク4を介して企業内業務システム3に投入する(ステップS12、S19)。これにより、企業内業務システム3は、投入された業務データa、bについて必要な処理を行う(ステップS13、S20)。
従って、本実施の形態によれば、データ送信側B2Bサーバ5a、5bと、データ受信側B2Bサーバ2との間に、データ送信側B2Bサーバ5a、5bから業務データを受信し、データ受信側B2Bサーバ2に業務データを送信するフロントエンドB2Bサーバ1を設置したため、以下のような効果が得られる。
第1の効果は、システム構築費を削減できる点にある。その理由は、次の通りである。フロントエンドB2Bサーバ1を介することによって、複数のデータ送信側B2Bサーバ5a、5bから送信された業務データに対する、データ受信側B2Bサーバ2のデータ検証、変換、企業内業務システム3への投入処理といった一連の処理の負荷が平滑化される。これにより、データ受信側B2Bサーバ2の処理性能を低く抑えることができ、その結果、システム構築費を削減できる。
すなわち、図4のシーケンス図に示すように、フロントエンドB2Bサーバ1を介さず、データ送信側B2Bサーバ5a、5bから直接データ受信側B2Bサーバ2に業務データを送信する場合、データ受信側B2Bサーバ2は、それぞれの業務データに対して、並列的に一連の処理を行う必要がある。このため、想定するデータ送信件数、データサイズのピークに合わせた処理性能(CPU性能、メモリ容量等)を持つシステムを構築する必要がある。
これに対して、本実施形態では、図3のシーケンス図に示すように、フロントエンドB2Bサーバ1が、データ送信側B2Bサーバ5a、5bから送信された業務データを、データ受信側B2Bサーバ2に送信する際、データ受信側B2Bサーバ2のデータ受信処理の負荷が高くならないように、そのデータ送信間隔を調節している。このため、データ受信側B2Bサーバ2の処理性能(CPU性能、メモリ容量等)を低く抑えることができる。また、フロントエンドB2Bサーバ1自体も、データ送信側B2Bサーバ5a、5bから送信された業務データの登録と、登録された業務データのデータ受信側B2Bサーバ2への送信を行うだけであるため、処理性能を低く抑えることが可能である。
第2の効果は、システム運用費を削減できる点にある。その理由は、次の通りである。第1の効果の理由と同様に、フロントエンドB2Bサーバ1を介することによって、データ受信側B2Bサーバ2の一連の処理の負荷が平滑化される。このため、データ送信側B2Bサーバ5a、5bからの想定以上のデータ送信の集中があった場合でも、データ受信側B2Bサーバ2の一連の処理の負荷が抑えられる。これにより、過度の負荷集中によるデータ受信側B2Bサーバ2のシステム障害の発生が抑止され、システム障害復旧やシステム障害に伴い業務データの喪失が発生した場合のデータ送信側B2Bサーバ5a、5bからのデータ再送信依頼等のシステム障害に関わるシステム運用費を削減できる。
第3の効果は、システム可用性を向上させることができる点にある。その理由は、次の通りである。フロントエンドB2Bサーバ1は、対データ送信側B2B通信手段111がデータ送信側B2Bサーバ5a、5bからの業務データを受信し、その業務データを対データ受信側B2B通信手段112がデータ受信側B2Bサーバ2に送信している。このため、データ受信側B2Bサーバが何らかの原因で停止していた場合であっても、システム復旧後、対データ受信側B2B通信手段112から業務データを再送することができる。これにより、データ受信側B2Bサーバ2での一連の処理を継続して実行することが可能となる。
(変形例)
なお、上記実施形態では、図1に示すようにフロントエンドB2Bサーバ1とデータ受信側B2Bサーバ2は、別のコンピュータとして構成されている。これに対する変形例として、図5に示すように、フロントエンドB2Bサーバ兼データ受信側B2Bサーバ8として1台にまとめてもよい。この変形例でも、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、上記実施形態では、図1に示すフロントエンドB2Bサーバ1とデータ受信側B2Bサーバ2とは、同一の内部ネットワーク4に接続されている。これに対する変形例として、図6に示すように、インターネットサービスプロバイダ等がフロントエンドB2Bサーバ1の運用代行を行うことを目的として、外部ネットワーク2に接続するようにしてもよい。この変形例でも、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
本発明によれば、企業間の業務データをネットワークを介して送受信するための装置、方法、及びプログラム等の用途に適用できる。
本発明の実施形態に係る企業間業務データ送受信システムの全体構成を示す図である。 フロントエンドB2Bサーバの内部構成を示す図である。 企業間業務データ送受信システムの全体動作を説明するシーケンス図である。 フロントエンドB2Bサーバを介さない場合の比較例の動作を説明するシーケンス図である。 変形例に係る企業間業務データ送受信システムの全体構成を示す図である。 他の変形例に係る企業間業務データ送受信システムの全体構成を示す図である。
符号の説明
1 フロントエンドB2Bサーバ(企業間業務データ交換装置)
2 データ受信側B2Bサーバ
3 企業内業務システム
4 内部ネットワーク
5a、5b データ送信側B2Bサーバ
6 外部ネットワーク
7 ファイアウォール
8 フロントエンドB2Bサーバ兼データ受信側B2Bサーバ
11 データ処理装置
12 記憶装置
111 対データ送信側B2B通信手段
112 対データ受信側B2B通信手段
121 受信データ記憶部

Claims (11)

  1. 複数の企業間でやり取りされる業務データを、所定のデータ形式及びデータ送受信手順に従い、複数のサーバ間でネットワークを介して交換する企業間業務データ交換装置であって、
    データ送信側サーバから前記ネットワークを介してデータ受信側サーバへ前記業務データが送信される際に、前記データ送信側サーバと前記データ受信側サーバとの間で、前記データ送信側サーバからの業務データを受信するデータ受信手段と、
    受信された前記業務データを記憶媒体に登録するデータ登録手段と、
    前記記憶媒体に登録された前記業務データを所定のデータ送信間隔で前記データ受信側サーバへ送信するデータ送信手段とを備えたことを特徴とする企業間業務データ交換装置。
  2. 前記データ送信手段は、前記データ受信側サーバのデータ受信処理の負荷が高くならないように前記データ送信間隔を調整する調整手段を有することを特徴とする請求項1記載の企業間業務データ交換装置。
  3. 前記調整手段は、予め設定された並行処理数の上限値に基づいて前記データ送信間隔を調整する手段を有することを特徴とする請求項2記載の企業間業務データ交換装置。
  4. 前記調整手段は、予め設定された並行処理されるデータの合計サイズの上限値に基づいて前記データ送信間隔を調整する手段を有することを特徴とする請求項2記載の企業間業務データ交換装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の企業間業務データ交換装置を備えたことを特徴とする企業間業務データ送受信システム。
  6. 前記データ受信側サーバは、第1のネットワークを介して企業内業務システムに接続され、
    前記データ送信側サーバは、第2のネットワークに接続され、
    前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとの間にファイアウォールが配置されている請求項5記載の企業間業務データ送受信システム。
  7. 前記企業間業務データ交換装置は、前記第1のネットワークに接続されていることを特徴とする請求項6記載の企業間業務データ送受信システム。
  8. 前記企業間業務データ交換装置は、前記データ受信側サーバに一体に搭載されることを特徴とする請求項6記載の企業間業務データ送受信システム。
  9. 前記企業間業務データ交換装置は、前記第2のネットワークに接続されていることを特徴とする請求項6記載の企業間業務データ送受信システム。
  10. 複数の企業間でやり取りされる業務データを、所定のデータ形式及びデータ送受信手順に従い、複数のサーバ間でネットワークを介して交換する企業間業務データ交換方法であって、
    データ送信側サーバから前記ネットワークを介してデータ受信側サーバへ業務データが送信される際に、前記データ送信側サーバと前記データ受信側サーバとの間で、前記データ送信側サーバからの業務データを受信するステップと、
    受信された前記業務データを記憶媒体に登録するステップと、
    前記記憶媒体に登録された前記業務データを所定のデータ送信間隔で前記データ受信側サーバへ送信するステップとを備えたことを特徴とする企業間業務データ交換方法。
  11. 複数の企業間でやり取りされる業務データを、所定のデータ形式及びデータ送受信手順に従い、複数のサーバ間でネットワークを介して交換する企業間業務データ交換装置で用いるプログラムであって、
    コンピュータに、
    データ送信側サーバから前記ネットワークを介してデータ受信側サーバへ業務データが送信される際に、前記データ送信側サーバと前記データ受信側サーバとの間で、前記データ送信側サーバからの業務データを受信するステップと、
    受信された前記業務データを記憶媒体に登録するステップと、
    前記記憶媒体に登録された前記業務データを所定のデータ送信間隔で前記データ受信側サーバへ送信するステップとを実行させることを特徴とする企業間業務データ交換プログラム。
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