JP2007140713A - グラフ検索装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各キーワードから検索されるサブグラフ同士の関係が明確なサブグラフを高速に検索できるグラフ検索装置を提供する。
【解決手段】第1のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、指定されたクラスが定義されたノードを他方の端位置に有する、パターンである第1パターン、第2のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、指定されたクラスが定義されたノードを他方の端位置に有する、パターンである第2パターン、をパターンデータベース15から検索するパターン検索部16と、第1パターンおよび第2パターンを、他方の端位置のノードでマージするパターンマージ部17と、マージされたパターンにマッチするサブグラフを検索するグラフ検索部18とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、各キーワードから検索されるサブグラフ同士の関係が明確なサブグラフを高速に検索できるグラフ検索装置に関するものである。
従来のグラフ検索装置(例えば、非特許文献1に記載のもの)は、あるグラフから例えば、図28に示すように、クエリにマッチするサブグラフを複数検索して表示する。一方は、キーワード「XML」から検索されたものであり、他方はキーワード「ウェブサービス」から検索されたものである。
また、非特許文献2に記載のAGM(Apriori-based Graph Mining)というグラフマイニングを用いたグラフ検索装置は、ラベル付きグラフから頻出のサブグラフを検索する。
また、単純最短パスアルゴリズムを用いたグラフ検索装置では、あるグラフから、キーワードにマッチするノード間の最短パス(広義のサブグラフ)を検索する。
また、リンク解析(HITS アルゴリズム)では、検索時にリンク解析を行うことで、サブグラフ同士の関係を表現する。
SPARQL Query Language for RDF, http://www.w3.org/TR/rdf-sparql-puery/ Complete Mining of Freqent from Graphs, Akihiro Inokuchi,Takashi Washio and Hiroshi Motoda:Complete Mining of Freqent Patterns from Graphs: Mining Graph Data, Machine Learning, Vol.50, pp.321-354,(2003)
しかしながら、図28のようなサブグラフでは、同じインスタンス「Person:電々太郎」をもつノードを両者が有しながらも、そのサブグラフ同士の関係が表現されておらず、よってその関係が不明確である。
非特許文献1では、クエリにマッチするサブグラフを検索することの記載があり、非特許文献2では、頻出のサブグラフを検索することの記載があるが、いずれの文献においても、サブグラフ同士の関係の記載がない。また、非特許文献2記載の技術では、ユーザが求めるキーワードに関係なく多くのサブグラフが検索されるので、どれがユーザの興味と関係あるのかがわからない。
また、単純最短パスアルゴリズムを用いたグラフ検索装置では、最短パス(サブグラフ)のみの関係を提供し、有益なサブグラフ周辺の知識が十分に考慮されていない。つまり、最短パス(サブグラフ)同士の関係以外を表現できない。
また、リンク解析(HITSアルゴリズム)では、検索時にリンク解析を行うので検索に長時間を要する。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、各キーワードから検索されるサブグラフ同士の関係が明確なサブグラフを高速に検索できるグラフ検索装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の本発明は、互いに異なるインスタンスをもつノード間がラベルをもつアークによって接続され且つ当該インスタンスのクラスが定義されたグラフ、に含まれる特徴的なパスのパターンであって、インスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、クラスが定義されたノードを他方の端位置に有し、各アークがラベルをもつ、パターンが予め記憶されるパターン記憶手段と、第1のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、指定されたクラスが定義されたノードを他方の端位置に有する、パターンである第1パターンを前記パターン記憶手段から検索し、第2のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、指定されたクラスが定義されたノードを他方の端位置に有する、パターンである第2パターンを前記パターン記憶手段から検索するパターン検索手段と、第1パターンおよび第2パターンを、他方の端位置のノードでマージするパターンマージ手段と、このパターンマージ手段によりマージされたパターンにマッチするサブグラフを前記グラフから検索するグラフ検索手段とを備えることを特徴とするグラフ検索装置をもって解決手段とする。
請求項2の本発明は、前記グラフから、予め決めた内容をラベルに含むアークの先端が接続されたノードを一方の端位置に有するパスを検索し、当該ノード以外のノードのインスタンスを変数に置き換えてなるパターンを生成し、前記パターン記憶手段に記憶させるパターン生成手段を備えることを特徴とする請求項1記載のグラフ検索装置をもって解決手段とする。
請求項3の本発明は、前記グラフのアークがもつ各ラベルのスコアまたは前記グラフがもつノードに定義された各クラスのスコアが記憶された記憶手段と、前記グラフから、予め決めた内容をラベルに含むアークの先端が接続されたノードを一方の端位置に有するパスを検索し、当該ノード以外のノードのインスタンスを変数に置き換え、当該パスのスコアを前記記憶手段に記憶されたスコアに基づいて計算し、当該パスにマッチするサブグラフを前記グラフから検索し、検索されたサブグラフの数に応じてスコアを増加させ、スコアが予め定めたしきい値より大きいパターンを前記パターン記憶手段に記憶させるパターン生成手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のグラフ検索装置をもって解決手段とする。
請求項4の本発明は、互いに異なるインスタンスをもつノード間がラベルをもつアークによって接続され且つ当該インスタンスのクラスが定義されたグラフ、に含まれる特徴的なパスのパターンであって、インスタンスをもつノードを両方の端位置に有し、各アークがラベルをもつ、パターンが予め記憶されるパターン記憶手段と、第1のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、第2のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを他方の端位置に有する、パターンである第1パターンを前記パターン記憶手段から検索し、第1のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、第3のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを他方の端位置に有する、パターンである第2パターンを前記パターン記憶手段から検索するパターン検索手段と、第1パターンと第2パターンとを、それぞれに共通に含まれる共通部分でマージするパターンマージ手段と、このパターンマージ手段によりマージされたパターンにマッチするサブグラフを前記グラフから検索するグラフ検索手段とを備えることを特徴とするグラフ検索装置をもって解決手段とする。
請求項5の本発明は、前記グラフから、予め決めた内容をラベルに含むアークの先端が接続されたノードを両方の端位置に有するパスであるパターンを生成し、前記パターン記憶手段に記憶させるパターン生成手段を備えることを特徴とする請求項4記載のグラフ検索装置をもって解決手段とする。
請求項6の本発明は、前記グラフのアークがもつ各ラベルのスコアまたは前記グラフがもつノードに定義された各クラスのスコアが記憶された記憶手段と、前記グラフから、予め決めた内容をラベルに含むアークの先端が接続されたノードを両方の端位置に有するパスを検索し、当該パスのスコアを前記記憶手段に記憶されたスコアに基づいて計算し、スコアが予め定めたしきい値より大きいパターンを前記パターン記憶手段に記憶させるパターン生成手段とを備えることを特徴とする請求項4記載のグラフ検索装置をもって解決手段とする。
請求項7の本発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のグラフ検索装置としてコンピュータを動作させるコンピュータプログラムをもって解決手段とする。
請求項8の本発明は、請求項7記載のコンピュータプログラムが格納された記録媒体をもって解決手段とする。
本発明のグラフ検索装置によれば、互いに異なるインスタンスをもつノード間がラベルをもつアークによって接続され且つ当該インスタンスのクラスが定義されたグラフ、に含まれる特徴的なパスのパターンであって、インスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、クラスが定義されたノードを他方の端位置に有し、各アークがラベルをもつ、パターンが予め記憶されるパターン記憶手段と、第1のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、指定されたクラスが定義されたノードを他方の端位置に有する、パターンである第1パターンを前記パターン記憶手段から検索し、第2のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、指定されたクラスが定義されたノードを他方の端位置に有する、パターンである第2パターンを前記パターン記憶手段から検索するパターン検索手段と、第1パターンおよび第2パターンを、他方の端位置のノードでマージするパターンマージ手段と、このパターンマージ手段によりマージされたパターンにマッチするサブグラフを前記グラフから検索するグラフ検索手段とを備えるので、第1のキーワードから検索されるサブグラフと第2のキーワードから検索されるサブグラフとの関係が明確なサブグラフを高速に検索することができる。
また、本発明のグラフ検索装置によれば、互いに異なるインスタンスをもつノード間がラベルをもつアークによって接続され且つ当該インスタンスのクラスが定義されたグラフ、に含まれる特徴的なパスのパターンであって、インスタンスをもつノードを両方の端位置に有し、各アークがラベルをもつ、パターンが予め記憶されるパターン記憶手段と、第1のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、第2のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを他方の端位置に有する、パターンである第1パターンを前記パターン記憶手段から検索し、第1のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、第3のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを他方の端位置に有する、パターンである第2パターンを前記パターン記憶手段から検索するパターン検索手段と、第1パターンと第2パターンとを、それぞれに共通に含まれる共通部分でマージするパターンマージ手段と、このパターンマージ手段によりマージされたパターンにマッチするサブグラフを前記グラフから検索するグラフ検索手段とを備えるので、第1のキーワードおよび第2のキーワードから検索されるサブグラフと第1のキーワードおよび第3のキーワードから検索されるサブグラフとの関係が明確なサブグラフを高速に検索することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、同一のものには同一符号を付与し、重複説明を省略する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係るグラフ検索装置の構成図である。
グラフ検索装置1は、ユーザ端末2に接続され、ユーザ端末2には、表示装置3が接続されている。
グラフ検索装置1は、有向グラフであるグラフGを表示するためのデータ群が記憶されたグラフデータベース11と、グラフのサブグラフを検索する際に表示装置3に表示される入力用インタフェースを生成する入力用インタフェース生成部12とを備える。
図2は、グラフデータベース11に記憶されたデータ群を全て使って表示できるグラフGの一部を例示した図である。
グラフデータベース11に記憶されたデータ群を全て使って、図2に一部を例示したグラフG、つまり互いに異なるインスタンスをもつノード間がラベルをもつアークによって接続され且つ当該インスタンスのクラスが定義されたグラフG、を表示することができる。逆にいえば、グラフGを表示するための過不足ないデータ群がグラフデータベース11に記憶されている。以下、そのデータ群を便宜的にグラフGという。また、なんらかのグラフ、サブグラフ(なんらかのグラフそのものまたはそれに含まれるグラフ)、パス(分岐および閉ループをもたないグラフ)などをクラスを含めて表示するための過不足ないデータ群を便宜的にグラフ、サブグラフ、パスなどという。
グラフGでは、例えば、「XML」や「Bプロジェクト」などのインスタンスをもつノードが、「rm:技術キーワード」や「rm:著者」などのラベルをもつアークで接続される。また、グラフGでは、ノードにそのインスタンス「Person:山田太郎」などの概念であるクラス「Person:人」などが定義される。
図3は、グラフデータベース11に記憶されたデータ群の一部を例示した図である。
例えば、最初のデータ「<org:Dプロジェクト><rm:技術キーワード>”XML”」は、インスタンス「org:Dプロジェクト」をもつノードからインスタンス「XML」のノードへ向かうアークがラベル「rm:技術キーワード」をもつことを示している。また、例えば、最後のデータ「<person:鈴木花子><rdf:type><Person:人>」は、インスタンス「person:鈴木花子」をもつノードのクラスが「person:人」であることを示している。
なお、各データは、実際にはRDF(以下の文献に記載)で表現されている。
「Resource Description Framework(RDF)Model and Syntax Specification」, Ora Lassia, Ralph R.Swick編,[online], インターネット<URL:http://www.w3.org/TR/1999/REC-rdf-syntax-19990222/>
「RDF Vocabulary Description Language 1.0: RDF Schema」, Dan Brickley, R.V.Guha編,[online], インターネット<URL:http://www.w3.org/TR/rdf-schema/>
図1に戻り、グラフ検索装置1は、サブグラフの検索に用いられるパターンの生成に用いられるアークスコア記憶部13を備える。
図4は、アークスコア記憶部13の記憶内容を示す図である。アークスコア記憶部13は、グラフGのアークがもつ各ラベルのスコア(アークスコア)を記憶している。グラフGの各ノードのインスタンスをそのノードのクラスに置き換え、同一のインスタンス(クラス)をもつノードではその中の1つのみ残し、そのようにしてなるグラフにアークスコア記憶部13の各アークスコアを当てはめると、その一部は、例えば図5のようになる。この図に示すグラフでは、ノードのインスタンス(グラフGのノードのクラス)のクラスをインスタンスとしてもつノードの例として、インスタンス「org:Organization」をもつノードを示している。
図1に戻り、グラフ検索装置は、さらに、パターンを生成するパターン生成部14と、生成されたパターンが記憶されるパターンデータベース15と、パターンデータベース15からパターンを検索するパターン検索部16と、パターンをマージするパターンマージ部17と、グラフGのサブグラフを検索するグラフ検索部18と、パターン検索部16およびグラフ検索部18と各データベースとを中継するデータベースインタフェース19と、表示装置3に表示される出力用インタフェースを生成する出力用インタフェース生成部110とを備える。
グラフ検索装置1は、各部(データベース含む)でデータの送受信(受け渡し)が可能であればよい。つまり、各部を、同一のコンピュータに配置してもよいし、複数のコンピュータに分散配置してもよい。また、これらコンピュータをグラフ検索装置として動作させるコンピュータプログラムを通信回線を介して送受信してもよい。また、このコンピュータプログラムを、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどの記録媒体に記録し、その記録媒体を流通させてもよい。第2の実施の形態でも同様である。
(第1の実施の形態の動作)
図6は、パターン生成部14のフローチャートである。ここでは、パターン生成部14がグラフGを扱う際、グラフGからパスを取得する際、パターンをパターンデータベース15に記憶させる際、データベースインタフェース19にクエリを送信するのだが、それについては冗長なのでの言及しないこととする。
パターン生成部14は、まず、グラフGのノードに、その重要度を示すこととなる、ノードスコアの初期値「1」を設定する(S1)。
次に、パターン生成部14は、各ノードにつき、図7の式により、ノードスコアを計算する(S3)。
そして、このノードスコアで、グラフGに設定されたノードスコアの初期値を更新する(S5)。このような計算更新を、ノードスコアが収束するまで、再帰的に行う。これにより、ノードスコアが重要度を示すこととなる。
グラフGにアークスコア記憶部13の各アークスコアを当てはめたグラフの一部が、例えば図8に示すようなものであった場合、インスタンス「XML」をもつノードのノードスコアは0.5となる。インスタンス「Person:電々三郎」をもつノードのノードスコアは0.9となる。インスタンス「org:H3G」をもつノードのノードスコアは0.6となる。
次に、パターン生成部14は、グラフGから、予め決めた内容(例えば「キーワード」や「技術用語」)をラベルに含むアークの先端が接続されたノード(キーワードノード)を一方の端位置に有する、予め決めた長さ以下の、パスを取得する(S7)。
次に、パターン生成部14は、図9の式により、その各パスのパススコアを計算する(S9)。
次に、パターン生成部14は、その各パスにつき、キーワードノード以外のノードのインスタンスを変数に置き換える(S11)。
次に、パターン生成部14は、全てのパスをパスグループ(同一のパスからなる)ごとに区分し、各パスグループにつき、図10の式により、スコアを計算する(S13)。そして、スコアが予め定めたしきい値以下の各パスグループを削除する(S15)。
次に、パターン生成部14は、残った各パスグループにつき、1パス以外を削除する(S17)。
次に、パターン生成部14は、残ったパス(パターンという)に、そのパターンスコアとして、元のパスグループのスコアを付与し、パターンデータベース15に記憶させる(S19)。
これにより、図11に2つ示すようなパターンがパターンデータベース15に記憶される。
パターンは、グラフデータベース11に記憶されるデータ群(グラフG)の一部をなすデータ群と同様なものであり、それを本図ようにグラフ化できるので、便宜的にはグラフと言えるが、パターンは表示するものではなく、表示されるグラフの検索に使用されるものである。なお、データ群である実際のパターンを逐一説明するのが冗長なので、図11のように、グラフ化されたパターンで便宜的に説明する。
一般的にパターンでは、ノードやアークの一部はインスタンスやラベルをもち、残りはそれらをもたない。そして、インスタンスやラベルをもたないノードやアークには変数が設定される。変数は、図に示すように、?とそれに後続する単語からなる。
ここでのパターンは、一方の端位置のノードがインスタンスをもち、他のノードには変数が設定され、各アークがラベルをもつものである。
また、一般的にパターンでは、必要があれば、変数が設定された一部のノードに、そのパターンにより検索されるグラフにおける、同位置のノードがもつインスタンスの上位概念を示すクラスが予め定義される。
ここでのパターンは、他方の端位置のノードにクラスが定義されたものである。
このようなパターンによって、あるグラフから検索されるサブグラフは、以下の条件を備えるものである。
つまり、検索されるのは、(1)そのグラフまたはそのサブグラフであって、(2)パターンの構造を過不足なく有し、(3)パターン内でのインスタンスやラベルを過不足なく有し、つまりパターン内でのインスタンスやラベルをもつノードやアークの位置に等しい位置にあるノードやアークが当該インスタンスに等しいインスタンスやラベルを有し、(4)場合によってはパターンに含まれるクラスが定義されたノードの位置に等しい位置にあるノードが当該クラスの下位概念であるインスタンスを有するものである。
なお、パターンにより、このようにしてサブグラフを検索することを、パターンにマッチするサブグラフを検索するという。
図12は、パターン生成部14が他の方法でパターンを生成するときに、アークスコア記憶部13に代えて用いるクラススコア記憶部の記憶内容を示す図である。クラススコア記憶部は、グラフGがもつノードに定義された各クラスのスコア(クラススコア)を記憶している。グラフGの各ノードのインスタンスをそのノードのクラスに置き換え、同一のインスタンス(クラス)をもつノードではその中の1つのみ残し、そのようにしてなるグラフにクラススコア記憶部の各クラススコアを当てはめると、その一部は、例えば図14のようになる。
図13は、パターン生成部14が他の方法でパターンを生成するときのフローチャートである。図6のときと同様な理由から、データベースインタフェース19とクエリについては言及しない。
パターン生成部14は、まず、グラフGを取得し、そのグラフGの各ノードのインスタンスをそのノードのクラスに置き換え、同一のインスタンス(クラス)をもつ複数のノードではその中の1つのみ残しそれ以外を削除し、そのようにしてなるグラフにクラススコア記憶部の各クラススコアを設定(初期設定)する(S21)。その一部は、例えば図14のようになる。この図に示すグラフでは、ノードのインスタンス(グラフGのノードのクラス)のクラスをインスタンスとしてもつノードの例として、インスタンス「org:Organization」をもつノードを示している。このように、クラススコア記憶部は、いわばクラスのクラスについてのスコアをも記憶しており、ここでは、このようなノードにもクラススコアが設定される。
次に、各クラスにつき、つまり、図14に例示したグラフの各ノードにつき、図15の式により、クラススコアを計算する(S23)。そして、このクラススコアで、図14に例示したグラフのクラススコアを更新する(S25)。このような計算更新を、クラススコアが収束するまで、再帰的に行う。これにより、クラススコアが重要度を示すこととなる。
次に、パターン生成部14は、グラフGから、予め決めた内容(例えば「キーワード」や「技術用語」)をラベルに含むアークの先端が接続されたノード(キーワードノード)を一方の端位置に有する、予め決めた長さ以下の、パスを取得する(S27)。
次に、パターン生成部14は、その各パスにつき、キーワードノード以外のノードのインスタンスを変数に置き換える(S29)。
次に、パターン生成部14は、全てのパスをパスグループ(同一のパスからなる)ごとに区分し、各パスグループで1パス以外を削除する(S31)。
次に、パターン生成部14は、図16の式により、残った各パスのパススコアを計算する(S33)。なお、ここでは、再帰計算後のクラススコアを用いるのだが、再帰的計算前のクラススコア(初期値)をそのまま利用してもよい。
次に、パターン生成部14は、各パスにマッチするサブグラフをグラフGから取得する(S35)。
なお、S27からS35は、以下のようにしてもよい。
つまり、S27では、予め決めた長さ以下の、パスを取得し、S29では、その各パスのノードのインスタンスを変数に置き換え、S31では、全てのパスをパスグループ(同一のパスからなる)ごとに区分し、各パスグループで1パス以外を削除し、S33では、図16の式により、残った各パスのパススコアを計算し、S35では、各パスの一方の端位置のノードに、予め決めておいたインスタンス(例えば、「XML」や「ウェブサービス)を設定し、そのパスにマッチするサブグラフをグラフGから取得する。
次に、パターン生成部14は、図17の式により、各パススコアを再計算する(S37)。 次に、パターン生成部14は、残ったものから、パススコアが予め定めたしきい値以下のパスを削除する(S39)。
次に、パターン生成部14は、残ったパス(パターンという)に、そのパターンスコアとして、元のパススコアを付与し、パターンデータベース15に記憶させる(S41)。
なお、図13のフローチャートで採用したパスのスコアの再計算を、図6のフローチャートで採用してもよい。また、図6のフローチャートで採用した、パスのスコアの計算にノードスコアを用いる方法を、図13のフローチャートで採用してもよい。
いずれにしても、パターンデータベース15にパターンスコアを含むパターンが記憶されると、最終的に得たいサブグラフの検索が可能となる。
図18は、このサブグラフをグラフGから検索するときのシーケンス図である。図6などのときと同様な理由から、パターンを取得する説明では、データベースインタフェース19とクエリについて言及しない。
グラフ検索装置1では、入力用インタフェース生成部が入力用インタフェースを生成し、それをユーザ端末2に送信して(S101)、図19のように表示させる(S103)。ここでの操作により特定されたキーワードKW1、KW2およびクラスCLを、ユーザ端末2がグラフ検索装置1に送信する(S105)。
これ以降、グラフ検索装置1は、これらキーワードおよびクラスを用いるのだが、ユーザ端末2から送信されたキーワードやクラスを用いるのでなく、かかるキーワードやクラスを予めグラフ検索装置1が記憶しておき、それを用いてもよい。以降の処理を、予め決めた時刻に行ってもよい。これは第2の実施の形態でも同様である。
さて、グラフ検索装置1では、パターン検索部16が、キーワードKW1に等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、クラスCLが定義されたノードを他方の端位置に有する、パターン(第1パターンという)をパターンデータベース15から取得する(S107)。また、パターン検索部16は、キーワードKW2に等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、クラスCLが定義されたノードを他方の端位置に有する、パターン(第2パターンという)をパターンデータベース15から取得する(S109)。
なお、グラフ検索装置に、1以上のキーワード(例えば、「XML」、「ウェブサービス」、「RDF」および「セマンティックWeb」)と1つのインデクス(例えば、「技術キーワード」)とを含むレコードを1以上有するインデクス記憶部を設け、S107では、以下のようにしてもよい。
つまり、S107では、このインデクス記憶部から、キーワードKW1に等しいキーワードを含むレコードを検索し、そのレコードに含まれたインデクスに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、クラスCLが定義されたノードを他方の端位置に有する、パターン(第1パターンという)をパターンデータベース15から取得する(S107)。なお、S109や、以下に説明するS407、S409およびS411でも同様である。
次に、パターンマージ部17は、第1パターンおよび第2パターンを他方の端位置のノードでマージする(S111)。
これにより、図20に2つ示すような、パターンが生成される。
次に、グラフ検索部18が、そのパターンをクエリに変換し、それをデータベースインタフェース19に送信する(S115)ことで、そのパターンにマッチするサブグラフをグラフGから取得する(S117)。これにより、図21に2つ示すような、サブグラフが検索される。
そして、グラフ検索部18は、図22の式により、各サブグラフのサブグラフスコアを計算する(S119)。
次に、グラフ検索部18は、サブグラフをサブグラフスコアの順にソートする(S121)。ここで、複数のサブグラフを共通のインスタンスをもつノードでマージし、そのサブグラフのスコアとして、当該複数のサブグラフのサブグラフスコアの総和を計算してもよい。
そして、出力用インタフェース生成部110が、各サブグラフがサブグラフスコアの高い順に並べた出力用インタフェースを生成し、これをユーザ端末2に送信し(S123)、表示させる(S125)。
なお、本実施の形態では、ユーザ端末2での操作で特定されたクラスが1つの場合を説明したが、複数の場合は、それぞれにつき上記処理を行えばよい。
また、本実施の形態では、ユーザ端末2での操作で特定されたキーワードが2つの場合を説明したが、3つ以上の場合は、その中の2つづつについて上記処理を行えばよい。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、グラフGに含まれる特徴的なパスのパターンであって、インスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、クラスが定義されたノードを他方の端位置に有するパターンが予め記憶されるパターン記憶手段(パターンデータベース15)と、第1のキーワード(キーワードKW1)に等しいインスタンスをもつノード(キーワードノード)を一方の端位置に有し、指定されたクラス(クラスCL)が定義されたノードを他方の端位置に有する、パターンである第1パターンをパターン記憶手段から検索し(S107)、第2のキーワード(キーワードKW2)に等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、指定されたクラス(クラスCL)が定義されたノードを他方の端位置に有する、パターンである第2パターンをパターン記憶手段から検索する(S109)パターン検索手段(パターン検索部16)と、第1パターンおよび第2パターンを、他方の端位置のノードでマージする(S111)パターンマージ手段(パターンマージ部17)と、このパターンマージ手段によりマージされたパターンにマッチするサブグラフをグラフGから検索する(S117)グラフ検索手段(グラフ検索部18)とを備えるので、第1のキーワードから検索されるサブグラフ(図28に例示)と第2のキーワードから検索されるサブグラフ(図28に例示)との関係が明確なサブグラフ(図21に例示)を高速に検索することができる。ここでは、検索時にはパターンを生成しないので、高速な検索が行える。また、その際には、パターンの指定が不要である。
また、グラフGから、予め決めた内容をラベルに含むアークの先端が接続されたノードを一方の端位置に有するパスを検索し(S7)、当該ノード以外のノードのインスタンスを変数に置き換えてなるパターンを生成し(S11)、パターン記憶手段に記憶させる(S19)パターン生成手段(パターン生成部14)を備えるので、より詳しくは、グラフGのアークがもつ各ラベルのスコアまたはグラフGがもつノードに定義された各クラスのスコアが記憶された記憶手段(アークスコア記憶部13やクラススコア記憶部)と、グラフGから、予め決めた内容をラベルに含むアークの先端が接続されたノードを一方の端位置に有するパスを検索し(S7)、当該ノード以外のノードのインスタンスを変数に置き換え(S29)、当該パスのスコアを記憶手段に記憶されたスコアに基づいて計算し(S13)、当該パスにマッチするサブグラフをグラフGから検索し(S35)、検索されたサブグラフの数に応じてスコアを増加させ(S37)、スコアが予め定めたしきい値より大きいパターンをパターン記憶手段に記憶させる(S41)パターン生成手段(パターン生成部14)を備えるので、前記したパターン検索が行えるようになる。
[第2の実施の形態]
図23は、第2の実施の形態に係るグラフ検索装置の構成図である。
グラフ検索装置1Aは、ユーザ端末2に接続され、ユーザ端末2には、表示装置3が接続されている。
グラフ検索装置1Aは、グラフデータベース11と、アークスコア記憶部13と、パターン生成部14Aと、パターンデータベース15と、パターン検索部16Aと、パターンマージ部17Aと、グラフ検索部18と、データベースインタフェース19と、出力用インタフェース生成部110とを備える。
(第2の実施の形態の動作)
図24は、パターン生成部14Aのフローチャートである。図6などのときと同様な理由から、データベースインタフェース19とクエリについては言及しない。
まず、パターン生成部14Aが、再帰的にステップS1、S3およびS5(図6と同様)を行う。これによりグラフGのノードスコアがノードの重要度を示すこととなる。
次に、パターン生成部14Aは、グラフGから、予め決めた内容(例えば「キーワード」や「技術用語」)をラベルに含むアークの先端が接続されたノード(キーワードノード)を両方の端位置に有する全てのパスを取得する(S201)。
なお、パターン生成部14Aは、以下のようにして、パスを取得してもよい。
つまり、パターン生成部14Aは、予め決めたインスタンスの組み合わせ(例えば「XML」と「ウェブサービス」)毎に、各インスタンスにのみ関連するサブグラフGsを取得する。そして、グラフGについて再帰的に行われたステップS1、S3およびS5(図6と同様)を、このサブグラフGsについて行う。
そして、S201では、それらのインスタンスを両方の端位置に有する全てのパスを取得する。
サブグラフGsはグラフGよりも規模が小さいので高速な処理が可能となる。また、サブグラフGsは、後述するキーワードのペアの関連性を正確に反映しているので、そのキーワードのペアの関連性を正確に反映したサブグラフを検索する(S419)ことができるようになる。
いずれにしても、S201ではパスが取得されることとなる。なお、このパスにおいて、キーワードノード以外の部分またはそれに含まれる部分を中間部分という。
次に、パターン生成部14Aは、図9の式により、その各パスのパススコアを計算する(S203)。
次に、パターン生成部14Aは、残ったパスから、パススコアが予め定めたしきい値以下のパスを削除する(S205)。
次に、パターン生成部14Aは、残ったパス(パターンという)に、そのパターンスコアとして、元のパススコアを付与し、パターンデータベース15に記憶させる(S207)。
これにより、図25に2つ示すような、各ノードがインスタンスをもち、各アークがラベルをもつ、パターンがパターンデータベース15に記憶される。
このように、パターンデータベース15にパターンがスコアとともに記憶されると、最終的に得たいサブグラフの検索が可能となる。
図26は、このサブグラフをグラフGから検索するときのシーケンス図である。図6などのときと同様な理由から、パターンを取得する説明では、データベースインタフェース19とクエリについて言及しない。
グラフ検索装置1Aでは、入力用インタフェース生成部12が入力用インタフェースを生成し、それをユーザ端末2に送信して(S401)、図19のように表示させる(S403)。ここでの操作により特定されたキーワードKW1、KW2およびKW3を、ユーザ端末2がグラフ検索装置1に送信する(S405)。
グラフ検索装置1Aでは、パターン検索部16Aが、キーワードKW1に等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、キーワードKW2に等しいインスタンスをもつノードを他方の端位置に有する、パターン(第1パターンという)をパターンデータベース15から取得する(S407)。また、パターン検索部16Aは、キーワードKW1に等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、キーワードKW3に等しいインスタンスをもつノードを他方の端位置に有する、パターン(第2パターンという)をパターンデータベース15から取得する(S409)。また、パターン検索部16Aは、キーワードKW2に等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、キーワードKW3に等しいインスタンスをもつノードを他方の端位置に有する、パターン(第3パターンという)をパターンデータベース15から取得する(S411)。
次に、パターンマージ部17Aは、第1パターンと第2パターンとを、それぞれに共通に含まれる共通部分があればその共通部分でマージする(S413)。また、パターンマージ部17Aは、第1パターンと第3パターン、第2パターンと第3パターン、についても同様のことを行う(S415)。これにより、図27に示すような、パターンが生成される。
次に、グラフ検索部18が、そのパターンをクエリに変換し、それをデータベースインタフェース19に送信する(S417)ことで、そのパターンにマッチするサブグラフをグラフGから取得する(S419)。これにより、図27に示すような、パターンと同じサブグラフが検索される。
そして、グラフ検索部18は、図22の式により、各サブグラフのサブグラフスコアを計算する(S421)。
次に、グラフ検索部18は、サブグラフをサブグラフスコアの順にソートする(S423)。ここで、複数のサブグラフを共通のインスタンスをもつノードでマージし、そのサブグラフのスコアとして、当該複数のサブグラフのサブグラフスコアの総和を計算してもよい。
そして、出力用インタフェース生成部110が、各サブグラフがサブグラフスコアの高い順に並べた出力用インタフェースを生成し、これをユーザ端末2に送信し(S425)、表示させる(S427)。
なお、本実施の形態では、ユーザ端末2での操作で特定されたキーワードが3つの場合を説明したが、4つ以上の場合でも、同様に処理を行えばよい。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、グラフGに含まれる特徴的なパスのパターンであって、インスタンスをもつノードを両方の端位置に有し、各アークがラベルをもつ、パターンが予め記憶されるパターン記憶手段(パターンデータベース15)と、第1のキーワード(キーワードKW1)に等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、第2のキーワード(キーワードKW2)に等しいインスタンスをもつノードを他方の端位置に有する、パターンである第1パターンをパターン記憶手段から検索し(S407)、第1のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、第3のキーワード(キーワードKW3)に等しいインスタンスをもつノードを他方の端位置に有する、パターンである第2パターンをパターン記憶手段から検索する(S409)パターン検索手段(パターン検索部16A)と、第1パターンと第2パターンとを、それぞれに共通に含まれる共通部分でマージする(S411)パターンマージ手段(パターンマージ部17A)と、このパターンマージ手段によりマージされたパターンにマッチするサブグラフをグラフGから検索する(S419)グラフ検索手段(グラフ検索部18)とを備えるので、第1のキーワードおよび第2のキーワードから検索されるサブグラフ(図25(a)のパターンに等しいサブグラフ)と第1のキーワードおよび第3のキーワードから検索されるサブグラフ(図25(a)のパターンに等しいサブグラフ)との関係が明確なサブグラフ(図27に例示)を高速に検索することができる。ここでは、検索時にはパターンを生成しないので、高速な検索が行える。また、その際には、パターンの指定が不要である。
また、グラフGから、予め決めた内容をラベルに含むアークの先端が接続されたノードを両方の端位置に有するパスであるパターンを生成し(S205)、パターン記憶手段に記憶させる(S207)パターン生成手段を備えるので、より詳しくは、グラフGのアークがもつ各ラベルのスコアまたはグラフGがもつノードに定義された各クラスのスコアが記憶された記憶手段(アークスコア記憶部13やクラススコア記憶部)と、グラフGから、予め決めた内容をラベルに含むアークの先端が接続されたノードを両方の端位置に有するパスを検索し(S201)、当該パスのスコアを記憶手段に記憶されたスコアに基づいて計算し(S203)、スコアが予め定めたしきい値より大きいパターンをパターン記憶手段に記憶させる(S207)パターン生成手段(パターン生成部14A)とを備えるので、前記したパターン検索が行えるようになる。
第1の実施の形態に係るグラフ検索装置の構成図である。 グラフGの一部を例示した図である。 グラフGを表示するためのデータ群の一部を例示した図である。 アークスコア記憶部に記憶されたアークスコアの一部を示した図である。 アークスコアの一部をグラフに当てはめた図である。 パターンを生成するときのフローチャートを示した図である。 ノードスコアの計算式を示した図である。 ノードスコア計算の例にしたグラフを示す図である。 パススコアの計算式を示した図である。 パスグループのスコアの計算式を示した図である。 生成されたパターンを例示した図である。 クラススコア記憶部に記憶されたクラススコアの一部を示した図である。 パターンを生成する別のフローチャートを示した図である。 クラススコアの一部をグラフに当てはめた図である。 クラススコアの計算式を示した図である。 パススコアの計算式を示した図である。 パススコアの再計算式を示した図である。 第1の実施の形態のシーケンス図である。 表示された入力用インタフェースを例示した図である。 マージされたパターンを例示した図である。 検索されたサブグラフを例示した図である。 サブグラフスコアの計算式を示した図である。 第2の実施の形態に係るグラフ検索装置の構成図である。 パターンを生成するときのフローチャートを示した図である。 生成されたパターンを例示した図である。 第2の実施の形態のシーケンス図である。 マージされたパターンを例示した図である。 従来のグラフ検索装置で検索されるサブグラフを例示した図である。
符号の説明
1、1A…グラフ検索装置
2…ユーザ端末
3…表示装置
11…グラフデータベース
12…入力用インタフェース生成部
13…アークスコア記憶部
14、14A…パターン生成部
15…パターンデータベース
16、16A…パターン検索部
17、17A…パターンマージ部
18…グラフ検索部
19…データベースインタフェース
110…出力用インタフェース生成部

Claims (8)

  1. 互いに異なるインスタンスをもつノード間がラベルをもつアークによって接続され且つ当該インスタンスのクラスが定義されたグラフ、に含まれる特徴的なパスのパターンであって、インスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、クラスが定義されたノードを他方の端位置に有し、各アークがラベルをもつ、パターンが予め記憶されるパターン記憶手段と、
    第1のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、指定されたクラスが定義されたノードを他方の端位置に有する、パターンである第1パターンを前記パターン記憶手段から検索し、第2のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、指定されたクラスが定義されたノードを他方の端位置に有する、パターンである第2パターンを前記パターン記憶手段から検索するパターン検索手段と、
    第1パターンおよび第2パターンを、他方の端位置のノードでマージするパターンマージ手段と、
    このパターンマージ手段によりマージされたパターンにマッチするサブグラフを前記グラフから検索するグラフ検索手段と
    を備えることを特徴とするグラフ検索装置。
  2. 前記グラフから、予め決めた内容をラベルに含むアークの先端が接続されたノードを一方の端位置に有するパスを検索し、当該ノード以外のノードのインスタンスを変数に置き換えてなるパターンを生成し、前記パターン記憶手段に記憶させるパターン生成手段
    を備えることを特徴とする請求項1記載のグラフ検索装置。
  3. 前記グラフのアークがもつ各ラベルのスコアまたは前記グラフがもつノードに定義された各クラスのスコアが記憶された記憶手段と、
    前記グラフから、予め決めた内容をラベルに含むアークの先端が接続されたノードを一方の端位置に有するパスを検索し、当該ノード以外のノードのインスタンスを変数に置き換え、当該パスのスコアを前記記憶手段に記憶されたスコアに基づいて計算し、当該パスにマッチするサブグラフを前記グラフから検索し、検索されたサブグラフの数に応じてスコアを増加させ、スコアが予め定めたしきい値より大きいパターンを前記パターン記憶手段に記憶させるパターン生成手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載のグラフ検索装置。
  4. 互いに異なるインスタンスをもつノード間がラベルをもつアークによって接続され且つ当該インスタンスのクラスが定義されたグラフ、に含まれる特徴的なパスのパターンであって、インスタンスをもつノードを両方の端位置に有し、各アークがラベルをもつ、パターンが予め記憶されるパターン記憶手段と、
    第1のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、第2のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを他方の端位置に有する、パターンである第1パターンを前記パターン記憶手段から検索し、第1のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを一方の端位置に有し、第3のキーワードに等しいインスタンスをもつノードを他方の端位置に有する、パターンである第2パターンを前記パターン記憶手段から検索するパターン検索手段と、
    第1パターンと第2パターンとを、それぞれに共通に含まれる共通部分でマージするパターンマージ手段と、
    このパターンマージ手段によりマージされたパターンにマッチするサブグラフを前記グラフから検索するグラフ検索手段と
    を備えることを特徴とするグラフ検索装置。
  5. 前記グラフから、予め決めた内容をラベルに含むアークの先端が接続されたノードを両方の端位置に有するパスであるパターンを生成し、前記パターン記憶手段に記憶させるパターン生成手段
    を備えることを特徴とする請求項4記載のグラフ検索装置。
  6. 前記グラフのアークがもつ各ラベルのスコアまたは前記グラフがもつノードに定義された各クラスのスコアが記憶された記憶手段と、
    前記グラフから、予め決めた内容をラベルに含むアークの先端が接続されたノードを両方の端位置に有するパスを検索し、当該パスのスコアを前記記憶手段に記憶されたスコアに基づいて計算し、スコアが予め定めたしきい値より大きいパターンを前記パターン記憶手段に記憶させるパターン生成手段と
    を備えることを特徴とする請求項4記載のグラフ検索装置。
  7. 請求項1ないし3のいずれかに記載のグラフ検索装置としてコンピュータを動作させるコンピュータプログラム。
  8. 請求項7記載のコンピュータプログラムが格納された記録媒体。
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