JP2007105327A - Rolled paper holder - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、トイレットペーパーなどのロールペーパーより、ペーパーの取出しを容易にするロールペーパー保持具に関する。 The present invention relates to a roll paper holder that facilitates removal of paper from roll paper such as toilet paper.
従来、ロールペーパーの代表的なものとしては、トイレットペーパーやキッチンペーパーが知られている。そして、このようなロールペーパーを保持するものとして、トイレットペーパーのホルダーが良く知られている。トイレットペーパーのホルダーには、ロールペーパーの上方を覆うカットプレートが設けられており、このカットプレートを一方の手でトイレットペーパーを引き出し、他方の手でカットプレートを抑えながら引き出した部分を切り取る。
しかしながら、従来のトイレットペーパーのホルダーは手が不自由な方にとっては使い勝手の悪いものであった。特に、トイレットペーパーの引き出し始めが見つけ難い場合がある。この場合、トイレットペーパーの下部を押したり引いたりすることにより、トイレットペーパーを回して引き出し始めを探すこととなる。しかし、この動作は手や指を怪我している場合にはもちろん、脳梗塞の後遺症などによる手の麻痺を起こしている場合にも、このような操作は困難となる。
トイレットペーパーのロールを回しやすくするものとして、トイレットペーパーを覆うプレートに開口を設け、上方よりトイレットペーパーを回転可能にしたものが知られている(特許文献1)。
However, conventional toilet paper holders are inconvenient for handicapped users. In particular, it may be difficult to find the beginning of the toilet paper drawer. In this case, by pushing or pulling the lower part of the toilet paper, the toilet paper is turned to search for the start of the drawing. However, this operation is difficult not only when the hand or finger is injured, but also when the hand is paralyzed due to the sequelae of cerebral infarction.
In order to make it easier to turn the roll of toilet paper, there is known one in which an opening is provided in a plate covering the toilet paper so that the toilet paper can be rotated from above (Patent Document 1).
従来、ロールペーパーホルダーにおいては、手に怪我などをしている場合には、ロールペーパーを容易に回動することは難しかった。そして、上記特許文献1に開示される技術においても、開口部より人差し指でロールペーパーを回動させる必要があり、手に怪我などをしている場合などには、操作が困難である。
Conventionally, in the roll paper holder, when the hand is injured, it is difficult to easily rotate the roll paper. In the technique disclosed in
本発明は、上記の課題を解決するために、以下のような解決手段をとる。
すなわち、請求項1に記載のごとく、ロールペーパーを回動自在に保持する支持部材と、ロールペーパー上部を覆う板状部材と、該支持部材と板状部材とを接続するフレームとを有するロールペーパー保持具において、板状部材が開口部を有し、ロールペーパーに該開口部を介して当接可能に構成され、板状部材に対してロールペーパーの回動可能方向に回動もしくは傾動可能に設けられた当接具を有するロールペーパー保持具を構成する。
In order to solve the above problems, the present invention takes the following solution.
That is, as described in
請求項2に記載のごとく、ロールペーパーを回動自在に保持する支持部材と、ロールペーパー上部を覆う板状部材と、該支持部材と板状部材とを接続するフレームとを有するロールペーパー保持具において、板状部材が開口溝を有し、該開口溝に沿って摺動可能であるとともに、板状部材に対して傾動可能であり、ロールペーパーに当接可能に設けた当接具を有するロールペーパー保持具を構成する。 A roll paper holder having a support member that rotatably holds the roll paper, a plate-like member that covers the upper portion of the roll paper, and a frame that connects the support member and the plate-like member. The plate-like member has an opening groove, is slidable along the opening groove, is tiltable with respect to the plate-like member, and has a contact tool provided so as to be able to contact the roll paper Constructs a roll paper holder.
請求項3に記載のごとく、ロールペーパーを回動自在に保持する支持部材と、ロールペーパー上部を覆う板状部材と、該支持部材と板状部材とを接続するフレームとを有するロールペーパー保持具において、該板状部材の先端部が、ロールペーパーに当接する摩擦部材を有するとともに、該摩擦部材が板状部材よりロールペーパー方向に延出した部材によりロールペーパー保持具を構成する。 A roll paper holder having a support member that rotatably holds the roll paper, a plate-like member that covers the upper portion of the roll paper, and a frame that connects the support member and the plate-like member. The tip of the plate-like member has a friction member that comes into contact with the roll paper, and the roll paper holder is constituted by a member in which the friction member extends in the roll paper direction from the plate-like member.
請求項1に記載のごとく、ロールペーパーホルダーを構成するので、手に不自由がある場合においても、容易にロールペーパーの取出しを行うことができる。また、ロールペーパーの取出し操作を簡便かつ直感的に行うことができる。
As described in
請求項2に記載のごとく、ロールペーパーホルダーを構成するので、引っ張り操作によりロールペーパー取出し操作を行うことができる。
Since the roll paper holder is configured as described in
請求項3に記載のごとく、ロールペーパーホルダーを構成するので、ロールペーパーの取り出しが容易となる。 Since the roll paper holder is configured as described in claim 3, the roll paper can be easily taken out.
本発明は、ロールペーパー上方における操作により、ロールペーパー特に、トイレットレットペーパーの回動操作および引き出し操作が容易なロールペーパーホルダーを構成する。 The present invention constitutes a roll paper holder that is easy to rotate and pull out toilet paper, particularly toilet paper, by operation above the roll paper.
まず、ロールペーパー保持具の実施例として、トイレットペーパーホルダーを用いて説明する。図1はペーパーホルダーの設置例を示す図であり、図2はペーパーホルダーの斜視図である。
図1に示すトイレには、便器1、ペーパーホルダー2が配設されている。便器1の側方もしくは斜め前方にはペーパーホルダー2が配設され、このペーパーホルダー2にロールペーパーであるトイレットペーパー4が保持されている。
ペーパーホルダー2は、使用者が便器1に座った状態でトイレットペーパー4の取り出しを行うことができる位置に配設される。
First, an example of a roll paper holder will be described using a toilet paper holder. FIG. 1 is a view showing an installation example of a paper holder, and FIG. 2 is a perspective view of the paper holder.
The toilet shown in FIG. 1 is provided with a
The
図1および図2に示すペーパーホルダー2にはペーパー駆動装置2bが設けられている。これは、トイレットペーパーの取出しを行うものであり、このペーパー駆動装置2bにより手を痛めた人でも、トイレットペーパー4の取り出しを容易にすることができる。
ペーパーホルダー2は、フレーム21と、支持アーム22と、カバープレート23とにより構成される。ここで、支持アーム22はトイレットペーパー4の支持部材であり、カバープレート23はトイレットペーパー4の上部を覆う板状部材である。
ペーパー駆動装置2bはカバープレート23上に設けられている。支持アーム22はフレーム21に垂直方向から水平方向まで傾動可能に取り付けられており、トイレットペーパーを下方より挿入して、支持アーム22によりトイレットペーパー4を保持可能にしている。カバープレート23は後端部においてフレーム21にトイレットペーパー4の軸方向と平行な回動軸により回動自在に取り付けられている。
The
The
The
ペーパー駆動装置2bはローラー25と支持部材24とにより構成されている。ローラー25はトイレットペーパーに当接可能な当接具である。ローラー25はカバープレート23に設けた開口23fに下部を挿入した状態で、支持部材24に回動自在に支持されている。支持部材24はカバープレート23の後端部に回動自在に取り付けられている。
ローラー25は支持部材24に支持され、トイレットペーパー4に当接した状態で回動可能となっている。そして、支持部材24がカバープレート23に対して回動可能となっているので、トイレットペーパー4の使用過程で径が小さくなった場合においても、ローラー25がトイレットペーパー4に十分当接可能となっている。
また、ローラー25の回りは凹凸形状が構成されており、ローラー25とトイレットペーパー4との間での滑りを抑制している。ローラー25の凹凸形状は、ローラー25に装着したラバーベルトにより構成されており、トイレットペーパー4を傷つけることなく確実に駆動することができる。
The
The
In addition, an uneven shape is formed around the
次に、ペーパーホルダーのより詳しい構造について説明する。
図3はペーパーホルダーの側面図であり、図4はカバープレートの回動状態とトイレットペーパーの駆動状態を示す図、図5はローラーのトイレットペーパーへの追従構成を示す図である。
ペーパーホルダー2において、フレーム21は後面を固定するものであり、ペーパーホルダー2を支持可能な支持部材や、壁などに固定することができる。フレーム21の前端部にアーム22が配設されており、このアーム22がトイレットペーパー4の芯内側に挿入されて、トイレットペーパー4を保持する。
フレーム21の上端部には支軸23bが取り付けられており、この支軸23bはトイレットペーパー4の芯方向に沿って配設されている。この支軸23bを介してカバープレート23がフレーム21に取り付けられる構成となっている。これにより、カバープレート23がフレーム21に対して回動自在に支持される。
カバープレート23上面には、支軸23bと平行に支軸24bが配設され、この支軸24bを介して、ローラー25を支持する支持部材24がカバープレート23に取り付けられる。これにより、支持部材24がカバープレート23に対して回動自在に支持される。
Next, a more detailed structure of the paper holder will be described.
FIG. 3 is a side view of the paper holder, FIG. 4 is a view showing a rotating state of the cover plate and a drive state of the toilet paper, and FIG. 5 is a view showing a follow-up configuration of the roller to the toilet paper.
In the
A
A
カバープレート23は側面視において、上に凸の略円弧状に構成されている。そして、カバープレート23の先端部がトイレットペーパー4の周面上部に当接するようになっている。
カバープレート23上に配設される支持部材24も、側面視において、カバープレート23に沿った円弧状に構成されている。支持部材24の全長は、カバープレート23よりも短く構成されており、支持部材24の後端部がカバープレート23の後部の中途部上に接続される。
The
The
支持部材24の先端部には支軸25bが配設されており、この支軸25bによりローラー25が回動自在に枢支される。ローラー25は自重により下方に移動可能であり、支持部材24はローラー25に応じて回動する。そして、ローラー25が自重によりトイレットペーパー4に押し付けられる。
これにより、ローラー25とトイレットペーパー4とが、簡便な構成で、確実に接触を確保できる。そして、カバープレート23には支持部材24の自重がかかるとともに、カバープレート23の先端部において、カバープレート23にかかる荷重の一部がトイレットペーパー4の周面にかかる。
A
Thereby, the
カバープレート23は支持部材24とともに、上方に回動可能となっている。そして、支持部材24はカバープレート23よりも後方に回動可能となっている。
これにより、ペーパーホルダー2は、従来のペーパーホルダーと同様な使い勝手を維持することができる構成となっている。従来のトイレットペーパーホルダーと同様に、トイレットペーパー4の芯を上方に持ち上げることにより、芯を取り外し、新しいトイレットペーパーをペーパーホルダー2の下方より挿入することで、トイレットペーパーの取り替えを従来と同様に行うことができる。なお、支持アーム22は、他の一般的なトイレットペーパーの支持構成を流用することができる。
The
Thereby, the
図4に示すように、ペーパーホルダー2にトイレットペーパー4を取り付け、カバープレート23を下ろし、ローラー25をトイレットペーパー4に接した状態で、ローラー25を前後方向(図4において紙面左右方向)に回すことにより、トイレットペーパー4がローラー25に駆動され、前後方向に回動する。
ローラー25の上部を後方向に回動すると、トイレットペーパー4の上部前方に回動される。そして、ローラー25の上部を前方向に回動すると、トイレットペーパー4の上部前方に回動される。このように、ローラー25を回すことにより、トイレットペーパー4を回動させて、トイレットペーパーの引き出し部を、簡単に探すことができる。また、ローラー25とトイレットペーパー4間にはすべりが無いので、ローラー25の回動に応じて、確実にトイレットペーパー4を引き出すことができる。
また、ローラー25がカバープレート23上において突出した状態で配設されるので、ローラー25の操作が容易であり、ローラー25が直接トイレットペーパー4に接している状態をカバープレート23の開口部23fより目視可能であるため、ローラー25の直感的な操作を行うことができる。
As shown in FIG. 4, the
When the upper part of the
Further, since the
次に、ローラー25のトイレットペーパー4への追従機構について説明する。
ローラー25はカバープレート23上に構成され、図5に示すごとく、カバープレート23の位置はカバープレート23の先端部がトイレットペーパー4と接触することにより決定される。このため、トイレットペーパー4の径が小さくなる場合においても、カバープレート23の先端部は下方に回動することにより、トイレットペーパー4との接触を維持する。
そして、支持部材24はカバープレート23に回動自在に取り付けられており、この支持部材24の前部にローラー25が取り付けられている。このため、ローラー25もカバープレート23とともに、トイレットペーパー4の径に応じて下方に移動することとなる。そして、トイレットペーパー4の径が小さくなっても接触を維持することができる。そして、トイレットペーパーの径の大小に関係なく、トイレットペーパー4を常に駆動することができる。
Next, the following mechanism for the
The
The
次に、カバープレート23の先端部におけるペーパー引出し部の挙動について説明する。
図6はカバープレート先端部におけるペーパー引出し部の挙動を示す図である。
トイレットペーパー4を駆動装置2bにより前方に回動させることにより、トイレットペーパーの引き出し部を浮かせて、容易に見つけることができる。
図6(a)に示すように、トイレットペーパー4の引出し部となる先端4bがカバープレート23の下に位置する状態から、ローラー25によりトイレットペーパー4のロールの上部を前側に駆動する。すると、図6(b)に示すように、先端部4bはカバープレート23の先端部を下にもぐりこんだ後に、カバープレート23より現れる。
カバープレート23の先端部には、カバープレート23および支持部材24の荷重がかかっており、トイレットペーパー4の先端部4bはカバープレート23の下方を通過する際に、移動方向と反対向きの抵抗力を受ける。
この抵抗力はトイレットペーパー4の層方向に沿って発生し、外側が強く、内側が弱くはたらく。さらに、トイレットペーパー4の先端部4bはカバープレート23の先端部を通過する過程で、荷重により内側に変形した後に開放される。これらの影響により、図6(c)に示すように、カバープレート23を介したトイレットペーパー4の先端部4bはトイレットペーパー4より剥離して若干浮くこととなる。
このように、ローラー25の駆動により、トイレットペーパー4の先端部4bが引き出し方向にカバープレート23の先端部を介して取り出されるので、カバープレート23との摩擦などにより先端部4bを浮かせることができ、トイレットペーパー4の引き出し始めを容易に見つけることができる。
すなわち、このペーパーホルダー2を用いることにより、トイレットペーパー4の駆動が容易となるとともに、トイレットペーパー4の先端部4bを取り出しやすい状態にすることができる。
さらに、カバープレート23にトイレットペーパー4との接触抵抗を増大させる部材を取付けることにより、先端部4bのロールからの剥離効果をより顕著に発生させて、トイレットペーパー4の引き出しをより容易に行うことができる。例えば、カバープレート23の先端部下面に摩擦部材を取付けたり、カバープレート23をトイレットペーパー4に付勢する弾性部材を取付けたりすることが可能である。
Next, the behavior of the paper drawer at the tip of the
FIG. 6 is a diagram illustrating the behavior of the paper drawer at the front end of the cover plate.
By rotating the
As shown in FIG. 6A, the upper part of the roll of the
The load of the
This resistance force is generated along the layer direction of the
As described above, since the
That is, by using the
Furthermore, by attaching a member that increases the contact resistance with the
次に、ロールペーパーの保持具における駆動装置の他の構成について説明する。
図7は実施例2のロールペーパー保持具を示す斜視図、図8は実施例2の駆動装置を示す側面図、図9はエッジによるロールペーパー表面への当接状態を示す図、図10はエッジによるトイレットペーパー先端部の引き出し構成を示す模式図である。
実施例2において、ペーパーホルダー2のカバープレート23には、駆動装置26が配設されている。駆動装置26はカバープレート23の上面側に突出している上部26bと、カバープレート23の下面側に位置する下部26cと、下部26cの後端に接続するバネ26dとにより構成される。そして、駆動装置26の上部26bと下部26cは、カバープレート23に設けた開口溝23cを介して接続し、一体的に構成される。
Next, another configuration of the driving device in the roll paper holder will be described.
7 is a perspective view showing the roll paper holder of Example 2, FIG. 8 is a side view showing the driving device of Example 2, FIG. 9 is a diagram showing a contact state of the roll paper surface with the edge, and FIG. It is a schematic diagram which shows the drawer structure of the toilet paper front-end | tip part by an edge.
In the second embodiment, a driving
カバープレート23の先端部下面には、エッジ23dが設けられている。エッジ23dはカバープレート23に取付けられ、トイレットペーパー4の表層に駆動方向と逆の抵抗力をあたえるものであり、この抵抗力によりトイレットペーパー4の先端部と引き出しやすくする。エッジ23dは側面視において、下方に突出した三角形状の突起が複数個連なった形状となっている。図8および図9においてエッジ23dは、連なった三角形の頂点部分を下方に向けて配設した形状になっており、トイレットペーパー4の前方への回動時には抵抗が少なく、後方への回動時には抵抗が大きくなるように構成されている。
エッジ23dはカバープレート23の下面側にトイレットペーパー4に向けて突出した突起部材により構成することができるものである。エッジ23dとなる突起部材はカバープレート23の前端部において連続的に、もしくは断続的に構成することも可能である。
なお、図8および図9に示す構成において、エッジ23dは、側面視三角形状の突起がカバープレート23の前後方向に三つ連なって配設されている。
このエッジ23dによりトイレットペーパー4の前方方向への回動がしやすく、後方への回動がしにくくなっている。さらに、エッジ23dがトイレットペーパー4の表層面に接触して、摩擦抵抗を与えやすくなっている。これにより、エッジ23dを通過したトイレットペーパー4の引き出し部は、トイレットペーパー4の表層面より浮き、取り出しやすくなる。
An
The
In the configuration shown in FIGS. 8 and 9, the
This
そして、カバープレート23の内側に先端から後方に一定幅でエッジ23dを構成するので、トイレットペーパー4の径が変化する場合においても、エッジ23dを確実にトイレットペーパー4の表面に当接させることができる。
図9に示すように、トイレットペーパー4の径が大きい場合において、エッジ23dはトイレットペーパー4の表面に当接可能であり、トイレットペーパー4の径が小さくなる場合においても、当接可能である。
さらに、トイレットペーパー4の径が小さくなると、トイレットペーパー4の重量が小さくなり、カバープレート23の重みにより、トイレットペーパー4が内側に移動する。しかし、カバープレート23の内側にエッジ23dを設けているので、この場合においても、エッジ23dによりトイレットペーパー4の表面を捉えることができる。
Since the
As shown in FIG. 9, when the diameter of the
Further, when the diameter of the
図10に示すように、エッジ23dは、トイレットペーパーの先端部を取り出す場合においても、効果を発揮する。エッジ23dは複数の突起部をもっているので、トイレットペーパー4の表面に部分的に抵抗力を与えることができる。そして、これによりトイレットペーパー4の先端部4bを引き出しやすくできる。
複数の突起を設けることにより、トイレットペーパー4との接触面積を大きくとり、一箇所にかかる荷重を小さくしながら、回転方向に対する抵抗力を向上できる。そして、エッジ23dの段付きの形状により、先端部4bがさらにトイレットペーパー4の表層よりはがれやすくなる。
図10(a)に示すように、エッジ23dの下に先端部4bが導入されると、図10(b)に示すように、エッジ23dの段付き形状により、先端部4bにしわなどが発生し、トイレットペーパー4の表層からはがれやすい状態となる。そして、図10(c)に示すように、エッジ23dを過ぎると、エッジ23dの接触による抵抗力で駆動方向と反対側に引き寄せられ、先端部4bがトイレットペーパー4の表層から剥離する。これにより、先端部4bを取り出しやすくなる。
また、エッジ23dの接触により、駆動方向とは逆に抵抗力を発生させるので、トイレットペーパー4のブレーキとしても作用し、トイレットペーパー4が過剰に回るのを抑制することができる。
As shown in FIG. 10, the
By providing a plurality of protrusions, the contact area with the
As shown in FIG. 10A, when the
Further, the contact force of the
図11は摩擦部材の他の構成を示す図である。
図11において、(a)および(b)は側面断面形状が1つの三角形状に構成された摩擦部材231を示す。摩擦部材231はカバープレート23の前部下側面に取り付けられており、摩擦部材231のトイレットペーパー4との当接部において、手前側面の角度が立っており、奥側面の角度が寝た形状となっている。これにより、トイレットペーパー4の後側への回動に比べ、前側への回動を容易に構成している。
図11において、(c)は丸みを帯びた一側面を有する棒状部材により構成される摩擦部材232を示す。摩擦部材232はカバープレート23の下面よりトイレットペーパー4に向けて突出した形状となっており、トイレットペーパー4に向いた側面が丸みを帯びている。カバープレート23は奥側(後端側)において回動可能に支持されており、摩擦部材232を前部に設けているので、摩擦部材232が当接するトイレットペーパー4を前側への回動より、後側への回動がし難くなる構成となっている。
図11において、(d)は前斜め下方に延出した弾性部材を有する摩擦部材233を示す。摩擦部材233には前斜め下方に延出した弾性部材が設けられており、この弾性部材により、トイレットペーパー4を前側への回動より、後側への回動がし難くなる構成となっている。また、弾性部材が変形可能に構成されているので、トイレットペーパー4に過剰な力が加わるのを抑制できる。
図11において、(e)はトイレットペーパー4との接触部において、トイレットペーパー4に対して前斜め下方に針状体を延出した摩擦部材234を示す。摩擦部材234はブラシにより構成されており、この摩擦部材234により、トイレットペーパー4を前側への回動より、後側への回動がし難くなる構成となっている。
図11において、(f)はトイレットペーパー4に向けて延出した摩擦部材235を示す。摩擦部材235はゴムベラにより構成されており、この摩擦部材235により、トイレットペーパー4を前側への回動より、後側への回動がし難くなる構成としている。また、弾性部材が変形可能に構成されているので、トイレットペーパー4に過剰な力が加わるのを抑制できる。
FIG. 11 is a diagram showing another configuration of the friction member.
In FIG. 11, (a) and (b) show a
In FIG. 11, (c) shows the
In FIG. 11, (d) shows the
In FIG. 11, (e) shows the
In FIG. 11, (f) shows the
次に、図12を用いて、駆動装置26の動作について説明する。図12は駆動装置によるトイレットペーパーの駆動構成を示す図である。
駆動装置26の下部26cは、前部がカバープレート23の下面形状に沿った形状となっており、後部が斜下方に延出している。これにより、駆動装置26は前方に傾動して、前部を下方に向けることができる構成となっている。さらに、駆動装置26は傾動した状態で、開口溝23cに沿って摺動可能となっている。
これにより、図12(a)に示すように、駆動装置26が自然状態で、開口溝23cの後端に位置している状態より、駆動装置26を手前に引くと、図12(b)に示すように、駆動装置26が傾き、下部の前端部をトイレットペーパー4に当接させた状態となる。そして、図12(c)に示すように、駆動装置26を前方に摺動させると、トイレットペーパー4を前側に回動させることができる。この動作は駆動装置26の上部に構成したつまみを引くことにより、自然に行えるものとなっている。
Next, the operation of the driving
The
As a result, as shown in FIG. 12A, when the driving
そして、駆動装置26を放すと、図12(d)に示すように、駆動装置26はバネ26dにより開口溝23cの後位置に戻る。バネ26dが駆動装置26の後下方に延出した部分に接続しているので、バネ26dの復元力により、駆動装置26の前端が上方に位置した状態(下部の先端部がカバープレート23の下面に当接した状態)で後方に移動する。このため、駆動装置26が後方に移動する場合には、先端がトイレットペーパー4に接触しておらず、トイレットペーパー4を後方に向けて回動させることがない。
When the driving
このように駆動装置26を手前に引くことにより、トイレットペーパー4を前方に向けて回動させることができる。さらに、駆動装置26を引く動作によりトイレットペーパー4が回り、駆動装置26を引く時の力の一部がカバープレート23の先端に荷重をかけるので、カバープレート23の先端部の下を通過したトイレットペーパー4の先端部はトイレットペーパー4の周面より浮いて、引き出しやすくなる。
Thus, the
次に、ロールペーパーの保持具におけるローラー支持の他の構成について説明する。
図13は実施例3のロールペーパー保持具を示す図であり、図13(a)は側面図、図13(b)は正面図である。
図13において、トイレットペーパーを駆動するローラー25がアーム24cにより回動自在に支持されている。アーム24cは先端においてローラー25を支持し、後端において支持部材24dに回動自在に支持されている。支持部材24dはカバープレート23上の後部に設けられている。これにより、容易な構成で、ローラー25の支持を行うことができる。
Next, another configuration of the roller support in the roll paper holder will be described.
13A and 13B are diagrams showing a roll paper holder according to Example 3, in which FIG. 13A is a side view and FIG. 13B is a front view.
In FIG. 13, a
次に、ローラーを筒状に構成し、カバープレート23により支持する構成について説明する。
図14はローラーを筒状に構成したロールペーパーの保持具を示す図であり、図14(a)は側面図、図14(b)は斜視図である。
ローラー25は筒状に構成され、中央部が空洞となっている。ここに、カバープレート23の開口部23fに横架される支持部材23hが設けられており、支持部材23hにはカラー25dが装着されている。そして、カラー25dの外側にローラー25が配設され、ローラー25の内面カラー25dが当接する。
これにより、カバープレート23がローラー25の支持部材を兼ねるので、ロールペーパーの保持具をコンパクトに構成できる。
Next, a configuration in which the roller is formed in a cylindrical shape and supported by the
14A and 14B are diagrams showing a roll paper holder in which a roller is configured in a cylindrical shape, in which FIG. 14A is a side view and FIG. 14B is a perspective view.
The
Thereby, since the
次に、ロールペーパー保持具を卓上に用いる構成について説明する。
図15は自立式ロールペーパー保持具の構成を示す斜視図である。
実施例4において、ロールペーパー保持具200のフレーム201はトイレットペーパー4よりも十分に下方に延長され、このフレーム201の下部には前方に向けて延出された脚202が接続されている。ロールペーパー保持具200のフレーム201をこのように構成することにより、ローラー25を用いてトイレットペーパー4の取り出しが容易となったロールペーパー保持具を卓上などに置くことができる。
Next, the structure which uses a roll paper holder for a desktop is demonstrated.
FIG. 15 is a perspective view showing a configuration of a self-supporting roll paper holder.
In the fourth embodiment, the
2 ペーパーホルダー
2b 駆動装置
4 トイレットペーパー
21 フレーム
22 支持アーム
23 カバープレート
23f 開口部
24 支持プレート
25 ローラー
2
Claims (3)
ロールペーパー上部を覆う板状部材と、
該支持部材と板状部材とを接続するフレームとを有するロールペーパー保持具において、
板状部材が開口部を有し、
ロールペーパーに該開口部を介して当接可能に構成され、
板状部材に対してロールペーパーの回動可能方向に回動もしくは傾動可能に設けられた当接具を有することを特徴とするロールペーパー保持具。 A support member that rotatably holds the roll paper;
A plate-like member covering the top of the roll paper;
In a roll paper holder having a frame connecting the support member and the plate-like member,
The plate-like member has an opening,
It is configured to be able to contact the roll paper through the opening,
A roll paper holder having a contact tool provided so as to be rotatable or tiltable in a direction in which the roll paper can be rotated with respect to the plate-like member.
ロールペーパー上部を覆う板状部材と、
該支持部材と板状部材とを接続するフレームとを有するロールペーパー保持具において、
板状部材が開口溝を有し、
該開口溝に沿って摺動可能であるとともに、板状部材に対して傾動可能であり、
ロールペーパーに当接可能に設けた当接具を有することを特徴とするロールペーパー保持具。 A support member that rotatably holds the roll paper;
A plate-like member covering the top of the roll paper;
In a roll paper holder having a frame connecting the support member and the plate-like member,
The plate-like member has an opening groove;
It is slidable along the opening groove and can be tilted with respect to the plate-like member,
A roll paper holder having a contact tool provided so as to be able to contact the roll paper.
ロールペーパー上部を覆う板状部材と、
該支持部材と板状部材とを接続するフレームとを有するロールペーパー保持具において、
該板状部材の先端部が、ロールペーパーに当接する摩擦部材を有するとともに、
該摩擦部材が板状部材よりロールペーパー方向に延出した部材により構成されていることを特徴とするロールペーパー保持具。
A support member that rotatably holds the roll paper;
A plate-like member covering the top of the roll paper;
In a roll paper holder having a frame connecting the support member and the plate-like member,
The front end of the plate-like member has a friction member that comes into contact with the roll paper,
A roll paper holder, wherein the friction member is constituted by a member extending in a roll paper direction from a plate-like member.
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JP2004344461A (en) * | 2003-05-23 | 2004-12-09 | Yukio Tokumoto | Toilet roll paper holder |
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KR101641094B1 (en) * | 2014-03-04 | 2016-07-20 | 동명대학교산학협력단 | Toilet roll case |
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