JP2007109306A - Optical disk recording method, optical disk recording device, and optical disk recording program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、特に複数の記録層を持つ書き換え可能型の光ディスク対して情報を記録する光ビームの最適記録パワー求めるために、光ディスクの試し書き領域に試し書きを行う光ディスク記録方法、光ディスク記録装置、光ディスク記録プログラムに関する。 The present invention relates to an optical disc recording method, an optical disc recording apparatus, and an optical disc recording apparatus for performing trial writing in a trial writing area of an optical disc in order to obtain an optimum recording power of a light beam for recording information on a rewritable optical disc having a plurality of recording layers, The present invention relates to an optical disc recording program.
DVD(Digital Versatile Disc)規格に従う追記型の光ディスクであるDVD−Rディスク及び書き換え可能型の光ディスクであるDVD−RWディスクが、現在広く普及している。図18(A)は一層のみの記録層を持つDVD−Rディスク又はDVD−RWディスクの断面構造を模式的に示す。同図において、光ディスク100は内周から外周へ向かって、パワーキャリブレーション領域(Power Calibration Area:PCA)101と、記録管理領域(Recording Management Area:RMA)102と、リードイン領域(Lead-In)103と、データ領域(Data Area)104と、リードアウト領域(Lead-Out)105とに分割されている。
Currently, DVD-R discs, which are write once optical discs according to the DVD (Digital Versatile Disc) standard, and DVD-RW discs, which are rewritable optical discs, are widely used. FIG. 18A schematically shows a cross-sectional structure of a DVD-R disc or DVD-RW disc having only one recording layer. In the figure, an
PCA領域101とRMA領域102とは、R情報領域(R-Information area)106を構成している。データ領域104は、ユーザーデータが記録される領域である。リードイン領域103とリードアウト領域105は、データ領域104にアクセスする際の記録・再生ヘッド(光ピックアップ)のオーバーランに備える緩衝領域である。図18(B)のようにリードイン領域103の一部は、コントロールデータゾーンと呼ばれる。そこには、光ディスクの大きさ等の光ディスク全体の情報および記録パワーや記録波形パターン等の記録する際の参考条件とが、光ディスク製造時に予め記録されている。
The PCA
光ディスクドライブ装置は、DVD−Rディスク又はDVD−RWディスクのデータ領域104に対する本記録の開始より前に、対象となる光ディスク100に対して記録条件を変えながら所定の信号を試し書きし、試し書きした領域を再生することにより取得される再生信号の特性に基づいて最適記録条件を取得し、この最適記録条件によって本記録を行うようにしている。これにより、良好な記録品質を得ることができる。
The optical disc drive apparatus trial-writes a predetermined signal while changing the recording conditions on the target
このように、試し書きした領域からの再生信号に基づいて最適記録条件を取得することをOPC(Optimum Power Control)と呼ぶが、図18(A)のPCA領域101はこのOPCを行うために用意されている領域である。また、図18(A)のRMA領域102は、上述したリードイン領域103とデータ領域104とリードアウト領域105の記録状態の変遷やOPC情報を管理するための記録管理情報が記録される領域である。RMA102内には、データ領域104のユーザーデータと同様にブロック化されて誤り訂正符号化された、RMD(Recording Management Data)ブロックを単位として記録される。
Obtaining the optimum recording condition based on the reproduction signal from the trial-written area in this way is called OPC (Optimum Power Control), but the
DVD−RディスクやDVD−RWディスクは、図19の斜視図に示すように、記録層に、情報トラックとしてのグルーブトラック201と、そのグルーブトラック201に光ビーム203を誘導するためのランドトラック202とが、光ディスク半径方向に交互に形成されている。また、ランドトラック202には、光ディスク製造時のプリフォーマットの段階で、光ディスク上のアドレス情報等がランドプリピット(LPP)204として記録されている(例えば、特許文献1参照)。DVD−RディスクやDVD−RWディスクへの記録は、このLPP204を基にして行われる。LPPには、アドレス情報の他に、記録パワーや記録波形パターン等の記録する際の参考条件が格納されている。
As shown in the perspective view of FIG. 19, the DVD-R disc and the DVD-RW disc have a
さて、ユーザーが記録したい容量は年々増加しており、この要求に応えるべく2層の記録層を持つDVD−Rディスク、DVD−RWディスクの開発が進められている。図20はこの2層DVD−Rディスク、DVD−RWディスクの一例の概略構造断面図を示す。同図に示すように、片面2層のDVD−Rディスク、DVD−RWディスクは、一層目記録層301と二層目記録層302とが、記録再生時の光ビーム402の光軸方向に積層されており、光ビーム402は対物レンズ401により一層目記録層301に集光されるか、又は一層目記録層301を透過して二層目記録層302に集光される。
Now, the capacity that the user wants to record is increasing year by year, and DVD-R discs and DVD-RW discs having two recording layers are being developed to meet this demand. FIG. 20 is a schematic cross-sectional view of an example of the dual-layer DVD-R disc and DVD-RW disc. As shown in the figure, in a single-sided dual-layer DVD-R disc or DVD-RW disc, a
光ピックアップ(光ビーム402)に近い方の上記の一層目記録層301の記録領域は、内周から外周へ向かって、PCA領域311、RMA領域312、リードイン領域(Lead−In)313、データ領域(Data Area)314及び中間領域(Middle Area)315に分割されている。また、上記の二層目記録層302の記録領域は、内周から外周へ向かって、PCA領域321、RMA領域322、リードアウト領域(Lead−Out)323、データ領域(Data Area)324及び中間領域(Middle Area)325に分割されている。
The recording area of the first-
すなわち、一層目記録層301は、図18(A)に示した単層のDVD−Rディスクに対して、リードアウト領域105が中間領域315に変更されている。また、二層目記録層302は、一層目記録層301とほぼ同じ構造であるが、リードイン領域313の替わりにリードアウト領域323が設けられる。一層目記録層301は、内周側から外周側に向かって記録され、二層目記録層302は外周側から内周側に向かって記録される。
That is, in the
一層目記録層301のデータ領域314に本記録する前には、一層目記録層301のPCA領域311でOPCを行い、二層目記録層302のデータ領域324に本記録する前には、二層目記録層302のPCA領域321でOPCを行う。 PCA領域の使用法は、図21に示すように決められている。すなわち、一層目記録層301のPCA領域311については、外周側の領域境界から内周側へと試し書きを行っていく。一方、二層目記録層302のPCA領域321については、内周側の領域境界から外周側へと試し書きを行っていく。この時、二層目のPCA領域321の入射側に位置する一層目記録層301の領域を未記録のままとする。従って、複数回のOPC処理を行って、PCA領域311の記録済みの小領域とPCA領域321の記録済みの小領域との半径方向の距離がある程度以下になると、それ以上のOPC処理は行うことが出来なくなる。
DVD−RWディスクは書き換え可能な媒体であるため、その場合にはPCA領域内の記録済みの領域をDC消去することで、再度OPC処理が可能になる。
Before the main recording is performed in the
Since the DVD-RW disc is a rewritable medium, in this case, the OPC process can be performed again by DC erasing the recorded area in the PCA area.
一層目記録層301が未記録の状態で求めた二層目記録層302の最適記録パワーと、一層目記録層301が記録状態で求めた二層目記録層302の最適記録パワーとの間には、光ディスク毎に固有の差があることが知られている。二層目記録層302のデータ領域324への記録は、記録済みの一層目記録層301を通して記録することが決められている。そこで、各光ディスクには、このパワーの差の値がプリ記録されている。光ディスク装置は、一層目記録層301が未記録の状態で求めた二層目記録層302の最適記録パワーから、プリ記録されているパワーの差の値を差し引いて、一層目記録層301が記録状態での二層目記録層302の最適記録パワーを算出する。
Between the optimum recording power of the
ところで、DVD−RWディスクは、1回しか記録できず書き換えが出来ないDVD−Rディスクに対して、複数回の書き換えが可能な光ディスクである。通常、書き換え可能回数は数千回以上となっている。DVD−RWディスクは相変化型の材料を用いている。DVD−RWディスクへの記録には、記録パワーが例えば図2に示すように、3値Pw,Pe,Pbに変化する光ビームが使用される。Pwは書込パワーで、このパワーによって記録膜の状態が結晶状態からアモルファス状態に変化してマークが形成される。Peは消去パワーで、このパワーPeによってアモルファス状態から結晶状態に戻って古いマークが消去(オーバライト)される。Pbはボトムパワーで、いわゆるパルス分割記録による分割パルスの底部のパワーに相当し、記録時に光ビーム照射による熱が拡散するのを防ぐ働きをする。 By the way, a DVD-RW disc is an optical disc that can be rewritten a plurality of times with respect to a DVD-R disc that can be recorded only once and cannot be rewritten. Usually, the number of rewritable times is several thousand times or more. The DVD-RW disc uses a phase change material. For recording on a DVD-RW disc, a light beam whose recording power changes into ternary values Pw, Pe, and Pb as shown in FIG. 2, for example, is used. Pw is a writing power, and this power changes the state of the recording film from the crystalline state to the amorphous state to form a mark. Pe is an erasing power, and the power Pe returns from the amorphous state to the crystalline state, and the old mark is erased (overwritten). Pb is a bottom power, which corresponds to the power at the bottom of a divided pulse obtained by so-called pulse division recording, and functions to prevent heat from being diffused by light beam irradiation during recording.
相変化型の光ディスクのOPCを行う際の記録状態の良否を判定する特性パラメータとして、特許文献2に記載されているように、アシンメトリ値β(HF信号の非対象性を表す指標)あるいは変調度から得られる値γが用いられる。
As described in
特許文献2では、まず消去パワー、ボトムパワーを固定して、書込パワーを変化させてテスト用記録信号を記録し、その部分を再生して記録状態の良否を判定する特性パラメータを測定することで、最適な書込パワーを求める。次に、その書込パワーを用い、ボトムパワーを固定して、消去パワーを変化させてテスト用記録信号を記録し、その部分を再生して記録状態の良否を判定する特性パラメータを測定することで、最適な消去パワーを求める。最後にそれらの書込パワー、消去パワーを用い、ボトムパワーを変化させてテスト用記録信号を書込み、その部分を再生して記録状態の良否を判定する特性パラメータを測定することで、最適なボトムパワーを求める。以上のようにして求めた書込パワーと消去パワー、ボトムパワーを求めて、データ領域に本記録を行う方法が述べられている。
In
ここで、記録状態の良否を判定する特性パラメータとして、βあるいはγ、あるいはエラーレートを用いることが述べられている。最適な記録状態とは、最終的にはエラーレートが最良になる記録状態であるため、エラーレートそのものを記録状態の良否を判定する特性パラメータとして用いれば良いように思える。しかしながら、実際には大量のデータを記録しないと実用に耐えうるエラーレートの測定が出来ないことから、OPCに使用すると長時間を要することと、PCA領域を多く消費してしまうことから、OPCの特性パラメータとしては実際には用いられていない。 Here, it is described that β or γ or an error rate is used as a characteristic parameter for determining the quality of the recording state. Since the optimum recording state is the recording state in which the error rate is finally the best, it seems that the error rate itself may be used as a characteristic parameter for determining the quality of the recording state. However, since an error rate that can withstand practical use cannot be measured unless a large amount of data is actually recorded, it takes a long time to use for OPC and consumes a lot of PCA area. It is not actually used as a characteristic parameter.
現在開発を進めている二層の記録層を持つDVD−RWディスクでは、2層目記録層に記録レーザー光を透過させるために、一層目記録層の記録膜を単層のDVD−RWディスクに比べてかなり薄くする必要がある。そのために、単層のDVD−RWディスクに比べて記録条件の管理が難しいものになっている。我々の研究では、特に一層目記録層では、最適な記録を厳密に行わないと、記録再生状態が悪化し、再生時にエラーが多く発生したり再生不良になることが分かってきた。 In a DVD-RW disc having two recording layers, which is currently under development, the recording film of the first recording layer is changed to a single-layer DVD-RW disc in order to transmit the recording laser light to the second recording layer. It needs to be considerably thinner than that. Therefore, it is difficult to manage the recording conditions as compared with a single-layer DVD-RW disc. In our research, it has been found that if the optimum recording is not strictly performed, particularly in the first recording layer, the recording / reproducing state deteriorates, and many errors occur during reproduction or defective reproduction occurs.
図12に示すように、2層のDVD−RWディスク(2層光ディスク)は単層のDVD−RWディスク(単層光ディスク)に比べて、ε(書き込みパワーPwに対する消去パワーPeの比率)の許容範囲が非常に狭いことが分かっている。従って、記録装置では最適なPw及び、最適なPeを精度良く決定してから情報の記録を行う必要がある。 As shown in FIG. 12, the dual-layer DVD-RW disc (double-layer optical disc) has an allowable ε (ratio of the erasing power Pe to the write power Pw) compared to the single-layer DVD-RW disc (single-layer optical disc). The range is known to be very narrow. Therefore, it is necessary for the recording apparatus to record information after determining the optimum Pw and the optimum Pe with high accuracy.
また、記録回数に伴って記録再生特性が変化することが分かってきた。ここで、記録回数は、工場出荷された状態の新品の光ディスクに初めて記録する場合を1回目、その後、記録した部分に改めて記録する場合を2、3、4、・・・、回目とする。例えば、1回目と2回目の間にDC消去を行った場合でも、2回目の記録の記録再生状態は1回目と大きく異なる。図22に同一の記録条件を用いて記録を行った場合の記録回数と再生エラーレートの測定結果を示す。図から分かるように、特に2回目の記録時のエラーレートが比較的悪く、10回目以降1000回以上にわたって比較的良好な再生エラーレートとなっている。また、図23(A)、(B)に、書込パワーPwと再生エラーレートとの測定結果、および消去パワーPeと再生エラーレートとの測定結果を示す。図から分かるように、書込パワーPwまたは消去パワーPeの変化によって、再生エラーレートが大きく変化することが分かる。また、1回目の記録時の最適な書込パワーPwまたは消去パワーPeと2回目の記録時の最適な書込パワーPwまたは消去パワーPeには差があることが分かる。 It has also been found that the recording / reproducing characteristics change with the number of recordings. Here, the number of times of recording is the first time when recording on a new optical disk shipped from the factory for the first time, and then the second time when recording again on the recorded portion. For example, even when DC erasure is performed between the first time and the second time, the recording / reproducing state of the second recording is greatly different from the first time. FIG. 22 shows the measurement results of the number of times of recording and the reproduction error rate when recording is performed using the same recording conditions. As can be seen from the figure, the error rate at the time of the second recording is relatively poor, and the reproduction error rate is relatively good for the 1000th time and after the 10th time. 23A and 23B show measurement results of the write power Pw and the reproduction error rate, and measurement results of the erase power Pe and the reproduction error rate. As can be seen from the figure, the reproduction error rate greatly changes with the change in the write power Pw or the erase power Pe. It can also be seen that there is a difference between the optimum writing power Pw or erasing power Pe at the first recording and the optimum writing power Pw or erasing power Pe at the second recording.
本発明は、以上の知見に基づき、複数の記録層を有する光ディスク(例えば二層の記録層を有するDVD−RWディスク)の一層目の記録層(光ビームにより近い側の層)のような記録パワーマージンの狭い特性を持つ記録層に対して良好な記録を行うことを目的として創案されたものであり、具体的には、一層目の記録層に対する1回目の試し書きで、消去パワーと書込パワーとの比を一定にして書込パワーを段階的に変えながらテスト信号を記録し、当該記録されたテスト信号を再生して、再生信号の変調度及びアシンメトリに係る値を同時に検出して、予め設定した値に近い変調度が得られるように書込パワーを決定すると共に、同時に、予め設定した値に近いアシンメトリに係る値が得られるように消去パワーを決定する光ディスク記録方法、その記録装置、その記録プログラムを提供することを目的とする。 Based on the above knowledge, the present invention is a recording such as the first recording layer (layer closer to the light beam) of an optical disc having a plurality of recording layers (for example, a DVD-RW disc having two recording layers). It was created for the purpose of performing good recording on a recording layer having a characteristic with a narrow power margin. Specifically, in the first trial writing to the first recording layer, the erasing power is written. The test signal is recorded while changing the write power stepwise with a constant ratio to the write power, and the recorded test signal is reproduced, and the values related to the modulation degree and asymmetry of the reproduction signal are detected simultaneously. An optical disc that determines the writing power so as to obtain a modulation degree close to a preset value and at the same time determines the erasing power so that a value relating to asymmetry close to the preset value is obtained Recording method, its recording device, and to provide the recording program.
上述した課題を解決するために、本発明は(1)〜(3)の構成を有する光ディスク記録方法、光ディスク記録装置、光ディスク記録プログラムを提供する。
(1) 記録膜の状態が結晶状態からアモルファス状態に変化してマークが形成される書込パワー、アモルファス状態から結晶状態に戻って古いマークが消去されてマーク非形成区間が形成される消去パワー及びパルス分割記録によるマーク形成区間における分割パルスの底部のボトムパワーが設定された光ビームを用いて、光ディスクに記録されている古い情報を消去しながら新しい情報を書き込んでいく書き換え可能型の光ディスク記録方法において、
1回の試し書きにおいて、消去パワーと書込パワーとの比を所定値に固定して書込パワーを様々に変えてテスト信号を前記光ディスクに記録し、当該記録されたテスト信号を再生して、再生信号の変調度及びアシンメトリに係る値を同時に検出して、予め設定した値に近い変調度に係る値が得られるように書込パワーを決定すると共に、同時に、予め設定した値に近いアシンメトリに係る値が得られるように消去パワーを決定するステップと、
前記書込パワーと前記消去パワーの各決定した値の組み合わせで光ビームのパワーを制御して実記録を行うステップとを有することを特徴とする光ディスク記録方法。
(2) 記録膜の状態が結晶状態からアモルファス状態に変化してマークが形成される書込パワー、アモルファス状態から結晶状態に戻って古いマークが消去されてマーク非形成区間が形成される消去パワー及びパルス分割記録によるマーク形成区間における分割パルスの底部のボトムパワーが設定された光ビームを用いて、光ディスクに記録されている古い情報を消去しながら新しい情報を書き込んでいく書き換え可能型の光ディスク記録装置において、
1回の試し書きにおいて、消去パワーと書込パワーとの比を所定値に固定して書込パワーを様々に変えてテスト信号を前記光ディスクに記録し、当該記録されたテスト信号を再生して、再生信号の変調度及びアシンメトリに係る値を同時に検出して、予め設定した値に近い変調度に係る値が得られるように書込パワーを決定すると共に、同時に、予め設定した値に近いアシンメトリに係る値が得られるように消去パワーを決定する手段と、
前記書込パワーと前記消去パワーの各決定した値の組み合わせで光ビームのパワーを制御して実記録を行う記録手段とを有することを特徴とする光ディスク記録装置。
(3) 記録膜の状態が結晶状態からアモルファス状態に変化してマークが形成される書込パワー、アモルファス状態から結晶状態に戻って古いマークが消去されてマーク非形成区間が形成される消去パワー及びパルス分割記録によるマーク形成区間における分割パルスの底部のボトムパワーが設定された光ビームを用いて、光ディスクに記録されている古い情報を消去しながら新しい情報を書き込んでいく記録処理を行う記録手段を制御する制御手段を実行させる書き換え可能型の光ディスク記録プログラムであって、
1回の試し書きにおいて、消去パワーと書込パワーとの比を適当な値に固定して書込パワーを様々に変えてテスト信号を前記光ディスクに記録し、当該記録されたテスト信号を再生して、再生信号の変調度及びアシンメトリに係る値を同時に検出して、予め設定した値に近い変調度に係る値が得られるように書込パワーを決定すると共に、同時に、予め設定した値に近いアシンメトリに係る値が得られるように消去パワーを決定するステップと、
前記書込パワーと前記消去パワーの各決定した値の組み合わせで光ビームのパワーを制御して実記録を行うステップとを有することを特徴とする光ディスク記録プログラム。
In order to solve the above-described problems, the present invention provides an optical disc recording method, an optical disc recording apparatus, and an optical disc recording program having the configurations of (1) to (3).
(1) Write power for forming marks by changing the state of the recording film from the crystalline state to the amorphous state, and erasing power for returning from the amorphous state to the crystalline state and erasing old marks to form a mark non-formation section And rewritable optical disc recording in which new information is written while erasing old information recorded on the optical disc by using a light beam in which the bottom power of the divided pulse in the mark formation section by pulse division recording is set In the method
In one trial write, the test signal is recorded on the optical disc by changing the write power in various ways by fixing the ratio of the erase power and the write power to a predetermined value, and the recorded test signal is reproduced. In addition, the modulation power and the asymmetry value of the reproduction signal are simultaneously detected to determine the writing power so as to obtain a value related to the modulation degree close to the preset value, and at the same time, the asymmetry close to the preset value. Determining an erasing power so as to obtain a value according to
And a step of performing actual recording by controlling the power of the light beam by a combination of the determined values of the writing power and the erasing power.
(2) Write power for forming a mark by changing the state of the recording film from a crystalline state to an amorphous state, and an erasing power for forming an unmarked section by erasing an old mark by returning from the amorphous state to the crystalline state And rewritable optical disc recording, in which new information is written while erasing old information recorded on the optical disc, using a light beam in which the bottom power at the bottom of the divided pulse in the mark formation section by pulse division recording is set In the device
In one trial write, the test signal is recorded on the optical disc by changing the write power in various ways by fixing the ratio of the erase power and the write power to a predetermined value, and the recorded test signal is reproduced. In addition, by simultaneously detecting the modulation level and the asymmetry value of the reproduction signal, the writing power is determined so as to obtain a value related to the modulation level close to the preset value, and at the same time, the asymmetry close to the preset value. Means for determining the erasing power so as to obtain a value according to
An optical disk recording apparatus comprising: a recording unit that performs actual recording by controlling the power of a light beam by a combination of the determined values of the writing power and the erasing power.
(3) Write power for forming marks by changing the state of the recording film from the crystalline state to the amorphous state, and erasing power for returning from the amorphous state to the crystalline state and erasing old marks to form a mark non-formation section And a recording means for performing a recording process of writing new information while erasing old information recorded on the optical disk using a light beam in which the bottom power of the divided pulse in the mark formation section by pulse division recording is set A rewritable optical disc recording program for executing a control means for controlling
In one trial write, the ratio of the erase power and the write power is fixed to an appropriate value, and the test signal is recorded on the optical disc by changing the write power in various ways, and the recorded test signal is reproduced. Then, the value related to the modulation degree and asymmetry of the reproduction signal is detected at the same time to determine the writing power so as to obtain a value related to the modulation degree close to the preset value, and at the same time, close to the preset value. Determining an erasing power so that a value relating to asymmetry is obtained;
An optical disc recording program comprising the step of performing actual recording by controlling the power of a light beam with a combination of the determined values of the writing power and the erasing power.
本発明は、複数の記録層(記録膜)を持つ書き換え可能型の光ディスクにおいて、特に記録パワーマージンの狭い特性を持つ記録層のOPCを行う際に、最適な書き込みパワーPwは変調度およびアシンメトリに係る値を同時に検出して、変調度に係る値から最適な書き込みパワーを決定すると共に、アシンメトリに係る値から最適な消去パワーを決定するので、1回の試し書きで済みOPCに要する時間を短縮することが可能である。
また、書き込みパワーと消去パワーを各々、個別に最適な値を導き出すので、光ディスクのLPPやコントロールデータなどに記載されている光ディスクメーカー推奨のεの値が生産のロット間でずれていたり、記録装置のばらつきにより最適値が光ディスクメーカー推奨値とずれが有る場合でも、本発明のOPCにより、最適な書き込みパワーと消去パワーを精度良く設定することが可能である。
In the rewritable type optical disc having a plurality of recording layers (recording films), the present invention can provide the optimum write power Pw in the modulation degree and asymmetry particularly when performing OPC of the recording layer having a characteristic with a narrow recording power margin. Simultaneously detecting such a value and determining the optimum write power from the value related to the degree of modulation and also determining the optimum erase power from the value related to asymmetry, so that only one trial write is required and the time required for OPC is reduced. Is possible.
Also, since the optimum values are derived for each of the writing power and erasing power, the value of ε recommended by the optical disc manufacturer described in the LPP or control data of the optical disc is shifted between production lots or the recording device Even when the optimum value deviates from the value recommended by the optical disc manufacturer due to variations in the optical disc, the optimum writing power and erasing power can be accurately set by the OPC of the present invention.
上記したように、本発明は、複数の記録層を有する光ディスク(例えば二層の記録層を有するDVD−RWディスク)の一層目の記録層(光ビームにより近い側の層)のような記録パワーマージンの狭い特性を持つ記録層に対して良好な記録を行うことを目的として創案されたものであり、具体的には、一層目の記録層に対する1回目の試し書きで、消去パワーと書込パワーとの比を一定にして書込パワーを段階的に変えながらテスト信号を記録し、当該記録されたテスト信号を再生して、再生信号の変調度及びアシンメトリに係る値を同時に検出して、予め設定した値に近い変調度が得られるように書込パワーを決定すると共に、同時に、予め設定した値に近いアシンメトリに係る値が得られるように消去パワーを決定する光ディスク記録方法、その記録装置、その記録プログラムを提供するものである。 As described above, the present invention provides a recording power such as the first recording layer (layer closer to the light beam) of an optical disc having a plurality of recording layers (for example, a DVD-RW disc having two recording layers). It was created for the purpose of performing good recording on a recording layer having a narrow margin characteristic. Specifically, in the first trial writing to the first recording layer, the erasing power and writing are performed. The test signal is recorded while changing the write power stepwise with a constant ratio with the power, the recorded test signal is reproduced, and the value relating to the modulation degree and asymmetry of the reproduced signal is detected simultaneously, Optical disc recording that determines write power so as to obtain a modulation factor close to a preset value and at the same time determines erase power so that a value related to asymmetry close to a preset value is obtained Law, the recording apparatus, there is provided the recording program.
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して、詳細に説明する。
図1は本発明になる光ディスク記録装置の一実施の形態を含む記録再生システムのブロック図を示す。同図において、記録再生システムは、上位装置10と、本発明の光ディスク記録装置の一実施の形態である光ディスク装置20と、図20に示したような二層の記録層を持った片面2層DVD−RWディスク30とを含む。上位装置10は、光ディスク装置20にDVD−RWディスク30に対する記録又は再生を命令する。上位装置10は、例えば、パーソナルコンピュータである。上位装置10と光ディスク装置20は同一筐体に収められていてもよい。このような形態は、例えば、光ディスクレコーダにおいて採用される。DVD−RWディスク30は、光ディスク装置20に装填される。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram of a recording / reproducing system including an embodiment of an optical disk recording apparatus according to the present invention. In the figure, the recording / reproducing system includes a
光ディスク装置20は、装置全体を制御するシステムコントローラ21と、片面2層DVD−RWディスク30への記録と再生を行う記録再生回路22と、記録再生回路22に接続されて光ビームの放射と反射ビームの受光を行う光ピックアップ23と、システムコントローラ21の制御プログラムが格納されたプログラムメモリ24と、DVD−RWディスク30へ記録及び再生するデータを一時的に保持するデータメモリ25と、それらの構成要素をつなぐ内部バス26と、上位装置10と内部バス26のインターフェイスを行うIF27と、記録状態検出回路28から構成される。記録再生回路22及び光ピックアップ23は、片面2層DVD−RWディスク30(複数の記録層を持った光ディスク)に試し書きや管理情報の記録を行う記録手段および光ディスクに記録された情報の再生手段として機能する。記録状態検出回路28は、試し書きを行った部分を再生する際に、記録状態の良否を判定する特性パラメータを算出するための測定を行う手段として機能する。記録状態検出回路28で測定した測定値は、内部バス26を介してシステムコントローラ21に送られ、システムコントローラ21は、プログラムメモリ24の内容に従って、測定値を用いた演算を行い、特性パラメータを算出し、その算出結果から記録条件を決定する。
The
片面2層DVD−RWディスク30は、相変化型の記録媒体であり、結晶相とアモルファス相を可逆的に変化させることで情報を記録する。実際の記録は、図2に示すように、光ビームをマルチパルス列の発光波形として行う。光ビームのドライブパルスは、記録データ(recording data、NRZIデータ)により変調されたパルスとなる。例えば、図に示す或るNRZIデータの期間において、図に示すようなドライブパルス(write pulse)が生成される。
The single-sided dual-layer DVD-
なお、図2において、「Pw」は書込パワーとしてのレベル、「Pe」は消去パワーとしてのレベル、「Pb」はボトムパワーとしてのレベルである。また、図2の「T」はチャネルクロック期間、「Ttop」、「Tmp」は書込パワーのパルス期間である。図2から分かるように、NRZIデータのローレベル期間には、消去パワーPeのドライブパワーが発生され、一方、NRZIデータのハイレベル期間には、書込パワーPw及びボトムパワーPbが交互に現れるパルスとなる。 In FIG. 2, “Pw” is a level as write power, “Pe” is a level as erase power, and “Pb” is a level as bottom power. Further, “T” in FIG. 2 is a channel clock period, and “Ttop” and “Tmp” are pulse periods of write power. As can be seen from FIG. 2, the drive power of the erase power Pe is generated during the low level period of the NRZI data, while the write power Pw and the bottom power Pb alternately appear during the high level period of the NRZI data. It becomes.
このように、NRZIデータのハイレベル期間には、レベルPwの書込パワーと、レベルPbのボトムパワーとが交互に出力されることによる加熱→冷却の急冷条件により、相変化型の記録媒体の記録層にアモルファス相が形成され(マーク形成区間)、NRZIデータのローレベル期間には、レベルPeの消去パワーによる加熱のみの徐冷条件により、相変化型の記録媒体の記録層に結晶相が形成される(マーク非形成区間)。 As described above, during the high level period of the NRZI data, the write power of the level Pw and the bottom power of the level Pb are alternately output, so that the condition of the phase change type recording medium is changed by the rapid cooling condition of heating → cooling. An amorphous phase is formed in the recording layer (mark formation section), and during the low level period of the NRZI data, a crystalline phase is formed in the recording layer of the phase change recording medium due to a slow cooling condition only by heating with the erase power of level Pe. Formed (unmarked section).
データ領域等では、記録済みの小領域に対しても同様の発光波形で記録を行う、ダイレクトオーバー記録が用いられる。一方、PCA領域では、一旦試し書きを行った小領域を所定の消去パワーでDC消去を行ってから、再度試し書きを行うことでOPC処理を行う手法が用いられる。ダイレクトオーバー記録では、最適記録パワーを正確に求められないことがあるからである。なお、データ領域にユーザーデータ等を記録する場合には、一層目記録層から記録を開始し、一層目記録層の記録終了後、二層目記録層への記録を開始する。二層目記録層への記録は一層目記録層の記録済み領域を記録用光ビームが通過するようにして行う。 In the data area or the like, direct over recording is used in which recording is performed on a recorded small area with a similar light emission waveform. On the other hand, in the PCA area, a technique is used in which OPC processing is performed by performing DC erasure with a predetermined erasing power after performing DC erasure on a small area once trial-written. This is because the optimum recording power may not be accurately obtained in direct over recording. When user data or the like is recorded in the data area, recording is started from the first recording layer, and recording to the second recording layer is started after recording of the first recording layer is completed. Recording on the second recording layer is performed such that the recording light beam passes through the recorded area of the first recording layer.
記録状態検出回路28の具体例を図3に示す。光ピックアップ23から出射される光ビームによりDVD−RWディスク30の記録信号を読み取った再生信号が、光ピックアップ23から記録再生回路22と記録状態検出回路28に出力される。記録状態検出回路28に入力されるのは、再生信号RFのうちのHF(High Frequency)信号である。HF信号は、図3のピークレベル検出回路43に入力される。ピークレベル検出回路43の出力は、A3である。ピークレベル検出回路43は、HF信号の+側のピークをアナログ処理により検出する。
A specific example of the recording
また、HF信号は、図3のハイパスフィルタ40で直流分がカットされて図4に示すような信号が得られる。ハイパスフィルタ40の出力はピークレベル検出回路41、ボトムレベル検出回路42に入力される。ピークレベル検出回路41、ボトムレベル検出回路42の出力はそれぞれA1、A2である。ピークレベル検出回路41、ボトムレベル検出回路42は、直流分がカットされたHF信号の+側のピーク、−側のピークをそれぞれアナログ処理により検出する。A1〜A3のデータは、システムコントローラ21に送られ、それらのデータA1〜A3を用いて、システムコントローラ21内で特性パラメータを得るための演算を行う。特性パラメータの1つがHF信号のアシンメトリの程度を示す値βである。βは、次の演算で求められる。
Further, the HF signal is cut by a high-
β =(A1+A2)÷(A1− A2) β = (A1 + A2) ÷ (A1-A2)
片面2層DVD-RWディスクでは、図11に示すように書き込みパワーと消去パワーの比率を一定にして記録した時のアシンメトリ特性は線形にならず、ジッタが最も低くなる最適記録パワー近傍で最大値を示す。書き込みパワーが低い時はアシンメトリが浅く、最適記録パワー近傍以上の高い記録パワーでもアシンメトリが浅くなる特性を示す。この特性から、アシンメトリあるいはβが最大値近傍になる記録パワーを最適パワーに設定する手法がある。さらにアシンメトリにより記録状態の良否の判定を行う別の手法としてβの特性から求められる次のパラメータΔβを用いる方法がある。 In a single-sided dual-layer DVD-RW disc, asymmetry characteristics are not linear when recording is performed with a fixed ratio of write power and erase power, as shown in FIG. 11, and the maximum value is near the optimum recording power at which jitter is lowest. Indicates. When the writing power is low, the asymmetry is shallow, and the asymmetry becomes shallow even with a high recording power near the optimum recording power. From this characteristic, there is a method for setting the recording power at which asymmetry or β is near the maximum value to the optimum power. Further, as another method for determining the quality of the recording state by asymmetry, there is a method using the following parameter Δβ obtained from the characteristic of β.
Δβ=(dβ/dPw)×(Pw/β)
すなわち、パラメータΔβはアシンメトリβの特性を微分したものである。
Δβは図11に示すように線形特性になるので、目標の記録パワーを求めることが容易である。
Δβ = (dβ / dPw) × (Pw / β)
That is, the parameter Δβ is obtained by differentiating the characteristics of asymmetry β.
Since Δβ has a linear characteristic as shown in FIG. 11, it is easy to obtain the target recording power.
HF信号の非対象性を表すパラメータのアシンメトリについては、上記β値の説明をもって省略するが同様な検出と効果が期待できる。このアシンメトリを検出する構成は、上記β値の検出構成と変調度の検出構成を用いることができる。つまりアシンメトリの値は上記信号A1と信号A2と信号A3を用いて下記のような式で算出される。 Although the asymmetry of the parameter representing the non-target property of the HF signal is omitted in the description of the β value, the same detection and effect can be expected. As the configuration for detecting this asymmetry, the β value detection configuration and the modulation degree detection configuration can be used. That is, the asymmetry value is calculated by the following equation using the signal A1, the signal A2, and the signal A3.
アシンメトリ = [(I14H+I14L)―(I3H+I3L)]/
2[(I14H−I14L)]
上記式の信号I14H、信号I14L、信号I3H、信号I3Lは下記の式で表される。
I14H=A3
I14L=A3−(A1−A2)
I3H=A3
I3L=A3−(A1−A2)
Asymmetry = [(I14H + I14L) − (I3H + I3L)] /
2 [(I14H-I14L)]
The signal I14H, the signal I14L, the signal I3H, and the signal I3L in the above equations are expressed by the following equations.
I14H = A3
I14L = A3- (A1-A2)
I3H = A3
I3L = A3- (A1-A2)
この検出をする場合、テスト記録の記録波形パターンを例えば3Tおよび14Tの単一パターンを一組として交互に出力しながら記録をOPC領域の所定のアドレスからの領域に行う。そして、上記同じアドレスからの領域にDC消去パワーを行うとき上記一組ごとに段階的にパワーを変えながら記録を行う。次に上記同じアドレスからの領域を再生して記録状態を検出するときには、3Tおよび14Tの書き込み領域に対応したタイミングでそれぞれのHF信号のレベルを再生して信号A1および信号A2および信号A3を検出すれば上記の計算を実現することができる。 When this detection is performed, recording is performed in a region from a predetermined address in the OPC region while alternately outputting a recording waveform pattern of test recording, for example, a single pattern of 3T and 14T as a set. When DC erasing power is applied to the area from the same address, recording is performed while changing the power step by step for each set. Next, when the area from the same address is reproduced to detect the recording state, the level of each HF signal is reproduced at the timing corresponding to the writing area of 3T and 14T to detect the signal A1, the signal A2, and the signal A3. Then, the above calculation can be realized.
他の特性パラメータの1つがHF信号の変調度を示す値mである。変調度mは、次の演算で求められる。
m =(A1−A2)÷A3
One of the other characteristic parameters is a value m indicating the modulation degree of the HF signal. The degree of modulation m is obtained by the following calculation.
m = (A1-A2) ÷ A3
変調度mは図5に示すように書込パワーPwに応じて変化する。一般に、書込パワーPwが低いときは、再生HF信号の振幅が小さいので変調度mは小さくなる。書込パワーPwが大きくなるにつれて、再生HF信号の振幅が大きくなるので変調度mは大きくなる。書込パワーPwがある程度大きくなると変調度mは飽和してくる。飽和し始めたあたりの書込パワーPwで記録したときが最も再生エラーが少ないので、そのときの書込パワー値を最適書込パワーPwoと判定することができる。 The modulation degree m changes according to the write power Pw as shown in FIG. In general, when the writing power Pw is low, the amplitude of the reproduced HF signal is small, so the modulation degree m is small. As the writing power Pw increases, the amplitude of the reproduced HF signal increases, so that the modulation degree m increases. When the write power Pw increases to some extent, the modulation degree m becomes saturated. Since there are few reproduction errors when recording is performed with the writing power Pw at the beginning of saturation, the writing power value at that time can be determined as the optimum writing power Pwo.
変調度により記録状態の良否の判定を行う別の手法として変調度mの特性から求められる次のパラメータγを用いる方法がある。
γ=(dm/dPw)×(Pw/m)
As another method for determining the quality of the recording state based on the modulation degree, there is a method using the following parameter γ obtained from the characteristic of the modulation degree m.
γ = (dm / dPw) × (Pw / m)
すなわち、パラメータγは変調度mの特性を微分したものである。γも、図5に示すように書込パワーPwとともに変化する。 That is, the parameter γ is obtained by differentiating the characteristic of the modulation degree m. γ also varies with the write power Pw as shown in FIG.
OPC領域をすべて使って空き領域が無くなったら、最適な消去パワーを連続してDCで発光(以降、DC消去と呼ぶ)させて試し書きで記録したマークを消すことで、再びOPCに使用できるようになる。OPC領域に全て記録したらDC消去を何度も繰り返すと、RW2層光ディスクの第1層の場合は、図13に示すように特にアシンメトリ値を表すβが記録回数1回から6回までの間で大きく変化する。これではβを指標に最適なパワーを求めることは困難であるが、図14に繰り返し記録回数に対するアシンメトリのパワー特性を示す。図14においてDOW0は初回の記録、DOW1はオーバーライト1回、DOW10はオーバーライト10回目を示す。記録回数によってアシンメトリの絶対値は変化するもののアシンメトリの最大値近傍の記録パワーは記録回数の影響が少ない。また、図15に示すように変調度を微分したγのパワー特性も記録回数の影響が少ないことが分かった。 When all the OPC area is used and there is no free area, the optimum erase power is continuously emitted with DC (hereinafter referred to as DC erase), and the mark recorded by trial writing is erased so that it can be used again for OPC. become. When all of the data is recorded in the OPC area and DC erasure is repeated many times, in the case of the first layer of the RW double-layer optical disc, as shown in FIG. 13, β representing the asymmetry value is between 1 to 6 recording times. It changes a lot. In this case, it is difficult to obtain the optimum power using β as an index, but FIG. 14 shows the power characteristics of asymmetry with respect to the number of repeated recordings. In FIG. 14, DOW0 indicates the first recording, DOW1 indicates the overwrite once, and DOW10 indicates the tenth overwrite. Although the absolute value of the asymmetry varies depending on the number of recordings, the recording power near the maximum value of the asymmetry is less affected by the number of recordings. Further, as shown in FIG. 15, it was found that the power characteristic of γ obtained by differentiating the modulation degree is less affected by the number of recordings.
本発明では、繰り返し記録回数の影響が少ないγ、及びβ最大値の特性を利用してOPCを実施する。試し書きは1回だけで、変調度とアシンメトリに係る値が同時に検出され、変調度からγを算出して書き込みパワーの決定に使用し、アシンメトリからβの最大値あるいはβの微分値を算出して消去パワーの決定に使用する。 In the present invention, OPC is performed using the characteristics of γ and β maximum values, which are less affected by the number of repeated recordings. The test writing is performed only once, and the value related to the modulation factor and asymmetry is detected at the same time. Γ is calculated from the modulation factor and used to determine the writing power, and the maximum value of β or the derivative value of β is calculated from the asymmetry. Used to determine the erase power.
図1に示す本発明の光ディスク記録装置の一実施の形態である光ディスク装置20は、プログラムメモリ24に格納されたプログラムに従い、以下説明する各実施例のいずれか一の実施例の動作を行う点に特徴がある。また、本発明の光情報記録媒体の一実施の形態であるDVD−RWディスク30は、以下説明する各実施例のいずれか一の実施例の動作を行うためのデータが予め記録されていること、及び/又は、データを格納するための領域が確保されていることに特徴がある。
The
図6は本発明になる光ディスク記録装置の実施例1の試し書き動作を説明するための、片面2層DVD−RWディスク30のR情報領域を示す。図6(A)は、新品の光ディスクのR情報領域の状況を示す。
FIG. 6 shows the R information area of the single-sided dual-layer DVD-
DVD−RWディスク30が光情報記録装置20に装填された時、または上位装置10から指示があった時等に、光情報記録装置20はOPC動作を行う。一層目記録層301のPCA領域311でOPCを行う時の動作を、図7〜図8のフローチャートを用いて説明する。
When the DVD-
(S1)OPCの動作を開始すると、まずDVD−RWディスク30の最新のRMDを読み取って、前回のOPC動作で使用した小領域の次の領域を求める。図6(A)の新品光ディスクの場合には、前回のOPCで使用した小領域は無いので、PCA領域311内の最初に使用する小領域、すなわちPCA領域311内の最外周の小領域を使用する。なお、小領域へのアクセスは、LPPとして記録されているアドレス情報を基に行う。
(S1) When the OPC operation is started, first, the latest RMD of the DVD-
次に、図9に示すように、書込パワーPwを10段階に変えて所定のテスト信号の試し書きを行う(S3)。
この時、図2の書込みパルスのボトムパワーPbについては所定の値で固定し、消去パワーPeについては書込パワーに対して所定の値εを乗じた値として、書込パワーとともに変化させる。εは、例えば0.5といった値になる。図9に示すように、書込パワーを振る範囲をOPCレンジ、このときの基準となる中心パワーをPdefと呼ぶ。OPCレンジは、Pdefに対して、例えば+40%、−30%の範囲で10段階で振る、あるいはPdefに対して+5mW、−4mWの範囲で1mWずつ振る、等の方法がある。尚、10段階である必要はなく、適当な段階数であれば良い。
Next, as shown in FIG. 9, the test power of the predetermined test signal is written by changing the write power Pw to 10 levels (S3).
At this time, the bottom power Pb of the write pulse in FIG. 2 is fixed at a predetermined value, and the erase power Pe is changed with the write power as a value obtained by multiplying the write power by a predetermined value ε. For example, ε has a value of 0.5. As shown in FIG. 9, the range in which the write power is applied is referred to as the OPC range, and the central power that is the reference at this time is referred to as Pdef. For the OPC range, there are methods such as shaking in 10 steps in the range of + 40% and -30% with respect to Pdef, or shaking in increments of 1 mW in the range of +5 mW and -4 mW with respect to Pdef. It should be noted that the number of steps is not necessarily 10 and may be an appropriate number of steps.
次に、試し書きした小領域を再生しながら(S4)、記録状態検出回路28で測定した値を用いてシステムコントローラ21で、書込パワーごとのγを算出する(S5)。算出したγの値が所定の設定値、γtargetに近い値となる書込パワーPtargetを決定する。さらに所定の係数ρをPtargetに乗じた値を最適書込パワーPwoとする(S6)。
Next, while reproducing the small area written by trial (S4), the
Pwo = ρ × Ptarget Pwo = ρ × Ptarget
γtargetは、例えば1.5、ρは、例えば1.22といった値になる。εやPdef、γtarget、ρ値は、光ディスク製造時にLPPやコントロールデータゾーンに予め記録された値を用いるようにしても良いし、あるいは光情報記録装置20内の不揮発メモリーに予め市販各光ディスク種別の測定結果を記憶しておいて、その値を用いるようにしても良い。
γtarget is 1.5, for example, and ρ is 1.22, for example. As the ε, Pdef, γtarget, and ρ values, values recorded in advance in the LPP or the control data zone at the time of manufacturing the optical disk may be used, or each optical disk type commercially available in the nonvolatile memory in the optical
尚、特許文献2では、書込パワーの最適値を求めるための特性パラメータとして、アシンメトリ値を用いても良い旨が記載されているが、片面2層DVD−RWディスクの一層目記録層の場合には変調度を利用する方が容易に良い特性を得ることができる。図10に、我々の研究で得られた、書き込みパワーPwとγ、βの値のグラフを示す。測定値から算出したγの値はOPCレンジ全域で曲線上にそろっている。従って、算出したγがγtargetの値に近い値となる書込みパワーPtargetを精度良く決定できる。
In
次に、消去パワーごとのβを算出する(S7)。さらにβの値を微分してΔβを算出して所定の設定値、Δβtargetに近い値となる消去パワーPeorを決定する(S8)。Δβtargetは、例えば0といった値になる。この値は、光ディスク製造時にLPPやコントロールデータゾーンに予め記録された値を用いるようにしても良いし、あるいは光情報記録装置20内の不揮発メモリーに予め市販各光ディスク種別の測定結果を記憶しておいて、その値を用いるようにしても良い。
Next, β for each erasing power is calculated (S7). Further, the value of β is differentiated to calculate Δβ to determine an erasing power Peor that is close to a predetermined set value, Δβtarget (S8). Δβtarget has a value of 0, for example. As this value, a value recorded in advance in the LPP or the control data zone at the time of manufacturing the optical disk may be used, or a measurement result of each commercially available optical disk type is stored in advance in a nonvolatile memory in the optical
OPC動作の終了前に、今回使用したPCA領域内の小領域のアドレス情報を、RMDに格納してRMAに記録する(S9)。アドレス情報としては、LPPとして記録されている値を用いる。 Before the end of the OPC operation, the address information of the small area in the PCA area used this time is stored in the RMD and recorded in the RMA (S9). As the address information, a value recorded as LPP is used.
尚、特許文献2では、消去パワーPeの最適値を求めるための特性パラメータとして、変調度を用いても良い旨が記載されているが、片面2層DVD−RWディスクの場合にはアシンメトリ値を利用する方が容易に良い特性を得ることができる。図11に、我々の研究で得られた、消去パワーPeとγ、βの値のグラフを示す。測定値から算出したΔβの値は直線上に載っており目標値が求めやすい。従って、算出したΔβの値が目標値Δβtargetに近い値となる消去パワーPeorを精度良く決定することができる。一方、測定値から算出したγの値は、Poに依存するので、γの値を用いてPeorを精度良く決定することが困難である。実験的にγの値を利用して最適消去パワーPeorを決定すると、最適値とずれてしまう場合が多かった。
In
図16〜図17は、εの値が適正値±10%にずれた状態でγ及びΔβに基づいて求めた時の、εが適正値に対する書き込みパワー及び消去パワーの誤差を比較した結果である。書き込みパワーはγを指標に求める変調度法の方がε標準値±10%で誤差が少ないが、Δβを指標に求めるアシンメトリ法ではε標準値−10%で誤差が大きくなっている。一方、消去パワーはΔβを指標に求めるアシンメトリ法の方がε標準値−10%で誤差が少ない。従って、書き込みパワーPwは変調度を用いて決定し、消去パワーPeはアシンメトリを用いて決定することにする。 FIG. 16 to FIG. 17 show the results of comparing the errors in the write power and the erase power with respect to the proper value when ε is obtained based on γ and Δβ in the state where the value of ε is shifted to the proper value ± 10%. . In the modulation power method using γ as an index, the writing power has a smaller error of ε standard value ± 10%, but in the asymmetry method using Δβ as an index, the error is larger at an ε standard value of −10%. On the other hand, the erasing power is asymptotically −10% in the asymmetry method using Δβ as an index, and there are few errors. Therefore, the writing power Pw is determined using the modulation degree, and the erasing power Pe is determined using asymmetry.
以上のようなOPC動作を何度も実行すると、図6(B)のようにPCA領域内で試し書きを行った小領域が増加してくる。尚、図6(B)の矢印61で示すように、一層目記録層のPCA領域311では、外周側の小領域からOPCに使用する。一方、二層目記録層のPCA領域321では、矢印62で示すように内周側の小領域からOPCに使用する。
When the OPC operation as described above is executed many times, the small area where trial writing has been performed in the PCA area increases as shown in FIG. 6B. As shown by an
さらにOPCの回数を重ねると、PCA領域の様子は図6(C)のようになる。図6(C)では、一層目記録層のPCA領域311の使用済み領域の最内周の半径位置とニ層目記録層のPCA領域321の使用済み領域の最外周の半径位置との距離が閾値Wth未満となっている。このような状態になると、PCA領域で新たに試し書きに使用出来る小領域がなくなることになるので、光情報記録装置20は、記録済みの小領域をDC消去する。これは、上位装置10の命令に基づいて行われる場合もあるし、命令がなくても光情報記録装置20が自動的に行う場合もある。ここで、一層目記録層のPCA領域311については、PCA領域311の最外周のアドレスSからアドレスAの位置まで試し書きに使用しており、このアドレスSとアドレスAの値を光ディスク装置20内のデータメモリに記憶しておく。
When the number of OPCs is further increased, the state of the PCA area becomes as shown in FIG. In FIG. 6C, the distance between the innermost radial position of the used area of the
DC消去の際には、光ビームの記録パワーを消去パワーに保って照射する。DC消去が終了した状態では、図6(A)と同様にPCA領域は未記録の状態になる。
次の一層目記録層のPCA領域311に対するOPC動作では、PCA領域311の最外周の小領域から再度使用する。
In DC erasing, irradiation is performed while maintaining the recording power of the light beam at the erasing power. In the state where the DC erasure is completed, the PCA area is in an unrecorded state as in FIG.
In the OPC operation for the
図6(D)は、以上のようにしてOPC動作を行っていき、再度、試し書きに使用出来る小領域がなくなった状態を示す。図6(D)の場合は、一層目記録層PCA領域311については、PCA領域311の最外周のアドレスSからアドレスBの位置の小領域までを試し書きに使用している。この状態からPCA領域をDC消去する。
FIG. 6D shows a state where the OPC operation is performed as described above, and there is no longer a small area that can be used for test writing. In the case of FIG. 6D, regarding the first recording
DC消去後に再度、一層目記録層のPCA領域311の最外周の小領域からOPCに使用していく
After the DC erasure, the small area on the outermost periphery of the
以上のように、本実施例では、書込パワーと消去パワーの比を一定にして、書き込みパワーを変化させてテスト用記録信号を書込み、その部分を再生して、目標とする変調度あるいは目標とするγに近い値が得られる書込パワーを求めて、その値からデータ領域への記録時の書込パワーを決定する。次に、目標とするアシンメトリー値に近い値が得られる消去パワーを求め、その値からデータ領域への記録時の消去パワーを決定することで、確実に最適な書込パワー、消去パワーを1回の試し書きで決定することが可能である。
書込パワーと消去パワーの決定順序は図8のように、消去パワーの決定後に書き込みパワーを決定することにしても構わない。
As described above, in this embodiment, the ratio of the write power and the erase power is made constant, the write power is changed, the test recording signal is written, the portion is reproduced, and the target modulation degree or target The write power for obtaining a value close to γ is obtained, and the write power at the time of recording in the data area is determined from the value. Next, an erasing power capable of obtaining a value close to the target asymmetry value is obtained, and the erasing power at the time of recording in the data area is determined based on the erasing power. It is possible to decide by trial writing.
As shown in FIG. 8, the order of determining the writing power and the erasing power may be determined after the erasing power is determined.
また、記録パルスの形状については、図2の形状を変形したものを用いても良い。 As for the shape of the recording pulse, a shape obtained by modifying the shape of FIG. 2 may be used.
なお、本発明は以上の実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、例えば、本発明が適用される記録媒体は、3層以上の記録層が積層された書き換え型光ディスクにも適用することができる。また、本発明は以上の実施の形態及び実施例の光情報記録装置の各構成をコンピュータにより実行させるコンピュータプログラムも含むものである。この場合、コンピュータプログラムは、記録媒体からコンピュータに取り込まれたものでも、通信ネットワークを介して配信されてコンピュータにダウンロードされるものでもよい。 The present invention is not limited to the above embodiments and examples. For example, the recording medium to which the present invention is applied is also applicable to a rewritable optical disc in which three or more recording layers are laminated. be able to. The present invention also includes a computer program that causes a computer to execute each configuration of the optical information recording apparatus according to the above-described embodiments and examples. In this case, the computer program may be taken into the computer from a recording medium, or may be distributed via a communication network and downloaded to the computer.
20 光ディスク装置(光ディスク記録装置)
21 システムコントローラ(制御手段)
22 記録再生回路(記録手段)
30 DVD−RWディスク(光ディスク)
301 一層目記録層(記録膜)
302 二層目記録層(記録膜)
203 光ビーム
Pw 書込パワー
Pe 消去パワー
Pb ボトムパワー
20 Optical disk device (optical disk recording device)
21 System controller (control means)
22 Recording / reproducing circuit (recording means)
30 DVD-RW disc (optical disc)
301 First recording layer (recording film)
302 Second recording layer (recording film)
203 Light beam Pw Write power Pe Erase power Pb Bottom power
Claims (3)
1回の試し書きにおいて、消去パワーと書込パワーとの比を所定値に固定して書込パワーを様々に変えてテスト信号を前記光ディスクに記録し、当該記録されたテスト信号を再生して、再生信号の変調度及びアシンメトリに係る値を同時に検出して、予め設定した値に近い変調度に係る値が得られるように書込パワーを決定すると共に、同時に、予め設定した値に近いアシンメトリに係る値が得られるように消去パワーを決定するステップと、
前記書込パワーと前記消去パワーの各決定した値の組み合わせで光ビームのパワーを制御して実記録を行うステップとを有することを特徴とする光ディスク記録方法。 Write power for forming a mark by changing the state of the recording film from the crystalline state to the amorphous state, erasing power for returning from the amorphous state to the crystalline state and erasing the old mark to form a mark non-forming section, and pulse division In the rewritable type optical disc recording method in which new information is written while erasing old information recorded on the optical disc using a light beam in which the bottom power of the divided pulse in the mark formation section by recording is set,
In one trial write, the test signal is recorded on the optical disc by changing the write power in various ways by fixing the ratio of the erase power and the write power to a predetermined value, and the recorded test signal is reproduced. In addition, by simultaneously detecting the modulation level and the asymmetry value of the reproduction signal, the writing power is determined so as to obtain a value related to the modulation level close to the preset value, and at the same time, the asymmetry close to the preset value. Determining an erasing power so as to obtain a value according to
And a step of performing actual recording by controlling the power of the light beam by a combination of the determined values of the writing power and the erasing power.
1回の試し書きにおいて、消去パワーと書込パワーとの比を所定値に固定して書込パワーを様々に変えてテスト信号を前記光ディスクに記録し、当該記録されたテスト信号を再生して、再生信号の変調度及びアシンメトリに係る値を同時に検出して、予め設定した値に近い変調度に係る値が得られるように書込パワーを決定すると共に、同時に、予め設定した値に近いアシンメトリに係る値が得られるように消去パワーを決定する手段と、
前記書込パワーと前記消去パワーの各決定した値の組み合わせで光ビームのパワーを制御して実記録を行う記録手段とを有することを特徴とする光ディスク記録装置。 Write power for forming a mark by changing the state of the recording film from the crystalline state to the amorphous state, erasing power for returning from the amorphous state to the crystalline state and erasing the old mark to form a mark non-forming section, and pulse division In a rewritable type optical disc recording apparatus in which new information is written while erasing old information recorded on the optical disc using a light beam in which the bottom power of the divided pulse in the mark formation section by recording is set,
In one trial write, the test signal is recorded on the optical disc by changing the write power in various ways by fixing the ratio of the erase power and the write power to a predetermined value, and the recorded test signal is reproduced. In addition, by simultaneously detecting the modulation level and the asymmetry value of the reproduction signal, the writing power is determined so as to obtain a value related to the modulation level close to the preset value, and at the same time, the asymmetry close to the preset value. Means for determining the erasing power so as to obtain a value according to
An optical disk recording apparatus comprising: a recording unit that performs actual recording by controlling a light beam power with a combination of the determined values of the writing power and the erasing power.
1回の試し書きにおいて、消去パワーと書込パワーとの比を適当な値に固定して書込パワーを様々に変えてテスト信号を前記光ディスクに記録し、当該記録されたテスト信号を再生して、再生信号の変調度及びアシンメトリに係る値を同時に検出して、予め設定した値に近い変調度に係る値が得られるように書込パワーを決定すると共に、同時に、予め設定した値に近いアシンメトリに係る値が得られるように消去パワーを決定するステップと、
前記書込パワーと前記消去パワーの各決定した値の組み合わせで光ビームのパワーを制御して実記録を行うステップとを有することを特徴とする光ディスク記録プログラム。 Write power for forming marks by changing the state of the recording film from the crystalline state to the amorphous state, erasing power for returning from the amorphous state to the crystalline state and erasing old marks to form a mark non-formation section, and pulse division Controls a recording means for performing a recording process of writing new information while erasing old information recorded on the optical disk using a light beam in which the bottom power of the divided pulse in the mark forming section by recording is set. A rewritable optical disc recording program for executing a control means,
In one trial write, the ratio of the erase power and the write power is fixed to an appropriate value, the write power is changed variously, the test signal is recorded on the optical disc, and the recorded test signal is reproduced. Then, the value related to the degree of modulation and asymmetry of the reproduction signal is detected at the same time, the writing power is determined so as to obtain a value related to the degree of modulation close to the preset value, and at the same time, close to the preset value Determining an erasing power so that a value relating to asymmetry is obtained;
An optical disc recording program comprising the step of performing actual recording by controlling the power of a light beam by a combination of the determined values of the writing power and the erasing power.
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