JP2007114079A - 地盤の沈下計測方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 経済的で施工性に優れ、簡単に多数の深度の計測が可能な地盤の沈下計測方法及び装置の提供。
【解決手段】 ボーリング等によって削孔した孔1内に、内部に所定の間隔で標識2を有する伸縮自在な沈下計測パイプ3を地盤と一体化して埋設し、深度計測機能を有する孔内観測用カメラ4で沈下計測パイプ内の標識を観測して各標識の深度を計測し、各標識の深度の経時変化から各標識の深度における地盤の沈下量を求めることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地盤の沈下量を測定するための計測方法と計測装置に関するものである。
従来、地盤の沈下量は、沈下量を測定したい部分に、沈下板やアンカー、沈下計、沈下素子、歪ゲージなど、主要な計測装置の全部または一部を埋設して、この部分における沈下量を機械的、電気的または光学的な計測装置を用いて測定している(特許文献1〜6参照。)。一方、地盤の状況を観察する方法として、ボーリング孔内にボアホールカメラを挿入して、カメラを通して孔壁の画像を観察する方法が一般化しており、簡易な方法として巻尺付きテレビカメラなども開発されている(例えば、特許文献7参照。)。また、特許文献8には、ボーリング孔内に、複数本の連結管を端面間に所定の間隙を保持して連結してなるガイドパイプを設置し、ガイドパイプ内を上下に移動するカメラで連結管相互の角度と距離を撮影して解析することにより地盤変位を測定する技術が開示されている。
特開2004−309181号公報 特開平11−166828号公報 特開平11−72305号公報 特開平8−219823号公報 特開平6−212631号公報 特開平5−126506号公報 特開2002−64729号公報 特開平11−304430号公報
従来の地表面型沈下計および深層型沈下計は、地中に沈下板またはスクリューアンカーを埋設して、これらの沈下量を接続したロッドを介して計測する方法である。単純で確実な方法であるが、沈下板またはアンカーを設置した深度の沈下量しか計測できないという欠点がある。このため、同じ地点で複数深度の沈下量を計測したい場合は、平面的に設置箇所を増やす必要があり、設置場所の確保が難しいことや経費が掛かることが問題となっていた。
層別沈下計は、これらの問題を解決するため、一箇所当たり深度方向に複数個の沈下板やアンカー、沈下計、沈下素子、歪ゲージなど、主要な計測装置の全部または一部を埋設して、複数層の沈下量を同時に計測することが可能である。しかし、いずれの方法も、主要な計測装置の設置スペースや相互干渉による測定精度の問題などから、一箇所当たりで測定可能な深度は、最大でも10箇所程度または50cm間隔程度に限定されている。また、何よりも、高価な計測装置が地中に埋設して使い捨てとなるため、経済的な理由から使用が制限されてきた。特許文献8記載のものは、ボーリング孔軸とは直角方向の変位測定を目的としたものであり、孔軸方向の変位(一般には沈下量)を計測するには適していない。
地盤の沈下量測定は、土木・建築工事における施工管理、安全対策の他、環境問題としても必要不可欠であり、経済的で施工性に優れ、簡単に多数の深度の計測が可能な地盤の沈下計測装置及び方法が待ち望まれている。本発明は、これらの課題を解決するためのものである。
上記の課題を達成するために本発明の地盤の沈下計測方法は、ボーリング等によって削孔した孔内に、内部に所定の間隔で標識を有する伸縮自在な沈下計測パイプを地盤と一体化して埋設し、深度計測機能を有する孔内観測用カメラで沈下計測パイプ内の標識を観測して各標識の深度を計測し、各標識の深度の経時変化から各標識の深度における地盤の沈下量を求めることを特徴とする。孔内観測用カメラとしては、公知のボアホールカメラや巻尺付テレビカメラ等を利用することができる。孔内観測用カメラの観測地点における深度を計測する方法としては、孔内観測用カメラを吊下げるケーブルの繰り出し長さをエンコーダーで計測したり、孔内観測用カメラに巻尺の一端を取付けて吊下げたりすることで計測できる。
請求項2記載の発明による地盤の沈下計測装置は、伸縮自在な沈下計測パイプと、深度計測機能を有する孔内観測用カメラとを備え、沈下計測パイプは、ボーリング等で削孔した孔内に地盤と一体化して埋設するものであり、且つ内部に所定の間隔で標識を有しており、孔内観測用カメラは、沈下計測パイプ内にケーブルで吊下げて標識を観測し、各標識の深度を測定することを特徴とする。
請求項3記載の発明による地盤の沈下計測装置は、伸縮自在な沈下計測パイプと、深度計測機能を有する孔内観測用カメラとを備え、沈下計測パイプは、ボーリング等で削孔した孔内に地盤と一体化して埋設するものであり、且つ内部に所定の間隔で計測ラインと識別番号を有しており、孔内観測用カメラは、沈下計測パイプ内にケーブルで吊下げて計測ラインと識別番号を観測し、各計測ラインを識別番号により識別して各計測ラインの深度を測定することを特徴とする。
請求項4記載の発明による地盤の沈下計測装置は、伸縮自在な沈下計測パイプと、孔内観測用カメラと、孔内観測用カメラを吊下げる目盛付ケーブルと、表示モニターとを備え、沈下計測パイプは、ボーリング等で削孔した孔内に地盤と一体化して埋設するものであり、且つ内部に所定の間隔で計測ラインと識別番号を有しており、孔内観測用カメラは、沈下計測パイプ内に目盛付ケーブルで吊下げて計測ラインと識別番号を観測するものであり、表示モニターは、孔内観測用カメラが撮影した孔内画像を表示するものであり、表示モニターに表示される孔内画像から各計測ラインを識別番号により識別して観察すると共に、目盛付ケーブルの目盛を地表面上において読み取ることにより各計測ラインの深度を測定することを特徴とする。
請求項5記載の発明による地盤の沈下計測装置は、伸縮自在な沈下計測パイプと、孔内観測用カメラと、孔内観測用カメラを吊下げる目盛付ケーブルと、深度計測用カメラと、表示モニターとを備え、沈下計測パイプは、ボーリング等で削孔した孔内に地盤と一体化して埋設するものであり、且つ内部に所定の間隔で計測ラインと識別番号を有しており、孔内観測用カメラは、沈下計測パイプ内に目盛付ケーブルで吊下げて計測ラインと識別番号を観測するものであり、深度計測用カメラは、地表面上において目盛付ケーブルの目盛を観測するものであり、表示モニターは、孔内観測用カメラが撮影した孔内画像と深度計測用カメラが撮影した目盛画像を同時に表示するものであることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、沈下計測パイプが蛇腹パイプで形成してあることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、中央に前方観測用開口部を有する円錐台状の側面観測用反射板が孔内観測用カメラの前方に配置してあり、孔内観測用カメラを側面観察用反射板に対して前後にスライドさせるカメラスライド装置を備え、孔内観測用カメラのレンズを前方観測用開口部より後退させることで孔の前方と側面を同時に観測でき、レンズを前方観測用開口部から前方に出すことで孔の前方のみを観測することも可能としたことを特徴とする。
請求項1記載の発明による地盤の沈下計測方法は、ボーリング等によって削孔した孔内に、内部に所定の間隔で標識を有する伸縮自在な沈下計測パイプを地盤と一体化して埋設し、深度計測機能を有する孔内観測用カメラで沈下計測パイプ内の標識を観測して各標識の深度を計測するので、孔内に計測機器等を設置する必要がなく、経済的であると同時に施工が容易であり、しかも簡単に多数の深度の沈下量を測定することができる。
請求項2記載の発明による地盤の沈下計測装置は、伸縮自在な沈下計測パイプと、深度計測機能を有する孔内観測用カメラとを備え、沈下計測パイプは、ボーリング等で削孔した孔内に地盤と一体化して埋設するものであり、且つ内部に所定の間隔で標識を有しており、孔内観測用カメラは、沈下計測パイプ内にケーブルで吊下げて標識を観測し、各標識の深度を測定するので、孔内に計測機器等を設置する必要がなく、経済的であると同時に施工が容易であり、しかも簡単に多数の深度の沈下量を測定することができる。
さらに、請求項3記載の発明による地盤の沈下計測装置は、沈下計測パイプの内部に所定の間隔で計測ラインと識別番号を有しており、孔内観測用カメラにより各計測ラインを識別番号により識別して各計測ラインの深度を測定することで、多数の深度における沈下量測定の正確性、利便性が向上する。
さらに請求項4記載の発明による地盤の沈下計測装置は、孔内観測用カメラを吊下げるケーブルが目盛付ケーブルであり、孔内観測用カメラが撮影した孔内画像を表示する表示モニターを備えているので、表示モニターに表示される孔内画像から各計測ラインを識別番号により識別して観察すると共に、目盛付ケーブルの目盛を地表面上において読み取ることで、誰でも簡単にリアルタイムで多数の深度の沈下量を測定できる。
さらに請求項5記載の発明による地盤の沈下計測装置は、地表面上において目盛付ケーブルの目盛を観測する深度計測用カメラを備え、表示モニターに孔内観測用カメラが撮影した孔内画像と深度計測用カメラが撮影した目盛画像が同時に表示されるので、表示モニターで瞬時に各計測ラインの深度が分かり、多数の深度の沈下量の測定作業の利便性がより一層向上する。
請求項6記載の発明のように、沈下計測パイプを伸縮性に優れた蛇腹パイプで形成することで、沈下計測パイプの破損を防止して長期に亘って安定して多数の深度の沈下量を測定でき、しかも沈下計測パイプが安価に製作できる。
請求項7記載の発明による地盤の沈下計測装置は、必要に応じてカメラをカメラスライド装置により移動し、孔内観測用カメラのレンズを前方観測用開口部から前方に出すことで、側面観測用反射板に制限されることなく孔の前方をより詳しく観察できるので、さらに便利なものとなる。
本発明を実施するための最良の形態の1つについて、図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本発明による地盤の沈下計測装置を用いて各深度の沈下量を計測している状況を示した全体構成図である。この地盤の沈下計測装置は、ボーリング等によって削孔した孔1内に地盤と一体化して埋設した沈下計測パイプ3と、沈下計測パイプ3の内部を観察するためのモニター式深度計8とを備えている。モニター式深度計8は、内部に孔内観測用カメラ4を有し目盛付ケーブル5によって吊下げられた孔内計測部9と、地表計測部10、及び表示記録部11とで構成される。
図2は、沈下計測パイプ3の拡大断面図である。沈下計測パイプ3は、蛇腹パイプ12で形成している。蛇腹パイプ12は、フレシキブルで不透水性の材料を蛇腹状にした円筒形のパイプで、埋設した地盤の沈下に追従して容易に伸縮する構造である。計測ライン2aは、沈下量を測定するための基本線で、どの方向からでも識別できるように、パイプ内部の蛇腹凸部分に円弧として表示する。識別番号2bは、計測ライン2aを識別するための番号で、パイプの長さに対応して1m70cmの位置であれば1-70などの番号を、計測ライン2aの近くに表示する。蛇腹パイプ12は、運搬、設置等を考慮して1,2,3,4mの長さを標準とし、計測深度に合わせて複数本の蛇腹パイプ12を繋ぎ合わせて使用する。蛇腹パイプ12同士の接続は、接続ネジ部13a,13bを組み合わせて回転することにより実施し、漏水等が生じないように上部から防水テープ等で固定する。
図3は、沈下計測パイプ3の先端アンカー部14の拡大断面図である。先端アンカー部14は、沈下計測パイプ3の先端に接続ネジ部を組み合わせて接続して、不動層などに沈下計測パイプ3を固定するための部品である。先端アンカー部14は、ボーリング等によって削孔した孔1の底15に、沈下計測パイプ3と一緒にセットした後、孔1の上部から挿入したボーリングロッド等をロッド受け口16に入れ、ロッドを介して先端アンカー部14に力を加えて不動層などに打ち込むことにより固定する。先端アンカー部14の固定後、地盤と沈下計測パイプ3が一体となって沈下するように、削孔した孔1と蛇腹パイプ12との隙間には、地盤の固さに応じたセメントミルク17を注入する。
図4は、モニター式深度計8の孔内計測部9の拡大断面図である。孔内計測部9は、格納容器18の内部に孔内観測用カメラ4等を設置した構造で、目盛付ケーブル5で吊り下げて孔内を観測する装置である。電力の供給やデータの通信は、目盛付ケーブル5を通じて地表計測部10や表示記録部11との間で実施される。目盛付ケーブル5は、通信用のケーブルの周囲の面に、巻尺のように長手方向に目盛を付したものである。格納容器18は、水中での観測を考慮して防水構造となっており、下部には、真ん中に前方観測用開口部19が開いた側面観測用反射板20と、透明な樹脂等で作成した前方観測用窓21および側面観測用窓22がある。
孔内観測用カメラ4は、格納容器18の上部に設置してあり、これらの反射板20と窓21,22を通じて、沈下計測パイプ3の前方および側面を同時に観測することができる。また、必要に応じて光学式のズームレンズにより、前方画像を拡大して詳しく観測することも可能である。さらに、孔内観測用カメラ4は可動式となっており、カメラスライド装置23によって、通常の位置から前方観測用開口部19からレンズ24が出る位置まで下げることができる。そのように孔内観測用カメラ4を下げることにより、側面観測用反射板20に制限されることなく、前方をより詳しく観察することが可能となる。なお、照明装置は、このような使用方法を考慮してレンズ24の周辺に、LEDライトなどを配置する。
図5は、モニター式深度計8の地表計測部10の拡大断面図である。地表計測部10は、駆動用モーター25によってケーブルドラム26を回転させて、目盛付ケーブル5を巻き出し・巻き上げすることにより、沈下計測パイプ3内に吊り下げた孔内計測部9を上下することが出来る。目盛付ケーブル5の巻き出し・巻き上げは、接続ケーブル27を通じて表示記録部11から制御することが出来る。また、深度計測用カメラ7によって目盛付ケーブル5の目盛を撮影することにより、孔内計測部9の深度を計測することが出来る。目盛付ケーブル5を通じて送られてくる孔内観測用カメラ4の画像と深度計測用カメラ7の画像は、接続ケーブル27を通じて表示記録部11へ送られて処理される。
図6は、モニター式深度計8の表示記録部11の拡大図である。表示記録部11は、接続ケーブル27を通じて、孔内計測部9および地表計測部10の制御を行うと同時に、孔内観測用カメラ4と深度計測用カメラ7の画像を受信して、データの処理・表示・記録を行う装置である。データ処理装置28は、両カメラ4,7から送られてくるデータを処理して、観察および計測がし易いように、表示モニター6に表示する装置である。表示モニター6には、例えば、孔内観測用カメラ4が撮影した沈下計測パイプ3内の前方画像30と側面画像31を分離して表示したり、ドーナツ状の側面画像を展開して、展開した側面画像31を深度計測用カメラ7が撮影した目盛付ケーブル5の目盛画像32と並べて表示する。図6中の符号33は、表示モニター6上に固定して表示した読み取り基準線であり、側面画像31中の計測ライン2aと目盛画像32中の目盛を読み取り基準線33に一致させることで、計測ライン2aの深度の計測が容易且つ正確に行える。また、データ記録装置29は、これらの生データまたは加工データを記録・保存する装置であり、後でデータの再生・確認を行う場合に有用である。
以下、この地盤の沈下計測装置により地盤の沈下量を測定する手順を説明する。
まず、ボーリング等によって沈下量を計測する地盤に孔1を開け、その孔1の中に沈下計測パイプ3を挿入する。沈下計測パイプ3は、先端アンカー部14を不動層などに打ち込んで固定し、沈下計測パイプ3と削孔した孔1の隙間にセメントミルク17などを注入して、軟弱地盤と一体化させる。その後、沈下計測パイプ3の内部にモニター式深度計8の孔内計測部9を挿入し、孔内計測部9に備えている孔内観測用カメラ4によって沈下計測パイプ3内部を撮影する。
地表計測部10では、これと並行して、深度計測用カメラ7によって目盛付ケーブル5が撮影され、その目盛画像が孔内画像と共に表示記録部11の表示モニター6に表示される。表示モニター6に表示された孔内の側面画像31から、測定する計測ライン2aの識別番号2bを確認すると同時に、目盛付ケーブル5の目盛画像32から計測ライン2aの深度を読み取って記録する。この作業を、沈下計測パイプ3の全ての計測ライン2aについて上から下まで順次行い、各計測ライン2aの深度を測定する。水準測量等により計測時の孔口の標高を求め、孔口標高から深度を減じて各計測ライン2aの標高を計算する。沈下量は、各計測ライン2aの時間の経過に伴う標高の変化から、計算により求めることが出来る。
本発明は、以上に述べた実施形態に限定されない。沈下計測パイプの内部に設ける標識は、孔内観測用カメラで観測できるように設けてあればよく、計測ラインと識別番号の何れか一方のみを有するものであってもよい。また、孔内観測用カメラを吊下げるケーブルとして目盛が付いていないものを用い、ケーブルドラムの回転量等から孔内観測用カメラの深度を計測するものであってもよい。
本発明による地盤の沈下計測装置を用いて各深度の沈下量を計測している状況を示した全体構成図である。 沈下計測パイプの拡大断面図である。 沈下計測パイプの先端アンカー部の拡大断面図である。 モニター式深度計の孔内計測部の拡大断面図である。 モニター式深度計の地表計測部の拡大断面図である。 モニター式深度計の表示記録部の拡大図である。
符号の説明
1 孔
2 標識
2a 計測ライン(標識)
2b 識別番号(標識)
3 沈下計測パイプ
4 孔内観測用カメラ
5 目盛付ケーブル(ケーブル)
6 表示モニター
7 深度計測用カメラ
8 モニター式深度計
9 孔内計測部
10 地表計測部
11 表示記録部
12 蛇腹パイプ
13a,13b 接続ネジ部
14 先端アンカー部
15 削孔した孔の底
16 ロッド受け口
17 セメントミルク
18 格納容器
19 前方観測用開口部
20 側面観察用反射板
21 前方観測用窓
22 側面観測用窓
23 カメラスライド装置
24 レンズ
25 駆動用モータ
26 ケーブルドラム
27 接続ケーブル
28 データ処理装置
29 データ記録装置
30 前方画像(孔内画像)
31 側面画像(孔内画像)
32 目盛画像
33 読み取り基準線

Claims (7)

  1. ボーリング等によって削孔した孔(1)内に、内部に所定の間隔で標識(2)を有する伸縮自在な沈下計測パイプ(3)を地盤と一体化して埋設し、深度計測機能を有する孔内観測用カメラ(4)で沈下計測パイプ内の標識を順次観測して各標識の深度を計測し、各標識の深度の経時変化から各標識の深度における地盤の沈下量を求めることを特徴とする地盤の沈下計測方法。
  2. 伸縮自在な沈下計測パイプ(3)と、深度計測機能を有する孔内観測用カメラ(4)とを備え、沈下計測パイプは、ボーリング等で削孔した孔(1)内に地盤と一体化して埋設するものであり、且つ内部に所定の間隔で標識(2)を有しており、孔内観測用カメラは、沈下計測パイプ内にケーブル(5)で吊下げて標識を観測し、各標識の深度を測定することを特徴とする地盤の沈下計測装置。
  3. 伸縮自在な沈下計測パイプ(3)と、深度計測機能を有する孔内観測用カメラ(4)とを備え、沈下計測パイプは、ボーリング等で削孔した孔(1)内に地盤と一体化して埋設するものであり、且つ内部に所定の間隔で計測ライン(2a)と識別番号(2b)を有しており、孔内観測用カメラは、沈下計測パイプ内にケーブル(5)で吊下げて計測ラインと識別番号を観測し、各計測ラインを識別番号により識別して各計測ラインの深度を測定することを特徴とする地盤の沈下計測装置。
  4. 伸縮自在な沈下計測パイプ(3)と、孔内観測用カメラ(4)と、孔内観測用カメラを吊下げる目盛付ケーブル(5)と、表示モニター(6)とを備え、沈下計測パイプは、ボーリング等で削孔した孔(1)内に地盤と一体化して埋設するものであり、且つ内部に所定の間隔で計測ライン(2a)と識別番号(2b)を有しており、孔内観測用カメラは、沈下計測パイプ内に目盛付ケーブルで吊下げて計測ラインと識別番号を観測するものであり、表示モニターは、孔内観測用カメラが撮影した孔内画像(30,31)を表示するものであり、表示モニターに表示される孔内画像から各計測ラインを識別番号により識別して観察すると共に、目盛付ケーブルの目盛を地表面上において読み取ることにより各計測ラインの深度を測定することを特徴とする地盤の沈下計測装置。
  5. 伸縮自在な沈下計測パイプ(3)と、孔内観測用カメラ(4)と、孔内観測用カメラを吊下げる目盛付ケーブル(5)と、深度計測用カメラ(7)と、表示モニター(6)とを備え、沈下計測パイプは、ボーリング等で削孔した孔(1)内に地盤と一体化して埋設するものであり、且つ内部に所定の間隔で計測ライン(2a)と識別番号(2b)を有しており、孔内観測用カメラは、沈下計測パイプ内に目盛付ケーブルで吊下げて計測ラインと識別番号を観測するものであり、深度計測用カメラは、地表面上において目盛付ケーブルの目盛を観測するものであり、表示モニターは、孔内観測用カメラが撮影した孔内画像(30,31)と深度計測用カメラが撮影した目盛画像(32)を同時に表示するものであることを特徴とする地盤の沈下計測装置。
  6. 沈下計測パイプ(3)が蛇腹パイプ(12)で形成してあることを特徴とする請求項2,3,4又は5記載の地盤の沈下計測装置。
  7. 中央に前方観測用開口部(19)を有する円錐台状の側面観測用反射板(20)が孔内観測用カメラ(4)の前方に配置してあり、孔内観測用カメラを側面観察用反射板に対して前後にスライドさせるカメラスライド装置(23)を備え、孔内観測用カメラのレンズ(24)を前方観測用開口部より後退させることで孔の前方と側面を同時に観測でき、レンズを前方観測用開口部から前方に出すことで孔の前方のみを観測することも可能としたことを特徴とする請求項2,3,4,5又は6記載の地盤の沈下計測装置。
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